JPH0645420U - 果実収穫用上着 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】果実の収穫時に着用することで、両手で自由に
作業ができることから高 い所での作業等においての
安全性、また疲労軽減及び作業の能率向上を目的 に
した果実収穫用上着である。 【構成】果実収穫時一般の上着と同様に着用し、収穫し
た果実をリング２より袋 １をへて大袋４に収穫した
果実を蓄えておき、取り出す時はチヤック５を開 い
て取り出すことができる。

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は果実等の収穫時に着用し、収穫時の作業の向上性、安全性、また疲 労軽減を目的にした果実収穫用上着である。 従来、果実等の収穫作業は収穫した果実を入れる籠等を片手で持ち、脚立等の 上で両手を放した状態の作業が主であり、安全性、作業性の面から見ても決して 好ましいものではなかつた。 本考案は、収穫した果実等を入れる籠を必要とせず、両手を開放した状態で作 業ができるため、脚立等の上での作業はバランスがとりやすく安全性、作業性の 向上、また疲労軽減を目的に考案されたもので、これを図面によつて説明すれば 、 イ． 作業着のソデの部分に袋１を取り付け、大袋４とつないである。 ロ． 袋１の先端には収穫した果実が入りやすい様にリング２を縫い込んである 。 ハ． リング２の部分（指側）には指が入るリング３を取り付ける。 ニ． 袋１の元側は収穫した果実等を集積するための大袋４と，収穫した果実の 通すための袋で連結しておく。 ホ． 大袋４の下側には集積した果実を取り出すためのチャック５を取り付ける 。 本案は以上の構成であるから、これを使用せんとするときは、果実収穫用上着 を身体に着用しソデ先端のリング２に付いた小リング３を中指等に差入れ、収穫 しようとする果実に押し付け、そのまま他の指でもぎ取った果実を袋１の中に入 れる。収穫した果実は、手を上げれば果実はそのまま自重で大袋４に入り集積さ れる。また集積した果実を取り出すときは大袋４の下側にあるチャック５を開け れば取り出すことができる。

【図面の簡単な説明】 添付の図は本考案の斜図である。図中の番号１はソデの
部分の袋、２はリング、３は指を入れる小リング、４は
集積用の大袋、５は集積した果実の取り出し用チャック
を表す。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 イ． 作業着のソデの部分に収穫果実の通る袋状の布を
   つける。 ロ． スソの部分には収穫した果実を集積するための袋
   を取り付け、その下側には、集積した果実を取り出すた
   めのチャックを取り付ける。 ハ． ソデに取り付けた袋状の先端には収穫した果実が
   入りやすいようにリング状のガイドを縫いつける。 ニ． ソデの袋とスソの袋は収穫した果実が通るよう袋
   状の布でつないでおく。