JPH06500938A - 瞳孔の応答に基づいて生理学的パラメータを測定する方法及び装置 - Google Patents

瞳孔の応答に基づいて生理学的パラメータを測定する方法及び装置

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JPH06500938A
JPH06500938A JP3517271A JP51727191A JPH06500938A JP H06500938 A JPH06500938 A JP H06500938A JP 3517271 A JP3517271 A JP 3517271A JP 51727191 A JP51727191 A JP 51727191A JP H06500938 A JPH06500938 A JP H06500938A
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カーター エルバート ピー
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フェアヴィル メディカル オプティックス インコーポレイテッド
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 瞳孔の応答に基づいて生理学的パラメータを測定する方法及び装置 2咀9分野 本発明は一般に瞳孔のサイズを測定する方法及び装置に係る。より詳細には、本 発明は、光刺激に対する瞳孔の反応に基づいて生理学的パラメータを測定する方 法及び装置に係る。
先行技術 今日の複雑な技術社会においては、官庁であるか民間であるかに関わらず労働者 は、正確な自動車運転技術と集中力と操作の機敏さとを必要とする厳密で且つ困 難な仕事を遂行することがしばしば問われる。これらの労働者は、高速大量運送 路線の訓練された運転者から高度な技術研究所の研究科学者に至るまで、安全且 つ効率的に仕事を行うために最大限の知識と自動車運転技術を駆使して一貫して 遂行しなければならない。不幸なことに、昨今、知覚を変えてしまうような多数 の誘惑が存在し、人々がその知能を完全に活用するのを一時的に、永久的に又は 次第に失わせてしまうものがある。麻酔薬や、阿片や、抑制剤や、興奮剤や、ア ルコールや、合法的及び非合法的なドラグは、各人の精神的及び体力的な機能に 有害なそして破壊的な影響を及ぼす。
これらの物質の影響は、その作用下にある個人にとっても、その個人が充分に機 能を果たすことに依存している大衆にとっても、重大型であると共に、しばしば 危険である。ドラグやアルコールの乱用は、最近、大々的に公表された破壊的な 航空機及び列車事故の原因となっており、又、メディアによって報告されていな い他の多数の小さな災害の原因となっていることは疑う余地がない。その上、官 庁及び民間の業界は、知覚力を変えてしまう合法的及び非合法的な物質によって 健康を損なっている人々又はそれら物質の作用下にある人々による効率低下、欠 勤及び浪費のために、年間数十億ドルもの損害を被っている。
軍事、運輸業界や、他の民間雇用五のような社会の重要な部門では、ドラグやア ルコールの乱用が労働者の生産性を低下させそして従業員及び大衆の安全性を低 下させることによる費用の増大で甚だ悩まされている。控え目に見積もってもド ラグの乱用によって失われる生産性及び労働力の年間費用は毎年260億ドルで あり、そしてアルコールの乱用については毎年547億ドルであると報告されて いる。保健業界では、ドラグの乱用による傷害、事故、損失労働力及び犯罪につ いての費用が毎年約850億ドルであると推定している。米国商工会議所及びナ ショナル・インスティチュート・オン・ドラグアブユース(NIDA)では、労 働地域でのドラグ乱用による国家事業団体に対する費用は毎年1000億ドルで あるが、事業以外の影響もこの費用に含めたときには、毎年はぼ2000億ドル に達すると報告している。
それ故、官庁及び民間雇用主により、ドラグ管理プログラムや、ドラグ乱用に対 する従業員援助プログラムや、雇用前ドラグ及びアルコールテストプログラムを 開発し実施することが大いに強調されている。防衛庁、運輸省、エネルギー庁そ の他において極度の慎重さを要する非常に多数の地位を考慮するとき及び民間業 界において非常に多数の重要な地位を考慮することには、広汎なコスト効率の良 いそして効率的なドラグ及びアルコール障害テストの必要性が明らかである。
前記官庁及び業界の雇用主は全てこれらの間層に深く関与しており、ドラグ及び アルコールの乱用を減少し排除することを目的としてその従業員に対する色々な 種類のドラグ及びアルコールテストを構成することに関わっている。
今日まで、アルコール及びドラグ中毒を検出する多数の主観的な評価及び客観的 なテストが作り出され実施されている。最も一般的で明確な客観的テストは、尿 及び血液テスト(合わせて「体液」テストと称する)であり、そして障害のある 自動車運転者の場合には、潜在的な血液アルコールレベル及び中毒性を判断する ための呼吸テストである。体液テストは、一般に、各人の尿又は血液のサンプル を採取しそして尿又は血液を化学的に分析して体内のドラグ又はアルコールの量 的なレベルを判断することが必要である。このような体液テストは、非合法的な ドラグや物質の乱用を識別するために警察や軍隊や更生当局によって数十年にわ たって使用されている。
今日、あらゆる形式の体液ドラグ関係のテスト、処理、及び報告書作成を含む研 究室分析に対するサンプル採取及び収集の市場は、年間約7億5000万ドルで あると推定され、1990年代半ばを経て約15ないし20%の割合で成長する 計画である。しかし、この計画成長率は、プライバシーの侵害、保護拘留状の発 行及びジェネラル・フォース・アメンドメント(general Fourth  Amendment)権に関連した法的な挑戦によって現在非難されているラ ンダムな体液テストが認められるかどうかに係っている。これらの非難は、科学 的及び法的な両方の団体が体液テストを傘に着ることにより総体的に守秘が欠如 することを示している。この守秘の欠如は、とりもなおさず、障害を判断するた めの体液テストが本来信頼性がなく且つ反復性がないことによるものである。
更に、体液テストの費用は、最大手企業及び政府機関以外の全てにとって甚だし く高いものである。例えば、質量分析器で確実なドラブレベルを確認する個人的 な2段階尿テストの研究室分析コストは、35ドルないし60ドルである。この コストに体液テスト技術の管理コストを加えると、この管理コストは新たに実施 される政府条例、例えば、49 C,F、 R,セクシヨン40,217.21 9.225.391.199.14 C,F、R,1及びセクション121.及 び46 C,F、 R,セクシヨン16に適合する必要があるために一般に分析 テスト自体よりも遥に高くなるので、雇用主に対するトータルコストは、1テス ト当たり200ドルないし560ドルに達する。体液テストは、これを有効にす べきであるので、頻繁に繰り返さねばならず、労働者を定期的にテストする必要 のある会社及び政府機関には著しい財政上の負担が掛かる。
体液テストは甚だしいコストと疑わしい精度の両方を示すので、ドラグ及びアル コール障害をテストする別の方法を開発するための努力が払われてきた。これら の努力は、一般に、電子装置及びコンピュータ装置を用いてテストを行うという 非侵襲、非侵入方法を使用することによりこの問題の解決に近づこうとするもの である。この目的で多数の形式の計器が開発されている。1つのこのような計器 は、ワルドルフ氏の米国特許第4,815.839号に開示されたビデオ電気眼 振図である。
ワルドルフ氏の特許は目の動きを観察して記録するシステムを開示している。
ワルドル7氏のカラム1、第7ないし11行目を参照されたい。特に、ワルドル フ氏の特許は、対象者の垂直、水平及び回転する目の動きを観察し記録するシス テムを教示するものである。対象者に障害があったり又はある疾病に罹っている ときは、眼球のけいれん的な動きである「眼振」を示す。ワルドルフ氏の装置は このような眼振を検出する。
しかしながら、ドラグ又はアルコール障害を検出するのに眼振監視が有用である ことは臨床学的に確認されてもいないしワルドルフ氏の特許に開示されてもいな い。阿片、アルコール又は他の種類のドラグの作用下にある個人に対する種々の 反応と眼振との関係を明確に説明する定量的なデータも定量的なデータも存在し ない。それ故、ワルドルフ氏の特許に開示されたビデオ電気眼振図は、物質障害 テストを遂行する効率的で且つ正確な装置に対してこの分野で長年待ち望んだ要 望を解消するものではない。
瞳孔の直径及び応答を測定する一般的等級の計器で、[ビュピロメータ(瞳孔計 )]と称するものが開発されている。このビュピロメータは、光刺激によって瞳 孔が収縮しそして再膨張する前後の瞳孔直径を測定し、表示しそして記録するも のである。W、B、ビックワース氏等の[人体において阿片により誘発される瞳 孔の影響(Opiate Induced Pupillary Effect s on llumans)、実験臨床薬物学における方法と発見(lleth odes and Findings in Experig+ental、  C11nical Phan≠≠■ ologY)J、1989年、第11巻、第759−763頁に掲載された初期 の結果には、阿片により人間の動的な瞳孔応答に系統的な変化が生じることと、 これら変化の測定がドラグ誘発障害の定量的な推定に有用であることが示されて いる。
更に、阿片は、その量に関連した瞳孔サイズの減少を引き起こすと共に、光刺激 に続く瞳孔の収縮及び再膨張速度の低下を引き起こすと判断されている。このよ うなことから、[DAでは、ピュピロメータは、ドラグ乱用処置設定及び基本研 究の研究室において精神興奮剤にどれほど曝されたかを評価する効率的な方法を もたらすと判断している。A、ラドジウス氏等著の「瞳孔サイズ及び光反射を測 定する携帯式ビュピロメータシステム(A Portable Pupillo meter System forlleasuring Pupillary  5ize and Light Reflex)、行動サーチ方法、計器及び コンピュータ(Behavior Re5earch Methods、 In struments and Computers)」、1989年、21 ( 6)61m−618を参照されたい。
現在では、光のような外部刺激と、ドラグ、アルコール、疲労、不安及び精神病 質症状のような内部刺激とに対する人体反応に直接関連した中枢神経系の活動を 示すものとして瞳孔サイズ及びその反応を研究するための研究室用のピュビロメ ータが開発されている。更に、麻酔学、糖尿病、外傷の評価において種々の症状 を診断したり、最近では、精神興奮剤の作用及び他の物質の乱用を測定したりす るための臨床研究に過去20年にわたってビュビロメータが使用されている。
しかしながら、技師や医師は、高い熟練度を必要とする大きく、使い難いそして 信頼性のない計器に頼らざる得なかったために、ビュピロメータの進歩が妨げら れてきた。又、多くの形式の公知ピュビロメータは、非常にコストの高いもので ある。
高速のクローズアップカメラ、ビデオカメラ及び赤外線ビュピロメータを使用す る他の種類の瞳孔直径測定器が開発されている。自動データ変換及び分析を果た す公知の赤外線ビュピロメータは、大きくて、扱い難く、信頼性が低い上に、1 つの計器のコストがaooooドルないし150000ドルである。又、これら 計器は一般に自動データ分析機能に制約があり、時間浪費で且つ能率の悪いやっ かいなデータ分析を必要とする。
しかしながら、このピュビロメータの利点は、ドラグ又はアルコール障害を指示 するためにこれまで使用されていた体液テストの利点に勝るものである。ピュビ ロメータは、外部刺激に対して瞳孔サイズの変更と瞳孔反応の低下を引き起こす と分かっている精神的な妥協によって障害を即座に実時間で且つ直接的に指示す るものである。従って、瞳孔の応答が薬物や非合法ドラグによる障害を指示する 。更に、ビュビロメータの読みは、経費の安い綴り返し環境において得ることが でき、体液テストのコストに比して10ないし100分の1のコスト低下を示し ている。しかし、このような利点は完全には実現されていない。というのは、公 知のビュピロメータに伴う前記の開運が存在するためにアルコール又はドラグ障 害テストを実行するための効率的で且つ高精度のピュビロメータが開発されねば ならないからである。
ガードナー氏等の米国特許第4.840,691号には公知ピュピロメータの例 が開示されている。ガードナー氏等の特許は、人為的なものからの影響を最小と して瞳孔応答を測定するための方法及び装置を開示している。ガードナー氏等の カラム5、第1ないし27行目を参照されたい。又、ガードナー氏等の特許には 、目のまわりの暗視野状態を確立する手段と、この暗視野内にあって瞳孔の測定 を行う前に目に光を当てる手段とを備えたビュビロメータが開示されている。
ガードナー氏等の特許に開示されたビュビロメータで測定を行う場合は、無光線 レベルを記憶しそして可視光線のパルスを目に当てて、可視光線の反射を無光線 状態と比較した後に、瞳孔サイズを測定することを必要とする。これら機能は、 データの操作及び制御を実行するための多数の電子増幅器及び記憶装置によって 行われる。更に、ガードナー氏の特許に開示された瞳孔測定を行うには、独立し た電子計器が必要である。カラム1、第28ないし63行目を参照されたい。
ガードナー氏等の特許は、瞳孔の測定値を得るまでに著しい量のコストのかかる コンピュータハードウェア及び計測器の使用を必要とする複雑で且つ扱い難い装 置を開示している。ガードナー氏等の特許に教示された装置は、不正確な差信号 の形態で時間の関数として瞳孔サイズの測定を行うものであり、従って、非常に 望ましくない偽物の検出を招く。ガードナー氏等の特許に開示されたビュピロメ ータは、該特許に教示された瞳孔光線応答モニタが対象者の目を覆うゴーグルで 除去されなかった周囲光線の影響を強く受けるので、偽物によって生じたエラー を充分に除去することができない。従って、ガードナー氏等の特許に開示された ビュピロメータは、瞳孔サイズの測定を効率的に行うビュビロメータについての 業界の長年の要望を満足するものではない。更に、ガードナー氏等のビュビロメ ータは、上記の弱点がその構造から明らかであるので、充分なドラグ障害テスト を果たすことができない。
他のビュビロメータが開発されており、例えば、カーター氏の米国特許第4゜7 55.043号に開示されている。カーター氏の特許は、直径が約10ミリメー タまでの穴及びギャップ、例えば、瞳孔を検査するための携帯用自動走査ピュビ ロメータを開示している。カラム1、第51−66行目を参照されたい。カータ ー氏の特許は、更に、瞳孔を測定し刺激を与えるための手のひらサイズの光学ユ ニットと、主プロセツサ回路板に取り付けられていてオペレーティングソフトウ ェアがEPROMチップに記憶されたサポート電子装置とを備えたビュピロメー タを開示している。この手のひらサイズのデバイスを制御するために外部のコン ピュータが使用される。更に、カーター氏の特許には、通常は対象者をテストす るように訓練された技師であるピュビロメータの操作者が接眼レンズを通して同 心円が表示されたレチクルの焦点を合わせ、瞳孔像をセンタリングして、瞳孔の 走査を行えるようにしなければならないことが開示されている。
カーター氏の特許に開示された手のひらサイズのピュピロメータは、瞳孔の応答 を測定するための優れた光学システムを形成するが、対象者の頭部を安定化でき ず、対象者に対し目を安定化するための焦点を与えるものでなく、しかも、安定 な測定台を備えていないので、ドラグ及びアルコール障害テストに使用できる効 率的な瞳孔測定を果たさない。従って、カーター氏のピュビロメータは、個々の 技師が効率よ(使用するためには広範囲の訓練を必要とし、自己測定装置ではな い。むしろ、カーター氏の特許に開示されたビュピロメータは、対象者ではな( て技師が整列させねばならない。しかしながら、技師が装置の使い方について充 分訓練されていないか、又は対象者が協力的でないか、或いはドラグ又はアルコ ールの作用が出ている最中である場合には、カーター氏のビュビロメータによっ て要求される複雑な整列プロトコルでは能率的で且つ時間効率の良い瞳孔測定を 行うことができない。更に、カーター氏の特許は、特に技師以外のユーザが容易 に操作できるようにするための適当なソフトウェア助成式の整列システムを開示 するものでも教示するものでもない。
それ故、ドラグ又はアルコール障害を効率的且つ経済的に測定するのに使用でき る自己測定式の携帯用電子ピュピロメータについての長年の業界の要望が依然と して存在する。この要望は、上記のいずれの公知装置でも解決されていない。
上記問題に茗み、そして更に、添付図面に関連した好ましい実施例の詳細な説明 から、本発明による方法及び装置の新規な特徴、作用及び効果が充分に理解され るであろう。
預吸の栗且 本発明によって提供される自己測定ビュピロメータ(@孔計)は、公知の瞳孔監 視装置に関連した前記問題を解消すると共に、対象者の中枢神経系が障害を受け いているかどうかを決定するためのコスト効率のよい、効率的な且つ使い易い装 置についての業界の長年の要望を満たすものである。以下に述べると共に請求の 範囲に規定するピュピロメータを使用することにより、民間の雇用主及び政府機 関は、労働者達がその知能を最大限に遂行するように確保できると共に、これら の労働者が特定の仕事に関連した精神的及び肉体的な苦しさに耐え得るように確 保することができる。ここに開示するビュピロメータは中枢神経障害を実時間で 評価するので、ドラグ及びアルコールの乱用により生じる実質止金ての危険性及 び生命を脅かす状況が排除される。かくて、障害のために充分に働(ことのでき ない労働者によって引き起こされる災害の危険がなくなるために大衆にとって著 しい恩恵が施される。
本発明によれば、携帯用の走査式自己測定ビュビロメータは、これらの効果的な 結果をもたらす。好ましくは、このピュビロメータは、ビュピロメータによって 走査するために少なくとも一方の眼窩を位置設定する眼窩収容手段と、この収容 手段にインターフェイスされて、少なくとも一方の目に走査放射を当てるための 放射手段と、この放射手段によって放射が当てられた目からの反射した放射を受 け取るための感知手段であって更に目の虹彩から反射した放射と目の瞳孔から反 射した放射との間のコントラストに応答する感知手段と、この感知手段にインタ ーフェイスされて、瞳孔の像を感知手段のユーザに表示し、ユーザが感知手段− ヒで瞳孔の像をセンタリングできるようにするためのセンタリング手段とを備え ている。
又、本発明によって提供される方法は、前記した長年の要望を満たすものである 。本発明によって提供されるビュビロメータは、体液テストよりも遥に信頼性が あると共に、正確な繰り返し性があるという追加効果を有し、これにより、体液 テストに関連したエラーのおそれを相当に低減するものである。更に、ここに教 示するビュビロメータは、体液テストに要するコストのほんの一部分で正確な瞳 孔測定を与える。
更に、本発明によれば、対象者が中枢神経系に障害のある者であるかどうかを判 断する方法は、これら所望の全ての結果を表す。好ましくは、この方法は、対象 者が自己測定ピュビロメータの感知素子において少なくとも一方の瞳孔をセンタ リングできるようにし、感知素子上の瞳孔像の見掛は上の直径についての実質的 に最適な指示を与えるように走査放射のレベルを設定し、光刺激に対する瞳孔の 応答を監視して障害を表す瞳孔パラメータを決定すると共にその瞳孔パラメータ に関するデータを収集し、この瞳孔パラメータに関するデータを処理して、変換 した瞳孔データを得、そしてこの変換した瞳孔データから中枢神経系障害のレベ ルを判断するという段階を備えている。
区面9厘巣望逸叫 図1は、本発明によるピュピロメータで対象者をテストしている概略図で、ピュ ビロメータがテーブルに載せられた状態を示す図である。
図2は、本発明により構成されたピュビロメータの好ましい実施例のブロック図 である。
図3Aは、本発明により構成されたビュビロメータの光学ブロックであって、走 査可視放射を瞳孔に当てるための光学ブロックを示す概略図である。
図3Bは、本発明によるIREDリングを示す図である。
図4は、瞳孔パラメータを得るために瞳孔の走査を制御するプリント回路板の概 略図である。
図5Aないし5Eは、瞳孔パラメータのデータをコンピュータにインターフェイ スして瞳孔パラメータのデータを変換及び処理できるようにするプリント回路板 の概略レイアウト図である。
図6は、瞳孔直径(ミリメータ)と走査放射を当てる時間(秒)とを表す一連の グラフであって、可視光線に対する正常な瞳孔応答と、中枢神経系の障害レベル を示す変化した瞳孔応答とを示すためのグラフである。
図7は、走査赤外線放射を当てる最適なレベルを決定するために見掛は上の瞳孔 直径と放射を当てるレベルとの関係を示すグラフである。
図8Aないし8Cは、走査赤外線放射を当てる最適なレベルを設定するための好 ましい方法を示すフローチャートである。
図9は、瞳孔を監視すると共に反射した走査放射から瞳孔の直径を抽出するのに 使用される走査素子の概略図である。
図10は、図9に示された感知素子から瞳孔直径を抽出する好ましい方法のフロ ーチャートである。
ましい 施 の 細な説■ 同様の素子が同じ膠照番号で示された添付図面を参照すれば、図1には本発明に よるビュピロメータ(瞳孔針)が10で示されている。このピュピロメータ10 の多数の効果的特徴の1つは、研究室又は臨床テーブル20上の固定位置に設置 できることである。ピュビロメータ10を瞳孔測定のためにテーブル20に設置 することにより、テストを受ける対象者30は、ビュピロメータと対象者自身を 落ち着かせることができ、これにより、効率的且つ迅速に測定を行うことができ る。
好ましい実施例において、対象者30は、その眼窩を走査のための眼窩収容手段 40に対して押し付ける。次いで、対象者は、好ましくは一対のハンドグリップ 50を掴み、ピュピロメータの走査を開始する外部スイッチ60で瞳孔走査プロ セスを始める。
図2には、ビュビロメータ10の好ましい実施例がブロック図形態で示されてい ると共に、本発明による瞳孔走査技術に使用できるコンピュータサポート装置も 示されている。好ましい実施例において、ビュビロメータ10は、ビュビロメー タ構造体と内部ハードウェアを支持するハウジング70を備えている。更に好ま しい実施例では、ピュピロメータ10は光学ブロック手段80を備えそして該手 段は感知素子90を含んでいる。この感知素子は、例えば、電荷結合デバイス( CCD) 、空間光変調器(SLM)又は更に好ましくはダイナミックランダム アクセスメモリ(RAM)チップのようなイメージセンサであり、これは、目の 相対的に明るいエリアと暗いエリアとから反射される放射の差を検出するように 構成されたビクセルに区分される。更に好ましくは、ダイナミックRAMチップ は、米国、アイダホ州、ボイスのミクロン・テクノロジー・インクにより製造さ れたl532 オフチックRAMである。このオプチックRAM90は、各々、 128x256ピクセルの2つの長方形に編成された65,536個の個々の放 射感知素子、即ちピクセルより成る。又、このオフチックRAMは、相対的な明 又は暗を指示することのできる256x256ピクセルアレイとして使用するこ ともできる。
更に好ましい実施例では、走査手段100が一対のリボンケーブル11o及び1 20によって感知素子90を介して光学ブロック80にインターフェイスされる ・走査手段100は、例えば、ピュピロメータ10の瞳孔測定走査機能を電子的 に実行する種々の集積回路及び論理デバイスを含むプリント回路板(PCB)で ある。更に、走査手段100にはスイッチ60がインターフェイスされ、対象者 がピュピロメータを操作するときに、走査手段100がケーブル110及び12 0を経て光学ブロック80へ信号を出力し、瞳孔の走査を開始するようになって いる。
走査は、対象者がその目130及び140を眼窩収容手段40に対して押し付け たときに行われ、この収容手段は好ましくはハウジング70に取り付ケラれてお り、ピュピロメータの光学軸に対して眼窩を位置設定する助けをする。好ましい 実施例では、光学ブロック80は1つの瞳孔、例えば、目130の瞳孔のみを走 査し、その間、目140は眼窩収容手段40により光学ブロックから単にマスク される。対象者は、測定を受けない目の空白視野は無視し、1つの目130につ いてのみ瞳孔測定が行われる。しかしながら、当業者に明らかなように、本発明 による瞳孔測定のある用途では、両方の目を走査して、両目の瞳孔収縮及び再膨 張速度を比較し測定することが要求される。本発明は、1つの瞳孔の測定にも2 つの瞳孔の測定にも等しく適している。
本発明によれば、センタリング手段150がケーブル160を経て走査手段10 0にインターフェイスされ、光学ブロック80の光学軸と整列される。本発明に よるピュビロメータの動作中に、光学ブロック80は対称者の目130の像をオ プチックRAM90に投影する。走査手段100の機能の1つは、オプチックR AM90上の瞳孔像の位置を表す信号をセンタリング手段150へ出力すること である。好ましい実施例では、センタリング手段150は、対象者が眼窩収容手 段40及び光学ブロック80を通して見ることのできる瞳孔の像を発生し、オプ チックRAM9G上での瞳孔の位置を対象者に示す。このように、対象者は、眼 窩収容手段40において目の位置を調整し、オフチックRAM上で瞳孔像を自分 でセンタリングし、正確な瞳孔走査を行えるようにする。
従って、センタリング手段150は、測定を行うためにビュビロメータ上で対象 者の瞳孔をセンタリングするための高速且つ効率的な方法を提供する。センタリ ング手段150を実施することにより、ピュピロメータ10は、テストを受ける 対象者が瞳孔測定を完全に行うことのできる「自己測定」装置となる。このよう に、個別の瞳孔測定技師の必要がなくなり、それにより、瞳孔測定、即ちドラグ 及びアルコール障害テストを実施するコストが相当に低減される。本発明による ビュビロメータは、測定を行うために個別の技師を必要とした公知のピュビロメ ータに勝る顕著な効果を示す。
センタリング手段150は、例えば、オンチックRAM90上に瞳孔の位置を表 示するビデオモニタである。更に別の実施例では、センタリング手段150は走 査手段100とは独立した個別の陰極線管(CRT)であるか又は他の形式のモ ニタであり、オンチックRAM90上の瞳孔像を独立して対象者に与えるもので ある。上記したようにビュピロメータを自己測定装置とすることのできるセンタ リング手段150の他の好ましい実施例及びその等動物は当業者に明らかであろ うし、又、それらは全て本発明の範囲内に包含されるものとする。
本発明によるシステムの更に別の好ましい実施例では、走査手段100がケーブ ル170及びコネクタ180を経て好ましくは28AWGリボンの更に別のリボ ンケーブル190とジャンクションインターフェイス手段200とにインターフ ェイスされる。更に別の好ましい実施例においては、ジャンクションインターフ ェイス手段200は、上記リボンケーブルに接続されるコネクタ210を備えて いる。
ジャンクションインターフェイス手段200は、ピュビロメータ10から外界へ のインターフェイスを果たすのが好ましい。好ましい実施例では、このジャンク シ3ンインターフエイス手段200は更に別の1組のケーブル230及び240 を経て処理手段220にインターフェイスされる。この処理手段は、例えば、パ ーソナルコンピュータ(MS DO5対応のIBMXT又はAT)であり、更に 好ましい実施例では、COMPAQポータプルIIIコンピュータである。
COMPAQポータプルIIIコンピュータの場合には、ケーブル230が15 線リボンケーブルであって、250においてコンピュータ220にインターフェ イスされる。ケーブル240は、12ボルト、1.6アンペアをジャンクション インターフェイス手段200へそして最終的にはピュビロメータ10へ供給する 電源ケーブルである。リボンケーブル230は250においてコンピュータイン ターフェイスポード260に接続され、これは、コンピュータ220をピュビロ メータ10と共に機能させるようにインターフェイスするPCBである。
コンピュータ220は、ビュビロメータ1o及びより詳細には走査手段10Gに 対してデータ処理機能及び制御を果たす。インターフェイスPCB260は、ビ ュビロメータ1oが行う種々の機能を制御するのに必要な集積回路及び論理デバ イスを備えているのが好ましい。更に、インターフェイスPCB260は、コン ピュータ220の中央処理ユニット(CPU)がコンピュータ220のオペレー ティングシステムによって確立された特定のプロトコル及びプログラムに基づい て情報を受け取って処理できるようにする。
コンピュータ220及びジャンクションインターフェイス手段200は内蔵式ピ ュビロメータユニットに組み込むことができ、これにより、個別の携帯用コンピ ュータ及びそれらに付随のケーブル接続190,240及び230の必要性を排 除することができる。又、このようなシステムは、上記したピュビロメータの全 ての効果を維持しながらも、携帯用に形成してテーブル上に配置することができ る。しかしながら、上記の個別コンピュータ構成では、コンピュータ220をピ ュピロメータ1oとは異なる位置に配置して、自己測定テストを遂行している対 象者の妨げとならないようにしたり、又は多数のビュビロメータを同時にサポー トしたりすることができる。これら構成は全て本発明の範囲内に包含されるもの である。
図3Aを参照すれば、光学ブロック8oは、目130の瞳孔280のサイズを測 定する光学及び電子部品を収容するハウジング27Gを備えている。対象者は目 の像がセンタリング手段150に現れたときにそれを観察し、オンチックRAM 90上で瞳孔像をセンタリングすることができる。オンチックRAM90は、モ ニタ150の視線に対して実質的に垂直に光学ブロック8oの主管290内に収 容されるのが好ましい。
走査プロセス中に、オフチックRAM上の65,536個のビクセル各々は、5 ボルトDCの電源電圧と、オンチックRAMの各ピクセルの特性キャパシタンス とに基づいてバイアスされる。特定のビクセルキャパシタンスにかかる電圧がプ リセットレベル以下に放電した場合には、そのピクセルが次の走査において明と して読み出される。さもな(ば、ピクセルは暗を示す。虹彩と瞳孔とのコントラ スト差は、虹彩と瞳孔の縁との間で明−暗弁別をするのに充分なものである。
好ましい実施例では、1/工0秒ごとに完全な走査を行うことができる。しかし ながら、ピュピロメータに対して所望される分解能及びピュビロメータが使用さ れる特定の用途によっては、1/20秒又はそれ以上高い割合で走査を行うこと もできる。
1532 オンチックRAM90は、256行及び256列ビクセルの幾何学構 成であり、行は512素子位置まで広げることができる。走査手段100は、好 ましくは、各行ごとに順次に256列位置を走査し、データビットは3MHzレ ートでPCB260へシリアルに送信される。好ましい実施例では、各行シーケ ンスに対する256列位置が8ビツトバイトに組み立てられ、8Kx8ビツトの スタティックRAM (SRAM)チップに記憶される。1つの完全走査には約 22ミリ秒を要し、78ミリ秒後に新たな走査が開始される。各行の瞳孔像は、 単に暗ビットが連続するものであるのが理想である。はとんど暗ビットである行 が所望の直径に対応する。しかしながら、瞳孔の直径に対応する信号にはノイズ があるので、多数の隣接行のデータビットが検査され、最もあり得るビクセルカ ウントが選択される。次いで、既知の光学変換比率及びピクセルflff隔を用 いて直径が計算される。
対象者が目を眼窩収容手段40に押し付けそしてスイッチ6oで走査プロセスを 開始するか、又は技師がリモートスイッチでプロセスを開始したときに、瞳孔測 定が行われる。次いで、対象者は、好ましい実施例ではCRTモニタであるセン タリング手段150を通して見ながら、虹彩及び瞳孔の像を焦点合わせし、セン タリングする。或いは又、オペレータが見ることのできるコンピュータモニタ上 に表示できる瞳孔像をオペレータが参照しながら、対象者が目を動かして像をセ ンタリングするようにオペレータが対象者を指導することができる。走査手段1 00は、対象者がスイッチ60を押したときに走査を開始する。スイッチを放す と、赤外線照射が最適なレベルに調整され、そしてコンピュータ220にプログ ラムされた特定のプロトコルに基づいて最初の瞳孔直径が収集され、記憶される 。
最初の瞳孔直径が得られたときに、刺激手段3ooは、巾及び強さをプログラム できる可視光線パルスを放出する。この可視光線パルスは瞳孔を収縮させ、可視 光線パルスが減少すると、瞳孔は膨張する。瞳孔応答又は反応を同時に生じない ような走査放射が目に当たり、目の虹彩及び瞳孔からオンチックRAMへと反射 される。好ましくは、刺激手段300は発光ダイオードのアレイである。更に好 ましくは、発光ダイオードのアレイは、緑色の可視光線パルスを放射する2つの 発光ダイオードを備えている。刺激ダイオード300は、約0. 2秒ないし約 1.0秒間放射を目に当てるが、特定の用途によっては瞳孔収縮及び再膨張の全 時間中にオンに保たれてもよい。
好ましい実施例においては、1/1o秒ごとに瞳孔反応が得られるが、高速走査 時間が必要とされるときには1/20秒ごとに得られてもよい。更に別の好まし い実施例では、各走査からのデータが、刺激ダイオード300からの可視光線パ ルスの開始から約1ないし約7秒間累積される。刺激ダイオード300からの光 線310は目130に当たって瞳孔収縮を生じさせる。更に別の好ましい実施例 では、一般的に350で示された1組の照射ダイオードが走査放射を発生し、こ れは瞳孔及び虹彩から反射され、瞳孔と虹彩との間のコントラストの差が得られ る。走査放射は瞳孔及び虹彩から反射されそしてビームスプリッタ340によっ てオンチックRAM90へ向けられる(330)。本発明によるピュビロメータ の更に別の好ましい実施例では、照射ダイオード350が赤外線放射ダイオード (IRED)であり、瞳孔を走査してそこから反射される赤外線を供給する。
この赤外線放射は、約940ナノメータにピークをもっ狭帯域中であるのが好ま しい。
IRED350が瞳孔及び虹彩に光を当てるときには、赤外線放射が瞳孔及び虹 彩からビームスプリッタ340を経て反射され、収束レンズ360によってオン チックRAM90に集束される。オンチックRAM90がらの信号は、110で 示すように予めの処理のために走査手段100へ送られ、そして景終的に瞳孔の 収縮及び膨張速度を処理して対象者が障害を受けているかどうか指示するために コンピュータへ送られる。IRED350は、実質的に最適な走査測定を得るた めに一般的に好ましい方向に向けられる。同様のエレクトロ・オンチックハード ウエアを有する光学走査機構がカーター氏の米国特許第4.755.043号の カラム4、第55行目からカラム5、第20行目までに教示されており、その技 術を参考としてここに取り上げる。
図3Bを参照すれば、IRED350及び刺激ダイオード300の構成体は、図 示されたように、眼窩収容手段40内にrIREDJリングとして形成されてい る。4個のIRED350は円の外側にリングを構成し、目130に走査放射を 発生する。緑色の刺激ダイオード300はリングの中心に入れられ、瞳孔を収縮 させる刺激放射を発生する。IREDリングは走査ボードとインターフェイスさ れ(120)、IREDからの走査放射及び緑色ダイオード300からの刺激放 射を制御するためのデータを走査ボードに供給する。
64にのオプチックRAMは、ケーブル110を経て走査PCB100へ信号を 出力し、その好ましい実施例が図4に示されている。ケーブル110上の信号は オフチックRAM90からのシリアルビット流出力である。好ましい実施例にお いては、一対の電子的にプログラムできる論理デバイス(EPLD)370及び 380がオプチックRAMを走査するためのアドレス及び制御シーケンスを発生 し、そしてオフチックRAMから返送される信号を処理する。更に別の好ましい 実施例では、EPLD370がEPM5064論理アレイであり、EPLD38 0がEPM5032論理アレイである。
EPLD370は、オフチックRAMに対し、アドレスデータと、行アドレスス トローブ(RAS)及び列アドレスストローブ(CAS)信号とを発生する。
又、EPLD370は、各ビクセルを読み取った後にリセットするための「デー タ・インコ信号も出力するのが好ましい。又、EPLD370によって「データ ・アウト」信号も受け取られ、8ビツトワードに組み立てられる。EPLD37 0は、これら一連のワード又はバイトをEPLD380からの助けによってビデ オランダムアクセスメモリ(VRAM)チップ390にプログラムする。
又、EPLD370及び380は、本発明によるピュビロメータのCRTモニタ 回路に対し直接メモリアドレッシング(DMA)を実行する。従って、好ましい 実施例では、EPLD370は、「シフトレジスタ」の機能を果たすと共に、走 査PCBがオプチックRAM90からのビクセル値データをVRAMチップにロ ードできるようにする他の機能も果たす。
更に、EPLD380は、オプチックRAM90内のデータ列に対しアドレス値 を発生して、VRAM内の正しい位置にビクセル値データをロードできるように する。又、EPLD380は、水甲及び垂直同期(各々、HS及びVS)信号’  −7フレームデータと、モニタがオプチックRAM上に瞳孔及び虹彩の位置に 対応するグラフデータを表示するときにモニタによって使用される境界データと をバッファする。これに加えて、EPLD370及び380は、オフチックRA MからのデータをVRAMにロードするように指示するタイミングパルスも発生 する。
本発明による走査PCBの更に別の好ましい実施例では、VRAMチップ390 がEPLD370及び380とインターフェイスされている。VRAM390は 、好ましくは、8にバイトx8ビットのスタティックRAMであり、EPLD3 80によって発生されたビクセル値及びアドレスに基づいてオプチックRAM9 0からの瞳孔像データを記憶するのに用いられる。各行のビクセルからのデータ は、32の連続する8ビツトバイトとしてVRAM390に記憶される。このよ うに、VRAM390は、モニタ150に最終的に表示されるビクセル値に基づ いてデータを保持するための7レームバツフアとして働いて、本発明によるセン タリング機能が達成されるようにする。
又、走査PCBは、400で示すビデオ表示ジェネレータ(VDG)チップも備 えている。好ましい実施例では、VDG400はMC6847ビデオ表示ジェネ レータであって、VRAM390をラスク走査してビデオ信号を発生し、これは モニタ150に出力され、オプチックRAM上での瞳孔のセンタリングを行える ようにする。VDG400は、好ましくは、EPI、D380からシーケンスさ れたときにVRAM390から列アドレスを読み取り、そして32ワードの各ブ ロックからの固定データを、陰極線管(CRT) 440の1水平スイープから のデータに変換する。更に別の好ましい実施例においては、VDG 4 Q O は、ビデオデータ410、H8信号420及びvs信号430をモニタ150の 陰極線管440へ出力し、これは450で一般的に示されたコネクタを経て走査 PCBにインターフェイスされている。
ビデオ信号410は、460で一般的に示された駆動回路によってブーストされ るのが好ましく、この回路は一対の2N222トランジスタ470を備えてお0 、F(S信号420.VS信号430及び12ボルト電力は、コネクタ450を 経てモニタ440へ出力される。このように、瞳孔及び虹彩のグラフ表示をモニ タ150のCRT440に形成して、本発明によるセンタリング機能を対象者か われる。それ故、走査PCBからのデータはバス480を経てコンピュータへ送 られる。コンピュータがビュビロメータを制御すると共にデータ処理を行うよう にするために、インターフェイス電子回路より成るインターフェイスPCB26 0がコンピュータ220に設けられ、瞳孔パラメータ及び他のデータを含むピュ ビロメータからの信号をコンピュータのCPUで処理できるようにされる。
図5Aないし5Eには、ビュビロメータ及びコンピュータのためのインターフェ イス電子回路より成るインターフェイスPCBが示されている。走査ボードへの 主コネクタは490で一般的に示されている(図50の11”)。このコネクタ 490は、ビュビロメータとパラレル信号をやり取りする標準リボンケーブルで ある。インターフェイスPCBは、カードエツジコネクタ520(図5Eの”P l“)を経てコンピュータと通信し、コンピュータがビュピロメータの動作をプ ログラム及び制御できるようにする。ビュピロメータからのデータは組み立てら れてSRAM U7 (図5A)に記憶され、ここからデータはコネクタ520 を経てコンピュータにより分析のためにアクセスすることができる。更に別の好 ましい実施例においては、ピュピロメータのデータを組み立て、記憶及び分析の ためにコネクタ250を経てコンピュータへ直接供給するようにインターフェイ スポードを構成することができ、この場合は高速処理装置が必要とされる。更に 別の好ましい実施例においては、SRAM U7が8ビツト64にデバイスであ る)(M6284チップである。
オフチックRAMからのビクセルデータ流及び2つのタイミング信号は、ビュピ ロメ〜りの走査ボードからインターフェイスPCBへ送られるのが好ましい。
バス510はこれらタイミング信号をバッファチップUl(図5B)へ案内し、 ここからこれら信号はシフトレジスタU9及びアドレスカウンタU10、Ull へ送られる。好ましくは、シフトレジスタU9はビクセルデータを、SRAMU 7に記憶するために8ビツトバイトに組み立てる。好ましい実施例では、バッフ ァチップU1が74LS541の8ビツト人力/出力(、I 10)バッファで あり、シフトレジスタU9が8ビツト出力の74LS595シフトレジスタであ りそしてカウンタUIO及びUllが74LS590集積回路チップである。タ イミング信号の1つは、2つの二重単安定マルチバイブレータU2の1つをトリ ガーシ、これは次いで他の単安定マルチバイブレータをトリガーして、一連の2 つの遅延パルスを発生し、これらパルスはデータバイトを記憶するためにU9、 Ulo、Ull及びU7へ送られる。好ましくは、単安定マルチバイブレータU 2は74LS221単安定マルチバイブレータである。又、第1のマルチバイブ レータパルスは、アドレスバッフ7チツプU3及びU5 (74LS54108 ビツトI10アドレスバプフ7)とデータバッファチップU12 (74LS5 41バツフア)とをディスエイプルし、コンピュータはこれを通して分析のため にSRAM U7のビクセルデータをアクセスする。コンピュータがSRAM  U7を見つけるところの特定のアドレス位置の選択は、プログラム式アレイ論理 (PAL)U6及び6位置ジャンパプラグP2によって行われる。PAL U6 は、PAL 16L2チツプであるのが好ましい。コンピュータメモリの6個の 8にブロックのいずれか1つを選択して、さもなくば未使用である位置にSRA Mアドレスを配置することができる。
ビュピロメータの動作のプログラミング及び制御は、プログラム式パラレルI1 0及びタイマーチップz7及びz8を介して行われる。これらチップz7及びz 8は8255タイマーチツプであるのが好ましい。27 PI10ユニットは3 つの8ビツトポートPASPB及びPCを備えている。PBポートは、8ビツト のデジタル/アナログコンバータ(DAC)21G (好ましくはAD558D ACチップ)を駆動して、IRED電流コントローラ/ドライバのためのアナロ グ信号レベルを発生し、該コントローラ/ドライバは、演算増幅器212(CA 314(lチップ)と、好ましくはMPSU45バイポーラNPN トランジス タであるパワートランジスタ540とで構成される。PAボートの3ビツトは、 トランジスタドライバ570によって与えられる刺激ダイオード電流を選択する 。
PCポートは、2つの4ビツト区分に分割されるのが好ましい。下位の4ビツト ニブルは出力についてプログラムされ、上位の4ビツトニブルは入力に対してセ ットされるのが好ましい。更に、タイミングチップZ8は3つのプログラム式1 6ビツトカウンタより成る。これらの16ビツトカウンタは、コンピュータ制御 のもとてプリセットされるのが好ましく、0までカウントダウンされたときに、 パルスを発生し、それ自体リセットし、そしてコンピュータがこれらを停止する までパルスの発生を繰り返す。チップz6は、クリスタル制御式のコンピュータ 型クロック発振器であって、典型的に、約2MHzで動作する。この発振器は、 Z8プログラム式カウンタの中の第1カウンタを部側し、これは約1ミリ秒ごと にカウントアウトしてパルスを発生するようにプリセットされる。このIKHz パルス流は他の2つのカウンタを駆動し、その一方はピュピロメータに対し1秒 ごとに10(又は20)フレームのタイミングを与え、そしてその他方はそのフ レーム走査時間に対してプリセットされていてフレームの分析を開始するときに それをコンピュータに知らせるのが好ましい。Z8タイマーとやり取りされる信 号はPI10チップZ7のPCポートに通される。このボートは、ビュピロメー タのスイッチ60からの信号も入力するのが好ましい。
PAL Z4及び4位置ジャンパブロックP3は、コンピュータがλ力/出力に 対してZ7及びz8ユニットを見つけるところのI10アドレスを選択する。
4つのI10アドレスブロックのいずれか1つを設置時にジャンパプラグで選択 することができる。好ましい実施例においては、I10データがPAL Z4の 制御のもとて両方向バスバッファZ1を経て送られる。更に別の好ましい実施例 においては、PAL Z4がPAL 14L4集積回路チップである。
ビュピロメータの走査ボード上の論理回路のための5ボルト電力は、TIP42 トランジスタ(図5C)によって供給されるのが好ましい。或いは又、ビュピロ メータ自体の独立した電源が走査ボード上の論理回路のための電力を供給しても よい。好ましい実施例では、TIP42はZ7のPCボートを通してテストの時 間中オンにされる。
更に別の好ましい実施例では、ビュビロメータに流れ込んだりそこから流れ出し たりするデータは、インターフェイスPCBを通して送られ、最終的にはコネク タ520を経てコンピュータのCPUへ送られる。データがコネクタ520を経 てコンピュータに到達すると、コンピュータのCPUはビュピロメータの走査P CBからのデータを処理し、瞳孔の膨張及び収縮速度を表す所望の出力データを 発生する。
瞳孔の収縮及び膨張速度を表すデータは、コンピュータのCRTスクリーンに多 数の方法で表示することができる。例えば、テストを受けた特定の対象者からの 正常な瞳孔応答又はテストを受けた対象者のグループから導出された平均正常応 答を表す制御データセットがスクリーンにプロットされ、走査中に抽出された瞳 孔応答データと比較される。このように、対象者の正常な瞳孔応答又は制御グル ープに対して測定された対象者の瞳孔応答の比較指示が得られて分析され、障害 が判断される。
しかしながら、瞳孔応答の別の尺度がCPUによって処理され、それを用いてド ラグ又はアルコール障害を評価するようにしてもよい。例えば、対象者の瞳孔応 答をプロットし、ビュビロメータからコンピュータへの出力を読み取る訓練され た者によって観察されてもよい。ドラグ障害の指示として瞳孔応答を評価するよ うに訓練された者が瞳孔応答を目で見て分析することができる。更に別の瞳孔パ ラメータ及び実際には目にとって独特の他の一般的なパラメータを得て、コンピ ュータで処理し、本発明によるビュピロメータでドラグ又はアルコール障害を指 示することもできる。従って、瞳孔の収縮及び膨張速度の測定は、本発明によリ ドラグ障害を指示する1つの方法に過ぎない。
図6には、本発明によって得られる瞳孔応答のグラフの好ましい実施例が示され ている。当業者に明らかなように、標準的なグラフ作成ルーチンをコンピュータ で実施して障害についてのグラフ表示を作成することができる。好ましい実施例 では、LOTUSl−2−3スプレツドシートプログラムを用いて、図6と同時 間が秒でプロットされている。
レベルに達する。当業者に明らかなように、約0. 5秒の屈曲点における曲線 590の導関数が最大瞳孔収縮速度であり、同様に、約1秒の最小点の後の曲線 のトを受ける対象者から走査された実際の即ち変換された瞳孔データであり、障 害かしながら、瞳孔は非常に小さい初期直径でスタートしているので、収縮速度 はかなり遅く、貧弱な応答を示している。更に、約1秒の最小点の後に、瞳孔は 約3秒まで充分に回復せず、これも相当に低い再膨張速度と非常に悪い応答を示 している。
従って、テストを受ける対象者の瞳孔応答のグラフ600はそれ自体で見ても障 害を表しており、そしてグラフ590と比較しても障害を表していることは明確 である。本発明によるピュピロメータは、対象者の瞳孔収縮及び膨張速度に基づ いてドラグ又はアルコール障害/中毒を指示する客観的で、迅速で、安全で、効 率的で且つ経済的な方法をもたらすと共に、医師の主観的な判断によらないもの である。この分野では、これまでこのような結果は得られていない。
図6に示すグラフを作成するためには、本発明によるピュピロメータが瞳孔の直 径を正確に測定しなければならない。好ましい実施例では、ビュピロメータは光 学ブロックのIREDへ送られる電流を変化させて瞳孔に与える赤外線放射の強 さを変化させることができる。前記したように、インターフェイスPCBのDA CZloは、I10チップZ7からのOないし255の範囲の出力値によって制 御されるアナログレベルを光学ブロックのIREDに与える。このアナログレベ ルはトランジスタ540によって与えられ、このトランジスタはIREDに駆動 電流を供給してその所望の照射レベルを得るようにする。
IREDの正しい放射レベルを得ることは、瞳孔の直径及び瞳孔の動的応答、例 えば収縮及び膨張速度を首尾よく測定するために重要である。好ましい実施例で は、オプチックRAMを用いて瞳孔サイズが感知され記録されるので、瞳孔サイ ズを正確に記録するように正しい量の反射赤外線放射がこれに当たるようにしな ければならない。瞳孔及び虹彩から反射される赤外線放射があまり少ないと、オ プチックRAMは瞳孔像を検出することができない。しかしながら、この放射が 多過ぎると、虹彩、角膜、又はその両方からの赤外線放射の反射によって瞳孔像 が完全に消滅されてしまう。
図7には、オプチックRAMによって感知された見掛は上の直径とIREDから の放射との関係が示されている。見掛は上の直径がY紬610にプロットされて いる。相対的な照射レベルはX紬620にプロットされている。一般に、瞳孔の 照射不足像は実際の瞳孔直径よりも大きな見掛は上の直径を生じ、照射過剰の瞳 孔像は実際の瞳孔サイズよりも小さな見掛は上の直径を生じる。見掛は上の直径 とIREDの照射レベルとの関係がグラフ630で示されている。最適な照射レ ベルが垂直線640として示されており、これは、瞳孔の見掛は上の直径及びI REDに得られる照射レベルの範囲が与えられた場合のIRED調整ルーチンの 目標であると考えることができる。好ましい実施例では、コンピュータが照射レ ベルを点650へもっていくようにプログラムされ、この点は、偽物を生じるこ とな(且つ瞳孔を過剰照射して見掛は上の直径を減少させることなく充分に明る い像を得る点である。
或いは又、対象者の手前の測定から正しいIREDレベルが決定された場合には 、ユーザはそのレベルを予め選択することができ、そしてコンピュータプログラ ムは、ピュビロメータのスイッチ60が放された後に直接測定サイクルヘスキッ プすることができる。このようにIREDレベルを予め選択することにより、ス イッチ60を押した直後に、ビデオディスプレイ150に良好な像が形成される 。
更に別の好ましい実施例においては、これらの目標が2段階で達成される。先ず 、第1に、テストを受ける対象者がビュビロメータユニットのスイッチ60を押 している間に予備調整が行われる。第2に、スイッチを放した後であって測定を 始める前に、最適な照射を行うようにIRED調整が行われる。
図8Aないし8Cには、これら2つの段階を行うためのフローチャートが示され ている。光学ユニットのスイッチを押している間に、” 1−X”で示された第 1段階においてIRED調整手順が開始される。ここで、”X“は第1段階ルー チンにおける特定のサブ段階を示すものである。段階1−1において、IRED レベルが10にセットされるか又はユーザが選択した値にセットされる。ユーザ が選択したIRED値がビュピロメータに入力される場合には、ルーチンは直ち に段階2−1(同様の表示法を用いる)へ進み、最終的なIRED調整が行われ る。しかしながら、段階1−1においてIREDレベルがI10チップによって 最初に10にセットされた場合には、段階1−2において、オプチツクRAMが 瞳孔直径の最初の読みを得るが、最初の赤外線放射がセットされた後にオフチツ クRAMを安定させるためにその読みを無視する。次いで、直径の第2の読みが 得られ、この値がコンピュータによってセーブされる。
段階1−3において、第2の瞳孔直径が10ミリメータよりも小さく且つ0゜8 ミリメータよりも大きい場合には、ルーチンが段階1−4へ進む。段階1−4に おいて、現在の直径の読みと手前の直径の読みとの差がオプチツクRAM上で1 1ピクセルより少ない場合には、ルーチンは段階1−5へ進み、さもなくば、段 階1−6へ進む。この後者の場合であって、IREDの設定が200より大きい 場合には、10にリセットされ、さもなくば、瞳孔の見掛は上の直径が3ミリメ ータより大きい場合はそれが20%増加され、或いは見掛は上の直径が3ミリメ ータより小さい場合には10%増加され、ルーチンは段階1−2へ戻る。しかし ながら、段階1−4においてルーチンが段階1−6へ進まない場合には、段階1 −5において、IREDレベルは、瞳孔の見掛は上の直径が3ミリメータより大 きい場合は20%増加され、さもなくば、10%増加される。
次いで、瞳孔直径が読み取られ、見掛は上の直径が段階1−2で得た読みの11 ビクセル内である場合には、ルーチンが段階1−7へ進む。さもなくば、段階1 −6が上記したようにここで実行され、次いで、段階1−7が行われ、コンピュ ータのCPUは、ビュビロメータのスイッチが放されたかどうかをチェックする 。ビュビロメータのスイッチがまだ押されている場合には、ルーチンは1−2か ら繰り返される。しかしながら、対象者がピュピロメータのスイッチを放した場 合には、ルーチンは、段階2−1で始まる第2の段階へと進む。
段階2−1において、コンピュータはユーザがビュピロメータのスイッチを放す まで待機し、段階2−2では、オプチツクRAMが瞳孔直径を読み取る。瞳孔直 径が0. 8ミリメータより小さいか、10ミリメータより大きくそしてIRE Dレベルがユーザによって指定されない場合には、ルーチンによりIREDレベ ルが10にセットされる。瞳孔直径が0.8ないし10ミリメータの範囲内に入 る場合には、サブ段階1からの値が使用される。
段階2−3において、再び瞳孔直径を読み取るが、最初のIRED値を設定した 後にオプチックRAMを安定させるために無視する。次いで、瞳孔直径が読み取 られ、コンピュータによってセーブされる。段階2−4において、このセーブさ れた瞳孔直径は10ミリメータより小さいが0.8ミリメータより大きいかどう かがルーチンにより決定される。この関係が真でない場合には、ルーチンが段階 2−9へ進む。しかしながら、この関係が真である場合には、ルーチンは段階2 −5へ進み、現在の瞳孔直径の読みと手前の瞳孔直径との間の差が11ピクセル より小さいかどうか判断される。
この関係が保たれない場合には、ルーチンは再び段階2−9へ移行する。さもな くば、ルーチンは段階2−6へ進み、第3の瞳孔直径が読み取られる。この第3 の瞳孔直径と段階2−2で得た瞳孔直径との差が決定される。これら2つの瞳孔 直径の差が6ビクセルより小さい場合には、ルーチンは段階2−7へ進む。さも なくば、ルーチンは段階2−9へ移行する。
段階2−7において、ルーチンが段階2−3を2回以上通ったかどうか判断され る。もしそうであれば、ルーチンは段階2−10へ移行する。さもなくば、IR EDの設定が20%減少され、次の瞳孔直径がオプチックRAMによって読み取 られる。段階2−8において、最も最近の段階2−3の瞳孔直径の読みと段階2 −7の瞳孔直径との差の絶対値と、最も最近の段階2−3の瞳孔直径とその手前 の段階2−3の瞳孔直径との差の絶対値との比較を行う。これら2つの差の間の 最小の相違が決定され、そしてIREDの値は、その最小の相違を生じた値番ニ セットされるのが好ましい。
この点において、ルーチンは段階2−10へ移行する。し力)しな力(ら、ル− チンが段階2−8の前の点において段階2−9へ移行して(また場合を二番よ、 段階2−9においてIREDの設定が200より大きいかどうか判断される。も しそうであれば、IREDの値が10にリセットされ、カウンタがセットされる 。カウンタがセットされると、IREDが10%増加される。カウンタがセット されなIl)場合、IREDの値は、直径が3ミリメータより大きければ20% 増加され、さもな(ば、10%増加される。この点において、ルーチンは段階2 −3へ戻り、これは、段階2−8に到達して、段階2−8を完了して、段階2− 10へ移行するまで行われる。
段階2−10において、IREDの値か225より太きt+1かどう力)決定さ れるのが好ましい。IREDの値が225より大きい場合には、エラーメツセー ジがピュビロメータのモニタに出力され、現在の測定がキャンセルされ再び開始 することを対象者に知らせる。又、このエラーメツセージは、段階1−1カ)ら ル−チンをスタートすることをピュビロメータに知らせる。しかしながら、IR ED値が225より小さく且つエラーメツセージが対象者に示されない場合には 、段階2−11においてオプチックRAMは現在のIREDレベルにおける瞳孔 の現在の見掛は直径を読み取る。
この直径は段階2−3からの最後の見掛は直径と比較され、これら2つの最後の 見掛は直径の差が6ビクセルより大きいかどうか判断される。これ力(真である 場合には、エラーメツセージが対象者に示され、測定が段階1−1で再びスター トされる。さもなくば、段階2−3において、その見掛は直径の読みが正しく1 直径となる。というのは、差が6ビクセルより少なくそして異なったIREDレ ベルでの手前の瞳孔直径の差が6ビクセルより小さいからである。従って、正し く1照射が達せられており、受は入れられる見掛は上の直径がオプチツクRAM によって記録されている。
かくて、第1の見掛は上の瞳孔直径を得るように第1の強さの走査放射を瞳孔に 照射し、そして第2の見掛は上の瞳孔直径を得るように第2の強さの走査放射を 瞳孔に照射することによってIREDの設定が達成される。次いで、これらの第 1と第2の見掛は上の瞳孔直径を制御範囲の瞳孔直径と比較し、第1及び第2の 見掛は上の瞳孔直径のいずれが制御範囲内に入るかを判断すると共に、その制御 範囲内に入る見掛は上の瞳孔直径を生じたIRED強度が正しい設定として採用 される。
いったんIREDレベルが設定されそしてオプチツクRAMのビクセルが像によ って刺激されると、瞳孔の直径を抽出しなければならない。好ましい実施例にお いて、本発明によるピュピロメータは、2レベルのソリッドステート像感知オプ チックRAMを使用する。このオフチックRAMは、効率的な直径抽出を果たす 256行x256列の分解能を与えるのが好ましい。しかしながら、更に高い分 解能が所望される場合には、高分解能、2レベルのソリッドステートデバイス又 は他のエレクトロ・オプティックデバイスを使用することができる。
直径は、好ましい直径抽出ルーチンに基づいてコンピュータによって抽出される 。好ましい実施例では、オプチックRAM上のほぼ円の瞳孔像を横切る最長値を 見つけることにより直径が計算される。図9にはオプチツクRAMの面が示され ている。はぼ円の瞳孔像が660で示されている。オフチックRAMは、瞳孔直 径を測定するためのセンサ上の基準線を構成する非感知領域670により中心に 対して2分されている。
円形の瞳孔像を横切る最大直径の弦が680で示されている。好ましい実施例に おいては、2バイトの0xFFが見つかるまでセンサ像の上部から行を走査して 行内の16個の連続する暗ピクセルを指示することにより、弦の長さが計算され る。更に別の好ましい実施例では、同様の2バイト、0xFFが見つかるまでセ ンサの下部から行が走査される。これら2点間の差が最大弦長さである。
上記したように、瞳孔直径の抽出は、オフチックRAM像センナの物理的なレイ アウトに依存している。センサ領域は、真ん中の非感知領域670によって分離 された2つの長方形領域より成る。更に別の好ましい実施例では、瞳孔がセンサ 上に適切に整列されたときに非感知領域670が像の中心に配置される。次いで 、適切に整列された像であると仮定することにより直径抽出ルーチンが開始され 、先ず、非感知領域670の各側で弦の長さをチェックする。
直径抽出ルーチンの好ましい実施例が、図10のフローチャートに示されている 0段階690では、直径抽出を開始できることを指示する信号が光学ブロックか ら受け取られる。段階700では、非感知領域670の各側における弦の長さが チェックされる。弦が等しい長さのものである場合は、その2点間に直径が存在 すると仮定され、これら2点間の差が最大直径の弦長さ、即ち瞳孔サイズである 。しかしながら、弦が等しい長さでない場合には、ルーチンが段階710へ進む 。
段階710では、非感知領域670の両側における弦の長さがゼロであるかどう か判断される。もしそうであれば、16列ごとに走査が行われ、オプチックRA Mの一端で始まる像が見つけられる。像が見つかると、ルーチンは段階720へ 進む。非感知領域の各側の弦の長さがゼロより大きい場合には、ルーチンは直ち に段#720へ移行する。
段階720では、弦の長さが減少し始めるまで、より長い弦の方向に、一度に1 6列スキップしながら走査を行う。次いで、段階730では、好ましくは2進サ ーチが行われて最大の弦長さが見つけられる。最大弦長さを決定するのに2進サ ーチが効果的であると分かっているが、最大弦長さを見つける他の形式のサーチ も使用できることが当業者に明らかであろう。次いで、ルーチンは段階740へ 進み、最長値の各側における弦の長さが計算され、これら3つの弦長さの平均を とってそれを瞳孔の直径とすることにより、瞳孔直径が決定される。次いで、こ の値を用いて、障害が判断される。
当業者に明らかなように、他の形式のセンサを用いて瞳孔直径及び瞳孔応答を得 ることができる。64にのオプチックRAMが効果的で且つ経済的であると分か っているが、他の形式のセンサを用いて瞳孔監視を行うこともできる。前記した ように、CCD、SLM及び他のエレクトロ・オプティックデバイスは全て瞳孔 応答を発生するように適用できる。これらの他のデバイスの場合には、上記の瞳 孔直径抽出機能を満足するための別の直径抽出ルーチンを案出して実施すること ができる。
かくて、本発明によるビュビロメータは、対象者に対して正確で、効率的で且つ 経済的な瞳孔測定を果たすことができる。本発明によるピュビロメータでは、正 確なドラグ及びアルコール障害テストを繰り返し行うことができると共に、生命 に係わる種々の仕事を遂行する各人の能力に関する正確なデータを作り出すこと ができる。更に、ここに開示するビュビロメータは、瞳孔応答が対象者の中枢神 経系の種々の生理学的特性を表すような研究及び診断設定に使用することができ る。本発明によるビュビロメータは、一般に、このような全ての用途に有用であ る。
以上、瞳孔応答を測定する方法及び装置と、研究、診断及びドラグ/アルコール 障害テストのためのピュビロメータとについて、幾っがの好ましい実施例を説明 した。しかしながら、本発明の真の精神及び範囲内で種々の変更がなされ得るこ とが明らかであろう。このような変更は全て請求の範囲内に包含されるものとす る。
特表千6−500938 (11) q 噂 −rヶ、5E シ − 照射レベル 62G −1う々・7 平成 年 月 日

Claims (39)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.携帯用の走査自己測定ピュピロメータにおいて、上記ピュピロメータにより 走査するために少なくとも一方の眼窩を位置設定する眼窩収容手段と、 上記収容手段にインターフェイスされていて、少なくとも一方の目に走査放射を 照射するための放射手段と、 上記放射手段によって照射された目からの反射された放射を受け取る感知手段で あって、目の虹彩から反射された放射と目の瞳孔から反射された放射との間のコ ントラストに応答するようにされた感知手段と、上記感知手段にインターフェイ スされていて、瞳孔の像を上記感知手段において対象者に表示し、対象者が上記 感知手段上で瞳孔像をセンタリングできるようにするためのセンタリング手段と を備えたことを特徴とするピュピロメータ。
  2. 2.上記感知手段にインターフェイスされていて、目の瞳孔測定走査を制御する ための走査手段を更に備えた請求項1に記載のピュピロメータ。
  3. 3.上記走査放射を目に向けると共に目から反射された放射を上記感知手段に向 けるための複数の光学素子を更に備えた請求項2に記載のピュピロメータ。
  4. 4.上記眼窩収容手段にインターフェイスされ、目に光を照射して瞳孔収縮を生 じさせるための刺激手段を更に備えた請求項3に記載のピュピロメータ。
  5. 5.上記走査放射は赤外線放射である請求項4に記載のピュピロメータ。
  6. 6.上記放射手段は少なくとも1つの赤外線放射ダイオードである請求項5に記 載のビュピロメータ。
  7. 7.上記刺激手段は、可視光線を放射する少なくとも1つの発光ダイオードであ る請求項6に記載のピュピロメータ。
  8. 8.上記センタリング手段はビデオモニタを含む請求項7に記載のピュピロメー タ。
  9. 9.上記走査手段に作動的に接続されていて、上記感知手段により収集されたデ ータを外界にインターフェイスするためのインターフェイス手段を更に備えた請 求項1に記載のピュピロメータ。
  10. 10.上記インターフェイス手段に作動的に接続されていて、上記感知手段によ り収集されたデータを変換すると共に上記走査手段を制御するための処理手段を 更に備えた請求項9に記載のピュビロメータ。
  11. 11.上記処理手段にインターフェイスされていて、瞳孔パラメータを指示する ように上記処理手段によって変換されたデータを表示するための陰極線管モニタ を更に備えた請求項10に記載のピュピロメータ。
  12. 12.瞳孔サイズを測定するためのシステムにおいて、携帯用の走査ピュピロメ ータを具備し、このピュピロメータは、対象者の少なくとも一方の目を走査のた めにピュピロメータにインターフェイスするための眼窩収容手段と、 上記眼高収容手段にインターフェイスされて、眼窩内の目の少なくとも一方に放 射を当てるための電磁放射手段と、上記放射手段により放射が当たった後に目か ら反射された放射をさえ切るように配置され、上記電磁放射手段により放射が当 たったときに自の虹彩と瞳孔との間のコントラストを区別するようにされた感知 素子と、上記感知素子にインターフェイスされ、瞳孔の像を上記感知素子におい てユーザに表示し、ユーザが上記感知素子上で瞳孔の像をセンタリングできるよ うにするためのセンタリング手段と、 上記センタリング手段にインターフェイスされて、上記コントラスト信号を外界 にインターフェイスするためのジャンクションインターフェイス手段とを備えて おり、そして 更に、上記ジャンクションインターフェイス手段を経て上記感知手段にインター フェイスされて、虹彩と瞳孔とのコントラスト差に対応する信号を処理するため の処理手段を具備することを特徴とするシステム。
  13. 13.上記感知手段及びジャンクションインターフェイス手段にインターフェイ スされて、上記放射で目を瞳孔測定走査するのを制御するための走査手段を更に 備えた請求項12に記載のシステム。
  14. 14.上記放射を目から上記感知素子に向けるための複数の光学素子を更に備え た請求項13に記載のシステム。
  15. 15.上記感知素子にインターフェイスされ、目に可視光線を照射して瞳孔収縮 を生じさせるための励起手段を更に備えた請求項14に記載のシステム。
  16. 16.上記電磁放射手段は赤外線を放射する請求項15に記載のシステム。
  17. 17.上記電磁放射手段は少なくとも1つの赤外線放射ダイオードである請求項 16に記載のシステム。
  18. 18.上記眼窩収容手段にインターフェイスされ、目に光を照射して瞳孔収縮を 生じさせる刺激手段を更に備えた請求項17に記載のシステム。
  19. 19.上記刺激手段は、可視光線を放射する少なくとも1つの発光ダイオードで ある請求項18に記載のシステム。
  20. 20.上記センタリング手段は陰極線管を備えている請求項19に記載のシステ ム。
  21. 21.上記処理手段は、 上記感知手段によって収集されたコントラストデータを処理するためのコンピュ ータと、 上記コンピュータを変更すると共に上記走査手段を上記コンピュータにインター フェイスするためのプリント回路板と、上記プリント回路インターフェイス板に インターフェイスされて、上記コンピュータによって変換された処理済のコント ラストデータを表示するためのディスプレイ手段とを備えている請求項20に記 載のシステム。
  22. 22.上記ディスプレイ手段は陰極線管ビデオモニタである請求項18に記載の システム。
  23. 23.上記陰極線管ビデオモニタに表示された処理済のコントラストデータは上 記励起手段により可視光線を照射したときの瞳孔の収縮及び膨張速度である請求 項22に記載のシステム。
  24. 24.対象者の瞳孔の動的な特性を観察することにより対象者の生理学的パラメ ータを決定する方法において、 対象者の瞳孔応答をピュピロメータで監視しそしてその応答に対応するデータを 収集し、 上記監視段階中に収集された対象者の瞳孔応答に対応するデータを変換し、対象 者の瞳孔応答に対応する上記変換されたデータを、正常の瞳孔応答を表す制御デ ータセットと比較し、そして 上記正常の瞳孔応答を表すデータと比較された対象者の瞳孔応答に対応するデー タを処理して、生理学的パラメータを決定するという段階を備えたことを特徴と する方法。
  25. 25.上記瞳孔応答は、可視光線に応じた瞳孔の膨張及び収縮速度である請求項 24に記載の方法。
  26. 26.瞳孔応答を観察することにより決定される上記生理学的パラメータは、中 枢神経系の障害の程度である請求項25に記載の方法。
  27. 27.上記監視段階は、 上記ピュピロメータの感知素子上で瞳孔の像をセンタリングし、瞳孔に可視光線 を照射して瞳孔を収縮させ、瞳孔に走査放射を照射して目の瞳孔及び虹彩から反 射される放射を収集し、可視光線を照射した後に瞳孔を膨張させ、そして可視光 線に応答して瞳孔が収縮及び膨張するときに瞳孔の直径を測定するという段階を 含む請求項26に記載の方法。
  28. 28.上記走査放射は赤外線放射である請求項27に記載の方法。
  29. 29.上記変換段階は、赤外線放射による瞳孔の連携走査時間に対して可視光線 に応答する瞳孔サイズの曲線をプロットすることを含む請求項28に記載の方法 。
  30. 30.上記制御データセットは、可視光線に対する対象者の正常な瞳孔応答に対 応するデータセットである請求項29に記載の方法。
  31. 31.上記制御データセットは、個人個人のグループの可視光線に対する正常な 平均瞳孔応答に対応するデータセットである請求項30に記載の方法。
  32. 32.対象者の中枢神経系に障害があるかどうかを判断する方法において、対象 者が自己測定ピュピロメータの感知素子上で少なくとも一方の瞳孔をセンタリン グできるようにし、 感知素子における瞳孔像の見掛け上の直径の実質的に最適な指示を与えるように 走査放射のレベルをセットし、 光刺激に対する瞳孔応答を監視して、障害を表す瞳孔パラメータを決定しそして その瞳孔パラメータに関連したデータを収集し、上記瞳孔パラメータに関連した データを処理して、変換した瞳孔データを得るようにし、そして その変換した瞳孔データから中枢神経系の障害レベルを判断するという段階を備 えたことを特徴とする方法。
  33. 33.上記の設定段階は、 瞳孔に第1の強さの走査放射を照射して第1の見掛け上の瞳孔直径を得、瞳孔に 第2の強さの走査放射を照射して第2の見掛け上の瞳孔直径を得、上記第1及び 第2の見掛け上の瞳孔直径を制御範囲の瞳孔直径と比較して上記第1及び第2の 見掛け上の瞳孔直径のいずれが上記制御範囲に入るかを判断し、そして 上記制御範囲に入る見掛け上の瞳孔直径を生じた強さを採用するという段階を備 えた請求項32に記載の方法。
  34. 34.上記走査放射は赤外線放射である請求項33に記載の方法。
  35. 35.上記監視段階は、 可視光線に応答する瞳孔の収縮速度に対応するデータを収集し、可視光線に応答 する瞳孔の膨張速度に対応するデータを収集し、瞳孔の収縮及び膨張速度に対応 する上記収集したデータを記憶することを含む請求項34に記載の方法。
  36. 36.上記処理段階は、更に、見掛け上の瞳孔直径に基づく瞳孔の収縮及び膨張 速度と、瞳孔を赤外線放射で走査する時間とをプロットすることを含む請求項3 5に記載の方法。
  37. 37.上記決定段階は、瞳孔の収縮及び膨張速度に対応する上記収集したデータ を、正常な瞳孔応答を表す制御データセットと比較することを含む請求項36に 記載の方法。
  38. 38.上記制御データセットは、可視光線に対する瞳孔の正常な応答に対応する データセットである請求項36に記載の方法。
  39. 39.上記制御データセットは、個人個人のグループの可視光線に対する正常な 平均瞳孔応答に対応するデータセットである請求項38に記載の方法。
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