JPH0648878B2 - 単体の音響変換器 - Google Patents

単体の音響変換器

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JPH0648878B2
JPH0648878B2 JP57202910A JP20291082A JPH0648878B2 JP H0648878 B2 JPH0648878 B2 JP H0648878B2 JP 57202910 A JP57202910 A JP 57202910A JP 20291082 A JP20291082 A JP 20291082A JP H0648878 B2 JPH0648878 B2 JP H0648878B2
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electret
foil
back plate
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アイレン・ジヨイ・ブツシユ−ヴイスニアク
ロバ−ト・リ−・ワレス・ジユニヤ
ジエ−ムス・エドワ−ド・ウエスト
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ウエスターン エレクトリック カムパニー,インコーポレーテッド
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    • G01H11/00Measuring mechanical vibrations or ultrasonic, sonic or infrasonic waves by detecting changes in electric or magnetic properties
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、音響装置に関し、特に指向レスポンスを形成
するエレクトレツト(electret)変換器に関する。
発明の背景 例えばアール・エル・ワラス(R.L.Wallace)名義
の日本国昭和55年特許願第177325号、1980
年12月17日出願に記載されている様な複数個の独立
マイクロホンから成る音響装置は、指向レスポンス特性
を得るのに有益である。しかし、この種の装置では、そ
の製造過程において、各マイクロホンを高精度に位置決
めしなければならない。所望の位置から外れた不正確な
場所にマイクロホンを設置すると、装置のレスポンス特
性がかなり低下するからである。
発明の要約 単一の帯状エレクトロレット変換器を用いれば、製造過
程におけるマイクロホンの不正確な位置決めに伴なう上
記の問題を解消できる。エレクトレット変換器で得られ
るレスポンス特性は、上記のマイクロホンアレイとほぼ
同様に、1主ローブ及び所定の閾値レベル以下の複数本
のサイドローブを形成する。しかしながら、本発明に従
う単一の帯状エレクトレット変換器は、個々の変換器か
らなるアレイよりも製造が容易である。方向−感度応答
特性(感度が方向に依存して変化する応答屯性)を与え
るよう個々の変換器からなるアレイを製造するには、ア
レイ内において互いに相対する個々の変換器を高精度で
位置決めする難しい工程が必要となる。この工程は、本
発明の単一の帯状エレクトレットを用いることにより回
避できる。このように、本発明は、多くの変換器アレイ
を上まわる技術的利点をもたらすものである。
本発明の例証実施例によると、エレクトレツト変換器
は、金属化された背板、及びその上に積層されかつ静電
荷をかけられたエレクトレツト箔から成つている。静電
荷は、所定の関係に従つて、エレクトレツト箔の長さ方
向に変化する。エレクトレツト箔上の任意における感度
は、その点における静電荷に正比例する。
本発明の他の実施例によると、エレクトレツト箔は、背
板の金属面に固着されている。第2箔はエレクトレツト
箔の上方に吊下されかつ絶縁素子によつて支持されてい
る。第2エレクトレツト箔の静電荷は、所定の関係に従
つて変化する。エレクトレット箔上の静電荷の分布を所
定の関係に従って変化させたことにより、所望の方向性
を持ったアレイ応答特性が得られる。この所定の関係は
望ましくない軸外音源に対する感度を低下させるような
設計により与えられる。
次に添付図面を参照して、本発明の詳細を説明する。
第1図は、エレクトレツト変換器の分解図である。エレ
クトレツト箔10は、上方の金属層12及び下方の例え
ばFEPテフロン(TEFLON)(商標名)等の合成樹脂ポ
リマー層14の2つの層から構成されている。ポリマー
層14には、所定値まで静電荷が加えられている。ある
用途では、帯電領域に亘つて−275±3ボルトで均一
に静電荷が加えられる。この場合、金属層12の厚さ
は、約2000オングストロームであり、ポリマー層の
厚さは、約25ミクロンであり、またエレクトレツト箔
は、21.5センチ長および2.5センチ幅である。
エレクトレツト箔10のポリマー層14の露出面は、選
択的に金属化された背板13の粗面16と直に接触して
いる。背板18の粗面16上に、金属層20を付着させ
ることによつて選択的に金属化するため、金属層の幅ω
は、次に示す関係式に従つて背板18の長さに沿つて変
化する。
但し、J=第1種のベツセル関数、 j=(−1)1/2 ν=ln〔γ+(γ−1)1/2〕 γ=第5図に関して説明するレスポンス特性におけるサ
イドローブ閾値レベルに対する主ローブの振幅比。
ξ=背板上の任意点における背板中心からの正規化変
位、及び L=背板の正規化変位を表わし、この範囲を越えると、
金属層の幅は定数Kとなる。
荷電密度、エアギヤツプ及び箔厚が一定である場合、エ
レクトレツト変換器の長さ方向の任意点における感度
は、その点における背板18上の金属層16の幅に正比
例する。
この代りに、金属層の幅が、上記の関係式(1)及び(2)に
従つて、エレクトレツト箔10の長さ方向に変化する様
に、エレクトレツト箔10の層12を選択的に金属化す
ることができる。この実施例では、背板18の金属層1
6の幅は、その長さに沿つて均一である。
荷電密度、エアギヤツプ及び箔厚が一定である場合、エ
レクトレツト変換器の長さ方向の任意点における感度
は、その点におけるエレクトレツト箔10の金属層12
の幅に正比例する。この場合得られるレスポンス特性
は、第5図に示す上記のレスポンス特性とほぼ同一であ
る。
第5図は、5067Hzに対するエレクトレツト変換器の
全体的レスポンス特性を示すものである。実験的に求め
られるレスポンス特性は、1本の主ローブ30、及びこ
れよりほぼ30dB低い複数本のサイドローブ、32,
34,36,38,40で構成されている。周波数を変
えると、別のサイドローブパターンになる。しかし、何
れの場合も、サイドローブは閾値レベル35又はこれ以
下となる。破線は、理論的に求められるレスポンス特性
である。閾値レベル35、即ちサイドローブ振幅に対す
る主ローブ30の振幅比γを上記の関係式(1)及び(2)に
示す様に用いて金属層の幅を求める。
第2図は、第1図に示す背板18の平面図である。背板
18の粗面16は、蒸着又はその他の適切な方法によつ
て付着された金属層20から成つている。背板18は、
通を備えた回路板材、又はその他の不導材で形成するこ
とができる。
金属層20の幅は、上記の関係式(1)及び(2)によつて決
定される。中心から金属層20の長さに沿つて両側に等
距離だけ離間された点における金属層幅はは同一であ
る。金属層20の所定の正規化長さLを越すと、各端部
における幅は定数Kを保つ。
第1図において、背板18の表面16上の金属層20と
接触する金属柱24は、コネクタ(図示せず)に向う正
のリード線になり、同様にエレクトレツト箔10の金属
層12と接触するリード線25は、コネクタ(図示せ
ず)に向う中性(又はアース)リード線になる。この手
段によつて、エレクトレツト変換器に衝突する音響信号
は、電送に適した電気信号に変換される。
金属柱24は、第1用途では黄銅製の背板18を支持す
る構成部材28に設けたオリフイス26に嵌入してい
る。エレクトレツト箔10は、背板18上に置かれ、そ
のポリマー層14は背板18の金属化粗面16と直に接
触している。エレクトレツト箔10の縦側面27と29
とは、クランプ42及び44によつて、夫々構成支持部
材28の側面41と43とに圧着される。複数個の止め
ねじ46と48とはクランプ42と44とを定位置に保
持する。同様に、座金50、52及び止めねじ54、5
6は、エレクトレツト箔10の端部57、59を、構成
支持部材28に固定保持する。
こうして組立てたエレクトレツト変換器を、滑動端57
によつて台座(図示せず)に垂直に支持することができ
る。別の配列では端部57および/又は59によつて、
天井から吊下させることができる。さらに別の配列で
は、これを壁に掛けることができるが、何れの場合にお
いても、第5図に示す主ローブ30が、標的位置に達す
る様に、エレクトレツト変換器を設置する。
第3図は、組立てた状態のエレクトレツト変換器の部分
斜視図あるが、第1図及び第2図と同一部分には同一符
号が付してある。
第4図は、エレクトレツト箔10と背板18との接触状
態を示す拡大図である。エレクトレツト箔10のポリマ
ー層14は、背板18の粗面16と直に接触している。
背板18の表面16には自然の凹凸があるため、表面に
は箔10と直に接触する数個の自然畝ができ、これによ
つて、箔10内の共振運動を阻止している。エレクトレ
ツト変換器の周波数レスポンス特性にスペクトルピーク
が出来るのを回避するには、共振運動を阻止しなければ
ならない。即ち、凹凸面16が背板18とエレクトレツ
ト箔10との間に必要なエアギヤツプを形成する訳であ
る。
第6図は、第1実施例の変形実施例である。ポリマー層
14と金属層12とで構成されるエレクトレツト箔10
は、金属化粗面16を備える背板18と直に接触してい
る。さらに、金属層12は、金属化層16と直に接触し
ており、一方ポリマー層14には予め選択された電圧レ
ベルまで、静電荷が加えてある。
金属層68とポリマー層70とで構成される第2箔66
はエレクトレツト箔10上に吊下している。構成上、2
個の絶縁端部止め62と64とは、第2箔66のポリマ
ー層70を、エレクトレツト箔10のポリマー層14か
ら分離している。残余の金属層の幅を層の全長に亘つて
均一に保ちつつ、金属層16又は68の幅を、関係式
(1)及び(2)に従つて変化させることによつて、2種の異
なる構成にするることができるが、何れの場合において
も、得られるレスポンス特性は、1本の主ローブ及び閾
値レベル又はこれ以下の複数本のサイドローブを形成す
る、第5図に示すレスポンス特性とほぼ同一である。
上記の様に、エレクトレツト変換器の長さ方向の任意点
における感度は、その点におけるエレクトレツト変換器
の金属層の幅変動に正比例する。金属層の幅変動は、関
係式(1)及び(2)によつて求められる。エレクトレツト変
換器の中心から、その長さ方向に任意距離離間した点の
変換器の感度 は、次の関係式によつて与えられる。
である。
上記のレスポンス特性は、次の関係式から理論的に計算
される。
である。
第5図の実線30乃至40は実測レスポンス特性であ
る。破線は関係式(4)から計算される、これに相当する
レスポンス特性である。
上記の関係式(3)に示す様に、エレクトレツト変換器の
感度は、金属層幅、エレクトレツト箔厚、実効エアギヤ
ツプ厚、及び空間電荷分布即ちエレクトレツト箔にかか
る静電荷に正比例し、実際エアギヤツプの厚さに反比例
する。従つて、本発明によると、上記のパラメータを変
えれば第5図に示す所望のレスポンス特性が得られた。
第7図は、上記の用語、即ち実際エアギヤツプと実効エ
アギヤツプとの相違を理解する上で役立つ装置を示して
いる。
均一厚tを有する背板72は、底面80から距離h0の地
点で半径r0を有するシリンダ78に機械加工された畝部
74上に置かれている。背板72には、夫々直径h1を有
する複数個のアパーチヤ82が穿設されている。厚さs
を有するエレクトレツト箔84は、背板72の上面から
距離S1を隔てた地点で、シリンダ78の頂部に置かれて
いる。エレクトレツト箔84は重いので、音が箔84に
衝突して振動しても、箔84と背板72との間の距離S1
は余り変化しない。
実際エアギヤツプとは、エレクトレツト箔84と背板7
2との間の空気層86を指す。上記の様に、エレクトレ
ツト箔84はわずかしか変形しないので、実際エアギヤ
ツプの厚さ又は深さS1はほぼ一定である。実際エアギヤ
ツプは、装置の電気的動作に影響する。即ちエレクトレ
ツト箔84が背板72に近づく程エレクトレツト箔84
が発生する出力信号が高くなる。
実効エアギヤツプとは、バツク空胴88内、複数個のア
パーチヤ82内、及び実際エアギヤツプ86内の空気量
を合計したものである。実効エアギヤツプの厚さ又は深
さは、次の関係式で求められる。
但し、h0=バツク空胴88内の空気層の深さ、 n=アパーチヤ82の数、 h1=各アパーチヤ82の直径、 t=背板72の厚さ、 r0=シリンダ78の半径、及び S1=実際エアギヤツプの厚さ、である。
実効エアギヤツプは、エレクトレツト変換器の機械的動
作に影響する。即ち、実効エアギヤツプが大きい程、同
程度の付帯的音圧に対するエレクトレツト84のたわみ
が大きくなる。従つて、実効エアギヤツプはエレクトレ
ツト変換器の機械的ステフネスを決定するが、その電気
的性質に影響することはない。
第7図には、実際エアギヤツプと実効エアギヤツプとの
相違を説明するため、シリンダ88を示したが、第1図
に示す直線形エレクトレツト変換器にも同じ原理があて
はまる。
第8図は、その長さに沿つて実際エアギヤツプの厚さを
変えることによつて製造される第2実施例によるエレク
トレツト変換器を示している。この場合はエレクトレツ
ト箔92と背板94とを離間する複数本の柱90を用い
ることによつて、実際エアギヤツプの厚さを変えてい
る。複数本の柱90の高さhpは、次の関係式に従つて、
エレクトレツト変換器の長さ方向に変化する。
hp=(w(x))−1 ………(6) hp=(k)-1 ………(7) 但し、w(x)は関係式(1)であり、またkは関係式(2)で
ある。即ち、エレクトレツト変換器の任意点における感
度は、その点における柱の高さに反比例する。背板94
の任意点における柱の高さは、その点における背板94
の幅方向に一定である。柱の代りに、一定高さを有し、
かつ背板の幅方向に配列された隆起畝部を用いることが
できる。
背板94は、エレクトレツト箔92に面するその表面上
に、同程度の幅の薄い金属層96を有しているが、この
代りに、背板全体を金属で形成することもできる。エレ
クトレツト箔92は、金属層91及び静電荷を帯びたポ
リマー層98で構成されており、ポリマー層98は、背
板に面している。エレクトレツト箔92の金属面91か
ら出る負のリード線97と、背板94の金属面96から
出る正のリード線99とは、コネクタ100で終結して
いる。
第9図は、エレクトレツト箔92の一部を切除して、柱
90と背板94との詳細を示す様にした、第8図に示す
第3実施例によるエレクトレツト変換器の部分斜視図で
ある。
本実施例の代替例では、エレクトレツト箔92の金属層
91が、背板94の金属層に固着されているため、これ
らの2層は柱で離間されることなく、直に接触してい
る。この場合、エレクトレツト箔92の上方に、第2箔
(図示せず)を吊下させ、これらの2つの箔を柱90に
よつて離間する。
第10図は、実際エアギヤツプの厚さを変えることによ
つて得られるエレクトレツト変換器の第3実施例の変形
例を示している。これは、背板104の厚さを変えるこ
とによつて、エレクトレツト箔102と背板104との
間の実際エアギヤツプの厚さを変えるものであるが、エ
レクトレツト箔102の厚さは、その全長に亘つて一定
に保たれている。従つて、複数本の柱108の高さは、
エレクトレツト変換器の長さ方向に変化する。柱108
は、エレクトレツト箔102を支持する様に構成されて
いる。背板104の厚さは、関係式(6)及び(7)に従つ
て、エレクトレツト変換器の長さ方向に変化する。即
ち、エレクトレツト変換器上の任意の点における感度
は、その点における背板の厚さに反比例する。
背板104の表面110は、その全幅に亘つて延びる金
属層で被覆されているが、この代りに背板104全体を
金属で形成することもできる。エレクトレツト箔102
は、金属層101及び静電荷を帯びたポリマー層で構成
されている。エレクトレツト箔102の金属面101か
ら出る中柱(又はアース)リード線111と、背板10
4の金属面110から出るリード線113とは、コネク
タ114で終結している。
この代りに、2つの金属層が直に接触する様に、エレク
トレツト箔102の金属層101を、背板104の金属
層110に取付けることができる。この場合は、背板1
04の上方に第2箔(図示せず)を吊下させ、柱108
でこれを支持する様にする。
第8図乃至第10図に示すエレクトレツト変換器から得
られるレスポンス特性は、第5図に示すものとほぼ類似
している。
第11図乃至第13図は、実効エアギヤツプの厚さを変
えることによつて得られる、エレクトレツト変換器のそ
れぞれ異なる3つの実施例であるが、何れの場合でも、
エレクトレツト箔は、第1図及び第4図に示すエレクト
レツト変換器と同様に、背板上に積層されている。本発
明は実質的に背板に具体化されているため、ここでは背
板についてのみ説明する。
特に第11図には、エレクトレツト箔及び背板116が
示されている。エレクトレツト箔121は、自然の凹凸
がある背板面118上に直に置れている。同一直径を有
する複数個の穴120は、背板116の表面118を通
して、種々の深さに穿設されている。エレクトレツト箔
121は、表面118上に直に置かれているため、実際
エアギヤツプの厚さは、背板116の長さ方向にほぼ一
定である。従つて、実効エアギヤツプの厚さは、関係式
(5)従つて、穴120の深さに正比例する。
穴120の深さを変えることによつて、関係式(1)及び
(2)から、実効エアギヤツプの厚さが求められる。エレ
クトレツト変換器に沿つた任意点における感度 は、その点における実効エアギヤツプの厚さに正比例す
る。感度 は、関係式(3)から求められる。一方レスポンス特性
は、関係式(4)から理論的に計算される。こうして計算
されかつ実測されたレスポンス特性は、第5図に示すも
のとほぼ同一である。
第12図は、他の型のエレクトレツト変換器を実現する
のに有益なエレクトレツト箔123及び複数個のアパー
チヤ124を穿設した背板122を示している。アパー
チヤの直径は、アパーチヤ内の空気量が関係式(1)及び
(2)に正比例して変化する様に、即ち実効エアギヤツプ
の厚さが、関係式(1)及び(2)に正比例して変化する様
に、変化する。
第13図は、エレクトレツト箔127、及び複数個の同
一直径のアパーチヤ128を穿設した背板126を示し
ている。この場合は、アパーチヤ126の密集度を変え
ることによつて、実効エアギヤツプの厚さが、関係式
(1)及び(2)に正比例して変化する様にしている。
実効エアギヤツプが、エレクトレツト変換器の長さ方向
に変化する本発明の他の実施例(図示せず)では、エレ
クトレツト箔の金属層は、背板の金属層と直に接触する
様に配置されており、また第2箔は、例えば第6図に示
す素子62及び64等の絶縁素子によつて支持されて、
エレクトレツト箔121、123又は127の上方に吊
下している。本実施例のこれらの3つの異なる実現例で
は、第11図乃至第13図に示す様に、背板に設けた穴
の直径、密集度、又は深さを変えるることによつて、実
効エアギヤツプの厚さを変えている。第11図乃至第1
3図に示す穴の代りに溝(図示せず)を設けて、これら
の広さ、密集度又は深さを関係式(1)及び(2)に従つて変
えることができる。またこれらの溝を配置するについて
は背板の幅と平行して延びる様にする。
第14図は、均一厚の背板130及び関係式(1)及び(2)
に正比例して厚さが変化するエレクトレツト箔132か
ら成る第4実施例によるエレクトレツト変換器を示して
いる。エレクトレツト箔132は、ポリマー層136及
びその上に積層された金属層142で構成されている。
ポリマー層136は、背板130の自然の凹凸がある面
138の真上に積層された平面134を有している。背
板130の粗面138は、薄い金属層137で被覆され
ている。金属層142から出る中性(又はアース)リー
ド線133及び背板130の粗面138上の金属層13
7から出る正のリード線131は、コネクタ140で終
結している。
関係式(3)から得られる、第14図に示すエレクトレツ
ト変換器上の任意点における感度 は、その点におけるエレクトレツト箔132の厚さに正
比例する。関係式(4)から理論的に計算されたレスポン
ス特性及び実測されたレスポンス特性は、ほぼ第5図に
示す通りになる。
第15図は、エレクトレツト箔154の厚さが、関係式
(1)及び(2)に従つて、変換器の長さ方向に変化する。本
発明の第4実施例の変形例である。エレクトレツト箔1
54の金属層158は、背板150の金属層152と直
に接触している。背板150の厚さtbは、次の関係式か
ら求められる。
tb=l−w(x) …………(8) tb=l−k …………(9) 金属層167及びポリマー層170で構成される第2箔
168は、絶縁素子162及び164に支持されて、エ
レクトレツト箔154の上方に吊下している。第2箔1
68とエレクトレツト箔154のポリマー層156との
間の距離は、エレクトレツト変換器の縦横に亘つてほぼ
一定である。中性(又はアース)リード線153は、第
2箔168の金属面167に取付けられ、一方正のリー
ド線155は、金属層158と152との接触面に取付
けられており、コネクタ166で終結している。
関係式(3)によつて表わされる第15図に示すエレクト
レツト変換器の長さ方向の任意点における感度 は、その点におけるエレクトレツト箔154の厚さに正
比例する。得られるレスポンス特性は、ほぼ第5図に示
す通りになる。
エレクトレツト変換器の他の実施例は、周知方法により
第4図に示すエレクトレツト箔10のポリマー層14に
加える静電荷を、関係式(1)及び(2)に正比例する様に変
えることによつて実現される。しかしこの場合は、背板
18の粗面16上の金属層の幅を、背板18の全長に亘
つて一定に保つ様にする。この様に、金属層16の幅を
変える代りに、ポリマー層14に加える静電荷量を変え
ることができる。上記の配置の代りに、第6図に示す様
に、エレクトレツト箔10を、背板18と直に接触さ
せ、第2箔66をエレクトレツト箔10の上方に配置す
ることができる。関係式(3)から求められる、エレクト
レツト変換器の任意点における感度 は、その点における静電荷量に正比例する。得られるレ
スポンス特性は、ほぼ第5図示す通りになる。
上記の様に、エレクトレツト箔に静電荷を加える方法は
知られている。その一例については、第2回電子写真国
際会議(Second International Conference on Electro
pho-tography)において発表された、写真科学技術者学
会(Society of PhotograPhic Scientists and Enginee
rs)発行(1974年)のジー・エム・セスラー(G.
M.Sessler)及びジエイ・イー・ウエスト(J.E.W
est)共著の「ポリマーエレクトレツト研究(Research
in Polymer Elect-rets)」と称する論文の162乃至
166ページに開示されている。
第16図は、第1図に示すエレクトレツト箔10のポリ
マー層14上の静電荷分布状況を示している。静電荷
は、ポリマー層14の全域に亘つて均一にかけられる
が、その密度は、関係式(1)及び(2)に従つて、エレクト
レツト箔10の長さ方向に変化する。また任意点におけ
るエレクトレツト変換器の感度は、その点においてエレ
クトレツト箔に加えられる静電荷量に正比例する。また
関係式(4)に示す様に、第5図のレスポンス特性は、エ
レクトレツト変換器の感度に依存する。
第17図は、代替方法によつて静電荷を加えられた、例
えば第1図に示すエレクトレツト箔10のポリマー面1
4の様なポリマー面を示している。静電荷は第16図と
同様に、選択された幅に沿つて均一に加えられ、その密
度は、ポリマー面14の長さ方向に変化するが、荷電ポ
リマー面14の幅は、関係式(1)及び(2)に従つて、エレ
クトレツト箔の長さ方向に変化する。即ち荷電領域の幅
は、第16図と異なり、ポリマー層の幅と同延を成さな
い。得られるレスポンス特性は上記のものとほぼ同じで
ある。
第16図及び第17図に関して説明した静電荷分布は、
表面荷電に関するものであるが、何れの場合も、第1図
に示すエレクトレツト箔10のポリマー層の異なる深さ
まで静電荷をかけることによつて同じ電荷分布を得るこ
とができる。任意点における静電荷σは次の関係式で求
められる。
である。
第18図は、さらに別のポリマー面荷電方法を示してい
る。選択領域内の負の静電荷は、第16図に示すものと
同様に、関係式(1)及び(2)に従つてポリマー層の長さ方
向に変化するが、第17図の場合と異なり、ポリマー面
の非荷電領域には、正の電荷がかけられている。ポリマ
ー面に正と負との電荷をかけると、2つの荷電領域間に
明確なエツジが形成される。このため、変換器の任意点
における感度は、その点における静電荷密度に直接依存
するため、より高精度になる。従つてレスポンスの指向
性が高まり、第5図に示す様に、1主ローブ及び閾値レ
ベル以下の複数本のサイドローブができる。
金属層幅、実際エアギヤツプは実効エアギヤツプを変え
る上記の3つの実施例では、エレクトレツト箔の代り
に、直流(d,c.)バイアスをかけた箔を用いること
ができる。即ち箔に静電荷を与える代りに、外部の直流
電源から連続的に直流バイアスをかける様にする。
さらに、金属層とポリマー層とから成る箔、又は全て金
属でできた箔といつた、2種類の箔を用いることができ
る。しかし、金属層とポリマー層とで構成される箔を用
いる場合は金属箔を背板に隣接配置しなければならな
い。
さらに、箔を背板の真上に置く代りに、例えば第6図に
示す素子62及び64等の絶縁止めを用いて、箔が背板
の上方に吊下する様にしなければならない。
箔の金属層及び背板の金属層から出るリード線について
は、交差させてコネクタで終結させることができる。即
ち、リード線の極性はこの場合無関係である。
<用語説明> 特許請求の範囲中の「正規化長さ」および発明の詳細な
説明中の「正規化変位」とは、それぞれ「音波の基準波
長に対する相対的な長さ」および「音波の基準波長に対
する相対的な変位」をいう。
【図面の簡単な説明】
第1図は、第1実施例によるエレクトレツト変換器の分
解図であり、 第2図は、第1図のエレクトレツト変換器に有益に使用
される選択的に金属化された背板の図であり, 第3図は、第1図のエレクトレツト変換器の組立完了状
態を示す部分斜視図であり、 第4図は、第1図のエレクトレツト変換器のエレクトレ
ツト箔と背板との接触状況を示す拡大図であり、 第5図は、第3図に示すエレクトレツト変換器のレスポ
ンス特性図であり、 第6図は、第1図に示すエレクトレツト変換器の変形実
施例の図であり、 第7図は、実際エアギヤツプと実効エアギギヤツプとの
相違の説明に有益なエレクトレツト変換器の図であり、 第8図乃至第10図は、実際エアギヤツプを変化させる
ことによつて構成した、第2実施例によるエレクトレツ
ト変換器及びその部分斜視図であり、 第11図乃至第13図は、実効エアギヤツプを変化させ
ることによつて構成した、エレクトレツト変換器の第3
実施例の図であり、 第14図及び第15図は、エレクトレツト箔の厚さを変
化させることによつて構成したエレクトレツト変換器の
第4実施例の図であり、そして 第16図乃至第18図は、第1図のエレクトレツト箔の
ポリマー面に支えた静電荷の分布状況図を示す。 〔主要部分の符号の説明〕 10……エレクトレツト箔、 12……エレクトレツト箔の金属層、 14……エレクトレツト箔のポリマー層、 18……背板、 20……背板の金属層、 66……第2箔、 70……第2箔のポリマー層、 68……第2箔の金属層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロバ−ト・リ−・ワレス・ジユニヤ アメリカ合衆国07060ニユ−ジヤ−シイ・ サマ−セツト・ウオ−レン・ラウンド・ト ツプ・ロ−ド88 (72)発明者 ジエ−ムス・エドワ−ド・ウエスト アメリカ合衆国07061ニユ−ジヤ−シイ・ ユニオン・プレインフイ−ルド・パ−クサ イド・ロ−ド510 (56)参考文献 特開 昭50−89017(JP,A) 実開 昭55−93180(JP,U)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主ローブ(30)およびその振幅が予め定めら
    れた閾値レベル(35)を越えないような複数個のサイドロ
    ーブ(例えば、32、36、38、40)からなる指向
    性応答パターンを有し、背板(18)および該背板(18)上に
    積層された金属化エレクトレット箔(10)からなる単体の
    音響変換器において、 Jを第1種のベッセル関数、 rを該サイドローブの閾値レベルに対する該主ローブの
    振幅の比、ξを該背板の中心から該背板上の任意の点ま
    での正規化長さ、及びLを該背板の正規化長さであって
    それを越えると該静電荷が定数Kとなるような正規化長
    さとするとき、 該サイドローブの閾値レベルに対する該主ローブの振幅
    の比が、次項 によって規定されるようなエレクトレット箔(10)上で空
    間的に変化する静電荷によって調整されることを特徴と
    する単体の音響変換器。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項に記載の単体の音響
    変換器において、該背板の一表面が、金属被膜であるこ
    とを特徴とする単体の音響変換器。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項又は第2項の何れか
    に記載の単体の音響変換器において、該エレクトレット
    箔は、金属層及び背板の金属面に面するポリマー層で構
    成されていることを特徴とする単体の音響変換器。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第3項に記載の単体の音響
    変換器において、静電荷は、所定の関係に従って、該ポ
    リマー層の長さ方向に分布していることを特徴とする単
    体の音響変換器。
  5. 【請求項5】特許請求の範囲第3項又は第4項に記載の
    単体の音響変換器において、該ポリマー層の長さ方向の
    任意点における静電荷は、その点における該ポリマー層
    の全幅にそって均一であることを特徴とする単体の音響
    変換器。
  6. 【請求項6】特許請求の範囲第3項又は第4項に記載の
    単体の音響変換器において、該ポリマー層の長さ方向の
    任意点における静電荷は、その点における該ポリマー層
    の全幅にそって不均一であることを特徴とする単体の音
    響変換器。
  7. 【請求項7】特許請求の範囲第3項乃至第6項の何れか
    に記載の単体の音響変換器において、該ポリマー層の長
    さ方向の任意点における静電荷は、該ポリマー層の短辺
    と平行する、中心線から両側に向かって等距離を置いた
    地点において、ほぼ同一であることを特徴とする単体の
    音響変換器。
  8. 【請求項8】特許請求の範囲第1項乃至第7項の何れか
    に記載の単体の音響変換器において、該エレクトレット
    箔は、その金属層が背板の金属被膜に面するように、背
    板に固着されており、またポリマー層と金属層とからな
    る第2の箔が、エレクトレット箔の上方に吊下られてい
    ることを特徴とする単体の音響変換器。
  9. 【請求項9】特許請求の範囲3項乃至第7項の何れかに
    記載の単体の音響変換器において、該エレクトレット箔
    は背板上に直ちに置かれており、またポリマー層の長さ
    方向に幅が変化するポリマー層の第1領域には負の静電
    荷がかけられており、該ポリマー層の残りの領域には正
    の静電荷がかけられていることを特徴とする単体の音響
    変換器。
JP57202910A 1981-11-20 1982-11-20 単体の音響変換器 Expired - Lifetime JPH0648878B2 (ja)

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