JPH0646852Y2 - 簡易飲料容器 - Google Patents
簡易飲料容器Info
- Publication number
- JPH0646852Y2 JPH0646852Y2 JP1988052407U JP5240788U JPH0646852Y2 JP H0646852 Y2 JPH0646852 Y2 JP H0646852Y2 JP 1988052407 U JP1988052407 U JP 1988052407U JP 5240788 U JP5240788 U JP 5240788U JP H0646852 Y2 JPH0646852 Y2 JP H0646852Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- brim
- containers
- flange
- inner container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Packages (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （イ）技術分野 本考案は、例えばウイスキーとミネラルウォーターとお
つまみ等、本来混在を嫌う内容物を別々にして一つのパ
ッケージに収納する簡易飲料容器に関するものである。
つまみ等、本来混在を嫌う内容物を別々にして一つのパ
ッケージに収納する簡易飲料容器に関するものである。
（ロ）背景技術 従来、２種以上の物を同一のパッケージに収納する方法
としては、 ａ）容器の内側に仕切り板を設けたもの、 ｂ）複数の密閉容器を集合させたもの、 などがある。
としては、 ａ）容器の内側に仕切り板を設けたもの、 ｂ）複数の密閉容器を集合させたもの、 などがある。
上記ａ）のものとしては、弁当箱やふりかけ容器などが
あるが、液体や粉末を収納するためには不向きであり、
その混在防止対策として間仕切り毎にねじ蓋などの密閉
手段を必要とする。
あるが、液体や粉末を収納するためには不向きであり、
その混在防止対策として間仕切り毎にねじ蓋などの密閉
手段を必要とする。
またｂ）については、ねじ接合式のプラスチック容器や
２種類の飲料を入れる水筒などが提案されているが、い
ずれも密閉手段に製造コストやパッケージングコストが
相当にかかるため、使い捨てのone-wayパッケージとし
ては適さない。
２種類の飲料を入れる水筒などが提案されているが、い
ずれも密閉手段に製造コストやパッケージングコストが
相当にかかるため、使い捨てのone-wayパッケージとし
ては適さない。
（ハ）考案の開示 本考案はこのような実情に鑑み、複数の安価なコップ状
の容器を上下に重合して使用し、各々の密閉機能を１材
料でかつ１回の操作で可能とすることにより、２種類以
上の物を混在させることなく収納でき、しかも低コスト
で使い捨てパッケージとなり得る簡易飲料容器を提供す
るものである。
の容器を上下に重合して使用し、各々の密閉機能を１材
料でかつ１回の操作で可能とすることにより、２種類以
上の物を混在させることなく収納でき、しかも低コスト
で使い捨てパッケージとなり得る簡易飲料容器を提供す
るものである。
即ち、本考案は頂端外周部にほぼ水平につばを形成した
外径の異なる少なくとも３個の重合可能なコップ状中空
容器からなり、内側容器（以下、単に内容器という）の
つばは中間側容器（以下、単に中間容器という）のつば
により、また該中間側容器のつばは外側容器（以下、単
に外容器という）のつばにより、順次装架されるように
構成され、このように順次装架したときに各容器のつば
上面はほぼ同一平面が形成され、最上部の内容器には固
形食品を、また中間および外容器には各種液体飲料を収
納し、更に外側容器以外の各容器の外底部には濡れ防止
用の紙状片を貼着してなる簡易飲料容器に関するもので
ある。
外径の異なる少なくとも３個の重合可能なコップ状中空
容器からなり、内側容器（以下、単に内容器という）の
つばは中間側容器（以下、単に中間容器という）のつば
により、また該中間側容器のつばは外側容器（以下、単
に外容器という）のつばにより、順次装架されるように
構成され、このように順次装架したときに各容器のつば
上面はほぼ同一平面が形成され、最上部の内容器には固
形食品を、また中間および外容器には各種液体飲料を収
納し、更に外側容器以外の各容器の外底部には濡れ防止
用の紙状片を貼着してなる簡易飲料容器に関するもので
ある。
上記のように、頂端外周部につばを設けた複数のコップ
状の容器を順次挿入嵌合することによって、各容器の開
口部が一個所に集中するため、一個の蓋材で同時に全て
の容器を密閉封着できるのである。
状の容器を順次挿入嵌合することによって、各容器の開
口部が一個所に集中するため、一個の蓋材で同時に全て
の容器を密閉封着できるのである。
以下、本考案の一実施例を図により説明する。
（ニ）実施例 第１図および第２図は、本考案に係る簡易飲料容器の一
実施例を示す断面図である。
実施例を示す断面図である。
符号1,2,3は外径の異なる合成樹脂製，厚紙又はアルミ
ニウム製のコップ状の中空容器で、１は外容器、２は中
間容器、３は内容器であり、内容器３は中間容器２内
へ、また該中間容器２は外容器１内へ嵌入できるように
なっている。
ニウム製のコップ状の中空容器で、１は外容器、２は中
間容器、３は内容器であり、内容器３は中間容器２内
へ、また該中間容器２は外容器１内へ嵌入できるように
なっている。
外容器１の頂端外周縁部には第１図に示すような外向き
つば４が該外容器１と一体に形成されており、同様に中
間容器２にはつば５が、内容器３にはつば６がそれぞれ
形成されている。
つば４が該外容器１と一体に形成されており、同様に中
間容器２にはつば５が、内容器３にはつば６がそれぞれ
形成されている。
また、中間容器２のつば５には内方に向けて１段の段部
が形成されていて、内容器３のつば６を該段部の内側で
密に装架可能に構成され、また外容器１には２段の段部
が同様に形成されて、中間容器２のつば５を同じく該段
部の内側で密に装架可能に構成されている。
が形成されていて、内容器３のつば６を該段部の内側で
密に装架可能に構成され、また外容器１には２段の段部
が同様に形成されて、中間容器２のつば５を同じく該段
部の内側で密に装架可能に構成されている。
そして、内容器３を中間容器２内へ、また該中間容器２
を外容器１内に順次挿嵌したときには、各つば6,5,4は
ほぼ同一平面を形成するようにし、これにより裏面外方
に接着剤を塗着した１枚のシール蓋材７によって容器開
口面を同時に封着する。
を外容器１内に順次挿嵌したときには、各つば6,5,4は
ほぼ同一平面を形成するようにし、これにより裏面外方
に接着剤を塗着した１枚のシール蓋材７によって容器開
口面を同時に封着する。
しかして、第２図に示すように、例えば内容器３にはお
つまみ８（例えばピーナッツ20g）を、中間容器２には
ウイスキー９（100ml）を、また外容器１にはミネラル
ウォーター10（250ml）を入れておき、シール蓋材７を
剥して内側容器を取り出し、ウイスキー９とミネラルウ
ォーター10を所望の濃度に混ぜ合せるのである。
つまみ８（例えばピーナッツ20g）を、中間容器２には
ウイスキー９（100ml）を、また外容器１にはミネラル
ウォーター10（250ml）を入れておき、シール蓋材７を
剥して内側容器を取り出し、ウイスキー９とミネラルウ
ォーター10を所望の濃度に混ぜ合せるのである。
なお、図では容器が３個の場合であるが、各容器の大き
さや個数は必要に応じて任意に決定することができる。
また、各容器のつばの形状は同一平面を形成しかつ１枚
のシール蓋で密封できれば、任意の形状のつばで良いこ
とは勿論である。また、シール蓋７には、剥離用のつま
み部を一体に突出形成しておくとよい。
さや個数は必要に応じて任意に決定することができる。
また、各容器のつばの形状は同一平面を形成しかつ１枚
のシール蓋で密封できれば、任意の形状のつばで良いこ
とは勿論である。また、シール蓋７には、剥離用のつま
み部を一体に突出形成しておくとよい。
さらに、外容器１を除いて各容器2,3の外底部には薄く
て簡単に剥し易い濡れ防止用の合成樹脂フィルム等より
なる紙状片11を貼着しておき、これにより運搬時や携帯
時の揺れ等による各容器2,3外底部の液体飲料による濡
れを防止し、使用時にはこの紙状片11を剥して容器を手
でもったり机上等においた場合に、容器2,3外底部によ
る手や机上面の濡れを防止することができる。
て簡単に剥し易い濡れ防止用の合成樹脂フィルム等より
なる紙状片11を貼着しておき、これにより運搬時や携帯
時の揺れ等による各容器2,3外底部の液体飲料による濡
れを防止し、使用時にはこの紙状片11を剥して容器を手
でもったり机上等においた場合に、容器2,3外底部によ
る手や机上面の濡れを防止することができる。
（ホ）考案の効果 本考案に係る飲料容器は上述のように構成されているの
で、次のような効果がある。
で、次のような効果がある。
（ａ）外容器以外の各容器の外底部に易剥離性で濡れ防
止用の紙状片が貼着されているので、各容器外底部の液
体飲料による濡れが防止でき、しかも使用時にはこの紙
状片を剥してしまうので、手や机上面，お盆等の表面を
濡らすことがない。
止用の紙状片が貼着されているので、各容器外底部の液
体飲料による濡れが防止でき、しかも使用時にはこの紙
状片を剥してしまうので、手や机上面，お盆等の表面を
濡らすことがない。
（ｂ）各容器の開口部が一個所に集中し、しかも各容器
のつばの上面が同一平面に形成されているので、一個の
蓋材で同時に全ての容器を密閉封着できる。また、全て
の容器を同時に開封できる。
のつばの上面が同一平面に形成されているので、一個の
蓋材で同時に全ての容器を密閉封着できる。また、全て
の容器を同時に開封できる。
（ｃ）容器は全て低コストの材料で簡単に製作できるの
で、安価で使い捨てができ、手軽に扱うことができる。
で、安価で使い捨てができ、手軽に扱うことができる。
（ｄ）複数の中間容器および外側容器にウイスキーとミ
ネラルウォーター，焼酎と炭酸水，各種果汁など，各種
液体飲料を各々別個に隔離して収納することができるの
で、飲用時にバラエティに富んだ飲物を作ることができ
る。
ネラルウォーター，焼酎と炭酸水，各種果汁など，各種
液体飲料を各々別個に隔離して収納することができるの
で、飲用時にバラエティに富んだ飲物を作ることができ
る。
第１図は本考案に係る簡易飲料容器の断面図、第２図は
この容器の使用例を示す断面図である。 符号説明 １……外容器、２……中間容器、３……内容器 ４……外容器のつば、５……中間容器のつば ６……内容器のつば、７……シール蓋材 ８……おつまみ、９……ウイスキー 10……ミネラルウォーター、11……紙状片
この容器の使用例を示す断面図である。 符号説明 １……外容器、２……中間容器、３……内容器 ４……外容器のつば、５……中間容器のつば ６……内容器のつば、７……シール蓋材 ８……おつまみ、９……ウイスキー 10……ミネラルウォーター、11……紙状片
Claims (1)
- 【請求項１】頂端外周部にほぼ水平につばを形成した外
径の異なる少なくとも３個の重合可能なコップ状中空容
器からなり、内側容器のつばは中間側容器のつばによ
り、また該中間側容器のつばは外側容器のつばにより、
順次装架されるように構成され、各容器のつば上面は上
記の如く装架したときにほぼ同一平面が形成され、最上
部の内側容器には固形食品を、また中間側および外側容
器には各種液体飲料を収納し、更に外側容器以外の各容
器の外底部には濡れ防止用の紙状片を貼着してなること
を特徴とする簡易飲料容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988052407U JPH0646852Y2 (ja) | 1988-04-19 | 1988-04-19 | 簡易飲料容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988052407U JPH0646852Y2 (ja) | 1988-04-19 | 1988-04-19 | 簡易飲料容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01158471U JPH01158471U (ja) | 1989-11-01 |
| JPH0646852Y2 true JPH0646852Y2 (ja) | 1994-11-30 |
Family
ID=31278405
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988052407U Expired - Lifetime JPH0646852Y2 (ja) | 1988-04-19 | 1988-04-19 | 簡易飲料容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0646852Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001348074A (ja) * | 2000-06-05 | 2001-12-18 | Ichimura Hiromi | 麺類容器 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5930866U (ja) * | 1982-08-18 | 1984-02-25 | 江崎グリコ株式会社 | 組合せ容器 |
-
1988
- 1988-04-19 JP JP1988052407U patent/JPH0646852Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01158471U (ja) | 1989-11-01 |
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