JPH06500724A - パズル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 パズル 例えばドイツ連邦共和国特許公開第３８２１２９７号明細書から公知パズルの場 合、パズルは軸線上に共通に支承された互いに相対的に回動可能な２つの半割シ ェル体を有していて、それぞれの半割シェル体はクリップ止めされた４つのセグ メントを有していて、このセグメントは興なる色を有しがっ両端部に種々の情報 マークを備えている。それぞれの半割シェル体は半円形の４つの＃！ａを有し、 この開口内には四分の一セグメントとしてのそれぞれ２つの回転セグメントが回 動可能に支承されている。半割シェル体を回動した場合半割シェル体は、両半割 シェル体の回転セグメントが同じ位置を占めるように、係止される。これによっ て、回転セグメントを一方の半割シェル体から他方の半割シェル体内に回動させ ることができる。この場合、半割シェル体の回動を許容する回転セグメントの係 止位置が得られる。半割シェル体を回動させることによってそれぞれ２つの回転 セグメントは９０度だけ又は９０度の倍数だけずらされる。回転セグメントは種 々の情報内容を有しているので、多数の組合せの可能性が得られる。しかしなが ら公知のパズルの欠点は、それぞれの回転セグメントが個々に操作されねばなら ず、パズルの解くべき設定課題を余り思考せずに解くことができるということに ある。

上記公知技術から出発して本発明の課題は、十分に思考してのみ屏くことのでき る極めて多数の遊戯バリエーションが得られるように、必要に応じて難易度を調 節できるパズルを提供することにある。

前記課題は、請求の範囲第１項に記載の本発明によるパズルによって解決された 。

本発明の根本思想は特に、２つのディスク又はリングが、エレメントを収容でき る切欠きを備え、このエレメントが操作装置によって半径方向の軸線を中心とし て回動可能でかつこの際一方のリングから他方のリングに移されるということに ある。パズルの難易度は一方ではエレメント対の数に関連しかつ他方では、どれ 程のエレメント対が同時に回動させられるかに関連している０本発明のよるパズ ルの別の利点は、パズルの組合せバリエーションが、出発位置から実際位置に進 めるために、すでにどれ程のステップが行われたかとは無関係であるということ にある。

パズルを操作する場合、互いに相対的に回動可能なリングは常に、それぞれ２つ のエレメントがエレメント対を成しかつ操作装置と協働できるように、回動させ られる。操作装置を操作した場合、要求に応じて所望数のエレメント対を１８０ 度だけ回動させることができる。この場合、第１のリング内に配置されたエレメ ントは第２のリング内に移されるのに対して、第２のリング内に配置されたエレ メント←よ第１のリング内に移される。同時に回動させられるエレメント対の数 が増大するに伴って、パズルの難易度も増大する。操作装置を笥単に改造するこ とによって、操作装置を操作した場合層つかのエレメント対を回動させることが できる。この場合、使朋者は親指で操作装置を操作すればよい。

次ぎに図示の実施例につき本発明を説明する。

この場合、第１図はパズルの斜視図、第２図は第１図のパズルの平面図、第３図 は第２図Ｉ　Ｉ　Ｉ−Ｉ　１１に沿った断面図、第４図は操作装置の一部及び上 側のリングの斜視図、第５図は操作装置の主要部分の分解図、第６図は第１図で 図示のパズルの一部の部分的に断面した分解図である。

図面では、エレメント１６．１８を支承する互いに向き合う切欠き１２．１４を 有する、互いに相対的に共通の軸線１０を中心として回動可能な２つの同軸的な リング２０．２２を備えたパズルが図示されていて、この場合、リング２０．２ ２相互の多数の相対位！において、それぞれ２つの互いに向い合う同軸的な切欠 き１２．１４が２つのエレメント１６．１８から形成されるそれぞれ１つのエレ メント対１６．１８用のそれぞれ１つの受容部を規定していて、更に前記エレメ ント対は操作装置２４によって回動可能で、これにょリエレメント１６．１８が それぞれ別のリング２０゜２２内に移されるようになっている。それぞれのリン グ２０．２２は、軸線ＩＯを中心として均一に分配されたそれぞれ８つの切欠き １２．１４を有している。

リング２０．２２は同一の構成されているので、パズルにおいてリング２０．２ ２を交換することができる操作装置２４は、単数又は複数の連結機構２８と協働 する手動操作可能な操作体２６を有している。連結機構２８はエレメント対１８ −１８に対して同軸的に配置されていてかつ同じ軸線３２，３４．３６を中心と して回動可能である。更に図面から明らかなように、同じ形状を有するエレメン ト１６．１８は、操作体２６と協働する半径方向に延びる部材３０を有していて 、この部材３０は突起として形成されかつ軸線３２，３４．３６を中心として回 動可能である。操作体２６は軸線１０の方向に往復調節可能で、かつほぼ直方体 状に形成され、かつ外壁内に方形横断面の軸方向に延びる４つの切欠き７２を有 していて、この切欠き内には歯４２を備えたそれぞれ１つのラック４０が押し認 可能である。この場合、ラック４０は作業位置及び非作業位置を占めることがで きる。符号Ａで図示のラック位置は作業位置であるのに対して、切欠き７２内に 収容される符号Ｂで図示のラック位置は非作業位置である。ラック４０はほぼＬ 字形横ｗｒ面を有しかつラック作用状態で垂直に延びる基体４４の外縁範囲に支 持される。この場合、歯４２は対応する切欠き７２の外部に配置されるのに対し て、非作用状！ｌ（位置Ｂ）では歯４２は切欠き７２の内部に配置される。ラッ ク４゜は操作体２６の往復運動時に連行されがっ連結機構２８の対応する歯車３ ８と噛み合う。

操作装置２４は運行体５６と、対応片６ｏと、操作装置内に配置された操作体２ ６とを有している。連行体５６ｊ１びに対応片６０はそれぞれ１つの切欠き５８ もしくは６２を有していて、この切欠きは互いに連続的に接続されていてかつ切 欠き内には操作体２６が配置されている。操作体２６の軸方向長さは操作装置内 に形成された一貫した孔の内法高さよりも小さく形成されている。第３図から明 らかなように、操作体２６は基体４４を有していて、この基体４４は下側範囲で 円形のディスク状のヘッド４３を有しているのに対して、反対側の端部にねじ山 を備えた孔７ｏを有し、この孔内にはねじ山６６によって閉鎖ねじ６４がねじ込 まれる。閉鎖ねじ６４の操作を改善するために横方向に延びるスリット６８が設 けられているので、例えばねじ回しによって閉鎖ねじ６４を操作することができ る。はぼ直方体状の基体４４は、作業位置（Ａ位置）及び非作業位置（Ｂ位置） を占める４つのラック４゜に運動可能に取付は可能である。この場合、ラック４ １０のｖｉａ部の縦長の内縁は基体４４の縦長の外縁の１つに支持される。これ に対して非作業状１１（Ｂ位置）では歯４２を有する長い脚部は完全に切欠き７ ２内に収容される。この場合、歯は連結機構２８の小さな歯車３８と協働しない 、パズルの使用状態では基体は少なくとも１つのラックを備えているが、２つ、 ３つ又は４つのラックを設けることもできる。当然、基体を、横断面が正−Ｎ角 （Ｎ＝５．６．７）の長い部体として構成することもできる。ラックの数及び同 時に操作されるエレメント対１６−１８の数によってパズルの難易度が高められ る。使用者は、基体に適当な数のラック４０を装備することによって、パズルの 難易度を変えることができる。

エレメント対１６−１８（特にＮ３図、第５図及び第６図参照）は、舌片２９を 有する支承ビン５２として構成されたそれぞれ１つの共通の部材３０を規定する 。共通の舌片２９はパズルの使用状態で、自体連結機構２８の一部である溝３９ に作用結合される。軸線３４の延長部内及び半球状のエレメント１６．１８の反 対側には支承ビン５４が設けられていて、この支承ビン５４は支承切欠き１７（ 第６図参照）内に支承されるのに対して、支承ビン５２は支承切欠き１５内に支 承される。特に第６図から明らかなよづに、リング２２は、支承切欠き１７が形 成される外側のつば２１と支承切欠き１５が形成される内側のつば１３とを有し ている。

連結機構２８は連行体５６及び対応片６０の支承切欠き４１内に支承されている 。連結機構２８の軸方向のずれを阻止するために、連結機構はフランジ３１を有 していて、このフランジは連行体５６及び対応片６０の溝（図示せず）内に支承 される。更に第６図から明らかなように対応片６０は、押圧リング４６の適合し た形状の切欠き４８内に係合する突起５０及びばね部材４７用の切欠き４９を有 している。ばね負荷された押圧リング４６は、パズルの個々の側層位置を確実に 調節するのに、用いられる。

パズルの組立て状態及びパズルの出発位置（第１図及び第３図参照）ではそれぞ れ２つの切欠き１２，１４がエレメント対１６−１８用の共通の切欠きを規定す る。この場合、操作体は両終端位置の一方を占めるので、連結機構２８の溝３９ は回動平面６内に位置す　゛る。今やリング２０．２２を互いに相対的に二重矢 印の方向で、上側のエレメント１Ｂに新たなエレメント１６が配属されるように 、回動させることができる。

従って新たな切欠き対１２−１４が形成される。操作体２６が、例えば第３図で 図示の下側位置から二重矢印８の方向で上向きにずらされた場合には、ラック４ ０と協働する連結機構２８は１８０度回動させられるので、上側のエレメント１ ８が下側のリング２２内に移され、これに対して、下側のエレメント１６は上側 のリング２０内に移される。この場合、エレメント対１６−１８は軸線３２，３ ４．３６を中心として回動する。今や新たなエレメント対１６−１８を規定する ようにリング２０．２２を再び互いに相対的に回動させ、かつ、操作装置の調節 過程を反復することができる。第１図乃至第６図で図示のパズルはそれぞれ１つ の球を規定する全体として８つのエレメント対１６−１８を有していて、この場 合、全てのエレメント１６．１８は同じ幾何学形状を有しているが、それぞれ２ つのエレメントのみが同一のものとみなされる（例えば同じ色を有する）。つま り出発位置ではパズルは、色の点でのみ異なる８つの球（エレメント対１６−１ ８）を有している。互いに相対的なリング２０．２２の回動及び操作体２６の移 動によって、エレメント対１６−１８の新たな色紙合せが得られるので、例えば 上側のエレメントを赤色に、かつ、下側のエレメントを緑色にすることができる 。更に、エレメント１６゜１８が本来の位置を占めるように、操作することもで きる。

有利にはパズルは射出成形されたプラスチックから構成される装 Ｆｉｇ、５ 国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．エレメント（１６，１８）を支承する互いに向き合う切欠き（１２，１４） を有する、互いに相対的に共通の軸線（１０）を中心として回動可能な２つの同 軸的なリング又はディスク（２０，２２）を構え、この場合、リング又はディス ク（２０，２２）相互の少なくとも１つの相対位置において、それぞれ２つの互 いに向い合う切欠き（１２，１４）が２つのエレメント（１６，１８）から形成 されるそれそれ１つのエレメント対（１６−１８）用のそれぞれ１つの受容部を 規定していて、前記エレメント対が少なくとも１つの操作装置（２４）によって 回動可能であり、これによりエレメント（１６，１８）がそれそれ他方のリング 又はディスク（２０，２２）内に移されることを特徴とする，パズル。 ２．リング又はディスク（２０，２２）がそれぞれ少なくとも３つの切欠き（１ ２，１４）を有している、請求項１記載のパズル。 ３．リング又はディスク（２０，２２）の互いに向き合う側が平にしかも互いに 可動に結合されている。 請求項１又は２記載のパズル。 ４．操作装置（２４）が手動操作可能な操作体（２６）を有していて、この操作 体（２６）が、少なくとも１つのエレメント対（１６−１８）に係合する連結機 構（２８）と恊働している、請求項１から３までのいずれか１項記載のパズル。 ５．リング又はディスク（２０，２２）が同じ形状を有しかつ切欠き（１２，１ ４）が軸線（１０）を中心として均一に分配されていて、同じ形状を有するエレ メント（１６，１８）が、操作装置（２４）と恊働する半径方向に延びる部材（ ３０）を有している，請求項１から４までのいずれか１項記載のパズル。 ６．部材（３０）が、半径方向の軸線（３２，３４，３６）を中心として回動可 能な連結機構（２８）を介して操作装置（２４）と協働する突起もしくは切欠き として形成されている、請求項１から５までのいずれか１項記載のパズル。 ７．操作装置（２４）が軸線（１０）の方向で往復調節可能である、請求項１か ら６までのいずれか１項記載のパズル。 ８．連結機構（２８）が、軸方向で延びる操作装置（２４）のラック（４０）と 協働する歯車（３８）を有している、請求項１から７までのいずれか１項記載の パズル。 ９．操作装置（２４）の内部に配置されたラック（４０）が作業位置と非作業位 置との間で調節可能である、請求項１から８までのいずれか１項記載のパズル。 １０．リング又はディスク（２０，２２）の管に、操作装置（２４）の係止突起 （５０）もしくは係止切欠きと協働する係止切欠き（４８）もしくは係止突起を 備えたばね負荷された押圧リング（４６）が配置されている、請求項１から９ま でのいずれか１項記載のパズル。 １１．エレメント（１６，１８）が半球、半ローラ、半円錐等の形状を有してい る、請求項１から１０までのいずれか１項記載のパズル。 １２．それぞれのエレメント対（１６−１８）が中空体を規定している、請求項 １から１１までのいずれか１項記載のパズル。 １３．エレメント（１６，１８）がリング又はディスク（２０，２２）内に支承 される、互いに逆向きの半径方向に延びる支承ピン（５２，５３）を有している 、請求項１から１２までのいずれか１項記載のパズル。 １４．支承ビン（５２，５３）がリング又はディスク（２０，２２）の間に配置 されている、請求項１から１３までのいずれか１項記載のパズル。