JPH0637178U - 「おつまみ」「おやつ」入れボトムポケット缶 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 缶及び瓶状の底部にボトムポケットを設け、
缶ビールの場合には「おつまみ」を、缶ジュース類の場
合には「おやつ」を添加することにより、飲と食が満た
され、その場で小パーティ等の友好の和を広げることが
できるので、経済性と便利性を得る。 【構成】 缶本体１の底部にボトムポケット２を設け、
このボトムポケット内に容器蓋６を用いて、真空パック
されたカップ式の「おつまみ」「おやつ」入り容器４を
底部下方より挿入し、密着させて缶本体１と接合一体化
することを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、缶ビールの場合には「おつまみ」を、「缶ジュース」の場合には、 「おやつ」を、必要なときに必要量、確保できるように飲物と、食べ物を一体化 した便利性と経済性を兼ね備えたものである。

【０００２】

【従来の技術】

自動販売機が普及した現在、缶・瓶ビールや、缶・瓶ジュースは、２４時間中 購入が可能ではあるが、何れも飲料だけの単品であった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、上記従来例の問題点を解決すべく、随時そばに有るとは限らない、 別々の商品として存在していたものを、一体の商品として開発しようとするもの である。

【０００４】

【問題点を解決するための手段】

いまこれを缶タイプの図１について説明すれば、（イ）缶本体１の底部にボト ムポケット２を成型加工してこれを設ける。（ロ）ボトムポケット２内に「おつ まみ」か、或いは「おやつ」入り容器４を底部下方より挿入する。（ハ）「おつ まみ」「おやつ」入り容器４に付いている缶本体への接着剤５を、「おつまみ」 「おやつ」入り容器接着部分３に密着させて、缶本体１と接合一体化する。本案 は、以上のような構成からなる、「おつまみ」「おやつ」入れボトムポケット 缶である。

【０００５】

【作用】

缶本体１に、ボトムポケット２を設け、これに「おつまみ」「おやつ」入り容 器４をつけ加えることにより、ビール缶の場合には「おつまみ」が取り出せるの で飲と食の両方が満たされる。

【０００６】

【実施例】

以下、本案の実施例を、缶タイプ図１について説明する、（イ）缶本体１の低 部にボトムポケット２を成型加工し、これを設ける。（ロ）ボトムポケット２内 に容器蓋６を用いて、真空パックされたカップ式の「おつまみ」か、或いは「お やつ」入り容器４“含む袋製”を、低部下方より挿入する。（ハ）「おつまみ」 「おやつ」入り容器４に付いている、缶本体への接着剤５を「おつまみ」「おや つ」入り容器接着部分３に密着させて、缶本体１と接合一体化する。（ニ）「お つまみ」「おやつ」入り容器４を取り出す時は、取り出しノブ７を、起こして手 元に引くと缶本体への接着剤５が剥離されて取り出せる。（ホ）取り出した、「 おつまみ」「おやつ」入り容器４の開封ノブ８を手元に引くことにより、缶ビー ルの場合には「おつまみ」が賞味できる。尚、缶ビール７５０ml用をモデルにし て、２０ｇの「おつまみ」をボトムポケットに納入すると、ビールの内容量は約 ４０mlほど減量するが、その分「おつまみ」が加増量するので、ビールの減量分 は充分に補うことができる。

【０００７】

【考案の効果】

本考案は、以上説明したように、大きさ、取扱い方法は現状維持のまま、缶ビ ールの場合には「おつまみ」を、缶ジュースの場合には「おやつ」を、用途に応 じて、優れた食品の組み合わせを選ぶことができると共に、限られた大きさを有 効利用することにより、飲と食が満たされるので、これにより新規性と価値感を 高める効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一部断面入り斜視図

【符号の説明】

１ 缶本体 ２ ボトムポケット ３ 「おつまみ」「おやつ」入り容器接着部分 ４ 「おつまみ」「おやつ」入り容器 ５ 缶本体への接着剤 ６ 容器蓋 ７ 取り出しノブ ８ 開封ノブ

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 缶及び瓶状の底部を成型加工時に深くカ
   ップ状にして、ボトムポケットを設け、缶ビールの場合
   には「おつまみ」を、「缶ジュース」の場合には、ビス
   ケット等「おやつ」を、ボトムポケットに納入して密封
   することを特徴とした、「おつまみ」「おやつ」入れボ
   トムポケット缶。