JPH0646971Y2 - サンバイザー - Google Patents

サンバイザー

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JPH0646971Y2
JPH0646971Y2 JP1991105061U JP10506191U JPH0646971Y2 JP H0646971 Y2 JPH0646971 Y2 JP H0646971Y2 JP 1991105061 U JP1991105061 U JP 1991105061U JP 10506191 U JP10506191 U JP 10506191U JP H0646971 Y2 JPH0646971 Y2 JP H0646971Y2
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JP
Japan
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belt
sun visor
fold
cut
substrate
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JP1991105061U
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JPH0554510U (ja
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文昭 多和田
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Japan Polypropylene Corp
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Japan Polypropylene Corp
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  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、サンバイザーに関し、
さらに詳細には持運び及び取扱いが容易なサンバイザー
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、コンサート、ゴルフ等の屋外
で行なわれる各種イベントにおいて、頭部を露出し顔だ
けを日差しから守る日よけとして、いわゆるサンバイザ
ーが用いられている。かかるサンバイザーはひさしを形
成するつば部と、つば部内側の円弧状縁部から立設する
前壁部と、前壁部両端から延長し前記つば部の円弧状縁
部とともに頭部を囲む環を形成するベルトとによって構
成されている。そして、従来のサンバイザーは、前壁部
及びベルトが立設するとともにつばが曲面状をなして、
立体形状で取り扱われていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来のサンバイザーは、着用状態にない場合も立体形状
にあるためその取扱が不便であった。すなわち、イベン
ト等のために大量にサンバイザーを運搬する場合には容
積がかさばり、また、取扱いが悪いとその立体形状を破
損することになるという問題があった。さらに、着用状
態にない場合には、手提げ、バッグ等に簡単に収納する
ことができないため、手で持ち歩くことになり、この結
果、置き忘れや破損等を生じやすいという問題があっ
た。一方、一枚の紙や合成樹脂等からなる基板により、
つば部と該つば部の両端から各々延設するベルトを同一
平面内で構成し、着用状態においてこのベルトの端部を
互いに連結し、サンバイザーを立体形状として使用する
ものが知られているが、かかるサンバイザーは平面状態
で運搬できるため運搬には有利であるが、前記延設する
ベルトにより持ち運び等に不便であり、またベルトの端
部を連結して使用状態に置く作業に手間がかかるという
問題があった。
【0004】そこで、本考案はかかる問題点を解消すべ
くなされたもので、着用状態にない場合にはコンパクト
な平面形状に収まって、大量の運搬や、使用者による持
ち運びを容易にするとともに、使用状態への組立てが容
易なサンバイザーを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記目的を鑑
みてなされたものであり、その要旨は、各種合成樹脂板
や厚紙等の一枚の基板に、基板縁に至ることのない円弧
形状の切れ目を設けることにより、前記基板をつば部と
ベルト部とに分割するとともに、このベルト部を前記基
板縁及び前記円弧形状により規定した略半円形状とし、
更に、前記切れ目の両端から前記基板縁へと所定の角度
で第1の折り目を延在してなり、この第1の折り目をヒ
ンジとしてベルト部をつば部に対して回転することによ
ベルト部を立設し、つば部内縁の円弧形状及びベルト
部によって頭部を囲む環を形成するサンバイザーにあ
る。
【0006】ここで、第1の折り目が基板縁に至る所定
の角度は、使用状態あるサンバイザーの、前方に延長
するつば部の方向と後方に延長するベルト部の方向との
傾斜角を決めるもので、任意に設定することが出来る
が、両者の延長方向を略平行にするべくつば部の延長方
向に対して45°付近とすることが好ましい。
【0007】また、本考案は、つば部基端部とベルト部
から、一体となってつば幅より突出する突出片を設け、
該突出片には前記切れ目の両端から突出方向に延長する
切れ目と、突出片のつば部側基端部から前記延長する切
れ目に至る第2の折り目を設け、該第1の折り目をヒン
ジとした回転の後、さらに前記第2の折り目をヒンジと
して前記ベルト部を前記つば部に対し回転することによ
り、前記ベルト部を立設すれば、大きさの異なる二種類
のサンバイザーとして、例えば親子用として使用するこ
とができる。
【0008】ここで、突出片のつば部側基端部から前記
延長する切れ目に至る第2の折り目の方向は、使用状態
あるサンバイザーの、前方に延長するつば部の方向と
後方に延長するベルト部の方向との傾斜を決めるもの
で、任意に設定することが出来るが、両者の延長方向を
略平行にするべくつば部の延長方向と同方向に延長する
ことが好ましい。また、切れ目の両端から突出方向に延
長する切れ目の長さは、ベルト幅との相関関係によって
決定されるものである。
【0009】
【実施例】次に、添付図面を参照し、本考案の実施例を
より詳細に説明する。
【0010】図1に示すように、本実施例によるサンバ
イザー10は、一枚の基板11に切れ目12と折り目2
0、21とを設けて構成したものである。
【0011】すなわち、基板11は、図において上端に
直線状縁部17を有し、後述する突出辺18及び平行な
所定幅の側辺19を介して円弧状の下端縁を有する各種
合成樹脂からなる薄圧板で、その内部に設けた切れ目1
2によってつば部14とベルト部15とに分割されてい
る。切れ目12は、額の輪郭に沿うべく直線状縁部17
に向かって開放する円弧形状16を有し、該円弧形状1
6の両端からさらに外側に向かって前記直線状縁部17
と平行に延長している。よって、ベルト部15が占める
領域は直線状縁部17と円弧形状16とに囲まれた略半
円形状となる。また、前記つば部14の基端部及びベル
ト部15は、一体となってつば部14の幅より外側に突
き出る突出片18を有し、該突出片18には前記切れ目
12の両端が、さらに前記突出片18の略中央にまで延
長している。そして、前記突出片18には、切れ目12
の端部から突出片18の縁部に向い前記つば部14の側
辺19と45°の角度で第1の折り目20が延設される
とともに、突出片18のつば部側基端部からは前記つば
部14の側辺19と同方向に延長して切れ目12に至る
第2の折り目21を設ける。なお、突出片18における
切れ目12の長さLは、ベルト部15の幅tとの相関関
係によって決定され、この長さを減じるべくベルト部1
5の両端部には切欠22が設けられている。
【0012】かかる構成を有するサンバイザー10は、
未使用の状態にあるときは上述の通り一枚のコンパクト
な平面状態にあり、したがって運搬、持運び、収納等が
容易である。
【0013】そして、サンバイザー10を使用する時
は、以下のようにして組み立てる。すなわち、図2に示
すように、前記突出片18を軸として、ベルト部15を
つば部14に対して回転すると(図3及び図4参照)、
前記第1の折り目20がヒンジとなって、該第1の折り
目20を挾んだ突出片18の対向面18’が互いに密着
するとともに前記第2の折り目21によって密着した対
向面18’がつば部14に対して略垂直に立設し、これ
によって対向面18’の一方に連設するベルト部15が
立設して、該ベルト部15及び切れ目12の円弧形状1
6によって頭部を囲む環を形成し、さらにベルト部15
を回転すると、ベルト部15の表裏が反転してヒンジと
しての折り目20が固定され、図5に示すような第1の
使用状態に置かれる。
【0014】この第1の使用状態にあるサンバイザー1
0は、わん曲状にあるベルト部15が弾性により平面状
に戻ろうとしても、つば部基端部がベルト部15の両端
部の拡がりを制限するため、頭部を囲む環がひしゃげる
ことはなく、実際に頭部に装着されていなくても、サン
バイザーとしての形状を維持する。この際、つば部基端
部とベルト部15の両端部とが重複して、つば部14と
ベルト部15との連結を強固なものとする。また、ベル
ト部15における、実質的にベルトとしての機能を果た
す上端部23(直線状縁部17)付近の領域以外の実質
的に半円形状に拡張している領域を、サンバイザー10
の使用時に頭部側へ曲げ入れることにより、当該領域の
頭部側への弾性作用によって、サンバイザー10の環に
比べて小さい頭部の者であっても、サンバイザー10を
使用することができる。この場合、図6における破線2
2’に沿った折り目を設けて、実質的にベルトとしての
機能を果たす領域と半円形状に拡張している領域とを区
分することが望ましい。また、基板11の材質の選択等
により、ベルト部の拡張領域の頭部側への曲げ入れがサ
ンバイザー10のフィット性を高めるよう設定すること
もできる。
【0015】また、本実施例におけるサンバイザーは、
さらに、大きさの異なるサンバイザーとして使用するこ
ともできる。すなわち、図5に示す第1の使用状態にあ
るサンバイザーの立設する前記密着した対向面18’
を、前記第2の折り目21をヒンジとして内側に倒し、
前記つば部の基端部に当接させるとともに、前記ベルト
部15を前記つば部14に対しさらに回転することによ
り、図6に示すような第2の使用状態にする。ここで、
頭部を囲む環の大きさは、つば部14内縁の円弧形状1
6とこれに連設する、ベルト部15の上端辺22とこれ
の延長22’とによって決まり、この大きさは、図5に
示すつば部14内縁の円弧形状16とこれに連設するベ
ルト部15の上端部23、すなわち図1における直線状
縁部17とによって決まる環の大きさよりは小さくな
り、したがって、親子兼用等大小一組のサンバイザーと
しての使用が可能になる。なお、図1において突出片1
8における切れ目12の長さLは、上記第二の使用状態
を可能にするべくベルト部15の幅tより大きくする必
要があり、また、突出片18に至るまでの、円弧形状1
6の両端から前記直線状縁部17と平行に延長している
切れ目12の長さMは、円弧形状16をベルト部15の
上端辺22にすりつけて、デザインの向上を図るもので
ある。
【0016】また、本実施例では、第1の折り目20と
第2の折り目21を有するサンバイザーについて述べた
が、第1の折り目20のみを有するサンバイザーとする
こともできる。またサンバイザーの表裏面に各種色彩を
施すことにより、美観豊かなバラエティーに富んだサン
バイザーとすることができる。さらに、基板11の形状
は本実施のものに限られず、例えば、つば部を三角形そ
の他の形状としたり、ベルト部に所定形状の開口を設け
る等の趣向を凝らすこともできる。
【0017】なお、サンバイザーの使用が終わったら、
前記回転方向とは反対にベルト部を回転させれば、容易
に平面状態に戻すことができるので、携帯、収納等が便
利になる。
【0018】
【考案の効果】以上述べたように、本考案のサンバイザ
ーは、一枚の基板に円弧形状の切れ目を設けて、基板を
ベルト部と略半円形状のつば部とに分割し、切れ目の両
端から基板縁へと第1の折り目を延設してなり、前記ベ
ルト部を前記つば部に対し回転することにより容易に使
用状態に組立てることが出来るとともに、使用しない
合にはコンパクトな平面形状に収まって、使用者による
携帯やバック、手提げ等への収納を容易にし、またイベ
ント等において大量のサンバイザーを使用する場合等に
おいてその運搬、取扱いを容易にする。なお、一旦使用
状態に組み立てた場合は、頭部への装着の有無にかかわ
らず、サンバイザーとしての形状を保ち、また、略半円
形状のベルト部の一部を使用時に頭部側へ曲げ入れて、
この曲げ入た部分を頭部との間のクッション役とするこ
とにより、サンバイザーを頭部の大きさに応じてフィッ
トさせることができる。また、ベルト部は、その略半円
形状の領域を広告宣伝やプロスポーツチームのロゴ等を
表示するスペースとして有効に使用することもできる。
【0019】更に、つば部基端部とベルト部が、つば幅
より突出する突出片を有するとともに、突出片には前記
切り込みの円弧形状両端から延長する切れ目及び前記突
出片のつば部側基端部から前記延長する切れ目に至る第
2の折り目を設ければ、第1の折り目をヒンジとした
1回の回転の後、さらに前記第2の折り目をヒンジとし
て前記ベルト部を前記つば部に対し第2回の回転するこ
とにより、前記第1の回転により組立てたサンバイザー
の他にこれより小さな大きさのサンバイザーを形成し、
大小二種の態様を有するサンバイザーとして、例えば、
親子用として用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】平面状態にある本考案のサンバイザーの一実施
例を示す平面図である。
【図2】ベルト部をつば部に対して回転する状況を示す
斜視図である。
【図3】ベルト部をつば部に対してさらに回転する状況
を示す斜視図である。
【図4】突出片の対向面が密着して、ベルト部がつば部
に対して立設した状況を示す斜視図である。
【図5】図4の状態にあるサンバイザーのベルト部をさ
らに回転して第1の使用状態とした状況を示す斜視図で
ある。
【図6】ベルト部をさらに回転して、第2の使用状態と
した状況を示す斜視図である。
【符号の説明】
11 基板 12 切れ目 14 つば部 15 ベルト部 16 円弧形状 18 突出片 20 第1の折り目 21 第2の折り目

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一枚の基板に、基板縁に至ることのない
    円弧形状の切れ目を設けることにより、前記基板をつば
    部とベルト部とに分割するとともに、このベルト部が占
    める領域を前記基板縁及び前記円弧形状により規定した
    略半円形状とし、更に、前記切れ目の両端から前記基板
    縁へと所定の角度で第1の折り目を延設してなり、該第
    1の折り目をヒンジとして前記ベルト部を前記つば部に
    対し回転することにより、前記ベルト部を立設して前記
    つば部に沿った前記円弧形状及び前記ベルト部によって
    頭部を囲む環を形成することを特徴とするサンバイザ
    ー。
  2. 【請求項2】 前記つば部基端部と前記ベルト部が、一
    体となってつば幅より突出する突出片を有するととも
    に、該突出片には前記切れ目の円弧形状両端から延長す
    る切れ目及び前記突出片のつば部側基端部から前記延長
    する切れ目に至る第2の折り目を設け、前記第1の折り
    目をヒンジとした回転の後、さらに前記第2の折り目を
    ヒンジとして前記ベルト部を前記つば部に対し回転する
    ことにより、前記ベルト部を立設して前記つば部に沿っ
    た円弧形状及びベルト部によって頭部を覆う環を形成す
    ることを特徴とする請求項1に記載のサンバイザー。
JP1991105061U 1991-12-19 1991-12-19 サンバイザー Expired - Lifetime JPH0646971Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991105061U JPH0646971Y2 (ja) 1991-12-19 1991-12-19 サンバイザー

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JP1991105061U JPH0646971Y2 (ja) 1991-12-19 1991-12-19 サンバイザー

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Publication Number Publication Date
JPH0554510U JPH0554510U (ja) 1993-07-20
JPH0646971Y2 true JPH0646971Y2 (ja) 1994-11-30

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ID=14397459

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991105061U Expired - Lifetime JPH0646971Y2 (ja) 1991-12-19 1991-12-19 サンバイザー

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57158718U (ja) * 1981-03-31 1982-10-05
JP3115619U (ja) * 2005-08-09 2005-11-10 日本化薬株式会社 点火具

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Publication number Publication date
JPH0554510U (ja) 1993-07-20

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