JPH0648398Y2 - 管内観察ヘッド - Google Patents

管内観察ヘッド

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JPH0648398Y2
JPH0648398Y2 JP1988033473U JP3347388U JPH0648398Y2 JP H0648398 Y2 JPH0648398 Y2 JP H0648398Y2 JP 1988033473 U JP1988033473 U JP 1988033473U JP 3347388 U JP3347388 U JP 3347388U JP H0648398 Y2 JPH0648398 Y2 JP H0648398Y2
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JP
Japan
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tube
head
water
absorbing material
observation head
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988033473U
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English (en)
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JPH01137461U (ja
Inventor
博 山本
成孝 藤木
稔郎 杉山
富輝 土田
康秀 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案の管内観察ヘッドはガス管、電線配線管等の管の
内壁観察に使用されるものである。
(従来の技術) 管内観察ヘッドには管内を照明するための照明具が内蔵
されており、その照明具に従来はランプ若しくはライト
ガイド(光ファイバ)が用いられてきた。
(考案が解決しようとする課題) 照明具としてランプを用いた場合はランプからの発熱に
よりランプが内蔵されているヘッドの鏡筒が温度上昇す
るので、TVカメラ等のイメージセンサー部(撮像部)に
悪影響があった。そこで従来は撮像部を保護するために
鏡筒の径を大きくして温度上昇しにくくしていたがこの
ようにすると鏡筒の小型化が困難であり、たとえ小型化
したとしても使用時間が長くなると温度上昇するので長
時間連続使用することは困難であった。
(問題点を解決するための手段) 本考案の目的は前記の温度上昇を抑制し、長時間継続使
用が可能で、鏡筒の小型化も可能な管内観察ヘッドを提
供することにある。
本考案の管内観察ヘッドは前記目的を達成するために開
発されたものであり、図に示す様にガス管、電線配線管
等の管内に挿入可能なヘッド10内に照明具1、撮像部2
等が内蔵され、照明具1からの光により管内を照明し、
撮像部2により管内を撮像するようにした管内観察ヘッ
ドにおいて、複数の照明具1がヘッド10内の先端側に所
望間隔でリング状に配置され、照明具1の間に吸水材3
を配置し、吸水材3の外側に同吸水材3に通ずる通気口
4が形成され、通気口4の外側にヘッド10の外部に通ず
る通水路11が形成されてなるものである。
(作用) 本考案の管内観察ヘッドではヘッド10の先端部を水中に
浸すと水が通水路11から浸入し、通気口4を通って吸水
材3に吸収される。このようにして吸収材3に水分を含
ませた管内観察ヘッド10を管内に挿入し、照明具1で管
内を照明し、管内の状態を撮像体(例えば固体撮像素
子)12に結像させ、その像を信号処理部13で電気信号に
変換して外部のモニターテレビに伝送すると、これまで
の管内観察ヘッドと同様に管内を観察することができ
る。この場合、照明具1から発散される熱により吸収材
3に含まれている水分が蒸発し、気化熱が奪われて管内
観察ヘッド10内の温度上昇が抑えられ、同ヘッド10内の
温度が上昇しにくくなる。
(実施例) 本考案の管内観察ヘッドを図に基づいて詳細に説明す
る。図は管内観察ヘッドの内部構造の一実施例である。
図において1は照明具、2は撮像部、3は吸収材であ
り、これらはガス管、電線配線管等の管内に挿入可能な
ヘッド10内の先端側に内蔵されてなる。
照明具1としては例えばハロゲンランプなどのランプが
使用され、そのランプを複数個、レンズ鏡筒15の外周に
周方向に任意の間隔(例えば均等間隔)で配置されてな
る。このランプのワット数や使用個数などは適宜選定で
きるが、例えば観察する管の内径が50mmφ,モニターテ
レビがカラーテレビのときは30Wのハロゲンランプを6
個使用するのが適当である。
撮像部2は固体撮像素子(CCD)とが撮像管(ビジコ
ン)などの撮像体12と、撮像体12に結像された像を電気
信号に変化して外部のモニターテレビに伝送する回路部
13とから構成されている。
吸収材3は任意の間隔で配置された照明具1の間に配置
されてなる。吸収材3としては水を吸収し易いもの、例
えば、連続気泡発泡材などが適する。
図では照明具1及び吸収材3をランプ固定金具5に取付
け、そのランプ固定金具5をレンズ鏡筒15の外周に装着
することにより、照明具1及び吸収材3をレンズ鏡筒15
の外周に配置してある。ランプ固定金具5には銅などの
熱伝導性の高い材質を使用するのが望ましい。
図の4は通気口4であり、これは吸収材3の外側に形成
されており、内側が吸収材3に通ずるように開口され、
外側が通気口4の外側に形成されてヘッド10の外部に連
通する通水路11に開口している。これによりヘッド10の
外部の水が通水路11、通気口4を通って吸収体3に給水
され、吸収体3から蒸発する蒸気が通気口4、通水路11
を通って外部に排出されるようにしてある。
図において20は石英ガラスなどの保護ガラス、21は中心
保持具、22はスプリングジョイントである。
中心保持具21の円形部分23の外径は観察する管の内径に
合せて選定する。例えば管の内径が50mmφのときは47mm
φ程度が望ましい。このようにすると湾曲している管内
にも挿入し易くなる。
(実験例) 本考案の吸収体3に相当するものが無く、しかも、ラン
プ固定金具5の材質にステンレスが使用されていた従来
の管内観察ヘッドでは、撮像部2の近くの雰囲気温度が
30℃〜60℃になるのに5分しかかからなかったが、図の
ように吸収体3を設け、ランプ固定金具5に熱伝導性の
高い銅などを使用した本考案の管内観察ヘッドでは、撮
像部2の近くの雰囲気温度が30℃〜60℃になるのに約15
分もかかった。
(考案の効果) 本考案の管内観察ヘッドは次のような効果がある。
(1)照明具1としてランプを使用する場合でもヘッド
10内が温度上昇しにくくなるので撮像部2への熱による
悪影響が低減する。
(2)ヘッド10内の先端側に所望間隔でリング状に配置
された照明具1の間に吸水材3を配置してなるので、吸
水材3を配置してもヘッド10が格別大きくなることがな
い。また、吸水材3が照明具1の間に配置されているの
で冷却効率が向上し、しかも複数の照明具1の周囲全般
を均等に冷却できる。
(3)吸水材3の外側に同吸水材3に通ずる通気口4が
形成され、通気口4の外側にヘッド10の外部に通ずる通
水路11が形成されてなるので、ヘッド10を水に浸すだけ
で通水路11、通気口4を通して給水材3に水が吸収さ
れ、給水材3への水の供給が容易になる。
(4)冷却効率が向上し、撮像部2への熱による悪影響
が低減するので、ヘッド10を小型化でき、しかも長時間
連続使用することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の管内観察ヘッドの一実施例を示す一部切欠
き状態の側面図である。 1は照明具 2は撮像部 3は吸収材 4は通気口 5はランプ固定金具 10はヘッド 11は通水路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 藤木 成孝 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)考案者 杉山 稔郎 大阪府大阪市西区京町堀3丁目9番25号 日本通信土木エンジニアリング株式会社内 (72)考案者 土田 富輝 大阪府大阪市西区京町堀3丁目9番25号 日本通信土木エンジニアリング株式会社内 (72)考案者 宮崎 康秀 神奈川県平塚市東八幡5―1―9 古河電 気工業株式会社平塚電線製造所内 (56)参考文献 特開 昭55−144532(JP,A) 特開 昭51−142848(JP,A) 実開 昭61−204212(JP,U)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガス管、電線配線管等の管内に挿入可能な
    ヘッド10内に照明具1、撮像部2などが内蔵され、照明
    具1からの光により管内を照明し、撮像部2により管内
    を撮像するようにした管内観察ヘッドにおいて、複数の
    照明具1がヘッド10内の先端側に所望間隔でリング状に
    配置され、照明具1の間に吸水材3を配置し、吸水材3
    の外側に同吸水材3に通ずる通気口4が形成され、通気
    口4の外側にヘッド10の外部に通ずる通水路11が形成さ
    れてなることを特徴とする管内観察ヘッド。
  2. 【請求項2】請求項1において、照明具1と吸水材3と
    を熱伝導性の高い材料で形成されたランプ固定金具5に
    取付けてなることを特徴とする管内観察ヘッド。
JP1988033473U 1988-03-14 1988-03-14 管内観察ヘッド Expired - Lifetime JPH0648398Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988033473U JPH0648398Y2 (ja) 1988-03-14 1988-03-14 管内観察ヘッド

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01137461U JPH01137461U (ja) 1989-09-20
JPH0648398Y2 true JPH0648398Y2 (ja) 1994-12-12

Family

ID=31260154

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51142848A (en) * 1975-06-03 1976-12-08 Chiyoda Chem Eng & Constr Co Ltd Cooling method of building
JPS55144532A (en) * 1979-04-27 1980-11-11 Kawasaki Steel Corp Method and device for sounding in cylindrical tube
JPS61204212U (ja) * 1985-06-13 1986-12-23

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JPH01137461U (ja) 1989-09-20

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