JPH0636692U - 動物玩具の動態設定装置 - Google Patents
動物玩具の動態設定装置Info
- Publication number
- JPH0636692U JPH0636692U JP7930792U JP7930792U JPH0636692U JP H0636692 U JPH0636692 U JP H0636692U JP 7930792 U JP7930792 U JP 7930792U JP 7930792 U JP7930792 U JP 7930792U JP H0636692 U JPH0636692 U JP H0636692U
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- Japan
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- toy
- animal
- permanent magnet
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 動物玩具に該動物の生態に即した動作を行わ
せる動物玩具の動態設定装置を提供する。 【構成】 少なくとも一部が水平な動作面2を備えた装
置本体1と、装置本体1内に回転自在に設けられ、動作
面2の上方に磁界を形成する永久磁石11と、永久磁石
11を回転するモータ8と、動作面2上に配置され、支
点部7を中心にして揺動可能な形状の生鮮魚玩具3と、
生鮮魚玩具3に取り付けられ、永久磁石11の回転によ
る変動磁界に応じて、支点部7を中心に、生鮮魚玩具3
に揺動させる磁石片5とを設ける。 【効果】 動物玩具に該動物の動態が設定され、動物玩
具が生きているように動き、当該動物玩具を使用した遊
戯に実態感を与える。
せる動物玩具の動態設定装置を提供する。 【構成】 少なくとも一部が水平な動作面2を備えた装
置本体1と、装置本体1内に回転自在に設けられ、動作
面2の上方に磁界を形成する永久磁石11と、永久磁石
11を回転するモータ8と、動作面2上に配置され、支
点部7を中心にして揺動可能な形状の生鮮魚玩具3と、
生鮮魚玩具3に取り付けられ、永久磁石11の回転によ
る変動磁界に応じて、支点部7を中心に、生鮮魚玩具3
に揺動させる磁石片5とを設ける。 【効果】 動物玩具に該動物の動態が設定され、動物玩
具が生きているように動き、当該動物玩具を使用した遊
戯に実態感を与える。
Description
【0001】
本考案は、各種の動物玩具に活動時の状態を設定する動物玩具の動態設定装置 に関する。
【0002】
従来の動物玩具としては、縫いぐるみとして遊戯者が抱いて遊ぶものの他に、 例えば犬の玩具で内蔵する電池やぜんまいによって床面を走行したり、尾を振っ たりするものが使用されている。このような従来の動物玩具では、遊戯者は該動 物玩具と一対一で、当該動物と実際に遊ぶ状態を設定して遊戯をすることができ る。 一方、近年では遊戯者は、所謂ハウス玩具により、日常生活を総合的に遊戯上 で体験することに、興味を持つようになっている。このために、動物玩具も従来 のペットを中心とするものから、ハウス玩具の調理台上で調理される生鮮魚玩具 、ハウス玩具の庭に配置される昆虫玩具、室内で放し飼いにする小鳥玩具など各 種の玩具が、ハウス玩具と共に使用されている。
【0003】
しかし、従来の動物玩具は、ハウス玩具の所定の位置に置かれて、遊戯に参加 するだけで、ハウス玩具内でその生態に即した動作を行うことはなく、この点で 遊戯者には多少期待外れの存在となっていた。 本考案は、前述したような動物玩具の現状に鑑みてなされたものであり、その 目的は、動物玩具に該動物の生態に即した動作を行わせる動物玩具の動態設定装 置を提供することにある。
【0004】
前記目的を達成するために、本考案は、装置本体と、動物玩具とからなり、装 置本体は、少なくとも一部が水平な動作面を備え、該装置本体内に回転自在に設 けられ、前記動作面の上方に磁界を形成する永久磁石と、該永久磁石を回転する 回転手段とを有し、動物玩具は、前記動作面上に配置され、支点部を中心にして 揺動可能な形状を有し、かつ、前記永久磁石の回転による変動磁界に吸引又は反 発して、前記支点部を中心に揺動させる磁性体、又は永久磁石を有することを特 徴とする動物玩具の動態設定装置。
【0005】
このように、装置本体の動作面上に配置される動物玩具は、支点部を中心にし て一端側が前記動作面に近付き、また前記動作面から遠ざかるように往復移動可 能な形状にしてある。そして、装置本体内の永久磁石は、回転手段によって回転 され、動作面の上方に変動磁界を形成するので、動作面上に配置された動物玩具 の磁性体、又は永久磁石が、前記変動磁界に吸引又は反発されるため、支点部を 中心に、揺動して該動物が躍動しているように見える。
【0006】
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。ここで、図1は実施例の 構成を示す正面断面図である。 実施例は、動物玩具として生鮮魚玩具が使用される場合であり、図1に示すよ うに、合成樹脂材料、その他の非磁性材料で作られたほぼ箱状の装置本体1の上 面の一部には、水平な動作面2が設けてあり、この動作面2上に生鮮魚玩具3が 静置されている。 この生鮮魚玩具3は、全体が反り上がった形状をしていて、その内部には、腹 部に磁石片5が磁極を動作面2側にして固定してある。この磁石片はバランサー を兼ねている。図2は、この魚玩具の構造の一例を示す。魚は上下二分して形成 され、中空部内側に磁石片固定部6を有し、その内に磁石片5が収容されている 。磁石片5を収容した後、上部3aと下部3bを当接し、接着してある。このた めに、生鮮魚玩具3には、腹部底面の動作面2との接触部に支点部7が形成され ていて、外力が加えられない状態では、生鮮魚玩具3は、支点部7を動作面2と 接触させて、動作面2上に安定に載置される。
【0007】 一方、装置本体1の内底面には、モータ8が固定してあり、このモータ8の回 転軸10が軸受12に軸支され、回転軸10の先端に永久磁石11が固定してあ る。この永久磁石11によって、動作面2の上方には磁界が形成され、該磁界は モータ8による永久磁石11の回転によって、周期的に変化するようにしてある 。このモータ8は電池13を電源として駆動するようにしてあり、装置本体1に は、モータ8の電源投入スイッチ15が設けてある。
【0008】 このような構成の実施例は、例えばハウス玩具の調理台に組み込まれて使用さ れるが、以下にその場合の動作を説明する。 遊戯者は、買物ごっこの中で魚屋から生鮮魚玩具3を購入し、ハウス玩具に持 ち帰って、該生鮮魚玩具3を使用して調理ごっこをする。この場合、魚屋から購 入してきた生鮮魚玩具3を、キッチンセットを模した装置本体1の動作面2上に 載置し、スイッチ15を投入すると、モータ8に電池13から電源が供給されて モータ8が回転を開始する。モータ8の回転によって永久磁石11が回転軸10 の軸芯を中心に回転する。
【0009】 この回転軸10の回転によって、永久磁石11のS極が動作面2に接近対向し た時に、磁石片5のN極が永久磁石11のS極に吸引されて、生鮮魚玩具3が支 点部7を中心に回動し、その頭部が動作面2に近付くように移動する。また、永 久磁石11のN極が動作面2に接近対向した時に、磁石片5のN極が永久磁石1 1のN極によって反発されて、生鮮魚玩具3は支点部7を中心に回動し、その頭 部が動作面2から離れるように移動する。
【0010】 実施例では、このような生鮮魚玩具3の移動によって、調理台上に載せられた 生鮮魚3が、あたかも生命を持っていて、遊戯者の包丁さばきによって、ぴくぴ く動いている状態を遊戯上で設定することができ、遊戯者の行う調理遊戯を実際 の生鮮魚の調理の実態に近付けて、遊戯感を深めることが可能になる。
【0011】 前述の実施例では、駆動手段として生鮮魚玩具3に磁石片5を設けた場合を説 明したが、生鮮魚玩具3に磁性体を挿入し、永久磁石11の回転で動作面2の上 方に形成される変動磁界によって、磁性体に働く力によって生鮮魚玩具3が、揺 動するようにしてもよい。 また、前述の実施例では、動物玩具として生鮮魚玩具3を使用した場合を説明 したが、本考案は、この実施例に限定されるものでなく、例えば小鳥玩具を使用 し、装置本体1をサイドテーブル状に形成して、放し飼いにしている小鳥玩具が 、サイドテーブル上の餌を啄ばむ小鳥の動態を設定することも可能である。同様 にして、犬や猫の玩具を使用して、これらの動物玩具が、食事を取る動物の動態 を設定することもできる。 さらに、実施例では、回転手段としてモータを使用した場合を説明したが、本 考案は実施例に限定されるものでなく、回転手段としてゼンマイと歯車の組み合 わせを使用することも可能である。
【0012】
以上に説明したように、本考案によると、装置本体の動作面上に静置された動 物玩具は、装置本体に設けた永久磁石の変動磁界に応じて、動物玩具が、支点部 を中心に揺動するので、該動物の所定の動態を設定することができ、動物玩具を あたかも生きているように見せ、動物玩具を使用する遊戯に実態感を与えること が可能になる。
【図1】本考案の一実施例の構成を示す正面断面図であ
る。
る。
1 装置本体 2 動作面 3 生鮮魚玩具 5 磁石片 7 支点部 8 モータ 10 回転軸 11 永久磁石 12 軸受 13 電池 15 スイッチ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の構成を示す正面断面図であ
る。
る。
【図2】動物玩具の一例の分解斜視図である。
【符号の説明】 1 装置本体 2 動作面 3 生鮮魚玩具(動物玩具) 5 磁石片 7 支点部 8 モータ 10 回転軸 11 永久磁石 12 軸受 13 電池 15 スイッチ
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01F 7/02 L
Claims (1)
- 【請求項1】 (イ)装置本体と、動物玩具とからな
り、 (ロ)装置本体は、少なくとも一部が水平な動作面を備
え、該装置本体内に回転自在に設けられ、前記動作面の
上方に磁界を形成する永久磁石と、該永久磁石を回転す
る回転手段とを有し、 (ハ)動物玩具は、前記動作面上に配置され、支点部を
中心にして揺動可能な形状を有し、かつ、前記永久磁石
の回転による変動磁界に吸引又は反発して、前記支点部
を中心に、揺動させる磁性体、又は永久磁石を有するこ
とを特徴とする動物玩具の動態設定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7930792U JPH0636692U (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | 動物玩具の動態設定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7930792U JPH0636692U (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | 動物玩具の動態設定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0636692U true JPH0636692U (ja) | 1994-05-17 |
Family
ID=13686199
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7930792U Pending JPH0636692U (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | 動物玩具の動態設定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0636692U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10277265A (ja) * | 1997-04-10 | 1998-10-20 | Alps Electric Co Ltd | ゲーム機用操作装置 |
JP2006137461A (ja) * | 2004-11-12 | 2006-06-01 | Sakamoto Co Ltd | 小物入れ容器 |
-
1992
- 1992-10-20 JP JP7930792U patent/JPH0636692U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10277265A (ja) * | 1997-04-10 | 1998-10-20 | Alps Electric Co Ltd | ゲーム機用操作装置 |
JP2006137461A (ja) * | 2004-11-12 | 2006-06-01 | Sakamoto Co Ltd | 小物入れ容器 |
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