JPH0643928Y2 - ランプ装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、建設車両等に取付けられるランプ装置に関す
る。

〔従来の技術〕

建設車両等に取付けられるランプ装置としては、ランプ
を内蔵したランプ本体の前面に透光板とガードを取付け
て、ガードによって透光板に石等が衝突することを防止
するようにしたものが知られている。

〔考案が解決しようとする課題〕

かかるランプ装置であると、ガードがランプ本体の前面
にボルト締めしてあるから、ガードによって透光板を保
護できるが、ランプ本体は保護できずに、ランプ本体に
石等が衝突して破損することがあると共に、ランプ交換
時には複数のボルトを弛めてガードを取外しせねばなら
ず、その作業が面倒となってランプ交換作業が面倒とな
る。

そこで、本考案は前述の課題を解決できるようにしたラ
ンプ装置を提供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段及び作用〕

ハウジング内にランプ本体に設けると共に、そのハウジ
ングの開口端側の両側板に、複数の長杆を短杆で連結し
て成るガードの長孔を挿通し、短杆に取着したプレート
を一方の側板にボルト止めしたランプ装置であり、これ
によって、ランプ本体をハウジングで保護できると共
に、ボルトを弛めることでガードを簡単に取り外しでき
る。

〔実施例〕

第４図のように、ダンプトラックＡの前面サイドにハウ
ジング１が取付けられ、該ハウジング１内に第１図、第
２図に示すようにランプ本体２がブラケット３、ボルト
・ナット４で取付けてあり、該ハウジング１は上板５と
両側板6,6と両側下板7,7とで前面が開口した略三角形の
箱状となっていると共に、その両側下板7,7間にＬ形と
なったブラケット３が取着され、そのブラケット３にラ
ンプ本体２がボルト・ナット４で取付けてあると共に、
ランプ本体２内には図示しないランプが内蔵し、かつ前
面に透光板８が取付けてある。

前記ハウジング１の両側板6,6の開口端側には第３図の
ように一対の透孔9,9が相対向して形成され、この一対
の透孔9,9間に亘って、一対の長杆10,10と短杆11で長コ
字状となったガード12の一対の長杆10,10が挿通してあ
ると共に、そのガード12の短杆11に取着したプレート13
よりボルト14を一方の側板６の内面に取着したナット15
に螺合してガード12が抜けないように保持してある。

〔考案の効果〕

ランプ本体２はハウジング１内に設けてあるので、ラン
プ本体２をハウジング１で保護でき、ハウジング１の開
口端側にガード12が取付けてあるからランプ本体２の前
面に取付けた透光板８をガード12で保護できるので、ラ
ンプ本体２、透光板８に石が衝突して破損することを防
止できる。

また、ガード12は長杆10と短杆11とより成り、その長杆
10を両側板6,6の透孔９に亘って挿通すると共に、短杆1
1に取着したプレート13をボルト14で側板６に取付けれ
ば良いので、ガード12を簡単に取外し、取付けできてラ
ンプ交換作業が簡単となる。

【図面の簡単な説明】

図面は本考案の実施例示し、第１図はランプ装置の正面
図、第２図は側面図、第３図はハウジングとガードの分
解斜視図、第４図はダンプトラックの正面図である。 １はハウジング、２はランプ本体、６は側板、８は透光
板、９は透孔、10は長杆、11は短杆、12はガード、13は
プレート、14はボルト。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】前面が開口したハウジング１内にランプ本
   体２に取付けると共に、そのハウジング１の両側板6,6
   における開口端側に複数の透孔９を相対向して形成し、
   この透孔９に挿通する複数の長杆10の一端部を短杆11で
   連結してガード12とすると共に、この短杆11にプレート
   13を取着し、そのプレート13をボルト14で一方の側板６
   に取付けることでガード12をハウジング１の開口端側に
   取付けて成るランプ装置。