JPH064635B2 - 13-Substituted-5-ketomylbemycin compounds - Google Patents
13-Substituted-5-ketomylbemycin compoundsInfo
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- JPH064635B2 JPH064635B2 JP5163386A JP5163386A JPH064635B2 JP H064635 B2 JPH064635 B2 JP H064635B2 JP 5163386 A JP5163386 A JP 5163386A JP 5163386 A JP5163386 A JP 5163386A JP H064635 B2 JPH064635 B2 JP H064635B2
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- ketomylbemycin
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- Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
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Description
この発明は、13−置換−5−ケトミルベマイシン化合
物に関するものである。 ミルベルマイシンは抗生物質B−41とも称される一連
のマクロライド化合物であり、たとえば特許第1112991
号に記載されており、殺虫、殺ダニ、駆虫活性を有する
ことが知られている。 本発明者等は、ミルベマイシンの5位および13位を修
飾した誘導体の合成を企図し、そのために、その中間体
の合成に先ず着手し、その結果、下記の一般式(I)を有
する新規化合物を得た。 (式中、R1はメチル基、エチル基、イソプロピル基、
またはsec−ブチル基を示す。nは0または1を示す。
R2は、それ自体が1ないし18個の炭素原子を有する
直鎖状、分岐鎖状または環状のアルキル基、それ自体が
7ないし9個の炭素原子を有するアラルキル基、それ自
体が2ないし6個の炭素原子を有するアルケニルまたは
アルキニル基、それ自体が6ないし10個の炭素原子を
有するアリール基、または少なくとも1個の酸素、硫黄
もしくは窒素原子を含み、環原子数が4ないし10であ
る複素環基であり、R2で表わされる上記の基は、アル
キル、アルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカ
ルボニル、ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、カル
ボキシ、アミノ、モノもしくはジアルキルアミノ、アシ
ルアミノ、シアノ、カルバモイル、モノもしくはジアル
キルカルバモイル、メルカプト、アルキルチオ、アルキ
ルスルフイニル、アルキルスルホニル、ニトロ、フェノ
キシ、ハロフエノキシまたは少なくとも1個の酸素、硫
黄もしくは窒素原子を含む5もしくは6員環の複素環基
から選ばれる置換基を少なくとも1個有していてもよく
(ただし、アルキル、アルコキシアルキルもしくはハロ
アルキル置換分は、R2がアルキル基、アルケニル基ま
たはアルキニル基である場合は除かれる)、当該置換基
が炭素原子を有する場合はその数は1ないし6個であ
る。 R2が、それ自体1ないし18個の炭素原子を有する直
鎖状、分岐鎖状または環状のアルキル基である場合、そ
れは、たとえば、メチル、エチル、プロピル、イソプロ
ピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチル、t−ブチ
ル、ペンチル、イソペンチル、ヘキシル、1−エチルブ
チル、ヘプチル、オクチル、イソオクチル、2−エチル
ヘキシル、ノニル、デシル、イソデシル、ウンデシル、
ドデシル、テトラデシル、ヘキサデシル、オクタデシ
ル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、
シクロヘキシル、ビシクロ〔2,2,1〕ヘプチル等であり
うる。 R2がそれ自体7ないし9個の炭素原子を有するアラル
キル基である場合、それは、たとえば、ベンジル、α−
メチルベンジル、α,α−ジメチルベンジル、フエネチ
ル、フエニルプロピル等でありうる。 R2がそれ自体2ないし6個の炭素原子を有するアルケ
ニルまたはアルキニル基である場合、それは、たとえ
ば、ビニル、プロペニル、イソプロペニル、ブテニル、
ブタンジエニル、メチルアリル、ヘキサジエニル、エチ
ニル、プロピニル等でありうる。 R2がアリール基である場合、フェニルでありうる。 R2が少なくとも1個の酸素、硫黄もしくは窒素原子を
含み、環原子数が4ないし10である複素環基である場
合、それは、たとえば、オキセテニル、アゼチニル、フ
リル、チエニル、ピロリル、ピリジル、チアゾリル、イ
ソチアゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、イミ
ダゾリル、ピラゾリル、ピラニル、ピラジニル、ピリダ
ジニル、ピリミジニル、ベンゾフラニル、ベンゾチオフ
エニル、インドリル、キノリル、イソキノリル、キナゾ
リル、キノキサリニル、ナフチリジニル、キサンテニ
ル、およびこれの部分もしくは完全飽和体であるオキセ
タニル、アゼチジニル、テトラヒドロフラニル、テトラ
ヒドロチエニル、ピロリジニル、チアゾリジニル、イミ
ダゾリジニル、イミダゾリニル、オキサゾリニル、オキ
サゾリジニル、ピラゾリジニル、ピペラジル、テトラヒ
ドロピリミジニル、ジヒドロピリダジニル、モルホリニ
ル、インドリニル、テトラヒドロキノリル等でありう
る。 前記のR2で表わされる基に更に置換する基が炭素原子
を有する場合、それは1ないし6個である。 このような置換基がアルキル基である場合、それは、た
とえば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブ
チル、イソブチル、sec−ブチル、t−ブチル、ペンチ
ル、ヘキシル等でありうる。 それがアルコキシ基である場合、それは、たとえば、メ
トキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブト
キシ、イソブトキシ、t−ブトキシ、ヘキシルオキシ等
でありうる。 それがアルコキシアルキル基である場合、それは、たと
えば、メトキシメチル、エトキシメチル、プロポキシメ
チル、ブトキシメチル、2−メトキシエチル、2−エト
キシエチル、2−ブトキシエチル、3−プロポキシプロ
ピル等でありうる。 それがアルコキシカルボニル基である場合、それは、た
とえば、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プ
ロポキシカルボニル、ブトキシカルボニル、t−ブトキ
シカルボニル等でありうる。 それがハロアルキル基であるとき、それは、たとえば、
クロルメチル、ブロムメチル、ヨードメチル、フルオル
メチル、ジクロルメチル、トリフルオルメチル、2−ク
ロルエチル、2,2,2−トリクロルエチル、2−ブロムプ
ロピル、2,3−ジブロムプロピル等でありうる。 それがハロゲン原子であるとき、それは、たとえば、塩
素、臭素、弗素または沃素でありうる。 それがモノもしくはジアルキルアミノ基であるとき、そ
れは、たとえば、メチルアミノ、エチルアミノ、プロピ
ルアミノ、イソブチルアミノ、ジメチルアミノ、ジエチ
ルアミノ、メチル(エチル)アミノ、メチル(ブチル)
アミノ等でありうる。 それがアシルアミノ基であるとき、それは、たとえば、
アセチルアミノ、プロピオニルアミノ、ブチリルアミノ
等でありうる。 それがモノもしくはジアルキルカルバモイル基であると
き、それは、たとえば、メチルカルバモイル、エチルカ
ルバモイル、ブチルカルバモイル、ジメチルカルバモイ
ル等でありうる。 それがアルキルチオ基であるとき、それは、たとえば、
メチルチオ、エチルチオ、プロピルチオ、ブチルチオ、
sec−ブチルチオ等でありうる。 それがアルキルスルフィニル基であるとき、それは、た
とえば、メチルスルフィニル、エチルスルフィニル、プ
ロピルスルフィニル、ブチルスルフィニル等でありう
る。 それがアルキルスルホニル基であるとき、それは、たと
えば、メタンスルホニル、エタンスルホニル、プロパン
スルホニル、ブタンスルホニル等でありうる。 それがハロフェノキシ基であるとき、それはたとえば、
クロルフェノキシ、ブロムフェノキシ、フルオルフェノ
キシ、ヨードフェノキシ、ジクロルフェノキシ等であり
うる。 それが少なくとも1個の酸素、硫黄もしくは窒素原子を
含む5もしくは6員環の複素環基であるとき、それは、
たとえば、前記R2で定義した複素環基のうち、5もし
くは6員環であるもの、および2,2−ジメチル1,3−ジオ
キソラニル等でありうる。 上記のR2のうち、好ましいものは、たとえば、メチ
ル、エチル、イソプロピル、ブチル、t−ブチル、ペン
チル、オクチル、トリフルオルメチル、2−クロルエチ
ル、2,2,2−トリクロルエチル、2,2,2−トリフルオルエ
チル、1−クロルプロピル、メトキシメチル、2−メト
キシエチル、2−エトキシエチル、フェノキシメチル、
4−フルオルフェノキシメチル、2−ヒドロキシエチ
ル、2−メルカプトエチル、2−カルボキシエチル、シ
クロプロピル、2−(2,2−ジクロルビニル)−3,3−ジ
メチルシクロプロピル、シクロブチル、2−フルフリ
ル、2−テニル、2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−
4−イルメチル、2,2−ジクロルビニル、1,2,2−トリク
ロルビニル、2,2−ジフルオルビニル、1−プロペニ
ル、イソプロペニル、1−もしくは2−ブテニル、2−
メチルアリル、エチニル、2−プロピニル、1−シクロ
ヘキセニル、ベンジル、フェニル、o−,m−もしくは
p−クロルフェニル、o−,m−もしくはp−フルオル
フェニル、o−,m−もしくはp−ブロモフェニル、p
−メトキシフェニル、p−ニトロフェニル、p−t−ブ
チルフェニル、o−もしくはm−トリフルオルメチルフ
ェニル、2−もしくは3−フリル、2−もしくは3−チ
エニル、1−もしくは2−ピロリル、1−ピロリジニ
ル、2−ピリジル、2−キノリニル、6−フルオル−2
−ピリジル、5−クロル−2−チエニル、5−フルオル
−2−フリル等である。 式(I)を有する本発明化合物の具体例として、たとえば
次の化合物No.1〜No.240をあげることができる。 第1表に例示された化合物No.1〜No.60は全てR1が
エチル基である。化合物No.61〜No.120は全てR1
がメチルであり、nおよびR2は化合物No.1〜No.60
と同じ順序でそれぞれ同じである。同様にして化合物N
o.121〜No.180は全てR1がイソプロピル基であ
り、化合物No.181〜No.240は全てR1sec−ブチ
ル基であり、nとR2については、化合物No.61〜No.
120の場合と同様である。 前記式(I)の化合物は、式(II)であらわされる13−ヒ
ドロキシ−5−ケトミルベマイシン化合物を、式(III)
であらわされるカルボン酸もしくはその反応性誘導体と
反応させることによって容易に得ることができる。 (上記式中、R1,R2およびnは前記したものに同
じ) 前記式(II)の化合物は、米国特許第4,423,209号により
公知の化合物である。 この反応は、13−ヒドロキシ−5−ケトミルベマイシ
ン化合物(II)の13位における水酸基と、カルボン酸(I
II)とのエステル化反応であって、それ故、エステル化
反応としてそれ自体知られた公知の方法によって行なわ
れる。式(III)のカルボン酸の反応性誘導体としては、
たとえば、酸ハライド(酸クロリド、酸ブロミド、酸ヨ
ーダイド等)、酸無水物、混合酸無水物、活性エステル
(たとえばp−ニトロベンジルエステル)、活性アミド
等、エステル化に通常用いられるものがあげられる。 式(III)のカルボン酸を用いる場合は、好適にはジシク
ロヘキシルカルボジイミド(DCC)、p−トルエンスルホ
ン酸、硫酸等の脱水剤が使用され、これにDCCが有利
に使用される。DCCが使用される場合は、さらに好適
には、ピリジン、4−ピロリジノピリジン等が触媒量併
用される。 DCCが脱水剤として使用される場合、その使用量は、
通常1ないし5当量、好適には1、5ないし4当量であ
る。 反応は、通常は溶媒中で行なわれる。溶媒の種類は、反
応に関与しないものであれば特に限定はなく、たとえ
ば、ヘキサン、石油エーテル、ベンゼン、トルエン、キ
シレン、クロロホルム、塩化メチレン、o−クロルベン
ゼン等の炭化水素類、ジエチルエーテル、テトラヒドロ
フラン、ジオキサン、エチレングリコールジメチルエー
テル等のエーテル類、酢酸メチル、酢酸エチル等のエス
テル類等があげられる。 反応温度は、通常0℃ないし50℃、好適には0℃ない
し20℃であり、反応に要する時間は通常30分間ない
し5時間である。 式(III)のカルボン酸の酸ハライドを用いる場合は、反
応は好適には塩基の存在下で行なわれ、好適な塩基とし
ては、たとえば、トリエチルアミン、N,N−ジメチル
アニリン、ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン、1,
5−ジアザビシクロ〔4,3,0〕ノネン−5(DBN)または1,8
−ジアザビシクロ〔5,4,0〕ウンデセン−7(DBU)のよう
な有機塩基があげられる。 式(III)のカルボン酸の酸ハライドは、通常1ないし1
0当量、そして塩基は、通常2−5当量使用される。 反応に使用される溶媒、反応温度、反応時間等は、カル
ボン酸自体を使用するときと、それぞれ同様である。 反応終了後、目的物である式(I)の化合物は、周知の方
法で反応混合物より単離され、必要に応じてカラム・ク
ロマトグラフィー等の公知手段により精製される。This invention relates to 13-substituted-5-ketomylbemycin compounds. Milbermycin is a series of macrolide compounds also referred to as antibiotic B-41, for example Patent 1112991.
It is known to have insecticidal, acaricidal and anthelmintic activities. The present inventors intend to synthesize derivatives of milbemycin modified at the 5- and 13-positions, for which purpose the synthesis of intermediates thereof is first undertaken, and as a result, the novel compound having the following general formula (I): Got (In the formula, R 1 is a methyl group, an ethyl group, an isopropyl group,
Alternatively, it represents a sec-butyl group. n represents 0 or 1.
R 2 is a linear, branched or cyclic alkyl group having 1 to 18 carbon atoms per se, an aralkyl group having 7 to 9 carbon atoms per se, 2 to 6 per se. Alkenyl or alkynyl group having 4 carbon atoms, an aryl group having 6 to 10 carbon atoms per se, or a heterocyclic group containing at least one oxygen, sulfur or nitrogen atom and having 4 to 10 ring atoms. The above-mentioned groups represented by R 2 are alkyl, alkoxy, alkoxyalkyl, alkoxycarbonyl, haloalkyl, halogen, hydroxy, carboxy, amino, mono- or dialkylamino, acylamino, cyano, carbamoyl, mono- or dialkylcarbamoyl. , Mercapto, alkylthio, alkylsulfinyl It may have at least one substituent selected from alkylsulfonyl, nitro, phenoxy, halophenoxy or a 5- or 6-membered heterocyclic group containing at least one oxygen, sulfur or nitrogen atom (provided that alkyl, The alkoxyalkyl or haloalkyl substituent is excluded when R 2 is an alkyl group, an alkenyl group or an alkynyl group), and when the substituent has a carbon atom, the number thereof is 1 to 6. When R 2 is itself a straight-chain, branched-chain or cyclic alkyl group having 1 to 18 carbon atoms, it is, for example, methyl, ethyl, propyl, isopropyl, butyl, isobutyl, sec-butyl. , T-butyl, pentyl, isopentyl, hexyl, 1-ethylbutyl, heptyl, octyl, isooctyl, 2-ethylhexyl, nonyl, decyl, isodecyl, undecyl,
Dodecyl, tetradecyl, hexadecyl, octadecyl, cyclopropyl, cyclobutyl, cyclopentyl,
It can be cyclohexyl, bicyclo [2,2,1] heptyl and the like. When R 2 is itself an aralkyl group having 7 to 9 carbon atoms, it is, for example, benzyl, α-
It may be methylbenzyl, α, α-dimethylbenzyl, phenethyl, phenylpropyl and the like. When R 2 is itself an alkenyl or alkynyl group having 2 to 6 carbon atoms, it is, for example, vinyl, propenyl, isopropenyl, butenyl,
It can be butanedienyl, methylallyl, hexadienyl, ethynyl, propynyl and the like. When R 2 is an aryl group it can be phenyl. When R 2 is a heterocyclic group containing at least one oxygen, sulfur or nitrogen atom and having 4 to 10 ring atoms, it is, for example, oxetenyl, azetinyl, furyl, thienyl, pyrrolyl, pyridyl, thiazolyl, Isothiazolyl, oxazolyl, isoxazolyl, imidazolyl, pyrazolyl, pyranyl, pyrazinyl, pyridazinyl, pyrimidinyl, benzofuranyl, benzothiophenyl, indolyl, quinolyl, isoquinolyl, quinazolyl, quinoxalinyl, naphthyridinyl, xanthenyl, and oxetanyl which is a partially or fully saturated form thereof. , Azetidinyl, tetrahydrofuranyl, tetrahydrothienyl, pyrrolidinyl, thiazolidinyl, imidazolidinyl, imidazolinyl, oxazolinyl, oxazolidinyl, pyra It can be zolidinyl, piperazyl, tetrahydropyrimidinyl, dihydropyridazinyl, morpholinyl, indolinyl, tetrahydroquinolyl and the like. When the group further substituting the group represented by R 2 has a carbon atom, it has 1 to 6 carbon atoms. When such a substituent is an alkyl group, it can be, for example, methyl, ethyl, propyl, isopropyl, butyl, isobutyl, sec-butyl, t-butyl, pentyl, hexyl and the like. When it is an alkoxy group it can be, for example, methoxy, ethoxy, propoxy, isopropoxy, butoxy, isobutoxy, t-butoxy, hexyloxy and the like. When it is an alkoxyalkyl group, it can be, for example, methoxymethyl, ethoxymethyl, propoxymethyl, butoxymethyl, 2-methoxyethyl, 2-ethoxyethyl, 2-butoxyethyl, 3-propoxypropyl and the like. When it is an alkoxycarbonyl group, it can be, for example, methoxycarbonyl, ethoxycarbonyl, propoxycarbonyl, butoxycarbonyl, t-butoxycarbonyl and the like. When it is a haloalkyl group, it is, for example,
It may be chloromethyl, bromomethyl, iodomethyl, fluoromethyl, dichloromethyl, trifluoromethyl, 2-chloroethyl, 2,2,2-trichloroethyl, 2-bromopropyl, 2,3-dibromopropyl and the like. When it is a halogen atom, it can be, for example, chlorine, bromine, fluorine or iodine. When it is a mono- or dialkylamino group, it is, for example, methylamino, ethylamino, propylamino, isobutylamino, dimethylamino, diethylamino, methyl (ethyl) amino, methyl (butyl).
It can be amino or the like. When it is an acylamino group, it is, for example,
It can be acetylamino, propionylamino, butyrylamino and the like. When it is a mono- or dialkylcarbamoyl group, it can be, for example, methylcarbamoyl, ethylcarbamoyl, butylcarbamoyl, dimethylcarbamoyl and the like. When it is an alkylthio group, it is, for example,
Methylthio, ethylthio, propylthio, butylthio,
It can be sec-butylthio and the like. When it is an alkylsulfinyl group, it can be, for example, methylsulfinyl, ethylsulfinyl, propylsulfinyl, butylsulfinyl and the like. When it is an alkylsulfonyl group it can be, for example, methanesulfonyl, ethanesulfonyl, propanesulfonyl, butanesulfonyl and the like. When it is a halophenoxy group, it is for example
It may be chlorphenoxy, bromphenoxy, fluorphenoxy, iodophenoxy, dichlorphenoxy and the like. When it is a 5- or 6-membered heterocyclic group containing at least one oxygen, sulfur or nitrogen atom, it is
For example, it may be a 5- or 6-membered ring among the heterocyclic groups defined by R 2 and 2,2-dimethyl-1,3-dioxolanyl and the like. Among the above R 2 , preferred ones include, for example, methyl, ethyl, isopropyl, butyl, t-butyl, pentyl, octyl, trifluoromethyl, 2-chloroethyl, 2,2,2-trichloroethyl, 2,2, 2-trifluoroethyl, 1-chloropropyl, methoxymethyl, 2-methoxyethyl, 2-ethoxyethyl, phenoxymethyl,
4-fluorophenoxymethyl, 2-hydroxyethyl, 2-mercaptoethyl, 2-carboxyethyl, cyclopropyl, 2- (2,2-dichlorovinyl) -3,3-dimethylcyclopropyl, cyclobutyl, 2-furfuryl, 2 -Tenyl, 2,2-dimethyl-1,3-dioxolane-
4-ylmethyl, 2,2-dichlorovinyl, 1,2,2-trichlorovinyl, 2,2-difluorovinyl, 1-propenyl, isopropenyl, 1- or 2-butenyl, 2-
Methylallyl, ethynyl, 2-propynyl, 1-cyclohexenyl, benzyl, phenyl, o-, m- or p-chlorophenyl, o-, m- or p-fluorophenyl, o-, m- or p-bromophenyl , P
-Methoxyphenyl, p-nitrophenyl, pt-butylphenyl, o- or m-trifluoromethylphenyl, 2- or 3-furyl, 2- or 3-thienyl, 1- or 2-pyrrolyl, 1-pyrrolidinyl , 2-pyridyl, 2-quinolinyl, 6-fluor-2
-Pyridyl, 5-chloro-2-thienyl, 5-fluor-2-furyl and the like. Specific examples of the compound of the present invention having the formula (I) include the following compounds No. 1 to No. 240. In compounds No. 1 to No. 60 exemplified in Table 1, R 1 is an ethyl group. Compounds No. 61 to No. 120 are all R 1
Is methyl, and n and R 2 are compounds No. 1 to No. 60.
Are the same in the same order as. Compound N
o.121 to No. 180 are all R 1 is an isopropyl group, compound Nos. 181 to No. 240 are all R 1 sec-butyl groups, and n and R 2 are compound Nos. 61 to No.
This is similar to the case of 120. The compound of the formula (I) is obtained by converting the 13-hydroxy-5-ketomylbemycin compound represented by the formula (II) into the compound of the formula (III)
It can be easily obtained by reacting with a carboxylic acid represented by or a reactive derivative thereof. (In the above formula, R 1 , R 2 and n are the same as those described above.) The compound of formula (II) is a compound known from US Pat. No. 4,423,209. This reaction consists of a hydroxyl group at the 13-position of the 13-hydroxy-5-ketomylbemycin compound (II) and a carboxylic acid (I
The esterification reaction with II) is therefore carried out by a known method known per se as an esterification reaction. As the reactive derivative of the carboxylic acid of the formula (III),
Examples thereof include acid halides (acid chloride, acid bromide, acid iodide, etc.), acid anhydrides, mixed acid anhydrides, active esters (eg p-nitrobenzyl ester), active amides, and the like, which are usually used for esterification. . When using the carboxylic acid of the formula (III), preferably a dehydrating agent such as dicyclohexylcarbodiimide (DCC), p-toluenesulfonic acid, sulfuric acid or the like is used, and DCC is advantageously used for this. When DCC is used, more preferably, pyridine, 4-pyrrolidinopyridine or the like is used in a catalytic amount. When DCC is used as a dehydrating agent, the amount used is
It is usually 1 to 5 equivalents, preferably 1, 5 to 4 equivalents. The reaction is usually performed in a solvent. The type of solvent is not particularly limited as long as it does not participate in the reaction, and examples thereof include hydrocarbons such as hexane, petroleum ether, benzene, toluene, xylene, chloroform, methylene chloride, o-chlorobenzene, diethyl ether, and tetrahydrofuran. , Ethers such as dioxane and ethylene glycol dimethyl ether, and esters such as methyl acetate and ethyl acetate. The reaction temperature is generally 0 ° C to 50 ° C, preferably 0 ° C to 20 ° C, and the time required for the reaction is generally 30 minutes to 5 hours. When the acid halide of the carboxylic acid of formula (III) is used, the reaction is preferably carried out in the presence of a base, examples of suitable bases include triethylamine, N, N-dimethylaniline, pyridine, 4-dimethyl. Aminopyridine, 1,
5-diazabicyclo [4,3,0] nonene-5 (DBN) or 1,8
And organic bases such as diazabicyclo [5,4,0] undecene-7 (DBU). The acid halide of the carboxylic acid of formula (III) is usually 1 to 1
0 equivalent, and the base is usually used in 2-5 equivalents. The solvent, reaction temperature, reaction time and the like used in the reaction are the same as those when the carboxylic acid itself is used. After completion of the reaction, the desired compound of formula (I) is isolated from the reaction mixture by a well-known method and, if necessary, purified by a known means such as column chromatography.
本発明の化合物は殺ダニ、殺虫駆虫活性を示し、ダニ
類、植物害虫もしくは動物寄生虫によってひきおこされ
る種々の病害に対してすぐれた防除効果を示す。 次に実施例をあげて、本発明をより具体的に説明する。 実施例1. 13−(p−フルオロフェノキシ)アセチルオキシ−5
−ケトミルベマイシンA4(R1:C2H5,R2: n:0) p−フルオロフェノキシ酢酸(17mg)の塩化メチレン
溶液(15m)に、1,3−ジシクロヘキシルカルボジ
イミド(23mg)と、13−ヒドロキシ−5−ケトミル
ベマイシンA4(62mg)を順次加え、最後に痕跡量の
4−ピロリジノピリジンを加えた後、室温で30分攪拌
した。反応終了後、反応液を過し、液を水にあけ、
酢酸エチルで抽出した。抽出液を水と飽和食塩水で洗
い、硫酸マグネシウムで乾燥後、濃縮し、残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し44mg(収
率62%)の表記化合物を得た。 質量スペクトル(m/e):708(M+),690 核磁気共鳴スペクトル δ(CDC3)ppm: 2.58(m,1H,C12H)3.05(d-t,1H,C25H,J=3.1,9.5Hz)3.86
(s,1H,C7OH)4.01(s,1H,C6H)4.59(s,2H, 5.06(d,1H,C13H,J=10.3Hz)6.53(d,1H,C3H,J=1.5Hz)6.
8〜6.9(m,2H,C6H4)6.93〜7.05(m,2H,C6H4) 実施例2. 13−(p−クロロベンゾイルオキシ)−5−ケトミル
ベマイシンA4(R1:C2H5,R2: n:0) 13−ヒドロキシ−5−ケトミルベマイシンA4(56m
g)のベンゼン溶液(2m)に、ピリジン(64μ
)とp−クロロベンゾイルクロライド(102μ)
を加え、室温で5時間攪拌した。反応終了後、反応液を
水にあけ、酢酸エチルで抽出した。抽出液を無水硫酸ナ
トリウムで乾燥し、濃縮後残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーで精製し、37mg(収率53%)の表記
化合物を得た。 質量スペクトル(m/e):694(M+),676 核磁気共鳴スペクトル δ(CDC3)ppm: 2.86(m,1H,C12H)3.18(d-t,1H,C25H,J=3,9.5Hz)3.67〜
3.8(m,3H,C2H,C7OH,C17H)3.98(s,1H,C6H)5.3(d,1H,C
13H,J=10.6Hz) 7.5〜7.6(m,2H,C6H4)8.05〜8.2(m,2H,C6H4) 実施例3. 13−(2−フロイルオキシ)−5−ケトミルベマイシ
ンA4(R1:C2H5,R2: n:0) 13−ヒドロキシ−5−ケトミルベマイシンA4(33
6mg)と2−フロイルクロライド(313mgとを実施例
2と同様に反応させ、目的化合物181mgを得た。 質量スペクトル(m/e):650(M+),632,538,520 核磁気共鳴スペクトル δ(CDC3)ppm: 5.18(d-1H,C13H,J=10.6Hz) 5.4〜5.6(m,3H,C11H,C15H,C19H) 5.85〜5.95(m,2H,C9H,C10H)6.5〜6.65(m,2H,C3H,フラン
環−H) 7.18(m,1H,フラン環−H) 7.58(m,1H,フラン環−H) 実施例4. 13−(o−トリフルオロメチル)ベンゾイルオキシ−
5−ケトミルベマイシンA4(R1:C2H5,R2: n:0) 13−ヒドロキシ−5−ケトミルベマイシンA4(33
6mg)と(o−トリフルオロメチル)ベンゾイルクロラ
イド(500mg)とを実施例2と同様に反応させ、目的
化合物270mgを得た。 質量スペクトル(m/e):710(M+−18),610,520 核磁気共鳴スペクトル δ(CDC3)ppm: 5.22(d,1H,J=10.6Hz),5.4〜5.6(m,3H,C11H,C15H,C19H) 5.85〜5.95(m,2H,C9H,C10H) 6.55(m,1H,C3H)7.55〜7.85(m,4H,C6H4) 実施例5. 13−(p−t−ブチルベンゾイルオキシ)−5−ケト
ミルベマイシンA4(R1:C2H5,R2: n:0) 13−ヒドロキシ−5−ケトミルベマイシンA4(33
6mg)とp−t−ブチルベンゾイルクロライド(464
μ)とを実施例2と同様に反応させ、目的化合物19
7mgを得た。 質量スペクトル(m/e):698(M+−18),636 核磁気共鳴スペクトル δ(CDC3)ppm: 1.34(s,9H,(CH3) 3C-C6H4)5.20(d,1H,C13H,J=10.3Hz),
5.4〜5.55(m,3H,C11H,C15H,C19H)5.8〜5.95(m,2H,C9H,C
10H)6.55(m,1H,C3H)7.45〜7.55(m,2H,C6H4)7.9〜8.1(m,
2H,C6H4) 実施例6. 13−フェニルアセチルオキシ−5−ケトミルベマイシ
ンA4+3(R1:C2H5とCH3,R2: ,n:0) 13−ヒドロキシ−5−ケトミルベマイシンA4とA3の
混合物(A4:A3=2.3:1)(290mg)とフェニル
アセチルクロライド(0.28m)とを実施例2と同
様に反応させ、目的化合物262mg(A4誘導体:A3誘
導体=2、4:1)を得た。 質量スペクトル(m/e):656(M+-18)と642(M+-1
8),520,506 液体クロマトグラフィー Rt:4.97(28.6%,A3誘導
体),5.87(68.5%),A4誘導体)分,(ウォーターズ社
製ラジアルパックNOVA−PAK C18,10% H2O−Me
OH,2m/分, 検出器UV(254nm)) 実施例7. 13−(3−クロロプロピオニル)−5−ケトミルベマ
イシンA4+3(R1:C2H5とCH3,R2:−CH2CH2C,
n:0) 13−ヒドロキシ−5−ケトミルベマイシンA4とA3の
混合物(A4:A3=2、3:1)(200mg)と3−クロ
ロプロピオニルクロライド(0.14m)とを実施例
2と同様に反応させ、目的化合物96mg(A4誘導体:
A3誘導体=2、4:1)を得た。 質量スペクトル(m/e):646(M+)と632(M+),628,614 実施例8. 13−(2,2,2−トリクロロエトキシカルボニルオキ
シ)−5−ケトミルベマイシンA4+3(R1:C2H5とC
H3,R2:−CH2CC3,n:1) 13−ヒドロキシ−5−ケトミルベマイシンA4とA3の
混合物(A4:A3=2、3:1)(496mg)と2,2,2−ト
リクロロエチル クロロホルメート(0.51m)と
を実施例2と同様に反応させ、目的化合物480mg(A
4誘導体:A3誘導体=2、3:1)を得た。 質量スペクトル(m/e):730(M+)と716(M+),712,698 核磁気共鳴スペクトル δ(CDC3)ppm: 4.68(d,1H,C8CH2,J=12Hz),4.76(s,2H,C3CCH2 )4.81
(d,1H,C13H,J=10.6Hz)4.83(d,1H,C8CH2,J=12Hz) 実施例9. 13−メトキシカルボニルオキシ−5−ケトミルベマイ
シンA4+3(R1:C2H5とCH3,R2:CH3,n:1) 13−ヒドロキシ−5−ケトミルベマイシンA4とA3の
混合物(A4:A3=2、3:1)(500mg)とメチル
クロロホルメート(0.45m)とを実施例2と同様
に反応させ、目的化合物380mg(A4誘導体:A3誘導
体=2、3:1)を得た。 質量スペクトル(m/e):614(M+)と600(M+),598,584 核磁気共鳴スペクトル δ(CDC3)ppm: 3.80(s,3H,CH3 OCOO)4.65〜4.85(m,3H,C8CH2,C13H) 実施例10 13−エトキシカルボニルオキシ−5−ケトミルベマイ
シンD(R1:i−C3H7,R2:C2H5,n:1) 13−ヒドロキシ−5−ケトミルベマイシンD(228
mg)とエチル クロロホルメート(0.16m)とを
実施例2と同様に反応させ、目的化合物205mgを得
た。 質量スペクトル(m/e):642(M+),624,606,591,552,
534 核磁気共鳴スペクトル δ(CDC3)ppm: 4.15〜4.25(m,2H,CH3 CH2 OCOO)4.7〜4.8(m,3H,C8CH2,C13
H) 実施例11 13−エトキシカルボニルオキシ−5−ケトミルベマイ
シンA4(R1:C2H5,R2:C2H5,n:1) 13−ヒドロキシ−5−ケトミルベマイシンA4(28
5mg)とエチル クロロホルメート(0.20m)と
を実施例2と同様に反応させ、目的化合物301mgを得
た。 質量スペクトル(m/e):628(M+),610 実施例12 13−(2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル
メトキシカルボニルオキシ)−5−ケトミルベマイシン
A4+3(R1:C2H5とCH3,R2: ,n:1) 13−ヒドロキシ−5−ケトミルベマイシンA4とA3の
混合物(A4:A3=2、3:1)(500mg)と2,2−ジメ
チル−1,3−ジオキソラン−4−イルメチル クロロホ
ルメート(1.2g)とを実施例2と同様に反応させ、
目的化合物550mg(A4誘導体:A3誘導体=2、3:
1)を得た。 質量スペクトル(m/e):714(M+)と700(M+),696,682 実施例13. 13−ベンジルオキシカルボニルオキシ−5−ケトミル
ベマイシンA4+3(R1:C2H5とCH3R2: n:1) 13−ヒドロキシ−5−ケトミルベマイシンA4とA3の
混合物(A4:A3=2、3:1)(256mg)とベンジル
クロロホルメート(654mg)とを実施例2と同様に
反応させ233mgの目的物(A4誘導体:A3誘導体=2、
3:1)を得た。 質量スペクトル(m/e):690(M+)と676(M+) 核磁気共鳴スペクトル δ(CDC3)ppm: 4.7〜4.85(m,3H,C8CH2,C13H) 5.11(d,1H, J=12.1Hz) 5.18(d,1H, J=12.1Hz) 7.38(m,5H,C6H5) 実施例14 13−(2−メトキシエトキシカルボニルオキシ)−5
−ケトミルベマイシンA4(R1:C2H5,R2:−CH2CH
2OCH3,n:1) 13−ヒドロキシ−5−ケトミルベマイシンA4(27
8mg)と2−メトキシエチル クロロホルメート(0.
23m)とを実施例2と同様に反応させ182mgの目
的物を得た。 赤外線吸収スペクトル ▲νKBr max▼:3560,174
5,1680cm-1 質量スペクトル(m/e):658(M+),640,538 核磁気共鳴スペクトル δ(CDC3)ppm: 3.39(s,3H,CH3 OCH2CH2)3.5〜3.7(m,4H,C2H,C17H,CH3OCH
2CH2) 4.2〜4.35(m,2H,CH2 CH 2OCOO) 4.65〜4.85(m,2H,C8CH2,C13H) さらに、13−ヒドロキシ−5−ケトミルベマイシンA
4、またはA4とA3の混合物と、相当する酸クロライド
とを、実施例2と同様に反応させ、次の実施例15から
26までの化合物が合成された。 ナミハダニに対する殺ダニ効力 ササゲ(Vigas alnemsis Savi)葉
に有機リン剤感受性ハダニ(Tetranychus
urticae.メス成虫)を30頭(/葉)接種し
た。接種1日後、100ppmに調製した薬液をミズホ
式回転散布塔にて7ml(/葉)散布処理を行った。試
験は2連制で試験を行い、散布後は25℃の恒温室内に
保存した。散布3日後に成虫の生死を調査した。その結
果を以下に示す。 The compound of the present invention exhibits acaricidal and insecticidal and anthelmintic activities, and exhibits an excellent controlling effect against various diseases caused by mites, plant pests or animal parasites. Next, the present invention will be described more specifically with reference to examples. Example 1. 13- (p-fluorophenoxy) acetyloxy-5
- keto milbemycin A 4 (R 1: C 2 H 5, R 2: n: 0) 1,3-dicyclohexylcarbodiimide (23 mg) and 13-hydroxy-5-ketomylbemycin A 4 (62 mg) were sequentially added to a methylene chloride solution (15 m) of p-fluorophenoxyacetic acid (17 mg), and finally, After adding a trace amount of 4-pyrrolidinopyridine to the mixture, the mixture was stirred at room temperature for 30 minutes. After the reaction, pass the reaction solution, pour the solution into water,
It was extracted with ethyl acetate. The extract was washed with water and saturated brine, dried over magnesium sulfate and concentrated, and the residue was purified by silica gel column chromatography to give 44 mg (yield 62%) of the title compound. Mass spectrum (m / e): 708 (M + ), 690 Nuclear magnetic resonance spectrum δ (CDC 3 ) ppm: 2.58 (m, 1H, C 12 H) 3.05 (dt, 1H, C 25 H, J = 3.1, 9.5Hz) 3.86
(s, 1H, C 7 OH) 4.01 (s, 1H, C 6 H) 4.59 (s, 2H, 5.06 (d, 1H, C 13 H, J = 10.3Hz) 6.53 (d, 1H, C 3 H, J = 1.5Hz) 6.
8~6.9 (m, 2H, C 6 H 4) 6.93~7.05 (m, 2H, C 6 H 4) Example 2. 13-(p-chlorobenzoyl) -5- keto milbemycin A 4 (R 1: C 2 H 5 , R 2 : n: 0) 13-hydroxy-5-ketomylbemycin A 4 (56 m
g) in benzene solution (2 m), pyridine (64 μ
) And p-chlorobenzoyl chloride (102μ)
Was added and the mixture was stirred at room temperature for 5 hours. After completion of the reaction, the reaction solution was poured into water and extracted with ethyl acetate. The extract was dried over anhydrous sodium sulfate, and after concentration, the residue was purified by silica gel column chromatography to obtain 37 mg (yield 53%) of the title compound. Mass spectrum (m / e): 694 (M + ), 676 Nuclear magnetic resonance spectrum δ (CDC 3 ) ppm: 2.86 (m, 1H, C 12 H) 3.18 (dt, 1H, C 25 H, J = 3, 9.5Hz) 3.67 ~
3.8 (m, 3H, C 2 H, C 7 OH, C 17 H) 3.98 (s, 1H, C 6 H) 5.3 (d, 1H, C
13 H, J = 10.6 Hz) 7.5 to 7.6 (m, 2H, C 6 H 4 ) 8.05 to 8.2 (m, 2H, C 6 H 4 ). Example 3. 13- (2-Furoyloxy) -5-ketomylbemycin A 4 (R 1 : C 2 H 5 , R 2 : n: 0) 13-hydroxy-5-ketomylbemycin A 4 (33
6 mg) and 2-furoyl chloride (313 mg) were reacted in the same manner as in Example 2 to obtain 181 mg of the target compound. Mass spectrum (m / e): 650 (M + ), 632,538,520 Nuclear magnetic resonance spectrum δ (CDC 3 ) ppm: 5.18 (d-1H, C 13 H, J = 10.6Hz) 5.4 ~ 5.6 (m, 3H, C 11 H, C 15 H, C 19 H) 5.85 to 5.95 (m, 2H, C 9 H, C 10 H) 6.5 to 6.65 (m, 2H, C 3 H, furan ring-H) 7.18 (m, 1H, Furan ring-H) 7.58 (m, 1H, furan ring-H) Example 4.1 13- (o-trifluoromethyl) benzoyloxy-
5-Ketomylbemycin A 4 (R 1 : C 2 H 5 , R 2 : n: 0) 13-hydroxy-5-ketomylbemycin A 4 (33
6 mg) and (o-trifluoromethyl) benzoyl chloride (500 mg) were reacted in the same manner as in Example 2 to obtain 270 mg of the target compound. Mass spectrum (m / e): 710 (M + -18), 610,520 Nuclear magnetic resonance spectrum δ (CDC 3 ) ppm: 5.22 (d, 1H, J = 10.6Hz), 5.4 ~ 5.6 (m, 3H, C 11 H, C 15 H, C 19 H) 5.85 to 5.95 (m, 2H, C 9 H, C 10 H) 6.55 (m, 1H, C 3 H) 7.55 to 7.85 (m, 4H, C 6 H 4 ) Example 5. 13- (pt-Butylbenzoyloxy) -5-ketomylbemycin A 4 (R 1 : C 2 H 5 , R 2 : n: 0) 13-hydroxy-5-ketomylbemycin A 4 (33
6 mg) and p-t-butylbenzoyl chloride (464
μ) was reacted in the same manner as in Example 2 to give the target compound 19
7 mg was obtained. Mass spectrum (m / e): 698 (M + -18), 636 Nuclear magnetic resonance spectrum δ (CDC 3 ) ppm: 1.34 (s, 9H, (C H 3 ) 3 CC 6 H 4 ) 5.20 (d, 1H , C 13 H, J = 10.3Hz),
5.4 ~ 5.55 (m, 3H, C 11 H, C 15 H, C 19 H) 5.8 ~ 5.95 (m, 2H, C 9 H, C
10 H) 6.55 (m, 1H, C 3 H) 7.45 ~ 7.55 (m, 2H, C 6 H 4 ) 7.9 ~ 8.1 (m,
2H, C 6 H 4 ) Example 6. 13-Phenylacetyloxy-5-ketomylbemycin A 4 + 3 (R 1 : C 2 H 5 and CH 3 , R 2 : , N: 0) 13-hydroxy-5-ketomylbemycin A 4 and A 3 mixture (A 4 : A 3 = 2.3: 1) (290 mg) and phenylacetyl chloride (0.28 m) were used as in Example 2. To give 262 mg of the target compound (A 4 derivative: A 3 derivative = 2, 4: 1). Mass spectrum (m / e): 656 (M + -18) and 642 (M + -1)
8), 520,506 Liquid Chromatography Rt: 4.97 (28.6%, A 3 derivative), 5.87 (68.5%), A 4 derivative), (Waters radial pack NOVA-PAK C 18 , 10% H 2 O-Me)
OH, 2 m / min, detector UV (254 nm)) Example 7. 13- (3-chloropropionyl) -5-ketomylbemycin A 4 + 3 (R 1 : C 2 H 5 and CH 3 , R 2 ::- CH 2 CH 2 C,
n: 0) 13-hydroxy-5-ketomylbemycin A 4 and A 3 mixture (A 4 : A 3 = 2, 3: 1) (200 mg) and 3-chloropropionyl chloride (0.14 m). The reaction was performed in the same manner as in 2, and the target compound 96 mg (A 4 derivative:
A 3 derivative = 2, 4: 1) was obtained. Mass spectrum (m / e): 646 (M + ) and 632 (M + ), 628,614 Example 8. 13- (2,2,2-trichloroethoxycarbonyloxy) -5-ketomylbemycin A 4 + 3 (R 1 : C 2 H 5 and C
H 3, R 2: -CH 2 CC 3, n: 1) 13- hydroxy-5-mixture of keto milbemycin A 4 and A 3 (A 4: A 3 = 2,3: 1) (496mg) and 2, 2,2-trichloroethyl chloroformate (0.51 m) was reacted in the same manner as in Example 2 to give 480 mg of the target compound (A
4 derivative: A 3 derivative = 2, 3: 1) was obtained. Mass spectrum (m / e): 730 (M + ) and 716 (M + ), 712,698 Nuclear magnetic resonance spectrum δ (CDC 3 ) ppm: 4.68 (d, 1H, C 8 CH 2 , J = 12Hz), 4.76 ( s, 2H, C 3 C CH 2 ) 4.81
(d, 1H, C 13 H , J = 10.6Hz) 4.83 (d, 1H, C 8 CH 2, J = 12Hz) Example 9 5-13-methoxycarbonyloxy-keto milbemycin A 4 + 3 (R 1 : C 2 H 5 and CH 3, R 2: CH 3 , n: 1) 13- hydroxy-5-mixture of keto milbemycin a 4 and a 3 (a 4: a 3 = 2,3: 1) (500mg) And methyl
Chloroformate (0.45 m) was reacted in the same manner as in Example 2 to obtain 380 mg of the target compound (A 4 derivative: A 3 derivative = 2, 3: 1). Mass spectrum (m / e): 614 ( M +) and 600 (M +), 598,584 nuclear magnetic resonance spectrum δ (CDC 3) ppm: 3.80 (s, 3H, CH 3 OCOO) 4.65~4.85 (m, 3H, C 8 CH 2, C 13 H ) example 10 13-ethoxycarbonyloxy-5-keto milbemycin D (R 1: i-C 3 H 7, R 2: C 2 H 5, n: 1) 13- hydroxy - 5-ketomilbemycin D (228
mg) and ethyl chloroformate (0.16 m) were reacted in the same manner as in Example 2 to obtain 205 mg of the target compound. Mass spectrum (m / e): 642 (M + ), 624,606,591,552,
534 Nuclear magnetic resonance spectrum δ (CDC 3 ) ppm: 4.15 to 4.25 (m, 2H, CH 3 CH 2 OCOO) 4.7 to 4.8 (m, 3H, C 8 CH 2 , C 13
H) Example 11 13-Ethoxycarbonyloxy-5-ketomylbemycin A 4 (R 1 : C 2 H 5 , R 2 : C 2 H 5 , n: 1) 13-hydroxy-5-ketomylbemycin A 4 (28
5 mg) and ethyl chloroformate (0.20 m) were reacted in the same manner as in Example 2 to obtain 301 mg of the target compound. Mass spectrum (m / e): 628 (M + ), 610 Example 12 13- (2,2-Dimethyl-1,3-dioxolan-4-ylmethoxycarbonyloxy) -5-ketomylbemycin A 4 + 3 ( R 1 : C 2 H 5 and CH 3 , R 2 : , N: 1) 13-hydroxy-5-ketomylbemycin A 4 and A 3 mixture (A 4 : A 3 = 2, 3: 1) (500 mg) and 2,2-dimethyl-1,3-dioxolane-4. -Ylmethyl chloroformate (1.2 g) was reacted in the same manner as in Example 2,
550 mg of target compound (A 4 derivative: A 3 derivative = 2, 3:
1) was obtained. Mass spectrum (m / e): 714 (M + ) and 700 (M + ), 696,682 Example 13. 13-Benzyloxycarbonyloxy-5-ketomylbemycin A 4 + 3 (R 1 : C 2 H 5 and CH 3 R 2 : n: 1) 13-hydroxy-5-mixture of keto milbemycin A 4 and A 3 (A 4: A 3 = 2,3: 1) (256mg) and similarly with benzyl chloroformate (654 mg) and Example 2 233 mg of the desired product (A 4 derivative: A 3 derivative = 2,
3: 1) was obtained. Mass spectrum (m / e): 690 (M + ) and 676 (M + ) Nuclear magnetic resonance spectrum δ (CDC 3 ) ppm: 4.7 to 4.85 (m, 3H, C 8 CH 2 , C 13 H) 5.11 (D, 1H, J = 12.1 Hz) 5.18 (d, 1H, J = 12.1Hz) 7.38 (m, 5H, C 6 H 5) Example 14 13- (2-methoxyethoxy carbonyloxy) -5
- keto milbemycin A 4 (R 1: C 2 H 5, R 2: -CH 2 CH
2 OCH 3 , n: 1) 13-hydroxy-5-ketomylbemycin A 4 (27
8 mg) and 2-methoxyethyl chloroformate (0.
23m) was reacted in the same manner as in Example 2 to obtain 182 mg of the desired product. Infrared absorption spectrum ▲ ν KBr max ▼: 3560,174
5,1680 cm -1 Mass spectrum (m / e): 658 (M + ), 640,538 Nuclear magnetic resonance spectrum δ (CDC 3 ) ppm: 3.39 (s, 3H, CH 3 OCH 2 CH 2 ) 3.5 to 3.7 (m, 4H, C 2 H, C 17 H, CH 3 O CH
2 CH 2 ) 4.2 to 4.35 (m, 2H, CH 2 CH 2 OCOO) 4.65 to 4.85 (m, 2H, C 8 CH 2 , C 13 H) Furthermore, 13-hydroxy-5-ketomylbemycin A
4 , or a mixture of A 4 and A 3 and the corresponding acid chloride were reacted in the same manner as in Example 2 to synthesize the compounds of Examples 15 to 26 below. Acaricidal efficacy against spider mites (Tigernychus), which is susceptible to organophosphorus agents on the leaves of cowpea (Vigas alnemis Savi)
urticae. 30 females (/ female) were inoculated. One day after the inoculation, 7 ml (/ leaf) of the chemical solution adjusted to 100 ppm was sprayed in a Mizuho rotary spray tower. The test was conducted in a two-series system, and after spraying, it was stored in a thermostatic chamber at 25 ° C. Three days after the spraying, the life and death of adults were examined. The results are shown below.
Claims (1)
またはsec−ブチル基を示す。nは0または1を示す。
R2は、それ自体が1ないし18個の炭素原子を有する
直鎖状、分枝鎖状または環状のアルキル基、それ自体が
7ないし9個の炭素原子を有するアラルキル基、それ自
体が2ないし6個の炭素原子を有するアルケニルまたは
アルキニル基、フェニル基、または少なくとも1個の酸
素、硫黄もしくは窒素原子を含み、環原子数が4ないし
10である複素環基であり、R2で表される上記の基
は、アルキル、アルコキシ、アルコキシアルキル、アル
コキシカルボニル、ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキ
シ、カルボキシ、アミノ、モノもしくはジアルキルアミ
ノ、アシルアミノ、シアノ、カルバモイル、モノもしく
はジアルキルカルバモイル、メルカプト、アルキルチ
オ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ニト
ロ、フェノキシ、ハロフェノキシまたは少なくとも1個
の酸素、硫黄もしくは窒素原子を含む5もしくは6員環
の複素環基から選ばれる置換基を少なくとも1個有して
いてもよく(ただし、アルキル、アルコキシアルキルも
しくはハロアルキル置換分は、R2がアルキル基、アル
ケニル基またはアルキニル基である場合は除かれる)、
当該置換基が炭素原子を有する場合はその数は1ないし
6個である。1. A compound having the following general formula: (In the formula, R 1 is a methyl group, an ethyl group, an isopropyl group,
Alternatively, it represents a sec-butyl group. n represents 0 or 1.
R 2 is a linear, branched or cyclic alkyl group having 1 to 18 carbon atoms per se; an aralkyl group having 7 to 9 carbon atoms per se; An alkenyl or alkynyl group having 6 carbon atoms, a phenyl group or a heterocyclic group containing at least one oxygen, sulfur or nitrogen atom and having 4 to 10 ring atoms, represented by R 2. The above groups are alkyl, alkoxy, alkoxyalkyl, alkoxycarbonyl, haloalkyl, halogen, hydroxy, carboxy, amino, mono- or dialkylamino, acylamino, cyano, carbamoyl, mono- or dialkylcarbamoyl, mercapto, alkylthio, alkylsulfinyl, alkylsulfonyl. , Nitro, phenoxy, ha It may have at least one substituent selected from phenoxy or a 5- or 6-membered heterocyclic group containing at least one oxygen, sulfur or nitrogen atom (provided that an alkyl, alkoxyalkyl or haloalkyl substituent is , R 2 is an alkyl group, an alkenyl group or an alkynyl group).
When the substituent has a carbon atom, the number thereof is 1 to 6.
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JPS6230783A JPS6230783A (en) | 1987-02-09 |
JPH064635B2 true JPH064635B2 (en) | 1994-01-19 |
Family
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Family Applications (1)
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-
1986
- 1986-03-10 JP JP5163386A patent/JPH064635B2/en not_active Expired - Lifetime
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JPS6230783A (en) | 1987-02-09 |
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