JPH0643223A - Eb型icテスタ - Google Patents

Eb型icテスタ

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JPH0643223A
JPH0643223A JP5007273A JP727393A JPH0643223A JP H0643223 A JPH0643223 A JP H0643223A JP 5007273 A JP5007273 A JP 5007273A JP 727393 A JP727393 A JP 727393A JP H0643223 A JPH0643223 A JP H0643223A
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bottomed cylindrical
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ring
beam irradiation
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Tsugio Kurata
次男 倉田
Yasuyuki Hirai
康之 平井
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 EB型ICテスタの真空維持性能を高める。 【構成】 電子ビーム照射装置10を載せた支持台20
に開けられた円孔22から下方に電子ビーム照射面11
が露出され、その下方においてテストヘッド40上に取
り付けられたパフォーマンスボード25の上に有底円筒
状部材60がその開口を電子ビーム照射面11と対向さ
せて配置される。有底円筒状部材60の上端にリング状
配線基板53が載せられ、それを挟んでリング状気密接
続機構70が設けられる。リング状気密接続機構は支持
台に気密に接続され、電子ビーム照射面と対向する空間
と有底円筒状部材60の内部を真空に保持する。リング
状気密接続機構70の内側に周縁部が保持された験体支
持板51が設けられ、その上に被試験ICを装着するI
Cソケット52が取り付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は被試験ICのチップ面
に電子ビームを照射し、チップ面に形成された集積回路
の導体から放出される二次電子の量を計測し、この二次
電子の量の計測結果から集積回路内部の電位分布を画像
としてモニタに映出し、不良個所の発見或は不良解析等
に利用するEB型(エレクトロン・ビーム型)ICテス
タに関する。
【0002】
【従来の技術】図6に従来のEB型ICテスタの概略の
構造を示す。図中10は電子ビーム照射装置を示す。こ
の電子ビーム照射装置10は鏡筒と呼ばれる真空容器を
具備し、この真空容器内に図示してない電子銃、加速電
極、集束コイル、偏向コイル等が装着され電子ビームが
下面11から照射される。従って下面11を電子ビーム
照射面と称することにする。
【0003】電子ビーム照射装置10は可動自在に支持
された支持台20に搭載されている。支持台20はこの
例では支柱30に支持され、支柱30を軸として旋回で
きる。この旋回動作によって電子ビーム照射装置10は
ICテスタを構成するテストヘッド40の上部から排除
することができ、験体支持板51上のICソケット52
への被試験ICの着脱操作を上方から行うことができる
構造となっている。また支持台20は支柱30に沿って
上下方向に移動できるように支持される。尚、電子ビー
ム照射装置10は、支持台20に装着したX−Y駆動ス
テージ12に搭載され、支持台20上においてX−Y方
向に移動でき、電子ビームの照射点をX−Y方向に移動
することができるように構成されている。
【0004】支持台20は内部に空胴部21を有し、こ
の空胴部21に電子ビーム照射装置10の電子ビーム照
射面11が挿入される。電子ビーム照射面11と対向し
て支持台20の底板に円孔22が形成され、この円孔に
テストヘッド40へ接続するための円筒体23Aが嵌着
される。円筒体23Aの下面側にバリヤボードと呼ばれ
る絶縁板23Bが装着され、この絶縁板23Bによって
空胴部21と円筒体23Aの内部が密封され真空に保た
れる。
【0005】電子ビーム照射面11と対向して被試験I
C50が配置される。被試験IC50は験体支持板51
の上面中央に取り付けられたICソケット52に装着さ
れ、このICソケットの各端子に接続された配線導体が
験体支持板51の裏面側に形成され、放射方向に延長さ
れて験体支持板51の周縁部に設けた図示してない接触
パッドに接続される。これらの接触パッドに対し支柱5
4の頂面に支持された接続ボード53に植接されたポゴ
ピンと呼ばれる弾性接触子53Aが弾性的に圧接されて
いる。
【0006】接続ボード53の弾性接触子53Aとバリ
ヤボード23Bに貫通して植設された導体ピン23Cと
の間は例えば同軸ケーブルのようなインピーダンス整合
がとれたケーブル24で接続される。バリヤボード23
Bの導体ピン23Cとパフォーマンスボード25上の図
示してない接触パッド間は接続ボード55に植設された
上下に突出する弾性接触子55Aにより弾性的に接続さ
れ、パフォーマンスボード25上の接触パッドはテスト
ヘッド40に接続されている。従って円筒体23Aとそ
の内側に配置された験体支持板51、接続ボード53、
支柱54等はパフォーマンスボード25上に支持されて
おり、支持台20が円筒体25Aから切り離されて横方
向に移動された状態で被試験IC50が験体支持板51
上のICソケット52に装着される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】同軸ケーブル24が配
置される円筒体23A内は真空に引かれるが同軸ケーブ
ルは一般に真空中に配置されるとガスを発生し、空胴部
21内の真空度を悪化させる欠点がある。また支持台2
0とテストヘッド40との間は円筒体23Aによって機
械的に連結固定されるからテストヘッド40に設けられ
る空冷用のファンモータ等の振動が支持台20に伝達さ
れ、この振動によって電子ビームの照射位置が震え、検
出2次電子による集積回路の電位分布像の解像度が悪く
なる欠点がある。
【0008】更に支持台20は円筒体23Aの上端に気
密に接続され、パフォーマンスボード25に対する高さ
が固定されているので、験体支持板51に対する電子ビ
ーム照射面11の高さも固定される。そのため被試験I
C50と電子ビーム照射面11との間の間隔Z(これを
ワーキングディスタンスと呼ぶ)が固定となり、調整す
ることができない欠点がある。よって被試験IC50の
厚み、ICソケットの厚み等が変っても2次電子検出解
像度が最大となるようにワーキングディスタンスを調整
できないから、常に最良の解像度の状態で試験を行なう
ことができない欠点が有る。また円筒体22の下側をバ
リヤボード23Bによって閉塞したが、バリヤボード2
3Bの真空封止の信頼性が悪い欠点がある。
【0009】この発明の第1の目的は電子ビーム照射部
の真空度が劣化しにくいEB型ICテスタを提供するこ
とである。この発明の第2の目的は、第1の目的を達成
すると共に電子ビーム照射面と被試験IC間のワーキン
グディスタンスを調整できるEB型ICテスタを提供す
ることである。
【0010】この発明の第3の目的は、第1の目的を達
成すると共にテストヘッドからの振動が被試験IC及び
電子ビーム照射装置に伝わりにくいEB型ICテスタを
提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の目的を達成するこ
の発明では、電子ビーム照射装置の電子ビーム照射面を
覆うように有底円筒状部材を設ける。有底円筒状部材を
電子ビーム照射面に覆せることによって有底円筒状部材
によって形成される空室が真空とされる。有底円筒状部
材の胴部分にシール面を設け、このシール面を通じてリ
ング状の配線基板が有底円筒状部材の内側から外側に突
出するように配置される。有底円筒状部材の内側部分の
リング状の配線基板には弾性接触子が多数植設され、こ
の弾性接触子が験体支持板に形成された接触パッドに接
触し、験体支持板に搭載した被試験ICの端子をリング
状の配線基板の配線を通して有底円筒状部材の外部に電
気的に導出する。リング状の配線基板を介して有底円筒
状部材の外側に電気的に導出した被試験ICの端子を有
底円筒状部材の外側においてケーブルによってパフォー
マンスボードに接続する。
【0012】従ってこの構造により験体支持板とパフォ
ーマンスボードとの間を電気的に接続するケーブルを真
空中に配置しなくて済む。よって真空中にケーブルから
出るガスが放出されないから、電子ビーム照射部分の真
空度を劣化させる欠点が解消される。第2の目的を達成
するこの発明のEB型ICテスタにおいては、更に有底
円筒状部材の底部にパフォーマンスボードを弾性的に圧
接させてテストヘッドと電子ビーム照射装置との間を連
結する。この連結構造によればテストヘッドと電子ビー
ム照射装置との間は振動が伝わりにくい特性が得られ
る。よって検出2次電子像の分解能の向上を達すること
ができる効果が得られる。
【0013】第3の目的を達成するこの発明では有底円
筒状部材を上下動させるワーキングディスタンス調整手
段を設ける。このワーキングディスタンス調整手段によ
って有底円筒状部材を上下方向に移動させることにより
験体支持板も有底円筒状部材と共に上下動する。この結
果、被試験ICを電子ビーム照射面に対して接近離間方
向に移動させることができるから被試験ICの厚み、或
はICソケットの厚みが変わっても常に所望の状態つま
りワーキングディスタンスZを所望の状態に設定するこ
とができる。よって常に最良の解像度で試験を行なうこ
とができる利点が得られる。
【0014】
【実施例】図1にこの発明によるEB型ICテスタの実
施例の全体を簡略化して示し、図2にその主要部を拡大
して詳細に示す。図中10は電子ビーム照射装置、20
はこの電子ビーム照射装置10を支持する支持台を示
す。支持台20は支柱30によって旋回自在に支持さ
れ、また支柱30に設けた上下調整機構によって支持台
20の位置を上下方向に移動させ調整できるように構成
される。従って、必要に応じて電子ビーム照射装置10
を験体支持板51の上方から排除することができる。勿
論、支柱30とそれに設けられる上下調整機構は電子ビ
ーム照射装置10とテストヘッド40との間の相対位置
を移動できるものであれば良く、従って、電子ビーム照
射装置10を床に固定し、テストヘッド40側を支柱に
移動可能に取り付けても良い。
【0015】支持台20の中央には円孔22が形成さ
れ、この円孔22に電子ビーム照射装置10の先端部、
即ち電子ビーム照射面11が挿入される。電子ビーム照
射面11の周囲及び対向空間は図示してない真空装置に
より真空にされる空胴部21が形成されている。円孔2
2を塞ぐように有底円筒状部材60がが配置される。有
底円筒状部材60は円筒体61の下端を底面62で一体
に閉塞した構成とされる。有底円筒部材60の低面に後
述するように弾性体を介してパフォーマンスボード25
が取り付けられている。有底円筒状部材60と支持台2
0とは、空洞部21及び有底円筒状部材60の内部を真
空状態に保持するために気密接続機構70によって連結
される。この発明では図2に詳細に示すように気密接続
機構70は支持台20を有底円筒状部材60に対して上
下方向に移動自在に連結し、被試験IC50の位置を電
子ビーム照射面11に対して進退させ、ワーキングディ
スタンスZを調整するワーキングディスタンス調整機構
を有している。
【0016】図2に示すように、気密接続機構70は外
周面にネジが切られた逆U字状断面を有するネジリング
27と、それに螺合するリング状ナット63と、ネジリ
ング27のU字内に収納されたリング状溶接部ローズ6
4と、これらネジリング27、部ローズ64、を載せる
ブリム66Aを有するハット部材66とから構成され
る。
【0017】支持台20の下面に気密に固定された断面
がL字状のリング部材20Lの下面と雄ネジリング27
との間にはオーリング28が介挿され、互いに気密に結
合される。雄ネジリング27の凹溝部分にリング状熔接
ベローズ64を収納する。熔接ベローズ64は周知のよ
うにバネ性を持つ帯状リングを外側と内側を交互に熔接
すると共に上端側と下端側に固定リング板64Aと64
Bを熔接して構成される。上側の固定リング板64Aは
雄ネジリング27にオーリング29を介して圧接され、
下側の固定リング板64Bはオーリング65を介してハ
ット部材66のブリム66Aに圧接される。ハット部材
66の天井には円筒部61とほぼ同じ直径の穴が開けら
れており、半径方向内側に突出したフランジ部66Bを
形成している。有底円筒状部材60の円筒部61の上部
に径が拡大された拡大径部61Aが形成され、その上端
とハット部材66のフランジ部66Bとの間にリング状
配線基板53が挟まれ、シール部材67により接続部が
気密に保持される。このような構造によって有底円筒状
部材60の内側と空洞部21が外部から気密に封じら
れ、空洞部21と有底円筒状部材60の内部を真空に引
くことができる。
【0018】リング状ナット63の下端には半径方向内
側に突起63Aが設けられ、この突起63Aがブリム6
6Aの周縁部上面と回転自在に摺動係合し、ワーキング
ディスタンス調整機構を構成する。リング状ナット63
を回転操作するとネジリング27は上向又は下向に移動
する。ネジリング27の移動に追従して支持台20も上
向又は下向に移動する。このとき固定リング64Bは雄
ネジリング27の凹溝内を上下にスライドし、熔接ベロ
ーズ64を伸縮させる。テストヘッド40がパフォーマ
ンスボード25から離れた場所に配置され、ケーブルで
接続されている場合には、リング状ナット63を回すこ
とによって有底円筒状部材60が上下に移動することに
なる。
【0019】ハット部材66のフランジ部66Bの上に
験体支持板51が載せられ、その周縁部は弾性体を介し
て断面がL字状のリング68により固定される。験体支
持板51は多層配線基板により形成され、中央に実装さ
れたICソケット52の各端子が多層に積層形成された
図示してない配線導体に接続される。この配線導体が験
体支持板51の周縁に延長され、験体支持板51の周縁
部にてスルーホールを通じて下面に導出され、下面に形
成した接触パッドに接続される。
【0020】拡大径部61Aの内側部分のリング状配線
基板53にはポゴピンと呼ばれる弾性接触子53Aが植
設され、この弾性接触子53Aの弾性接点が験体支持板
51の下面に形成した上述の接触パッドに接触し、IC
ソケット52の各端子をリング状配線基板53に接続す
る。リング状配線基板53も多層配線基板が用いられ
る。弾性接触子53Aは多層構造の配線導体を通じてリ
ング状配線基板53の外周側、つまり有底円筒状部材6
0の外側に導出される。リング状配線基板53の外周側
にソケット53Bが設けられ、このソケット53Bを通
じて複数の同軸ケーブル53Cが接続される。同軸ケー
ブル53Cはプリント基板25Cの配線を介してその側
面に取り付けられた弾性接触子25Dに接続され、弾性
接触子25Dはパフォーマンスボード25の上面に形成
された接触パッド(図示せず)に接続され、パフォーマ
ンスボード25上のプリント配線を通じてテストヘッド
40に接続される。
【0021】このように構成することによって真空中に
同軸ケーブル53Cを存在させない構造とすることがで
きる。この結果同軸ケーブルから発生するガスによって
真空度が低下する欠点を一掃することができる。この発
明では更に有底円筒状部材60とパフォーマンスボード
25との間に防振機能を持たせテストヘッド40から有
底円筒状部材60に伝達される振動を少なくする構造と
されている。即ち、パフォーマンスボード25にリング
状フランジ25Aを設け、このリング状フランジ25A
を弾性体25Bを介して有底円筒状部材60の底面に圧
接する。弾性体25Bはリング状ゴム或は周方向の要所
にスプリングを配置して構成することができる。
【0022】このようにパフォーマンスボード25と有
底円筒状部材60との間に弾性体25Bを介挿したこと
により有底円筒状部材60に伝達するテストヘッド40
からのファンモータ等の振動を低減するので、電子ビー
ムの照射位置の振動を低減することができる。この結果
電子ビームの照射位置が安定し、2次電子によって再現
される画像の分解能を向上させることができる。
【0023】図3はこの発明の変形実施例を示し、図2
と対応する部分には同じ参照番号を付けてある。この実
施例ではリング状配線基板53とパフォーマンスボード
25との接続部分をフラット型フレキシブルケーブル5
3Dによって接続するように構成した場合を示す。つま
り図4に示すようにリング状の配線基板53の外周に放
射状にフラット型フレキシブルケーブル53Dを導出す
る。この例ではリング状の配線基板53の周縁から4枚
のフラット型フレキシブルケーブル53Dを突出形成し
た場合を示す。各フラット型フレキシブルケーブル53
Dの先端にリングを切断した形状を持つ弧状プリント配
線基板25Cを接続し、この配線基板25Cに弾性接触
子25Dを植設する。リング状配線基板53は図3の実
施例と同様に有底円筒状部材60の拡大径部61Aの上
端縁とハット部材66のフランジ部66Bとの間に挟ま
れて取付けられ、配線基板53に植設した弾性接触子5
3Aを験体支持板51の下面に形成した接触パッドに接
触させる。リング状の配線基板53の弾性接触子53A
はフラット型フレキシブルケーブル53Dを介して弧状
プリント配線基板25Cの弾性接触子25Dに接続さ
れ、これら弧状プリント配線基板25Cを図3に示すよ
うにパフォーマンスボード25に圧接し弾性接触子25
Dをパフォーマンスボード25上の接触パッドに接触さ
せる。
【0024】フラット型フレキシブルケーブル53D及
び験体支持板51に多層構造で形成した配線は例えばマ
イクロストリップライン構造とすることにより特定のイ
ンピーダンスに整合させることができる。よってフラッ
ト型フレキシブルケーブル53Dを用いた場合でも験体
支持板51に実装したICソケット52からテストヘッ
ド40までの線路のインピーダンスを特定のインピーダ
ンスに整合させることができる。
【0025】図5はこの発明の可動シール部分の変形例
を示す。つまりこの例では熔接ベロースの代りにオーリ
ング69を用いた場合を示す。つまりリング状雄ネジ2
7と有底円筒状部材60との間の摺動面にオーリング6
9を介挿し、このオーリング69によって有底円筒状部
材60と空洞部21の部分と外気との間を密封するよう
に構成することもできる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
験体支持板51に実装したICソケット52とパフォー
マンスボード25との間を電気的に接続する同軸ケーブ
ル53Cを真空部分の外側に配置したから、同軸ケーブ
ル53Cから発生するガスによって真空度を劣化させる
ことがない。
【0027】然も有底円筒状部材60を上下方向に移動
させることができるように構成したから被試験IC50
と電子ビーム照射面11との間の間隙、つまりワーキン
グディスタンスZを調整することができる。よって実動
中にワーキングディスタンスZを調整して最適位置に設
定することができる。ワーキングディスタンスZが調整
できることにより高品位の検査を行なうことができる利
点が得られる。
【0028】更にこの発明ではパフォーマンスボード2
5と有底円筒状部材60との間に弾性体25Bを介挿し
たからテストヘッド40から発生する振動が、有底円筒
状部材60及び支持台20に伝達する量を軽減させるこ
とができる。よって電子ビームの照射位置が振動する量
を小さくすることができ解像度の向上を達することがで
きる利点が得られ、全体として検査精度の向上が期待で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す側面図。
【図2】図1の実施例の要部の構造を説明するための拡
大断面図。
【図3】この発明の変形実施例を説明するための断面
図。
【図4】この発明の変形実施例に用いるリング状配線基
板とフラット型フレキシブルケーブルの構造の一例を示
す斜視図。
【図5】この発明の変形実施例を示す拡大断面図。
【図6】従来の技術を説明するための断面図。
【符号の説明】
10 電子ビーム照射装置 11 電子ビーム照射面 20 支持台 21 空洞部 25 パフォーマンスボード 27 雄ネジリング 30 支柱 40 テストヘッド 50 秘試験IC 51 験体支持板 53 リング状配線基板 53C 同軸ケーブル 53D フラット型フレキシブルケーブル 60 有底円筒状部材 63 リング状ナット 64 リング状ベローズ 66 ハット部材 70 気密接続機構

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持台に搭載され、上記支持台の中央に
    形成された開口に挿入された電子ビーム照射面を有する
    電子ビーム照射装置と、 テストヘッドに電気的接続された配線を有するパフォー
    マンスボードと、 上記パフォーマンスボードの上に配置され、上方が開放
    された有底円筒状部材と、 上記有底円筒状部材の上端面に載せられその半径方向内
    側部に複数の弾性接触子が配設され、それら弾性接触子
    に接続され上記有底円筒状部材の半径方向外側部に導出
    されたプリント配線が形成されたリング状配線基板と、 上記リング状配線基板を上記有底円筒状部材の上記上端
    面との間に気密に挟み、上記電子ビーム照射面が上記有
    底円筒状部材の上方に対向して配置された状態で上記支
    持台の下面と気密に接続され、それによって上記電子ビ
    ーム照射面と対向する気密空室を形成する環状気密接続
    手段と、 上記気密空室内において周縁部が上記環状気密接続手段
    に保持され、周辺部下面に上記リング状配線基板の上記
    弾性接触子がそれぞれ圧接される接触パッドが形成さ
    れ、中央上面に被試験ICが装着されるICソケットが
    取り付けられ、上記ICソケットのそれぞれの端子とそ
    れらに対応する上記接触パッドを接続する配線が形成さ
    れた験体支持板と、 上記リング上配線基板の、上記有底円筒状部材の外に導
    出された配線と上記有底円筒状部材の外側を通って上記
    パフォーマンスボードの配線を接続するための電気接続
    手段、とを含むEB型ICテスタ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のEB型ICテスタにお
    いて、上記気密接続手段は、上記支持台と上記有底円筒
    状部材との間に介挿され、上記有底円筒状部材を上記電
    子ビーム照射面に対して気密を保持した状態で近接離間
    方向に可動させるワーキングディスタンス調整手段を含
    む。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のEB型ICテスタにお
    いて、上記有底円筒状部材はその下端部が弾性支持手段
    を介して上記パフォーマンスボード上に配置されてい
    る。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のEB型ICテスタにお
    いて、上記電気接続手段は複数の同軸ケーブルを含む。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のEB型ICテスタにお
    いて、上記電気接続手段は複数の配線を有するフラット
    型フレキシブルケーブルを含む。
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