JPH0644931A - 阻止電位型エネルギー分析器 - Google Patents

阻止電位型エネルギー分析器

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JPH0644931A
JPH0644931A JP4214690A JP21469092A JPH0644931A JP H0644931 A JPH0644931 A JP H0644931A JP 4214690 A JP4214690 A JP 4214690A JP 21469092 A JP21469092 A JP 21469092A JP H0644931 A JPH0644931 A JP H0644931A
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JP
Japan
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grid
energy
energy analyzer
voltage
ions
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Application number
JP4214690A
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Inventor
Kei Ikeda
圭 池田
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Canon Anelva Corp
Original Assignee
Anelva Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 グリッド表面近傍の電位分布を改善して、エ
ネルギー分析の精度及び分解能を改善する。 【構成】 トップグリッド10を接地電位とし、セカン
ドグリッド12とラストグリッド16には負の電圧を印
加する。サードグリッド14には正の電圧を印加し、こ
の電圧を変化させてイオンの通過量の変化を測定するこ
とにより、イオンのエネルギー分布を測定することがで
きる。各グリッドは、厚さが0.01mmの金属板に多
数の貫通孔をあけて形成したものである。これにより、
従来のワイヤで編んだメッシュグリッドと比較して、グ
リッド表面近傍における電位分布が均一化し、その結
果、エネルギー分布の精度と分解能が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラズマや荷電ビ−ム
に含まれる荷電粒子のエネルギ−を測定するためのエネ
ルギ−分析器に関し、特に、グリッドに印加する直流電
圧を変化させて、グリッドを通過する荷電粒子による電
流の変化を検出することにより、荷電粒子のエネルギ−
を分析する、いわゆる阻止電位型エネルギ−分析器に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、薄膜処理装置等で生成されるプラ
ズマや荷電ビ−ムの中の正又は負の荷電粒子のエネルギ
−を測定するために、阻止電位型のエネルギ−分析器が
利用されてきた。この阻止電位型エネルギ−分析器で
は、測定したい荷電粒子に対してハイパスフィルタ−と
なるメッシュグリッドを設け、このグリッドに印加する
直流電圧を変化させて、通過した電流値の変化率を求め
ることにより、荷電粒子のエネルギ−分布を求めること
ができる。
【0003】荷電粒子のエネルギ−を求めるために提案
されてきた従来の阻止電位型エネルギ−分析器では、ワ
イヤを編んで構成したメッシュグリッドをオリフィスに
張り付けてグリッド電極としていた。使用されるメッシ
ュの粗さは、例えば#400のように表され、これは、
1インチ当たり400本のワイヤが並んでいる。そし
て、上記メッシュ粗さとワイヤの線幅とによってメッシ
ュの開口寸法が定まる。
【0004】エネルギ−分析器で使用するメッシュグリ
ッドを選ぶ際は、測定対象のプラズマや荷電ビ−ムのデ
バイ長さを考慮することによって、グリッドの開口寸法
の最大値をどれぐらいにしたらよいか見積もることがで
きる。例えば、ドライエッチング装置に利用されている
比較的高密度のプラズマの1つとして知られているEC
Rプラズマを例にして説明すると次のようになる。この
プラズマの電子温度を5eV、電子密度を1×1011
/cm3と仮定すると、デバイ長さは0.053mmと
なる。阻止電位型のエネルギ−分析においては、メッシ
ュグリッドの開口幅はデバイ長さの2倍よりも短い必要
がある。さらに、開口部の空間の電位にたわみが生じ
て、そこからプラズマがしみ出す可能性があることを考
慮すると、現実には、デバイ長さと同程度以下の開口幅
とするのが好ましい。そのためには#400程度のメッ
シュ(ワイヤの線幅が0.03mmの場合、開口幅は
0.0335mm)が必要なことがわかる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】通常の薄膜処理装置や
半導体製造装置で利用するプラズマは、基板処理を行な
う上で、イオンのエネルギ−を測定、制御する必要があ
り、最近では1eV程度の精度と分解能が要求されはじ
めている。ところが、実際には、通常用いられているワ
イヤを編んだメッシュグリッドの場合、分析器の精度、
及び分解能(すなわちエネルギ−分布の半値幅)は、お
よそ2〜3eVであり、十分な性能を満足してはいな
い。
【0006】現在使用されているメッシュグリッドは、
ワイヤを編んで作られているために、電位分布の不均一
性を生じており、そのためにエネルギ−分析器の性能を
悪くしていることが考えられる。
【0007】本発明の目的は、グリッド表面近傍の電位
分布を改善して、エネルギー分析の精度及び分解能を改
善した阻止電位型エネルギ−分析器を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る阻止電位型
エネルギ−分析器は、グリッドに印加する直流電圧を変
化させて、グリッドを通過する荷電粒子による電流の変
化を検出することにより、荷電粒子のエネルギ−を分析
する阻止電位型エネルギ−分析器において、前記グリッ
ドを、金属の薄い板に多数の貫通孔をあけて形成したも
のである。
【0009】グリッドの貫通孔の断面寸法は、測定すべ
きプラズマや荷電ビームに含まれる荷電粒子のデバイ長
さのオーダーにするのが好ましいので、その寸法は、例
えば0.1mm以下になるのが普通である(もちろん、
測定すべき荷電粒子のデバイ長さに依存するが)。ま
た、貫通孔の厚さ(すなわち金属の薄い板の厚さ)は、
できるだけ薄くするのが好ましく、少なくとも貫通孔の
断面寸法よりは薄い方が好ましい。したがって、グリッ
ドを構成する「金属の薄い板」の厚さは、例えば0.1
mm以下となる。貫通孔の断面形状は、円形や矩形など
任意の形状とすることができる。
【0010】グリッドは、金、白金、銅、タンタル、タ
ングステン、モリブデン、およびステンレス鋼からなる
群から選ばれたいずれか一つの材質で形成するのが好ま
しい。
【0011】
【作用】本発明に係る阻止電位型エネルギ−分析器で
は、金属の薄い板に多数の貫通孔をあけた形状であるた
めに、ワイヤで編んだメッシュグリッドと比較して、グ
リッド表面近傍における電位分布が均一化し、その結
果、エネルギー分析の精度と分解能が向上する。
【0012】
【実施例】図1は本発明の一実施例の構成図である。こ
のエネルギー分析器は、プラズマ20中のイオン(すな
わち正の荷電粒子)のエネルギーを分析するためのもの
であり、4個のグリッド10、12、14、16を備え
ている。これらグリッドは、それぞれ、トップグリッド
10、セカンドグリッド12、サードグリッド14、ラ
ストグリッド16と呼ぶことにする。各グリッドは電極
板18に形成されたオリフィス(円形の貫通孔)に張り
付けられている。グリッド相互の間隔は、プラズマ20
中のイオンの平均自由行程の数分の1以下が好ましく、
例えば、圧力が1×10-3Torr程度の時、平均自由
行程は数cmであり、グリッド間隔は数mmから10m
m程度が望ましい。もし対象としているプラズマ20が
1×10-3Torrよりも高い圧力のもとで生成されて
いる場合は、差動排気を行なってエネルギ−分析器の内
部の圧力を1×10-3Torr以下にして測定を行な
う。図1ではプラズマ20を生成するための装置は省略
してある。4個のグリッドを通過したイオンはファラデ
ーカップ22で捕捉され、イオンの全体の通過量が電流
計24で測定される。
【0013】図2は、トップグリッド10の一部を拡大
して示した斜視図である。このグリッド10は厚さが
0.01mmの金属板26に多数の貫通孔28を形成し
たものである。貫通孔28の断面は一辺が0.0335
mmの矩形であり、隣り合う貫通孔28の間の距離は
0.03mmである。したがって、貫通孔28は縦横方
向に0.0635mmのピッチで開けられている。この
グリッド10は、ワイヤ寸法が0.03mmで#400
の粗さのメッシュグリッドと光学的に同等の開口割合及
び開口形状を備えている。このグリッド10を直径3m
mのオリフィスに張り付けてある。他のグリッド12、
14、16についても同じ構造である。
【0014】図2に示した形状のグリッドは次のように
して作ることができる。まず、基板の上にメッキや真空
蒸着によって金属膜を厚さ0.01mmに堆積する。次
にエッチングによって金属膜に多数の貫通孔を開ける。
最後に、基板だけを溶かして金属の薄い板を得る。グリ
ッドに使うことのできる金属の材料としては、測定する
プラズマやビ−ムに対して耐熱性があり、かつ低抵抗、
高熱伝導であることが望まれる。また、ガスに活性なも
のを用いた場合には、耐腐食性を持つものが望まれる。
これらの要求を一部でも満たす材料としては、金、白
金、銅、タンタル、タングステン、モリブデン、ステン
レス鋼が好ましい。なお、特に磁場中で測定を行なう場
合は、非磁性の材料を選ぶことが望ましい。
【0015】次に、図1を参照して、プラズマ20中の
イオンのエネルギーを分析するときの動作を説明する。
エネルギ−分析器内部の圧力が所定の圧力以下の状態に
おいて、トップグリッド10は接地電位とし、セカンド
グリッド12とラストグリッド16には直流電源30か
ら負の電圧(例えばマイナス60V)を印加する。サー
ドグリッド14には可変電圧直流電源32から正の電圧
を印加する。この電圧を変化させてイオンの通過量の変
化を測定することによりイオンのエネルギー分布を測定
することができる。
【0016】次に、各グリッドの働きを説明する。トッ
プグリッド10は、エネルギ−分析器内部にプラズマ2
0が漏れてくるのを防ぐ役割を果たす。セカンドグリッ
ド12は、プラズマ20中の電子をリタード(阻止)す
るためのものであり、したがって、電子のエネルギ−よ
りも絶対値の大きなマイナス電位が必要である。例え
ば、通常のドライエッチング装置におけるプラズマに対
しては、絶対値が60Vよりも大きなマイナス電位とす
るのが望ましい。ラストグリッド16は、サ−ドグリッ
ド14を通過してきたイオンがグリッドに衝突した時に
発生した2次電子や、ファラデ−カップ22に衝突した
時に発生した2次電子をリタ−ドするために置かれてい
る。サ−ドグリッド14に印加する電圧は、トップグリ
ッド10とセカンドグリッド12を通過してきたイオン
に対してハイパスフィルタ−として働く。すなわち、サ
ードグリッド14に印加した電圧よりも大きなエネルギ
ーをもったイオンだけがサードグリッド14を通過する
ことになる。最後に、4個のグリッドを通過してファラ
デ−カップ22に入射してきたイオンの電流値を電流計
24で測定する。そして、サードグリッド14に印加す
る電圧を変化させてイオン電流値の変化を測定し、その
変化率を求めることにより、イオンのエネルギ−分布を
知ることができる。
【0017】図3は、図1のエネルギ−分析器の性能評
価に用いたイオン源の構成図である。このイオン源は熱
陰極型イオン源である。このイオン源は、絶縁物で作ら
れた容器34の中に巻かれたフィラメント36に数Aの
電流を流して、フィラメント表面から放出された熱電子
によって生成されたプラズマ38を、絶縁スペーサ41
を介した2枚の電極40、42により引き出すことによ
って、アルゴンのイオンビ−ムを得るものである。
【0018】このイオン源の動作は次の通りである。イ
オン源を内部に設置した図示しない真空容器に、図示し
ないガス導入機構よりアルゴンガスを流し、前記真空容
器内部の圧力を、およそ1×10-3Torrに保つ。次
に電源44より数Aの電流をフィラメント36に流し、
容器34内に設置されたフィラメント36の表面から十
分な熱電子を放出させる。そして、放電電源46を動作
させることにより、容器34内にアルゴンプラズマ38
を発生させる。この時、アルゴンプラズマ38の電位
は、加速電源48により制御され、内部電極40のオリ
フィスから染み出したアルゴンプラズマのみが、接地電
位にされた外部電極42との間で加速され、アルゴンの
イオンビ−ムとなって外部電極42のオリフィスから引
き出される。この時、アルゴンプラズマ38のエネルギ
−は、加速電源48の電圧に、フィラメント36の表面
から放出される熱エネルギ−(約0.2eV)を加えた
値となり、ほぼ加速電源48の加速電圧に等しくなる。
また、染み出たイオンのみを加速、引出した結果、イオ
ンのエネルギ−が揃ったビ−ムが得られ、そのエネルギ
−分布の半値幅は、イオン源の構成条件を良くした場合
では1eV以下となる。このようなエネルギーの揃った
イオンビームを利用してエネルギ−分析器の評価を行な
った。
【0019】図4は、サ−ドグリッド14に印加した電
圧Vg3を変化させたときの、ファラデ−カップ22で測
定されたイオン電流値Icを示す。電圧Vg3を上げるに
つれて、その電位を乗り越えられないエネルギ−を持っ
たイオンの通過が阻止され、その結果として電流値が減
少する。
【0020】図5は、図4における変化率△Ic/△V
g3をプロットしたものであり、これにより、サ−ドグリ
ッド14を通過してファラデ−カップ22に入射するイ
オンのエネルギ−分布が示される。使用したイオン源に
関する上述の説明からわかるように、イオンの持つエネ
ルギ−分布は、図3の加速電源48の加速電圧Vacの値
をピ−クにしてその両側に広がった分布を持つと考えら
れるから、加速電圧Vacの値と、図5のエネルギ−分布
のピーク電圧Vpとを比較することにより、エネルギ−
分析器の精度を評価することができる。また、エネルギ
−分布の半値全幅FWHM(full width at half maxim
um)を求めることにより、エネルギー分析器の分解能を
評価することができる。
【0021】図6は、エネルギー分析器の精度を評価す
るグラフであり、横軸に熱陰極型イオン源の加速電圧V
acを、縦軸にイオンエネルギ−分析器で得られたイオン
エネルギ−分布のピ−ク値Vpと熱陰極型イオン源の加
速電圧Vacとの差を示す。このグラフでは、従来のグリ
ッドを使用した場合と本実施例のグリッドを使用した場
合を比較しており、従来のグリッドとしては0.03m
mのワイヤを編んで作った#400の粗さのメッシュグ
リッドを使用した。この従来のグリッドをワイヤグリッ
ドと呼ぶことにし、本実施例で使用したグリッドを板状
グリッドと呼ぶことにする。図6において、ワイヤグリ
ッドと板状グリッドを比較すると、どちらも、加速電圧
acを上げるとVp−Vacの値がわずかではあるが大き
くなる傾向がある。しかしながら、Vp−Vacの絶対値
は、板状グリッドの方が非常に小さく、およそ1eVで
ある。すなわち、本実施例でのエネルギ−分析器では、
板状グリッドを用いた結果、エネルギーが100eV程
度のイオンに対して約1eVの精度でエネルギー測定が
可能であることがわかる。
【0022】図7は、エネルギー分析器の分解能を評価
するグラフであり、横軸に熱陰極型イオン源の加速電圧
acを、縦軸にイオンエネルギ−分析器で得られたイオ
ンエネルギ−分布の半値幅FWHMを示す。このグラフ
から、板状グリッドではFWHMが1V程度に収まって
いることがわかる。使用した熱陰極型イオン源でのイオ
ンエネルギ−分布の広がりは、上述の通り1eV以下と
考えられることから、板状グリッドの場合は、ほぼ元の
エネルギ−分布を再現していると考えられる。これに対
して、ワイヤグリッドではFWHMが2V以上になって
おり、加速電圧Vacの増加に伴うFWHMの増加の度合
も、板状グリッドの場合と比較して大きくなっている。
したがって、ワイヤグリッドを使用したものはエネルギ
−分析器としての分解能が板状グリッドを使用したもの
より悪化していることがわかる。
【0023】以上説明したように、図6と図7に示した
評価結果により、エネルギ−分析器としての性能は、精
度の点でも分解能の点でも、ワイヤグリッドよりも板状
グリッドを用いた方が良いことは明らかである。板状グ
リッドでは、そのグリッド表面がワイヤグリッドよりも
平坦かつ平滑であるために、グリッド表面近傍における
電位分布が一様であり、その結果として性能向上につな
がったと考えられる。
【0024】上述の実施例では、イオンすなわち正の荷
電粒子のエネルギー分析を行っていたが、電子などの負
の荷電粒子のエネルギー分析を行なう場合は、図1に示
す場合と電圧のかけ方が逆となる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、グリッドを、金属の薄
い板に多数の貫通孔をあけた形状としたことにより、ワ
イヤで編んだメッシュグリッドと比較して、グリッド表
面近傍における電位分布が均一化し、その結果、エネル
ギー分析の精度と分解能が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】グリッドの一部を拡大して示した斜視図であ
る。
【図3】図1の実施例を評価するのに用いた熱陰極型イ
オン源の構成図である。
【図4】サ−ドグリッドに印加した電圧を変化させた時
のイオン電流値の変化を示すグラフである。
【図5】図4のグラフの変化率を求めたグラフである。
【図6】エネルギー分析器の精度を評価するグラフであ
る。
【図7】エネルギー分析器の分解能を評価するグラフで
ある。
【符号の説明】
10、12、14、16…グリッド 20…プラズマ 22…ファラデーカップ 24…電流計 26…金属板 28…貫通孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グリッドに印加する直流電圧を変化させ
    て、グリッドを通過する荷電粒子による電流の変化を検
    出することにより、荷電粒子のエネルギ−を分析する阻
    止電位型エネルギ−分析器において、 前記グリッドを、金属の薄い板に多数の貫通孔をあけて
    形成したことを特徴とする阻止電位型エネルギ−分析
    器。
  2. 【請求項2】 前記グリッドは、金、白金、銅、タンタ
    ル、タングステン、モリブデン、およびステンレス鋼か
    らなる群から選ばれたいずれか一つの材質で形成されて
    いることを特徴とする請求項1記載の阻止電位型エネル
    ギ−分析器。
JP4214690A 1992-07-21 1992-07-21 阻止電位型エネルギー分析器 Pending JPH0644931A (ja)

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