JPH0645560U - デバイダー - Google Patents
デバイダーInfo
- Publication number
- JPH0645560U JPH0645560U JP8853592U JP8853592U JPH0645560U JP H0645560 U JPH0645560 U JP H0645560U JP 8853592 U JP8853592 U JP 8853592U JP 8853592 U JP8853592 U JP 8853592U JP H0645560 U JPH0645560 U JP H0645560U
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- tightening
- divider
- plate
- partition
- mounting
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 陳列棚に段差や斜面がある場合でも商品相互
が混合されることなく、確実に仕切ることのできるデバ
イダーを提供することを目的とする。 【構成】 長手方向の両端部に取付孔11を有し、長手
方向の一辺に取付部12を有する複数の仕切板10と、
取付部12に着脱自在に装着され仕切板10の長手方向
に摺動自在な固定台20と、取付孔11を介して仕切板
10同士を連結する締付部材30とからなる。
が混合されることなく、確実に仕切ることのできるデバ
イダーを提供することを目的とする。 【構成】 長手方向の両端部に取付孔11を有し、長手
方向の一辺に取付部12を有する複数の仕切板10と、
取付部12に着脱自在に装着され仕切板10の長手方向
に摺動自在な固定台20と、取付孔11を介して仕切板
10同士を連結する締付部材30とからなる。
Description
【0001】
本考案は、量販店等の商品陳列棚上で商品を仕切るためのデバイダーに関する 。
【0002】
従来、商品陳列棚を仕切るには、ステンレスやプラスチックの板を断面L字型 に折り曲げたデバイダーが用いられている。このようなデバイダーは、L字型の 底面部に商品をのせた状態で使用され、商品の重量によりデバイダーが動かない よう固定されるものである。
【0003】
ところが近年、商品陳列に対する関心も高まり、顧客にアピールする展示、顧 客が買いやすい展示が工夫されるようになってきた。そのような中で、棚の奥に 位置する商品が良く見えるように、また、そのような商品に手が届きやすいよう に、階段状の段差をつけた陳列棚が用いられたり、また、特に野菜などの生鮮食 料品売り場にあっては、野菜を斜めに立てかけて陳列できるように、段差間に大 きな斜面部を設けた陳列棚も使用されている。
【0004】 しかしながら、このような段差を有する陳列棚は、いずれも従来のデバイダー で仕切るには問題がある。すなわち、階段状の段差をつけた陳列棚では各段の奥 行きに合わせた短いデバイダーを用いるほかなく、短いデバイダーが多数必要と なって煩雑となる。また、かかる短いデバイダーはL字型の底面部に載せられる 商品が少ないため棚上で動き易いという欠点もある。さらに、段差部に斜面を設 けた陳列棚では、斜面に立てかけたデバイダーが商品と一緒に傾いたり倒れたり して、全く仕切板としての用をなさないという問題点もあった。
【0005】 本考案は上記問題点に鑑みてなされたもので、陳列棚に段差や斜面がある場合 でも商品相互が混合されることなく、確実に仕切ることのできるデバイダーを提 供することを目的としている。
【0006】
上記目的を達成するために本考案のデバイダーは、長手方向の両端部に連結長 さと段差が調節自在な取付孔を有し、長手方向の一辺に取付部を有する複数の仕 切板と、前記仕切板の前記取付部に着脱自在に装着され、前記仕切板の長手方向 に摺動自在な固定台と、前記取付孔を介して前記仕切板同士を連結する締付部材 とから構成することとした。
【0007】 この場合において、前記取付部は前記仕切板の一辺に沿って形成された凹溝と して構成し、該凹溝の終端には突起部を設けるようにするとよい。
【0008】 そして、前記締付手段としては、脚部の端面に略長方形の締付板を設けてなる 締付ボルトと、前記締付ボルトの締付板を挿通する方形孔と該方形孔に直交する 位置に形成された嵌入部とを有する締付ナットと、を組み合わせるようにすると よい。
【0009】
上記構成からなる本考案のデバイダーでは、複数の仕切板相互を伸縮および高 低の調節をした後締付部材で締付けることにより平面状あるいは階段状の商品陳 列棚上の商品が陳列棚の面に応じて仕切られる。固定台は仕切板を陳列棚上に垂 直に保持する台として働き、また締付部材は仕切板相互の連結角度を調節自在に 連結する。
【0010】 また、凹溝内に設けた微小突起部は、摺動する固定台が不用意にはずれないよ うに、しかも、ある程度の力を加えれば無理なくはずせるように、適度の抵抗を 付与する手段として働く。
【0011】 そして、上記締付ボルトと締付ナットについては、締付ボルトの締付板を締付 ナットの方形孔に挿通し直角にひねることにより、締付ナットの嵌入部に締付ボ ルトの締付板が嵌入し、使用中のゆるみを防止するように働く。
【0012】
以下、添付図面を参照して本考案に係るデバイダーの実施例を説明する。図1 はデバイダーの使用態様の一例を示す斜視図、図2は他の使用態様を示す斜視図 である。図示のように、このデバイダーは、仕切板10に固定台20を取り付け て陳列棚40上に直立させ、これを複数用意して、各々を締付部材30により連 結したものとなっている。
【0013】 まず、仕切板10について、図3により説明する。仕切板10は透明アクリル 板を長方形ないし短冊形状に打ち抜いたもので、長手方向の両端部には取付孔1 1が設けられている。この取付孔11は、T字を横倒した形状となっており、後 述する締付ボルト31の取付位置が自由に変更できるものである。また、仕切板 10の一辺には凹溝13が形成され、凹溝13の左右両側の終端には図3(c) に示す如く突起14が設けられ、全体として取付部12を構成している。なお、 凹溝13は仕切板10の両面に形成されているが、突起14は一方の面の凹溝内 にのみ設けられている。
【0014】 次に、固定台20について、図4により説明する。固定台20は前記仕切板1 0を垂直に支持するスタンドとして働くもので、2つの係合片21により仕切板 10を挟着支持するようになっている。そして係合片21の対向面には凸部22 が設けられ、これが仕切板10の凹溝13に嵌合するようになっている。これに より固定台20を仕切板10に対して摺動させて任意の取付位置を選ぶことがで きる。そして、固定台20を仕切板10の端にまでスライドさせると、凹溝13 内の突起部14が凸部22に当接するので、固定台20が不用意にはずれること はなく、しかも、これに抗してある程度の力を加えれば無理なくはずせるように なっている。以上のように、固定台20は仕切板10の長手方向に摺動自在に、 かつ着脱自在に装着されている。
【0015】 次に、締付部材としての締付ボルト31の締付ナット36を図5及び図6によ り説明する。即ち、図1及び図2中の締付部材30は締付ボルト31と締付ナッ ト36との組み合わせからなるものである。締付ボルト31は、適度な弾力性を 有する合成樹脂により作られており、円柱状の脚部34の上端面には円板状の頭 部32が、下端面には略長方形の締付板35が一体に形成されたものである。頭 部32の上面には締付ボルト31を回動操作するための、つまみ33が設けられ ている。
【0016】 一方、締付ナット36は、中央に方形孔37を開けた円板状のもので、方形孔 37は締付ボルト31先端の締付板35と同一形状で若干大きめの開口になって いる。そして、この方形孔37に締付板35を挿通し、締付ボルト31を直角に ひねることにより両者の間に挟んだ2枚の仕切板10を締め付けることができる 。また、締付ナット36には直角にひねった締付板35が嵌入する浅溝からなる 嵌入部38が形成されているので、通常のボルトナットと異なり、使用中に仕切 板10を相対的に回動させてもゆるみが発生することはない。
【0017】 以上の構成からなる本実施例のデバイダーを使用する場合には、図1に示す如 く、1対の仕切板10,10に固定台20,20を取り付けて陳列棚40上に直 立させ、これらを締付部材30により連結する。このとき、棚の段差に応じて2 枚の仕切板10を上下にずらしても、取付孔11がT字状になっているので、締 付ボルト31により締付可能となっている。
【0018】 また、本実施例のデバイダーは、図2に示すように用いてもよい。即ち、3枚 の仕切板10・・・を連結し、中央の仕切板を段差間の斜面に沿って配置すれば 、野菜棚のように段差間に大きな斜面部を設けた陳列棚40をも仕切ることがで きる。さらに、取付孔11がT字状になっているので、仕切板10・・・同士を 長さ方向に調整することもできる。
【0019】 なお、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、例えば仕切板の材質と してはステンレス等の金属を用いてもよいことは言うまでもない。また、上記実 施例では、T字を横倒しにした形状の取付孔を設けたが、円弧状に湾曲した長孔 を設けたり、まっすぐな長孔を斜めに設けても同様の効果が得られる。
【0020】
以上説明したように本考案のデバイダーによれば、複数の仕切板を角度調整自 在に連結したので、段差のある陳列棚や斜面のある陳列棚をも確実に仕切ること ができる。また、仕切板に対して固定台が摺動自在および着脱自在となっている ので、商品の陳列状況に応じて仕切板の最適な配置が可能であり、かつ両者を分 解することにより洗浄や運搬に便利となる。そして、仕切板における固定台を取 り付ける凹溝に突起部を設ければ、固定台が仕切板から不用意にはずれることは なく、しかも必要があれば簡単にはずすこともできる。さらに、締付部材として 締付ボルトの締付板を嵌入する嵌入部を有する締付ナットと、一端に締付板が形 成された締付ボルトを用いれば、仕切板の連結分解がワンタッチで便利なばかり か、使用中に仕切板相互の角度調整を行っても締付がゆるむことがない。
【図1】本考案によるデバイダーの使用状態の一例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】本考案によるデバイダーの他の使用状態を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図3】仕切板を示す正面図(a)、一部拡大右側面図
(b)、一部拡大断面図(c)である。
(b)、一部拡大断面図(c)である。
【図4】固定台を示す平面図(a)、側面図(b)、正
面図(c)である。
面図(c)である。
【図5】締付ボルトを示す正面図(a)、側面図
(b)、底面図(c)である。
(b)、底面図(c)である。
【図6】締付ナットを示す正面図(a)、側面図
(b)、背面図(c)、正面図のA−A断面図(d)、
正面図のB−B断面図(e)である。
(b)、背面図(c)、正面図のA−A断面図(d)、
正面図のB−B断面図(e)である。
10・・・仕切板 31・・・締付
ボルト 11・・・取付孔 34・・・脚部 12・・・取付部 35・・・締付
板 13・・・凹溝 36・・・締付
ナット 14・・・微小突起部 37・・・方形
孔 20・・・固定台 38・・・嵌入
部 30・・・締付部材
ボルト 11・・・取付孔 34・・・脚部 12・・・取付部 35・・・締付
板 13・・・凹溝 36・・・締付
ナット 14・・・微小突起部 37・・・方形
孔 20・・・固定台 38・・・嵌入
部 30・・・締付部材
Claims (3)
- 【請求項1】 長手方向の両端部に連結長さと段差が調
節自在な取付孔を有し、長手方向の一辺に取付部を有す
る複数の仕切板と、前記仕切板の前記取付部に着脱自在
に装着され、前記仕切板の長手方向に摺動自在な固定台
と、前記取付孔を介して前記仕切板同士を連結する締付
部材とからなるデバイダー。 - 【請求項2】 前記取付部が前記仕切板の一辺に沿って
形成された凹溝からなり、該凹溝の終端には微小突起部
が設けられていることを特徴とする請求項1記載のデバ
イダー。 - 【請求項3】 前記締付手段が、脚部の端面に略長方形
の締付板を設けてなる締付ボルトと、前記締付ボルトの
締付板を挿通する方形孔と該方形孔に直交する位置に形
成された嵌入部とを有する締付ナットと、の組み合わせ
からなることを特徴とする請求項1及び2いずれか記載
のデバイダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992088535U JPH08924Y2 (ja) | 1992-12-02 | 1992-12-02 | デバイダー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992088535U JPH08924Y2 (ja) | 1992-12-02 | 1992-12-02 | デバイダー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0645560U true JPH0645560U (ja) | 1994-06-21 |
JPH08924Y2 JPH08924Y2 (ja) | 1996-01-17 |
Family
ID=13945537
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992088535U Expired - Lifetime JPH08924Y2 (ja) | 1992-12-02 | 1992-12-02 | デバイダー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08924Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6331655U (ja) * | 1986-08-14 | 1988-03-01 |
-
1992
- 1992-12-02 JP JP1992088535U patent/JPH08924Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6331655U (ja) * | 1986-08-14 | 1988-03-01 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08924Y2 (ja) | 1996-01-17 |
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