JPH0639005A - 医療台の汚水受装置 - Google Patents

医療台の汚水受装置

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JPH0639005A
JPH0639005A JP4110865A JP11086592A JPH0639005A JP H0639005 A JPH0639005 A JP H0639005A JP 4110865 A JP4110865 A JP 4110865A JP 11086592 A JP11086592 A JP 11086592A JP H0639005 A JPH0639005 A JP H0639005A
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JP
Japan
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receiver
sewage
air cylinder
water receiver
filthy water
Prior art date
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Pending
Application number
JP4110865A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuyoshi Watabe
強志 渡部
Hideo Kawakami
秀生 川上
Kazuo Matsubara
一雄 松原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Atom Corp
Atom Medical Corp
Original Assignee
Atom Corp
Atom Medical Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Atom Corp, Atom Medical Corp filed Critical Atom Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 汚水受6を検診台1の股受4を駆動する駆動
手段7に対して第1、第2のエアシリンダ8、9及びリ
ミッタ22を介して連動させる。 【効果】 汚水受6は、第1、第2のエアシリンダを介
して駆動手段7に対して連動するので、汚水受6が障害
物に衝突することがあってもその衝撃を空気圧の弾性で
吸収でき、さらに過大な外力についてはリミッタ22を
備えているので汚水受6等の破損を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、検診台や分娩台等のよ
うに、患者の体位を座位姿勢での垂直位等から後傾の水
平位等に調整して、検診や分娩等を行うための各種医療
用の医療台の汚水受装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、汚水受を備える産婦人科用検
診台において、患者が座板上で座位姿勢の垂直位をとっ
た後、背板の後傾によって患者の体位を座位姿勢のまま
で水平位に調整すると共に汚水受を患者の検診部下方に
自動的に引出すように構成された医療台の汚水受装置が
知られている。
【0003】従来の医療台の汚水受装置は、例えば背板
等にリンク機構等を介して機械的に連動したり独立して
機械的に駆動されるように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の汚水受装置は汚
水受をその収納位置から使用位置へ機械的に駆動するよ
うに構成されているから、障害物等に衝突するようなこ
とがあるとその衝撃で汚水受を破損したり、衝突した相
手を破損したりするという問題があった。
【0005】また、背板等にリンク機構等を介して汚水
受を機械的に連動するようなものでは、背板等を検診の
都合で調整しようとすると汚水受もそれに連動して動い
てしまい汚水受として機能しなくなる場合があった。
【0006】本発明は、汚水受を自動的に移動させる医
療台の汚水受装置において、汚水受の移動を安全に行
い、所定の位置に確実に位置決めできるようにしたもの
を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決する手段】上記目的を達成するために、本
発明の医療台の汚水受装置は、角度調整可能な背板と、
座板の前方に位置し角度調整可能な股受と、収納位置と
使用位置との間を移動する汚水受と、上記汚水受を上記
使用位置に位置決めするストッパとを備え、上記汚水受
が上記股受の駆動手段に対して弾性的に連動するように
構成され、上記使用位置において上記ストッパに所定圧
で当接して位置決めされるようにしたものである。
【0008】また、上記汚水受は上記駆動手段からの駆
動力を遮断できるリミッタを介して上記駆動手段と連動
するようにしても良い。
【0009】また、上記汚水受は空気圧によって駆動さ
れ上記ストッパに当接して位置決めされるものであって
も良い。
【0010】
【作用】上記のように構成された医療台の汚水受装置
は、汚水受が駆動手段に対して弾性的に連動するので、
汚水受が障害物に衝突すると、その衝撃を弾性的に吸収
することができる。
【0011】また、駆動力を遮断できるリミッタを介し
て汚水受を駆動するようにすれば、過大な外力が汚水受
に加えられた場合、汚水受の移動はリミッタの作動によ
って停止させられるので、過大な外力により汚水受や駆
動手段が破損することがない。
【0012】
【実施例】以下、本発明を産婦人科用検診台に適用した
一実施例を図面を参照して説明する。
【0013】まず、図1(A)、(B)によって検診台
の動作を説明する。
【0014】図1(A)は検診台1の患者が着座し得る
初期状態を示す。座板2に対して背板3が略起立してお
り、股受4は下降位置にある。この時、汚水受6は収納
位置にある。
【0015】股受4は駆動手段7によって駆動され、こ
の駆動手段7が駆動されると股受4を上方へ回動すると
共に第1のエアシリンダ8も連動される。第1のエアシ
リンダ8の一端8aは、汚水受6を駆動する移動部材1
8を備えた第2のエアシリンダ9の一端9aにパイプを
通じて接続される。従って第2のエアシリンダ9は第1
のエアシリンダ8の動作に追従する。なお、第1のエア
シリンダ8の他端8bと第2のエアシリンダ9の他端9
bもパイプによって接続されている(図示略)。
【0016】図1(B)は検診台1の患者を検診する際
の状態を示す。背板3が倒伏して股受4が上方に回動す
ることにより、患者を着座姿勢のまま水平状態にする。
この時、汚水受6は使用位置にある。
【0017】図1において、股受4はその股受支持部材
4aを駆動手段7によって上方へ回動するように構成さ
れており、この駆動手段7と並列に第1のエアシリンダ
8が備えられている。
【0018】また、第1及び第2のエアシリンダ8、9
の内部の空気は加圧状態で封入され、第2のエアシリン
ダ9の第1のエアシリンダ8に対する追従性を確保して
ある。なお、第1及び第2のエアシリンダ8、9やそれ
らを接続するパイプに空気注入口を設ければ装置の製造
及び調整は容易に行える。
【0019】図2は汚水受6が収納位置にある状態を示
す。この図2に示す汚水受6の収納状態では、第2のエ
アシリンダ9の他端9bから空気が供給されて移動部材
18をこの第2のエアシリンダ9の下方に位置させる。
この移動部材18の支持部14には汚水受6の支持部材
12が支点軸13を中心に回動自在に支持され、支持部
材12は支点15を介して支点軸17を中心に回動でき
るアーム16に接続されている。
【0020】図3は汚水受6が使用位置にある状態を示
す。この図3に示す汚水受6の使用状態では、第2のエ
アシリンダ9の一端から空気が供給されて移動部材18
をこの第2のエアシリンダ9の上方に位置させる。移動
部材18が図3に示すように下方から上方へ移動すると
支持部材12及びアーム16が可動して汚水受6が略水
平状態に支持される。なお、移動部材18は第2のエア
シリンダ9に供給される加圧された空気の作用でストッ
パ20に所定の圧力で当接される。従って図1(B)に
示す状態で股受4を調節するために駆動手段7を多少駆
動させたとしても汚水受6は空気の圧力が加えられてい
る範囲では股受4と連動してしまうことはない。
【0021】図4は汚水受装置の図2に対応する要部正
面を表す。汚水受6は一点鎖線で示される。第2のエア
シリンダ9はその上部が股受4の支持部材4aを取り付
ける金具の一方に固定され、他方の金具にはガイド板2
1を設けて支点軸13をガイドするように構成してあ
る。汚水受6の支持部材12及びアーム16はそれぞれ
支点軸13、17を有する軸で連結されているから移動
部材18は片側に設けるだけで良い。
【0022】図5は汚水受装置の図3に対応する要部正
面を表す。汚水受6はその左右に係合溝10が設けられ
ており、支持部材12にはポリアセタール等の適度の弾
力性と摺動性を有する係合部材11が取り付けられてい
る。汚水受6は支持部材12に対して係合溝10を係合
部材11と係合させることで支持される。なお、汚水受
6はこの図5に示し使用状態で手前に引くことにより支
持部材12から取り外すことができる。また、汚水受6
には図示を省略したが排水用のパイプが取り付けられて
いる。
【0023】図6は(A)に図4のA−A線断面図を、
(B)に図5のB−B線断面図を示す。
【0024】第2のエアシリンダ9はその内部に磁力を
発生するピストン19を有しており移動部材18はピス
トン19の磁力によってピストン19の移動に追従す
る。(A)に示す状態から第2のエアシリンダ9の一端
9aに空気が供給されるとピストン19は上昇し、これ
に追従して移動部材18も上昇して(B)に示す上昇位
置(汚水受の使用位置)まで上昇する。この時、汚水受
6が何か障害物と衝突してその移動を妨げられると、ピ
ストン19は移動部材18を置き残して移動でき、汚水
受装置を破損することはない。つまり、この実施例で
は、移動部材18と磁力を有するピストン19とでリミ
ッタ22を構成している。
【0025】また、汚水受6の使用に際して汚水受6が
不要になってその存在が検診の邪魔になる場合は(B)
に示す状態(汚水受の使用位置)からピストン19が上
昇したままで移動部材18を押し下げることができ、不
要となった汚水受を収納位置に戻すことができる。
【0026】以上、本発明の実施例について述べたが、
本発明は上記実施例に限定されることなく、各種の有効
な変更が可能である。例えば、移動部材18をリミッタ
機能を有するクラッチ機構を介して移動するようにして
も良い。
【0027】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、汚水受が
股受の駆動手段に対して弾性的に連動するので、汚水受
の移動中に汚水受が障害物に衝突してもその衝突を弾性
的に吸収できる。また、汚水受の使用位置においてスト
ッパに所定圧で当接することで位置決めされるので、股
受を調節のために多少移動させても汚水受が移動するこ
とがなく、安全で確実に汚水受を使用できる。
【0028】請求項2記載の発明によれば、上記汚水受
は上記駆動手段からの駆動力を遮断できるリミッタを介
して上記駆動手段と連動するので、汚水受の移動中に過
大な外力が汚水受に与えられた場合に、汚水受への駆動
力を上記リミッタによって遮断できるので、汚水受装置
を破損させることがない。また、任意の操作で汚水受を
使用位置から収納位置へ戻すこともできる。
【0029】さらに、請求項3記載の発明によれば、上
記汚水受は空気圧によって駆動されるので、この空気圧
を調節することにより上記ストッパに対する所定圧の範
囲を調節することができ、股受の調節範囲に影響される
ことなく汚水受の位置決め精度を調節できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)本発明の汚水受装置を用いる検診台の初
期状態を示す側面図である。 (B)図1(A)に示し検診台及び汚水受装置の使用状
態を示す側面図である。
【図2】汚水受装置の収納位置を示す要部側面図であ
る。
【図3】汚水受装置の収納位置を示す要部側面図であ
る。
【図4】汚水受装置の収納位置を示す要部正面図であ
る。
【図5】汚水受装置の使用位置を示す要部正面図であ
る。
【図6】(A)図4のA−A線断面図である。 (B)図5のB−B線断面図である。
【符号の説明】
1 検診台 4 股受 6 汚水受 7 駆動手段 8 第1のエアシリンダ 9 第2のエアシリンダ 18 移動部材 19 ピストン 22 リミッタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 角度調整可能な背板と、 座板の前方に位置し角度調整可能な股受と、 収納位置と使用位置との間を移動する汚水受と、 上記汚水受を上記使用位置に位置決めするストッパとを
    備え、 上記汚水受が上記股受の駆動手段に対して弾性的に連動
    するように構成され、上記使用位置において上記ストッ
    パに所定圧で当接して位置決めされる医療台の汚水受装
    置。
  2. 【請求項2】 上記汚水受は上記駆動手段からの駆動力
    を遮断できるリミッタを介して上記駆動手段と連動する
    請求項1記載の医療台の汚水受装置。
  3. 【請求項3】 上記汚水受は空気圧によって駆動され上
    記ストッパに当接して位置決めされる請求項1又は2記
    載の医療台の汚水受装置。
JP4110865A 1992-04-03 1992-04-03 医療台の汚水受装置 Pending JPH0639005A (ja)

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JP4110865A JPH0639005A (ja) 1992-04-03 1992-04-03 医療台の汚水受装置

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JP4110865A JPH0639005A (ja) 1992-04-03 1992-04-03 医療台の汚水受装置

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ID=14546646

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JP4110865A Pending JPH0639005A (ja) 1992-04-03 1992-04-03 医療台の汚水受装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09271495A (ja) * 1996-04-05 1997-10-21 Morita Tokyo Seisakusho:Kk 産婦人科用検診台
US5688252A (en) * 1994-09-30 1997-11-18 Takeda Chemical Industries, Ltd. Syringe
US9731077B2 (en) * 2005-08-01 2017-08-15 Nipro Corporation Syringe plunger with one piece hollow gasket and plunger rod

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JPS62275460A (ja) * 1986-03-05 1987-11-30 リック ケア アクティーボラーグ 分娩用ベツド
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JPH0340995U (ja) * 1989-08-30 1991-04-19

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