JPH0636859Y2 - フライホイール玩具 - Google Patents

フライホイール玩具

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JPH0636859Y2
JPH0636859Y2 JP10800989U JP10800989U JPH0636859Y2 JP H0636859 Y2 JPH0636859 Y2 JP H0636859Y2 JP 10800989 U JP10800989 U JP 10800989U JP 10800989 U JP10800989 U JP 10800989U JP H0636859 Y2 JPH0636859 Y2 JP H0636859Y2
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JP
Japan
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flywheel
mainspring
drive shaft
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toy
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JP10800989U
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克司 村上
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Bandai Co Ltd
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Bandai Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案はフライホイールの回転慣性力を利用して直立走
行させるフライホイール玩具の構造に関し、さらに詳し
くはフライホイールを付勢するためのゼンマイ装置を構
成してなるものである。
「従来の技術」 従来、フライホイールの回転慣性力を利用して直立走行
させるフライホイール玩具は、車両玩具の様に駆動車輪
を具えておらず、この駆動車輪を利用してフライホイー
ルを付勢することができないので、例えば実公昭64−68
77号公報の考案の様に、フライホイールの回転軸にピニ
オンを設け、これとは別個にラツクを具えたベルトを形
成し、同ベルトのラックをピニオンに引っ掛けて、これ
を引っ張ることによってフライホイールを付勢する様に
構成されていた。
「考案が解決しようとする課題」 しかしながら、上記従来形の構造によると、フライホイ
ールの回転軸に形成されたピニオンをラツクベルトの引
っ張り力によって直接的に回転させているので、始動の
際にフライホイール側の反力がラックベルト側に作用す
るので、極めて大きな力を要し、幼児等の腕力のないも
のは簡単に始動できない等の欠点を有していた。
本考案は上記従来形の欠点に鑑み考案されたものであっ
て、ゼンマイ動力装置を利用して、小さい力でフライホ
イールを容易に付勢できる様にしたフライホイール玩具
を提供することを目的とするものである。
「課題を解決するための手段」 上記の目的を達成するため、本考案のフライホイール玩
具は、下記の要件を具えてなるものである。即ち、
(イ)本体にたいして垂直に軸受されるフライホイール
の回転軸にたいして、駆動軸が回転自在に裝設されてい
ること。(ロ)駆動軸にはゼンマイの一端が連係され、
その巻き上げと反対方向の係止爪にたいするラッチ歯車
が設けられていること。(ハ)同駆動軸の上端には駆動
時にフライホイールに係合させるクラッチ手段が設けら
れ、下端には脚部材を兼ねた巻き上げ用把手部材が設け
られていることである。
「作用」 本考案は上記の構成を有するから、把手部材を持ってゼ
ンマイを巻き上げると、ラッチ歯車がこれと一体に回動
し、その把手部材から手を離しても、同ラッチ歯車に係
止爪に引掛かることにより、ゼンマイの巻上げ状態が保
持される。つぎに同係止爪の解除レバーを操作してラッ
チ歯車との係止を解除すると、瞬時にゼンマイが復帰
し、この復帰力によって、その駆動軸に連なるクラッチ
手段を介してフライホイールが駆動され、これを高速回
転させることができる。このフライホイールの回転方向
には同クラッチ手段により駆動軸側がフリーとなり、フ
ライホイールは何ら抵抗を受けることなく回転を続け、
その回転による慣性を利用して本体を直立走行させるこ
とができる。
「実施例」 以下本考案を図に示す一実施例に基づいて説明すると、
1はフライホイール玩具の本体であって、同本体1は上
部の枠部11と仕切り板12とゼンマイ保持枠13等からな
り、枠部11には垂直方向の軸受14が形成され、同軸受に
はフライホイール2の回転軸3が回動自在に軸受されて
いる。この回転軸3には中空の駆動軸4が回動自在に装
設され、この駆動軸4には上記ゼンマイ保持枠13内に裝
設されるゼンマイ5の内側端51を係止する係止端41と、
同じく保持枠13の一側に軸受される係止爪6に対向する
ラッチ歯車42が形成されており、また同駆動軸4の上下
外側には角軸状に形成され、前記仕切り板12の上に突出
する上部の角軸部43には、上記フライホイール2の内側
の段凹部21の内周縁に形成された複数の係止溝22に係合
させる係合片71を具えたクラッチ手段7が裝設され、ま
た前記ゼンマイ保持枠13の下に突出する角軸部44には脚
部材を兼ねた巻き上げ用の把手部材8が裝設されてい
る。かかる本体1の外側には側方に開縮自在に裝設され
た腕部91を具えたロボット玩具の胴部に相当する外装体
9が取付けられている。
以上の様な構成において、把手部材8を持ってゼンマイ
5を巻き上げると、ラッチ歯車42がこれと一体に回動
し、その把手部材8から手を離しても、同ラッチ歯車42
に係止爪6が引掛かってゼンマイ5の戻りが止められ、
その巻上げ状態が保持される。この状態で係止爪6の解
除レバー61を操作してラッチ歯車42との係止を解除する
と、瞬時にゼンマイ5が復帰し、この復帰力によって、
上記駆動軸4のクラッチ手段7の係合片71がフライホイ
ール2の係止溝22に係合して、同フライホイール2は一
体的に駆動される。このフライホイール2が高速回転す
ると、同クラッチ手段7により駆動軸4側がフリーとな
り、フライホイール2は何ら抵抗を受けることなく高速
回転を続け、その回転による慣性を利用して本体1を直
立した状態で走行させることができる。
「考案の効果」 以上の様に、本考案のフライホイール玩具によると、ゼ
ンマイ動力装置を構成し、把手部材を持ってゼンマイを
巻上げ、このゼンマイの復帰力により、フライホイール
を駆動することができる。
これによって、従来形の様な、フライホイールの回転軸
に形成されたピニオンをラツクベルトの引っ張り力によ
って直接的に回転させるのに比べて、ゼンマイを巻あげ
るだけの小さな力でフライホイールを始動することがで
き、ラツクベルトの様な別個の部品を用いることなく、
構造が簡単で取扱いを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すフライホイール玩具の
要部分解斜視図、第2図は同じくフライホイール玩具の
要部斜視図、第3図は同じくフライホイール玩具の斜視
図である。 同図中、1は本体、2はフライホイール、3は回転軸、
4は駆動軸、5はゼンマイ、6は係止爪、7はクラッチ
手段、8は把手部材、9は外装体である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記の要件を具えてなることを特徴とする
    フライホイール玩具。 (イ)本体にたいして垂直に軸受されるフライホイール
    の回転軸にたいして、駆動軸が回転自在に裝設されてい
    ること。 (ロ)駆動軸にはゼンマイの一端が連係され、その巻き
    上げと反対方向の係止爪にたいするラッチ歯車が設けら
    れていること。 (ハ)同駆動軸の上端には駆動時にフライホイールに係
    合させるクラッチ手段が設けられ、下端には脚部材を兼
    ねた巻き上げ用把手部材が設けられていること。
JP10800989U 1989-09-14 1989-09-14 フライホイール玩具 Expired - Lifetime JPH0636859Y2 (ja)

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JP10800989U JPH0636859Y2 (ja) 1989-09-14 1989-09-14 フライホイール玩具

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JP10800989U JPH0636859Y2 (ja) 1989-09-14 1989-09-14 フライホイール玩具

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JPH0346392U JPH0346392U (ja) 1991-04-30
JPH0636859Y2 true JPH0636859Y2 (ja) 1994-09-28

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JP2006291431A (ja) * 2005-04-06 2006-10-26 Iris Co Ltd 折りたたみ式留め具

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JPH0346392U (ja) 1991-04-30

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