JPH064400U - 真空吸引装置の吸揚管路 - Google Patents

真空吸引装置の吸揚管路

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Publication number
JPH064400U
JPH064400U JP7998991U JP7998991U JPH064400U JP H064400 U JPH064400 U JP H064400U JP 7998991 U JP7998991 U JP 7998991U JP 7998991 U JP7998991 U JP 7998991U JP H064400 U JPH064400 U JP H064400U
Authority
JP
Japan
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suction
pipe
vacuum
receiver tank
spiral
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Pending
Application number
JP7998991U
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English (en)
Inventor
武幸 西村
裕久 藤原
慶治 石井
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Tsurumi Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Tsurumi Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】吸揚管内における重力の影響を低減し、吸い込
み高さが高くてもヘドロや土砂など重量物の吸い上げが
円滑に行われる真空吸引装置の吸い上げ管路を提供する
こと。 【構成】レシーバータンク２から導出され先端開口部を
吸込口５として導下させた管体３の管壁内周に沿って、
螺旋羽根３ａを内接することにより上記管体３内に螺旋
状の吸揚路３ｂを形成せしめる。先端吸込口５より吸い
込まれた被吸引物は、なだらかな勾配を持つ吸揚路３ｂ
を通ってレシーバータンク２内へ送り込まれる。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば下水導管敷設のためのシールド工事における竪坑からの吸引 排水など、固形物を含んだ汚水・汚泥の回収に供せられる真空吸引装置の吸揚管 路に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、シールド工事に伴う汚水・汚泥の回収には、真空吸引装置を発進竪坑の 底部に設置しているが、この装置には回収された汚水・汚泥の貯溜タンクや、貯 溜タンク内から所定の場所へ廃棄するための排水装置等が合体されて固液搬送装 置を構成しているため、狭隘な竪坑内でその設置スペースを確保することが困難 になっている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
このように設置スペースの関係上、装置を地上設置として、真空吸引装置のレ シーバータンクから導出された吸揚管を竪坑底部の溜槽内へ導下させることもあ るが、近時地底の深い位置でのシールド工事を行うことが多く、発進竪坑の深さ もそれに伴って深いものとなる。そして吸込揚程が高くなると真空吸引装置の性 能低下を来すことになり、重量の大きいヘドロや土砂は吸い揚げ不能となる。
【０００４】 本考案の目的は、吸揚管内における重力の影響を低減し、吸い込み高さが高く てもヘドロや土砂など重量物の吸い揚げが円滑に行われる真空吸引装置の吸揚管 路を提供することにある。
【０００５】
【問題を解決するための手段】
本考案に係る真空吸引装置の吸揚管路おいては、レシーバータンクから導出さ れ先端開口部を吸込口として導下させた管体の管壁内周に沿って、螺旋羽根を内 設することにより上記管体内に螺旋状の吸揚路を形成せしめた。
【０００６】
【実施例】
以下実施例の図面により説明をする。
【０００７】 １は水封式の真空ポンプまたはブロワーとレシーバータンク２とからなる真空 吸引装置、３はレシーバータンク２の上方部から導出された管体であって、その 管壁内周に沿って螺旋羽根３ａを内設することにより、螺旋状の吸揚路３ｂを形 成せしめた態様で発進竪坑４内に導下され、その先端開口部を吸込口５に形成し て竪坑底部の溜槽６内へ挿入する。７は吸揚管３の導下部と連通する給気管であ って、溜槽６上へ導延されて大気または圧縮空気の導入路を構成するが、吸込口 ５内の洗浄水供給路を兼ねさせることもできる。８は発進竪坑４より横進せしめ られた横坑９を掘削するシールドマシーン、溜槽５はシールドマシーン９より流 出した泥土や地下水等を溜留しておくため、竪坑４内に穿設されている。
【０００８】
【作用】
真空吸引装置１の駆動により、先端吸込口５から溜槽６内の固液吸い込みと、 給気管７からの大気の自吸が行われるのであって、この自吸作用により吸引速度 と吸込効果が高められることになる。また、上記真空吸引装置１の駆動に先立ち 、給気管７の導通状態を洗浄水供給路側に切り換えておき、溜槽６内の固液吸い 込み開始数分前に洗浄水を圧送して吸揚管先端吸込口５から噴出させ、固液の円 滑な吸引が可能なようウォーミングアップを行わせたのち、給気管７の導通状態 を大気（またはコンプレッサー）側へ切り換えて上記洗浄水の圧送を停止すると 共に真空吸引装置１を駆動させ、前述の固液吸込作用を行わせるようにしてもよ い。
【０００９】 斯くして先端吸込口５より吸い込まれた溜槽６内の固液は、なだらかな勾配を 持つ吸揚路３ｂを通って上方へ吸い揚げられ、レシーバータンク２内に貯溜され 、ここから適時所定の廃棄場所へ排送されるのである。
【００１０】
【考案の効果】
本考案における吸揚管は、その内部が螺旋状の吸込路に形成された態様で緩勾 配に導下されているので、吸い込み高さが高くても吸揚管路内における重力の影 響は著しく減殺せられ、ヘドロや土砂など重量物の吸い揚げも円滑に行わせるこ とができる。地上設置の真空吸引装置としてシールド工事における深い竪坑内か らの泥土の回収に適用すれば極めて有効であるが、その他、空気を媒体として固 ・液およびその混合体を搬送する装置の吸揚管路全般に適用し得ることは勿論で ある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案吸揚管路をシールド工事の発進竪坑内から
の泥土回収用真空吸引装置に適用した事例を示したもの
である。
【符号の説明】
２ レシーバータンク ３ 吸揚管 ３ａ 螺旋羽根 ３ｂ 螺旋状の吸揚路 ５ 吸込口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. レシーバータンクから導出され先端開口部を吸込口とし
    て導下させた管体の管壁内周に沿って、螺旋羽根を内設
    することにより上記管体内に螺旋状の吸揚路を形成せし
    めたことを特徴とする、真空吸引装置の吸揚管路。
JP7998991U 1991-09-04 1991-09-04 真空吸引装置の吸揚管路 Pending JPH064400U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003074486A (ja) * 2001-09-04 2003-03-12 Toyo Denki Industrial Co Ltd ホッパー付搬送ポンプ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5235193A (en) * 1975-05-02 1977-03-17 Hoechst Ag Method of reactivating silver catalysts used for manufacturing ethylene oxide by direct oxidation

Patent Citations (1)

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