JPH0646745Y2 - 移動農機の動力取出装置 - Google Patents

移動農機の動力取出装置

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JPH0646745Y2
JPH0646745Y2 JP185190U JP185190U JPH0646745Y2 JP H0646745 Y2 JPH0646745 Y2 JP H0646745Y2 JP 185190 U JP185190 U JP 185190U JP 185190 U JP185190 U JP 185190U JP H0646745 Y2 JPH0646745 Y2 JP H0646745Y2
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JP
Japan
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bevel gear
shaft
mobile agricultural
engine
power
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Application number
JP185190U
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English (en)
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JPH0393229U (ja
Inventor
正夫 西浜
Original Assignee
石川島芝浦機械株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、エンジンの出力軸を進行方向前方に向けて突
出させた移動農機の動力取出装置に関する。
従来の技術 従来、エンジンの出力軸を進行方向前方に向けて突出さ
せることにより横幅を狭くした移動農機があり、このよ
うな移動農機の構造としては第3図及び第4図に示すも
のが一般的である。まず、移動農機1のフレーム2の後
部にはエンジン3が搭載され、フレーム2の前部には走
行用ミッションを収納した走行用ミッションケース4が
固定されている。そして、前記エンジン3からは前方に
向けて出力軸5が突出されるとともに前記走行用ミッシ
ョンケース4からは後方に向けて入力軸6が突出されて
おり、出力軸5に固定されたプーリ7と入力軸6に固定
されたプーリ8との間に動力伝達用のベルト9が巻回さ
れている。なお、入力軸6に伝達された動力は、走行用
ミッションケース4内のベベルギヤ10を介して回転方向
を変更され、車軸11に伝達される。
考案が解決しようとする課題 エンジン3の前方に走行用ミッションケース4が位置す
るため、移動農機1の全長が長くなり、移動農機1のコ
ンパクト化を図ることが困難である。
また、このような移動農機1に作業機(図示せず)を連
結した場合、その作業機への動力取出は、入力軸6を延
長させて走行用ミッションケース4外に突出させ、この
入力軸6から行うことが一般的である。このため、作業
機への動力取出方向が限られてしまい、作業機の種類に
よっては、プーリやベルトを用いた単純な動力伝達機構
では作業機への動力取出を行うことができない場合があ
る。
課題を解決するための手段 エンジンの出力軸を進行方向前方に向けて突出させた移
動農機において、入力軸を上方向きに突出させた走行用
ミッションケースを前記エンジンの下方に配設し、前記
出力軸から伝達された動力を前記入力軸と平行な取出軸
に伝達するベベルギヤを収納したベベルギヤボックスを
前記エンジンの前方に配設するとともに前記取出軸と前
記入力軸とをプーリとベルトとを介して連結し、前記ベ
ベルギヤに連結されるとともに前記移動農機の進行方向
前方と上方と進行方向に対して直交する水平方向との少
なくともいずれか一方に突出する動力取出軸を前記ベベ
ルギヤボックスに設けた。
作用 エンジンからの動力はベベルギヤボックス内のベベルギ
ヤへと伝えられ、さらに、プーリ及びベルトを介してベ
ベルギヤボックスの取付軸から走行用ミッションケース
の入力軸に伝達される。また、ベベルギヤボックス全体
を付け替えたりベベルギヤボックスに設けた動力取出軸
を付け替えることにより、ベベルギヤボックスに設けた
動力取出軸の突出方向を変更し、移動農機に連結した作
業機への動力取出方向を変更する。
実施例 本考案の一実施例を第1図及び第2図に基づいて説明す
る。移動農機12のフレーム13の後部にはエンジン14が搭
載され、フレーム13の下部には前記エンジン14の下方に
位置して走行用ミッションケース15が固定されている。
なお、前記エンジン14には前記移動農機12の進行方向前
方に向けて突出した出力軸16が設けられ、前記走行用ミ
ッションケース15には上方向きに突出した入力軸17が設
けられている。また、前記フレーム13には、前記エンジ
ン14の前方に位置するベベルギヤボックス18が固定され
ており、このベベルギヤボックス18にはベベルギヤ19,2
0が収納されている。
前記出力軸16は前記ベベルギヤ19に連結され、前記ベベ
ルギヤ20には前記入力軸17と平行な軸心を有するととも
に下方向きに突出した取出軸21が連結され、この取出軸
21に連結されたプーリ22と前記入力軸17に連結されたプ
ーリ23との間には動力伝達用のベルト24が巻回されてい
る。
つぎに、前記ベベルギヤボックス18には、前記出力軸16
と同一軸心上に配されるとともに前記ベベルギヤ19に連
結されて前記移動農機12の進行方向前方に突出する動力
取出軸25と、前記取出軸21と同一軸心上に配されるとと
もに前記ベベルギヤ20に連結されて上方に突出する動力
取出軸26と、前記ベベルギヤ19と噛み合うベベルギヤ27
に連結されるとともに移動農機12の進行方向と直交する
水平方向に突出する動力取出軸28とが着脱自在に取付け
られている。
このような構成において、エンジン14からの動力は出力
軸16からベベルギヤ19,20に伝達され、さらに、取出軸2
1からプーリ22,23とベルト24とを介して入力軸17に伝達
され、この入力軸17から走行用ミッションケース15内の
ミッションに伝達され、移動農機12が走行する。なお、
走行用ミッションケース15がエンジン14の下方に配設さ
れているため、移動農機12の全長が短くなり、移動農機
12がコンパクト化される。
つぎに、ベベルギヤボックス18においては、移動農機12
に連結する作業機の種類に応じて動力取出軸25,26,28を
一個又は二個取付けることにより、連結した作業機への
動力取出を前方又は上方又は側方の任意の方向から行え
る。このため、どのような作業機を連結した場合でも、
その作業機への動力取出を動力取出軸25,26,28から直接
に、又は、プーリとベルトとを用いた簡単な機構により
行える。
なお、動力取出方向の変更は、動力取出軸25,26,28の付
け替えを行ってもよく、また、ベベルギヤボックス18の
全体を付け替えてもよい。
考案の効果 本考案は、上述のようにエンジンの下方に走行用ミッシ
ョンを配設するとともにエンジンの前方にベベルギヤボ
ックスを配設し、エンジンからの動力をベベルギヤボッ
クス内のベベルギヤを介して走行用ミッションケース内
のミッションに伝達したことにより、移動農機の全長を
短くして移動農機のコンパクト化を図ることができ、さ
らに、ベベルギヤに連結されるとともに移動農機の進行
方向前方と上方と移動農機の進行方向に対して直交する
水平方向との少なくともいずれか一方に突出する動力取
出軸をベベルギヤボックスに設けたことにより、動力取
出軸を付け替えたりベベルギヤボックス全体を付け替え
たりすることによってベベルギヤボックスからの動力取
出を任意の方向へ向けて行うことができ、しかも、動力
取出方向の変更を容易に行うことができる等の効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す側面図、第2図はその
正面図、第3図は従来例を示す側面図、第4図はその正
面図である。 12……移動農機、14……エンジン、15……走行用ミッシ
ョンケース、16……出力軸、17……入力軸、18……ベベ
ルギヤボックス、19,20……ベベルギヤ、21……取出
軸、22,23……プーリ、24……ベルト、25,26,28……動
力取出軸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンの出力軸を進行方向前方に向けて
    突出させた移動農機において、入力軸を上方向きに突出
    させた走行用ミッションケースを前記エンジンの下方に
    配設し、前記出力軸から伝達された動力を前記入力軸と
    平行な取出軸に伝達するベベルギヤを収納したベベルギ
    ヤボックスを前記エンジンの前方に配設するとともに前
    記取出軸と前記入力軸とをプーリとベルトとを介して連
    結し、前記ベベルギヤに連結されるとともに前記移動農
    機の進行方向前方と上方と進行方向に対して直交する水
    平方向との少なくともいずれか一方に突出する動力取出
    軸を前記ベベルギヤボックスに設けたことを特徴とする
    移動農機の動力取出装置。
JP185190U 1990-01-12 1990-01-12 移動農機の動力取出装置 Expired - Lifetime JPH0646745Y2 (ja)

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JP185190U JPH0646745Y2 (ja) 1990-01-12 1990-01-12 移動農機の動力取出装置

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Publication Number Publication Date
JPH0393229U JPH0393229U (ja) 1991-09-24
JPH0646745Y2 true JPH0646745Y2 (ja) 1994-11-30

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ID=31505738

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