JPH063868Y2 - 埋込み杭の杭自沈防止確認ロツド - Google Patents
埋込み杭の杭自沈防止確認ロツドInfo
- Publication number
- JPH063868Y2 JPH063868Y2 JP857387U JP857387U JPH063868Y2 JP H063868 Y2 JPH063868 Y2 JP H063868Y2 JP 857387 U JP857387 U JP 857387U JP 857387 U JP857387 U JP 857387U JP H063868 Y2 JPH063868 Y2 JP H063868Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pile
- rod
- joint portion
- precipitation prevention
- self
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はプレボーリング方式による先端拡大根固め工法
等における杭の自沈防止を確認する機能を有するロッド
に関するものである。
等における杭の自沈防止を確認する機能を有するロッド
に関するものである。
従来の技術およびその問題点 予め先端拡大の杭挿入孔を掘削し、該先端拡大部に根固
め用コンクリートを打設した後杭を挿入するプレボーリ
ング方式による杭埋込み工法において、杭頭の高さを一
定に保つため第２図（Ａ）に示すような方法が一般に採
用されている。すなわち、下端部に杭キャップを固着し
杭を吊上げるロッドの外周に印を設け、該印の高さをレ
ベルゲージにより測定することにより杭頭レベルを管理
している。しかしレベルが安定した際に、杭がロッドに
より吊られているのか、杭自体で定着しているのかが確
認できないので、往々にして杭キャップを回転して杭を
解放した時に（Ｂ）に示すように杭が沈下してしまうと
いう問題点がある。
め用コンクリートを打設した後杭を挿入するプレボーリ
ング方式による杭埋込み工法において、杭頭の高さを一
定に保つため第２図（Ａ）に示すような方法が一般に採
用されている。すなわち、下端部に杭キャップを固着し
杭を吊上げるロッドの外周に印を設け、該印の高さをレ
ベルゲージにより測定することにより杭頭レベルを管理
している。しかしレベルが安定した際に、杭がロッドに
より吊られているのか、杭自体で定着しているのかが確
認できないので、往々にして杭キャップを回転して杭を
解放した時に（Ｂ）に示すように杭が沈下してしまうと
いう問題点がある。
問題点を解決するための手段 本考案の埋込み杭の杭自沈防止確認ロッドは上記問題点
を解決するための手段として下記の構成を具えている。
を解決するための手段として下記の構成を具えている。
(1)下端部に杭キャップを固着したロッドを継手部を介
して上部ロッドと下部ロッドとに分割し、該継手部は一
方部材の長手方向に形成された嵌合孔と該嵌合孔内を摺
動する他方の棒状部材とから構成せられ、該両部材の摺
動位置により杭の位置を確認できるようにしたこと。
して上部ロッドと下部ロッドとに分割し、該継手部は一
方部材の長手方向に形成された嵌合孔と該嵌合孔内を摺
動する他方の棒状部材とから構成せられ、該両部材の摺
動位置により杭の位置を確認できるようにしたこと。
作用 本考案によると、杭キャップに杭を係止し杭を杭挿入孔
内に吊り下げると杭の自重により下部ロッドが上部ロッ
ドから摺動して下方に低下する。この状態で所定位置ま
で杭を沈設し杭先端部に抵抗が生じたとき第１図（Ｂ）
に示す如く上部ロッドが摺動下降し下部ロッドと上部ロ
ッドが当接し杭の自沈防止を継手部又はロッドの外周の
印により確認される。
内に吊り下げると杭の自重により下部ロッドが上部ロッ
ドから摺動して下方に低下する。この状態で所定位置ま
で杭を沈設し杭先端部に抵抗が生じたとき第１図（Ｂ）
に示す如く上部ロッドが摺動下降し下部ロッドと上部ロ
ッドが当接し杭の自沈防止を継手部又はロッドの外周の
印により確認される。
実施例 第１図は本考案実施の１例を示す側面図で、（Ａ）は杭
を吊下げた状態を、また（Ｂ）は杭が杭挿入孔内で安定
した状態を示す。杭１を杭キャップ２を介して吊下げる
ロッド３は継手部３ａを介して上部ロッド３ｂと下部ロ
ッド３ｃとに分割せられ、両ロッド３ｂ，３ｃの摺動は
継手部３ａに内蔵する係合ボール４により制限される。
杭１を吊下げた（Ａ）の状態では係合ボール４が継手部
３ａの下部にあって下部ロッド３ｃの上部ロッド３ｂか
らの脱出を防止し、（Ｂ）の状態では係合ボール４が継
手部３ａの上部にあって上部ロッド３ｂが下部ロッド３
ｃ上に降下することを防止している。
を吊下げた状態を、また（Ｂ）は杭が杭挿入孔内で安定
した状態を示す。杭１を杭キャップ２を介して吊下げる
ロッド３は継手部３ａを介して上部ロッド３ｂと下部ロ
ッド３ｃとに分割せられ、両ロッド３ｂ，３ｃの摺動は
継手部３ａに内蔵する係合ボール４により制限される。
杭１を吊下げた（Ａ）の状態では係合ボール４が継手部
３ａの下部にあって下部ロッド３ｃの上部ロッド３ｂか
らの脱出を防止し、（Ｂ）の状態では係合ボール４が継
手部３ａの上部にあって上部ロッド３ｂが下部ロッド３
ｃ上に降下することを防止している。
考案の効果 本考案によれば継手部が摺動するので上部ロッドと下部
ロッドの当接状態を確認することにより埋込み杭の杭自
沈防止を確認できる効果がある。
ロッドの当接状態を確認することにより埋込み杭の杭自
沈防止を確認できる効果がある。
第１図（Ａ），（Ｂ）は本考案実施の１例を示す側面
図、第２図（Ａ），（Ｂ）は従来例を示す側面図であ
る。 図中の符号は下記部材を示す。 １：杭、２：杭キャップ ３：ロッド、４：係合ボール ３ａ：継手部、３ｂ：上部ロッド ３ｃ：下部ロッド
図、第２図（Ａ），（Ｂ）は従来例を示す側面図であ
る。 図中の符号は下記部材を示す。 １：杭、２：杭キャップ ３：ロッド、４：係合ボール ３ａ：継手部、３ｂ：上部ロッド ３ｃ：下部ロッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 吉村 康広 東京都港区新橋１丁目８番３号 日本コン クリート工業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭62−176234（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】下端部に杭キャップを固着したロッドを継
手部を介して上部ロッドと下部ロッドとに分割し、該継
手部は一方部材の長手方向に形成された嵌合孔と該嵌合
孔内を摺動する他方の棒状部材とから構成せられ、該両
部材の摺動位置により杭の位置を確認できるようにした
ことを特徴とする埋込み杭の杭自沈防止確認ロッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP857387U JPH063868Y2 (ja) | 1987-01-26 | 1987-01-26 | 埋込み杭の杭自沈防止確認ロツド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP857387U JPH063868Y2 (ja) | 1987-01-26 | 1987-01-26 | 埋込み杭の杭自沈防止確認ロツド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63116546U JPS63116546U (ja) | 1988-07-27 |
| JPH063868Y2 true JPH063868Y2 (ja) | 1994-02-02 |
Family
ID=30793076
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP857387U Expired - Lifetime JPH063868Y2 (ja) | 1987-01-26 | 1987-01-26 | 埋込み杭の杭自沈防止確認ロツド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH063868Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013234450A (ja) * | 2012-05-07 | 2013-11-21 | Shimizu Corp | ヤットコおよび杭の施工方法 |
-
1987
- 1987-01-26 JP JP857387U patent/JPH063868Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63116546U (ja) | 1988-07-27 |
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