JPH064384B2 - トラクタのエンジン冷却構造 - Google Patents

トラクタのエンジン冷却構造

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JPH064384B2
JPH064384B2 JP19502487A JP19502487A JPH064384B2 JP H064384 B2 JPH064384 B2 JP H064384B2 JP 19502487 A JP19502487 A JP 19502487A JP 19502487 A JP19502487 A JP 19502487A JP H064384 B2 JPH064384 B2 JP H064384B2
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JP
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air
introduction chamber
engine
radiator
tractor
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JP19502487A
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正 中村
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Kubota Corp
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、操縦部前方にエンジンボンネットを配置する
とともに、エンジンボンネットの後端部における上面と
両側面とに夫々上部空気取入口と側部空気取入口を設
け、これら空気取入口に対応した内部空間に空気導入室
を設けるとともに、この空気導入室の前面にラジエータ
及びこのラジエータの更に前方に前吹出し方式の吸引フ
ァンが取付けられたエンジンを配してあるトラクタのエ
ンジン冷却構造であって、この種の冷却構造を採るもの
であっては、エンジンボンネット後端部より空気を取入
れてエンジンボンネット前面より放出する構成をとるの
で、例えば、エンジンボンネット前面より吸込んで後端
部で放出する形態のものに比べて熱排風が運転者に作用
する度合を少なくできる利点を有するトラクタのエンジ
ン冷却構造に関する。
〔従来の技術〕
第3図に示すように、前記空気導入室(a)は空気が自由
に行ききできるように空洞状態であった(例えば特願昭
62−109596号)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
したがって、3箇所の空気取入口から導入される空気き
動向を調べてみると、第3図に示すように、上部取入口
(8)から取入た空気がその慣性によって空気導入室(a)の
下部に集中し易く、そこからラジエータに作用する流れ
特性になっているので、とうしても、ラジエータ上部で
の熱交換が十分でなかった。
本発明の目的は空気導入室内に簡単な機構を設けること
によって、ラジエータ全面に亘って冷却風を作用させ
て、冷却効率の低下を抑えることができるものを提供す
る点にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の特徴構成は、 前記空気導入室内に、その空気導入室を上下に二分す
る横向き隔壁を設ける点と、 横向き隔壁によって区画され両側に前記側部空気取入
口を設けた下部導入室に、この下部導入室を左右に二分
する縦向き隔壁を設けてある点と、 にあり、その作用・効果は次の通りである。
〔作用〕
特徴構成によって、上記空気取入口から吸込まれた空
気は隔壁によって空気導入室の下端に到ることはなく、
その空気導入室の上部からラジエータの上部に吸込まれ
る。又、特徴構成より左右の側部空気取入口より導入
された空気は空気導入室内で交わることなく夫々対応す
るラジエータ部分に吸込まれる。
〔発明の効果〕
その結果、隔壁による整流効果によってラジエータ全面
に亘って均一に冷却空気を作用させることができ、ラジ
エータが本来持つ冷却能力を低下させることがない。し
かも、隔壁によって各空気取入口から導入された冷却空
気が空気導入室内で互いに衝突することがないので、そ
の分エネルギーロスにかかる圧損を抑えることができ、
冷却ファンによる吸引効率を高めることができる。
〔実施例〕
第1図に示すように、機体前部のエンジンボンネット
(1)内にエンジン(2)、ラジエータ(3)、バッテリー(4)を
配するとともに、機体中間部に運転席を備えた操縦部
(6)を配して農用トラクタを構成している。
次に、エンジン(2)の冷却構造を説明する。
第1図及び第2図に示すように、エンジンボンネット
(1)の後端部における上面に前向きに開する上部空気取
入口(8)を設けるとともに、後端部における両側面にル
ーバー形式の側部空気取入口(9),(9)を設け、これら空
気取入口(8),(9),(9)に対応した内部空間に、操縦ハ
ンドル機構(10)収納室を区画する冷却風導入壁(11)とこ
の冷却風導入壁(11)より前方に配置されたラジエータ
(3)とによって空気導入室(a)を形成してある。ラジエー
タ(3)の前方にはエンジン(2)が配置されるとともに、フ
ァンシュラウッド(12)で囲まれた前吹出し方式の吸引フ
ァン(13)がエンジン(2)の前面に取付けてあり、この吸
引ファン(13)によって吸引された冷却風はラジエータ
(3)、エンジン(2)に作用してエンジンボンネット(1)前
面の排出口(14)から放出される。
第1図及び第2図に示すように、空気導入室(a)内に
は、その空気導入室(a)を上下に二分する横向き隔壁(1
5)がラジエータ(3)の上下中間位置に位置する状態で配
置されるとともに、この横向き隔壁(15)によって区画さ
れた下部導入室(b)に、この下部導入室(b)を左右に二分
する縦向き隔壁(16)がラジエータ(3)の左右中間位置に
位置する状態で配置されている。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係るトラクタのエンジン冷却構造の実施
例を示し、第1図は全体縦断側面図、第2図は空気導入
室を示す縦断正面図、第3図は従来の空気導入室を示す
縦断側面図である。 (1)……エンジンボンネット、(2)……エンジン、(3)…
…ラジエータ、(6)……操縦部、(8)……上部空気取入
口、(9)……側部空気取入口、(13)……吸引ファン、(1
5)……横向き隔壁、(16)……縦向き隔壁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操縦部(6)前方にエンジンボンネット(1)を
    配置するとともに、エンジンボンネット(1)の後端部に
    おける上面と両側面とに夫々上部空気取入口(8)と側部
    空気取入口(9),(9)を設け、これら空気取入口(8),
    (9),(9)に対応した内部空間に空気導入室(a)を設ける
    とともに、この空気導入室(a)の前面にラジエータ(3)及
    びこのラジエータ(3)の更に前方に前吹出し方式の吸引
    ファン(13)が取付けられたエンジン(2)を配してあるト
    ラクタのエンジン冷却構造であって、前記空気導入室内
    に、その空気導入室(a)を上下に二分する横向き隔壁(1
    5)を設けるとともに、この横向き隔壁(15)によって区画
    され両側に前記側部空気取入口(9)を設けた下部導入室
    (b)に、この下部導入室(b)を左右に二分する縦向き隔壁
    (16)を設けてあるトラクタのエンジン冷却構造。
JP19502487A 1987-08-04 1987-08-04 トラクタのエンジン冷却構造 Expired - Lifetime JPH064384B2 (ja)

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JP19502487A JPH064384B2 (ja) 1987-08-04 1987-08-04 トラクタのエンジン冷却構造

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JP19502487A JPH064384B2 (ja) 1987-08-04 1987-08-04 トラクタのエンジン冷却構造

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JPS6441421A JPS6441421A (en) 1989-02-13
JPH064384B2 true JPH064384B2 (ja) 1994-01-19

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US8035994B2 (en) 2008-05-12 2011-10-11 Mitsubishi Electric Corporation High frequency storing case and high frequency module

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