JPH0647028U - 鋼管柱によるき電線支持構造 - Google Patents

鋼管柱によるき電線支持構造

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JPH0647028U JP8972992U JP8972992U JPH0647028U JP H0647028 U JPH0647028 U JP H0647028U JP 8972992 U JP8972992 U JP 8972992U JP 8972992 U JP8972992 U JP 8972992U JP H0647028 U JPH0647028 U JP H0647028U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 全体の高さをコンクリート柱によって確保す
る場合に比して、風圧等の外力に対する強度が小さくて
済み、経済的にも有利で、景観保護の観点からも好まし
い鋼管柱によるき電線支持構造の提供を図る。 【構成】 鋼管柱1と、この鋼管柱1より細いき鋼管製
の電線支持用腕2とによって、き電線を支持する。き電
線支持用腕2の基端は、鋼管柱1の上端に固定されてい
る。き電線支持用腕2の先端は、き電線kを吊り下げる
碍子gを支持するためのき電線架設部9を有すると共
に、上記の鋼管柱1の上端よりも上方に配位されてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本願考案は、柱によってき電線を支持するのに適する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に電車線は、電車のパンタグラフに接触して電気を供給するトロリー線、 このトロリー線を上方から支持するためのちょう架線、さらにその上方に配位さ れトロリー線に電気を供給するき電線とからなり、これらが、柱によって支持さ れている。現在、これらの電車線、特にき電線を柱によって支持するには、コン クリート製の柱を基準面より立設して、このコンクリート柱から水平に断面L字 状やコ字状のき電線支持用腕を張り出して設け、このき電線支持用腕に碍子等を 介してき電線を吊下げている。より、詳しくは、コンクリート製の柱に電柱バン ドを巻回して、この電柱バンドによって、き電線支持用腕を電柱に固定しており 、この固定方法からしても、き電線支持用腕は水平に取り付けるのが最も望まし いとされている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このように、き電線支持用腕を電柱に水平に取り付けると、電柱の高さは、き 電線の高さと等しいか、或いはこれよりも高い必要がある。より具体的には、電 車線の内、一般に最も高所に配設されるき電線の場合、軌道上8.5m程度の高 さとなり、電柱もそれ以上の高さが必要とされる。その結果、風圧等の外力に対 する強度も、この電柱の高さが大きくなればなるほど大きくなる。しかも、風圧 は電柱の太さに比例して大きくなるため、高くて太い電柱を配設することは、極 めて不経済であると言わざるを得ない。 また、今日の景観保護の観点からしても、高くて太い電柱は、あまり好ましも のとは言えない。
【0004】
【課題を解決するための手段】 そこで本願考案は、次の構成を特徴とするき電線支持構造を提供することによ り、上記の課題を解決する。 本願考案の鋼管柱によるき電線支持構造にあっては、鋼管柱1と、鋼管柱1よ り細いき電線支持用腕2とによって、き電線を支持する。そして、き電線支持用 腕2の基端が、鋼管柱1の上端に固定されている。他方、き電線支持用腕2の先 端は、き電線kを吊り下げる碍子gを支持するためのき電線架設部9を有すると 共に、上記の鋼管柱1の上端よりも上方に配位されているものである。
【0005】
【作用】
本願考案においては、き電線等の電線を必要な高さに配位するために、鋼管柱 より上方に、鋼管柱より細いき電線支持用腕を延設するものである。従って、き 電線支持用腕によって上方への高さが確保される分だけ、柱の長さを短くするこ とができ、その分、同一の高さまでの全体を柱によって確保するのに比して、風 を受ける面積が小さくなる。その結果、本願考案に係る構造にあっては、全体の 高さを柱によって確保する場合に比して、風圧等の外力に対する強度が小さくて 済む。 しかも、き電線支持用腕によって上方への高さが確保される分だけ、柱の長さ を短くすることができるため、景観や美感の点でも有利となる。 さらに、柱を、鋼管柱とすることによって、従来のコンクリート柱のように、 電線バンドを必要とせずとも、溶接等やボルト,ナット等の有利な固定手段によ ってき電線支持用腕を自由な方向に固定することができる。
【0006】
【実施例】
以下、図面に基づき本願考案の一実施例を説明する。 図1は、本願考案の一実施例に係るき電線支持構造の正面図であり、図2は同 要部側面図であり、図3は図1のIII −III 線断面図である。
【0007】 このき電線支持構造にあっては、鋼管製の柱(以下、鋼管柱1というと)と、 この鋼管柱1の上端寄りの位置に取り付けられたき電線支持用腕2とから、その 主要部が構成されている。
【0008】 鋼管柱1は、長さ8m程度の円筒形の鋼管からなり、その上端には、鋼製のキ ャップ3が溶接等により固定されている。この鋼管柱1の上端寄りの位置、この 実施例ではキャップ3のすぐ下には、一対の支持板4,4が、溶接により、固定 されている。各支持板4には、複数個、この実施例では3個のボルト挿通孔41 が形成されている。さらに、この一対の支持板4,4の夫々と、鋼管柱1の外周 との間には、平面視円弧形状の補強部材5,5が渡されている。この補強部材5 ,5は、支持板4,4を補強すると共に、作業者が鋼管柱1に登る際等に、ロー プ等を通して、その作業の安全性を高めるためにも使用され得るようになってい る。鋼管柱1の基端は、図示は略するが、適当な脚部を設けて、この脚部をコン クリート製の基礎に固定する構造や、地中に埋め込む構造等、適宜の構造を採用 することができる。
【0009】 次に、き電線支持用腕2は、鋼管から構成されており、その上端には、キャッ プ6が溶接により固定されている。このき電線支持用腕2は、鋼管柱1の約3分 の1の外径を有する。 尚、このき電線支持用腕2と、鋼管柱1の外径との比率は、き電線支持用腕2 が鋼管柱1よりも細いことを条件として適宜定めればよく、素材の強度や肉厚、 長さ、形状等によって変化するが、き電線支持用腕2に断面円形の鋼管を用いる 場合には、鋼管柱1の約2分の1以下とすることが望ましい。即ち、き電線支持 用腕2が鋼管柱1よりも細ければ、き電線支持用腕2が受ける風圧が鋼管柱1よ りも小さくなるが、鋼管柱1の約2分の1以下の外径にすることにより、き電線 支持用腕2が受ける風圧が顕著に小さくなり、ひいては、これを支持する鋼管柱 の強度をより一層小さくすることができる。
【0010】 このき電線支持用腕2は、その基端に、複数(この実施例では4個)のボルト 挿通孔21が形成されており、上記の一対の支持板4,4間に配位されて、図2 及び図3に示すように、ボルト7及びナット8により、固定される。尚、この実 施例では、鋼管柱1の上端の側面にき電線支持用腕2を基端を固定したが、鋼管 柱1の上端面にき電線支持用腕2を基端を固定してもよく、また、側面に固定す る場合でも、その固定の構造は適宜変更することができる。このように、種々の 固定構造に変更する場合でも、鋼管柱1を用いるため、支持板4や場合によって はき電線支持用腕2自体を溶接することができると共に、ボルト,ナットの利用 も容易であり、適当な固定構造を容易に実施することができる。
【0011】 このき電線支持用腕2の形状は自由であるが、この実施例では、基端から約2 分の1弱が垂直方向に延びて、その先端側では、軌道側(図1では左側)屈曲さ せられて、斜め上方に延びている。尚、鋼管を用いることによって、この曲げに 際しても、必要な強度を容易に確保することができ有利である。また、直線のき 電線支持用腕を、傾斜させた状態で、鋼管柱1に固定することもできる。
【0012】 このき電線支持用腕2の先端は、鋼管柱1の上端よりも高所に配位され、その 下部には、き電線架設部9が溶接により固定されている。このき電線支持用腕2 の長さは、鋼管柱1より細いき電線支持用腕2を用いることを条件として、き電 線支持用腕2自体及びき電線支持用腕2と鋼管柱1との接合部分の風圧や重力等 の外力に対する強度を考慮して、決定すればよい。このき電線架設部9には、従 来と同様の構造にて、碍子gを介してき電線kが吊下げられる。また、図示は省 略するが、上下に複数のき電線支持用腕2を配位して、複数のき電線を吊下げる ようにしてもよい。
【0013】
【考案の効果】
以上、本願考案は、従来のように、全体の高さを柱によって確保する場合に比 して、風圧等の外力に対する強度が小さくて済み、その分、経済的にも有利な鋼 管柱によるき電線支持構造を提供することができたものである。しかも、鋼管柱 の長さを従来のものより短くすることができ、景観保護の観点からも好ましい鋼 管柱によるき電線支持構造を提供することができたものである。さらに、実施例 のように、き電線支持用腕に湾曲した鋼管を用いることによって、より美的感覚 に優れた鋼管柱によるき電線支持構造を提供することができたものである。
【提出日】平成5年2月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本願考案は、柱によってき電線を支持するのに適する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に電車線は、電車のパンタグラフに接触して電気を供給するトロリー線、 このトロリー線を上方から支持するためのちょう架線、さらにその上方に配位さ れトロリー線に電気を供給するき電線とからなり、これらが、柱によって支持さ れている。現在、これらの電車線、特にき電線を柱によって支持するには、コン クリート製の柱を基準面より立設して、このコンクリート柱から水平に断面L字 状やコ字状のき電線支持用腕を張り出して設け、このき電線支持用腕に碍子等を 介してき電線を吊下げている。より、詳しくは、コンクリート製の柱に電柱バン ドを巻回して、この電柱バンドによって、き電線支持用腕を電柱に固定しており 、この固定方法からしても、き電線支持用腕は水平に取り付けるのが最も望まし いとされている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このように、き電線支持用腕を電柱に水平に取り付けると、電柱の高さは、き 電線の高さと等しいか、或いはこれよりも高い必要がある。より具体的には、電 車線の内、一般に最も高所に配設されるき電線の場合、軌道上8.5m程度の高 さとなり、電柱もそれ以上の高さが必要とされる。その結果、風圧等の外力に対 する強度も、この電柱の高さが大きくなればなるほど大きくなる。しかも、風圧 は電柱の太さに比例して大きくなるため、高くて太い電柱を配設することは、極 めて不経済であると言わざるを得ない。 また、今日の景観保護の観点からしても、高くて太い電柱は、あまり好ましも のとは言えない。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで本願考案は、次の構成を特徴とするき電線支持構造を提供することによ り、上記の課題を解決する。 本願考案の鋼管柱によるき電線支持構造にあっては、鋼管柱1と、鋼管柱1よ り細いき電線支持用腕2とによって、き電線を支持する。そして、き電線支持用 腕2の基端が、鋼管柱1の上端に固定されている。他方、き電線支持用腕2の先 端は、き電線kを吊り下げる碍子gを支持するためのき電線架設部9を有すると 共に、上記の鋼管柱1の上端よりも上方に配位されているものである。
【0005】
【作用】
本願考案においては、き電線等の電線を必要な高さに配位するために、鋼管柱 より上方に、鋼管柱より細いき電線支持用腕を延設するものである。従って、き 電線支持用腕によって上方への高さが確保される分だけ、柱の長さを短くするこ とができ、その分、同一の高さまでの全体を柱によって確保するのに比して、風 を受ける面積が小さくなる。その結果、本願考案に係る構造にあっては、全体の 高さを柱によって確保する場合に比して、風圧等の外力に対する強度が小さくて 済む。 しかも、き電線支持用腕によって上方への高さが確保される分だけ、柱の長さ を短くすることができるため、景観や美感の点でも有利となる。 さらに、柱を、鋼管柱とすることによって、従来のコンクリート柱のように、 電線バンドを必要とせずとも、溶接等やボルト,ナット等の有利な固定手段によ ってき電線支持用腕を自由な方向に固定することができる。
【0006】
【実施例】
以下、図面に基づき本願考案の一実施例を説明する。 図1は、本願考案の一実施例に係るき電線支持構造の正面図であり、図2は同 要部側面図であり、図3は図1のIII −III 線断面図である。
【0007】 このき電線支持構造にあっては、鋼管製の柱(以下、鋼管柱1というと)と、 この鋼管柱1の上端寄りの位置に取り付けられたき電線支持用腕2とから、その 主要部が構成されている。
【0008】 鋼管柱1は、長さ8m程度の円筒形の鋼管からなり、その上端には、鋼製のキ ャップ3が溶接等により固定されている。この鋼管柱1の上端寄りの位置、この 実施例ではキャップ3のすぐ下には、一対の支持板4,4が、溶接により、固定 されている。各支持板4には、複数個、この実施例では3個のボルト挿通孔41 が形成されている。さらに、この一対の支持板4,4の夫々と、鋼管柱1の外周 との間には、平面視円弧形状の補強部材5,5が渡されている。この補強部材5 ,5は、支持板4,4を補強すると共に、作業者が鋼管柱1に登る際等に、ロー プ等を通して、その作業の安全性を高めるためにも使用され得るようになってい る。鋼管柱1の基端は、図示は略するが、適当な脚部を設けて、この脚部をコン クリート製の基礎に固定する構造や、地中に埋め込む構造等、適宜の構造を採用 することができる。
【0009】 次に、き電線支持用腕2は、鋼管から構成されており、その上端には、キャッ プ6が溶接により固定されている。このき電線支持用腕2は、鋼管柱1の約3分 の1の外径を有する。 尚、このき電線支持用腕2と、鋼管柱1の外径との比率は、き電線支持用腕2 が鋼管柱1よりも細いことを条件として適宜定めればよく、素材の強度や肉厚、 長さ、形状等によって変化するが、き電線支持用腕2に断面円形の鋼管を用いる 場合には、鋼管柱1の約2分の1以下とすることが望ましい。即ち、き電線支持 用腕2が鋼管柱1よりも細ければ、き電線支持用腕2が受ける風圧が鋼管柱1よ りも小さくなるが、鋼管柱1の約2分の1以下の外径にすることにより、き電線 支持用腕2が受ける風圧が顕著に小さくなり、ひいては、これを支持する鋼管柱 の強度をより一層小さくすることができる。
【0010】 このき電線支持用腕2は、その基端に、複数(この実施例では4個)のボルト 挿通孔21が形成されており、上記の一対の支持板4,4間に配位されて、図2 及び図3に示すように、ボルト7及びナット8により、固定される。尚、この実 施例では、鋼管柱1の上端の側面にき電線支持用腕2を基端を固定したが、鋼管 柱1の上端面にき電線支持用腕2を基端を固定してもよく、また、側面に固定す る場合でも、その固定の構造は適宜変更することができる。このように、種々の 固定構造に変更する場合でも、鋼管柱1を用いるため、支持板4や場合によって はき電線支持用腕2自体を溶接することができると共に、ボルト,ナットの利用 も容易であり、適当な固定構造を容易に実施することができる。
【0011】 このき電線支持用腕2の形状は自由であるが、この実施例では、基端から約2 分の1弱が垂直方向に延びて、その先端側では、軌道側(図1では左側)屈曲さ せられて、斜め上方に延びている。尚、鋼管を用いることによって、この曲げに 際しても、必要な強度を容易に確保することができ有利である。また、直線のき 電線支持用腕を、傾斜させた状態で、鋼管柱1に固定することもできる。
【0012】 このき電線支持用腕2の先端は、鋼管柱1の上端よりも高所に配位され、その 下部には、き電線架設部9が溶接により固定されている。このき電線支持用腕2 の長さは、鋼管柱1より細いき電線支持用腕2を用いることを条件として、き電 線支持用腕2自体及びき電線支持用腕2と鋼管柱1との接合部分の風圧や重力等 の外力に対する強度を考慮して、決定すればよい。このき電線架設部9には、従 来と同様の構造にて、碍子gを介してき電線kが吊下げられる。また、図示は省 略するが、上下に複数のき電線支持用腕2を配位して、複数のき電線を吊下げる ようにしてもよい。
【0013】 図4乃至図6は、き電線支持用腕2と鋼管柱1との接合構造の他の例を示すも のである。尚、先の実施例と実質的に同一のものは、同一の符号を用いて、その 説明を省略する。
【0014】 この実施例では、図5に示すように、コ字状及び逆コ字状の一対の支持板10 1,101を、鋼管柱1の上端寄りに溶接等により固定する。他方、き電線支持 用腕2の基端には、上下一対の固定板102,102を溶接等により固定する。 そして、支持板101と固定板102とを組み合わせて、ボルト103及びナッ ト104により、固定するものである。尚、図6に示される固定板102の穴1 05は、先の実施例の補強部材5と同様にロープ等を通し得るようにしたもので ある。このように、き電線支持用腕2と鋼管柱1との接合構造は、適宜変更して 実施することができるものである。
【0015】
【考案の効果】
以上、本願考案は、従来のように、全体の高さを柱によって確保する場合に比 して、風圧等の外力に対する強度が小さくて済み、その分、経済的にも有利な鋼 管柱によるき電線支持構造を提供することができたものである。しかも、鋼管柱 の長さを従来のものより短くすることができ、景観保護の観点からも好ましい鋼 管柱によるき電線支持構造を提供することができたものである。さらに、実施例 のように、き電線支持用腕に湾曲した鋼管を用いることによって、より美的感覚 に優れた鋼管柱によるき電線支持構造を提供することができたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願考案の一実施例に係るき電線支持構造の正
面図である。
【図2】同要部側面図である。
【図3】図1のIII −III 線断面図である。
【符号の説明】
1…鋼管柱 2…き電線支持用腕 9…き電線架設部 k…き電線 g…碍子
【手続補正書】
【提出日】平成5年2月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 鋼管柱によるき電線支持構造
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】本願考案の一実施例に係るき電線支持構造の正
面図である。
【図2】同要部側面図である。
【図3】図1のIII −III 線断面図である。
【図4】本願考案の他の実施例に係るき電線支持構造の
正面図である。
【図5】同要部側面図である。
【図6】図4のVI−VI線断面図である。
【符号の説明】 1…鋼管柱 2…き電線支持用腕 9…き電線架設部 k…き電線 g…碍子
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】追加
【補正内容】
【図4】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】追加
【補正内容】
【図5】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】追加
【補正内容】
【図6】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 太田 秀次郎 大阪府柏原市旭ケ丘2−6−21

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】鋼管柱(1) と、鋼管柱(1) より細いき電線
    支持用腕(2) とを備え、 このき電線支持用腕(2) の基端が、鋼管柱(1) の上端に
    固定され、 他方、このき電線支持用腕(2) の先端が、き電線(k) を
    吊り下げる碍子(g) を支持するためのき電線架設部(9)
    を有すると共に、上記の鋼管柱(1) の上端よりも上方に
    配位されている鋼管柱によるき電線支持構造。
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