JPH0646727Y2 - 切換ドアの回動軸支持構造 - Google Patents

切換ドアの回動軸支持構造

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JPH0646727Y2
JPH0646727Y2 JP8536689U JP8536689U JPH0646727Y2 JP H0646727 Y2 JPH0646727 Y2 JP H0646727Y2 JP 8536689 U JP8536689 U JP 8536689U JP 8536689 U JP8536689 U JP 8536689U JP H0646727 Y2 JPH0646727 Y2 JP H0646727Y2
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JP
Japan
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switching door
case
rotary shaft
support structure
side walls
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JP8536689U
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JPH0325315U (ja
Inventor
茂 二階堂
Original Assignee
株式会社ゼクセル
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えば空調装置のダクト内に回動自在に設け
られるインテークドア等の切換ドアの回動軸支持構造に
関する。
(従来の技術) 従来、このような切換ドアの回動軸支持構造としては、
例えば実開昭64-19507号公報に開示された技術がある。
すなわち、この技術は、切換ドアの回動軸(ドア軸)を
ケーシングの対向する両側壁に挿通して該両側壁間で回
動自在に支持させた後に、該回動軸に切換ドアをビスに
より固定するようにしたものである。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来技術では、回動軸をケーシング
の両側壁に挿通して該両側壁間で回動自在に支持させた
後に、該回動軸に切換ドアをビスにより固定する構成で
あるため、部品点数が多いと共に切換ドアの組付工数が
多いので、製造コストが増大してしまい、且つ切換ドア
と回動軸の取付角度がバラツキ、切換ドアの組付精度が
よくないという問題点がある。
本考案は、このような従来の問題点に着目して為された
もので、部品点数及び切換ドアの組付工数を削減して製
造コストの低減を図ると共に、切換ドアの組付精度を向
上した切換ドアの回動軸支持構造を提供することを目的
としている。
(課題を達成するための手段) かかる目的を達成するために、本考案に係る切換ドアの
回動軸支持構造は、切換ドアの回動軸の両端部が、ケー
スの対向する両側壁間で回動自在に支持されている切換
ドアの回動軸支持構造において、前記ケースは、分割さ
れた2つのケースを少なくとも両側壁の接合端部で重ね
且つこの重ねた部分を接合して形成されており、前記切
換ドアには前記回動軸が一体に形成されており、且つ少
なくとも一方のケースの前記両接合端部に、前記回動軸
の両端部が挿入され且つ該両端部を回動自在に支持する
溝が形成されている。
(作用) そして、上記切換ドアの回動軸支持構造では、少なくと
も一方のケースの両接合端部に切換ドアと一体の回動軸
の両端部を回動自在に支持する溝が形成されているの
で、回動軸の両端部を溝に入れてから両ケースを接合端
部で接合することにより、前記回動軸がケースの両側壁
間で回動自在に支持される。
(実施例) 以下、図面に基いて本考案の各実施例を説明する。な
お、各実施例の説明において同様の部位には同一の符号
を付して重複した説明を省略する。
第1図乃至第3図は本考案の第1実施例を示し、第1図
は切換ドアの回動軸支持構造を示す分解斜視図である。
第1図において、符号1,2は空調装置のブロアユニット
のケースを形成する分割された2つのケースであり、3
は内気循環位置と外気導入位置との間で回動可能なイン
テークドア(以下、切換ドアという)である。このブロ
アユニットのケースは、2つのケース1,2を少なくとも
両側壁10,20(第1図では各ケース1,2の片方の側壁の図
示を省略してある)の接合端部10A,20Aで重ね且つこの
重ねた部分を接合して形成される。
ケース1の両側壁10には、その接合端部10Aの内側にケ
ース2の接合端部20Aが嵌合する嵌合溝11を両側壁10に
沿って形成するように、内壁12が両側壁10と一体に形成
されている。この各内壁12の端面12aは各側壁10の端面1
0aより引っ込んでいる。
前記切換ドア3には、回動軸30が一体に形成されてい
る。この回動軸30の両端部には、その軸部31より細径の
細径部32と、軸部31と略同径の太径部33とが夫々形成さ
れている。
前記ケース2の各接合端部20Aには、回動軸30の細径部3
2が挿入され且つ該細径部32を回動自在に支持する溝21
が形成されている。この各溝21は、各側壁20の端面20a
に開口し、この開口端から直線状に延びている。
以下、上記第1実施例における切換ドア3の組付手順及
びケース1,2の組立手順を説明する。
まず、回動軸30の両側にある各細径部32をケース2の両
接合端部20Aにある各溝21内にその奥まで入れる。
次に、ケース2の両接合端部20Aをケース1の両側壁10
にある各嵌合溝11に嵌合させ、ケース2の両接合端部20
Aとケース1の両接合端部10Aとを第2図の破線ハッチン
グAで示す接合部で夫々接合する。これによって、ケー
ス1,2が接合されてブロアユニットのケースが形成され
る。このとき、第2図に示すように、前記細径部32の外
周面は溝21の奥に当接していると共に、太径部33の外周
面はケース1の側壁10の端面10aに当接している。これ
によって、回動軸30の両端部が細径部32の箇所でケース
1,2の側壁10,20に回動のみ可能に支持される(第3図を
参照)。
このようにして組立が完了した状態において、回動軸30
の太径部33はケース1の側壁10から外部に突出してお
り、この突出した太径部33を回動操作することにより、
切換ドア30が内気循環位置と外気導入位置との間で回動
する。
次に、第4図及び第5図に基いて本考案の第2実施例を
説明する。
この第2実施例は、前記回動軸30の両端部を、前記太径
部33のない細径部32のみにしたもので、その他の構成は
上記第1実施例と同様である。
従って、この第2実施例では、ケース2の両接合端部20
Aとケース1の両接合端部10Aとを第5図の破線ハッチン
グAで示す接合部で接合したとき、前記細径部32の外周
面は溝21の奥に当接していると共にケース1の側壁10の
端面10aに当接している。これによって、回動軸30の両
端部が細径部32の箇所でケース1,2の側壁10,20に回動の
み可能に支持される。
次に、第6図及び第7図に基いて本考案の第3実施例を
説明する。
この第3実施例は、上記第2実施例における溝21を、水
平溝21aと垂直溝21bとが連続したL字形状の溝21′にし
たもので、その他の構成は上記第2実施例と同様であ
る。
従って、この第3実施例では、回動軸30の各細径部32を
各溝21′の垂直溝21bの底部まで入れた後に、ケース2
の両接合端部20Aとケース1の両接合端部10Aとを第7図
の破線ハッチングAで示す接合部で接合したとき、前記
細径部32の外周面は溝21′の底部に当接していると共に
ケース1の側壁10の端面10aに当接している。これによ
って、回動軸30の両端部が細径部32の箇所でケース1,2
の側壁10,20に回動のみ可能に支持される。
また、第8図及び第9図に示す本考案の第4実施例は、
上記第1実施例において、ケース1の両側壁10を前記内
壁112のないものとすると共に、溝21をケース2側に設
ける代わりに、溝21″をケース1の接合端部10A側に設
けたものである。その他の構成は上記第1実施例と同様
である。
従って、この第4実施例では、ケース2の両接合端部20
Aとケース1の両接合端部10Aとを第9図の破線ハッチン
グBで示す接合部で接合したとき、前記細径部32の外周
面は溝21″の奥に当接していると共にケース2の側壁20
の端面20aに当接している(第9図を参照)。これによ
って、回動軸30の両端部が細径部32の箇所でケース1,2
の側壁10,20に回動のみ可能に支持される。
(考案の効果) 以上詳述したように、本考案に係る切換ドアの回動軸支
持構造によれば、切換ドアの回動軸の両端部が、ケース
の対向する両側壁間で回動自在に支持されている切換ド
アの回動軸支持構造において、前記ケースは、分割され
た2つのケースを少なくとも両側壁の接合端部で重ね且
つこの重ねた部分を接合して形成されており、前記切換
ドアには前記回動軸が一体に形成されており、且つ少な
くとも一方のケースの前記両接合端部に、前記回動軸の
両端部が挿入され且つ該両端部を回動自在に支持する溝
が形成されている構成により、切換ドアである回動軸の
両端部を溝に入れてから両ケースを接合端部で接合する
ことにより、前記回動軸がケースの両側壁間で回動自在
に支持される。
従って、回動軸の組付後に切換ドアを回動軸にビス等に
より固定する必要がなく、部品点数及び切換ドアの組付
工数を削減して製造コストの低減を図ることができると
共に、切換ドアの組付精度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の第1実施例を示し、第1図
は切換ドアの回動軸支持構造を示す分解斜視図、第2図
は組付状態を示す側面図、第3図は第2図のIII-III線
に沿う断面図、第4図及び第5図は本考案の第2実施例
を示し、第4図は切換ドアの回動軸支持構造を示す分解
斜視図、第5図は組付状態を示す側面図、第6図及び第
7図は本考案の第3実施例を示し、第6図は切換ドアの
回動軸支持構造を示す分解斜視図、第7図は組付状態を
示す側面図、第8図及び第9図は本考案の第4実施例を
示し、第8図は切換ドアの回動軸支持構造を示す分解斜
視図、第9図は組付状態を示す側面図である。 1,2…ケース、3…切換ドア、10,20…側壁、10A,20A…
接合端部、20,20′,20″…溝、30…回動軸、32…細径部
(端部)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】切換ドアの回動軸の両端部が、ケースの対
    向する両側壁間で回動自在に支持されている切換ドアの
    回動軸支持構造において、前記ケースは、分割された2
    つのケースを少なくとも両側壁の接合端部で重ね且つこ
    の重ねた部分を接合して形成されており、前記切換ドア
    には前記回動軸が一体に形成されており、且つ少なくと
    も一方のケースの前記両接合端部に、前記回動軸の両端
    部が挿入され且つ該両端部を回動自在に支持する溝が形
    成されていることを特徴とする切換ドアの回動軸支持構
    造。
JP8536689U 1989-07-20 1989-07-20 切換ドアの回動軸支持構造 Expired - Lifetime JPH0646727Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0325315U JPH0325315U (ja) 1991-03-15
JPH0646727Y2 true JPH0646727Y2 (ja) 1994-11-30

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