JPH0643345Y2 - 摩滅指標付畳 - Google Patents

摩滅指標付畳

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JPH0643345Y2
JPH0643345Y2 JP13048789U JP13048789U JPH0643345Y2 JP H0643345 Y2 JPH0643345 Y2 JP H0643345Y2 JP 13048789 U JP13048789 U JP 13048789U JP 13048789 U JP13048789 U JP 13048789U JP H0643345 Y2 JPH0643345 Y2 JP H0643345Y2
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tatami
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進 岡本
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株式会社岡本商店
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は畳の改良に関し、更に詳しくは畳の一部に摩滅
指標を設けた摩滅指標付畳に関するものである。
【従来技術とその問題点】
日本住宅の床上には、畳が敷き詰めてある。この畳は、
畳床の上に藺草を織成した畳表を張設した構造を有して
いる。畳表は、日光に当ったり経年変化によって変色
し、また使用によって摩滅するので必要に応じて取り替
える必要がある。 しかし、各家庭により或は畳が敷かれた箇所によって変
色や摩滅程度は異なるため、一定期間経過したからとい
って全部の畳表を変える必要はない。また、どの程度摩
滅したら畳表を変えたらよいのかの判断基準がないの
で、畳み替えの判断に迷う場合も少なくない。
【考案の目的】
そこで本考案の目的は、畳表の一部に摩滅指標を設けて
畳表の交換時期を知らせるようにした畳を提供すること
にある。
【考案の構成】
上記目的を達成するために講じた考案の構成は次の通り
である。即ち、本考案は、 畳表の一部を隆起させて隆起部を設け、該隆起部を摩滅
指標とした畳である。 隆起部は、畳表の他の箇所(以下「平坦部」という)よ
りも隆起させて形成してある。 隆起部の形状は特に限定するものではなく、例えば突起
形状或は突条形状をあげることができる。なお、隆起部
の形状をデザイン化すると意匠的にも優れ、好ましい。 隆起部の形成手段は、後の実施例で示す手段の外に、型
押し、充填物の挿入等をあげることができる。 隆起部を設ける箇所は畳表の中央或は四隅の何れでもよ
く、適宜箇所でよい。なぜなら、通常畳は室内に一枚だ
け敷かれるということはなく、四畳半であれば、4.5
枚、六畳であれば6枚敷かれる。その場合、畳の敷き方
によっては隅の部分を人が頻繁に使用する中央部分に配
置することができるからである。 また、隆起部は敷かれた畳の全部に設けることもできる
が、一部の畳にだけ設けることもできる。この場合、使
用頻度の高い箇所の畳みに設けるのが好ましい。隆起部
の中に、畳表を織成するときに畳表の色と異なる色の藺
草或は糸を一緒に織成しておくと、その色が表われたと
きには畳表を交換するということが視覚で明瞭に理解で
きるため、好ましい。 作用・効果 隆起部分は隆起している分だけ平坦部よりも足に触れる
頻度が高く、また当たる衝撃も平坦部より強い。従って
平坦部よりも摩滅が早く畳替えの指標とすることができ
る。
【実施例】
本考案を図面に示した実施例に基づき更に詳細に説明す
る。第1図は一実施例を示す斜視図である。 符号1は畳で、図示を省略した畳床に畳表2が張設して
ある。畳表2の幅方向の中央部には、中心点に関し対称
な二か所を大目織とし、これによって引目からなる平坦
部4よりもやや高く形成した隆起部3が設けてある。本
実施例では、隆起部3は亀甲模様を表わしており、意匠
的にデザイン化してある。 第2図を示す。第2図は第1図のI−I箇所の部分拡大
断面図である。 畳表2の平坦部4の藺草40は、二本の縦糸41を経て反対
面側に移行し、更に二本の縦糸41を経て元の面側に移行
する。これを繰り返している。 これに対して隆起部3の藺草30は、四本の縦糸41を経て
反対面側に移行し、更に四本の縦糸41を経て元の面側に
移行する。これを繰り返している。そして織成するとき
には縦糸の間に藺草を通して縦糸で挟んだ状態で織成し
ている。隆起部3の表面に表われた藺草30の長さは、畳
表2の平坦部4の表面に表われた藺草40の長さの略二倍
であるので、平坦部4はきつく織成され、隆起部3は甘
く織成されており、藺草の弾力性で藺草30の表面は湾曲
し、畳表2の平坦部4の藺草40の表面よりも高くなり、
隆起部3が形成される。 作用・効果 亀甲形状に形成された隆起部3は、畳表2の平坦部4よ
りもやや高くなっている。この為、畳表2の平坦部4よ
りも足や物に触れる頻度が高い。また、高くなっている
箇所の面積は平坦部4よりも狭小で、その分単位面積当
たりの衝撃も平坦部4より強い。従って平坦部4よりも
摩滅が早く畳替えの指標とすることができる。 なお、本考案は図示の実施例に限定されるものではな
く、実用新案登録請求の範囲の記載内において数々の変
形が可能である。
【考案の効果】
本考案は、畳表の一部を隆起させて隆起部を設け、該隆
起部を摩滅指標としたので、畳表の交換時期が解りやす
い効果がある。 また、隆起部をデザイン化すれば意匠的にも優れた畳が
提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例を示す斜視図、 第2図は第1図のI−I箇所の部分拡大断面図である。 1:畳 2:畳表 3:隆起部 4:平坦部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】畳表の一部を隆起させて隆起部を設け、該
    隆起部を摩滅指標としたことを特徴とする摩滅指標付
    畳。
JP13048789U 1989-11-07 1989-11-07 摩滅指標付畳 Expired - Lifetime JPH0643345Y2 (ja)

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JPH0368250U JPH0368250U (ja) 1991-07-04
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JP4951471B2 (ja) * 2007-11-06 2012-06-13 株式会社ワコール 汗取りパッド付き衣類

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JPH0368250U (ja) 1991-07-04

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