JPH0647826U - 測定機構付きカップリング - Google Patents

測定機構付きカップリング

Info

Publication number
JPH0647826U
JPH0647826U JP8813692U JP8813692U JPH0647826U JP H0647826 U JPH0647826 U JP H0647826U JP 8813692 U JP8813692 U JP 8813692U JP 8813692 U JP8813692 U JP 8813692U JP H0647826 U JPH0647826 U JP H0647826U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
coupling
downstream
orifice
upstream
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8813692U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2554327Y2 (ja
Inventor
隆夫 長島
洋明 波多野
Original Assignee
富士ロビン株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 富士ロビン株式会社 filed Critical 富士ロビン株式会社
Priority to JP8813692U priority Critical patent/JP2554327Y2/ja
Publication of JPH0647826U publication Critical patent/JPH0647826U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2554327Y2 publication Critical patent/JP2554327Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Volume Flow (AREA)
  • Details Of Flowmeters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 放水流路の途中に簡単に接続でき、持ち運び
容易な測定機構付きカップリングを得る。 【構成】 カップリング本体100は、放水流路の途中
にカップリング110,120を介して接続され、内部
に流路断面積を変えるオリフィスを備えている。オリフ
ィスによって流速が変わる二箇所の流体圧を圧力センサ
ー150,160で検出し、信号線153,163及び
延長コード210を介して表示器200に送る。表示器
200では、指定されたモードに応じて流量,積算流
量,圧力等が表示部204にデジタル表示される。延長
コード210は、ソケット190でカップリング本体2
00に着脱自在になっている。カップリング本体200
には軸方向に離間するほぼ三角形状の支持用側板17
1,172が設けられており、支持用側板171,17
2の底辺を着地させるとき、配置状態が安定化する。ま
た、支持用側板171,172は、把手としても使用さ
れる棒状の連結具173,174で連結されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、消防ポンプ等の流体圧送ポンプから引き出された放水流路に簡単に 取り付けられる測定機構付きカップリングに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の消防ポンプは、たとえば図1に示すような構造をもっている。すなわち 、水源から吸水ホースを経て送り込まれた水を取入れる吸水口1aを、エンジン 2aで駆動されるポンプによって、放出口1bから放水ホースを経て高圧水とし て放出する。エンジン2aは、メインスイッチ2dでセルモータを回転させ、或 いはリコイルスタータ2bを人力で操作することにより始動される。また、放水 開始に当っては、水源からの水を呼び水としてポンプ内に導入するため、真空ポ ンプが組み込まれている。記号2cは、真空ポンプのオイルリザーバを示す。 放水量や放水圧等を調節するため、スロットルダイヤル3a,チョークノブ3 b,バキュームゲージ3c,プレッシャーゲージ3d,ティクラノブ3f等を備 えた操作パネルが、消防ポンプの本体側面に設けられている。これらの操作部に よってエンジン2aの回転数が制御され、所定条件下での放水が行われる。また 、放水状態は、操作パネルに設けた表示器3eに表示される。
【0003】 プレッシャーゲージ3dは、ポンプ部1eの水の圧力を表示する。また、スロ ットルダイヤル3aの操作或いはハンドル1dによる放水バルブ1cの開閉によ って、必要水量に変更する。しかし、建物等の障害物によって消防ポンプの位置 から放水ホースの筒先が見えない場合があり、このとき放水ホースの筒先におい て消火に必要とする適正な水量を得られないことがある。 このような使用形態から、放出口1bから送り出される水の圧力や流量等を正 確に把握する必要がある。この種の流体流量を検出するものとしては、たとえば 実公昭59−28326号公報で紹介されている差圧流量計がある。
【0004】 この差圧流量計は、図2に示すように、管路4aの途中に下流側に向かって縮 小するテーパ部4bを形成し、テーパ部4bに続けてスロート部4cを設けてい る。そして、テーパ部4b及びスロート部4cを挟んだ管路4aの上流側部分及 び下流側部分に、差圧取出し用検出端5a,6aを設けている。 差圧取出し用検出端5aは、ダイヤフラム5bにより圧力伝達媒体5cを封入 するように、管路4aの一部に形成したフランジ5dにダイヤフラムフランジ5 eを固着している。他方の差圧取出し用検出端6aも、ダイヤフラム6bにより 圧力伝達媒体6cを封入するように、管路4aの一部に形成したフランジ6dに ダイヤフラムフランジ6eを固着している。
【0005】 ダイヤフラムフランジ5e,6eには、圧力伝達媒体5c,6cが収容されて いる空間に開口した検出路5f,6fが設けられている。検出路5f,6fは、 差圧計7aの区画室7b,7cにそれぞれ導通している。区画室7bと区画室7 cとの間を仕切るダイヤフラム7dに、ダイヤフラム7dの変位に応じて揺動す る指示針7eが取り付けられている。指示針7eの先端は、目盛り7fを指して いる。 差圧取出し用検出端5a側の圧力が差圧取出し用検出端6a側の圧力よりも高 くなったとき、圧力伝達媒体5cが検出路5fを介して区画室7bに流入し、そ れに伴って区画室7c内の圧力伝達媒体6cが検出路6fを介してダイヤフラム 6bに向けて送り出される。その結果、ダイヤフラム7dが図中右側に変位し、 この変位量が流量に換算されて指示針7eで目盛り7f上に表示される。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
従来の差圧流量計は、図2に示されているように特殊な形状をもった管路4a を必要とする。また、管路4aの途中で検出した差圧によって流量を測定する方 式であるため、配管時に差圧流量計を組み込む設計及び作業が要求される。 ところが、消防ポンプ等の流体圧送ポンプにおいては、機種や使用年数等に応 じて流量計を備えていないものもある。このようなポンプに、図2に示した構造 の差圧流量計を組み込むことは、ポンプ本体側に大きな設計変更を必要とし、実 用的ではない。
【0007】 そこで、本考案者等は、放水ホース等が接続される放出口に装着されるカップ リングに流量検出機能をもたせることにより、単にカップリングを交換するだけ で既存の流体圧送ポンプを使用した場合でも正確な流量測定を可能にしたカップ リングを開発し、実願平3−54781号として提案した。 本考案は、このカップリングに更に改良を加え、液体圧送ポンプから放水筒ま での任意の箇所に装着され、正確且つ容易に流量等を測定することができる測定 機構付きカップリングを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案の測定機構付きカップリングは、その目的を達成するため、流路の上流 側端部に接続される流入側カップリングと、前記流路の下流側端部に接続される 流出側カップリングと、前記流入側カップリングと前記流出側カップリングとを 接続する圧力検出用筒部と、該圧力検出用筒部の流入側端部近傍から軸方向に延 びた流入側円筒部と、該流入側円筒部の下流側端部から軸心方向に突出し、更に 流出側に向かって延長する環状のオリフィスと、該オリフィスの下流側根元から 流出側端部近傍まで延びた流出側円筒部と、前記流入側円筒部と前記オリフィス の上流側根元との間で前記圧力検出用筒部の内部空間に開口した第1検出孔と、 前記オリフィスの下流側根元と前記流出側円筒部との間に形成された袋状空間部 に開口した第2検出孔と、前記第1検出孔に臨む上流側圧力センサーと、前記第 2検出孔に臨む下流側圧力センサーと、前記上流側圧力センサー及び前記下流側 圧力センサーで検出された圧力信号に基づき指定されたモードで流量値,積算流 量値,圧力等を表示する表示器とを備え、前記上流側圧力センサー及び前記下流 側圧力センサーに前記表示器が着脱自在に接続されることを特徴とする。
【0009】 ここで、一辺が据え置き部となるほぼ三角形状をした一対の支持用側板を圧力 検出用筒部の軸方向に離間して設け、搬送時に把手として使用される棒状の連結 具で支持用側板を互いに連結することが好ましい。また、支持用側板の間で、上 流側圧力センサー及び下流側圧力センサーを圧力検出用筒部内に嵌め込むことが できる。
【0010】
【実施例】
以下、図面を参照しながら、本考案を消防用ポンプに適用した実施例を説明す る。なお、本考案は、消防用ポンプに拘束されるものではなく、液体,気体,各 種懸濁液等を圧送する他のポンプに対しても同様に適用される。 本実施例の測定機構付きカップリングは、全体を図3の斜視図で示すように、 カップリング本体100に延長コード210を介して表示器200を接続してい る。
【0011】 カップリング本体100は、流体圧送ポンプ10の放出口11から放水ホース 12を経て放水筒13に至る放水流路の途中何れにも設けることができる。図4 において、100Aは放出口11と放水ホース12との接続部に介在させた状態 、100Bは放水ホース12・・の途中に介在させた状態、100Cは放水ホー ス12と放水筒13との接続部に介在させた状態をそれぞれ示す。カップリング 本体100は、放水流路に1個又は必要に応じて複数個設けることができる。 カップリング本体100は、放水流路の上流側に嵌め込まれる流入側カップリ ング110と下流側に嵌め込まれる流出側カップリング120との間に圧力検出 用筒部130を備えている。
【0012】 流入側カップリング110は、図5に示すように、嵌挿された放水流路の上流 側端部14に設けた大径部14Aを係止するロック爪113を備えている。ロッ ク爪113は、板バネ114によって軸心方向に付勢されている。流入側カップ リング110の奥行側内周面には、圧力検出用筒部130の外周面に刻設された 雄ネジに螺合される雌ネジ112が形成されている。 放水流路の上流側端部14の大径部14Aは、流入側カップリング110を貫 通して圧力検出用筒部130の端面131を経て入側段部132に当接する。端 面131と入側段部132との間にはシール133を収容する環状凹部が形成さ れている。放水流路の上流側端部14を完全に押し込んだとき、上流側端部14 の外周面にシール133が押し当てられ、カップリング本体100が上流側端部 14に液密接続される。
【0013】 接続を解除する場合には、上流側端部14に設けた小径部14Bに嵌合させた ホース外し金具14Cを図5の左方向にスライドさせ、板バネ114に抗してロ ック爪113を跳ね上げる。これにより、ロック爪113による係止状態が解除 され、上流側端部14が流入側カップリング110から引き抜かれる。 流出側カップリング120は、筒状本体121の上流側外周面に刻設した雄ネ ジ部122で圧力検出用筒部130に螺合される。筒状本体121の下流側に段 部123が形成されており、圧力検出用筒部130の下流側端面134と段部1 23との間でスライドするホース外し金具124が筒状本体121に外挿されて いる。
【0014】 放水流路の下流側端部20は、流出側カップリング120に嵌挿される内径を もつリング状の接続金具21に係止突起22及びOリング23を取り付けている 。係止突起22は、スプリング24によって半径方向内向きに付勢されている。 接続金具21はホース本体25に接続されており、ホース本体25の外周面にク ランプ26が固着されている。 下流側端部20にカップリング本体100を接続するとき、係止突起22が流 出側カップリング120の大径部125を乗り越えて段部123に係止される。 下流側端部20からカップリング本体100を取り外すとき、ホース外し金具1 24を図5で左側にスライドさせ、スプリング24の弾撥力に抗して係止突起2 2を接続金具21の半径方向外側に後退させる。これにより、段部123との係 合状態から係止突起22が開放され、カップリング本体100がワンタッチで放 水流路の下流側端部20から取り外される。
【0015】 圧力検出用筒部130の内面に入側段部132から下流側に一定した内径Dを もつ流入側円筒部135が形成されており、流入側円筒部135の出側端部から オリフィス136が圧力検出用筒部130の軸心に向かって突出すると共に、流 出側に向かって延長する環状に形成されている。圧力検出用筒部130の内部断 面は、オリフィス136によって流入側円筒部135の内径Dよりも小さな内径 dまで絞り込まれる。 オリフィス136よりも出側は、流入側円筒部135と同じ内径Dをもつ流出 側円筒部137になっている。オリフィス136としては、図示したような湾曲 面を持つものの他に、オリフィス136の出側根元部と出側円筒部137との間 に高圧水が滞留する袋状空間部138が形成される限り、種々の形状に設計する ことができる。
【0016】 オリフィス136に近い流入側円筒部135の一部に、第1検出孔141が開 口している。湾曲したオリフィス136の出側側面と出側円筒部137の内周面 との間に形成された袋状空間部138に、第2検出孔142が開口している。検 出孔141,142は、図6に示すように、常時プラグ143で閉塞されている ドレイン孔144を介して外部に連通している。プラグ143をドレイン孔14 4から取り外したとき、検出孔141,142に残留している水が外部に排出さ れる。
【0017】 第1検出孔141に、上流側圧力センサー150が臨んでいる。上流側圧力セ ンサー150は、図7に示すように、周面にネジ山が刻設された先端部151を 備えており、圧力検出用筒部130の内部に形成した孔部に先端部151をねじ 込まれる。このねじ込み作業を容易にするため、周面の軸心対称位置に一対の平 坦部152が形成されている。第1検出孔141に上流側圧力センサー150を 装着した状態で、先端部151に内蔵した圧力検知部(図示せず)が第1検出孔 141内の流体圧を検出する。検出値は、信号線153から取り出され、延長コ ード210を経て表示器200に送られる。
【0018】 第2検出孔142に装着される下流側センサー160も同様な構造をもってい る。下流側圧力センサー160の先端部161に内蔵された圧力検知部(図示せ ず)で検出された第2検出孔142内の流体圧が信号線163から取り出され、 同様に延長コード210を経て表示器200に送られる。 圧力検出用筒部130の両端面に、支持用側板171,172が取り付けられ ている。支持用側板171,172は、図6に示すようにほぼ三角形状になって おり、底辺両側部が連結具173,174で互いに連結された支持部170とな っている。カップリング本体100は、支持用側板171,172の三角形底辺 側を下にして据え置くとき(図3参照)、地面等に安定した状態で配置される。 また、左右の連結具173,174が把手として使用され、容易に持ち運ぶこと ができる。
【0019】 圧力検出用筒部130の上方外周には、上側からみてH型のリブ180が形成 されている。リブ180は、図8に示すように、管軸方向に直交する互いに平行 な上流側端壁181及び下流側端壁182をもち、管軸方向に延びるウエブ壁1 83を端壁181,182の間に設けている。端壁181,182には、カバー 184がネジ止めされるボルト孔185,186が刻設されている。 ウエブ壁183の中央部に、ソケット190を収容する中央凹部187が形成 されている。また、端壁181,182とウエブ壁183との間は、圧力センサ ー150,160から延びた信号線153,163の何れか一方を収容する溝部 188,189となっている。
【0020】 ソケット190は、中央凹部187に嵌め込まれた状態でウエブ壁183のボ ルト孔183aにボルト191,192をねじ込むことにより固定される。ソケ ット190には、延長コード210の端部に取り付けられたプラグ193が脱着 自在に差し込まれる。 延長コード210は、接続具211を介して表示器200に接続されている。 延長コード210は、接続具211の箇所でも分離可能になっている。表示器2 00は、オン・オフスイッチ201,モード切替えスイッチ202,リセットス イッチ203を備えている。オン・オフスイッチ201の操作で電源が投入され 、モード切替えスイッチ202の操作で流量値,積算流量値,圧力値等のモード が選択され、表示部204に流量値,積算流量値,圧力値等がデジタル表示され る。また、環境条件等の変化に伴って最初のゼロ表示がずれた場合、リセットス イッチ203でゼロ表示を再度設定する。
【0021】 各スイッチ201〜203は、作業者が片手で接続具211を握り、その片手 の指で操作することができる。また、延長コード210を省略し、表示器200 を直接カップリング本体100に着脱自在に接続し、表示部204を各センサー 150,160に接続することもできる。 流入側カップリング110を放水流路の上流側端部14に接続し、流出側カッ プリング120を下流側端部20に接続して流体圧送ポンプ10を駆動させたと き、圧力検出用筒部130の円筒状内部空間を高圧水が流れる。高圧水は、オリ フィス136で流路断面積が絞られるに従って流速を増し、流出側カップリング 120から送り出される。
【0022】 第1検出孔141が開口した部分での圧力検出用筒部130の内部断面積はπ D2/4であり、オリフィス136の先端部の内部断面積はπd2/4である。した がって、放出口11から放水ホース14にかけ各部一定した流量kで高圧水が流 れると仮定すると、第1検出孔141の開口部分における高圧水の流速は4k/ πD2 、オリフィス136を通過時点で高圧水の流速は4k/πd2 となる。そ して、オリフィス136を通過した後では、内部断面積がπD2/4の出側円筒部 137を通るため、高圧水の流速は4k/πD2 となる。
【0023】 流速差(4k/πd2 −4k/πD2)によって、袋状空間部138に滞留ぎみ に存在している高圧水が引っ張られ、袋状空間部138が減圧状態になる。その 結果、第1検出孔141で検出された流体圧P1 と第2検出孔142で検出され た流体圧P2 との間に圧力差ΔP (=P1 −P2)が生じる。それぞれの流体圧P 1 及びP2 は、圧力センサー150,160で検出され、信号線153,163 を介して表示器200に送られる。表示器200では、選択されたモードで流体 圧P1 及びP2 や流体圧P1 及びP2 に基づいて演算された流量値,積算流量値 ,圧力差ΔP等が表示部204に表示される。
【0024】 以上の構造をもつ測定機構付きカップリングは、図4に示すように流体圧送ポ ンプ10の放出口11から放水筒13に至る放水流路の何れの箇所に設けること もできる。放出口11,放水ホース12,放水筒13等に対する着脱は、カップ リング110,120を介して簡単に行われる。たとえば、放水ホース12の途 中に装着したとき、図3に示すように支持用側板171,172の底辺が着地面 となるため、測定機構付きカップリングの据え置き状態が安定化する。しかも、 支持用側板171,172に差し渡した棒状の連結具173,174が把手とし て使用され、測定機構付きカップリングを簡単に持ち運ぶことができる。 表示器200は、ソケット190からプラグ193を引き抜くことによりカッ プリング本体100から容易に分離され、作業者のポケット等に収容される。そ のため、圧力,流量,積算流量等を調査したいときだけ、表示器200をカップ リング本体100に接続した検出状態とすることができる。したがって、放水活 動自体に支障を来すことなく、しかも必要な情報が得られる。
【0025】
【考案の効果】
以上に説明したように、本考案の測定機構付きカップリングは、流体圧送ポン プの放出口から放水筒に至る放水流路の何れの箇所にも容易に組み込むことがで き、持ち運びが簡単な構造になっている。また、表示器がカップリング本体から 容易に分離される方式を採用しているため、消火等の放水活動に支障を来すこと がない汎用性の高いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の可搬式消防ポンプ
【図2】 従来の差圧を利用した流量計
【図3】 本考案の測定機構付きカップリングの全体斜
視図
【図4】 同測定機構付きカップリングの放水流路に対
する組み込み箇所
【図5】 同測定機構付きカップリングの内部構造
【図6】 同測定機構付きカップリングの上流側からみ
た一部断面図
【図7】 同測定機構付きカップリングに装着される圧
力センサー
【図8】 同測定機構付きカップリングの上部に設けた
延長コードの接続部
【符号の説明】
14 放水流路の上流側端部 20 放水流路の下流
側端部 100 カップリング本体 110 流入側カップ
リング 120 流出側カップリング 130 圧力検出用筒
部 135 流入側円筒部 136 オリフィス 137 流出側円筒部 138 袋状空間部 141 第1検出孔 142 第2検出孔 150 上流側圧力センサー 160 下流側圧力セ
ンサー 171,172 支持用側板 173,174 棒状
の連結具 200 表示器 210 延長コード

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流路の上流側端部に接続される流入側カ
    ップリングと、前記流路の下流側端部に接続される流出
    側カップリングと、前記流入側カップリングと前記流出
    側カップリングとを接続する圧力検出用筒部と、該圧力
    検出用筒部の流入側端部近傍から軸方向に延びた流入側
    円筒部と、該流入側円筒部の下流側端部から軸心方向に
    突出し、更に流出側に向かって延長する環状のオリフィ
    スと、該オリフィスの下流側根元から流出側端部近傍ま
    で延びた流出側円筒部と、前記流入側円筒部と前記オリ
    フィスの上流側根元との間で前記圧力検出用筒部の内部
    空間に開口した第1検出孔と、前記オリフィスの下流側
    根元と前記流出側円筒部との間に形成された袋状空間部
    に開口した第2検出孔と、前記第1検出孔に臨む上流側
    圧力センサーと、前記第2検出孔に臨む下流側圧力セン
    サーと、前記上流側圧力センサー及び前記下流側圧力セ
    ンサーで検出された圧力信号に基づき指定されたモード
    で流量値,積算流量値,圧力等を表示する表示器とを備
    え、前記上流側圧力センサー及び前記下流側圧力センサ
    ーに前記表示器が着脱自在に接続されることを特徴とす
    る測定機構付きカップリング。
  2. 【請求項2】 一辺が据え置き部となる形状をもった一
    対の支持用側板を請求項1記載の圧力検出用筒部の軸方
    向に離間して設け、搬送時に把手として使用される棒状
    の連結具で前記支持用側板を互いに連結したことを特徴
    とする測定機構付きカップリング。
JP8813692U 1992-11-30 1992-11-30 測定機構付きカップリング Expired - Lifetime JP2554327Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8813692U JP2554327Y2 (ja) 1992-11-30 1992-11-30 測定機構付きカップリング

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8813692U JP2554327Y2 (ja) 1992-11-30 1992-11-30 測定機構付きカップリング

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0647826U true JPH0647826U (ja) 1994-06-28
JP2554327Y2 JP2554327Y2 (ja) 1997-11-17

Family

ID=13934520

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8813692U Expired - Lifetime JP2554327Y2 (ja) 1992-11-30 1992-11-30 測定機構付きカップリング

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2554327Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10008638B4 (de) * 1999-02-24 2005-02-17 Honda Giken Kogyo K.K. Kühlerbefestigungsstruktur

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10008638B4 (de) * 1999-02-24 2005-02-17 Honda Giken Kogyo K.K. Kühlerbefestigungsstruktur

Also Published As

Publication number Publication date
JP2554327Y2 (ja) 1997-11-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5743357A (en) Automatic hand held transmission fluid charger
US4080752A (en) Toy blocks with conduits and fluid seal means
US5463908A (en) Apparatus for sampling and registering fluids in pipelines
US7325442B1 (en) Leak testing device with a permanent coupling
CN101568486A (zh) 用于传输流体的设备及其相关方法
US9115636B2 (en) Evacuation and refilling device for vehicle cooling systems
KR101039354B1 (ko) 회전형 배관 연결구
US8701497B2 (en) Fluid flow testing system
JPH0647826U (ja) 測定機構付きカップリング
US6170515B1 (en) Piping manifold with quick connect couplers
US6546819B1 (en) Apparatus for sampling fluid from reactor vessel
US6889538B2 (en) Monitoring system for leak prevention and detection
CN209372249U (zh) 辅助测量装置及润滑油管线系统
US4114782A (en) Pump coupling system for attachment to drum
CN208808526U (zh) 一种内分泌科分泌物取样装置
JPH04138228U (ja) 差圧検出機能を備えたカツプリング
US7013711B1 (en) Testing device for testing a drainage system for leaks
CN206419198U (zh) 消防装备的检测设备
US4588110A (en) Portable waterproofing apparatus
WO1982002240A1 (en) A quick coupling device
JP4991460B2 (ja) ガスメータユニット
JP2870370B2 (ja) ボイド率測定装置
CN209342165U (zh) 双槽环楔差压装置
CN220380668U (zh) 一种壁面静压辅助测量装置
US6038929A (en) Three-way valved apparatus and method for testing pressure in a fluid system

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term