JPH0637782B2 - ブレ−ドを含む作業装置を備えた土工車輛 - Google Patents

ブレ−ドを含む作業装置を備えた土工車輛

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JPH0637782B2
JPH0637782B2 JP144185A JP144185A JPH0637782B2 JP H0637782 B2 JPH0637782 B2 JP H0637782B2 JP 144185 A JP144185 A JP 144185A JP 144185 A JP144185 A JP 144185A JP H0637782 B2 JPH0637782 B2 JP H0637782B2
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fluid pressure
blade
fluid
pressure cylinder
cylinder mechanism
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孝行 佐藤
出 森田
喜三郎 小田部
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新キャタピラ−三菱株式会社
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F3/00Dredgers; Soil-shifting machines
    • E02F3/04Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
    • E02F3/76Graders, bulldozers, or the like with scraper plates or ploughshare-like elements; Levelling scarifying devices
    • E02F3/7609Scraper blade mounted forwardly of the tractor on a pair of pivoting arms which are linked to the sides of the tractor, e.g. bulldozers
    • E02F3/7613Scraper blade mounted forwardly of the tractor on a pair of pivoting arms which are linked to the sides of the tractor, e.g. bulldozers with the scraper blade adjustable relative to the pivoting arms about a vertical axis, e.g. angle dozers

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 <技術分野> 本発明は、ブレードを含む作業装置を備えた土工車輌に
関する。
<従来技術> 例えばローダの如き土工車輌においては、クイツクカプ
ラの普及により、一台の車輌本体についてバケツト,フ
オーク又はブレード等を含む種々の作業装置が用意さ
れ、これらの種々の作業装置を選択的に車輌本体に装着
することによつて種々の作業が行えるようになつてい
る。例えばバケツトを含む作業装置を装着した場合に
は、一般土工作業はもとより荷役作業のバラ物製品(石
炭,鉄鋼石等)の運搬及び積込作業、或いは配管作業に
ての埋戻し作業,土ならし作業等の作業を遂行すること
ができ、例えばフオークを含む作業装置を装着した場合
には、荷役作業にての製品のパレツト運搬及び倉庫搬入
作業、或いは木材運搬作業等の作業を遂行することがで
き、また例えばブレードを含む作業装置を装着した場合
には、整地作業にての排土作業、土ならし作業、或いは
除雪作業にての排雪作業等の作業を遂行することができ
る。
しかし、従来のブレードを含む作業装置においては、ブ
レードを傾動させるためのチルト機構が付設されておら
ず、このことに起因して、上述した排土作業,排雪作業
等を効率良く行うことが困難であつた。
<発明の目的> 本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主
目的は、比較的簡単な構成でもつてブレードのアングル
作用及びチルト作用を行うことができる作業装置を備え
た土工車輌を提供することである。
<発明の要約> 本発明によれば、車輌本体と、該車輌本体の前端に装着
された作業装置を備え、該作業装置にブレードが装着さ
れている、ブレードを含む作業装置を備えた土工車輌に
おいて; 該作業装置は、該車輌本体の前端に装着された支持本体
と、該支持本体の前端に上下方向に延びる第1の軸線を
中心として旋回自在に連結され、該ブレードの背面に作
用するアングル支持体とを含み、 該ブレードは該支持体の前端に該第1の軸線及び該第1
の軸線に対して実質上垂直な前後方向に延びる第2の軸
線を中心として旋回自在に連結され、 該アングル支持体の両端部と該支持体との間には、該ア
ングル支持体を該第1の軸線を中心として旋回させこれ
によつて該ブレードを該第1の軸線を中心として旋回さ
せるための一対のアングル用シリンダ機構が介在され、 該ブレードと該支持本体との間には、該ブレードを該第
2の軸線を中心として旋回させるためのチルト用流体圧
シリンダ機構が介在されている、 ことを特徴とする土工車輌が提供される。
<発明の好適具体例> 以下、添付図面を参照して、本発明に従つて構成された
土工車輌の一具体例について説明する。
まず、第1図乃至第6図を参照して土工車輌に装着され
る作業装置について説明すると、図示の作業装置2は、
支持本体4とアングル支持体6を含み、支持本体4の前
端には作業用ブレード8が装着されている。
主として第1図,第2図,第5図及び第6図を参照し
て、図示の支持本体4は略台形状であり、主支持部10
と、主支持部10の前面中間部に設けられた中間支持部
12と、主支持部10の前面下部に設けられた下部支持
部14を有している(特に第6図参照)。上述した支持
本体4においては、更に、中間支持部12の前端中央部
にはブラケツト16が設けられ、また中間支持部12の
両側端には上下方向に間隔を置いて一対のブラケツト2
0a及び20bが設けられている(第1図,第2図及び
第6図)。更にまた、中間支持部12の上端には上プレ
ート22が設けられ、上プレート22中間支持部12の
前面を越えて前方に突出する前端部にはブラケツト部2
4が一体に設けられている。
また、主として第1図及び第5図を参照して、図示のア
ングル支持体6は相互に間隔を置いて配設された上プレ
ート26と下プレート28を有し、上プレート26及び
下プレート28の両端部がプレート30a及び30bに
固定されている。プレート30a及び30bの先端(第
1図において左右方向である横方向先端)は円弧状に形
成されており、かかるプレート30a及び30bは、後
の記載から理解される如く、被案内体を構成する。
更に、主として第2図及び第5図を参照して、図示のブ
レード8は前プレート32,後プレート34並びにサイ
ドプレート36及び38を有する箱状であり、その下端
部先端にはカツテイングエツジ40が装着されている。
上述したブレード8においては、更に、その背面下部中
央部には上下方向に間隔を置いて一対のブラケツト42
が設けられ、その左端部(第1図,第2図及び第5図に
おいて左端部)上端には前後方向(第1図において上下
方向、第2図において左右方向、第4図において紙面に
垂直な方向)に間隔を置いて一対のブラケツト44が設
けられている。更にまた、ブレード8の背面両端部には
案内体46a及び46bが設けられている。図示の案内
体46a及び46bは、第1図に示す如く、間隔を置い
て配設された一対のプレート48及び50とプレート4
8及び50間に配設された中間部材52から構成され、
その内側において上下方向に延びる案内溝54a及び5
4bを規定している。
上述したアングル支持体6は次の通りにして支持本体4
に装着されている。即ち、支持本体4のブラケツト16
の両側にアングル支持体6の上プレート26及び下プレ
ート28の長手方向中央部を位置付け、上プレート2
6,ブラケツト16及び下プレート28を貫通して連結
ピン56(第4図)を所要の通り装着することによつ
て、アングル支持体6が支持本体4の前端に連結ピン5
6(上下方向に延びる第1の軸線を構成する)を中心と
して前後方向に旋回自在に連結されている。更に、アン
グル支持体6の両端部と支持本体4との間には、アング
ル支持体6を旋回させるためのアングル用流体圧シリン
ダ機構58a及び58bが介在されている(第1図)。
片方のアングル用流体圧シリンダ機構58aは、その基
部側が支持本体4の一対のブラケツト20a間に位置付
けられて連結ピン60a(第1図,第2図,第5図)を
介してブラケツト20a間に旋回自在に連結され、その
ロツド側がアングル支持体6の上プレート26及び下プ
レート28間に位置付けられて連結ピン62a(第1
図,第2図,第5図)を介して上プレート26及び下プ
レート28間に旋回自在に連結されている。また、他方
のアングル用流体圧シリンダ機構58bも、上記流体圧
シリンダ機構58aと実質上同様に、その基部側が支持
本体4の一対のブラケツト20b間に連結ピン60b
(第1図,第5図)を介して旋回自在に連結され、その
ロツド側がアングル支持体6の上ブレート26及び下プ
レート28間に連結ピン62b(第1図,第5図)を介
して旋回自在に連結されている。かくの通り装着されて
いるので、第1図から理解される如く、後述する如くし
て片方の流体圧シリンダ機構58aが伸張(又は収縮)
されると共に他方の流体圧シリンダ機構58bが収縮
(又は伸張)されると、アングル支持体8は第1の軸線
を構成する連結ピン56を中心として矢印64(又は6
6)で示す方向に旋回される。尚、具体例においては、
連結ピン56,60a,60b,62a及び62bが外
れるのを防止するために、ロツクプレート64(第1
図,第2図及び第4図参照)が所要の通り装着されてい
る。
また、上述したブレード8は次の通りにして支持本体4
に装着されている。即ち、第3図に示す如く、支持本体
4の下部支持部14の前端中央部にはスリーブ部材70
を介して連結ブラケツト72が回動自在に装着され(第
6図も参照されたい)、連結ブラケツト72のスリーブ
部材70から後方に突出する後端には係止部材74が固
定されている。かかる連結ブラケツト72の前端側は下
部支持部14の前面から前方に突出しており、連結ブラ
ケツト72の突出前端部をブレード8の一対のブラケツ
ト42間に位置付け、一対のブラケツト42及び連結ブ
ラケツト72の突出先端部を貫通して連結ピン76を所
要の通り装着することによつて、ブレード6が支持本体
4の前端に所要の通り連結されている。連結ピン76
は、第4図から理解される如く、上記連結ピン56と上
下方向に整合しており、従つて、ブレード8は連結ピン
76(連結ピン56と共に上下方向に延びる第1の軸線
を構成する)を中心として前後方向に旋回自在に且つ連
結ブラケツト72、詳しくはその後端部のスリーブ部材
70に支持されている軸部(上記第1の軸線に対して実
質上垂直な前後方向に延びる第2の軸線を構成する)を
中心として上下方向に旋回自在に連結されている。更
に、ブレード8と支持本体4との間には、ブレード8を
上下方向に旋回させるためのチルト用流体圧シリンダ機
構78が介在されている。主として第2図及び第4図を
参照して、支持本体4の上プレート22の先端部に設け
られたブラケツト部24には、連結部材80の一端側の
軸部82が回動自在に装着されている。この連結部材8
0の他端側には一対のブラケツト84が一体に形成され
ている。連結部材80の軸部82は、第4図に示す如
く、上述した連結ピン56及び76と上下方向に整合し
ており、これら連結ピン56及び76と共に上下方向に
延びる第1の軸線を構成する。そして、チルト用流体圧
シリンダ機構78は、その基部側が連結部材80の一対
のブラケツト84間に連結ピン86(第4図,第5図)
を介して旋回自在に連結され、そのロツド側がブレード
8のブラケツト44間に連結ピン88(第4図,第5
図)を介して旋回自在に連結されている。また、上述し
たことに関連して、ブレード8に設けられた案内体46
a及び46bの案内溝54a及び54b内には、上記ア
ングル支持体6のプレート30a及び30bの先端部が
移動自在に受入れられている。プレート30a及び30
bは、後の記載から理解される如く、ブレード8のアン
グル作用時には案内体46a及び46bを介してブレー
ド8の背面に作用し、排土作業時等においてはブレード
8に作用する力を案内体46a及び46bを介して受け
る作用をする。かくの通り装着されているので、第4図
から理解される如く、後述する如くしてチルト用流体圧
シリンダ機構78が伸張(又は収縮)されると、ブレー
ド8は第2の軸線を構成する連結ブラケツト72を中心
として矢印90(又は92)で示す方向に旋回され、か
かる旋回中においては、ブレード8の案内体46a及び
46bはアングル支持体6のプレート30a及び30b
に対して相対的に移動される。尚、具体例においては、
連結ピン76,86及び88、並びに連結部材80が外
れるのを防止するために、ロツクプレート94が所要の
通り装着されている(第2図,第3図及び第4図参
照)。
上述した構成の作業装置2においては、第1図及び第2
図から容易に理解される如く、チルト用流体圧シリンダ
機構78がブレード8とほぼ平行に配置される構成であ
るために、ブレード8の前方へのオーバハング量が少な
くなり、これによつて車輌バランスの悪化、ブレード貫
入力の低下等を防止するこができる。
上述した作業装置2は、それ自体公知のクイツクカプラ
を介してローダの如き土工車輌の車輌本体の前端に装着
される。更に説明すると、クイツクカプラ(一部のみを
第1図,第2図,第5図及び第6図に示す)は支持本体
2の主支持部の背面に固定されたフツク96と車輌本体
(図示せず)の前端に装着されたヒツチ(図示せず)を
具備している。そして、図示のフツク96は、支持本体
4の上部に横方向に間隔を置いて固定された上部フツク
部材98a及び98bと支持本体4の下部に横方向に間
隔を置いて固定された下部フツク部材100a及び100bを
備えている。またヒツチ(図示せず)は、上部フツク部
材98a及び98bに所要の通りにして係合される上管
状部材(図示せず)と下部フツク部材100a及び100bに
所要の通り係合される下管状部材(図示せず)を備えて
いる。かかる構成のクイツクカプラにおいては、ヒツチ
の上管状部材を上部フツク部材98a及び98bに係合
せしめると共にヒツチの下管状部材を下部フツク部材10
0a及び100bに係合せしめることによつて、作業装置2
が車輌本体の前端に所要の通り装着される。上述したク
イツクカプラの構成は、特開昭58−98532号公報
に開示されているものと実質上同一であり、それ故にそ
の詳細については上記特開昭58−98532号公報を
参照されたい。具体例においては、上記クイツクカプラ
のヒツチ(図示せず)は、車輌本体に設けられリフト用
流体圧シリンダ機構102a及び12b(第7図)の伸縮に
よつて昇降動される一対のリフトアーム(図示せず)
と、車輌本体に設けられ前後傾用流体圧シリンダ機構1
04(第7図)の伸縮によつて旋回されるヒツチ(図示
せず)に連結されている。
次に、第7図を参照して、上述した作業装置2を備えた
土工車輌の流体圧制御回路について説明する。図示の流
体圧制御回路は、圧油の如き圧力流体を収容している圧
力流体溜106、及びこの圧力流体溜106から圧力流
体を送給するための油圧ポンプの如き送給源108に加
えて、チルト用流体圧シリンダ機構78の作動を制御す
るための第1の流体圧制御系110と、アングル用流体
圧シリンダ機構58a及び58b並びに前後傾用流体圧
シリンダ機構104の作動を制御するための第2の流体
圧制御系112と、リフト用流体圧シリンダ機構102a
及び102bの作動を制御するための第3の流体圧制御系
114とを備えている。第1の流体圧制御系110は第
1の方向制御弁116を含み、第1の方向制御弁116
と送給源108との間には、供給流路118が配設され
ている。この供給流路118にはリリーフ弁120を有
するリリーフ流路122が接続され、リリーフ流路12
2は第1の方向制御弁116に送給される流体圧力を所
要値に設定する。また、この第1の方向制御弁116と
チルト用流体圧シリンダ機構78との間には、流体流路
124(流体圧シリンダ機構78の基部側、即ち伸張側
に接続されている)及び流体流路126(流体圧シリン
ダ機構78のロツド側、即ち収縮側に接続されている)
が配設されている。流体流路124及び126には、更
に、リリーフ弁128及び130を有するリリーフ流路
132及び134が接続され、リリーフ流路132及び
134はチルト用流体圧シリンダ機構78に送給される
流体圧力を所要値に設定する。
上記第2の流体圧制御系112は、第2の方向制御弁1
36及び切換弁138を含んでいる。この第2の方向制
御弁136と上記第1の方向制御弁116との間には流
体流路140が配設され、流体流路140と第1の方向
制御弁116との間にはリターン流路142が配設され
ている。また、第2の方向制御弁136と切換弁138
との間には流体流路144及び146が配設され、流体
流路144及び146にはリリーフ弁148及び150
を有するリリーフ流路152及び154が接続され、リ
リーフ流路152及び154は切換弁138に送給され
る流体圧力を所要値に設定する。これらのリリーフ流路
152及び154と第2の方向制御弁136との間に
は、逆止弁156を有するリターン流路158が配設さ
れている。更に、切換弁138とアングル用流体圧シリ
ンダ機構58a及び58bとの間には流体流路160
(片方のアングル用流体圧シリンダ機構58bの基部
側、即ち伸張側と他方のアングル用流体圧シリンダ機構
58aのロツド側、即ち収縮側に接続されている)及び
流体流路162(片方のアングル用流体圧シリンダ機構
58bのロツド側、即ち収縮側と他方の流体圧シリンダ
機構58aの基部側、即ち伸張側に接続されている)が
配設され、この切換弁138と前後傾用流体圧シリンダ
機構104との間には、流体流路164(前後傾用流体
圧シリンダ機構104のロツド側、即ち収縮側に接続さ
れている)及び流体流路166(前後傾用流体圧シリン
ダ機構104の基部側、即ち伸張側に接続されている)
が配設されている。
また、上記第3の流体圧制御系114は第3の方向制御
弁168を含んでいる。第3の方向制御弁168と上記
第2の方向制御弁136との間には、流体流路170が
配設されている。第3の方向制御弁168とリフト用流
体圧シリンダ機構102a及び102bとの間には、流体流路
172(リフト用流体圧シリンダ機構102a及び10
2bのロツド側、即ち収縮側に接続されている)及び流
体流路174(リフト用流体圧シリンダ機構102a及び1
02bの基部側、即ち伸張側に接続されている)が配設さ
れている。そして、上記流体流路172と上記リターン
流路158との間には逆止弁176を有する流体流路1
78が配設され、上記流体流路174にはリリーフ弁1
80を有するリリーフ流路182が接続されている。リ
リーフ流路182は、流体流路174の流体圧力を所要
値に設定する。更にまた、第3の方向制御弁168と圧
力流体溜106との間にはリターン流路184が配設さ
れている。リターン流路184には絞り部材186,冷
却器188及びフイルタ190が配設され、上記冷却器
188をバイパスしてリリーフ弁192を有するリリー
フ流路194が接続され、またフイルタ190をバイパ
スしてリリーフ弁196を有するリリーフ流路198が
接続されている。また、リターン流路184の絞り部材
186の配設部位より上流側とリターン流路158との
間には流体流路196が配設され、第3の方向制御弁1
68とリターン流路158との間には流体流路197が
配設されている。
上述した第1の流体圧制御系110の第の方向制御弁1
16は、第7図に示す中立位置と、右側に位置する第1
の作用位置と、左側に位置する第2の作用位置とに選択
的に位置付けられる。即ち、第1の方向制御弁116
は、上記中立位置にあるときには第7図に示す如く供給
流路118と流体流路140を接続し、上記第1の作用
位置にあるときには流体流路124とリターン流路14
2を接続すると共に、逆止弁198が設けられている流
路200を介して供給流路118と流体流路126を接
続し、また上記第2の作用位置にあるときには流体流路
126とリターン流路142を接続すると共に、上記流
路200を介して供給流路118と流体流路124を接
続する。
上述した第2の流体圧制御系112の第2の方向制御弁
136は、第7図に示す中立位置と、右側に位置する第
1の作用位置と、左側に位置する第2の作用位置とに選
択的に位置付けられる。即ち、第2の方向制御弁136
は。上記中立位置にあるときには第7図に示す如く流体
流路140と流体流路170を接続し、上記第1の作用
位置にあるときには流体流路144とリターン流路15
8を接続すると共に、逆止弁202が設けられている流
路204を介して流体流路140と流体流路146を接
続し、また上記第2の作用位置にあるときには流体流路
146と流体流路170を接続すると共に、流路204
を介して流体流路140と流体流路144を接続する。
また、第2の流体圧制御系112の切換弁138は、第
7図に示す第1の位置と、左側に位置する第2の位置と
に選択的に位置付けられる。即ち、切換弁138は、上
記第1の位置にあるときには第7図に示す如く流体流路
144と流体流路160を接続すると共に流体流路14
6と流体流路162を接続し、上記第2の位置にあると
きには流体流路144と流体流路164を接続すると共
に流体流路146と流体流路166を接続する。
更に、第3の流体圧制御系114の第3の方向制御弁1
68は、第7図に示す中立位置と、右側に位置する第1
の作用位置と、左側に位置する第2の作用位置と、上記
第2の作用位置より更に左側に位置する第3の作用位置
とに選択的に位置付けられる。即ち、第3の方向制御弁
168は、上記中立位置にあるときには第7図に示す如
く流体流路170とリターン流路184を接続し、上記
第1の作用位置にあるときには流体流路172と流体流
路197を接続すると共に、逆止弁206が設けられて
いる流路208を介して流体流路170と流体流路17
4を接続し、上記第2の作用位置にあるときには流体流
路174と流体流路197を接続すると共に、上記流路
206を介して流体流路170と流体流路172を接続
し、また上記第3の作用位置にあるときには流体流路1
72及び174と流体流路197を接続すると共に、流
体流路170とリターン流路184を接続する。
次に、主として第1図,第4図及び第7図を参照して、
上記流体圧制御回路を具備した、上述した作業装置2が
装着されている土工車輌の作用効果について説明する。
ブレード8を上下方向にチルトさせるには、第1の方向
制御弁116を操作して上記第1の作用位置(又は上記
第2の作用位置)に位置付ける。第1の方向制御弁11
6を第1の作用位置(又は第2の作用位置)に位置付け
た場合には、供給流路118からの流体が流体流路12
6(又は124)に供給されると共に、チルト用流体圧
シリンダ機構78の基部側(又はロツド側)の流体が流
体流路124(又は126)を介してリターン流路14
2に戻され、かくしてチルト用流体圧シリンダ機構78
が収縮(又は伸張)される。かくすると、第4図に示す
如く、このチルト用流体圧シリンダ機構78の作用によ
つてブレード8が連結ブラケツト72(第2の軸線を構
成する)を中心として矢印92(又は90)で示す方向
に旋回され、このブレード8は支持本体4及びアングル
支持体6に対して相対的に上下方向に旋回移動される。
尚、第1の方向制御弁116が上記中立位置にあるとき
には、供給流路118からの流体が流体流路140に送
給され、かくしてチルト用流体圧シリンダ機構78が伸
縮することはない。
ブレード8を前後方向にアングルさせるには、切換弁1
38を上記第1の位置に保持した状態において、第2の
方向制御弁136を操作して上記第1の作用位置(又は
上記第2の作用位置)に位置付ける。切換弁138を第
1の位置に保持した状態において第2の方向制御弁13
6を第1の位置(又は第2の位置)に位置付けた場合に
は、供給流路118から第1の方向制御弁116を通し
て流体流路140に送給された流体が流体流路146
(又は144)及び切換弁138を通して流体流路16
2(又は160)に送給されると共に、アングル用流体
圧シリンダ機構58aのロツド側(又は基部側)及びア
ングル用流体圧シリンダ機構58bの基部側(又はロツ
ド側)の流体が流体流路160(又は162)、切換弁
138及び流体流路144(又は146)を通してリタ
ーン流路158(又は流体流路170)に戻され、かく
して片方のアングル用流体圧シリンダ機構58aが伸張
(又は収縮)されると共に他方の流体圧シリンダ機構5
8bが収縮(又は伸張)される。かくすると、第1図に
示す如く、アングル支持体5が連結ピン56(第1の軸
線を構成する)(第4図)を中心として矢印64(又は
66)で示す方向に旋回され、かかるアングル支持体6
のプレート30a及び30bの作用によつてブレード8
が連結ピン76(第1の軸線を構成する)(第3図,第
4図)を中心として矢印64(又は66)で示す方向に
旋回され、ブレード8はアングル支持体6と共に支持本
体4に対して相対的に前後方向に旋回移動される。尚、
かかる状態において第2の方向制御弁136が上記中立
位置にあるときには、流体流路140からの流体が流体
流路170に送給され、かくしてアングル用流体圧シリ
ンダ機構58a及び58bが伸縮することはない。
ブレード8を前後方向に傾動させるには、切換弁138
を操作して上記第2の位置に位置付け、かかる状態にお
いて第2の方向制御弁136を操作して上記第1の作用
位置(又は上記第2の作用位置)に位置付ける。切換弁
138を第2の位置に保持した状態において第2の方向
制御弁136を第1の作用位置(又は第の作用位置)に
位置付けた場合には、上述した如くして流体流路140
に送給された流体が流体流路146(又は144)及び
切換弁138を通して流体流路166(又は164)に
送給されると共に、前後傾用流体圧シリンダ機構104
のロツド側(又は基部側)の流体が流体流路164(又
は166)、切換弁138及び流体流路144(又は1
46)を通してリターン流路158(又は流体流路17
0)に戻され、かくして前後傾用流体圧シリンダ機構1
04が伸張(又は収縮)される。かくすると、図示して
いないが、車輌本体に装着されているクイツクカプラの
ヒツチが車輌本体に対して相対的に前後方向に旋回さ
れ、ブレード8はアングル支持体6,支持本体4及びヒ
ツチと共に前後方向に所要の通り傾動される。尚、かか
る状態において第2の方向制御弁136が上記中立位置
にあるときにも、流体流路140からの流体が流体流路
170に送給され、かくして前後傾用流体圧シリンダ機
構104が伸縮されることはない。
ブレード8を上下方向に昇降動させるには、第3の方向
制御弁168を操作して上記第1の作用位置(又は上記
第2の作用位置)に位置付ける。第3の方向制御弁16
8を第1の作用位置(又は第2の作用位置)に位置付け
た場合には、供給流路118から第1の方向制御弁11
6,流体流路140及び第2の方向制御弁136を通し
て流体流路170に送給された流体が流体流路174
(又は172)に送給されると共に、リフト用流体圧シ
リンダ機構102a及び102bのロツド側(又は基部側)の
流体が流体流路172(又は174)を通して流体流路
197に戻され、かくしてリフト用流体圧シリンダ機構
102a及び102bが伸張(又は収縮)される。かくする
と、図示していないが、車輌本体に装着されている一対
のリフトアームが上方(又は下方)に向けて旋回され、
ブレード8はアングル支持体6,支持本体4及びクイツ
クカプラと共に所要の通り上昇(又は降下)される。
尚、第3の方向制御弁168が上記中立位置にあるとき
には、流体流路170からの流体がリターン流路184
に送給され、かくしてリフト用流体圧シリンダ機構102
a及び102bが伸縮されることはない。また、第3の方
向制御弁168が上記第3の作用位置にあるときには、
流体流路170からの流体がリターン流路184に送給
されると共に、流体流路172及び174と流体流路1
97とが接続される。従つて、かかる状態においてリフ
ト用流体圧シリンダ機構102a及び102bにこれらを収縮
せしめんとする外力が作用すると、リフト用流体圧シリ
ンダ機構102a及び102bの基部側の流体が流体流路17
4及び流体流路197を通してリターン流路158に戻
され(その一部は流体流路172を通してリフト用流体
圧シリンダ機構102a及び102bのロツド側に送給さ
れる)、他方リフト用流体圧シリンダ機構102a及び102
bにこれらを伸張せしめんとする外力が作用すると、リ
フト用流体圧シリンダ機構102a及び102bのロツド側の
流体が流体流路172及び流体流路197を通してリタ
ーン流路158に戻され(その一部は流体流路174を
通してリフト用流体圧シリンダ機構102a及び102bの基
部側に送給される)、かくしてブレード8は所謂浮きの
状態(即ち、ブレード8が地面等に当接して地面等の凹
凸に応じて上下動する状態)に保持される。
上述した土工車輌においては、第7図に示す如く、一般
にブレード8を使用する種々の作業においてはブレード
8の堀削角を頻繁に変える(前後傾用流体圧シリンダ機
構104の伸縮によつて変える)ことがないことに起因
して、アングル用流体圧シリンダ機構58a及び8bと
前後傾用流体圧シリンダ機構104が第2の方向制御弁
136と切換弁138の組合せによつて選択的に作動さ
れるように構成されており、これによつて比較的高価で
ある方向制御弁の使用個数を減らすことができ、また車
輌本体側の若干の変更によつて上述した作業装置2を従
来の車輌本体にも適用可能になる。
以上、本発明に従つて構成された、作業装置を具備する
土工車輌の一具体例について説明したが、本発明はかか
る具体例に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸
脱することなく種々の変更乃至修正が可能である。
例えば、具体例においては、作業装置をクイツクカプラ
を介して車輌本体に装着しているが、これに代えて作業
装置を直接車輌本体の前端に装着するようにしてもよ
い。
また、例えば、具体例においては、アングル用流体圧シ
リンダ機構58a及び58bと前後傾用流体圧シリンダ
機構104とが方向制御弁と切換弁との組合せによつて
選択的に作動されるように構成しているが、これに代え
て、チルト用流体圧シリンダ機構78と前後傾用流体圧
シリンダ機構104とが方向制御弁と切換弁との組合せ
によつて選択的に作動されるように構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に従つて構成された土工車輌における
作業装置の主要部を示す平面図。 第2図は、第1図におけるII−II線による断面図。 第3図は、第1図の作業装置における支持本体とブレー
ドの連結部を拡大して示す拡大断面図。 第4図は、第1図におけるIV−IV線による断面図。 第5図は、第1図の作業装置を分解して背後から見たと
ころを示す分解斜視図。 第6図は、第1図の作業装置の支持本体4を前方から見
たところを示す斜視図。 第7図は、本発明に従つて構成された土工車輌の流体圧
制御回路を示す簡略図。 2……作業装置 4……支持本体 6……アングル支持体 8……ブレード 56……連結ピン(第1の軸線) 58a及び58b……アングル用流体圧シリンダ機構 72……連結ブラケツト(第2の軸線) 76……連結ピン(第1の軸線) 78……チルト用流体圧シリンダ機構 102a及び102b……リフト用流体圧シリンダ機構 104……前後傾用流体圧シリンダ機構 116……第1の方向制御弁 136……第2の方向制御弁 138……切換弁 168……第3の方向制御弁

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車輛本体と、該車輛本体の前端に装着され
    た作業装置を備え、該作業装置にブレードが装着されて
    いる、ブレードを含む作業装置を備えた土工車輛におい
    て; 該作業装置は、該車輛本体の前端に装着された支持本体
    と、該支持本体の前端に上下方向に延びる第1の軸線を
    中心として旋回自在に連結され、該ブレードの背面に作
    用するアングル支持体とを含み、 該ブレードは該支持本体の前端に該第1の軸線及び該第
    1の軸線に対して実質上垂直な前後方向に延びる第2の
    軸線を中心として旋回自在に連結され、 該アングル支持体の両端部と該支持本体との間には、該
    アングル支持体を該第1の軸線を中心として旋回させこ
    れによつて該ブレードを該第1の軸線を中心として旋回
    させるための一対のアングル用シリンダ機構が介在さ
    れ、 該ブレードと該支持本体との間には、該ブレードを該第
    2の軸線を中心として旋回させるためのチルト用流体圧
    シリンダ機構が介在されている、 ことを特徴とする土工車輛。
  2. 【請求項2】該ブレードの両端部と該アングル支持体の
    両端部のいずれか一方には案内体が設けられ、他方には
    被案内体が設けられており、該被案内体の各々が夫々該
    案内体に移動自在に受入れられている、特許請求の範囲
    第1項記載の土工車輛。
  3. 【請求項3】該作動装置はクイツクカプラを介して該車
    輛本体の前端に着脱自在に装着されている、特許請求の
    範囲第1項又は第2項記載の土工車輛。
  4. 【請求項4】該クイツクカプラは該車輛本体の先端に装
    着されたヒツチと該作業装置の該支持本体の背面に設け
    られたフツクを有しており、該ヒツチが一対のリフト用
    流体圧シリンダ機構の作用によつて昇降動される一対の
    リフトアーム、及び前後傾用流体圧シリンダ機構の作用
    によつて旋回動されるチルトリンクに連結されている、
    特許請求の範囲第3項記載の土工車輛。
  5. 【請求項5】該一対のアングル用流体圧シリンダ機構と
    該前後傾用流体圧シリンダ機構は、選択的に第1の位置
    と第2の位置に位置付けられる切換弁を介して流体圧源
    に接続されており、該切換弁は、該第1の位置にあると
    きには該一対のアングル用流体圧シリンダ機構を該流体
    圧源に接続し、該第2の位置にあるときには該前後傾用
    流体圧シリンダ機構を該流体圧源に接続する、特許請求
    の範囲第4項記載の土工車輌。
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