JPH0636801B2 - 健康度測定装置 - Google Patents
健康度測定装置Info
- Publication number
- JPH0636801B2 JPH0636801B2 JP60076924A JP7692485A JPH0636801B2 JP H0636801 B2 JPH0636801 B2 JP H0636801B2 JP 60076924 A JP60076924 A JP 60076924A JP 7692485 A JP7692485 A JP 7692485A JP H0636801 B2 JPH0636801 B2 JP H0636801B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- biofeedback
- circulatory
- mental
- health
- measurement
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
- Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
- Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)
- Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一般家庭において健康チェック用に使用するこ
とのできる健康度測定装置に関するものである。
とのできる健康度測定装置に関するものである。
従来の技術 従来、家庭用の健康チェック機器としては体温計、血圧
計等が普及しているが、循環器機能を本格的に測定する
ための心電計、血流計、脈波計等はいづれも医療機関あ
るいは健康管理センター等のいわゆる専門機関にしかな
く、一般家庭での使用は無理とされてきた。その根拠と
して、これらの循環器機能検査装置は測定条件が微妙
で、緊張状態あるいは運動直後等の精神的あるいは肉体
的不安定状態においては正確な測定が困難であり、この
ため医療機関等での専門家の管理状態のもとで測定しな
ければデータの信頼性がないということが主たる理由と
されてきた。しかるに心電計等の場合、医師と対面して
測定されるだけでも精神的に緊張し、平常時の心電とは
異なったデータが得られることがしばしばあり、このた
め、近年では日常生活時の心電を常時計測しカセットテ
ープに記録して医者に提出することのできる携帯型の心
電記録計等も用いられているが定期的に医師のもとへ足
を運ばねばならない点は従来と変りないものである。さ
らに、従来、専門家以外は判読不可能とされていた脈波
計にしても、最近では波形を二次微分することによって
一般人でも判読できるようにした装置も開発されている
が、この場合でも精神的,肉体的な安定状態での測定は
不可欠であり、専門家の指導,助言を欠くことのできな
いものである。
計等が普及しているが、循環器機能を本格的に測定する
ための心電計、血流計、脈波計等はいづれも医療機関あ
るいは健康管理センター等のいわゆる専門機関にしかな
く、一般家庭での使用は無理とされてきた。その根拠と
して、これらの循環器機能検査装置は測定条件が微妙
で、緊張状態あるいは運動直後等の精神的あるいは肉体
的不安定状態においては正確な測定が困難であり、この
ため医療機関等での専門家の管理状態のもとで測定しな
ければデータの信頼性がないということが主たる理由と
されてきた。しかるに心電計等の場合、医師と対面して
測定されるだけでも精神的に緊張し、平常時の心電とは
異なったデータが得られることがしばしばあり、このた
め、近年では日常生活時の心電を常時計測しカセットテ
ープに記録して医者に提出することのできる携帯型の心
電記録計等も用いられているが定期的に医師のもとへ足
を運ばねばならない点は従来と変りないものである。さ
らに、従来、専門家以外は判読不可能とされていた脈波
計にしても、最近では波形を二次微分することによって
一般人でも判読できるようにした装置も開発されている
が、この場合でも精神的,肉体的な安定状態での測定は
不可欠であり、専門家の指導,助言を欠くことのできな
いものである。
また一方バイオフィードバック装置については、生体の
精神的,肉体的変化の状態を皮膚の電気抵抗等によって
測定し、これを聴覚又は視覚によって使用者にフィード
バックし、使用者自身の自律訓練を行なう装置で10数
年前から知られているが、これを使用すれば誰でも比較
的簡単に自分自身を精神的,肉体的安定状態にもってゆ
くことができることは広く認められている。しかるに現
状では心理的障害者の自律訓練,治療,あるいは一般人
の教育効果を高めるために使用されている場合が大半で
ある。
精神的,肉体的変化の状態を皮膚の電気抵抗等によって
測定し、これを聴覚又は視覚によって使用者にフィード
バックし、使用者自身の自律訓練を行なう装置で10数
年前から知られているが、これを使用すれば誰でも比較
的簡単に自分自身を精神的,肉体的安定状態にもってゆ
くことができることは広く認められている。しかるに現
状では心理的障害者の自律訓練,治療,あるいは一般人
の教育効果を高めるために使用されている場合が大半で
ある。
発明が解決しようとする問題点 このように、従来の一般家庭の健康チェック機器では、
体温計,血圧計等のいわば低級な生体情報を測定するこ
としかできず、高度な生体情報(心電,血流,脈波等)
を入手しようとすれば医療機関等に依頼する他なかっ
た。このため、家庭内で十分な健康チェックを行なうこ
とができず、今後の高令化社会に向かっての家庭内での
健康管理意識の高まりを阻害する要因となっていた。
体温計,血圧計等のいわば低級な生体情報を測定するこ
としかできず、高度な生体情報(心電,血流,脈波等)
を入手しようとすれば医療機関等に依頼する他なかっ
た。このため、家庭内で十分な健康チェックを行なうこ
とができず、今後の高令化社会に向かっての家庭内での
健康管理意識の高まりを阻害する要因となっていた。
本発明はこのような問題点を解決するもので、家庭内で
誰でも簡単に循環器機能検査が行なえ、高度な生体情報
を入手できるようにすることを目的としたものである。
誰でも簡単に循環器機能検査が行なえ、高度な生体情報
を入手できるようにすることを目的としたものである。
問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本発明は、心電計,血流
計,脈波計等の循環器機能検査装置と、バイオフィード
バック装置とを一体に設け、バイオフィードバック装置
の出力が所定値に達したことを検知して循環器機能検査
装置の測定を開始するように構成したものである。
計,脈波計等の循環器機能検査装置と、バイオフィード
バック装置とを一体に設け、バイオフィードバック装置
の出力が所定値に達したことを検知して循環器機能検査
装置の測定を開始するように構成したものである。
作用 この構成により、使用者はバイオフィードバック装置の
助けを借りて、容易に精神的,肉体的安定状態をつくり
出すことができ、さらにこの状態での循環器機能検査を
行なうことができるので、従来医療機関等専門機関に行
かなければ入手できなかった高度な生体情報(ある意味
では医療機関等で測定するよりも更に意義の高い生体情
報を家庭内で手軽に入手することができるものである。
助けを借りて、容易に精神的,肉体的安定状態をつくり
出すことができ、さらにこの状態での循環器機能検査を
行なうことができるので、従来医療機関等専門機関に行
かなければ入手できなかった高度な生体情報(ある意味
では医療機関等で測定するよりも更に意義の高い生体情
報を家庭内で手軽に入手することができるものである。
実施例 以下、本発明の実施例について第1図,第2図をもとに
説明する。第1図において、1は本発明の健康度測定装
置の本体で、内部に光電式で指先の容積脈波を測定する
脈波計10と、バイオフィードバック装置11を一体的
に内蔵している。2は測定開始ボタンで、これを押すこ
とによって電源ランプ3が点灯し、測定可能状態とな
る。4はバイオフィードバック装置の出力表示装置で、
この針の振れが所定値に近づくように精神及び肉体の状
態を被測定者自身がコントロールする指標となるもので
ある。5は測定中表示ランプで、前記出力表示装置4の
指針が所定値に達し、被測定者が精神的,肉体的に十分
安定な状態になったのを検知して自動的に循環器機能検
査に入った時に点灯するランプである。6は指先の容積
脈波を検出する光電式の検出器と皮膚の電気抵抗の一方
の検出接触子(図示せず)を内蔵する第1のプローブ、
7は皮膚の電気抵抗のもう一方の検出接触子8を備え、
指に巻きつけてマジックテープで固定するようにした第
2のプローブである。9は本体1に設けられたプリンタ
である。
説明する。第1図において、1は本発明の健康度測定装
置の本体で、内部に光電式で指先の容積脈波を測定する
脈波計10と、バイオフィードバック装置11を一体的
に内蔵している。2は測定開始ボタンで、これを押すこ
とによって電源ランプ3が点灯し、測定可能状態とな
る。4はバイオフィードバック装置の出力表示装置で、
この針の振れが所定値に近づくように精神及び肉体の状
態を被測定者自身がコントロールする指標となるもので
ある。5は測定中表示ランプで、前記出力表示装置4の
指針が所定値に達し、被測定者が精神的,肉体的に十分
安定な状態になったのを検知して自動的に循環器機能検
査に入った時に点灯するランプである。6は指先の容積
脈波を検出する光電式の検出器と皮膚の電気抵抗の一方
の検出接触子(図示せず)を内蔵する第1のプローブ、
7は皮膚の電気抵抗のもう一方の検出接触子8を備え、
指に巻きつけてマジックテープで固定するようにした第
2のプローブである。9は本体1に設けられたプリンタ
である。
第2図は第1及び第2のプローブの実際の使用状態を示
した図である。
した図である。
上記構成においてその動作を説明すると、被測定者は自
身の指の第3指を第1のプローブに挿入し、第4指に第
2のプローブを巻きつけマジックテープにて固定する。
この状態で測定開始ボタン2を押すと、電源ランプ3が
点灯し、バイオフィードバック装置11が作動し、第1
及び第2のプローブ6,7を通して検出された皮膚の電
気抵抗値が出力表示装置4に表示される。被測定者はこ
の表示を見ながら指針を所定値に近づけるべく自分自身
をリラックスさせて精神及び肉体の状態をコントロール
する。指針が所定値に達すると、測定中表示ランプ5が
点灯し、第1のプローブ6を介して脈波計10で自動的
に指先の容積脈波が測定され、測定終了後プリンタ9に
よって測定データがプリントアウトされる。
身の指の第3指を第1のプローブに挿入し、第4指に第
2のプローブを巻きつけマジックテープにて固定する。
この状態で測定開始ボタン2を押すと、電源ランプ3が
点灯し、バイオフィードバック装置11が作動し、第1
及び第2のプローブ6,7を通して検出された皮膚の電
気抵抗値が出力表示装置4に表示される。被測定者はこ
の表示を見ながら指針を所定値に近づけるべく自分自身
をリラックスさせて精神及び肉体の状態をコントロール
する。指針が所定値に達すると、測定中表示ランプ5が
点灯し、第1のプローブ6を介して脈波計10で自動的
に指先の容積脈波が測定され、測定終了後プリンタ9に
よって測定データがプリントアウトされる。
なお、実施例では循環器機能検査装置の一例として脈波
計10を使用した場合を示したが、他の検査装置(例え
ば心電計,血流計等)であっても同様にバイオフィード
バック装置と連動させれば良いことは明らかである。
計10を使用した場合を示したが、他の検査装置(例え
ば心電計,血流計等)であっても同様にバイオフィード
バック装置と連動させれば良いことは明らかである。
発明の効果 以上のように本発明によれば、被測定者は医師等の専門
家の助けを借りなくても精神的,肉体的な安定状態を容
易につくり出すことができ、かつその安定状態において
測定することが可能となるので、従来医療機関等でなけ
れば受けることができなかった循環器機能検査を誰でも
どこでも簡単に測定できることとなり、家庭内での健康
チェックに利用することも可能となり、家庭内での健康
管理を飛躍的に信頼度の高いものとすることができる。
さらに付帯的な効果として、バイオフィードバック装置
により、精神及び肉体を安定な状態にする訓練をも行な
っていることになり、実際に医療機関等で測定してもら
う場合より信頼性の高いデータが得られる等極めて有用
性の高いものである。
家の助けを借りなくても精神的,肉体的な安定状態を容
易につくり出すことができ、かつその安定状態において
測定することが可能となるので、従来医療機関等でなけ
れば受けることができなかった循環器機能検査を誰でも
どこでも簡単に測定できることとなり、家庭内での健康
チェックに利用することも可能となり、家庭内での健康
管理を飛躍的に信頼度の高いものとすることができる。
さらに付帯的な効果として、バイオフィードバック装置
により、精神及び肉体を安定な状態にする訓練をも行な
っていることになり、実際に医療機関等で測定してもら
う場合より信頼性の高いデータが得られる等極めて有用
性の高いものである。
第1図は本発明の一実施例による健康度測定装置を示す
外観斜視図、第2図は健康度測定装置のプローブ部分の
実際の使用例を示した説明図である。 1……本体、2……測定開始ボタン、4……出力表示装
置、6……第1のプローブ、7……第2のプローブ、1
0……脈波計(循環器機能検査装置)、11……バイオ
フィードバック装置。
外観斜視図、第2図は健康度測定装置のプローブ部分の
実際の使用例を示した説明図である。 1……本体、2……測定開始ボタン、4……出力表示装
置、6……第1のプローブ、7……第2のプローブ、1
0……脈波計(循環器機能検査装置)、11……バイオ
フィードバック装置。
Claims (1)
- 【請求項1】人体の循環器機能を測定する循環器機能検
査装置と、精神的,肉体的安定状態を作り出すことので
きるバイオフィードバック装置とを備え、バイオフィー
ドバック装置の出力が所定値に達したことを検知して循
環器機能検査装置の測定を開始するように構成した健康
度測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60076924A JPH0636801B2 (ja) | 1985-04-11 | 1985-04-11 | 健康度測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60076924A JPH0636801B2 (ja) | 1985-04-11 | 1985-04-11 | 健康度測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61234846A JPS61234846A (ja) | 1986-10-20 |
JPH0636801B2 true JPH0636801B2 (ja) | 1994-05-18 |
Family
ID=13619258
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60076924A Expired - Lifetime JPH0636801B2 (ja) | 1985-04-11 | 1985-04-11 | 健康度測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0636801B2 (ja) |
-
1985
- 1985-04-11 JP JP60076924A patent/JPH0636801B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61234846A (ja) | 1986-10-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |