JPH0639788Y2 - 低水分汚泥の押出造粒機 - Google Patents

低水分汚泥の押出造粒機

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JPH0639788Y2
JPH0639788Y2 JP1990046693U JP4669390U JPH0639788Y2 JP H0639788 Y2 JPH0639788 Y2 JP H0639788Y2 JP 1990046693 U JP1990046693 U JP 1990046693U JP 4669390 U JP4669390 U JP 4669390U JP H0639788 Y2 JPH0639788 Y2 JP H0639788Y2
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JP
Japan
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die
sludge
backup plate
hole
moisture sludge
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Application number
JP1990046693U
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JPH045228U (ja
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淳一 籾山
裕紀 大内田
治昌 平井
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NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、下水汚泥を原料とするコンポスト品やその原
料汚泥等の低水分汚泥を数mm〜数十mmの棒柱状に押出成
形後、切断機により一定長さに切断し粒状品とするため
の低水分汚泥の押出造粒機に関するものである。
(従来の技術) 下水汚泥を原料とするコンポスト品等の低水分汚泥を数
mm〜数十mmの棒柱状に成形するために従来用いられてい
た押出造粒機は、押出スクリューを備えたケーシングの
先端に多数の小孔を持つ金属製のダイスを取り付けたも
のである。ところがこのような従来の押出造粒機は、運
転を停止するとコンポスト品がダイスに固着、乾燥し、
これを掃除しなければ運転を再開することができず、手
数がかかるうえ運転の自動化ができないという問題があ
った。
そこで運転停止時に固着、乾燥しにくい米ぬか等を投入
して押出造粒機の内部をコンポスト品と置換しておき、
次の運転開始を円滑化する方法も採られているが、材料
の安定確保が困難であること、コンポスト造粒品の用途
によっては使用できないこと、設備が複雑化すること、
ランニングコストがアップすること等の問題があった。
さらに第3図に示すように、従来はAのようにストレー
トな孔(11)が透設されていたダイスを、Bのように外
側に向かってテーパ状に拡大したり、CやDのように外
側に拡大孔部(12)を形成したりすることにより、コン
ポスト品の固着による目詰まりを防止する試みもなされ
ている。しかしダイスは硬質金属からなるものであるた
めにダイスの加工が難しくなること、またダイスは使用
により摩耗する消耗品であるため、このような加工コス
トの高いダイスを使用することは不経済であること等の
問題があった。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は上記したような従来の問題点を解消して、運転
停止中にもダイスが目詰まりしにくく、またダイスの加
工が容易であってその摩耗にも経済的に対応することが
できるコンポスト品やその原料汚泥等の低水分汚泥の押
出造粒機を提供するために完成されたものである。
(課題を解決するための手段) 上記の課題を解決するための本考案は、低水分汚泥を棒
柱状に押出成形するためのダイスを、3〜10mmの多数の
孔を有し、押出成形に必要な最小厚みの硬質金属製のダ
イス本体と、その外側に密着される高強度の金属製のバ
ックアッププレートとからなるものとし、このバックア
ッププレートにダイス本体の多数の小孔の1.2〜1.5倍の
径の孔を同心状に透設したことを特徴とするものであ
る。
(実施例) 以下に本考案を図示の実施例によって詳細に説明する。
第1図において、(1)は押出造粒機のケーシング、
(2)はその内部に設けられた押出しスクリュー、
(3)は低水分汚泥の投入口である。(4)はこのよう
なケーシング(1)の先端に取り付けられたダイスであ
るが、第2図に示すように本考案においてはダイス
(4)はダイス本体(5)と、その外側に密着されるバ
ックアッププレート(7)とからなるものとされてい
る。
ダイス本体(5)は例えばSUS 304のステンレススチー
ルのような硬質金属板からなるもので、その厚みはコン
ポストの押出造粒に必要な最小厚み、例えば3mmとして
ある。またダイス本体(5)には3〜10mmの径の孔
(6)が多数形成してある。ここで孔径を3〜10mmとし
たのは、コンポスト品に要求される径に合わせたもので
ある。一方、バックアッパプレート(7)は例えばSCM
435のクロムモリブデン鋼のような高強度の金属材料か
らなるもので、その厚みはダイス本体(5)を変形する
ことなく支えることができるように例えば9〜12mm程度
と十分に肉厚としておく。このバックアッププレート
(7)にもダイス本体(5)の孔(6)と同心状に孔
(8)が透設されているが、その孔(8)の径はダイス
本体(5)の孔(6)の1.2〜1.5倍としておく。ここで
バックアッププレート(7)の孔径がダイス本体(5)
の孔(6)の1.2倍未満であると、第3図Aに示したス
トレートな孔に近くなってコンポスト品等が目詰まりし
易くなり、逆に1.5倍を超えるとダイス本体(5)の孔
(6)を支える効果が次第に失われるためにダイス本体
(5)の変形が生じ易くなる。
(作用) このように構成された本考案の低水分汚泥の押出造粒機
は、例えば下水汚泥を原料とするコンポスト品(水分約
15〜60%の塊又は粉状)を投入口(3)からケーシング
(1)の内部に投入し、押出しスクリュー(2)により
ダイス(4)から押し出して目的とする棒柱状に成形
後、切断機(9)により一定長さに切断し、粒状品を製
造することは従来のものと同様である。
しかし本考案においては、ダイス(4)をダイス本体
(5)と、その外側に密着される肉厚のバックアッププ
レート(7)とからなるものとしたので、バックアップ
プレート(7)により支持されたダイス本体(5)によ
って目的とする直径の棒柱状に成形できることは勿論、
ダイス本体(5)を押出造粒に必要な最小厚みとすると
ともにバックアッププレート(7)の孔(8)の径をダ
イス本体(5)の孔(6)の1.2〜1.5倍と大きくしたの
で、第3図Aに示す従来のダイスと比較して運転停止中
にも目詰まりが生じにくい。このため本考案の低水分汚
泥の押出造粒機は、従来のように米ぬかで置換する必要
もなく、自動運転を行うことができる。
また本考案においては、ダイス(4)をダイス本体
(5)とバックアッププレート(7)とに分離したの
で、第3図B、C、Dに示した従来のダイスに比較して
ダイス本体(5)の孔加工を究めて容易かつ安価に行う
ことができ、しかも孔(6)が摩耗したときにはダイス
本体(5)だけを交換すればよいので、経済的である。
更に本考案においては、ダイス本体(5)を硬質金属製
とし、バックアッププレート(7)を高強度の金属材料
製としたので、両者の接合が容易であるうえ摩耗に対し
て強い利点がある。
(考案の効果) 以上に詳細に説明したように、本考案の低水分汚泥の押
出造粒機はダイスに工夫を加えることにより運転停止中
にもダイスが目詰まりしないようにしたもので自動運転
に適したものである。また本考案の低水分汚泥の押出造
粒機はダイスの加工が容易であるうえ、ダイスの摩耗に
も経済的に対応することができる利点がある。よって本
考案は従来の問題点を一掃したものとして、その実用的
価値は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す概略的な断面図、第2図
はダイス部分の拡大断面図、第3図は従来のダイスの拡
大断面図である。 (4):ダイス、(5):ダイス本体、(6):孔、
(7):バックアッププレート、(8):孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】低水分汚泥を棒柱状に押出成形するための
    ダイス(4)を、3〜10mmの多数の孔(6)を有し、押
    出成形に必要な最小厚みの硬質金属製のダイス本体
    (5)と、その外側に密着される高強度の金属製のバッ
    クアッププレート(7)とからなるものとし、このバッ
    クアッププレート(7)にダイス本体(5)の多数の小
    孔(6)の1.2〜1.5倍の径の孔(8)を同心状に透設し
    たことを特徴とする低水分汚泥の押出造粒機。
JP1990046693U 1990-05-01 1990-05-01 低水分汚泥の押出造粒機 Expired - Lifetime JPH0639788Y2 (ja)

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JPH045228U JPH045228U (ja) 1992-01-17
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0910728A (ja) * 1995-06-27 1997-01-14 Fujisash Co 押出成形機の運転方法及び押出成形機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5317346U (ja) * 1976-07-24 1978-02-14
JPS5644487U (ja) * 1979-09-14 1981-04-22

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JPH0910728A (ja) * 1995-06-27 1997-01-14 Fujisash Co 押出成形機の運転方法及び押出成形機

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JPH045228U (ja) 1992-01-17

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