JPH0639376U - ハンマー - Google Patents
ハンマーInfo
- Publication number
- JPH0639376U JPH0639376U JP7552692U JP7552692U JPH0639376U JP H0639376 U JPH0639376 U JP H0639376U JP 7552692 U JP7552692 U JP 7552692U JP 7552692 U JP7552692 U JP 7552692U JP H0639376 U JPH0639376 U JP H0639376U
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- Japan
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- mallet
- hammer
- head
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- round
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 金槌、木槌およびゴム製のハンマーの各機能
を併せ持ち、金槌、木槌およびゴム製のハンマーとして
使用することができるハンマーを提供する。 【構成】 このハンマー1は、略十字状をなす頭部10
と、その頭部10の十字の交叉部に結合された柄20と
から構成されている。頭部10は、第1の端部11Aお
よび第4の端部11Bを備えてなる頭部本体11の一方
の側部に第2の端部11Cが、その反対側の他方の側部
に第3の端部11Dが付設されてできている。第1の端
部11Aは平形金槌部12であり、第4の端部11Bは
丸形金槌部13であり、第2の端部11Cは頭部本体1
1に着脱可能に取り付けられてなる木槌部14であり、
第3の端部11Dは樹脂槌部16となっている。 【効果】 携帯する工具が少なくて済み、非常に作業し
易くなるだけでなく、誤って枠材や仕上げ面などに傷を
付けるというミスの発生を未然に防ぐことができる。
を併せ持ち、金槌、木槌およびゴム製のハンマーとして
使用することができるハンマーを提供する。 【構成】 このハンマー1は、略十字状をなす頭部10
と、その頭部10の十字の交叉部に結合された柄20と
から構成されている。頭部10は、第1の端部11Aお
よび第4の端部11Bを備えてなる頭部本体11の一方
の側部に第2の端部11Cが、その反対側の他方の側部
に第3の端部11Dが付設されてできている。第1の端
部11Aは平形金槌部12であり、第4の端部11Bは
丸形金槌部13であり、第2の端部11Cは頭部本体1
1に着脱可能に取り付けられてなる木槌部14であり、
第3の端部11Dは樹脂槌部16となっている。 【効果】 携帯する工具が少なくて済み、非常に作業し
易くなるだけでなく、誤って枠材や仕上げ面などに傷を
付けるというミスの発生を未然に防ぐことができる。
Description
【0001】
本考案は建築などで使用されるハンマーに関する。
【0002】
従来、建築の際には、例えば釘を打つ場合には金槌を用い、木材でできた枠材 や柱などを叩く場合には木槌を用い、建具の化粧枠や作り付けの家具などの仕上 げ面を叩く場合には頭部がゴムでできたハンマーを用いるなど、叩く対象物に合 わせて頭部の材質の異なるハンマーを使用している。
【0003】
しかし、作業中にそれら3種類のハンマーを常に携帯すると、非常にかさばり 、作業し難く不便であるだけでなく、木槌やゴム製のハンマーと間違えて、ベル トの道具ホルダーなどから金槌を取り出し、気付かずに枠材や仕上げ面を叩き、 それらに傷を付けがちであるため、その対策を講じる必要があった。
【0004】 そこで、本考案の目的は、金槌、木槌およびゴム製のハンマーの各機能を併せ 持ち、金槌、木槌およびゴム製のハンマーとして使用することができるハンマー を提供することにある。
【0005】
本考案に係るハンマーにおいては、第1乃至第4の4つの端部を有する略十字 状の頭部と、該頭部の十字の交叉部からその十字に対して直角に延在する柄とを 備えたハンマーであって、第1の端部には金属でできた略平坦な端面を有する平 形金槌部が設けられ、第2の端部には木でできた略平坦な端面を有する木槌部が 設けられ、第3の端部には樹脂でできた略平坦な端面を有する樹脂槌部が設けら れている構成とした。
【0006】 また、第4の端部には金属でできた丸形金槌部が設けられ、該丸形金槌部の端 面は、その中央部が外側に膨出してなる凸状曲面をなすように成形されていると し、前記丸形金槌部は前記平形金槌部の反対側に設けられているとした。◆ さらに、少なくとも前記木槌部は着脱可能な木片でできているとした。
【0007】
本考案に係るハンマーによれば、金属でできた平形金槌部、木でできた木槌部 、樹脂でできた樹脂槌部が設けられているため、このハンマーを一つ携帯するだ けで、例えば釘を打つ場合には平形金槌部を用い、木材でできた枠材や柱などを 叩く場合にはそれらがへこまないように木槌部を用い、建具の化粧枠や作り付け の家具などの仕上げ面を叩く場合にはそれらが傷付かないように頭部がゴム等で できた樹脂槌部を用いる。
【0008】 また、このハンマーには丸形金槌部が設けられているため、木材の表面から釘 の頭が出ないように、釘の頭をその木材にめり込ませることができる。◆ この丸形金槌部が前記平形金槌部の反対側に設けられているため、ハンマーの 頭部の重量バランスがよく、ハンマーを振り易く、使い勝手がよい。特に、釘を 打つために最も多用する平形金槌部と丸形金槌部の使い勝手が非常によい。◆ さらに、前記木槌部が着脱可能になっているため、木槌部が摩耗した場合に木 槌部を交換することができる。
【0009】
本考案に係るハンマーの実施例を図1および図2に示し、以下に説明する。そ れらのうち、図1はハンマーの全体斜視図、図2はハンマーの柄の先端部の延長 線上から見たハンマーの平面図である。
【0010】 このハンマー1は、図1に示すように、略十字状をなす頭部10と、その頭部 10の十字の交叉部(即ち、中央部)に結合された柄20とから構成されていて 、それら頭部10と柄20とは、頭部10を貫通した柄20の先端部21にくさ び(図示省略)などが打ち込まれることにより一体結合されている。なお、柄2 0は、例えば木製のものである。
【0011】 そして、頭部10は、図2に示すように、例えば鉄等の金属により略円柱形状 に形成されてなる頭部本体11(その両極に第1の端部11Aおよび第4の端部 11Bを備えている。)の一方の側部に第2の端部11Cが、その反対側の他方 の側部に第3の端部11Dが付設されてできている。これら第2の端部11Cお よび第3の端部11Dは、第1の端部11Aと第4の端部11Bとを結ぶ軸線に 対してともに直角をなしている。
【0012】 頭部本体11の一端部、即ち第1の端部11Aは、略平坦な端面の平形金槌部 12となっている。平形金槌部12は、主に釘を打つ場合に用いられる。
【0013】 一方、第1の端部11Aの反対側の端部、即ち第4の端部11Bは、その中央 部が外側に膨出してなる凸状曲面に成形されていて、丸形金槌部13となってい る。丸形金槌部13は、例えば釘の打込み作業の最後の一叩き、つまり平形金槌 部12を用いて木材に打ち込んだ釘の頭をさらに木材にめり込ませる場合に用い られる。
【0014】 第2の端部11Cは、略平坦な端面を有する木片からなる木槌部14が、頭部 10に設けられた取付台座部15に着脱可能に取り付けられてできている。例え ば、図示省略するが、木槌部14となる木片の裏側、即ち取付台座部15に接合 される部分に雄ねじ部(若しくは雌ねじ部)が設けられ、この雄ねじ部(若しく は雌ねじ部)が取付台座部15に設けられた雌ねじ部(若しくは雄ねじ部)に螺 合されることによって、木槌部14と取付台座部15とは一体結合されている。 木槌部14は、例えば木材でできた枠材や柱などを叩いて留め付けたり、その位 置をずらしたり、だぼを介する所謂だぼ接合したりする場合に用いられる。なお 、取付台座部15に木槌部14を両面粘着テープや接着剤を介して結合させても よい。
【0015】 第3の端部11Dは、略平坦な端面を有する例えばゴム片やプラスチック片か らなる樹脂槌部16が、頭部10に設けられた取付台座部17に一体結合されて できている。樹脂槌部16は、例えば建具の化粧枠や作り付けの家具などの仕上 げ面を叩いてその位置を調整する場合に用いられる。木槌部14と同様に、樹脂 槌部16が取付台座部17に着脱可能に取り付けられていてもよい。この場合、 それら樹脂槌部16と取付台座部17とは、上述したように、ねじ螺合手段や接 着手段により一体結合される。
【0016】 また、これら木槌部14および樹脂槌部16は、何れも頭部本体11よりもさ らに側方に突出させられている。即ち、頭部本体11が、木槌部14や樹脂槌部 16で木枠や化粧枠を叩く際の妨げとならないように配慮されている。
【0017】 上記実施例によれば、ハンマー1には、平形金槌部12、丸形金槌部13、木 槌部14および樹脂槌部16が設けられているため、このハンマー1を一つ携帯 するだけで、例えば釘の場合には平形金槌部12で叩き、木材でできた枠材や柱 などの場合にはそれらがへこまないように木槌部14で叩き、建具の化粧枠や作 り付けの家具などの仕上げ面の場合には樹脂槌部16で叩くことができるので、 叩く対象物の材質や仕上げ状態等に拘らず、あらゆる物を叩くことができる。従 って、携帯する工具が少なくて済み、非常に作業し易くなるだけでなく、誤って 枠材や仕上げ面などに傷を付けるというミスの発生を未然に防ぐことができる。 この際、丸形金槌部13が前記平形金槌部12の反対側に設けられているため 、ハンマー1の頭部10の重量バランスがよく、ハンマー1を振り易く、使い勝 手がよい。特に、釘を打つために最も多用する平形金槌部12と丸形金槌部13 の使い勝手が非常によい。◆ さらに、前記木槌部14が取付台座部15に着脱可能になっているため、木槌 部14が摩耗した場合に新しい木槌部14を交換することができる。
【0018】 なお、上記実施例においては、柄20は木製で、鉄等の金属により略円柱形状 に形成された頭部10に一体結合されているとしたが、これに限定されるもので はなく、柄20は、頭部10と一体成形されてなる金属製のものでもよいし、樹 脂製のものでもよい。
【0019】 また、平形金槌部12、丸形金槌部13、木槌部14、樹脂槌部16を有して いれば、ハンマー1の頭部10や柄20の形状等を如何様に設計変更してもよい のはいうまでもない。
【0020】 さらに、木槌部14と同様に、平形金槌部12は頭部本体11とは別物で、頭 部本体11に取り付けられるようになっていてもよいし、さらに着脱可能になっ ていてもよいのはいうまでもない。丸形金槌部13に付いても同様である。この 場合、頭部本体11は樹脂などでできていてもよい。
【0021】 さらにまた、第4の端部11Bが、丸形金槌部13の代わりに釘抜部になって いてもよい。
【0022】
本考案に係るハンマーによれば、金属でできた平形金槌部、木でできた木槌部 、樹脂でできた樹脂槌部が設けられているため、このハンマーを一つ携帯するだ けで、例えば釘の場合には平形金槌部で叩き、木材でできた枠材や柱などの場合 にはそれらがへこまないように木槌部で叩き、建具の化粧枠や作り付けの家具な どの仕上げ面の場合にはそれらが傷付かないように頭部がゴム等でできた樹脂槌 部で叩くことができるので、叩く対象物の材質や仕上げ状態等に拘らず、あらゆ る物を叩くことができる。従って、携帯する工具が少なくて済み、非常に作業し 易くなるだけでなく、誤って枠材や仕上げ面などに傷を付けるというミスの発生 を未然に防ぐことができる。
【0023】 また、このハンマーには丸形金槌部が設けられているため、釘を打ち込んだ木 材の表面から釘の頭が出ないように釘の頭をめり込ませることができる。◆ この丸形金槌部が前記平形金槌部の反対側に設けられているため、ハンマーの 頭部の重量バランスがよく、ハンマーを振り易く、使い勝手がよい。特に、釘を 打つために最も多用する平形金槌部と丸形金槌部の使い勝手が非常によい。◆ さらに、前記木槌部が着脱可能になっているため、木槌部が摩耗した場合に木 槌部を交換することができる。
【図1】本実施例におけるハンマーの全体斜視図であ
る。
る。
【図2】本実施例におけるハンマーを柄の先端部の延長
線上から見た平面図である。
線上から見た平面図である。
1 ハンマー 10 頭部 11A 第1の端部 11B 第4の端部 11C 第2の端部 11D 第3の端部 12 平形金槌部 13 丸形金槌部 14 木槌部 16 樹脂槌部 20 柄
Claims (4)
- 【請求項1】 第1乃至第4の4つの端部を有する略十
字状の頭部と、該頭部の十字の交叉部からその十字に対
して直角に延在する柄とを備えたハンマーであって、第
1の端部には金属でできた略平坦な端面を有する平形金
槌部が設けられ、第2の端部には木でできた略平坦な端
面を有する木槌部が設けられ、第3の端部には樹脂でで
きた略平坦な端面を有する樹脂槌部が設けられているこ
とを特徴とするハンマー。 - 【請求項2】 第4の端部には金属でできた丸形金槌部
が設けられ、該丸形金槌部の端面は、その中央部が外側
に膨出してなる凸状曲面をなすように成形されているこ
とを特徴とする請求項1記載のハンマー。 - 【請求項3】 前記丸形金槌部は前記平形金槌部の反対
側に設けられていることを特徴とする請求項2記載のハ
ンマー。 - 【請求項4】 少なくとも前記木槌部は着脱可能な木片
でできていることを特徴とする請求項1、2または3記
載のハンマー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7552692U JPH0639376U (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | ハンマー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7552692U JPH0639376U (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | ハンマー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0639376U true JPH0639376U (ja) | 1994-05-24 |
Family
ID=13578765
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7552692U Pending JPH0639376U (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | ハンマー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0639376U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107234595A (zh) * | 2016-03-28 | 2017-10-10 | 五冶集团上海有限公司 | 一种新型多功能榔头 |
CN110774235A (zh) * | 2019-11-11 | 2020-02-11 | 徐州欧百瑞智能设备有限公司 | 一种设备维修用手锤 |
JP2023070684A (ja) * | 2021-10-28 | 2023-05-22 | 株式会社フジフレックスマーケティング | 外科手術用ハンマー |
-
1992
- 1992-10-30 JP JP7552692U patent/JPH0639376U/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107234595A (zh) * | 2016-03-28 | 2017-10-10 | 五冶集团上海有限公司 | 一种新型多功能榔头 |
CN110774235A (zh) * | 2019-11-11 | 2020-02-11 | 徐州欧百瑞智能设备有限公司 | 一种设备维修用手锤 |
CN110774235B (zh) * | 2019-11-11 | 2023-07-14 | 徐州欧百瑞智能设备有限公司 | 一种设备维修用手锤 |
JP2023070684A (ja) * | 2021-10-28 | 2023-05-22 | 株式会社フジフレックスマーケティング | 外科手術用ハンマー |
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