JPH063825A - ネガ型感放射線性樹脂組成物 - Google Patents
ネガ型感放射線性樹脂組成物Info
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- JPH063825A JPH063825A JP4185673A JP18567392A JPH063825A JP H063825 A JPH063825 A JP H063825A JP 4185673 A JP4185673 A JP 4185673A JP 18567392 A JP18567392 A JP 18567392A JP H063825 A JPH063825 A JP H063825A
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Abstract
を発生する化合物および、例えば下記式(1)で示され
るような芳香環に直接結合した複数のアルコキシアルキ
ル基を有する架橋剤 【化1】 を含有することを特徴とするネガ型感放射線性樹脂組成
物。 【効果】 感度、現像性、解像度、パターン形状、耐熱
性および残膜性に優れ、現像時のパターンの膨潤、パタ
ーンの蛇行がないネガ型レジストとして、特に紫外線、
遠紫外線、X線、電子線、分子線、γ線、シンクロトロ
ン放射線、プロトンビーム等の放射線に感応する集積回
路作製用ネガ型レジストとして好適に使用することがで
きる
Description
組成物に関する。更に詳しくは、紫外線、遠紫外線、X
線、電子線、分子線、γ線、シンクロトロン放射線、プ
ロトンビーム等の放射線に感応する集積回路作製用ネガ
型レジストとして好適なネガ型感放射線性樹脂組成物に
関する。
の分野において、より高い集積度を得るために、最近で
は0.5μm以下の微細加工を可能にするリソグラフィ
ープロセスの開発が進められている。
ープロセスに適用すると、放射線のコントラストが増す
ため高解像性が得られることが見いだされた。しかし、
ポジ型レジストを上記プロセスに適用すると孤立パター
ンを形成する際、位相シフトに用いるシフターの境界部
で位相のズレにより放射線の強度が減衰するため、本来
現像して除去される部分が残ってしまい、不都合が生じ
ていた。
含有してなるネガ型レジスト組成物は、解像度が不十分
であり、さらには、現像時のパターンの膨潤、残膜率の
低下およびパターンの蛇行の問題がある。
型感放射線性樹脂組成物を提供することにある。本発明
の他の目的は、感度、現像性、パターン形状、解像度、
耐熱性および残膜率に優れ、現像時のパターンの膨潤、
パターンの蛇行がないネガ型レジストとして好適な感放
射線性樹脂組成物、特に遠紫外線以下の波長の放射線照
射に好適に使用される感放射線性樹脂組成物を提供する
ことにある。
の説明から明らかになろう。
利点は、本発明によれば(A)アルカリ可溶性樹脂、
(B)放射線の照射により酸を発生する化合物(以下、
「酸発生剤」という)および(C)分子中に、芳香環に
直接直結したアルコキシアルキル基またはシリルオキシ
アルキル基を少なくとも2個および下記構造式(1)
(A)」という)を少なくとも1個有しそして芳香環を
1〜8個有する化合物、を含有することを特徴とするネ
ガ型感放射線性樹脂組成物により達成される。
物について説明する。本発明のネガ型感放射線性樹脂組
成物は、上記のとおり、(1)、(2)および(3)の
3成分を含有する。このうち、成分(3)の化合物につ
いて先ず記述し、次に成分(1)および(2)について
説明する。
たアルコキシアルキル基またはシリルオキシアルキル基
を少なくとも2個および上記構造式(1)で示される置
換基を少なくとも1個有し芳香環を8個以下有する。こ
の成分(3)が有するアルコキシアルキル基またはシリ
ルオキシアルキル基は、構造式(1)中の−CR1R2O
R3で示される基と同様のものである。
一もしくは異なり、水素原子または炭素数1〜3のアル
キル基であり、好ましくは水素原子またはメチル基であ
り、さらに好ましくは水素原子である。R3は炭素数1
〜4のアルキル基または酸素、硫黄、窒素等のヘテロ原
子を含んでいてもよい5ないし6員環の脂環式基または
トリアルキルシリル基であり、好ましくはメチル基、エ
チル基、イソプロピル基、t−ブチル基、シクロヘキシ
ル基、1−メトキシシクロヘキシル基、テトラヒドロピ
ラニル基、3−ブロモテトラヒドロピラニル基、テトラ
ヒドロチオピラニル基、4−メトキシテトラヒドロピラ
ニル基、4−メトキシテトラヒドロチオピラニル基、4
−メトキシテトラヒドロチオピラニル−S,S−ジオキ
シド基、1,4−ジオキサン−2−イル基、テトラヒド
ロフラニル基またはトリメチルシリル基であり、さらに
好ましくはメチル基、エチル基、t−ブチル基またはテ
トラヒドロピラニル基である。R4は水素原子、ハロゲ
ン原子、炭素数1〜4のアルキル基およびアルケニル基
から選ばれる置換基であり、好ましくは水素原子、メチ
ル基、エチル基、ビニル基またはイソプロペニル基であ
る。
しては、メトキシメチル基、エトキシメチル基、イソプ
ロポキシメチル基、t−ブトキシメチル基、シクロヘキ
シルオキシメチル基、テトラヒドロピラニルオキシメチ
ル基、トリメチルシリルオキシメチル基、メトキシエチ
ル基、エトキシエチル基、イソプロポキシエチル基、t
−ブトキシエチル基、シクロヘキシルオキシエチル基、
テトラヒドロピラニルオキシエチル基、トリメチルシリ
ルオキシエチル基、2−メトキシイソプロピル基、2−
エトキシイソプロピル基、2−イソプロポキシイソプロ
ピル基、2−t−ブトキシイソプロピル基、2−シクロ
ヘキシルオキシイソプロピル基、2−テトラヒドロピラ
ニルオキシイソプロピル基、トリメチルシリルオキシイ
ソプロピル基等が挙げられる。
は1〜6個の芳香環を有するが、芳香環としては、ベン
ゼン環、ナフタレン環等の芳香族炭化水素環を例示する
ことができる。
おいて成分(1)を架橋させる架橋剤(以下、「架橋剤
(B)」という)として使用される。本発明における成
分(3)としては、例えば下記構造式(2)
上記構造式(2)において、Zは水素原子、ハロゲン原
子またはn価の芳香環を1〜8個有する有機基であり、
nは1〜8の整数である。ここで、ハロゲン原子として
は、例えばフッ素、塩素および臭素を好ましいものとし
て挙げることができる。また、n価の有機基としては、
例えばn価の飽和炭化水素基、n価の不飽和炭化水素基
あるいはn価の芳香族炭化水素基を好ましいものとして
挙げることができる。架橋剤(B)としては、より具体
的に下記構造式(3)〜(6)で表わされる化合物を挙
げることができる。
造式(3)〜(6)からわかるとおり、上記構造式
(2)中において、上記構造式(1)で表わされる基が
有機基Zを構成することがある酸素原子に直接結合して
いないものが用いられる。
樹脂100重量部に対して5〜100重量部が好まし
く、10〜75重量部がさらに好ましく、15〜50重
量部が特に好ましい。5重量部未満では、十分に架橋が
進行し難く、現像時のパターン形状の劣化、残膜率の低
下を招く場合があり、100重量部を越えるとレジスト
溶液とした際に塗布性が悪化する傾向がある。
(A)」という)は、アルカリ現像液に可溶であるとい
う性質を有するものであれば特に限定されない。例えば
好適な樹脂(A)として、ノボラック樹脂、ポリヒドロ
キシスチレン系樹脂等が挙げられる。
ヒド類および/またはケトン類とを酸触媒下で重縮合し
たものである。ここで、フェノール類としては、例えば
フェノール、o−クレゾール、m−クレゾール、p−ク
レゾール、o−エチルフェノール、m−エチルフェノー
ル、p−エチルフェノール、o−ブチルフェノール、m
−ブチルフェノール、p−ブチルフェノール、2,3−
キシレノール、2,4−キシレノール、2,5−キシレノ
ール、3,4−キシレノール、3,5−キシレノール、
2,3,5−トリメチルフェノール、3,4,5−トリメチ
ルフェノール、p−フェニルフェノール、ハイドロキノ
ン、カテコール、レゾルシノール、2−メチルレゾルシ
ノール、ピロガロール、1−ナフトール、2−ナフトー
ル、ビスフェノールA、ジヒドロキシ安息香酸エステ
ル、没食子酸エステル等を挙げることができる。これら
のフェノール類は、単独でまたは2種以上混合して用い
られる。
デヒド、アセトアルデヒド、プロピルアルデヒド、ベン
ズアルデヒド、フェニルアセトアルデヒド、α−フェニ
ルプロピルアルデヒド、β−フェニルプロピルアルデヒ
ド、o−ヒドロキシベンズアルデヒド、m−ヒドロキシ
ベンズアルデヒド、p−ヒドロキシベンズアルデヒド、
o−クロロベンズアルデヒド、m−クロロベンズアルデ
ヒド、p−クロロベンズアルデヒド、o−ニトロベンズ
アルデヒド、m−ニトロベンズアルデヒド、p−ニトロ
ベンズアルデヒド、o−メチルベンズアルデヒド、m−
メチルベンズアルデヒド、p−メチルベンズアルデヒ
ド、p−エチルベンズアルデヒド、p−n−ブチルベン
ズアルデヒド、フルフラール等が用いられる。特にホル
ムアルデヒドを好適に用いることができる。
ホルマリン、トリオキサン、パラホルムアルデヒド、メ
チルヘミホルマール、エチルヘミホルマール、プロピル
ヘミホルマール、ブチルヘミホルマール、フェニルヘミ
ホルマール等のヘミホルマール類等を挙げることがで
き、特にホルマリンとブチルヘミホルマールを好適に用
いることができる。
ルケトン、メチルイソブチルケトン等が挙げられ、アセ
トンが特に好ましい。これらのアルデヒド類および/ま
たはケトン類は、単独でまたは2種以上混合して用いら
れる。アルデヒド類および/またはケトン類の使用量
は、フェノール類1モルに対して0.7〜3モルが好ま
しく、より好ましくは0.75〜1.3モルである。
酸、硫酸、蟻酸、蓚酸、酢酸、パラトルエンスルホン酸
等を挙げることができる。これらの酸触媒の使用量は、
通常、フェノール類1モルに対して1×10-4〜5×1
0-1モルである。
水が用いられるが、重縮合に用いられるフェノール類が
アルデヒド類および/またはケトン類の水溶液に溶解せ
ず、反応初期から不均一になる場合は、反応媒質として
親水性溶媒を使用することもできる。これらの親水性溶
媒としては、例えばメタノ−ル、エタノ−ル、プロパノ
−ル、ブタノ−ル等のアルコ−ル類、テトラヒドロフラ
ン、ジオキサン等の環状エ−テル類が挙げられる。これ
らの反応媒質の使用量は、通常、反応原料100重量部
当り、20〜1,000重量部である。
ポリスチレン換算重量平均分子量(以下、「Mw」とい
う)は、通常、2,000〜25,000、好ましくは
3,500〜15,000である。Mwが2,000未満
では、現像性、耐熱性等が悪化し易く、25,000を
越えると現像性、感度、解像度等が悪化する傾向があ
る。
キシスチレン類のビニル基が開裂した構造に相当する構
造単位を含む重合体である。ここで、ヒドロキシスチレ
ン類としては、例えばo−ヒドロキシスチレン、m−ヒ
ドロキシスチレン、p−ヒドロキシスチレン、3−クロ
ロ−4−ヒドロキシスチレン、4−クロロ−3−ヒドロ
キシスチレン、4−ブロモ−3−ヒドロキシスチレン、
3−エチル−4−ヒドロキシスチレン、3−プロピル−
4−ヒドロキシスチレン、3−t−ブチル−4−ヒドロ
キシスチレン、3−フェニル−4−ヒドロキシスチレ
ン、3−ナフチル−4−ヒドロキシスチレン、3−ベン
ジル−4−ヒドロキシスチレン、スチリル−4−ヒドロ
キシスチレン、3−ビニル−4−ヒドロキシスチレン、
3−プロペニル−4−ヒドロキシスチレン、3−クミル
−4−ヒドロキシスチレン、2−メチル−4−ヒドロキ
シスチレン、2,6−ジメチル−4−ヒドロキシスチレ
ン等が挙げられる。
構造単位の他に、例えば(メタ)アクリル酸メチル、
(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸グリシ
ジル、(メタ)アクリル酸プロピル、メチルビニルエー
テル、t−ブチルビニルエーテル、スチレン、α−メチ
ルスチレン、p−メチルスチレン、クロロスチレン、無
水マレイン酸、酢酸ビニル、ビニルピリジン、ビニルピ
ロリドン、アクリロニトリル等のモノマーの二重結合が
開裂した構造単位を含んでいてもよい。
ン系樹脂のMwは、通常、5,000〜300,000、
好ましくは10,000〜150,000である。Mwが
5,000未満では、耐熱性等が悪化し易く、300,0
00を越えると現像性、解像度、塗布性等が悪化する傾
向がある。
より好ましくは50%以下、さらに好ましくは40%以
下の水素添加物として用いることもできる。水素添加率
が70%を越えるとアルカリに対する溶解性が低下し、
ネガ型レジストとしてのパターン形成能力が不十分とな
り、また、ドライエッチング耐性が低下する。
塩、ハロアルキル基含有化合物、キノンジアジド化合
物、β−ケトスルホン化合物、β−スルホニルスルホン
化合物、ニトロベンジルスルホネート化合物、ジニトロ
ベンジルスルホネート化合物、スルホン酸エステル化合
物等を挙げることができ、具体的には以下に示す化合物
を例示することができる。
塩、スルホニウム塩、ホスホニウム塩、ジアゾニウム
塩、アンモニウム塩等を挙げることができる。好ましく
は、下記構造式(7)
(9)
る。
ばハロアルキル基含有炭化水素系化合物、ハロアルキル
基含有ヘテロ環状化合物等を挙げることができる。好ま
しくは、下記構造式(10)
(11)
る。
アゾベンゾキノン化合物、ジアゾナフトキノン化合物等
を挙げることができる。好ましくは、下記構造式(1
2)
(15)
る。
ニルスルホン化合物としては、好ましくは、下記構造式
(16)
る。
ジニトロベンジルスルホネート化合物としては、下記構
造式(17)
る。
ばアルキルスルホン酸エステル、ハロアルキルスルホン
酸エステル、アリールスルホン酸エステル、イミノスル
ホナート等を挙げることができる。好ましくは、下記構
造式(18)
(20)
る。
アジド化合物が特に好ましい。これら酸発生剤の配合量
は、上記樹脂(A)100重量部に対して、好ましくは
1〜70重量部であり、より好ましくは3〜50重量
部、特に好ましくは3〜20重量部である。1重量部未
満では、十分なパターン形成能力が得られ難く、また、
70重量部を超えると、スカムを生じ易くなる。
剤、溶解促進剤等の各種配合剤を配合することができ
る。
性が高すぎる場合に、アルカリ溶解性を低下させる目的
で使用される化合物であり、それ自身は、ベーク、放射
線照射、現像等のプロセスによりほとんど化学的に変化
しないもので、疎水性の大きな化合物ほどその効果は大
きい。かかる溶解禁止剤としては、例えばジフェニルス
ルホン、ジナフチルスルホン、パラトルエンスルホン酸
フェニルエステル、1−ナフタレンスルホン酸フェニル
エステル、2−ナフタレンスルホン酸エステル等を挙げ
ることができる。溶解禁止剤の配合量は、樹脂(A)1
00重量部に対し、通常50重量部以下である。
に、放射光のエネルギーを吸収し、そのエネルギーを酸
発生剤へと伝達させて酸の発生量を増加させるために配
合されるものである。かかる増感剤としては、例えばア
セトン、ベンゼン、アセトフェノン、ベンゾフェノン、
ナフタレン、ビアセチル、エオシン、ローズベンガル、
ピレン、アントラセン、フェノチアジン等を好ましいも
のとして挙げることができる。増感剤の配合量は、樹脂
(A)100重量部に対し、通常50重量部以下、好ま
しくは30重量部以下である。
の塗布性や現像性を改良するために配合されるものであ
り、このような界面活性剤としては、例えばポリオキシ
エチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンオレイ
ルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルフェニルエー
テル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポ
リエチレングリコールジラウレート、ポリエチレングリ
コールジステアレート等を挙げることができ、市販品と
しては、エフトップEF301、EF303、EF35
2(商品名、新秋田化成社製)、メガファックスF17
1、F172、F173(商品名、大日本インキ社
製)、フロラードFC430、FC431(商品名、住
友スリーエム社製)、アサヒガードAG710、サーフ
ロンS−382、SC−101、SC−102、SC−
103、SC−104、SC−105、SC−106
(商品名、旭硝子社製)、オルガノシロキサンポリマー
KP341(商品名、信越化学工業社製)、アクリル酸
系またはメタクリル酸系(共)重量体ポリフローNo.
75、No.95(商品名、共栄社油脂化学工業社製)
等が挙げられる。これらの界面活性剤の配合量は、組成
物の固形分100重量部に対して、通常2重量部以下で
ある。
性を促進することが目的であり、例えばベンゼン環数が
2〜6程度のフェノール化合物が好適に使用される。溶
解促進剤の配合量は、通常、樹脂(A)100重量部に
対して50重量部以下である。
の潜像を可視化させ、放射線照射時のハレーションの影
響を少なくするために、染料や顔料を配合することがで
き、また接着性を改善するために、接着助剤を配合する
こともできる。また、必要に応じて保存安定剤、消泡剤
等も配合することもできる。
前述した各種の配合剤を、例えば固形分濃度が20〜4
0重量%となるように溶剤に溶解させ、孔径0.2μm
程度のフィルターで濾過することによって調製される。
エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレング
リコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノ
メチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノエ
チルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノメ
チルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテ
ル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテー
ト、プロピレングリコールモノプロピルエーテルアセテ
ート、トルエン、キシレン、メチルエチルケトン、シク
ロヘキサノン、2−ヘプタノン、3−ヘプタノン、4−
ヘプタノン、2−ヒドロキシプロピオン酸エチル、2−
ヒドロキシ−2−メチルプロピオン酸エチル、エトキシ
酢酸エチル、ヒドロキシ酢酸エチル、2−ヒドロキシ−
3−メチルブタン酸メチル、3−メトキシプロピオン酸
メチル、3−メトキシプロピオン酸エチル、3−エトキ
シプロピオン酸エチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、ピル
ビン酸エチル等を用いることができる。これらの有機溶
剤は単独でまたは2種以上の組合せで使用される。
−ジメチルホルムアミド、N−メチルホルムアニリド、
N−メチルアセトアミド、N,N−ジメチルアセトアミ
ド、N−メチルピロリドン、ジメチルスルホキシド、ベ
ンジルエチルエーテル、ジヘキシルエーテル、アセトニ
ルアセトン、イソホロン、カプロン酸、カプリル酸、1
−オクタノール、1−ノナノール、ベンジルアルコー
ル、酢酸ベンジル、安息香酸エチル、シュウ酸ジエチ
ル、マレイン酸ジエチル、γ−ブチロラクトン、炭酸エ
チレン、炭酸プロピレン、エチレングリコールモノフェ
ニルエーテルアセテート等の高沸点溶剤を添加すること
もできる。
塗布、ロール塗布等によって、例えばシリコンウェハー
またはアルミニウム等が被覆されたウェハーに塗布する
ことにより感放射線層を形成し、所定のマスクパターン
を介して該感放射線層に放射線を照射し、70〜140
℃で加熱する操作を行い、現像液で現像することにより
パターンの形成が行われる。
ウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、硅酸ナトリウ
ム、メタ硅酸ナトリウム、アンモニア水、エチルアミ
ン、n−プロピルアミン、ジエチルアミン、ジ−n−プ
ロピルアミン、トリエチルアミン、メチルジエチルアミ
ン、ジメチルエタノールアミン、トリエタノールアミ
ン、テトラメチルアンモニウムヒドロキシド、テトラエ
チルアンモニウムヒドロキシド、コリン、ピロール、ピ
ペリジン、1,8−ジアザビシクロ−(5.4.0)−7
−ウンデセン、1,5−ジアザビシクロ−(4.3.0)
−5−ノナン等のアルカリ性化合物を、濃度が、1〜1
0重量%、好ましくは2〜5重量%となるように溶解し
てなるアルカリ性水溶液が使用される。
ばメタノール、エタノール等のアルコール類や界面活性
剤を適量添加して使用することもできる。なお、このよ
うなアルカリ性水溶液からなる現像液を用いて現像を行
った場合は、一般的には引き続き水でリンスを行う。
が、本発明はこれらの実施例によって、何ら制約される
ものではない。なお、実施例中のMwの測定およびレジ
ストの評価は、以下の方法により行った。
0HXL 2本、G3000HXL 1本、G4000XL 1
本)を用い、流量1.0ml/分、溶出溶媒テトラヒド
ロフラン、カラム温度40℃の分析条件で、単分散ポリ
スチレンを標準とするゲルパーミエーションクロマトグ
ラフ法により測定した。
アンモニウムヒドロキシド水溶液にて現像し、水でリン
スし、乾燥してウェハー上にレジストパターンを形成さ
せ、0.6μmのライン・アンド・スペースパターン
(1L1S)を1対1の幅に形成する露光量(以下、こ
れを「最適露光量」という)を求めた。
射には、アドモンサイエンス社製「MBK−400TL
−N」を、i線照射には、ニコン社製「NSR−150
5i6A(レンズの開口数0.45)」を、g線照射に
は、ニコン社製「NSR−1505G4D」を使用し
た。
されている最小のレジストパターンの寸法を測定した。
ターンの厚さを現像前のレジスト膜の厚さで割り、この
値を100倍して%の単位をつけて表わした。
度、パターンの膨潤および蛇行を調べた。 耐熱性:クリーンオーブン中にレジストパターンを形成
したウェハーを入れて、150℃にてパターンが崩れな
い場合を良好とした。
ル)およびアゾビスイソブチロニトリル8.2g(0.0
5モル)をジオキサン100mlに溶解し、内温を70
℃に保ちながら24時間反応させた。反応後、再沈処理
を数回行い未反応モノマーを除去し、ポリ(p−ter
t−ブトキシスチレン)を得た。引き続きこのポリ(p
−tert−ブトキシスチレン)を酸により加水分解
し、Mw=30,000のポリ(p−ヒドロキシスチレ
ン)を得た。この樹脂を樹脂(A1)とする。
ルA45.6g(0.2モル)および37重量%ホルマリ
ン73g(ホルムアルデヒド0.9モル)を35重量%
塩酸水溶液2gを触媒として100℃に保ちながら2時
間反応させた。未反応モノマー、ホルマリン、水等を除
去するために減圧下(30mmHg)で1時間蒸留を行
った。このようにしてMw=3,200のノボラック樹
脂を得た。この樹脂を樹脂(A2)とする。
%ホルマリン57.8g(ホルムアルデヒド0.71モ
ル)を蓚酸二水和物0.189g(1.5×10-3モル)
を触媒として100℃に保ちながら1時間反応させた
後、37重量%ホルマリン57.8g(ホルムアルデヒ
ド0.71モル)および蓚酸二水和物1.701g(1.
35×10-2モル)を加えてさらに2時間反応させた。
未反応モノマー、ホルマリン、水等を除去するために減
圧下(30mmHg)で1時間蒸留を行った。このよう
にして、Mw=6,200のノボラック樹脂を得た。こ
の樹脂を樹脂(A3)とする。
ル)、水酸化ナトリウム18.5g(0.46モル)、エ
タノール70gおよび水70gをフラスコに仕込み、攪
拌しながら15時間還流下にて加熱した。反応終了後、
エタノールを留去したのち、水を新たに70g加え、酢
酸エチルで抽出し、少量の水で数回洗浄し、酢酸エチル
を留去すると、無色のオイルが得られた。さらに減圧蒸
留にて精製し、無色のオイル状物質を得た。このもの
は、1H−NMR分析よりα,α’−ジエトキシ−p−キ
シレンであることが確認された。この化合物を架橋剤
(B1)とする。
ル)、3,4−ジヒドロ−2H−ピラン50.47g
(0.6モル)およびパラトルエンスルホン酸ピリジウ
ム塩251mg(10-3モル)をフラスコに仕込み、ジ
メチルスルホキシド60mlに溶解し、攪拌しながら、
内温を50℃に保持し、4時間反応を行った。反応終了
後、減圧下にて過剰のジヒドロピランを留去し、水10
0mlを加え、酢酸エチルで抽出し、少量の水で数回洗
浄し、ジメチルスルホキシドを除去した。次いで、酢酸
エチルを留去し、無色のオイル状物質を得た。このもの
は、1H−NMR分析よりα,α’−ジテトラヒドロピラ
ニロキシ−p−キシレンであることが確認された。この
化合物を架橋剤(B2)とする。
をフラスコに仕込み、1,4−ジオキサン100mlに
溶解し、攪拌しながら、カリウム t−ブトキシド25
g(0.22モル)を加え、室温下にて2時間攪拌し
た。次いで、ヨードメタン40g(0.28モル)を滴
下し、そのまま3時間反応を続けた。反応終了後、減圧
下にて溶剤および過剰のヨードメタンを留去した。その
後合成例5と同様にして、抽出操作を行い、無色のオイ
ル状物質を得た。このものは、1H−NMR分析よりα,
α’−ジメトキシ−O−キシレンであることが確認され
た。この化合物を架橋剤(B3)とする。
ルスルホニウムトリフレート3重量部および架橋剤(B
1)30重量部を、3−メトキシプロピオン酸メチル4
00重量部に溶解した。この溶液をシリコンウェハー上
にスピナーを用いて塗布したのち、90℃で120秒間
予備焼成して、膜厚0.7μmのレジスト膜を形成し
た。
KrFレーザー光にて露光したのち、120℃で120
秒間露光後焼成を行った。次に23℃で1分間浸漬法に
より現像し水で30秒間リンスした。その結果、良好な
形状の0.35μmのライン・アンド・スペースネガ型
パターンを最適露光量40mJ/cm2にて解像した。
未露光部の現像残りもなく、パターンの膨潤および蛇行
も観察されず現像性は良好であった。また、露光部の残
膜率は97%であり、耐熱性は良好であった。
4’−テトラヒドロキシベンゾフェノンの1,2−ナフ
トキノンジアジド−4−スルホン酸エステル(平均エス
テル化率78%)5重量部および架橋剤(B2)27重
量部を2−ヒドロキシプロピオン酸エチル480重量部
に溶解した。この溶液をシリコンウェハー上にスピナー
を用いて塗布したのち、110℃で90秒間予備焼成し
て、膜厚0.7μmのレジスト膜を形成した。
て露光したのち、90℃で120秒間露光後焼成を行っ
た。次に、実施例1と同様にして現像し、リンスを行っ
た。その結果、良好な形状の0.38μmのライン・ア
ンド・スペースネガ型パターンを最適露光量250ms
ecにて解像した。未露光部の現像残りもなく、パター
ンの膨潤および蛇行も観察されず現像性は良好であっ
た。また、露光部の残膜率は96%であり、耐熱性は良
好であった。
メトキシ−1−ナフチル)−4,6−ビス(トリクロロ
メチル)−1,3,5−トリアジン3重量部および架橋剤
(B3)25重量部を3−エトキシプロピオン酸エチル
390重量部に溶解した。この溶液をシリコンウェハー
上にスピナーを用いて塗布したのち、110℃で100
秒間予備焼成して、膜厚0.7μmのレジスト膜を形成
した。
て露光したのち、100℃で90秒間露光後焼成を行っ
た。次に、実施例1と同様にして現像し、リンスを行っ
た。その結果、良好な形状の0.55μmのライン・ア
ンド・スペースネガ型パターンを最適露光量200ms
ecにて解像した。未露光部の現像残りもなく、パター
ンの膨潤および蛇行も観察されず現像性は良好であっ
た。露光部の残膜率は97%であり、耐熱性は良好であ
った。
は、感度、現像性、解像度、パターン形状、耐熱性およ
び残膜性に優れ、現像時のパターンの膨潤、パターンの
蛇行がないネガ型レジストとして、特に紫外線、遠紫外
線、X線、電子線、分子線、γ線、シンクロトロン放射
線、プロトンビーム等の放射線に感応する集積回路作製
用ネガ型レジストとして好適に使用することができる。
Claims (1)
- 【請求項1】 (1)アルカリ可溶性樹脂、(2)放射
線の照射により酸を発生する化合物および(3)分子中
に、芳香環に直接結合したアルコキシアルキル基あるい
はシリルオキシアルキル基を少なくとも2個および下記
構造式(1) 【化1】 で示される置換基を少なくとも1個有しそして芳香環を
1〜8個有する化合物、を含有することを特徴とするネ
ガ型感放射線性樹脂組成物。
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JPH063825A true JPH063825A (ja) | 1994-01-14 |
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ID=16174872
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---|---|
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