JPH06379U - 染み抜き用液体容器 - Google Patents

染み抜き用液体容器

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JPH06379U
JPH06379U JP4240992U JP4240992U JPH06379U JP H06379 U JPH06379 U JP H06379U JP 4240992 U JP4240992 U JP 4240992U JP 4240992 U JP4240992 U JP 4240992U JP H06379 U JPH06379 U JP H06379U
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JP
Japan
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liquid
stain
container
liquid container
fitted
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JP4240992U
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English (en)
Inventor
賀孝 西平
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Toppan Inc
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Toppan Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】液体塗布容器の先端構造を検討し、染み抜き液
体を適宜滴下させながら叩いて染み抜きを行なっても、
先端部材に染みが転移することを極力抑えて確実に染み
抜きを可能とした携帯用の染み抜き用液体容器を提供す
るものである。 【構成】容器本体(13)に中栓(11)を嵌着し、この中栓(1
1)の天壁(14)に凹溝(15)と外周にはローレット溝(12)
と、このローレット溝下端に連通孔(16,16) を形成した
断面が凸形状の中栓(11)と、この中栓(11)上には、円形
の中心に注出孔(P)を設け外周には棒状突起(10a) を林
立させたブラシキャップ(10)を嵌着した先端構造の染み
抜き用液体容器(20)であって、前記ブラシキャップ(10)
が、少なくとも弾力性を有する樹脂材料からなることを
特徴とする染み抜き用液体容器(20)である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は液体容器の先端部分に、外周に棒状突起を林立させて中心に液体注出 孔を設けたブラシキャップを嵌着してなる携帯用の染み抜き用液体容器に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から糊剤や薬剤或いは整髪液剤を塗布するため容器の先端に柔軟性多孔質 体(例えばスポンジ、発泡ウレタン等)、刷毛、櫛状体を取り付けた複数部品で 構成された液体容器が数多く市販されている。これらは用途に応じて数々の形態 の部品を取り付けたもので、図4に示すような、先端に布又はフェルト(32)で覆 われたスポンジ(31)等を中栓(35)、パッキング(34)を介在させて取り付け、この 中栓、パッキングの中央部分に連通孔(33)を設けた先端構造で、液体(糊、油な どの粘稠物を含む)を充填して容器を使用する際には、逆さにして容器本体(37) を軽く押して液体(E) の注出量を加減しながら、先端のスポンジを利用して塗布 する液体塗布容器(30)である(図4c参照)。また、同様に先端に刷毛や櫛等の 部品を取り付けて、液体を注出しながら髪を染めたり整髪する液体容器も公知で ある(図示しない)。
【0003】 例えば、先端にスポンジを備えた塗布部を係止する円板部が凹部に嵌合され、 この凹部に嵌合された円板部の外周縁を嵌合凹部内で上下に摺動可能として、液 剤の塗布がしやすいようにした液体塗布容器(実開昭56−14344号公報参 照)が当出願人により提案されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した液体塗布容器(30)の数多くは、便利であるが構成部品 数も多く製造コスト高になることは否めない。また、本考案が提案する染み抜き 用に使用する場合には数多くの問題が残されている。特に染み抜きの場合、従来 から染み落しの液体(ベンジン等)を滴下して、染みが付いた布地の裏側にも布 等を当てて、染みの部分を上から布等を丸めて叩くことにより染みの色素等が裏 側に抜けて染みを落としていた。しかしながら叩いた布等にも染みが転移してし まい、特に絹や麻等には転移し易いことから、前述の先端に塗布用の布地に包ま れたスポンジを備えた液体塗布容器では染み抜き用として使用するとかえって染 みが広がってしまうことになる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで本考案は、前述の液体塗布容器の先端構造を検討し、染み抜き液体を適 宜滴下させながら叩いて染み抜きを行なっても、容器の先端に染みが転移するこ とを極力抑えて確実に染み抜きができることを可能とした、携帯用の染み抜き用 液体容器を提供することを目的とするもので、図1に示すように、液体を収納す る容器本体(13)の上部に、中栓(11)とブラシキャップ(10)を嵌着した先端構造を 有する染み抜き用液体容器であって、前記中栓の天壁(14)に凹溝(15)と外周には ローレット溝(12)を形成し、該ローレット溝(12)下端には連通孔(16,16) を設け て断面が凸形状の中栓(11)とした該中栓上に、円形の中心に液体注出孔(P) を設 け、外周には棒状突起(10a) を林立させたブラシキャップ(10)を嵌着した先端構 造を有する液体容器の前記ブラシキャップ(10)が、少なくとも弾力性を有する樹 脂材料からなることを特徴とする染み抜き用液体容器(20)である。
【0006】 本考案は、液体容器先端に棒状突起(10a) を林立させたブラシキャップ(10)を 嵌着した先端構造の液体容器に、外蓋(18)を被せた携帯用の染み抜き用液体容器 (20)であって、図1(a) に示すように容器本体(13)上部に先ず中栓(11)を嵌着し たもので、この中栓(11)は天壁(14)に凹溝(15)と外周にはローレット溝(12)を形 成し、このローレット溝(12)の下端には液体を通す連通孔(16,16) を設けた断面 が凸形状の中栓(11)である。
【0007】 次に、前記断面が凸形状の中栓(11)の上から、棒状突起(10a) を林立させたブ ラシキャップ(10)を隙間がないよう蜜に嵌着したものである。このブラシキャッ プ(10)を中栓に嵌着することで、円形の中心に液体の注出孔(P) と、前記中栓外 周のローレット溝(12)上にブラシキャップ(10)の棒状突起(10a) を円形状に林立 させた形状となる。尚、棒状突起(10a) は二重乃至三重に設けてブラシ状にする ことが好ましい。
【0008】 この棒状突起(10a) を林立させてブラシ状にしたブラシキャップ(10)の材料と して、少なくとも弾力性を有する樹脂材料を用いたことにより、凸形状の中栓(1 1)と密着して嵌着されるので逆さにしても液漏れが起らない。また、染み抜きの 際は、染み抜き液を滴下させて上からその部を軽く叩いて染みを裏側に当てた布 地等に転移させる方法で行なっているが、この際に先端のショックを軟らげると ともに染みが、棒状突起(10a) の先端に転移することを極力抑えるためブラシ状 にしたものである。
【0009】
【作用】
本考案は、図1に示すように、容器本体(13)の上部に断面が凸形状の中栓(11) とその上から円形の中心に注出孔(P) と棒状突起(10a) を林立させたブラシキャ ップ(10)を嵌着した先端構造を有する染み抜き用液体容器であって、染み抜きの 際に、容器を逆さにして軽く叩くように上下に振ることで液体は連通孔(16,16) から液溜り(17,17) と中栓(11)外周のローレット溝(12)を通って天壁(14)に形成 した凹溝(15)に入り、ブラシキャップ(10)の注出孔(P) から適宜滴下するととも に、一部は棒状突起(10a) をつたわって少量づつ滴下しながらの染み抜きが可能 となる。また棒状突起(10a) の先端は、染みの部分を軽く叩いても接触面積が少 ないので染みがブラシキャップに転移することが抑えられる。
【0010】 更に、ブラシキャップ(10)が弾力性を有する樹脂材料で形成されているので、 凸形状の中栓(11)とピッタリと密着し容器を逆さにしても液漏れが起らない。ま た、先端の棒状突起(10a) で叩くように染み抜きを行なっても布地を傷めること がない。
【0011】
【実施例】
本考案における実施例を図に基づき詳細に説明する。図1(a) は本考案の実施 例による染み抜き用液体容器の先端構造を示す断面図である。図1(b) は上記の A−A部分における上方より見た説明図であり、図1(c) は凸形状の中栓の天壁 に形成した凹溝及び外周のローレット溝の説明図である。
【0012】 本考案における中栓(11)は、図1に示すように、天壁(14)に凹溝(15)と外周に はローレット溝(12)を形成し、この外周下端には染み抜き用液体を通す連通孔(1 6,16) を設けた断面が凸形状の中栓(11)構造となっており、ポリエチレン樹脂、 ポリプロピレン樹脂等を射出成形によって成形したものである。この凹溝(15)や ローレット溝(12)の溝幅、深さは液体を通す溝であるため、大きくしたり深くす る必要はない。また、天壁(14)の凹溝(15)の形状、溝の本数も変えて液体の滴下 を調整することも可能である。
【0013】 本考案のブラシキャップ(10)は、図1に示すように、円形状に棒状突起(10a) を多本数形成し、中心には液体の注出孔(P) を設けて断面が凸形状の中栓(11)上 に嵌着したものである。このブラシキャップ(10)は、弾力性を有する樹脂材料、 例えば、ウレタン樹脂、ゴム系材料を用いることもできるが、特にスチレン−ブ タジエン系、ポリエステル系、ポリエチレン系等の熱可塑性エラストマーによっ て射出成形したものが最適である。これによって中栓(11)及び容器本体(13)と密 に嵌着することができる。また、ブラシ状に林立した棒状突起(10a) は、中栓(1 1)のローレット溝(12)上に位置するように円形状に設け、この外側にも2重乃至 3重に設けてブラシ状としたものである。
【0014】 前記ブラシキャップ(10)は、例えば熱可塑性エラストマー材料を用いることで 染み抜きの際に、容器を逆さにして軽く上下に振って染み抜き液を滴下し、ブラ シキャップ(10)の棒状突起(10a) 先端で染みの部分を叩き染み抜きをするが、弾 力性を有する棒状突起(10a) によって布地を傷めることがない。また、染み抜き 液は容器先端で軽く叩くことで連通孔(16,16) 、ローレット溝(12)、凹溝(15)か ら注出孔(P) を通って直接染みの部分に滴下する液体と、注出孔(P) から棒状突 起(10a) に流れる液体とに分かれることで、染み抜き液を着けながら染み抜きが できる。
【0015】 前述の染み抜き用液体容器は、通常の場合(携帯等の未使用時)外蓋(18)を被 せておく。例えば、図2に示すように、外蓋内側中央に液止め突起(18a) を設け たもので、外蓋(18)をブラシキャップ(10)に被せると、この突起(18a) はブラシ キャップ(10)中央の注出孔(P) を塞ぎ液漏れを防止する。
【0016】
【考案の効果】
本考案は液体容器の先端に少なくとも弾力性を有する樹脂材料、特に熱可塑性 エラストマー材料で射出成形したブラシキャップを用いることで、弾力性を有し 中栓及び容器本体との嵌着が密になる。また、液体は中栓の連通孔、ローレット 溝、凹溝を通って流れるので密に嵌着しても液体の滴下には支障がない。また、 この液体容器は連通孔から注出孔まで直線的につながっていないの逆さにしても 液漏れの心配がない。 更に、弾力性のある熱可塑性エラストマーによるブラシキャップによって、染 み抜きの際に叩いて染み抜きを行っても布地等を傷めることがなく、棒状突起の 先端で軽く叩いても染みとの接触面積が小さいので染みの色素等が転移すること を極力抑えることができる。
【0017】 また、この染み抜き用液体容器は、構成部品点数が少ないので製造コストが低 く抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本考案の実施例による染み抜き用液体容
器の先端構造を示す断面図である。 (b)上記のA−A部分の上方より見た説明図である。 (c)本考案の中栓に形成した凹溝、ローレット溝の説
明図である。
【図2】本考案の染み抜き用液体容器の外蓋の一例を示
す断面図である。
【図3】本考案の染み抜き用液体容器の使用方法の一例
を示す説明図である。
【図4】(a)液体塗布用容器の先端構造の一例を示す
説明図である。 (b)上記の先端の布で覆われた柔軟性多孔質体(スポ
ンジ)の一例を示す説明図である。 (c)液体塗布用容器の使用方法の一例を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
10 … ブラシキャップ 10a… 棒状突起 11 … 中栓 12 … ローレット溝 13 … 容器本体 14 … 中栓の天壁 15 … 凹溝 16 … 連通孔 17 … 液溜り 18 … 外蓋 18a… 液止め突起 20 … 染み抜き用液体容器 30 … 塗布容器 31 … 柔軟性多孔質体 32 … 布(フェルト) 33 … 連通孔 34 … パッキング 35 … 中栓 36 … ホルダー 37 … 容器本体 P … 注出孔 E … 液体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体を収納する容器本体の上部に、中栓と
    ブラシキャップを嵌着した先端構造を有する染み抜き用
    液体容器であって、前記中栓の天壁には凹溝と外周には
    ローレット溝を形成し、該ローレット溝の下端には連通
    孔を設けた断面が凸形状の中栓とした該中栓上に、円形
    の中心に注出孔を設け外周には棒状突起を林立させたブ
    ラシキャップを嵌着した先端構造を有する液体容器の前
    記ブラシキャップが、少なくとも弾力性を有する樹脂材
    料からなることを特徴とする染み抜き用液体容器。
JP4240992U 1992-06-19 1992-06-19 染み抜き用液体容器 Pending JPH06379U (ja)

Priority Applications (1)

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JP4240992U JPH06379U (ja) 1992-06-19 1992-06-19 染み抜き用液体容器

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JP4240992U JPH06379U (ja) 1992-06-19 1992-06-19 染み抜き用液体容器

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JPH06379U true JPH06379U (ja) 1994-01-11

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JP4240992U Pending JPH06379U (ja) 1992-06-19 1992-06-19 染み抜き用液体容器

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20140141929A (ko) * 2013-06-03 2014-12-11 엘지전자 주식회사 휴대용 의류처리장치

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