JPH0647655Y2 - レンチ - Google Patents
レンチInfo
- Publication number
- JPH0647655Y2 JPH0647655Y2 JP8380792U JP8380792U JPH0647655Y2 JP H0647655 Y2 JPH0647655 Y2 JP H0647655Y2 JP 8380792 U JP8380792 U JP 8380792U JP 8380792 U JP8380792 U JP 8380792U JP H0647655 Y2 JPH0647655 Y2 JP H0647655Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pin
- handle
- connecting pin
- links
- wrench
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)
- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、レンチ即ち管、棒、
杭、ナット等を回転又は締付ける工具に関するものであ
る。
杭、ナット等を回転又は締付ける工具に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種レンチのうち、特に杭(鋼
管又はコンクリート杭)等に使用される大型のものとし
て、複数個のリンクを連結ピンにより連結して所望長さ
とし、両端のリンクのうち一方端をハンドルの先端部に
連結ピンにより取付け、リンクの他方端を連結ピンを介
してハンドルの先端に係脱自在に連結したパイプレンチ
が知られている。そして、図8に示すようにリンク41,4
2 を連結する頭付連結ピン43の端部には、割ピン44が挿
通され掛止されている。
管又はコンクリート杭)等に使用される大型のものとし
て、複数個のリンクを連結ピンにより連結して所望長さ
とし、両端のリンクのうち一方端をハンドルの先端部に
連結ピンにより取付け、リンクの他方端を連結ピンを介
してハンドルの先端に係脱自在に連結したパイプレンチ
が知られている。そして、図8に示すようにリンク41,4
2 を連結する頭付連結ピン43の端部には、割ピン44が挿
通され掛止されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術では、レンチの重量が大であるため、パイプ又は杭等
への締付けを解除した際、レンチがその自重により落下
し、連結ピン43の端部43A に打撃を受けると、該ピン43
とリンク42の連結孔45との間で割ピン44が剪断され破損
するという問題がある。
術では、レンチの重量が大であるため、パイプ又は杭等
への締付けを解除した際、レンチがその自重により落下
し、連結ピン43の端部43A に打撃を受けると、該ピン43
とリンク42の連結孔45との間で割ピン44が剪断され破損
するという問題がある。
【0004】本考案は、上述のような実状に鑑みてなさ
れたもので、その目的とするところは、連結ピンに挿通
した割ピンが、落下等による衝撃で破断することのない
レンチを提供することにある。
れたもので、その目的とするところは、連結ピンに挿通
した割ピンが、落下等による衝撃で破断することのない
レンチを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本考
案は、複数個のリンクと、これらのリンクを相互に連結
して所望長さとする連結ピンと、両端のリンクを連結ピ
ンにより連結又は少なくとも一方を係脱自在に連結する
ハンドルとからなるレンチにおいて、前記各連結ピンの
端部には割ピン孔を設け、割ピン孔を有するリング状の
カラーを、両割ピン孔が連通するように前記連結ピンの
端部に外嵌し、割ピンを両割ピン孔に挿通してカラーと
共に連結ピンに係止したことを特徴としている。
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本考
案は、複数個のリンクと、これらのリンクを相互に連結
して所望長さとする連結ピンと、両端のリンクを連結ピ
ンにより連結又は少なくとも一方を係脱自在に連結する
ハンドルとからなるレンチにおいて、前記各連結ピンの
端部には割ピン孔を設け、割ピン孔を有するリング状の
カラーを、両割ピン孔が連通するように前記連結ピンの
端部に外嵌し、割ピンを両割ピン孔に挿通してカラーと
共に連結ピンに係止したことを特徴としている。
【0006】また、本考案は、前記連結ピンの割ピン挿
通側端面と前記カラーの外端面を略面一にしたことを特
徴としている。
通側端面と前記カラーの外端面を略面一にしたことを特
徴としている。
【0007】
【作用】本考案によれば、レンチが落下した場合、連結
ピンとカラーの両端面が地面やその他の物に同時に当接
し、衝撃力はカラーを介してリンクに伝達され、連結ピ
ンとカラーの相互間に移動がなく、したがって割ピンに
剪断力が作用しないため、割ピンが剪断により破損する
ことはない。
ピンとカラーの両端面が地面やその他の物に同時に当接
し、衝撃力はカラーを介してリンクに伝達され、連結ピ
ンとカラーの相互間に移動がなく、したがって割ピンに
剪断力が作用しないため、割ピンが剪断により破損する
ことはない。
【0008】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。図面において、1 は鋼管杭等Pの回動に適する大型
のレンチで、4個の略円弧状リンク2,3,4,5 と、リンク
2 〜5 を相互に連結して所定長さとする連結ピン6,7,8
と、ハンドル9 と、ハンドル9 の先端部に一端のリンク
2 の端部を連結する連結ピン10と、他端のリンク5 の端
部に取付けられかつ前記ハンドル9 の先端が係脱自在に
係合連結される連結ピン11と、リンク 3〜5 の内側に取
替自在に取付けられた係止爪12,13,14と、ハンドル9 の
先端部に取付けられたピン抜け止め用ストッパー15、カ
ラー16および割ピン17等からなっている。
る。図面において、1 は鋼管杭等Pの回動に適する大型
のレンチで、4個の略円弧状リンク2,3,4,5 と、リンク
2 〜5 を相互に連結して所定長さとする連結ピン6,7,8
と、ハンドル9 と、ハンドル9 の先端部に一端のリンク
2 の端部を連結する連結ピン10と、他端のリンク5 の端
部に取付けられかつ前記ハンドル9 の先端が係脱自在に
係合連結される連結ピン11と、リンク 3〜5 の内側に取
替自在に取付けられた係止爪12,13,14と、ハンドル9 の
先端部に取付けられたピン抜け止め用ストッパー15、カ
ラー16および割ピン17等からなっている。
【0009】前記リンク2,3,4 は、一端に二叉状連結部
2A,3A,4Aが形成され、他端に前記二叉状連結部内に嵌合
する連結片2B,3B,4Bが形成されており、夫々ピン孔18,1
9 が平行状に設けられている。また、前記リンク5 は、
両端に二叉状連結部5A,5B が形成され、夫々ピン孔20が
設けられている。前記連結ピン6,7,8,10,11 は、同形同
寸の頭付きで、先端部に夫々割ピン孔21が径方向に貫通
状に設けられ、図3,図4に示すように、リング状の前
記カラー16が、ピン端面22とカラー外端面16A が略面一
になるように外嵌されており、前記カラー16には前記割
ピン孔21と連通する割ピン孔23が設けられ、前記割ピン
17が両割ピン孔21,23 に挿通されて、割ピン17の先端が
カラー16の周面に沿うように屈曲係止されている。
2A,3A,4Aが形成され、他端に前記二叉状連結部内に嵌合
する連結片2B,3B,4Bが形成されており、夫々ピン孔18,1
9 が平行状に設けられている。また、前記リンク5 は、
両端に二叉状連結部5A,5B が形成され、夫々ピン孔20が
設けられている。前記連結ピン6,7,8,10,11 は、同形同
寸の頭付きで、先端部に夫々割ピン孔21が径方向に貫通
状に設けられ、図3,図4に示すように、リング状の前
記カラー16が、ピン端面22とカラー外端面16A が略面一
になるように外嵌されており、前記カラー16には前記割
ピン孔21と連通する割ピン孔23が設けられ、前記割ピン
17が両割ピン孔21,23 に挿通されて、割ピン17の先端が
カラー16の周面に沿うように屈曲係止されている。
【0010】このように、連結ピン6,7,8,10,11 に割ピ
ン17をカラー16と共に係止させることにより、レンチ1
が落下した場合に、連結ピン 6〜8,10,11 の割ピン17側
端面22が地面やその他の物に当接して衝撃を受けても、
カラー16端面16A も同時に当接して、衝撃力をカラー16
を介して各リンク 2〜5 に伝達し、連結ピン 6〜8,10,1
1 とカラー16間の相対移動が生じないため、割ピン17に
剪断力が作用せず、したがって、割ピン17が剪断される
ことはない。
ン17をカラー16と共に係止させることにより、レンチ1
が落下した場合に、連結ピン 6〜8,10,11 の割ピン17側
端面22が地面やその他の物に当接して衝撃を受けても、
カラー16端面16A も同時に当接して、衝撃力をカラー16
を介して各リンク 2〜5 に伝達し、連結ピン 6〜8,10,1
1 とカラー16間の相対移動が生じないため、割ピン17に
剪断力が作用せず、したがって、割ピン17が剪断される
ことはない。
【0011】前記ハンドル9 は、先端部9Aにリンク2 の
二叉状連結部2Aに嵌入させうる連結部24を備え、連結ピ
ン孔25が形成され、先端に略U字状のピン係合部26が形
成されており、前記ピン孔25と係合部26の間に前記ピン
孔25と直交方向でかつ外側に位置してばね嵌装孔27が設
けられている。なお、ハンドル9 の係合部26を含む先端
部9Aの幅は、各リンク2,5 の二叉状連結部2A,5A の各対
向片間隔よりも狭くされ、前記ストッパー15を外嵌した
状態で二叉状連結部2A,5A の各対向片間に嵌入しかつ回
動可能になっている。そして、前記ピン係合部26に、リ
ンク5 端の連結ピン11を係脱自在に係合連結されてい
る。
二叉状連結部2Aに嵌入させうる連結部24を備え、連結ピ
ン孔25が形成され、先端に略U字状のピン係合部26が形
成されており、前記ピン孔25と係合部26の間に前記ピン
孔25と直交方向でかつ外側に位置してばね嵌装孔27が設
けられている。なお、ハンドル9 の係合部26を含む先端
部9Aの幅は、各リンク2,5 の二叉状連結部2A,5A の各対
向片間隔よりも狭くされ、前記ストッパー15を外嵌した
状態で二叉状連結部2A,5A の各対向片間に嵌入しかつ回
動可能になっている。そして、前記ピン係合部26に、リ
ンク5 端の連結ピン11を係脱自在に係合連結されてい
る。
【0012】前記係止爪12,13,14は、図1に示すように
同形同寸で、リンク3,4,5 の適所に設けた取付孔28に、
夫々対向内側に位置して交換可能にボルト29により取付
けられており、係止爪12〜14の高さHを変えることによ
って、異なる直径D1,D2,D3,D4 の杭P (その他の管
等) に適合させ、最適な締付力で挟持することができる
ようになっている。
同形同寸で、リンク3,4,5 の適所に設けた取付孔28に、
夫々対向内側に位置して交換可能にボルト29により取付
けられており、係止爪12〜14の高さHを変えることによ
って、異なる直径D1,D2,D3,D4 の杭P (その他の管
等) に適合させ、最適な締付力で挟持することができる
ようになっている。
【0013】前記ストッパー15は、図6(a),(b)
に例示するように、側面視長方形で前記ハンドル9 の先
端部9Aが遊嵌されており、該ストッパー15の基部15C に
前記連結ピン10が遊嵌されるピン孔30が設けられ、先端
にピン抜け防止部15A が形成され、外周側壁15B により
ハンドル9 のばね嵌装孔27に嵌装したコイルばね31を支
持して、ピン抜け防止部15A をコイルばね31の付勢力に
より連結ピン11に押付けるようになっている。
に例示するように、側面視長方形で前記ハンドル9 の先
端部9Aが遊嵌されており、該ストッパー15の基部15C に
前記連結ピン10が遊嵌されるピン孔30が設けられ、先端
にピン抜け防止部15A が形成され、外周側壁15B により
ハンドル9 のばね嵌装孔27に嵌装したコイルばね31を支
持して、ピン抜け防止部15A をコイルばね31の付勢力に
より連結ピン11に押付けるようになっている。
【0014】そして、ストッパー15のピン抜け防止部15
A とハンドル9 の係合部26により連結ピン11を内外両側
から狭圧し、係合部26から連結ピン11が自然に外れるの
を阻止している。なお、連結ピン11の狭圧を解除する場
合は、図5に矢印(イ)で示す方向にストッパー15の外
周側壁15B をコイルばね31の弾発力に抗して押すことに
より、ストッパー15が図5に2点鎖線151 で示す位置に
連結ピン10を中心として回動し、連結ピン11を係合部26
から容易に離脱させることができる。
A とハンドル9 の係合部26により連結ピン11を内外両側
から狭圧し、係合部26から連結ピン11が自然に外れるの
を阻止している。なお、連結ピン11の狭圧を解除する場
合は、図5に矢印(イ)で示す方向にストッパー15の外
周側壁15B をコイルばね31の弾発力に抗して押すことに
より、ストッパー15が図5に2点鎖線151 で示す位置に
連結ピン10を中心として回動し、連結ピン11を係合部26
から容易に離脱させることができる。
【0015】上記実施例において、杭Pにレンチ1 を巻
いて締付ける場合、まず、ストッパー15の外周側壁15B
を図1,図5に矢印(イ)で示す方向に押して、ハンド
ル9先端の係合部26から連結ピン11を図5に2点鎖線111
で示すように外した後、係止爪12〜14が杭Pに当接す
るようにリンク 2〜5 を巻きつけ、ハンドル9 の先端係
合部26に連結ピン11を嵌入係合させる。
いて締付ける場合、まず、ストッパー15の外周側壁15B
を図1,図5に矢印(イ)で示す方向に押して、ハンド
ル9先端の係合部26から連結ピン11を図5に2点鎖線111
で示すように外した後、係止爪12〜14が杭Pに当接す
るようにリンク 2〜5 を巻きつけ、ハンドル9 の先端係
合部26に連結ピン11を嵌入係合させる。
【0016】そこで、ハンドル9 を図1,図5に矢印
(ロ)で示す方向に引張ることにより、ハンドル9 の先
端部9Aが連結ピン10を中心として、図1に矢印(ハ)で
示す方向に回動してリンク5 をリンク2 側に引きつけ、
係止爪12〜14を介して杭Pを締付け、さらにハンドル9
を図1中矢印(ロ)方向に引張ることにより、杭Pをハ
ンドル9 と同方向に回転させることができる。
(ロ)で示す方向に引張ることにより、ハンドル9 の先
端部9Aが連結ピン10を中心として、図1に矢印(ハ)で
示す方向に回動してリンク5 をリンク2 側に引きつけ、
係止爪12〜14を介して杭Pを締付け、さらにハンドル9
を図1中矢印(ロ)方向に引張ることにより、杭Pをハ
ンドル9 と同方向に回転させることができる。
【0017】そして、杭Pの回転が完了すれば、ハンド
ル9 を、図1に矢印(ニ)で示す方向に押して締付けを
解放し、ストッパー15の外周側壁15B を押圧して、ピン
抜け防止片15A を連結ピン11から離すことにより、連結
ピン11をハンドル9 の係合部26から離脱させることがで
きる。上記実施例によれば、ストッパー15によって、係
止部26から連結ピン11が自然に抜け出すのが防止され、
安全で作業性が向上する。また、係止爪12〜14により、
杭P等を確実に挟持し、滑りを生じることなく締付回転
力を杭P等に作用させることができ、また、係止爪12〜
14は高さHの異なるものと交換することにより、直径の
異なる杭P等を確実にかつ強力に締付け回転させること
ができる。
ル9 を、図1に矢印(ニ)で示す方向に押して締付けを
解放し、ストッパー15の外周側壁15B を押圧して、ピン
抜け防止片15A を連結ピン11から離すことにより、連結
ピン11をハンドル9 の係合部26から離脱させることがで
きる。上記実施例によれば、ストッパー15によって、係
止部26から連結ピン11が自然に抜け出すのが防止され、
安全で作業性が向上する。また、係止爪12〜14により、
杭P等を確実に挟持し、滑りを生じることなく締付回転
力を杭P等に作用させることができ、また、係止爪12〜
14は高さHの異なるものと交換することにより、直径の
異なる杭P等を確実にかつ強力に締付け回転させること
ができる。
【0018】図7はストッパー15の他の実施例を示し、
前記実施例と異なるところは、断面形状がコ字状でピン
抜け防止部15A の反対側端が略真直ぐにハンドル9 の長
手方向に延びており、操作部15d がハンドル9 の上側に
跨がり、該操作部15d とハンドル9 上面に設けたばね嵌
装孔27との間にコイルばね31が嵌装され、ピン抜け防止
部15A を常時連結ピン11に押圧させるように付勢してい
る。
前記実施例と異なるところは、断面形状がコ字状でピン
抜け防止部15A の反対側端が略真直ぐにハンドル9 の長
手方向に延びており、操作部15d がハンドル9 の上側に
跨がり、該操作部15d とハンドル9 上面に設けたばね嵌
装孔27との間にコイルばね31が嵌装され、ピン抜け防止
部15A を常時連結ピン11に押圧させるように付勢してい
る。
【0019】図7のストッパー15においても、操作部15
d を図中矢印(イ)方向に押すことにより、ピン抜け防
止部15A による係止を解放することができる。本考案
は、上記実施例に限定されるものではなく、適宜設計変
更することができ、例えばハンドル9 の係合部26の形状
を変更することにより、ストッパー15を省略でき、ま
た、リンクの数も増減することができる。
d を図中矢印(イ)方向に押すことにより、ピン抜け防
止部15A による係止を解放することができる。本考案
は、上記実施例に限定されるものではなく、適宜設計変
更することができ、例えばハンドル9 の係合部26の形状
を変更することにより、ストッパー15を省略でき、ま
た、リンクの数も増減することができる。
【0020】
【考案の効果】本考案は、上述のように、複数個のリン
クと、これらのリンクを相互に連結して所望長さとする
連結ピンと、両端のリンクを連結ピンにより連結又は少
なくとも一方を係脱自在に連結するハンドルとからなる
レンチにおいて、前記各連結ピンの端部には割ピン孔を
設け、割ピン孔を有するリング状のカラーを、両割ピン
孔が連通するように前記連結ピンの端部に外嵌し、割ピ
ンを両割ピン孔に挿通してカラーと共に連結ピンに係止
したことを特徴とするものであるから、連結ピンに挿通
した割ピンが、落下等による衝撃によっても剪断などで
破損することがなく、安全性および耐久性の向上を図る
ことができる。
クと、これらのリンクを相互に連結して所望長さとする
連結ピンと、両端のリンクを連結ピンにより連結又は少
なくとも一方を係脱自在に連結するハンドルとからなる
レンチにおいて、前記各連結ピンの端部には割ピン孔を
設け、割ピン孔を有するリング状のカラーを、両割ピン
孔が連通するように前記連結ピンの端部に外嵌し、割ピ
ンを両割ピン孔に挿通してカラーと共に連結ピンに係止
したことを特徴とするものであるから、連結ピンに挿通
した割ピンが、落下等による衝撃によっても剪断などで
破損することがなく、安全性および耐久性の向上を図る
ことができる。
【図1】本考案の実施例を示す全体平面図である。
【図2】図1の側面拡大図である。
【図3】図1のA−A線断面拡大図である。
【図4】図3のB−B線断面拡大図である。
【図5】同実施例におけるリンクとハンドルの連結部拡
大平面図である。
大平面図である。
【図6】同実施例におけるストッパーを示し、(a)は
平面図、(b)は右側面図である。
平面図、(b)は右側面図である。
【図7】ストッパーの他の実施例を示す平面図である。
【図8】従来のレンチにおける連結ピンへの割ピン装着
構造を示す断面図である。
構造を示す断面図である。
1 レンチ 2 リンク 3 リンク 4 リンク 5 リンク 6 連結ピン 7 連結ピン 8 連結ピン 9 連結ピン 10 連結ピン 11 連結ピン 16 カラー 16A 外端面 17 割ピン 21 割ピン孔 22 連結ピン端面 23 割ピン孔
Claims (2)
- 【請求項1】 複数個のリンクと、これらのリンクを相
互に連結して所望長さとする連結ピンと、両端のリンク
を連結ピンにより連結又は少なくとも一方を係脱自在に
連結するハンドルとからなるレンチにおいて、前記各連
結ピンの端部には割ピン孔を設け、割ピン孔を有するリ
ング状のカラーを、両割ピン孔が連通するように前記連
結ピンの端部に外嵌し、割ピンを両割ピン孔に挿通して
カラーと共に連結ピンに係止したことを特徴とするレン
チ。 - 【請求項2】 前記連結ピンの割ピン挿通側端面と前記
カラーの外端面を略面一にしたことを特徴とする請求項
1のレンチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8380792U JPH0647655Y2 (ja) | 1992-12-04 | 1992-12-04 | レンチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8380792U JPH0647655Y2 (ja) | 1992-12-04 | 1992-12-04 | レンチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0646865U JPH0646865U (ja) | 1994-06-28 |
JPH0647655Y2 true JPH0647655Y2 (ja) | 1994-12-07 |
Family
ID=13812943
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8380792U Expired - Lifetime JPH0647655Y2 (ja) | 1992-12-04 | 1992-12-04 | レンチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0647655Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-12-04 JP JP8380792U patent/JPH0647655Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0646865U (ja) | 1994-06-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |