JPH0640769Y2 - 浴室天井点検口の構造 - Google Patents

浴室天井点検口の構造

Info

Publication number
JPH0640769Y2
JPH0640769Y2 JP13459088U JP13459088U JPH0640769Y2 JP H0640769 Y2 JPH0640769 Y2 JP H0640769Y2 JP 13459088 U JP13459088 U JP 13459088U JP 13459088 U JP13459088 U JP 13459088U JP H0640769 Y2 JPH0640769 Y2 JP H0640769Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piece
inspection port
packing material
elastic
elastic piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP13459088U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0256246U (ja
Inventor
稔 加川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP13459088U priority Critical patent/JPH0640769Y2/ja
Publication of JPH0256246U publication Critical patent/JPH0256246U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0640769Y2 publication Critical patent/JPH0640769Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Residential Or Office Buildings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は浴室またはトイレルームにおける天井点検口の
端面処理及び漏湿防止を向上させるための浴室天井点検
口の構造に関するものである。
[従来の技術] 従来、浴室1またはトイレルームの天井2に設けた点検
口3は第7図に示すように形成してあり、点検口3を使
用しない場合には第8図に示すように点検口3には断面
凹型の点検口蓋5が着脱自在に取着されるというもので
あった。しかしながら単に点検口3に点検口蓋5を取着
するだけでは漏湿防止が完全ではなく、このことから第
9図に示されるようにパッキン材4を用いて点検口3と
点検口蓋5との間を閉塞するということが行なわれてい
る。このパッキン材4は点検口蓋5の側片5aと側片5aの
上端より側方に延出されたフランジ片5bを覆うように側
片5aとフランジ片5bとに亘って全周に設けてあり、点検
口蓋5を点検口3に嵌着することでパッキン材4の下端
に側方に向けて突設された第1弾性片4aが点検口3の立
ち上げ片3aに圧接すると共に立ち上げ片3aの上端に段状
に形成された第2弾性片4bが立ち上げ片3aの上端に圧接
することで点検口3と点検口蓋5との間の漏湿を防止す
るというものであった。
[考案が解決しようとする課題] しかし上述のような従来例にあっては、パッキン材4は
点検口蓋5側に取付けられており、立ち上げ片3aは未被
覆の状態であり、点検口蓋5をしていない状態で点検口
3より身を乗り出して作業を行う場合に立ち上げ3aの上
端に体の一部分が触れた場合には怪我することがあり、
安全性でやや問題があった。また、点検口蓋5は下方に
向けて収める構造となっているため必然的に第1弾性片
4aの形状は上向きのV字型となるものであり、パッキン
の反力としては弱くなる形状であり、漏湿防止の効果に
バラツキが生じ、確実に漏湿防止を行うことができない
という問題があった。
本考案は上記問題点を解決しようとするものであり、そ
の目的とするところは、安全性を確保することができる
と共に点検口の防漏湿能力を向上させることができる浴
室天井点検口の構造を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案における浴室天井点
検口の構造は、浴室1の天井2に点検口3を設け、点検
口3の開口縁より上方に立ち上げ片3aを立設し、立ち上
げ片3aの外周に立ち上げ片3aの下部と上端とに亘ってパ
ッキン材4を周設し、このパッキン材4の上端より点検
口3中央に向けて第1弾性片4aを突設すると共に上端よ
り上方に向けて第2弾性片4bを突設し、断面凹型に形成
された点検口蓋5の側片5aに上記第1弾性片4aを圧接す
ると共に点検口蓋5の側片5aの上端より側方に延出され
たフランジ片5bに第2弾性片4bを圧接したものである。
[作用] パッキン材4を点検口3の立ち上げ片3aの外周に立ち上
げ片3aの下部と上端とに亘って設けてあることで、パッ
キン材4で立ち上げ片3aを被覆することとなり、点検口
3と点検口蓋5との間の漏湿防止を行うことができると
共に点検口蓋5を開いての作業時等に立ち上げ片3aに体
の一部分が触れたとしてもパッキン材4により怪我をす
るのが防止され、安全性が向上する。
[実施例] 第1図は本考案の一実施例を示す断面図である。ユニッ
ト化された浴室1の天井2には天井裏の点検等を行うこ
とができるように点検口3を設けてあり、点検口3には
着脱自在に点検口蓋5を取着してある。点検口3の開口
縁には全周に亘って立ち上げ片3aを立設してあり、この
立ち上げ片3aに断面凹型に形成された点検口蓋5の側片
5aの上端より側方に延出されたフランジ片5bを載置する
ようにして点検口3に点検口蓋5を取着してある。この
立ち上げ片3aの外周には立ち上げ片3aの下部と上端とに
亘って弾性材により伸縮自在に形成されたパッキン材4
を周設してある。このパッキン材4の上端には点検口3
中央に向けてほぼ水平に第1弾性片4aを突設してあると
共に上端より上方に向けて第2弾性片4bを突設してあ
る。そして断面凹型の点検口蓋5を点検口3に嵌着する
ことで、第1弾性片4aが点検口蓋5の側片5aに圧接さ
れ、第2弾性片4bが側片5aの上端より側方に延出された
フランジ片5bに圧接されるようにしてあり、点検口3と
点検口蓋5との間の際間の漏湿防止ができるようにして
ある。このように立ち上げ片3aの下部と上端とに亘って
パッキン材4を設けてあると共にパッキン材4の上端よ
り点検口3中央に向けて第1弾性片4aを突設してあるの
で、立ち上げ片3aの上端はパッキン材4により被覆され
ることとなり、点検口3から身を乗り出して作業を行う
場合に、体の一部分が立ち上げ片3aに触れたとしてもパ
ッキン材4により立ち上げ片3aの端面で怪我をするとい
うのを防止することができ、安全性が向上する。尚、こ
のとき、パッキン材4の取付け作業、及び防漏湿性をさ
らに高める場合には第4図に示すように第1弾性片4aと
第2弾性片4bが形成されたパッキン材4の上部を軟質の
弾性材で形成するようにし、下部を硬質の弾性材で形成
するようにするとよいものである。この天井2には第3
図に示すように天井2の組立時に剥がすようにされた養
生フィルム6が貼付してあり、施工現場にて剥がすよう
にしてある。このときパッキン材4は立ち上げ片3aの外
周に設けてあるため、養生フィルム6にはかからないも
のであり、施工現場で養生フィルム6を剥がす際に養生
フィルム6を剥がしにくいとか、パッキン材4が養生フ
ィルム6と共に剥がれるということがない。
第5図は本考案の他の実施例を示すものであり、このも
のにあっては、第1弾性片4aの根元側に立ち上げ片3aの
先端外面に圧接される突片4a′を突設してあり、この突
片4a′により立ち上げ片3aと第1弾性片4aとの間からの
水の浸入防止効果をより一層向上させることができるよ
うにしてある。
第6図は本考案のさらに他の実施例であり、このものに
あっては、立ち上げ片3aの外周に当接されるパッキン材
4の内面に上下に複数の弾性突起4cを突設してあり、こ
のように複数の弾性突設4cを設けてあることにより、弾
性突設4cが立ち上げ片3aの外周面に圧接することとな
り、立ち上げ片3aとパッキン材4との密着性を向上させ
て漏湿防止効果を向上させることができるものである。
[考案の効果] 本考案は叙述のように浴室の天井に点検口を設け、点検
口の開口縁より上方に立ち上げ片を立設し、立ち上げ片
の外周に立ち上げ片の下部と上端とに亘ってパッキン材
を周設し、このパッキン材の上端より点検口中央に向け
て第1弾性片を突設すると共に上端より上方に向けて第
2弾性片を突設し、断面凹型に形成された点検口蓋の側
片に上記第1弾性片を圧接すると共に点検口蓋の側片の
上端より側方に延出されたフランジ片に第2弾性片を圧
接してあるので、パッキン材により点検口の立ち上げ片
を被覆することとなり、点検口蓋の取り外しまたは、点
検口から身を乗り出して作業する場合等に体の一部分が
立ち上げ片に触れたとしてもパッキン材により怪我をす
るというのを防止することができ、安全性が向上するも
のであり、また、片状に形成された第1弾性片及び第2
弾性片が点検口蓋の側片及びフランジ片に弾接すること
となり、防漏湿性能を向上させることができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の部分拡大断面図、第2図は
同上のパッキン材の断面図、第3図は同上のパッキン材
の取付状態を示す部分拡大断面図、第4図は同上の他の
実施例の断面図、第5図は同上のさらに他の実施例の断
面図、第6図は同上のさらに他の実施例の断面図、第7
図は天井に設けて点検口を示す斜視図、第8図は従来例
の点検口蓋の取付状態を示す断面図、第9図は他の従来
例の断面図であって、1は浴室、2は天井、3は点検
口、3aは立ち上げ片、4はパッキン材、4aは第1弾性
片、4bは第2弾性片、5は点検口蓋、5aは側片、5bはフ
ランジ片である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴室の天井に点検口を設け、点検口の開口
    縁より上方に立ち上げ片を立設し、立ち上げ片の外周に
    立ち上げ片の下部と上端とに亘ってパッキン材を周設
    し、このパッキン材の上端より点検口中央に向けて第1
    弾性片を突設すると共に上端より上方に向けて第2弾性
    片を突設し、断面凹型に形成された点検口蓋の側片に上
    記第1弾性片を圧接すると共に点検口蓋の側片の上端よ
    り側方に延出されたフランジ片に第2弾性片を圧接して
    成る浴室天井点検口の構造。
JP13459088U 1988-10-15 1988-10-15 浴室天井点検口の構造 Expired - Lifetime JPH0640769Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13459088U JPH0640769Y2 (ja) 1988-10-15 1988-10-15 浴室天井点検口の構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13459088U JPH0640769Y2 (ja) 1988-10-15 1988-10-15 浴室天井点検口の構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0256246U JPH0256246U (ja) 1990-04-24
JPH0640769Y2 true JPH0640769Y2 (ja) 1994-10-26

Family

ID=31393488

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13459088U Expired - Lifetime JPH0640769Y2 (ja) 1988-10-15 1988-10-15 浴室天井点検口の構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0640769Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4748752B2 (ja) * 2001-03-27 2011-08-17 ホシザキ電機株式会社 操作開口部の保護フレーム
JP5485046B2 (ja) * 2010-06-28 2014-05-07 住友林業株式会社 点検口装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0256246U (ja) 1990-04-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0640769Y2 (ja) 浴室天井点検口の構造
JPS61183835U (ja)
JPH01118420U (ja)
JPH0533443Y2 (ja)
JPS5920265Y2 (ja) 輸液用瓶栓キヤツプ
JPS5833071Y2 (ja) 金属製封緘部材
JPS61194429U (ja)
JPS5856344Y2 (ja) ナイネンキカンノシヤオンカバ−
JPH0130959Y2 (ja)
JPH0224321U (ja)
JPH0273485U (ja)
JPS63117748U (ja)
JPS60148376U (ja) 流し用排水装置の止水構造
JPS62143695U (ja)
JPS6354632U (ja)
JPS6228959U (ja)
JPS6278696U (ja)
JPH01159792U (ja)
JPS6411119U (ja)
JPS6374460U (ja)
JPS6180866U (ja)
JPS6272954U (ja)
JPS61167592U (ja)
JPH01114889U (ja)
JPS61188674U (ja)