JPH0649079B2 - 電気的除細動ペーシング - Google Patents

電気的除細動ペーシング

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JPH0649079B2
JPH0649079B2 JP4501294A JP50129492A JPH0649079B2 JP H0649079 B2 JPH0649079 B2 JP H0649079B2 JP 4501294 A JP4501294 A JP 4501294A JP 50129492 A JP50129492 A JP 50129492A JP H0649079 B2 JPH0649079 B2 JP H0649079B2
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    • A61N1/3962Implantable devices for applying electric shocks to the heart, e.g. for cardioversion in combination with another heart therapy
    • A61N1/39622Pacing therapy

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、医療用刺激器、特に皮下埋設可能な電気的除
細動器に関する。
電気的除細動パルスを供給するには、感知された心室の
頻拍性不整脈の減極にパルスを同期させることが望まし
いと認識されていた。この同期化を成し遂げるための装
置は、McLaughlin氏に発行された米国特許第
3,527,228号に開示されている。
皮下埋設可能な細動除去器にそのような同期化回路を組
み合わせることは、Charms氏に発行された米国特
許第3,738,370号に開示されている。同期心房
電気的除細動器の最近の開示としては、Mirowsk
i氏等に発行された米国特許第4,572,191号が
ある。
頻拍性不整脈発現の検知とトリガー頻拍性不整脈治療処
方法は、Denniston氏等に発行された米国再発
行特許第30,387号でも開示されている。最近の頻
拍性不整脈の検知方法についての開示は、Engle氏
等に発行された米国特許第4,403,614号、同米
国特許第4,375,817号、Hartlaub氏等
に発行された米国特許第4,493,325号、Zip
es氏に発行された米国特許第4,384,585号、
及びHartlaub氏に発行された米国特許第4,5
52,154号にある。これらはすべて本明細書に引用
する。
大きな振幅除細動と電気的除細動パルスの供給に加え
て、高頻度ペーシングによる頻拍性不整脈発現の治療
も、広く研究されていた。高頻度ペースメーカーは、米
国特許第4,577,633号に開示されている。これ
も本明細書に引用する。マイクロプロセッサを用いて高
頻度刺激がを可能にしたペースメーカーが、米国特許第
4,485,818号に開示されている。これも本明細
書に引用する。高頻度刺激においては、ペースメーカー
が検出された頻拍性不整脈のレートを感知し、そして高
刺激レートでペーシングパルスを発生させ、心拍数を通
常の範囲に戻すためにその後徐々に刺激レートを減少さ
せる。
発明の概要 本発明は、改善された皮下埋設可能な同期電気的除細動
ペースメーカーを供給しようとするものである。公知技
術において知られている同期電気的除細動自体は、最大
の効率で作動する皮下埋設可能な電気的除細動器を供給
するために、感知された心室減極と供給される望ましい
電気的除細動パルスの間の明確なタイミング関係を決定
するようになっている。しかしながら、これまでに心臓
ペースメーカーと共に使用されてきた種類の増幅器は、
感知された減極に関する異なる時間における減極の発生
を示す信号を生じさせる。例えば心室収縮は、電気信号
あるいは少くとも50ミリ秒の持続時間のR波に付随し
て起き、そしてセンスアンプが発生させる減極の発生を
示す信号は、この50ミリ秒内に種々の部位で生じる。
そのような例では、従来のペースメーカー感知増幅器の
出力からの電気的除細動パルスの同期供給には、心室減
極とこれに伴う電気的除細動パルス間での実際のタイミ
ングにおいて、いくつかの変形例がある。
本発明は、感知された頻拍性不整脈収縮に関して一定の
正確かつ確認可能なタイミング信号を供給することによ
ってこの問題を解決し、電気的除細動パルスの正確なタ
イミングを取り得るようにしようとするものである。本
発明は、R波信号のより高性能な分析を可能にしようと
するのでなく、心臓のペーシングパルスの形の固定タイ
ミング信号を供給するものである。頻拍性不整脈の検知
に応じて、本発明の装置は、検出された頻拍性不整脈の
レートよりいっそう高いレートで一連の心臓ペーシング
パルスを発生させる。いくつかの実施例における装置
は、首尾よく心臓を捕捉したかどうか決めるために、ペ
ーシングパルスの供給に続いて心臓をモニターする。一
連の高頻度ペーシングパルスの終わりを、電気的除細動
パルスの供給の時間基準として使用する。従って本発明
は、頻拍性不整脈の治療のために、感知された心室収縮
に関係のある電気的除細動パルスについて、タイミング
の堅実さを保証する単純かつエレガントな方法を供給す
る。本発明は結果として、エネルギーレベルの減少が心
臓に確実に電気ショックを与え、そして失敗した電気的
除細動を試みた結果として頻拍性不整脈を速める機会を
減少させることを必要とする。
図面の簡単な説明 図1は、本発明に係る装置の作動を示しているEKG線
図である。
図2は、本発明に従った装置の機能ブロック図である。
図3、4、5、6は、図2で示された装置の機能を示す
フローチャートである。
図7は、第2実施例装置の機能を示すフローチャートで
ある。
詳細な実施例の記載 図1は、本発明に係る装置の全体動作を示すEKG線図
である。一連のR波10、12、14、16が心室頻拍
性不整脈を示す。本発明の電気的除細動ペースメーカー
は、種々の公知の頻拍性不整脈検知アルゴリズムのいず
れかを使用して、頻拍性不整脈の存在を決定するため心
臓周期を分析する。電気的除細動ペースメーカーは、頻
拍性不整脈のR波を分離している間隔T1、T2、T3
をも測定する。
心室頻拍性不整脈が存在することを決定する上で、記憶
された間隔T1、T2、T3によって示されるように、
頻拍性不整脈のR波を分離している間隔より短い頻拍性
不整脈のレートが、高いレート刺激間隔を発生させるた
めに使用される。これは図1では時間間隔T4として示
されている。この間隔の終了で心室ペーシングパルス1
8を発生させる。図示の実施例において、電気的除細動
ペースメーカーはその後、ペーシングパルスが心臓を捕
捉したということを示すR波が生じているかどうかを点
検するために調べる。しかしながらこの捕捉検知機能
は、本発明の実施にとって重要ではない。図1で示され
るように、ペーシングパルスは心臓を捕捉することに成
功している。本電気的除細動ペースメーカーは、いくつ
かの付加的心室ペーシングパルス20、22を発生させ
ることによってペーシングパルスが心臓を確実に捕捉し
ており、図1で時間間隔T5、T6として示される高レ
ート刺激間隔によって分離されることを決定する。
ペーシングパルスが確実に心臓を捕捉していることを決
定した後に、または予め定められた数の高頻度ペーシン
グパルスの後に、捕捉検知機能が除外されるならば、電
気的除細動ペースメーカーは、ペーシングパルス22の
終わりから電気的除細動間隔T7によって分離された電
気的除細動パルス24を発生させる。ペーシングパルス
22と電気的除細動パルス24が両方とも電気的除細動
器によって発生させるので、それらの定められた関係を
高精度で制御でき、有効な電気的除細動間隔が決定され
た後に続いて起こる頻拍性不整脈に正確に印加できる。
心臓周期は、頻拍性不整脈パルス24の供給後に、通常
の洞調律に対応している間隔T8、T9で生じている心
室収縮26、28と共に通常の洞調律に戻っているよう
に示されている。本発明は、心室頻拍性不整脈の発生を
検出可能でそして確認された頻拍性不整脈の間に心室収
縮を分離している間隔を測定できる種々の皮下埋設可能
な電気的除細動ペースメーカーで使用可能である。本発
明の電気的除細動ペースメーカーは、高レート刺激間
隔、電気的除細動間隔及び低レート補充収縮間隔に対応
し、刺激を通常のVVIタイプのデマンドペーシングを
行ない得るように、少なくとも3つの異なるタイミング
間隔を決定する能力も有する。高レート刺激間隔を得る
ために、算術論理演算装置等が必要とされる。
図2は、本発明に係る電気的除細動ペースメーカーの実
施例の機能ブロック図である。図示のように、本装置は
マイクロプロセッサを用いたものとして表現されてい
る。しかしながら他のデジタル回路やアナログ回路を用
いた実施例も本発明の範囲内に含まれる。従って図2
は、本発明の単なる一例である。
図2で図示された装置の主な要素は、マイクロプロセッ
サ100、メモリ102、ランダム・アクセスメモリ1
04、デジタルコントローラー106、入・出力増幅器
108、110及び遠隔通信プログラミングユニット1
20である。
リードオンリーメモリは、電気的除細動器が採用する種
々のタイミング間隔を得るために行なわれる演算を規定
している主要な命令セットを含む装置のために基本的プ
ログラミングを記憶している。ランダム・アクセスメモ
リ104は、例えば、プログラムされた刺激レート、プ
ログラムされた電気的除細動間隔、パルス幅、パルス振
幅、医師によって装置にプログラムされる等した変量制
御パラメーターを記憶する。ランダム・アクセスメモリ
104は、頻拍性不整脈パルスを分離する記憶した時間
間隔やこれに対応する高レート刺激間隔のような、演算
処理によって得られた値をも記憶する。ランダム・アク
セスメモリ104とリードオンリーメモリ102からの
読取りは、RD線146によって制御される。ランダム
・アクセスメモリ104への書込みは、WR線148に
よって制御される。RD線146上の信号に応じ、アド
レスバス124の上の情報によって指定されることによ
って、ランダム・アクセスメモリ104かリードオンリ
ーメモリ102の内容が、データ・バス122上におか
れる。同様に、W−R線148の上の信号に応じて、デ
ータ・バス122の上の情報がアドレスバス124で指
定されたアドレスでランダム・アクセスメモリ104に
書き込まれる。
コントローラー106は、装置の基本制御の全てとタイ
ミング機能を果たす。コントローラー106は、心室収
縮とその後のタイミング間隔で始動する少くとも1つの
プログラマブルタイミングカウンターを含む。このカウ
ンターは、上記3つの基本的間隔、電気的除細動間隔
(CDINT)、高レート刺激間隔(HRINT)及び
心室抑止刺激レート(ESC)を発生させるために使用
される。コントローラー106は後述のように、これら
の間隔の終了と共に出力段108からの適切な出力パル
スをトリガする。ペーシングパルスの発生に続いてコン
トローラー106は、マイクロプロセッサ100をスリ
ープ状態から必要な演算が可能な状態とするための割り
込みを、対応する制御バス132上に発生させる。後述
のように、コントローラー106中のタイミングカウン
ターが、心室不応期を計測する。コントローラー106
中のタイミングカウンターが終了前にカウントする間隔
は、RAM104からデータ・バス122を経てコント
ローラー106に印加されるデータによって制御され
る。
コントローラー106は、心室収縮の発生感知に伴って
マイクロプロセッサ100を能動状態とする割り込み信
号を生じさせる。心室収縮の発生感知に伴って、制御バ
ス132上の発生を示す割り込みに加えて、コントロー
ラー106内のタイミングカウンターのそのときの電流
値が、データ・バス122上へおかれ、マイクロプロセ
ッサ100が、頻拍性不整脈が存在しているかどうか及
び個別の頻拍性不整脈拍動を分離する間隔を決めるため
にこのデータを使用する。
コントローラー106は、順次検出された頻拍性不整脈
脈拍の数に対応しているカウント、供給される高レート
ペーシングパルス数及び心臓を捕捉する連続高レートペ
ーシングパルス数を記憶するため、いくつかのイベント
カウンターを含む。出力段108は、高出力パルス発生
器を含み、心臓に取り付けられた大表面積電極である電
極134、136を経て患者の心臓に印加される少くと
も0.1ジュールの電気的除細動パルスを発生させるこ
とができる。心臓を囲んで配列された3つ以上の電極を
含む他の電極構成も使用できる。出力回路108は、心
臓の心室を刺激する電極138、140に接続する。電
極138は、例えば心内膜リードの遠位端あるいは右心
室の頂端に設ける。電極140は、例えば電気的除細動
/細動除去器のハウジングに取り付けた不関電極であ
る。出力回路108は制御バス126によって制御さ
れ、コントローラー106に時間と供給すべきパルスの
振幅とパルス幅とを決定させ、そしてパルスを供給する
ためにどの電極対を用いるか決める。
心臓体動の感知、検出された頻拍性不整脈のレートの決
定、そしてこれらに加えて心室ペーシングパルスが首尾
よく心臓を捕捉したかどうかの決定は、電極138、1
40、142に接続する入力増幅器110によって行な
われる。電極142は、ティップ電極138から一定の
間隔で配置する。この電極は、心内膜リードに位置する
リング電極とすると、あるいは心臓から離して心臓と不
関電極140の間に一定の間隔をとって配置された遠距
離電磁界電極とすることができる。電極138、140
は通常の心室収縮を検出する。電極140、142は供
給するペーシングパルスが心臓を捕捉したかどうかを検
出する。これらの機能を完遂するためのシステムは、C
allaghan氏等に発行された米国特許第4,89
5,152号(発行日:1990年1月23日)に開示
されている。この特許は本明細書に引用する。自己調律
心室収縮の発生及びペーシングされた心室収縮があると
いうことを示している信号は、コントローラー106に
バス128を経て供給される。コントローラー106
は、割り込みの形で制御バス132を経てマイクロプロ
セッサ100にそのような心室収縮の発生を示すデータ
を渡す。このデータはマイクロプロセッサ100を能動
として必要な演算を行なわせるか、ランダム・アクセス
メモリ104に記憶した値の更新処理を実行させる。皮
下埋設された電気的除細動/細動除去器の外部の制御
は、皮下埋設された電気的除細動ペースメーカーと外部
のプログラマーの間の通信を行なう遠隔通信制御ブロッ
ク120を経て実行される。従来のいかなるプログラム
でも本発明の遠隔通信回路は実行可能である。プログラ
ムから電気的除細動ペースメーカーに入っている情報
が、バス130を経てコントローラー106に渡され
る。同様に電気的除細動ペースメーカーからの情報が、
バス130を経て遠隔通信ブロック120に供給され
る。
図3、4、5、6は、図2で示された装置の機能を示す
フローチャートである。これらのフローチャートは、装
置の機能的な作動を示すが、本発明を実施するために必
要なソフトウェア及びハードウエアについて限定するも
のではない。本発明を実施するためのソフトウェアが公
知のものであるならば、ソフトウェアの個々の形態は主
に、採用するマイクロプロセッサのアーキテクチャによ
って決定される。
フローチャートを理解するためには、いくつかの期間を
規定する必要がある。「T」はコントローラー106中
のタイミングカウンターに設定された値である。このカ
ウンターは、コントローラー106で発生させた規則的
なクロック・パルスによってインクリメントされ、そし
て全ての基本的タイミング間隔のためのタイマーとして
の役割を果たす。フローチャートに示すように、このカ
ウンターはゼロからカウントする。しかしながらこのカ
ウンターは、ゼロが終了を示すプログラマブルジャムイ
ンカウンターであってもよい。その場合、実際の時間間
隔を決定するために、タイミングカウンターのカウント
をカウンターの値から引かれなければならない。このカ
ウンターは、ペーシングパルスか電気的除細動パルスの
供給により、また自己調律(非ペーシング)心室収縮の
感知によりリセットされる。
コントローラー106でタイミングカウンターによって
決定された第1の間隔は、心室ペーシングパルスあるい
は感知された自己調律心室収縮に続く不応期(REF)
である。例えば、不応期に相当するカウントを読み取る
ことでタイミングカウンターはリセットされない。その
代わりにコントローラー106は単に不応期の終了を検
出するのみで、計数は続ける。不応期の間に電極13
8、140間の感知信号はコントローラー106のタイ
ミングカウンターをリセットするのには無効である。
コントローラー106によって決定される第2の時間間
隔は、自己調律心室収縮がない時に隣接する心室ペーシ
ングパルスを分離している間隔に対応するVVI補充収
縮間隔(ESC)である。例えばこの間隔は800ミリ
秒である。この間隔の値はランダム・アクセスメモリ1
04に記憶されることになる。そして、遠隔通信プログ
ラミングブロック120を経てプログラマブルである。
第3の間隔は、上述のように頻拍性不整脈の感知後に生
じさせられた隣接したペーシングパルスを分離する高レ
ート刺激間隔(HRINT)である。HRINTに対応
している値がマイクロプロセッサ100によって演算さ
れ、RAM104に記憶される。
コントローラー106のカウンターによって決定される
最終の間隔は、電気的除細動間隔(C1NT−1、CI
NT−2)である。これらはそれぞれ、先行する直前の
心室収縮に先行する直前のペーシングパルスから電気的
除細動パルスを分離している間隔である。これらの間隔
は、例えばRAM104に記憶され、外部のプログラミ
ング遠隔通信ブロック120を経てプログラムによって
変更できる。またある場合には、それ自身皮下埋設可能
な電気的除細動細動除去器によって変更され得る。
ランダム・アクセスメモリは、コントローラー106の
タイマーによって決定された間隔に加えて頻拍性不整脈
検知間隔(TINT)を記憶する。これは本実施例では
頻拍性不整脈の存在を決定するために使用される。図示
の装置は、持続する高レートの検知、即ち頻拍性不整脈
間隔より短い間隔で生じる一連の心室収縮の検知により
頻拍性不整脈の存在を決定するが、先行公知技術で知ら
れている他の頻拍性不整脈検知も可能である。適切な頻
拍性不整脈検知方法が、Olson氏等による「心室頻
拍性不整脈検知のための皮下埋設可能なペースメーカー
−電気的除細動器−細動除去器への着手と安定」(On
setand Stability for Vent
ricular Tachyarrhythmia D
etection in an Implantabl
e Pacer−Cardioverter−Defi
brillator)と題する記事(「心臓病学におけ
るコンピュータ」誌(Computersin Car
diology):1986年10月、167−170
頁)に開示されている。この記事の内容は、本明細書に
引用する。
コントローラー106は、装置の作動と関連する種々の
カウントのトラックを保持するいくつかの付加的なカウ
ンターも含む。1つのカウンターは、TINT保持する
いくつかの付加的なカウンターも含む。1つのカウンタ
ーは、TINTより一層少ない自己調律心室収縮間の順
次間隔数を記憶する。このカウントに対応している値が
TCNTとしてフローチャートに記載されている。第2
のカウンターは、頻拍性不整脈の検知に続いて供給され
る高レートペーシングパルスの数を記憶する。このカウ
ンターで記憶されたカウントをHRCNTという。第3
のカウンターは、心臓を捕捉するのに成功した連続する
高レートペーシングパルスの数のトラックを保持する。
このカウンターで記憶されたカウントをCCNTとい
う。フローチャートは、この基本的情報によって容易に
理解できる。
図3は、本発明の電気的除細動細動除去器の主な徐脈ペ
ーシングルーチンを示す。また頻拍性不整脈検知と終端
サブルーチンに対する出口点と、使用したサブルーチン
からの帰還点も示す。このフローチャートは、電源投入
リセット条件あるいは外部プログラム手段を経た装置パ
ラメーターの再プログラミングに対応する初期設定ブロ
ック200から始まる。初期設定プログラムの前に、T
CNTとHRINTとCCNT値が全てゼロにリセット
され、そして、REFとTINTとESCとCINT−
1とCINT−2値がランダム・アクセスメモリ104
にロードされる。
初期設定に続いて、タイミングカウンターは、ブロック
202でゼロにリセットされる。上述のようにいくつか
の実施例では、カウンターのカウントをゼロにリセット
するのではなくカウント値のロードをもたらす。マイク
ロプロセッサ100は、スリープモードに入る。
ブロック204においてコントローラー106のタイミ
ングカウンターは、カウントが不応期(REF)に等し
くなるまでカウントを続ける。不応期の終了に続いて、
ブロック206で示されるように、コントローラー10
6は感知された心室収縮の発生に感応する。ブロック2
08では、補充収縮間隔(ESC)に等しいカウント発
生させているタイミングカウンターより前にどんな心室
収縮も感知されなければ、コントローラー106はブロ
ック210における心室ペーシングパルスの発生をトリ
ガする。そして、ブロック202で再び基本的徐脈ペー
シング間隔のタイミングを始めるためにリセットされ
る。
心室収縮がブロック206で感知されるならば、マイク
ロプロセッサ100を能動とするための割り込みがコン
トローラー106によって発生する。マイクロプロセッ
サ100は、タイミングカウンターに記憶されたカウン
トがランダム・アクセスメモリ104に記憶されたTI
NT値より少ないか等しいかを判断する。タイミングカ
ウンターの値がTINTより大きければ、マイクロプロ
セッサ100は、コントローラー106に記憶されたT
CNT値を、ブロック214において制御バス132を
介してゼロにリセットする。またブロック212におい
て、ランダム・アクセスメモリ104に存在している検
出された頻拍性不整脈の収縮に対応するいかなる間隔も
クリアする。コントローラー106のタイミングカウン
ターのカウントがTINTと等しいか小さければ、マイ
クロプロセッサは、図4、5、6に示した頻拍性不整脈
の検知及び処理を始める。
図4は、皮下埋設可能な電気的除細動ペースメーカーが
頻拍性不整脈の存在を検知して、そして高レートペーシ
ングを始める方法を示す。図3のブロック216におい
て頻拍性不整脈の脈拍検知に応じて、TCNTの値がブ
ロック300でインクリメントされる。そして検出され
た頻拍性不整脈の間隔の持続期間が、ブロック302で
ランダム・アクセスメモリ104に記憶される。TCN
Tの値は、頻拍性不整脈の間隔判定基準に会っている必
要な順次間隔の予め定められた数を表わしている「X」
と比較される。「X」の値としては広い域を定められる
が、選ぶべきXの値は一般に頻拍性不整脈の間隔判定基
準に会う4〜32の範囲に入る。TCNTの値がXより
小さければ、電気的除細動ペースメーカーはブロック2
01を経て短期のペーシングに戻る。図3で示すよう
に、マイクロプロセッサはブロック202でタイミング
カウンターをリセットしスリープ状態に戻るが、コント
ローラーは不応期と補充収縮間隔をカウントし続ける。
TCNTがXに等しければ、マイクロプロセッサはブロ
ック306において新しい高レート間隔を演算する。こ
れはブロック302で記憶された間隔の値の平均値をと
ることによってを実行される。HRINTをその平均値
の予め定められた割合に等しく設定する。例えば、HR
INTはその演算された平均値の75〜95パーセント
とする。
マイクロプロセッサは、ブロック308において高レー
ト間隔の終了をデコードするために、コントローラー1
06を使用可能にするとともに、その終了において心室
ペーシングパルスをトリガーし、ブロック310におい
てタイミングカウンターをリセットし、そしてコントロ
ーラーが高レート間隔を計測している状態でスリーブ状
態に戻る。ブロック312で高レート間隔が終了すると
き、コントローラー106はブロック314においてペ
ーシングパルスの発生をトリガし、ブロック316にお
いてHRCNTの値をイクリメントし、そしてブロック
318でタイミングカウンターをリセットする。ブロッ
ク314において心室ペーシングパルスの発生がマイク
ロプロセッサ100に割込みをかけてスリープ状態から
能動化する。その後に心臓を捕捉する連続の高レートペ
ーシングパルス数を示す予め定められた数「Z」と記憶
されたCCNT値とを比較する。これはペーシングパル
スに同期させた電気的除細動パルスの供給を始めるのに
必要である。ブロック320でこのカウントがZに達し
たならば、ペーシングパルスについて定められた同期電
気的除細動が始められる。そうでなければ、マイクロプ
ロセッサは、ブロック322で「Y」と指定したHRC
NTが供給する高レートペーシングパルスの最大の数と
等しいかどうか決める。最大数のペーシングパルスが供
給されるならば、次に続く自己調律心室収縮について定
められた同期電気的除細動が始められる。そうでなけれ
ばブロック324で捕捉検知アルゴリズムが使用可能と
なる。捕捉が検出されるならば、CCNTの値がブロッ
ク326でインクリメントされる。捕捉が検出されない
ならば、CCNTの値がブロック328でゼロにリセッ
トされる。それからコントローラー106が次に続く高
レートペーシング間隔をカウントし続ける一方で、マイ
クロプロセッサはスリープ状態に戻る。
図4で示された高レートペーシングルーチンは、電気的
除細動パルスの供給をトリガする2つの事象のうちの1
つの発生まで続く。第1の事象は、Z個の高レートペー
シングパルスの連続による心臓捕捉の成功である。それ
は事前に供給されたペーシングパルスをほとんどを含ま
ない。第2の事象は、Yに等しいHRCNTによって示
される最後の利用可能な高レートペーシングパルスの発
生である。この事象では、図6で示されるように、同期
電気的除細動は感知された心室減極に続く。Yの値は、
説明したルーチンが適切に機能するために、Zの値が少
なくとも1以上大きくなればならない。例えば、心臓を
捕捉する少なくとも2つの連続する高レートペーシング
パルスが、次に続くペーシングパルスと共に、定められ
た同調性で電気的除細動を開始するより前に必要とされ
る。従ってZの値は2以上大きくなければならない。そ
のためにYの値は、3以上大きくなければならない。
図5は、電気的除細動ペースメーカーが図1で図示され
るように最も最近のペーシングパルスについて定められ
た電気的除細動を実行する方法を示す。高レートペーシ
ングルーチンが、心臓を捕捉している最も最近供給した
パルスの前のZ個の高レートペーシングパルスの結果と
して生じたことをブロック320で決定した後に、マイ
クロプロセッサ100は、ブロック400において電気
的除細動間隔CDINT−1の終了に応じて、電気的除
細動パルスを発生させる出力段108をトリガするため
に、コントローラー106を使用可能にする。その後コ
ントローラー106(そのときタイマーは既にリセット
されている。)は、ブロック402で捕捉検知ルーチン
を開始する。捕捉検知ルーチンが捕捉機能を停止を示し
たならば、図6で示されるように次に感知された収縮に
基づいて電気的除細動がなされる。先の高レートペーシ
ングパルスが心臓捕捉に成功していたことを捕捉検波機
能が示すならば、コントローラー106のカウンター
が、ブロック404でカウントがCDINT−1に等し
くなるまでカウントを続ける。その後、電気的除細動パ
ルスがブロック406で発生する。電気的除細動パルス
に続いて、スリープ状態からマイクロプロセッサ100
を能動とするために、割り込みがコントローラー106
によって発生させられ、ブロック214(図3)でコン
トローラー内のイベントカウンターをリセットするのを
許し、そしてブロック212で記憶された頻拍性不整脈
間隔値をクリアする。その後図3で示すようにマイクロ
プロセッサは、ブロック201において不応間隔(RE
F)と補充収縮間隔(ESC)のデコーディングを再び
可能にし、ブロック202においてコントローラー10
6のタイマーをリセットし、そしてコントローラー10
6が心室抑止ペースメーカーとして機能する一方でスリ
ープ状態に戻る。
ブロック402における捕捉検知は、装置として任意の
機能である。CDINT−1の任意値が捕捉検知ルーチ
ンが機能することを許すのに十分に長ければ、捕捉検知
ルーチンが採用できる。他方、CDINT−1の持続期
間が電気的除細動パルスの供給より前の捕捉検知機能の
機能を使用可能にするのに十分でなければ、このブロッ
クは当然なくてよい。
高レートペーシングパルスの最大数(Y)が心臓を捕捉
する順次ペーシングパルスの必要とされる個数Zを生じ
させることなしに発生したならばブロック322で示さ
れるように図6で図示された同期電気的除細動方法が開
始される。同様に捕捉の機能停止がブロック402(図
5)で検出されるならば、この同期電気的除細動方法が
実行される。
ブロック402における捕捉機能停止でマイクロプロセ
ッサはスリープ状態から能動とされ、制御論理106を
再使用可能とし、補充収縮間隔と概ねCDINT−1間
隔より短い第2の電気的除細動ペーシング間隔CDIN
T−2の終了を検知する。それからコントローラー10
6がブロック502において感知した心室収縮の発生を
待つのに従って、マイクロプロセッサはスリープ状態に
戻る。ブロック510でいかなる心室収縮も補充収縮間
隔(ESC)終了前に感知されないのであれば、コント
ローラー106がブロック512においてペーシングパ
ルスの発生をトリガし、その後マイクロプロセッサ10
0を能動とする割込み信号を発生させ、ブロック214
でコントローラー内の全てのインベントカウンターをリ
セットするのを許し、ブロック212において記憶され
た頻拍性不整脈間隔をクリアし、そして図3で示される
ように、徐脈ペーシング物理療法に戻る。心室減極がブ
ロック502で感知されるならば、タイミングカウンタ
ーはブロック504でリセットされる。そしてコントロ
ーラー106のタイミングカウンターでは、ブロック5
06で第2の電気的除細動間隔CINT−2が終了す
る。ブロック506における第2の電気的除細動間隔の
終了でコントローラー106は、ブロック508におけ
る電気的除細動パルスの供給をトリガする。その後、コ
ントローラー106が再びマイクロプロセッサ100を
能動とする割り込みを発生させ、ブロック214(図
3)でコントローラー106の全てのイベントカウンタ
ーをリセットし、そして図3に示す短期のペーシングモ
ード戻る前に、ブロック212において記憶された頻拍
性不整脈間隔をクリアする。
図7は、皮下埋設可能な電気的除細動ペースメーカーが
頻拍性不整脈の存在を検知し、高レートペーシングを初
期化し、そして電気的除細動パルスを供給する他の方法
を示る。この電気的除細動方法は、完全に捕捉検知機能
なしで済ませている。ブロック216(図3)における
頻拍性不整脈の脈拍検知に応じて、TCNTの値がブロ
ック600でインクリメントされ、そして検出された頻
拍性不整脈の間隔の持続期間がブロック602で記憶さ
れる。TCNTの値は、ブロック604で「X」と比較
される。選ばれたXの値は一般に頻拍性不整脈の間隔判
定基準に会う4〜32の範囲に入る。TCNTの値がX
より小さければ、電気的除細動ペースメーカーはブロッ
ク201を経て短期のペーシングに戻る。タイミングカ
ウンターは、ブロック202でリセットされる。コント
ローラーは、図3で示されるように不応間隔と補充収縮
間隔をカウントし続ける。
TCNTがXに等しければ、ブロック306(図4)で
示すように、新規な高レート間隔がブロック606で演
算される。高レートペーシング機能は、ブロック608
で割込み可能であり、タイマーはブロック610でリセ
ットされる。高レート間隔がブロック612で終了する
と、コントローラー106はブロック614においてペ
ーシングパルスの発生をトリガし、ブロック616にお
いてHRCNTの値をインクリメントし、そしてブロッ
ク618でタイミングカウンターをリセットする。ブロ
ック322(図4)で示すように、マイクロプロセッサ
100はブロック620において予め定められた数
「Y」と記憶しているHRCNT値とを比較する。この
カウントに達したならば、ペーシングパルスについて定
められた同期電気的除細動が始められる。そうでなけれ
ば、コントローラー106はブロック612で次に続く
高レートペーシング間隔をカウントし続ける。
図7で示された高レートペーシングルーチンは、Yに等
しいHRCNTによって示した最後の利用可能な高レー
トペーシングパルスの発生まで続く。このため同期電気
的除細動がブロック622で可能となる。Yの値は、3
以上とすることができる。高レートペーシングルーチン
が供給するY個の高レートペーシングパルスが生じたこ
とをブロック620で判断した後に、コントローラー1
06はブロック624で電気的除細動間隔CDINT−
1を終了し、そしてブロック626におけるCDINT
−1の終了で電気的除細動パルスを発生させるために出
力段108をトリガする。
ブロック623は、頻拍性不整脈終了検知機能を表わ
す。頻拍性不整脈の終了は、好ましくは予め定められた
終了検知間隔を上回る自発的R波の間隔における予め定
められた数の連続的検知によって示される。終了検知間
隔は、TINTと同一であるかもしれないし、また異な
るかもしれない。ブロック628で終わらないことによ
って、マイクロプロセッサはスリープ状態から能動化さ
れ、ブロック630において一つ以上の電気的除細動間
隔インクリメントされた値を演算することを許す。ブロ
ック632の電気的除細動パルス振幅か検出された頻拍
性不整脈間隔の割合が、ブロック634での高頻度ペー
シング間隔の演算に使用される。CDINT間隔の増分
あるいは上記割合は正か、負である。パルス振幅増分は
常に正である。
供給される電気的除細動パルスが、頻拍性不整脈の終了
検知の不全よって示されるように頻拍性不整脈を終わら
せなければ、電気的除細動療法はインクリメントされた
値を使用してくり返される。いくつかのケースで電気的
除細動パルスの振幅は、通常は頻拍性不整脈を変換する
ために必要な振幅から伝統的に除細動パルスとみなされ
る振幅へ増加すると思われる。また、本発明は療法装
置、例えば検出された頻拍性不整脈レートが、第2の線
維攣縮検知レートを上回るならば、上述した方法と同じ
方法を使用するか他の公知の方法を使用して、同期ある
いは非同期の除細動パルスが発生させる装置においても
実施可能である。。また、本発明はバックアップ徐脈ペ
ーシングを供給する皮下埋設可能な細動除去器で実施可
能であり、このケースでは電気的除細動パルスの全て
が、通常は心臓の除細動を引き起こすのに要求される振
幅であり、そして高心拍数検知間隔(TINT)は通常
は繊維性攣縮と関連する心拍数に対応する。即ち本出願
に係る発明は非常に柔軟で、種々の装置において具体的
に実施できるものである。そのために本発明は以下の請
求項により規定されるもので、上述の実施例に限定され
るものではない。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】以下の要件からなる電気的除細動ペースメ
    ーカー。 心臓の心室の頻拍性不整脈の発生を検出する手段; 検出された頻拍性不整脈のレートを上記検出部に感応し
    て測定する手段; 上記検出手段と上記測定手段に感応して予め定められた
    数の一連の第1のペーシングパルスを発生させ、上記検
    出手段及び上記測定手段によって検出した上記頻拍性不
    整脈のレートより高いレートで上記心臓の心室へ印加す
    る手段;及び 第1の一連の上記ペーシングパルスの終了に続く第1の
    予め定められた時間で電気的除細動パルスを発生させ電
    気ショックを与える手段。
  2. 【請求項2】上記ペーシングパルスが心臓捕捉に成功し
    たか否かを決定する手段を含む請求項1の電気的除細動
    ペースメーカー。
  3. 【請求項3】上記パルス発生手段より発生させている上
    記第1の予め定められた数のペーシングパルスに先行し
    かつ少なくとも第2の数の一連の心臓ペーシングパルス
    によって上記決定手段が心臓の捕捉決定に失敗したこと
    に応じて、上記電気ショックを与える手段が、上記心臓
    の心室において引き続いて検出される減極に同期する電
    気的除細動パルスを供給する請求項2の電気的除細動ペ
    ースメーカー。
  4. 【請求項4】上記電気的除細動パルスが、上記頻拍性不
    整脈を終了させたか否かを決定する手段を含み、上記パ
    ルス発生手段が、上記第2の一連のペーシングパルスの
    終わりに続く第2の予め定められた間隔で、第2の一連
    のペーシングパルス及び第2の電気的除細動パルスを供
    給する手段を含む請求項1の電気的除細動ペースメーカ
    ー。
  5. 【請求項5】上記第2の間隔が上記第1の間隔と異なる
    請求項4の電気的除細動ペースメーカー。
  6. 【請求項6】上記第2の一連のペーシングパルスに続く
    上記電気ショックを与えるパルスのエネルギーを、上記
    第1の一連のペーシングパルスに続く上記電気的除細動
    パルスのエネルギーレベルと比較して増大させる手段を
    含む請求項4の電気的除細動ペースメーカー。
  7. 【請求項7】上記パルス発生させている手段が、上記検
    出された頻拍性不整脈の減極を分離する間隔の第1の割
    合として、上記第1の一連のペーシングパルスを分離す
    る間隔を決定する請求項1の電気的除細動ペースメーカ
    ー。
  8. 【請求項8】上記パルス発生させている手段が、上記検
    出された頻拍性不整脈の減極を分離する間隔の第2の割
    合として、上記第1の一連のペーシングパルスと異なる
    上記第2の一連のペーシングパルスを分離する間隔を決
    定する請求項7の電気的除細動ペースメーカー。
  9. 【請求項9】以下の要件からなる電気的除細動ペースメ
    ーカー。 心臓の心室の頻拍性不整脈の発生を検出する手段; 検出された頻拍性不整脈のレートを上記検出手段に感応
    して測定する手段; 上記検出手段と上記測定手段に感応して予め定められた
    数のペーシングパルスを発生させ、上記検出手段及び上
    記測定手段によって検出した上記頻拍性不整脈のレート
    より高いレートで上記心臓の心室へ印加する手段; 上記ペーシングパルスが心臓捕捉に成功したか否かを決
    定する手段;及び 上記決定手段が上記ペーシングパルスが上記心臓の心室
    を捕捉することに成功したことを示したときに、上記ペ
    ーシングパルスの終了に続く予め定められた時間で電気
    的除細動パルスを発生させ電気ショックを与える手段。
  10. 【請求項10】上記電気ショックを与える手段が、上記
    ペーシングパルスが心臓を確実に捕捉することに失敗し
    たことを上記決定手段が示したときに、上記心臓の心室
    の連続する自己調律収縮に同期する上記電気的除細動パ
    ルスの供給をトリガする上記検出手段に感応する請求項
    9の電気的除細動ペースメーカー。
  11. 【請求項11】上記決定手段が、少くとも予め定められ
    た数の一連の上記ペーシングパルスが、心臓捕捉に成功
    したか否かを決定する請求項9または10の電気的除細
    動ペースメーカー。
  12. 【請求項12】上記ペーシングパルスの発生手段が、一
    連の上記第2のペーシングパルスの予め定められた数に
    匹敵する一連のペーシングパルスを発生させ、上記決定
    手段が、上記パルス発生手段より発生させている上記第
    2の予め定められた数のペーシングパルスに先行する上
    記第1の数の連続する心臓捕捉ペーシングパルスによっ
    て上記心臓の捕捉の決定に失敗したことに対応し、上記
    電気ショックを与える手段が、上記心臓の心室において
    引き続いて検出される収縮に同期する電気的除細動パル
    スを供給する請求項11の電気的除細動ペースメーカ
    ー。
  13. 【請求項13】上記一連のペーシングパルスの発生手段
    が、上記第2の一連のペーシングパルスの予め定められ
    た数に匹敵する一連のペーシングパルスを発生させ、上
    記電気ショックを与える手段は、上記パルス発生器手段
    による上記第2の数のペーシングパルスの発生に先行し
    て、心臓を捕捉している一連の上記第1のペーシングパ
    ルスの予め定められた数の発生に感応し、最終の上記ペ
    ーシングパルスの供給に続く予め定められた期間で電気
    的除細動パルスをトリガする請求項11の電気的除細動
    ペースメーカー。
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