JPH0641444U - 植木鉢載置装置 - Google Patents

植木鉢載置装置

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JPH0641444U
JPH0641444U JP7907192U JP7907192U JPH0641444U JP H0641444 U JPH0641444 U JP H0641444U JP 7907192 U JP7907192 U JP 7907192U JP 7907192 U JP7907192 U JP 7907192U JP H0641444 U JPH0641444 U JP H0641444U
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豊 河江
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 道路沿いの支柱、公園等のフェンス等の支持
体に簡単に取着でき、一般の人、通行する人が観賞で
き、しかも、車両の運転者の視界を遮ぎることがなく、
道路を狭めることもない植木鉢載置装置を提供する。 【構成】 支柱、フェンス等の支持体に取着される植木
鉢載置装置であって、支持体1に宛がわれた保持部材3
と、この保持部材3の水平方向の挿通部4を挿通して支
持体1を包囲するように装着され保持部材3を支持体1
に固定する長さ調節可能な固定具9と、保持部材3に取
着され挿入された植木鉢13の上端縁部を受ける載置部
6を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、支柱、フェンス等の支持体に取着され植木鉢を並べ得るようにした 植木鉢載置装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、OA機器の普及に伴ってOA機器を利用する人が多く、精神的な疲労が 多くなっている。また、自動車の普及により、車両を運転する機会が多くなり、 特に、運転者の精神的な疲労が多い。花や樹木の緑は、精神的な疲労を癒すこと は古くから知られており、種々の方策が実施されている。例えば、公園に花木を 植えたり、道路に沿って並木を作ったり、分離帯に花を植えたり、樹木を植えて いる。また、道路上に、花が咲いた植木鉢を置き、開花期に合わせて植木鉢を取 り替えて、人々の疲労を癒すことも行われている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、次の諸問題がある。 (1)道路に沿った並木或いは植えた樹木は、枝、葉が繁茂し過ぎると車両の運 転者の視界を遮り、事故の原因となる虞がある。 (2)分離帯に花を植えた場合、開花期間が限られるので、一年中、花を楽しむ ことができない。 (3)道路上に、花が咲いた植木鉢を置き、開花期に合わせて植木鉢を取り替え れば、一年中、花を楽しむことができるが、反面、道路を狭めることになり、交 通の障害になる。 出願人は、先に実願平3−106175号において、ガードレールに沿って植 木鉢を並べ、運転者が運転中花を楽しみ疲労を癒すことができる植木鉢載置装置 を出願しているが、ガードレールに限らず、道路沿いの支柱、公園等のフェンス 等の支持体に簡単に取着できる植木鉢載置装置が要望されている。 本考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的は、道路沿いの支柱、 公園等のフェンス等の支持体に簡単に取着でき、一般の人、通行する人が観賞で き、しかも、車両の運転者の視界を遮ぎることがなく、道路を狭めることもない 植木鉢載置装置を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1の植木鉢載置装置は、支柱、フェンス等の支持体に取着される植木鉢 載置装置であって、 前記支持体に宛がわれ水平方向の挿通部を有する保持部材と、 この保持部材の挿通部を挿通して前記支持体を包囲するように装着され該保持 部材を支持体に固定する長さ調節可能な固定具と、 筒状部を有し前記保持部材に取着され挿入された植木鉢の上端縁部を受ける載 置部と備えたところに特徴を有する。 請求項2の植木鉢載置装置の保持部材は、弾性を有し、幅寸法を調節する切断 可能な調節片が設けられているところに特徴を有する。
【0005】
【作用】
本考案の植木鉢載置装置によれば、載置部を保持部材に取着し、この保持部材 の挿通部を挿通した固定具を支持体を包囲するように水平に装着して、保持部材 を支持体に固定すると、載置部の筒状部が水平に保持される。そこで、この筒状 部に上方から植木鉢を挿入すれば、植木鉢の上端縁部が筒状部により保持される 。 支持体の側面が円弧状で曲率半径が異なる場合は、保持部材の支持体に接する 円弧面が弾性変形して支持体に密着し、確実に固定される。 保持部材は弾性を有するので、支持体の表面に傷をつけることがない。 支持体の幅が小の場合は、調節片を切断して保持部材の幅寸法を調節する。 支持体の周囲に複数個の保持部材を取着すれば、水平面上に複数個の植木鉢が 並べられる。 支持体の高さの異なる位置に複数個の保持部材を取着すれば、複数段に植木鉢 を並べるられる。 支持体が網状であっても、水平方向の2箇所に固定具を挿通すれば、フエンス にも取付けられる。 さらに、開花期に合わせて植木鉢を取り替えれば、一年中、花を飾ることがで きる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の一実施例について図面を参照して説明する。 先ず、図1及び図2において、支持体としての円形の支柱1は下端部が地面2 に埋設されている。 保持部材3は、弾性を有するプラスチックから形成され、支柱1に接する内側 面部3aは円弧状に形成され、外側面部中央に水平方向に凹状の挿通部4が形成 されている。また、保持部材3には、幅方向に切断溝5aを介して複数個の調節 片5が設けられている。
【0007】 載置部6は、プラスチックから形成され、上下を貫通する筒状部6aが形成さ れている。この載置部6は、挿通部4を覆うように保持部材3にあてがわれ、ボ ルト7及びナット8を介して保持部材3に取着されるもので、これにより挿通部 4は水平方向に貫通する孔状を呈する。尚、載置部6の図1に示す右端部の高さ は高く、筒状部6aの周囲の高さは低く形成されており、固定用のナット8は、 保持部材3に形成された凹部に嵌装されている。
【0008】 固定具9は、弾性を有するスチールバンド10と、スチールバンド10に取付 けられた長さ調節用の調節ねじ11と、スチールバンド10に形成され調節ねじ 11に螺合する多数のねじ孔部12とから構成されている。この固定具9は、そ の端部が調節ねじ11に挿脱可能に構成されている。そして、端部を調節ねじ1 1に挿入すれば全体がリング状に構成され、調節ねじ11を回すことによりスチ ールバンド10両端部の重なり代を変化させてリングの直径を可変になし得る。
【0009】 つぎに上記構成の作用について説明する。 先ず、載置部6を保持部材3にボルト7及びナット8により取着する。つぎに 固定具9のスチールバンド10の端部を調節ねじ11から外し、スチールバンド 10を挿通部4に挿通する。図1は、支柱1の両側に2個の植木鉢13を並べる 実施例を示すもので、この場合は、2個の保持部材3の挿通部4にスチールバン ド10を挿通する。そして、保持部材3の内側面部3aを支柱1の側面にあてが い、スチールバンド10の端部を支柱1を包囲するように巻回して調節ねじ11 に挿入する。
【0010】 そこで、調節ねじ11を回せば、固定具9のリング直径が短縮され、スチール バンド10が保持部材3の調節片5を支柱1に圧接して、保持部材3が支柱1に 固定される。これにより、載置部6の筒状部6aが水平に保持される(図1参照 )。そこで、この筒状部6aに上方から花13aを植えた植木鉢13を挿入すれ ば、植木鉢13の上端縁部が筒状部6aにより保持される(図3参照)。 上述の行程において、支柱1の直径が大きい場合は調節ねじ11を回す回数が 少なく、支柱1の直径が小さい場合は調節ねじ11を多数回、回さねばならない が、何れの場合でも、保持部材3は弾性を有しスチールバンド10が保持部材3 を支柱1に圧接し密着するので、固定が確実に行われる。 尚、支柱1の片側に植木鉢13を並べる場合は、1個の保持部材3を使用すれ ばよい。
【0011】 図4は、支柱1に複数段に植木鉢13を並べる実施例をしめすもので、支柱1 の高さの異なる位置に複数個の保持部材3をそれぞれ取着している。 図5は、フェンス14或はガードレールに沿って植木鉢13を並べる実施例を しめすもので、フェンス14或はガードレールの支柱1の両側に保持部材3をあ てがい、これらを1本の固定具9で固定している。
【0012】 図6及び図7は、歩道橋等の角形の支柱15に植木鉢13を並べる実施例をし めすもので、支柱15の幅が小の場合は、図8に示すようにカツターC等で切断 溝5aに沿って調節片5を適宜切断して、保持部材3の幅を支柱15に適当な寸 法に調節した後、固定具9で固定している。 図9は、フェンス14の網部14aに植木鉢13を並べる実施例をしめすもの で、網部14aの水平方向の2箇所に固定具9を挿通して、保持部材3を網部1 4aに取付けている。 尚、図示はしないが、長尺の固定具9を使用して、樹木の幹の周囲に多数の植 木鉢載置装置を取付ければ、これらの載置部6に植木鉢13を挿入して、樹木の 周囲を花13aで飾ることができる。
【0013】 上記実施例によれば、つぎの効果を奏する。即ち、 (1)載置部6を保持部材3に取付け、この保持部材3を固定具9により支持体 に取り付けるようにしたので、保持部材3及び載置部6を簡単に各種形状の支柱 1、支柱15或はフェンス14の網部14aに取付けることができ、あらゆる場 所を花13aで飾ることができる。 (2)植木鉢13を載置部6の上方から挿入するようにしたので、植木鉢13を 簡単に取り替えることができ、季節に合わせて、植木鉢13に取り替えれば、花 13aを絶やすことなく、1年中、花13aを飾ることができる。 (3)フェンス14、ガードレール或は歩道橋に取付けた場合でも、2個の載置 部6がガードレール等に平行に位置するので、花13aもガードレールに沿って 配置されて歩行者或は車両の運転者の視野に入るので、運転者は、頭を左右に振 らなくても花13aを見て楽しむことができる。 (4)植木鉢13は取外し可能であるが、植木鉢13の上端縁部が載置部6に載 置され、重心が載置部6の下方にあって安定しているので、風が吹いたり多少の 振動があっても、落下する虞はない。
【0014】 (5)花13aは、さほど高く成長しないので、運転者の視界を妨げず、交通の 障害になる虞はない。 (6)支柱1の上端部に取付けられ、空間を利用しているので、道路を狭めるこ とはなく、交通の障害にならない。 (7)保持部材3が弾性を有するので、支柱1に密着して確実に固定され、且つ 支柱1の表面に傷をつけることがない。 (8)支柱1の支持体の幅が小の場合は、調節片5を切断して保持部材3の幅寸 法を調節することができる。
【0015】 尚、本考案は、上記し且つ図面に示す実施例にのみ限定されるものでなく、例 えば、固定具は、長さ調節可能なベルトを使用してもよく、また、植木鉢13は 、円筒状のものに限らず、矩形状或いはプランタンのようなものでもよく、また 、載置部6は、複数個連続して設けても良い等、要旨を逸脱しない範囲で種々の 変形が可能である。
【0016】
【考案の効果】
本考案の植木鉢載置装置は、支持体に宛がわれ水平方向の挿通部を有する保持 部材と、この保持部材の挿通部を挿通して前記支持体を包囲するように装着され 該保持部材を支持体に固定する長さ調節可能な固定具と、筒状部を有し前記保持 部材に取着され挿入された植木鉢の上端縁部を受ける載置部とから構成したので 、道路沿いの支柱、公園等のフェンス等の支持体に簡単に取着でき、一般の人、 通行する人が観賞でき、しかも、車両の運転者の視界を遮ぎることがなく、道路 を狭めることもないという実用的な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】植木鉢載置装置を支持体に取り付けた状態を示
す斜視図である。
【図2】植木鉢載置装置の斜視図である。
【図3】支持体に取り付けた2個の植木鉢載置装置に植
木鉢を載置した状態を示す斜視図である。
【図4】支持体に3段に植木鉢載置装置を取付けた状態
を示す斜視図である。
【図5】フェンスの支柱に植木鉢載置装置を取付けた状
態を示す斜視図である。
【図6】歩道橋の支柱に植木鉢載置装置を取付けた状態
を示す斜視図である。
【図7】角形の支柱に植木鉢載置装置を取付けた状態を
示す平面図である。
【図8】保持部材の幅寸法を調節する場合の斜視図であ
る。
【図9】フェンスの網部に植木鉢載置装置を取付けた状
態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 支柱(支持体) 3 保持部材 4 挿通部 5 調節片 5a切断溝 6 載置部 6a筒状部 9 固定具 10 スチールバンド 13 植木鉢 13a花 14 フェンス(支持体) 15 支柱(支持体)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支柱、フェンス等の支持体に取着される
    植木鉢載置装置であって、 前記支持体に宛がわれ水平方向の挿通部を有する保持部
    材と、 この保持部材の挿通部を挿通して前記支持体を包囲する
    ように装着され該保持部材を支持体に固定する長さ調節
    可能な固定具と、 筒状部を有し前記保持部材に取着され該筒状部に挿入さ
    れた植木鉢の上端縁部を受ける載置部とを具備してなる
    植木鉢載置装置。
  2. 【請求項2】 保持部材は、弾性を有し、幅寸法を調節
    する切断可能な調節片が設けられていることを特徴とす
    る請求1に記載の植木鉢載置装置。
JP7907192U 1992-11-17 1992-11-17 植木鉢載置装置 Expired - Lifetime JPH0728833Y2 (ja)

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JPH0728833Y2 JPH0728833Y2 (ja) 1995-07-05

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2011022359A3 (en) * 2009-08-18 2011-06-23 Garden-Aire, Llc Hanging planter assembly

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