JPH0648450Y2 - ナビゲーション用バーコード標識体 - Google Patents

ナビゲーション用バーコード標識体

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JPH0648450Y2
JPH0648450Y2 JP1988040909U JP4090988U JPH0648450Y2 JP H0648450 Y2 JPH0648450 Y2 JP H0648450Y2 JP 1988040909 U JP1988040909 U JP 1988040909U JP 4090988 U JP4090988 U JP 4090988U JP H0648450 Y2 JPH0648450 Y2 JP H0648450Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば航空機の誘導や船舶の航路確認に使用
して好適なナビゲーシヨン用バーコード標識体に関す
る。
〔考案の概要〕
本考案は例えば航空機の誘導や船舶の航路確認に使用し
て好適なナビゲーシヨン用バーコード標識体であつて、
電磁波を反射する反射体と電磁波を吸収する吸収体とを
交互に配列して形成されているナビゲーション用バーコ
ード標識体において、この反射体を、90度の頂角を有す
る微小コーン型反射器を複数個、それぞれ中心軸の方向
を互いに異ならせて配置させることにより、低価格でメ
インテナンスの容易なナビゲーシヨン用の標識を提供で
きる様にしたものである。
〔従来の技術〕
従来、例えば航空機がその位置確認を行なう方法として
は、レーダーシステム又は近距離では目視確認などが使
用されていた。
また、船舶に対しては、その方位情報を提供する手段と
して中波ビーコン放送局が知られている。これは無指向
性の電波を発射する垂直アンテナと、指向性電波を発射
するわく形アンテナとを1組として、方位情報を周波数
が285〜325kHzの電波にのせて船舶に知らせる一種の電
波灯台である。更に、特開昭59−230888号公報には円錐
鏡を有する反射式光波標識が提案されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、斯かる従来の位置又は方位の確認(広義
のナビゲーシヨン)手段の内で、レーダーシステムは高
価格で複雑な装置が必要であると共に、例えば2つの滑
走路の識別や管制塔の特定が困難であるという不都合が
あつた。更に、目視による時は霧などで視界が悪い場合
には対象物の識別が困難である。
また、中波ビーコン放送局及び反射式光波標識は高価格
であると共にメインテナンスの手間がかかるという不都
合があつた。
本考案はこのような点に鑑み成されたもので、その目的
とする所は、低価格でメインテナンスの容易なナビゲー
シヨン用の標識を提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案によるナビゲーシヨン用バーコード標識体は、例
えば第1図に示す如く、電磁波を反射する反射体と電磁
波を吸収する吸収体とを交互に配列して形成されている
ナビゲーション用バーコード標識体において、この反射
体は、90度の頂角を有する微小コーン型反射器を複数
個、それぞれ中心軸の方向を互いに異ならせて配置させ
て形成したものである。
〔作用〕
斯かる本考案に依れば、例えば第3図に示す如く、航空
機(6)からSHF波(8)を発射して本考案に係るバー
コード標識体(10a)をθ方向に走査することにより、
航空機(6)から滑走路(10)の識別が行なえる。ま
た、本考案に係るナビゲーシヨン用バーコード標識体は
構造が単純で低価格であると共に、可動部分や電力を消
費する部材がなくメインテナンスが容易である。
〔実施例〕
以下、本考案のナビゲーシヨン用バーコード標識体の一
実施例につき図面を参照して説明しよう。
第1図に示されているのは本実施例のナビゲーシヨン用
バーコード標識体であり、特に入射して来る走査用の電
磁波をその入射方向とほぼ平行に反射して戻す特性を有
するバーコード標識体である。この第1図において、
(1)は基板を示し、この基板(1)は例えばポリウレ
タン系樹脂にアルミニウムのような金属の粉末を混入し
て形成され、電磁波の吸収体として使用されている。
従つて、本例のバーコード標識体では、この基板(1)
が直接露出している部分(例えば部分(2b))がそのま
ま電磁波の吸収体(2b)となつている。また、電磁波の
反射体(2a)は、多数の微小コーン型反射器(3)を開
口部を上方に向けて中心軸が互いにランダムになる様に
基板(1)上に被着して形成されている。なお、第1図
において、斜線部にも微小コーン型反射器(3)がラン
ダムに配列してあるが、表示は省略してある。これら交
互に配列されている電磁波の反射体(2a)と吸収体(2
b)とによつて形成されるパターンは、このバーコード
標識体を付す物品や構造物によつて異なつている。
また、第2図は第1図の微小コーン(3)の配列の様子
を拡大して示すものであり、基板(1)上にアルミニウ
ム製の微小コーン型反射器(3a),(3b),(3c)等が
その中心軸(3A),(3B),(3C)等の方向を互いに異
にして接着剤(1a)で被着されている。更に、これらの
微小コーンはその頂角αが90°に設定されていると共
に、そのバーコードを読取るための電磁波の波長をλと
すると、これらの微小コーンの開口部の直径Dはその波
長λよりも大きくなる様に設定されている。ここで、直
径Dのオーダーを示すため、第1表に使用する電磁波の
周波数と波長の関係をまとめる。
従つて、例えば走査用の電磁波としてSHF波を用いる場
合には、微小コーンの直径Dは10cm程度以上必要であ
る。
ここで、本例のバーコード標識体の作用を説明するに、
第2図において、例えばSHF波が微小コーン(3a)に対
して矢印(4c)の方向から入射すると仮定する。この場
合、微小コーン(3a)の頂角αは90°であるため、その
反射波は矢印(4c)と平行な矢印(5c)の方向に戻され
る。同様に、矢印(4d)の方向からSHF波が入射する
と、その反射波は矢印(4d)と平行な矢印(5d)の方向
に戻される。尚、以上は入射電磁波がほぼ微小コーン型
反射器(3a)の中心断面に沿う場合であり、入射電磁波
が中心断面上にない場合には、反射電磁波の方向はその
入射電磁波の入射方向とほぼ平行になる。
しかし、入射電磁波の入射方向が例えば矢印(4d)の方
向の様に中心軸(3A)から大きくはずれると、矢印(5
d)の方向の反射光の割合は減少してしまうため、本例
においては微小コーン型反射器(3a),(3b),(3c)
等の中心軸(3A),(3B),(3C)等の方向をランダム
に配列することによつて、電磁波がどの方向から入射し
ても、ほぼその入射方向と平行に強い電磁波が反射され
て戻される様にしている。このため、第1図に示す様
に、本例のバーコード標識体に対してSHF波が矢印(4
a)の方向から入射すると、その矢印(4a)とほぼ平行
な矢印(5a)の方向に反射SHF波が戻される。同様に、
矢印(4a)とは異なる方向である矢印(4b)の方向から
SHF波が入射しても、その矢印(4b)とほぼ平行な矢印
(5b)の方向に強い反射SHF波が戻される。
従つて、本例のバーコード標識体によれば、バーコード
を読取る際の反射電磁波のS/N比が良好であり、読取り
装置が簡易化できると共に、高い確度でのバーコードを
読取ることができるという利益がある。
更に、本例のバーコード標識体は基板(1)上に微小コ
ーン(3)を被着させるだけで形成できるので、低価格
であると同時に、可動部分や電力を消費する部分がない
のでメインテナンスはきわめて容易であるという利益が
ある。この場合、第1図において、バーコード標識体を
電磁波を透過する透明プラスチツク等で被覆することに
よりメインテナンスはほとんど不要とすることができ
る。
次に、本例のナビゲーシヨン用バーコード標識体を使用
した航空機の誘導システムの例を第3図に示す。
第3図において、(6)は被誘導航空機を示し、この航
空機(6)のヘツド部(7)には入射SHF波(8)をθ
方向に走査するスキヤナーと、バーコード標識体から反
射して来る反射SHF波(9)を集めて電気信号に変換す
るアンテナとが内蔵されている。また、航空機(6)の
胴体部には第1図例のバーコードと同じ構造のバーコー
ド標識体(6a)が設けられている。
また、(10)及び(11)は夫々滑走路を示し、滑走路
(10)にはパターンの異なる第1図例のバーコード標識
体と同じ構造のバーコード標識体(10a),(10b),
(10c)が付設され、滑走路(11)にもパターンの異な
るバーコード標識体(11a),(11b),(11c)が付設
されている。同様に、管制塔(12)には互いに同じパタ
ーンのバーコード標識体(12a)及び(12a′)が異なる
側面に貼着されている。
このように第3図例においては、各構造物に異なつたパ
ターンのバーコード標識体が付設されているので、航空
機(6)はこれらの構造物を確実に識別でき、又は管制
塔(12)からも航空機の識別ができるので航空機はより
安全に誘導される。
また第3図例において、(13)はバーコード標識体灯台
を示し、この灯台の周囲には第1図例のバーコード標識
体と同じ構造のバーコード標識体(13a)が巻回配設し
てある。従つて、このバーコード標識体灯台(13)は従
来の中波ビーコン放送局と同様の機能を発揮することが
できる。
尚、本考案バーコード標識体には第1図例だけではな
く、例えば第3図に示すバーコード標識体(14a)及び
(17)の様なものも含まれる。ここで、バーコード標識
体(14a)は山(14)の周囲に形成されており、その電
磁波反射体(15)は金属板とされ、電磁波吸収体(16)
としては山の地肌そのものが使用されている。また、バ
ーコード標識体(17)は電磁波を反射する浮標(ブイ)
(18)を多数所定のパターンに配列して構成されてい
る。
また本考案は上述実施例に限ることなく本考案の要旨を
逸脱することなくその他種々の構成が取り得ることは勿
論である。
〔考案の効果〕
本考案のナビゲーシヨン用バーコード標識体は以上説明
したように構成されているので、低価格であると共にメ
インテナンスが容易であるという利益がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案ナビゲーシヨン用バーコード標識体の一
例を示す斜視図、第2図は第1図のII−II線に沿う断面
の拡大図、第3図は本考案ナビゲーシヨン用バーコード
標識体を応用したナビゲーシヨンシステムを示す斜視図
である。 (1)は基板、(2a)は電磁波の反射体、(2b)は電磁
波の吸収体、(3)は微小コーン型反射器、(6a),
(10a),(11a),(12a),(13a),(14a)及び(1
7)は夫々バーコード標識体である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01S 7/03 A 8113−5J G06K 19/00 19/06 G08G 9/00 7531−3H H01Q 15/14 Z

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電磁波を反射する反射体と電磁波を吸収す
    る吸収体とを交互に配列して形成されているナビゲーシ
    ョン用バーコード標識体において、 上記反射体は、90度の頂角を有する微小コーン型反射器
    を複数個、それぞれ中心軸の方向を互いに異ならせて配
    置させたものであることを特徴とするナビゲーション用
    バーコード標識体。
JP1988040909U 1988-03-28 1988-03-28 ナビゲーション用バーコード標識体 Expired - Lifetime JPH0648450Y2 (ja)

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JPH01142886U JPH01142886U (ja) 1989-09-29
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