JPH06500977A - 排液チャネルを有する貯溜ドラム管 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 排液チャネルを有する貯溜ドラム管 区粟上旦豆工立互 本発明は概して、液体貯溜コンテナ、特に、５５ガロンドラム管に関する。

髪五旦宣ｌ 工業用化学薬品は、５５ガロンの鋼鉄製ドラム管に貯溜されていることが多く、 上記ドラム管は、全体的に密封され、ドラム管の一端の蓋に設けられた小さな栓 口を介して浸入可能である。ドラム管の側面は、通常部分的に波形をなし、それ によりドラム管の壁面を強化し、且つ、剛性を供給するようになっている。使用 中は、ドラム管を垂直位置にした状態で、ホースまたはポンプが栓口を介してド ラム管内に挿入される。ドラム管の含有量の大部分が−Ｈポンプで汲み出される と、ポンプは除去され、ドラム管内の残留液の一部は流出される。また、ドラム 管の栓口にバルブを取り付け、その後ドラム管を水平位置に設置し、主に重力に よって排液することも可能である。

ドラム管の蓋の構造、およびドラム管の蓋の端部から約１゜７５インチの位置に ある栓口のために、ドラム管から完全に排液することはほとんど不可能である。

ドラム管が酸性または他の有害な液体で充満している場合は、ドラム管内の含有 物の慎重な排液は省かれることが頻繁にあり、または行われても性急に行われる ことが多い。

実際、ドラム管内部に２リットル以上の液体を残すことは頻繁にある。「空の」 　ドラム管は、多くの場合、埋立地に運ばれ粉砕される。この−見少童の液体を 、毎日全米の埋立地に廃棄される多量のドラム管の数で掛けてみると、不完全な 排液によって引き起こされる問題の大きさが理解できる。硫酸、殺虫剤、および 他の化学薬品などの有害な液体を含むドラム管から、ドラム管が埋立地に到着す る前に適切に排液することにより、最終的に生活環境に残留する有害な廃棄物質 の量が大幅に減少する。

現在、世界中の人々が、環境の安全性という問題に新たな関心を示している。企 業は、その方針がいかに環境に影響を与えているかを広告さえしている。これま で５５ガロンドラム管が、より完全な排液を可能にするように再設計されなかっ たことに対して考えられる理由は、現行のドラム管の寸法が工業規格であり、ド ラム管の現行の形が非常に剛性のコンテナを作り出しているということである。

コンテナの強度を減少することなく、ドラム管の形を変更する設計があったなら 、それが如何なるものであっても、ドラム管の輸送、貯蔵、および処理法に広く 影響を与えたと考えられる。理想的な解決とは、ドラム管の外形寸法を変更する ことな（、容易でほぼ完全なドラム管からの排液を供給するものである。

λ豆旦斐１ 本発明は、外形寸法もドラム管の含有量も変更しないが、ドラム管含宵物のより 完全な排液を可能にする、新規なドラム管の構成を提供する。これは、底面パネ ルの形を、下部の排液層領域に向けて下方に傾斜するようにすることによって達 成される。下部の排液層領域は、栓口の下部且つ反対側に位置され、栓口は上面 パネルの片側面近傍に位置される。ポンプの管が栓口を介して排液層に挿入され た状態でドラム管が垂直位置にある時、ドラム管の含有物のほとんど全部がポン プにより流出され得る。ポンプが除去された後ドラム管内部に残留する如何なる 液体も、排液層の容量により収容される。

チャネルは、製造工程において、ドラム管内部の、排液層と栓口との間に取り付 けられる。ドラム管を、排液層、チャネル、および栓口が設けられている側が下 になるように傾斜させることにより、排液層領域に残留する液体の大部分は、チ ャネルおよび栓口を介してドラム管の外部に流出する。

従って、本発明の目的は、ドラム管の外形寸法を変更することを必要としない、 改良された貯溜ドラム管排液装置を提供することにある。

本発明の他の目的は、排液後、Ｗ卓型５５ガロンドラム管内部に約１００　ｍｌ を超える量の液体が残留しないように、ドラム管の含有物の排液を可能にする、 改良された貯溜ドラム管排液装置を提供することにある。

本発明の他の目的、特徴、および利点は、添付の図面と共に本明細書を読み、理 解することにより明かになる。

の　な！　ａ 図１は、本発明の好適な実施態様の、３／４切欠図である。

図２は、図１の好適な実施態様から上面パネルを一部除去した図である。

図３は、図１のドラム管の実施態様の、３−３線による断面図である。

図４は、図１のドラム管の実施態様の、４−４線による断面図である。

図５は、図１のドラム管の内部から、栓口近傍の上面パネルを見た、部分平面図 である。

な　の−　なＵ 複数の図面において、同一の構成要素には同一のツ照符号を付すが、より詳細に 図面を参照すると、図１−４は、本発明による、外壁部１１．上面パネル１６お よび底面パネル１０を含む、ドラム管９の好適な実施態様を示す。栓口１４は、 上面パネル１６を介しての、ドラム管内部への浸入路を供給し、ドラム管の外壁 １１から距離”ａ″の位置にある。距離″ａ″は、栓口１４の内径から外壁１１ （図３および５参照）の内径を測定した場合の最短距離である。この測定距離” ａ”の、特定の実施態様における重要性を以下に記載する。

底面パネル１０は、平坦部１９および排液層１２により形成される。ドラム管９ が垂直位置（図３）にある場合、排液層１２は、底面パネルｌＯ内のポケットま たは凹部のように見える。平坦部１９は、すべての端部から排液層１２の方向に 下方に傾斜し、液体を排液層に同ける、ある種の通流路を供給している。排液層 １２は、栓口１４に対して垂直に整合している（図３に示す）。

好適な実施態様においては、チャネル２１が、ドラム管９内部において、ドラム 管の外壁１１の一部に沿って形成され、チャネルの側面パネル１３および２枚の 立壁１７ａ、１７ｂにより構成されている。好適な実施態様においては、２枚の 立壁１７ａ、１７ｂは、外壁１１と底面パネル１０との交差部において排液層１ ２のいずれかの側から、チャネルの側面パネル１３の端部に沿って延びるが、上 面パネル１６とは実際に交差しない。好適な実施態様においては、立壁１７ａ１ １７１）の上端には、溝１５がある。別の、本発明の範囲ではあるが、あまり好 適でない実施態様においては、溝１５が除去され、上方に傾斜して部分的に栓口 １４回りを回るチャネルが設けられる。溝１５は、ドラム管の底面１０側端部が 図１の水平位置から持ち上げられた時に、チャネル外のいかなる液体をもが立壁 回りに流出し、栓口１４を介して外に流出することを可能にする。

好適な実施態様においては、チャネルの側面パネル１３および２枚の立壁１７ａ 、１７ｂは、１枚の金属片から形成され、チャネルの側面パネルは、外壁部１１ の曲率に適合する曲率を有する金属片から形成されている。好適な実施態様の製 造工程において、上面パネル１６および底面パネル１０が取り付けられる前に、 チャネルの側面パネル１３が外壁部１１内部に挿入される。底面パネル１０およ び上面パネル１６の取り付けの間に、チャネルの側面パネル１３は、上面パネル と外壁部１１との間、および底面パネルと外壁部１１との間において、屈曲され る。これにより、外壁部１１とチャネルの側面パネル１３との間に小さな隙間が 形成されるが、この隙間は、典型的には、無視できない量の液体が貯溜しないほ ど小さい。他の実施態様においては、外！！！１１、上面パネル１６、底面パネ ルＩＯ１およびチャネル２１を含むドラム管９は、製造工程において、成形プラ スチックにより１個の固体に形成される。更に別の実施態様においては、立壁１ ７ａ、１７ｂは各々、別々に形成され、外壁１１の内表面に取り付けられる。こ の外壁の内表面がチャネル２１の「側面パネル」となる。

ｆ１１５５ガロンドラム管が垂直位置（図３参照）においてポンプ（図示しない ）と共に使用される場合、ポンプの管（図示しない）が栓口１４を介して挿入さ れ、排液層１２まで下方に延びる。ポンプは、この位置において、ポンプの管に より、液体の大部分を流出し得る。しかし様々な理由のために、ポンプの管が除 去された後、一部分の液体は、排液層の中に残留する（傾斜する平坦部１９によ り方向づけられる）：ポンプの管がドラム管の底からある距離以内の位置までの み延びているか、または、ポンプの管の含有物が、ポンプの管が液体のレベルよ り上に引き上げられた時にドラム管に逆流する。これらの理由のうち第１の理由 は、はとんど排除される。なぜなら、排液層１２の底の設定深度にある液体は、 これよりはるかに大きい領域を有するドラム管全体の底の同一の設定深度におい て底金体に広がる液体よりもはるかに少量だからである。この場合、ドラム管は 、右側（図３において）に傾斜され、排液層１２内の液体が、立壁１７ａと１７ ｂとの間においてチャネルの側面パネル１３上に流出するようにする。ドラム管 が一旦水平位置になると、液体の大部分はチャネル内に含まれ、ドラム管の底部 １０を上げると、チャネル内の液体の大部分は栓口１４を介してドラム管の外に 流出する。

本発明は上記した実施態様から明かなように広範囲なものであるが、少なくとも 本発明のいくつかの実施態様は、栓口１４の位置の重要性についての、より特定 された発明に関する。　Ａｍｅｒｉｃａｎ　５ｔａｎｄａｒｄ　Ａｓ５ｏｃｉａ ｔｉｏｎ、　Ｉｎｃ、　（米国規格協会）の仕様に準じて製造された標準型５５ ガロンドラム管は、１８ゲージの鋼鉄により形成され、以下の標準寸法を有する ：約２２．５インチの内径を有する外壁１１．３４．３フインチと３６インチと の間の高さく貯溜キャビティ内部ではなく外部を測定）を有する外壁１１、およ び約２インチの内径を有する栓口。

従来技術のドラム管の場合は、ドラム管を上記のように傾斜させることによって 約１５００　ｍｌより多量の液体を流出することは非常に困難である。なぜなら 、標準型ドラム管の栓口は、外壁１１の内表面から約１．７５インチ（距＊”　 ａ″）離れた位置にあり、一部の排液は、栓口とドラム管の端部との間にはまり 込むからである。標準寸法の圧延鋼鉄製５５ガロンドラム管と共に使用すべき、 本発明の特定の好適な実施態様においては、栓口１４が３／４インチの距離ｎａ ｎの位置にある。

多くの場合、栓口１４の位置が設計上の選択事項であると考えられている。しか し、本発明の、５５ガロンの圧延鋼鉄製ドラム管のための、上記の状態の好適な 実施態様における栓口１４の位置は、特許性を有する。なぜなら、上記位置は特 許性を有する思想およびその具現化により達成される、特定の重要性を構成し、 それにより、ドラム管のキャビティからの最大量の液体の流出が可能である一方 、５５ガロンドラム管の構成の完全性が保持されるからである。

本発明を、特定の実施態様に照らして詳細に述べてきたが、上記し、且つ、添付 の請求の範囲に定義する本発明の思想および範囲内において様々な変更および修 正が可能であるということが理解される。

国際調査報告

Claims (18)

【特許請求の範囲】
1. １．円筒状の外壁部と、該外壁部の第１の端部に取り付けられた底面パネルと、 該外壁部の第２の端部に取り付けられた上面パネルと、該上面パネルに設けられ ドラム管の外部と内部を連通する栓口とを有する種類の貯溜ドラム管において、 該栓口と整合し、該ドラム管の該外壁部に隣接する、該底面パネルに形成された 排液溜と、 垂直位置にある該ドラム管が傾いて水平位置になる時に、該排液溜から栓口に液 体を案内するチャネル手段であって、該チャネル手段が、該ドラム管の該外壁部 の内表面に隣接する２枚の立壁を含み、該立壁が、互いに距離を隔て、該立壁の 各々が、該外壁部と該底面パネルとの交差部における該排液溜から、該外壁部に 沿って該栓口方向に延びる、チャネル手段とを含む、改良された貯溜ドラム管。
2. ２．前記立壁の一方が、前記排液溜の一方の側から延び、前記立壁の他方が、該 排液溜の反対の側から延びる、請求項１に記載の改良された貯溜ドラム管。
3. ３．前記立壁が各々、別々に形成され、且つ、該ドラム管の該外壁部の内部に取 り付けられている、請求項１に記載の改良された貯溜ドラム管。
4. ４．前記チャネル手段が、前記立壁間、且つ、前記底面パネルと前記上面パネル との間に取り付けられた平坦な側面パネルを更に含む、請求項１に記載の改良さ れた貯溜ドラム管。
5. ５．前記チャネル手段の前記立壁と前記平坦な側面パネルとが、前記ドラム管の 前記外壁部、前記上面パネル、および前記底面パネルから柱立した単一体として 形成され、それによって、該単一体チャネル手段が、製造工程において該ドラム 管の内部に取り付けられる、請求項４に記載の改良された貯溜ドラム管。
6. ６．貯溜ドラム管であって、 円筒状の外壁部と、 該外壁部の第１の端部に取り付けられた底面パネルと、該外壁部の第２の端部に 取り付けられた上面パネルと、該上面パネルに設けられ、該ドラム菅の外部と該 ドラム管の内部とを連通する栓口と、 該栓口と整合し、該ドラム管の該外壁部に隣接する、該底面パネルに形成された 排液溜と、 垂直位置にある該ドラム管が傾いて水平位置になる時に、該排液溜から栓口に液 体を案内するチャネル手段であって、核チャネル手段が、該ドラム管の該外壁部 の内表面に隣接する２放の立壁を含み、該立壁が、互いに距離を隔て、該立壁の 各々が、該外壁部と該底面パネルとの交差部における該排液溜から、該外壁部に 沿って該栓口方向に延びる、チャネル手段とを含む、貯溜ドラム管。
7. ７．前記立壁が各々、別々に形成され、且つ、該外壁部の内部に取り付けられて いる、請求項６に記載の貯溜ドラム管。
8. ８．前記チャネル手段が、前記立壁間、且つ、前記底面パネルと前記上面パネル との間に取り付けられた平坦な側面パネルを更に含む、請求項６に記載の貯溜ド ラム管。
9. ９．前記チャネル手段の前記立壁と前記平坦な側面パネルとが、前記ドラム管の 前記外壁部、前記上面パネル、および前記底面パネルから独立した単一体として 形成され、それによって、該単一体チャネル手段が、製造工程において該ドラム 管の内部に取り付けられる、請求項８に記載の貯溜ドラム管。
10. １０．前記立壁の一方が、前記排液溜の一方の側から延び、前記立壁の他方が、 該排液溜の反対の側から延びる、請求項１に記載の改良された貯溜ドラム管。
11. １１．前記外壁部、前記上面パネル、前記底面パネル、前記排液溜、および前記 立壁が、製造工程において、１つの成形固体物として形成された、請求項６に記 載の貯溜ドラム管。
12. １２．前記外壁部、前記上面パネル、前記底面パネル、前記排液溜、および前記 立壁が、製造工程において、１つの成形固体物として形成された、請求項１に記 載の改良された貯溜ドラム管。
13. １３．５５ガロン貯溜ドラム管であって、２２から２４インチの範囲の内径およ び３４から３６インチの範囲の外径を有する円筒状の外壁部と、 該外壁部の第１の端部に取り付けられた底面パネルと、該外壁部の第２の端部に 取り付けられた上面パネルと、該上面パネルに設けられ、該ドラム管の外部と該 ドラム管の内部とを連通し、該外壁部の内表面から０．５インチの位置と１イン チの位置との間に位置づけられた栓口と、該栓口と整合し、該ドラム管の該外壁 部に隣接する、該底面パネルに形成された排液溜と、 垂直位置にある該ドラム管が傾いて水平位置になる時に、該排液溜から栓口に液 体を案内するチャネル手段であって、該チャネル手段が、該ドラム管の該外壁部 の内表面に隣接する２枚の立壁を含み、該立壁が、互いに距離を隔て、該立壁の 各々が、該外壁部と該底面パネルとの交差部における該排液溜から、該外壁部に 沿って該栓口方向に延びる、チャネル手段とを含む、５５ガロン貯溜ドラム管。
14. １４．前記底面パネルが、該底面パネルの、前記外壁部と交差する外端部から次 第に傾斜し、前記栓口方向に下降する、請求項１３に記載の５５ガロン貯溜ドラ ム管。
15. １５．前記立壁が各々、別々に形成され、且つ、該外壁部の内部に取り付けられ ている、請求項１３に記載の５５ガロン貯溜ドラム管。
16. １６．前記チャネル手段が、前記立壁間、且つ、前記底面パネルと前記上面パネ ルとの間に取り付けられた平坦な側面パネルを更に含む、請求項１３に記載の５ ５ガロン貯溜ドラム管。
17. １７．前記チャネル手段の前記立壁と前記平坦な側面パネルとが、前記ドラム管 の前記外壁部、前記上面パネル、および前記底面パネルから独立した単一体とし て形成され、それによって、該単一体チャネル手段が、製造工程において該ドラ ム管の内部に取り付けられる、請求項１６に記載の５５ガロン貯溜ドラム管。
18. １８．前記立壁の一方が、前記排液溜の一方の側から延び、前記立壁の他方が、 該排液溜の反対の側から延びる、請求項１３に記載の改良された貯溜ドラム管。