JPH064042B2 - カウンタ設置型電子機器の排熱構造 - Google Patents

カウンタ設置型電子機器の排熱構造

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JPH064042B2
JPH064042B2 JP14533689A JP14533689A JPH064042B2 JP H064042 B2 JPH064042 B2 JP H064042B2 JP 14533689 A JP14533689 A JP 14533689A JP 14533689 A JP14533689 A JP 14533689A JP H064042 B2 JPH064042 B2 JP H064042B2
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counter
exhaust
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hot air
customer
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伸 水谷
昌司 松井
信一 竹内
裕二 平光
善和 木村
山崎  進
和雄 鈴木
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Hitachi Ltd
Sanwa Bank Ltd
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Hitachi Ltd
Sanwa Bank Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、カウンタに近接設置する電子機器内部の温度
上昇を防止するのに好適な排熱構造に関する。
〔従来の技術〕
従来、銀行の第一線窓口のハイカウンタにおいて、銀行
業務上オペレータの周囲には、通帳印字プリンタ、紙幣
入出金機、入力機器、表示機器及びそれらを制御する制
御装置などが、オペレータの手の届く範囲内に所狭して
配置されている。
これらの制御装置などの電子機器は、装置内部の温度上
昇を防止するために内部の熱気を排気する必要がある。
例えば、特開昭62−54317号に示されるように、オペレ
ータが位置する足もとを巾木により装置内部の熱気が漏
れないように密閉し、オペレータ横に設置した中間カウ
ンタ筺体の底板と床面の間に排気用ファンを設置し、オ
ペレータ用カウンタ筺体底部から床上に向けて排出され
た内部の熱気を中間カウンタ筺体前面部の床との空間に
流れるようにガイドし、排気用ファンにより中間カウン
タ筺体の前面底部に設けた排出口よりオペレータの後方
に向けて内部の熱気を床にはわせるように強制排気して
いる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は、オペレータ側に装置内部の熱気を排気
しているため、オペレータ周囲に熱気がこもってしま
い、オペレータに不快感を与え、作業能率を低下させる
という問題があった。
本発明の目的は、装置内の発熱の排気がオペレータに対
して不快感を与えず、かつ顧客にも排気があたらない排
熱構造を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、オペレータ及び顧客が対向して業務を行う
ためのカウンタと、該カウンタに対してオペレータ側に
設置されるオペレータ操作用電子機器と、該カウンタ内
に設けられた通風ダクトであって、該電子機器より排出
される熱風をガイドするものとを有するカウンタシステ
ムにおいて、該通風ダクトの排気口を該カウンタに対し
て顧客側に設けることにより達成される。
〔作用〕
電子機器から排気された熱風は、通風ダクト構造のカウ
ンタ内を流れ、顧客側に排出するようにしたので、オペ
レータ側には、電子機器から排出された熱気はこもるこ
とがない。また、前記通風ダクトの排気口に排熱空気を
分散させる拡散板を設けたので、熱風はオペレータ正面
の接客中の顧客から離れた左右横に分散排気され、顧客
に排気があたることがない。
さらに、前記拡散板に排出風量を制御する穴を設けたの
で、拡散板設置部と拡散板非設置部との熱風の排出量の
調整が容易に行える。
さらに、電子機器の排熱孔をカウンタ側に設け、この排
熱孔に排気用ファンを設けたので、カウンタの通風路が
消音路として作用し排気用ファンの騒音が低下する。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図〜第7図により説明す
る。
第1図は、銀行営業店のハイカウンタを銀行内部のオペ
レータ側より見た斜視図である。第1図において、ハイ
カウンタ1の内側にオペレータ用の机2が設置されてい
る。更にディスプレイ3及び現金入出金処理機4を制御
する制御装置5がオペレータ用机2に設置されている。
第2図は、ハイカウンタ1とオペレータ用机2を分離し
た場合の斜視図である。第2図において、オペレータ用
机2の背面には、制御装置5の内部で発生した熱気を排
出する排気孔5−1が設けられており、排気用ファンに
より強制的に排熱される構造となっている。
又、ハイカンウンタ1は、オペレータ側衝立1−1と顧
客側衝立1−2から成る二重衝立により通風ダクト構造
となっており、オペレータ用机2が設置される部分の前
記排気孔5−1に係合する衝立1−1にのみ角形状の排
気導入口1−3が設けられている。顧客側の衝立1−2
は床面にまで延ばさずに、その下の部分(衝立1−2と
床面との隙間)を排出口1−4とし、顧客側にカウンタ
幅いっぱいに設けており、ハイカウンタ1の二重衝立構
造部は排気導入口1−3と排出口1−4以外は密閉され
た通風ダクト構造となっている。更に排出口1−4に
は、平板状の拡散板6が部分的に設けている。したがっ
て、カウンタ1の排出口は、拡散板6の部分は塞がるこ
ととなる。
次に、制御装置5より排出した熱気の流れを第3図〜第
5図を用いて説明する。
第3図は、オペレータ7の中心を断面にした略図を示
し、オペレータ7の正面顧客側に接客中の顧客(貯金者
など)8が位置している。
第4図は、オペレータ用机2の左右の端付近の断面略図
を示している。
制御装置5の排熱風は、制御装置5の背面の排気孔5−
1より排気ファンにより強制排気され、ハイカウンタ1
の衝立1−1の排気導入口1−3より、二重衝立よりな
る通風ダクト構造のハイカウンタ1内に入り、ハイカウ
ンタ1内を流れ、排出口1−4の内側に拡散板6が左右
に摺動可能な案内溝1−5に合され、その拡散板6によ
り排気が左右に分散され、その左右に分散された排熱風
はハイカンウンタ1の顧客側床面上に設けた排出口1−
4から排気される。
この一連の排熱風の流れを平面図に示すと第5図のよう
になる。
制御装置5より排出された排熱風はハイカウンタ1の排
気導入口1−3よりハイカウンタ1内に入り、拡散板6
にて左右に分散され、矢印のごとく排熱風は、左右に分
かれ、顧客側の顧客8のいない所の排出口1−4より排
気される。
以上の拡散板6は、平板であり、拡散板6設置部は、排
出口1−4を塞ぐため、排熱風の排出はなかったが、平
板に第6図のように孔6−1を多数有する拡散板、又、
第7図のように部分的に切欠き6−2のある拡散板でも
よく、これらの拡散板の場合、孔6−1や切欠き6−2
より、オペレータ正面の顧客部の床面には少しの熱風が
排出され、残りは拡散板のない部分から多く排出され
る。更に、拡散板の孔6−1や切欠き6−2の大きさや
数量を変えることにより、拡散板の開口率を変え、拡散
板設置部と設置していない部分との熱風の排出量のバラ
ンスを容易にとることが出来る。
本実施例によれば、オペレータのひざもとに設置した制
御装置の冷却のための排熱は、顧客側へ排気するため、
オペレータ側には熱がこもらず、しかも、顧客側への排
気は拡散板により顧客のいないところへ排熱を分散させ
排気することが出来る。又、排気用ファンは排熱風の通
風路の奥にあるため、通風路を消音路としても利用で
き、騒音を低下することができる。更に通風路が長いた
めハイカウンタの排出口での流速が小さくなり、排出口
部でのほこりが立ちにくくなる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、オペレータ側に電子機器から排出され
た熱気がこもることはないので、オペレーターに対して
不快感を与えるようなことはない。
【図面の簡単な説明】 第1図は、銀行営業店のオペレータ用机周囲を示す斜視
図、第2図は、本発明の一実施例のカウンタとオペレー
タ用机を離した状態図、第3図及び第4図は、オペレー
タ用机とカウンタの断面図、第5図は、オペレータ用机
とカウンタの平面図、第6図及び第7図は、拡散板の斜
視図である。 1…ハイカウンタ、1−1…オペレータ側衝立、1−2
…顧客側衝立、1−3…排気導入口、1−4…排出口、
1−5…案内溝、2…オペレータ用机、3…ディスプレ
イ、4…現金入出金処理機、5…制御装置、5−1…排
気孔、6…拡散板、6−1…孔、6−2…切欠き、7…
オペレータ、8…顧客。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松井 昌司 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式会 社日立製作所旭工場内 (72)発明者 竹内 信一 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式会 社日立製作所旭工場内 (72)発明者 平光 裕二 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式会 社日立製作所旭工場内 (72)発明者 木村 善和 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式会 社日立製作所旭工場内 (72)発明者 山崎 進 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 鈴木 和雄 東京都品川区南大井6丁目23番15号 株式 会社日立製作所大森ソフトウエア工場内 (56)参考文献 実願 昭62−107653号(実開 昭64− 13447号)の願書に添付した明細書及び図 面の内容を撮影したマイクロフィルム(J P,U) 実願 昭62−101622号(実開 昭64− 8795号)の願書に添付した明細書及び図面 の内容を撮影したマイクロフィルム(J P,U)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オペレータ及び顧客が対向して業務を行う
    ためのカウンタと、該カウンタに対してオペレータ側に
    設置されるオペレータ操作用電子機器と、該カウンタ内
    に設けられ、該電子機器より排出される熱風をガイドす
    る通風ダクトとを有するカウンタシステムにおいて、 該通風ダクトの排気口を該カウンタの顧客側に設け、か
    つ該排気口に排熱空気を分散させる拡散板を設けたこと
    を特徴とするカウンタ設置型電子機器の排熱構造。
  2. 【請求項2】前記拡散板に排出風量を制御する穴を設け
    たことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のカウン
    タ設置型電子機器の排熱構造。
  3. 【請求項3】前記電子機器からの熱風を前記通風ダクト
    へ排出する排気孔を前記カウンタ側に設け、該排気孔に
    排気用ファンを設けたことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載のカウンタ設置型電子機器の排熱構造。
JP14533689A 1989-06-09 1989-06-09 カウンタ設置型電子機器の排熱構造 Expired - Lifetime JPH064042B2 (ja)

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JPH0312107A JPH0312107A (ja) 1991-01-21
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JPS648795U (ja) * 1987-07-01 1989-01-18
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