JPH06463A - タンク内洗浄機の作動状況確認装置 - Google Patents
タンク内洗浄機の作動状況確認装置Info
- Publication number
- JPH06463A JPH06463A JP18610892A JP18610892A JPH06463A JP H06463 A JPH06463 A JP H06463A JP 18610892 A JP18610892 A JP 18610892A JP 18610892 A JP18610892 A JP 18610892A JP H06463 A JPH06463 A JP H06463A
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- JP
- Japan
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- tank
- washing machine
- main body
- light
- rotation
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 タンク内洗浄機の作動状況を、タンク外から
正確に確認することを可能とする。 【構成】 貨油タンク23の内部に据付けられる没水型タ
ンク内洗浄機10において、洗浄機本体1を駆動油供給管
3に回転可能に取付ける一方、駆動油供給管3から供給
される駆動油で回転駆動されるタービンでノズル2を回
転させるとともに洗浄機本体1を回転させ、洗浄機本体
1の回転に応動して遮光板を往復動させ、この遮光板に
より送光部6から送光用光ファイバーケーブル4を介し
さらに検知用光ファイバーケーブル5を経て検知部7に
至る光源8の光を、遮切ったり通過させたりして、洗浄
機本体1の回転を光信号として取出し、その信号により
貨油タンク23から離れた場所でタンク内洗浄機の作動状
況を正確に確認できるようにした。
正確に確認することを可能とする。 【構成】 貨油タンク23の内部に据付けられる没水型タ
ンク内洗浄機10において、洗浄機本体1を駆動油供給管
3に回転可能に取付ける一方、駆動油供給管3から供給
される駆動油で回転駆動されるタービンでノズル2を回
転させるとともに洗浄機本体1を回転させ、洗浄機本体
1の回転に応動して遮光板を往復動させ、この遮光板に
より送光部6から送光用光ファイバーケーブル4を介し
さらに検知用光ファイバーケーブル5を経て検知部7に
至る光源8の光を、遮切ったり通過させたりして、洗浄
機本体1の回転を光信号として取出し、その信号により
貨油タンク23から離れた場所でタンク内洗浄機の作動状
況を正確に確認できるようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タンカーのカーゴタン
ク、あるいは陸上もしくは洋上において原油または石油
精製品等を貯蔵するタンクの内部に装着される没水型タ
ンク内洗浄機に関し、特に同洗浄機の作動状況を確認す
るための装置に関する。
ク、あるいは陸上もしくは洋上において原油または石油
精製品等を貯蔵するタンクの内部に装着される没水型タ
ンク内洗浄機に関し、特に同洗浄機の作動状況を確認す
るための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、図4に示すように、貨油タンク
23の内底面に没水型タンク内洗浄機21が据付けられ、同
洗浄機21の回転式のノズル21aから噴射される洗浄射水2
2により、貨油タンク23の構造内壁の洗浄が行なわれて
いる。ここで、没水型タンク内洗浄機21は、貨油タンク
23の内底面にほぼ鉛直状の回転軸のまわりに回転可能に
取付けられる洗浄機本体をそなえる一方、同洗浄機本体
の内部に取付けられたタービンを駆動油により回転駆動
し上記回転軸とほぼ直交して配置された上記タービンの
出力軸に取付けられたノズル2aを回転駆動しながら、
ノズル21aから洗浄射水22を貨油タンク23の内壁面に噴
射できるようになっており、さらに、上記ノズル21aの
回転に連動して上記洗浄機本体を貨油タンク23内で回転
させるようになっている。
23の内底面に没水型タンク内洗浄機21が据付けられ、同
洗浄機21の回転式のノズル21aから噴射される洗浄射水2
2により、貨油タンク23の構造内壁の洗浄が行なわれて
いる。ここで、没水型タンク内洗浄機21は、貨油タンク
23の内底面にほぼ鉛直状の回転軸のまわりに回転可能に
取付けられる洗浄機本体をそなえる一方、同洗浄機本体
の内部に取付けられたタービンを駆動油により回転駆動
し上記回転軸とほぼ直交して配置された上記タービンの
出力軸に取付けられたノズル2aを回転駆動しながら、
ノズル21aから洗浄射水22を貨油タンク23の内壁面に噴
射できるようになっており、さらに、上記ノズル21aの
回転に連動して上記洗浄機本体を貨油タンク23内で回転
させるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な従来のタンク内洗浄機では、その作動状況を貨油タン
クの外部から直接確認をすることができない。そのた
め、従来は、ノズルから噴射される洗浄水が貨油タンク
の構造内壁に衝突した際に発せられる衝突音の音響パタ
ーンを貨油タンクの上部外方から聴取して、タンク内洗
浄機の作動状況、すなわちノズルおよび洗浄機本体が所
定の回転速度で回転しているかどうかを類推している。
つまり、没水型タンク内洗浄機は、正常な運転が行なわ
れているときには一定の周期の回転運動を行なってい
る。したがって、その回転が正常であるかどうかを検出
することにより、タンク内の洗浄が正常に行なわれてい
るかどうかを判断することができる。
な従来のタンク内洗浄機では、その作動状況を貨油タン
クの外部から直接確認をすることができない。そのた
め、従来は、ノズルから噴射される洗浄水が貨油タンク
の構造内壁に衝突した際に発せられる衝突音の音響パタ
ーンを貨油タンクの上部外方から聴取して、タンク内洗
浄機の作動状況、すなわちノズルおよび洗浄機本体が所
定の回転速度で回転しているかどうかを類推している。
つまり、没水型タンク内洗浄機は、正常な運転が行なわ
れているときには一定の周期の回転運動を行なってい
る。したがって、その回転が正常であるかどうかを検出
することにより、タンク内の洗浄が正常に行なわれてい
るかどうかを判断することができる。
【0004】このように、従来は、タンク内洗浄機の作
動状態の確認を行なうために、作業員が貨油タンクの上
部外方に出向いて洗浄射水の衝突音を聴取しているが、
騒音の環境下では、洗浄射水の衝突音を正確に聴取する
ことは困難であり、かつ非能率であるという問題点があ
る。さらに、図5に示すような中間デッキ24で下部タン
ク26と上部タンク27とに仕切られた貨油タンク25におい
て、下部タンク26内に据付けられた没水型タンク内洗浄
機21の作動状況の確認を上述のやり方で行なおうとして
も、ノズル21aからの洗浄射水22が下部タンク26の構造
壁面に衝突する衝突音を中間デッキ24が邪魔をして、貨
油タンク25の上部外方から正確に聴取することは一層困
難となるという問題点がある。本発明は、これらの問題
点の解決をはかろうとするもので、洗浄機本体の回転
を、例えば光学的信号としてタンクの外部に取出すこと
により、洗浄機本体の回転状況をタンク外から正確に確
認できるようにした、タンク内洗浄機の作動状況確認装
置を提供することを目的とする。
動状態の確認を行なうために、作業員が貨油タンクの上
部外方に出向いて洗浄射水の衝突音を聴取しているが、
騒音の環境下では、洗浄射水の衝突音を正確に聴取する
ことは困難であり、かつ非能率であるという問題点があ
る。さらに、図5に示すような中間デッキ24で下部タン
ク26と上部タンク27とに仕切られた貨油タンク25におい
て、下部タンク26内に据付けられた没水型タンク内洗浄
機21の作動状況の確認を上述のやり方で行なおうとして
も、ノズル21aからの洗浄射水22が下部タンク26の構造
壁面に衝突する衝突音を中間デッキ24が邪魔をして、貨
油タンク25の上部外方から正確に聴取することは一層困
難となるという問題点がある。本発明は、これらの問題
点の解決をはかろうとするもので、洗浄機本体の回転
を、例えば光学的信号としてタンクの外部に取出すこと
により、洗浄機本体の回転状況をタンク外から正確に確
認できるようにした、タンク内洗浄機の作動状況確認装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明のタンク内洗浄機の作動状況確認装置は、タ
ンクの内部に据付けられる没水型タンク内洗浄機におい
て、上記タンクの内壁に回転可能に取付けられた洗浄機
本体と、同洗浄機本体に回転可能に軸架されたノズル取
付け軸と、同ノズル取付け軸に取付けられて上記タンク
の内部壁面に洗浄液を噴射可能なノズルと、上記ノズル
取付け軸の回転駆動源と、上記ノズル取付け軸の回転に
連動して上記洗浄機本体を上記タンクの内部で回転駆動
させる連動機構とをそなえ、上記洗浄機本体の回転状況
を信号化する回転状況検出手段が上記洗浄機本体に設け
られるとともに、同回転状況検出手段の信号を上記タン
クの外部へ取出す信号伝達手段が設けられていることを
特徴としている。
め、本発明のタンク内洗浄機の作動状況確認装置は、タ
ンクの内部に据付けられる没水型タンク内洗浄機におい
て、上記タンクの内壁に回転可能に取付けられた洗浄機
本体と、同洗浄機本体に回転可能に軸架されたノズル取
付け軸と、同ノズル取付け軸に取付けられて上記タンク
の内部壁面に洗浄液を噴射可能なノズルと、上記ノズル
取付け軸の回転駆動源と、上記ノズル取付け軸の回転に
連動して上記洗浄機本体を上記タンクの内部で回転駆動
させる連動機構とをそなえ、上記洗浄機本体の回転状況
を信号化する回転状況検出手段が上記洗浄機本体に設け
られるとともに、同回転状況検出手段の信号を上記タン
クの外部へ取出す信号伝達手段が設けられていることを
特徴としている。
【0006】
【作用】上述の本発明のタンク内洗浄機の作動状況確認
装置では、洗浄液を噴出可能なノズルと、同ノズルを取
付けられた洗浄機本体とが連動してそれぞれの回転軸の
まわりに回転し、タンクの内壁面に向かってむらなく洗
浄液を噴射して、タンクの内壁面の洗浄が行なわれる。
そして、回転状況検出手段によって洗浄機本体の回転状
況が信号として検出され、同信号が信号伝達手段により
タンクの外部へ取出される。
装置では、洗浄液を噴出可能なノズルと、同ノズルを取
付けられた洗浄機本体とが連動してそれぞれの回転軸の
まわりに回転し、タンクの内壁面に向かってむらなく洗
浄液を噴射して、タンクの内壁面の洗浄が行なわれる。
そして、回転状況検出手段によって洗浄機本体の回転状
況が信号として検出され、同信号が信号伝達手段により
タンクの外部へ取出される。
【0007】
【実施例】以下、図面により本発明の一実施例としての
タンク内洗浄機の作動状況確認装置について説明する
と、図1は模式斜視図、図2は図1のA部を拡大して示
す断面図、図3は監視室の模式正面図である。この実施
例の場合も没水型タンク内洗浄機10が貨油タンク23の内
部に据付けられている。
タンク内洗浄機の作動状況確認装置について説明する
と、図1は模式斜視図、図2は図1のA部を拡大して示
す断面図、図3は監視室の模式正面図である。この実施
例の場合も没水型タンク内洗浄機10が貨油タンク23の内
部に据付けられている。
【0008】すなわち、符号3は後述のタービンを回転
させる駆動油を供給するための駆動油供給管を示してお
り、この駆動油供給管3は貨油タンク23内に立設される
とともにその上端部に箱型の洗浄機本体1が回転可能に
取付けられている。洗浄機本体1の内部にノズル2の回
転駆動軸2aが回転自在に取付けられ、この回転駆動軸
2aにタービンが固着されており、このタービンに駆動
油供給管3から駆動油を供給してノズル2を回転させる
ようになっている。さらに、洗浄機本体1の内部に、駆
動軸2aの回転に連動して洗浄機本体1を駆動油供給管
3を中心とした回転を行なわせる駆動機構が設けられて
いる。
させる駆動油を供給するための駆動油供給管を示してお
り、この駆動油供給管3は貨油タンク23内に立設される
とともにその上端部に箱型の洗浄機本体1が回転可能に
取付けられている。洗浄機本体1の内部にノズル2の回
転駆動軸2aが回転自在に取付けられ、この回転駆動軸
2aにタービンが固着されており、このタービンに駆動
油供給管3から駆動油を供給してノズル2を回転させる
ようになっている。さらに、洗浄機本体1の内部に、駆
動軸2aの回転に連動して洗浄機本体1を駆動油供給管
3を中心とした回転を行なわせる駆動機構が設けられて
いる。
【0009】このようにして、駆動油供給管3から駆動
油をタービンに供給するとにより、ノズル2の回転と洗
浄機本体1の回転とを連動して行なわせることができる
ようになっている。洗浄機本体1の下面にカム19が突設
されている。なおカム19は洗浄機本体1の回転軸を中心
とした円上に複数個等間隔で突設されている。符号13
は、カム19に転接可能なローラを示しており、ローラ13
はロッド12の上端部に回転可能に取付けられ、ロッド12
は保護箱14にコイルバネ11で上方に付勢されながら上下
動可能に装着されている。符号12aはロッド12に取付け
られた案内板を示していて、この案内板12aは保護箱14
の内面に沿って上下動可能に配設されている。さらにロ
ッド12の下端部に遮光板9が延設されている。また保護
箱14はブラケット20により駆動油供給管3に取付けられ
ている。
油をタービンに供給するとにより、ノズル2の回転と洗
浄機本体1の回転とを連動して行なわせることができる
ようになっている。洗浄機本体1の下面にカム19が突設
されている。なおカム19は洗浄機本体1の回転軸を中心
とした円上に複数個等間隔で突設されている。符号13
は、カム19に転接可能なローラを示しており、ローラ13
はロッド12の上端部に回転可能に取付けられ、ロッド12
は保護箱14にコイルバネ11で上方に付勢されながら上下
動可能に装着されている。符号12aはロッド12に取付け
られた案内板を示していて、この案内板12aは保護箱14
の内面に沿って上下動可能に配設されている。さらにロ
ッド12の下端部に遮光板9が延設されている。また保護
箱14はブラケット20により駆動油供給管3に取付けられ
ている。
【0010】符号4は送光用光ファイバーケーブルを、
また符号5は検知用光ファイバーケーブルをそれぞれ示
していて、それらの端面4aおよび5aは保護箱14の壁面
上で互いに遮光板9を介して対向するように配設されて
いる。さらに、送光用光ファイバーケーブル4および検
知用光ファイバーケーブル5の他端部が貨油タンク23の
頂板23aから外部に延設されて、それらの端面が送光部
6および検知部7を形成している。図1中の符号23bは
貨油タンク23の底板を示している。
また符号5は検知用光ファイバーケーブルをそれぞれ示
していて、それらの端面4aおよび5aは保護箱14の壁面
上で互いに遮光板9を介して対向するように配設されて
いる。さらに、送光用光ファイバーケーブル4および検
知用光ファイバーケーブル5の他端部が貨油タンク23の
頂板23aから外部に延設されて、それらの端面が送光部
6および検知部7を形成している。図1中の符号23bは
貨油タンク23の底板を示している。
【0011】上述の構成により、洗浄機本体1が回転
し、ローラ13がカム19の位置からずれると、バネ11は伸
びた状態から元に戻ろうとする。このとき、案内板12a
およびロッド12も、バネ11の働きで押し戻される(上方
へ移動する)。
し、ローラ13がカム19の位置からずれると、バネ11は伸
びた状態から元に戻ろうとする。このとき、案内板12a
およびロッド12も、バネ11の働きで押し戻される(上方
へ移動する)。
【0012】このようにして洗浄機本体1の回転運動
が、カム19およびローラ13を介して、ロッド12の往復直
線運動に変えられる。貨油タンク23の外部で、懐中電灯
8(あるいはその他の適切な発光器)を用いて送光部6
から送光用光ファイバーケーブル4に光を送り込むと、
その光が、送光用光ファイバーケーブル4を通って保護
箱14内の端面4aまで導かれ、間に遮蔽物がない場合に
は、対向して配設された検知用光ファイバーケーブル5
の端面5aに達し、検知用光ファイバーケーブル5を通
って検知部7に届く。ロッド12の下端部に取付けられた
遮光板9が検知軸12の往復運動につれて移動して端面4
aと5aとの間にきて両端面間の光路を遮ると、検知部7
に光が届かなくなる。
が、カム19およびローラ13を介して、ロッド12の往復直
線運動に変えられる。貨油タンク23の外部で、懐中電灯
8(あるいはその他の適切な発光器)を用いて送光部6
から送光用光ファイバーケーブル4に光を送り込むと、
その光が、送光用光ファイバーケーブル4を通って保護
箱14内の端面4aまで導かれ、間に遮蔽物がない場合に
は、対向して配設された検知用光ファイバーケーブル5
の端面5aに達し、検知用光ファイバーケーブル5を通
って検知部7に届く。ロッド12の下端部に取付けられた
遮光板9が検知軸12の往復運動につれて移動して端面4
aと5aとの間にきて両端面間の光路を遮ると、検知部7
に光が届かなくなる。
【0013】遮光板9の往復運動による光路の遮断間隔
は、洗浄機本体1の回転速度に比例するから、遮光板9
の上死点で光路を遮ることなく下死点で光路を遮ぎるよ
うに、遮光板9のストロークを設定しておくとき、検知
部7の明滅によって、没水型タンク内洗浄機の作動状況
を貨油タンク外から確認することができる。なお、送光
部6および検知部7を貨油タンク23の頂板23a上に固着
するようにしてもよい。
は、洗浄機本体1の回転速度に比例するから、遮光板9
の上死点で光路を遮ることなく下死点で光路を遮ぎるよ
うに、遮光板9のストロークを設定しておくとき、検知
部7の明滅によって、没水型タンク内洗浄機の作動状況
を貨油タンク外から確認することができる。なお、送光
部6および検知部7を貨油タンク23の頂板23a上に固着
するようにしてもよい。
【0014】図3は、没水型タンク内洗浄機の作動状況
を確認するため、貨油タンクから離れたところに設置さ
れた監視室30を示しており、図3において符号15は発光
パネルを示している。この発光パネル15に多数のタンク
内洗浄機にそれぞれ接続された送光用光ファイバーケー
ブル4が束16にまとめられて床板30aを経て接続されて
いる。さらに各送光用光ファイバーケーブル4の発光端
部に光源(図示せず)の光が供給されるようになってい
る。そして各送光用光ファイバーケーブル4は各貨油タ
ンクの保護箱14内まで導かれている。符号17は監視パネ
ルを示していて、この監視パネル17に多数のタンク内洗
浄機にそれぞれ接続された検知用光ファイバーケーブル
5が束18にまとめられて接続されるとともに、各検知用
光ファイバーケーブル5の端部に接続されたレンズ31が
取付けられている。なおレンズ31は没水型タンク内洗浄
機10の配置に模倣して監視パネル17上に配置すれば、多
数台のタンク内洗浄機の作動状況を一目で確認すること
ができる。
を確認するため、貨油タンクから離れたところに設置さ
れた監視室30を示しており、図3において符号15は発光
パネルを示している。この発光パネル15に多数のタンク
内洗浄機にそれぞれ接続された送光用光ファイバーケー
ブル4が束16にまとめられて床板30aを経て接続されて
いる。さらに各送光用光ファイバーケーブル4の発光端
部に光源(図示せず)の光が供給されるようになってい
る。そして各送光用光ファイバーケーブル4は各貨油タ
ンクの保護箱14内まで導かれている。符号17は監視パネ
ルを示していて、この監視パネル17に多数のタンク内洗
浄機にそれぞれ接続された検知用光ファイバーケーブル
5が束18にまとめられて接続されるとともに、各検知用
光ファイバーケーブル5の端部に接続されたレンズ31が
取付けられている。なおレンズ31は没水型タンク内洗浄
機10の配置に模倣して監視パネル17上に配置すれば、多
数台のタンク内洗浄機の作動状況を一目で確認すること
ができる。
【0015】このように、この実施例のタンク内洗浄機
の作動状況確認装置では、貨油タンク23内に据付けられ
た没水型タンク内洗浄機10の洗浄機本体1の回転運動
が、カム機構を介してロッド12の直線往復運動に変えら
れ、このロッド12の先端に取付けられた遮光板9が、遮
光用光ファイバーケーブル4で導かれ検知用光ファイバ
ーケーブル5を通してタンク外へ戻る光を遮切ったり、
通過させたりする作用を行ない、これにより、監視パネ
ル17においてレンズ31を明滅させるように構成されてい
るので、各レンズ31の明滅状態から多数台の没水型タン
ク内洗浄機の作動状況をタンクから離れた監視室30にお
いて一目で確認することができることになる。
の作動状況確認装置では、貨油タンク23内に据付けられ
た没水型タンク内洗浄機10の洗浄機本体1の回転運動
が、カム機構を介してロッド12の直線往復運動に変えら
れ、このロッド12の先端に取付けられた遮光板9が、遮
光用光ファイバーケーブル4で導かれ検知用光ファイバ
ーケーブル5を通してタンク外へ戻る光を遮切ったり、
通過させたりする作用を行ない、これにより、監視パネ
ル17においてレンズ31を明滅させるように構成されてい
るので、各レンズ31の明滅状態から多数台の没水型タン
ク内洗浄機の作動状況をタンクから離れた監視室30にお
いて一目で確認することができることになる。
【0016】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のタンク内
洗浄機の作動状況確認装置によれば、没水型タンク内洗
浄機の作動状況を、タンク外から騒音等に邪魔されるこ
となく、正確に確認することができるため、タンク内洗
浄機の作動状態の確認を容易にかつ効率的に行なうこと
ができる利点がある。
洗浄機の作動状況確認装置によれば、没水型タンク内洗
浄機の作動状況を、タンク外から騒音等に邪魔されるこ
となく、正確に確認することができるため、タンク内洗
浄機の作動状態の確認を容易にかつ効率的に行なうこと
ができる利点がある。
【図1】本発明の一実施例としてのタンク内洗浄機の作
動状況確認装置を示す模式斜視図。
動状況確認装置を示す模式斜視図。
【図2】図1のA部を拡大して示す断面図。
【図3】監視室の模式正面図。
【図4】,
【図5】従来の没水型タンク内洗浄機を貨油タンクと共
に示す模式斜視図。
に示す模式斜視図。
1 洗浄機本体 2 ノズル 2a 回転駆動軸 3 駆動油供給管 4 送光用光ファイバーケーブル 5 検知用光ファイバーケーブル 6 送光部 7 検知部 8 懐中電灯 9 遮光板 10 没水型タンク内洗浄機 11 コイルバネ 12 ロッド 13 ローラ 14 保護箱 15 発光パネル 17 監視パネル 19 カム 23 貨油タンク 30 監視室 31 レンズ
Claims (1)
- 【請求項1】 タンクの内部に据付けられる没水型タン
ク内洗浄機において、上記タンクの内壁に回転可能に取
付けられた洗浄機本体と、同洗浄機本体に回転可能に軸
架されたノズル取付け軸と、同ノズル取付け軸に取付け
られて上記タンクの内部壁面に洗浄液を噴射可能なノズ
ルと、上記ノズル取付け軸の回転駆動源と、上記ノズル
取付け軸の回転に連動して上記洗浄機本体を上記タンク
の内部で回転駆動させる連動機構とをそなえ、上記洗浄
機本体の回転状況を信号化する回転状況検出手段が上記
洗浄機本体に設けられるとともに、同回転状況検出手段
の信号を上記タンクの外部へ取出す信号伝達手段が設け
られていることを特徴とする、タンク内洗浄機の作動状
況確認装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18610892A JPH06463A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | タンク内洗浄機の作動状況確認装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18610892A JPH06463A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | タンク内洗浄機の作動状況確認装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06463A true JPH06463A (ja) | 1994-01-11 |
Family
ID=16182506
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18610892A Withdrawn JPH06463A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | タンク内洗浄機の作動状況確認装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06463A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000246203A (ja) * | 1999-03-02 | 2000-09-12 | Shimizu Corp | スケール除去装置 |
CN104588355A (zh) * | 2015-02-03 | 2015-05-06 | 贵州乾新高科技有限公司 | 清洗装置 |
-
1992
- 1992-06-19 JP JP18610892A patent/JPH06463A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000246203A (ja) * | 1999-03-02 | 2000-09-12 | Shimizu Corp | スケール除去装置 |
CN104588355A (zh) * | 2015-02-03 | 2015-05-06 | 贵州乾新高科技有限公司 | 清洗装置 |
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