JPH064280U - テントの固定具 - Google Patents

テントの固定具

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JPH064280U
JPH064280U JP4901492U JP4901492U JPH064280U JP H064280 U JPH064280 U JP H064280U JP 4901492 U JP4901492 U JP 4901492U JP 4901492 U JP4901492 U JP 4901492U JP H064280 U JPH064280 U JP H064280U
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 この考案の目的は、フレームに膜体を被せて
組立てられるテントの脚部に簡単に且つ確実に取付け得
て、テントを容易に且つ安定して固定し得て、また、不
使用時の取扱いが容易なテントの固定具を実現する。 【構成】 フレームの脚部に略立方体形状の貯水体18
を設け、この貯水体18の上面部28と下面部30との
間に背面部22から中央部位に達する前記脚部の嵌挿さ
れる切除部34を設けるとともにこの貯水体18内に貯
水空間36を設け、前記貯水体18の上面部28に注水
孔部38を窪ませて設けるとともにこの注水孔部38に
着脱される注水蓋部44を設け、前記貯水体18の上面
部30に把手部48を突出させて設けるとともに前記貯
水体18の下面部30に前記把手部48の嵌合される嵌
合部50を窪ませて設け、前記テントの固定用索体を締
結する締結部54を前記貯水体18の正面部20及び両
側面部24,26に設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はテントの固定具に係り、特にフレームに膜体を被せて組立てられる テントの脚部に簡単に且つ確実に取付け得て、テントを容易に且つ安定して固定 し得て、テントの揺動を防止し得て、また、不使用時の取扱いが容易なテントの 固定具に関する。
【0002】
【従来の技術】
運動会や工事等においては、日よけや雨よけ用としてテントが用いられる。こ のテントには、家型のフレームとこのフレームに被せる布製の膜体とからなるも のがある。このテントは、フレームを地盤面上に立ち上げ、このフレームに膜体 を被せることにより組立てられる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、従来のテントは、地盤面上にフレームの脚部を単に載せた状態で立 ち上げているため、外力が作用した場合に、容易に揺動する問題があった。
【0004】 例えば、テントは、フレームの脚部に押圧力が作用した場合に、地盤面上を滑 って組立て位置から移動してしまう問題があった。また、テントは、フレームに 被せた膜体に風力が作用した場合に、地盤面から持ち上げられて組立て位置から 移動してしまう問題があった。
【0005】 このように問題を解消すべく、組立てられたテントのフレームの脚部を適宜の 重量物により押えたり、組立てられたテントのフレームを固定用索体により地盤 面に固定することが考えられる。
【0006】 ところが、適宜の重量物は、フレームの脚部に取付けるための形状を有してい ない。このため、適宜の重量物は、取付けが困難であるとともに確実に取付け得 ない不都合があった。また、近時は、地盤面がコンクリートやアスファルトによ り舗装されている。このため、近時は、固定用索体を締結するための締結具を地 盤面に打ち込むことができない状況にあり、固定用索体によりテントを固定する ことができない不都合がある。
【0007】 また、重量の大なるテントの固定具を設け、この固定具によりフレームの脚部 を固定したり固定用索体を締結することが考えられる。ところが、このような固 定具は、重量が大であることにより、不使用時の取扱が困難となる不都合があっ た。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そこで、この考案は、上述の不都合を除去するために、フレームに膜体を被せ て組立てられるテントの前記フレームの脚部に取付けられる略立方体形状の貯水 体を設け、この貯水体の上面部と下面部との間に背面部から中央部位に達する前 記脚部の嵌挿される切除部を設けるとともにこの貯水体内に貯水空間を設け、前 記貯水体の上面部に注水孔部を窪ませて設けるとともにこの注水孔部に着脱され る注水蓋部を設け、前記貯水体の上面部に把手部を突出させて設けるとともに前 記貯水体の下面部に前記把手部の嵌合される嵌合部を窪ませて設け、前記切除部 に嵌挿された前記脚部下端の当接板を収容すべく前記貯水体の下面部に収容部を 窪ませて設け、前記テントの固定用索体を締結する締結部を前記貯水体の正面部 及び両側面部に設けたことを特徴とする。
【0009】
【作用】
この考案の構成によれば、テントの固定具は、取付けに際して、略立方体形状 の貯水体の注水孔部から貯水空間に注水して注水蓋部を装着することにより、重 量を大にすることができる。このように重量を大とした固定具は、把手部を把持 して貯水体の切除部をフレームの脚部に嵌挿することにより、取付けることがで きる。
【0010】 脚部に取付けられた固定具は、貯水体の下面部の収容部にフレームの脚部下端 の当接板を収容することにより、安定して脚部に取付けることができる。また、 固定具には、貯水体の正面部及び両側面部に締結部を設けていることにより、テ ントの固定用索体を締結することができる。
【0011】 さらに、脚部に取付けた固定具には、所望により別途の固定具を積み重ねるこ とができる。この場合に、下段の固定具と上段の固定具とは、夫々の切除部の向 きが互いに逆になるように、正面部と背面部とを相反する方向に指向させて積み 重ねる。このように固定具を積み重ねる場合に、固定具は、貯水体の上面部に注 水孔部を窪ませて設けていることにより、注水孔部がじゃまとなることもなく、 また、貯水体の下面部に把手部の嵌合される嵌合部を窪ませて設けていることに より、把手部と嵌合部との嵌合によって安定して積み重ねることができる。
【0012】 さらにまた、テントの固定具は、不使用時に、貯水体の注水孔部から排水する ことにより、重量を小にすることができる。
【0013】
【実施例】
以下図面に基づいて、この考案の実施例を説明する。
【0014】 図1〜図13は、この考案の実施例を示すものである。図2において、2はテ ントである。テント2は、家型のフレーム4とこのフレーム4に被せる布製の膜 体6とからなる。テント2は、フレーム4を地盤面8上に立ち上げ、このフレー ム4に膜体6を被せることにより組立てられる。フレーム4の脚部10の下端に は、図3に示す如く、地盤面8に当接される円板形状の当接板12が設けられて いる。なお、符号14は、固定用索体である。
【0015】 前記テント2のフレーム4の脚部10には、図1に示す如き固定具16が取付 けられる。固定具16は、図6〜図13に示す如く、略立方体形状の貯水体18 を設けている。この貯水体18は、正面部20及び背面部22、右側面部24及 び左側面部26、上面部28及び下面部30を有している。
【0016】 貯水体18には、上面部28と下面部30との間に、背面部22から中央部位 32に達する切除部34を設けている。この切除部34には、前記脚部10が嵌 挿される。また、貯水体18内には、貯水空間36を設けている。
【0017】 前記貯水体18の上面部28には、切除部34よりも正面部28側に位置させ て、上面部28から突出しないように、注水孔部38を窪ませて設けている。注 水孔部38には、図12に示す如く、雄ねじ部40を設けるとともにこの雄ねじ 部40に貯水空間36に連通する注水孔42を設けている。
【0018】 注水孔部38には、注水蓋部44が着脱可能に設けられている。この注水蓋部 44には、雌ねじ部46が設けられている。注水蓋部44は、上面部28から突 出しないように、注水孔部38の雄ねじ部40に雌ねじ部46を螺着しと取付け られる。
【0019】 前記貯水体18の上面部28には、切除部34を挟んで、一組の把手部48・ 48を突出させて設けている。また、前記貯水体18の下面部30には、把手部 48・48の嵌合される一組の嵌合部50・50を窪ませて設けている。
【0020】 前記貯水体18の下面部30には、収容部52を窪ませて設けている。収容部 52は、前記切除部34に嵌挿された前記脚部10下端の当接板12を収容する ように、貯水体18の下面部30に窪ませて設けている。
【0021】 また、前記貯水体18には、正面部20及び両側面部24・26に締結部54 を設けている。締結部54は、貯水体18の正面部20及び両側面部24・26 に締結窪所56を設け、この締結窪所56の正面部20側及び両側面部24・2 6側に棒状に掛け渡して設けている。この締結部54には、前記テント2の固定 用索体14を締結する。
【0022】 なお、この固定具16は、略立方体形状に形成されているので、衝突による対 物損傷や対人損傷を防止すべく、各面部20〜30の合する角部に曲面を形成し て設けている。また、符号58は切除部34の内奥壁部、符号60・62は夫々 対向壁部である。
【0023】 次に作用を説明する。
【0024】 地盤面8に組立てられたテント2は、固定具16により固定される。固定具1 6は、テント2の脚部10への取付けに際して、貯水体18の注水孔部38の雄 ねじ部40に雌ねじ部46により螺合された注水蓋部44を取り外し、注水孔4 2より貯水空間36に注水する。注水の完了した注水孔部38には、雄ねじ部4 0に雌ねじ部46を螺合して注水蓋部44を装着する。これにより、固定具16 は、重量を大にすることができる。
【0025】 このように重量を大とした固定具16は、把手部48・48を把持し、貯水体 18の背面部22側から切除部34をフレーム4の脚部10に嵌挿する。これに より、固定具16は、図4に示す如く、フレーム4の脚部10に取付けられる。 固定具16の取付けられた脚部10は、切除部34の内奥壁部58及び対向壁部 60・62により支持される。
【0026】 脚部10に取付けられた固定具16は、貯水体18の下面部28の収容部52 に、脚部10下端の当接板12を収容することになる。これにより、固定具16 は、安定して脚部10に取付けることができる。また、固定具16には、貯水体 18に締結部54を設けている。この締結部54には、図2に示す如く、テント 2の固定用索体14を締結する。
【0027】 これにより、テント2を容易に且つ安定して固定することができ、テント2の 揺動を防止することができる。
【0028】 さらに、脚部10に取付けた固定具16には、図5に示す如く、所望により別 途の固定具16を積み重ねることができる。この場合に、下段の固定具16と上 段の固定具16とは、夫々の切除部34・34の向きが互いに逆になるように、 正面部20と背面部22とを相反する方向に指向させて積み重ねる。
【0029】 積み重ねられる固定具16は、貯水体18の上面部28に注水孔部38を窪ま せて設けていることにより、注水孔部38がじゃまとなることもない。また、固 定具16は、貯水体18の下面部30に把手部48・48の嵌合される嵌合部5 0・50を窪ませて設けていることにより、把手部48・48と嵌合部50・5 0との嵌合によって安定して積み重ねることができる。
【0030】 このように、脚部10に取付けた固定具16に、別途の固定具16を安定して 積み重ね得ることにより、テント2をより容易に且つ安定して固定することがで きる。
【0031】 さらにまた、固定具16は、貯水体18の注水孔部38から注水蓋部44を取 り外して、貯水空間36の水を排水することができる。これにより、固定具16 は、重量を小にすることができるので、不使用時の取扱いが容易になる。
【0032】 なお、この固定具16は、貯水体18の各面部20〜30の合する角部に曲面 を形成することにより、衝突による対物損傷や対人損傷を防止することができ、 取扱性がよい。
【0033】
【考案の効果】
このように、この考案によれば、固定具は、取付けに際して、貯水体に注水し て重量を大にし、貯水体の切除部をフレームの脚部に嵌挿することにより、脚部 に簡単に且つ確実に取付けることができる。脚部に取付けられた固定具は、貯水 体の収容部に脚部下端の当接板を収容することにより、安定して脚部に取付ける ことができる。また、固定具は、締結部にテントの固定用索体を締結することが できる。これにより、テントを容易に且つ安定して固定することができ、テント の揺動を防止することができる。
【0034】 さらに、脚部に取付けた固定具に別途の固定具を安定して積み重ねることがで きることにより、テントをより容易に且つ安定して固定することができる。さら にまた、固定具は、不使用時に排水することにより重量を小にすることができ、 不使用時の取扱いを容易とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示す固定具の斜視図であ
る。
【図2】テントの斜視図である。
【図3】フレームの脚部下部の側面図である。
【図4】フレームの脚部に固定具を取付けた状態の側面
図である。
【図5】フレームの脚部に固定具を積み重ねて取付けた
状態の側面図である。
【図6】固定具の正面図である。
【図7】固定具の平面図である。
【図8】固定具の底面図である。
【図9】固定具の背面図である。
【図10】固定具のに右側面図である。
【図11】固定具のに左側面図である。
【図12】図9のX〓−X〓線拡大断面図である。
【図13】図10のX〓−X〓線拡大断面図である。
【符号の説明】
2 テント 4 フレーム 6 膜体 8 地盤面 10 脚部 12 当接板 14 固定用索体 16 固定具 18 貯水体 20 正面部 22 背面部 24 右側面部 26 左側面部 28 上面部 30 下面部 32 中央部位 34 切除部 36 貯水空間 38 注水孔部 40 雄ねじ部 42 注水孔 44 注水蓋部 46 雌ねじ部 48・48 把手部 50・50 嵌合部 52 収容部 54 締結部 56 締結窪所 58 内奥壁部 60・62 対向壁部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームに膜体を被せて組立てられるテ
    ントの前記フレームの脚部に取付けられる略立方体形状
    の貯水体を設け、この貯水体の上面部と下面部との間に
    背面部から中央部位に達する前記脚部の嵌挿される切除
    部を設けるとともにこの貯水体内に貯水空間を設け、前
    記貯水体の上面部に注水孔部を窪ませて設けるとともに
    この注水孔部に着脱される注水蓋部を設け、前記貯水体
    の上面部に把手部を突出させて設けるとともに前記貯水
    体の下面部に前記把手部の嵌合される嵌合部を窪ませて
    設け、前記切除部に嵌挿された前記脚部下端の当接板を
    収容すべく前記貯水体の下面部に収容部を窪ませて設
    け、前記テントの固定用索体を締結する締結部を前記貯
    水体の正面部及び両側面部に設けたことを特徴とするテ
    ントの固定具。
JP4901492U 1992-06-19 1992-06-19 テントの固定具 Expired - Lifetime JPH0735050Y2 (ja)

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JPH0735050Y2 JPH0735050Y2 (ja) 1995-08-09

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210149449A (ko) * 2020-06-02 2021-12-09 주식회사유니캠프 텐트 및 타프 고정장치

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KR20210149449A (ko) * 2020-06-02 2021-12-09 주식회사유니캠프 텐트 및 타프 고정장치

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JPH0735050Y2 (ja) 1995-08-09

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