JPH0647547B2 - 栄養補給飲食品 - Google Patents

栄養補給飲食品

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JPH0647547B2
JPH0647547B2 JP60056312A JP5631285A JPH0647547B2 JP H0647547 B2 JPH0647547 B2 JP H0647547B2 JP 60056312 A JP60056312 A JP 60056312A JP 5631285 A JP5631285 A JP 5631285A JP H0647547 B2 JPH0647547 B2 JP H0647547B2
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、栄養補給飲食品、詳しくは運動等による体力
の消耗時や疲労時等における栄養補給及びスタミナ回復
に有用な新しい飲食品に関する。
従来の技術 従来より運動時や疲労時等における栄養補給のための飲
食品としては、水分・電解質及び糖質の補給を目的とし
たドリンク類や全栄養素をバランスよく配合したトータ
ル栄養食又は飲料が知られており、一部市販されてい
る。
しかしながらこれらは、いずれも運動等による体力消耗
時、疲労時の特殊な状態にある生体の変化に充分に対応
したものとはいえず、かかる生体の変化に充分に対応し
て良好な栄養補給効果を奏し得る栄養補給食品の開発は
いまだ行なわれていない。
即ち、ヒトは糖質をグリコーゲンとして肝臓及び筋肉内
に貯蔵しているが、その貯蔵量は熱量としてほぼ100
0〜2000Kcal/body程度であり、長期に亘る運動や
空腹時の運動には充分ではない。従つて斯かる運動時等
には、糖質に代つてエネルギー源として主に脂質が消費
されるが、この際、グルコース等の糖質を摂取すれば、
上記脂質代謝が阻害され、グリコーゲンとして貯蔵され
ている糖質が消費され、グリコーゲンの枯渇を早めるこ
とになる。尚グリコーゲンが枯渇すると運動は継続でき
なくなる。
一方、例えばマラソン、ボクシング等の激しくエネルギ
ーを消耗するスポーツでは、スタミナを長期に亘つて温
存すること及び低下したスタミナを早期に回復すること
が要求され、このスタミナの温存と回復とは体内に保有
されるグリコーゲン量と相関する。即ち保有グリコーゲ
ン含量が高い程スタミナは温存され回復される〔Bergst
ram,J.,et al.Acta Physrol.,71,140(196
7)〕。
従つて、上記運動時等では、充分な糖質をできる限りグ
リコーゲンの形で貯蔵しておくことが望ましいが、従来
の栄養補給飲食品は、これをいかに摂取しても、上記し
たように優先的に糖質である貯蔵グリコーゲンが速やか
に消費され充分な栄養補給、スタミナ回復の効果は期待
できない。
また、近年生活が豊かになるにつれて、人々の健康に対
する興味は増し、なかでも肥満に対する関心は一層強く
なつてきている。この肥満対策としては、摂取するトー
タルカロリーを抑える、いわゆるダイエツト療法がある
が、これは現在余り好ましい方法であるとは考えられな
くなつてきており、むしろ適度のスポーツを行なうこと
によつて、消費カロリーを増やし減量することが好まし
いとされ、例えばエアロビツクス体操等が若者を中心に
流行している。この様なスポーツの途中や後で糖質が多
く含まれたドリンク等を飲食することは、せつかく亢進
された脂質代謝を、抑制することにつながり、結果とし
て減量の効果もほとんど発揮されないこととなる。従つ
て斯かる場合にも脂質代謝に悪影響を与えず、熱源補給
乃至空腹の解消を行ない得る新しい飲食品の出現が望ま
れている。
発明が解決しようとする問題点 本発明者らは、上記現状に鑑み、従来の栄養補給飲食品
に見られる欠点を全て解消した新しい栄養補給効果を発
揮できる飲食品を提供することを目的として鋭意研究を
重ねた結果、フラクトースとインスリン分泌亢進作用も
有するアミノ酸類とを必須成分として含有する飲食品
が、脂質代謝に悪影響を与えることなく、またその摂取
により補給される糖が血中より細胞内に移行し、グリコ
ーゲンとして速やかに貯蔵され、斯くして充分な栄養補
給効果を奏し得ることを見出し、ここに本発明を完成す
るに至つた。
問題点を解決するための手段 即ち、本発明は、フラクトースと、遊離形態、金属塩形
態、有機酸塩形態、N−アシル誘導体形態及びペプチド
形態のいずれかの形態を有するアルギニン、リジン、ロ
イシン及びフェニルアラニンから選ばれるインスリン分
泌亢進作用を有するアミノ酸類の少なくとも1種とを含
有する栄養補給飲食品に係わる。
本発明の飲食品は、その摂取によつても脂質代謝に悪影
響を与えることなく、摂取された糖質を血中より細胞内
に移行させグリコーゲンとして貯蔵させる作用があり、
これにより、殊に運動等による体力の消耗時や疲労時等
における栄養補給及びスタミナ回復に優れた効果を奏し
得る。
本発明栄養補給飲食品において、必須成分として配合さ
れるインスリン分泌亢進作用を有するアミノ酸類として
は、インスリン分泌亢進作用〔JCE&M.Vol.36,
No.5,901〜905,1973;Journal of Clinic
al Investigation,Vol.45,No.9,1487〜15
02,1966参照〕を有するアルギニン、リジン、ロ
イシン、及びフェニルアラニンから選択される。これら
アミノ酸は、通常遊離形態で利用されるが、特にこの形
態に限定されず、例えばナトリウム、カルシウム等の金
属塩形態、硫酸、塩酸、酢酸、リンゴ酸等の無機もしく
は有機酸塩形態、N−アシル誘導体形態、2種以上のア
ミノ酸がペプチド結合したペプチド形態等でも同様に利
用できる。特に好ましい上記アミノ酸としては、アルギ
ニン及びリジンを例示できる。
上記インスリン分泌亢進作用を有するアミノ酸類のフラ
クトースに対する配合比率は、通常遊離アミノ酸換算で
0.02〜2重量倍、好ましくは0.15〜1重量倍と
するのがよい。また上記アミノ酸類の一度に摂取される
量は、これがインスリン分泌亢進作用を奏し得ることを
前提として特に制限はないが、通常0.5〜30g程度
とすればよい。
本発明の栄養補給飲食品は、上記フラクトースとインス
リン分泌亢進作用を有するアミノ酸類とを必須成分と
し、更に必要に応じて飲食品として許容される各種の添
加剤を添加配合することができる。該添加剤は、脂質代
謝に悪影響を与えず、インスリン分泌亢進作用に悪影響
を与えない限りいかなるものでもよい。その例として
は、例えば栄養価増強を目的としたビタミンC、ビタミ
ンA、ビタミンB、ビタミンB、ビタミンE等のビ
タミン類、風味賦与のためのバニリン、リナロール、天
然香料等の各種香料、酸味を与え甘みをひきたたせるた
めのクエン酸、リンゴ酸、フマル酸、マロン酸、コハク
酸、酒石酸、乳酸等の有機酸、中でもコハク酸、酸味と
本発明の効果を増強させるナトリウム、カリウム、マグ
ネシウム、カルシウム、鉄、亜鉛、銅、セレン等の電解
質、風香味を増すためのコーヒー、紅茶、緑茶等の天然
物抽出物、必須脂肪酸等の補給のためのパルミトレイン
酸、リノール酸、アラキドン酸、リノレン酸、等の脂肪
酸、必要に応じて難溶性の物質を溶かすためのシヨ糖脂
肪酸エステル、大豆リン脂質、グリセリン脂肪酸エステ
ル等の乳化剤、アルギン酸ナトリウム、カゼイン等の増
粘剤、脂質代謝に好ましい影響を与えるカフエイン、カ
ルニチン等を例示できる。
上記各添加剤は、これらが通常飲食品に添加される配合
量範囲で本発明栄養補給飲食品に添加配合することがで
きる。例えば、本発明飲食品の必須成分100重量部当
り、ビタミン類、各種香料、電解質、天然抽出物等では
0.0001〜0.1重量部程度、有機酸、脂肪酸、乳
化剤、増粘剤、カフエイン、カルニチン等では0.00
1〜0.2重量部程度とすればよい。
本発明の栄養補給飲食品は、飲料及び食品に適した各種
の形態に調製される。その調製方法は、通常の飲料及び
食品の調製方法と異なるところはない、例えば飲料は、
本発明の必須成分及必要に応じて各種添加剤の所定量を
適当な希釈剤、通常水に溶解して調製される。飲料全量
に対する必須成分の配合量は、特に制限されないが、通
常1.8〜15重量%、好ましくは3〜10重量%とさ
れるのが適当である。上記飲料は、好ましくは浸透圧が
300〜400mOsm/kg範囲のに調整されるのが望ま
しく、この浸透圧調整は、必須成分の調整により行なわ
れる。本発明栄養補給飲料は、また炭酸飲料等の形態に
調製することもできる。
食品形態としては、例えばアメ、ドロップ、チヨコレー
ト、ゼリー、菓子、ビスケツト、クツキー等の各種形態
を任意に採用できる。これら形態への調製は、常法に従
い必須成分及び必要な添加剤を適当な担体を用いるか用
いることなく適宜の形態に賦形することにより実施でき
る。担体としては、例えば小麦粉、米粉、澱粉、コンス
ターチ、大豆類等を使用できる。
上記のごとくして調製される各種形態の本発明飲食品
は、常法に従い適宜滅菌等の処理を施され製品とされ
る。斯くして得られる製品は、運動中、運動後、その他
体力の消耗時、疲労時等に摂取され、栄養補給、疲労回
復、スタミナ回復等の効果を奏し得る。殊に本発明栄養
補給飲食品は、運動時のスタミナ温存作用、筋肉中、肝
臓中等のグリコーゲン新生作用、運動時に摂取した場合
でも脂質代謝に悪影響を与えない特徴、脂肪代謝を亢進
する作用、肥満防止作用、疲労回復作用等を有してお
り、新しい飲食品として非常に有用なものである。
実施例 以下、試験例及び実施例を挙げ本発明を更に詳しく説明
する。
試験例1 以下の実験1及び実験2を行なつた。
実験1は、スプラーク−ダウリユー(Spraque-Dawley)系
ラツト5週齢の40匹を用い、市販飼料(CE−2、日
本クレア社製)を1日2食制下に、週6日のランニング
(15〜30分/日、24〜32m/分、傾斜+7度)
を3週間負荷した。
実験2は、同雄性ラツト12週齢28匹を用い、週3日
の遊泳(30分/日)トレーニングを3週間負荷した。
上記実験の期間中、実験1では最終ランニングの開始
1.5時間後にフラクトース3.3g/kg体重及びアル
ギニン0.5g/kg体重を経口投与(以下「F+A投与
群」とする)するか、グルコース3.3g/kg体重及び
アルギニン0.5g/kg体重を経口投与(以下「G+A
投与群」とする)するか、又は対照として水を経口投与
(「対照群」とする)し、更にランニングを継続させ、
各投与の45分及び90分後に屠殺した。
実験2では最終遊泳の開始2時間後に実験1と同様の配
合試薬及び水を経口投与し、投与30分及び60分後に
各々屠殺した。
尚、供試動物は運動負荷前、各配合試薬投与時及び運動
負荷再開始後の各時間毎に血液試料を採取して血中のブ
ドウ糖値、遊離脂肪酸量、インスリン量、グリセロール
量並びに肝臓及び各筋肉のグリコーゲン含有量を測定し
た。
結果を第1−a図乃至第3−f図に示す。第1−a図乃
至第2−b図は実験1における結果であり、各々血中ブ
ドウ糖濃度(1−a図)、血中遊離脂肪酸濃度(1−b
図)、血中インスリン濃度(1−c図)、肝グリコーゲ
含量(2−a図)及び腓腹筋(白色部)グリコーゲン含
量(2−b図)を各々示す。また第3−a図乃至3−f
図は、実験2における結果であり、各々血中ブドウ糖濃
度(3−a図)、遊離脂肪酸濃度(3−b図)、血中グ
リセロール濃度(3−c図)、肝グリコーゲン含量(3
−d図)、ヒラメ筋グリコーゲン含量(3−e図)及血
中インスリン濃度(3−f図)を示す。各図において横
軸はいずれも時間経過(hr)を示しており、図中矢印の時
点が供試配合試薬又は水の投与時期である。
各図より明らかな通り、実験1では、G+A投与群は、
他の群と比較して、投与後血糖値が著しく上昇し、血中
遊離脂肪酸濃度は有意な低下が見られたのに対し、F+
A投与群ではいれの場合も対照群とほぼ変化は見られな
かつた。肝臓グリコーゲン含量は、対照群に比較して有
意に低下したのに対し、F+A投与群及びG+A投与群
ともほぼ投与前の値と変化はなく、対照群に比べて有意
に高レベルを維持したが、両者の間では差はなかつた。
これらの結果より、フラクトースとアルギニンとの投与
(F+A投与群)によれば、脂質代謝のレベルをを何等
阻害することなく、スタミナを温存、回復するために、
筋肉と肝へグリコーゲンを補充することが可能となり、
運動中に補充する飲食物としてはまさに理想的なものと
なる。またダイエツトを目的として、運動した後に摂取
する飲食物としても、せつかく亢進した脂質代謝を阻害
しないで疲労回復を計れるので理想的である。
試験例2 試験例1の実験1において、アルギニン(A)に代えL
−リジン塩酸塩(L)の同一量(遊離アミノ酸換算)を
用い同一試験を繰返した。供試配合試薬投与群を各々
「G+L投与群」及び「F+L投与群」とする。
結果を第4−a図乃至第4−c図に示す。
第4−a図は、血中ブドウ糖濃度変化を示すグラフ、第
4−b図は、血中遊離脂肪酸濃度変化を示すグラフ及び
第4−c図は肝グリコーゲン濃度変化を示すグラフであ
り、各図中、横軸及び矢印は第1−a図に同じ意味を有
する。
これら各図から、リジンの利用によつても、アルギニン
の場合と略々同様の結果が得られることが明らかであ
る。
試験例3 試験例1と実験1におけるG+A投与群(GA群とす
る)及びF+A投与群(FA群とする)に加えて、これ
ら2群の配合試薬(グルコース3.3g/kg体重アルギ
ニン0.5g/kg体重又はフラクトース3.3g/kg体
重+アルギニン0.5g/kg体重)にそれぞれ更にクエ
ン酸0.5g/kg体重を加えたものを供試配合試薬とし
て用いた群(各々「GAC」群及び「FAC」群とす
る)の4群を作成し、これら各群を利用して、同様の試
験(実験1)を繰返した。但し、この試験では各供試配
合試薬の経口投与(矢印で示す)後に、再度運動負荷を
与える群(各図中破線により示す)と共に、この運動負
荷に代つて休息を与える群(各図中実線により示す)を
更に設けた。
結果を第5−a図乃至第5−d図に示す。
第5−a図は血中ブドウ糖濃度変化を、第5−b図は血
中遊離脂肪酸濃度変化を、第5−c図は肝グリコーゲン
含量変化を、第5−d図はヒラメ筋グリコーゲン含量変
化をそれぞれ示す。
各図より、クエン酸を加えた配合試薬の投与(GAC群
及びFAC群)によつても、同様の効果が発揮されるこ
とが判る。特に第5−c図及び第5−d図より、運動時
においてFAC群にグリコーゲン蓄積傾向が顕著となる
ことが判る。またクエン酸を加えた配合試薬はその飲食
の結果良好な味覚が賦与された。
実施例1 下記第1表に示す各成分の所定量を用いて本発明飲料
(各成分を水に溶かして1とした)を調製した。
この飲料は運動中の飲物として最適である。運動の種類
や体調等により効果を発揮する摂取方法は異なるが、例
えばラグビー、サツカー等のハーフタイムに約500mI
を摂取することにより、後半のバテを著しく軽減でき
る。また運動後の摂取は、脱水状況に応じて量を調節す
れば良い。軽い疲労感の場合、約250mI、重い疲労感
の場合は約500〜1000mIの摂取が望ましく効果を
発揮できる。
実施例2 下記第2表に示す各成分の所定量を混合してゼリー菓子
形態の本発明食品を調製した。
この食品は長時間に亘る運動中に手軽にとれる食品とし
て有効であり、例えば登山、オリエンテーリング、自転
車のロードレース等の途中にとる食品として特に適して
いる。またダイエツトを目的とする例えばエアロビツク
ス運動等の後にとる食品としても有効である。摂取量は
特に限定はなく、その時の食欲等に応じて適当に選択す
ることができる。
実施例3 下記第3表に示す各成分の所定量を混合後、通常のビス
ケツトの製造において用いる砂糖をフラクトースに代替
する以外は同様に調理してビスケツト形態の本発明食品
を調製した。
上記第3表に示す食品は、特にダイエツトを心がける人
のスナツクとして有効である。摂取量は特に限定され
ず、任意に選択すればよい。
実施例4 アルギニンに対してフラクトースを重量比で6.6倍の
割合で配合して、本発明組成物を調製した。
実施例5 実施例4においてアルギニンに代えてリジンを用い、同
様にして本発明食品を得た。
実施例6 実施例4において更にクエン酸をアルギニンに対して重
量比で1倍量用いて同様にして本発明組成物を得た。
【図面の簡単な説明】 第1−a図は、本発明試験例1の実験1における血中ブ
ドウ糖濃度変化、第1−b図は同実験1における血中遊
離脂肪酸濃度変化、第1−c図は同実験1における血中
インスリン濃度変化、第2−a図は同実験1における肝
グリコーゲ含量変化及び第2−b図は同実験1における
腓腹筋(白色部)グリコーゲン含量変化を各々示すグラ
フである。 第3−a図乃至3−f図は、試験例1の実験2における
結果であり、血中ブドウ糖濃度変化(3−a図)、遊離
脂肪酸濃度変化(3−b図)、血中グリセロール濃度変
化(3−c図)、肝グリコーゲン含量変化(3−d
図)、ヒラメ筋グリコーゲン含量変化(3−e図)及び
血中インスリン濃度変化(3−f図)を各々示す。 第4−a図乃至第4−c図は試験例2における結果であ
り、第4−a図は、血中ブドウ糖濃度変化を示すグラ
フ、第4−b図は、血中遊離脂肪酸濃度変化を示すグラ
フ及び第4−c図は肝グリコーゲン濃度変化を示すグラ
フである。 第5−a図乃至第5−d図は、試験片3の結果を示すグ
ラフであり、各々血中ブドウ糖濃度変化(第5−a
図)、血中遊離脂肪酸濃度変化(第5−b図)、肝グリ
コーゲン含量変化(第5−c図)及びヒラメ筋グリコー
ゲン含量変化(第5−d図)を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フラクトースと、遊離形態、金属塩形態、
    有機酸塩形態、N−アシル誘導体形態及びペプチド形態
    のいずれかの形態を有するアルギニン、リジン、ロイシ
    ン及びフェニルアラニンから選ばれるインスリン分泌亢
    進作用を有するアミノ酸類の少なくとも1種とを含有す
    る栄養補給飲食品。
  2. 【請求項2】インスリン分泌亢進作用を有するアミノ酸
    類が遊離形態、金属塩形態、有機酸塩形態、N−アシル
    誘導体形態及びペプチド形態のいれかの形態を有するア
    ルギニン又はリジンである特許請求の範囲第1項に記載
    の飲食品。
  3. 【請求項3】フラクトースに対しインスリン分泌亢進作
    用を有するアミノ酸類を0.02〜2重量比で含有する
    特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の飲食品。
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