JPH0635596A - 一体形成型センサプレート - Google Patents

一体形成型センサプレート

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JPH0635596A
JPH0635596A JP18784492A JP18784492A JPH0635596A JP H0635596 A JPH0635596 A JP H0635596A JP 18784492 A JP18784492 A JP 18784492A JP 18784492 A JP18784492 A JP 18784492A JP H0635596 A JPH0635596 A JP H0635596A
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JP
Japan
Prior art keywords
thickness
sensor plate
plate
film
pressure
Prior art date
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Pending
Application number
JP18784492A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Kamimura
俊夫 上村
Michihiro Mese
道弘 目瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0635596A publication Critical patent/JPH0635596A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、指入力と手を入力面についた
状態でのペン入力を行えるタブレット装置の薄型化を図
ることにある。 【構成】上記目的を達成するための第一の手段として、
指入力と手を入力面についた状態でのペン入力を行える
タブレット装置において、ペンの圧接により位置を検出
する強感圧式センサプレートの上面に、人体の接触によ
り位置を検出する静電式センサを形成する。第二の手段
として、指入力と手を入力面についた状態でのペン入力
を行えるタブレット装置において、指などの弱圧接によ
り位置を検出する弱感圧式センサプレートの上面を利用
して、ペンの強圧接により位置を検出する強感圧センサ
プレートを一体形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タブレット装置におけ
るセンサプレートの形成に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、各種分野での適用が盛んである情
報処理装置は、小型軽量化が進められており、ラップト
ップ型やノート型の情報処理装置の製品化が盛んであ
る。
【0003】また、ノート型の情報処理装置のさらなる
小型軽量化のため、表示装置である液晶ディスプレイと
入力装置であるタブレットとを一体化した入出力一体型
情報処理装置の開発が盛んに行われている。
【0004】このような状況下で、特開平2−1433
16号公報に記載のように、指入力と手を入力面につい
た状態でのペン入力を行えるタブレット装置が考えられ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この考えでは、第1の
センサプレートと第2のセンサプレートが別形成である
ため、タブレット装置の厚みが大きくなるという問題が
ある。
【0006】本発明の目的は、指入力と手を入力面につ
いた状態でのペン入力を行えるタブレット装置の薄型化
を図ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の第一の手段として、指入力と手を入力面についた状態
でのペン入力を行えるタブレット装置において、ペンの
圧接により位置を検出する強感圧式センサプレートの上
面に、人体の接触により位置を検出する静電式センサを
形成する。
【0008】第二の手段として、指入力と手を入力面に
ついた状態でのペン入力を行えるタブレット装置におい
て、指などの弱圧接により位置を検出する弱感圧式セン
サプレートの上面を利用して、ペンの強圧接により位置
を検出する強感圧センサプレートを一体形成する。
【0009】
【作用】第1の手段により、抵抗膜コーティングを施し
たガラスと抵抗膜コーティングを施したフィルムからな
る強感圧式センサプレートのフィルムの上面に、静電式
センサとして抵抗膜をコーティングにより一体形成する
だけよく、感圧静電一体形成型センサプレートの薄型化
を図れる。
【0010】第2の手段により、抵抗膜コーティングを
施したガラスと抵抗膜コーティングを施したフィルムか
らなる弱感圧式センサプレートのフィルムの上面に、強
感圧式センサとして抵抗膜をコーティングにより一体形
成し、その上に、抵抗膜コーティングを施したフィルム
を接着により一体形成するだけでよく、強感圧弱感圧一
体形成型センサプレートの薄型化を図れる。
【0011】
【実施例】本発明の第一の実施例の感圧静電一体形成型
センサプレートの形成概要を、図1により説明する。
【0012】図1は、感圧静電一体形成型センサプレー
トの断面図を示す。
【0013】図において、1は第1プレート、2は第1
スペース、3は第2プレートである。また、1aはガラ
ス、1bは抵抗膜、2aはスペーサ、3aは抵抗膜、3
bはフィルム、3cは抵抗膜である。
【0014】以下、本センサプレート形成方法を説明す
る。
【0015】本センサプレートは、下方から、第1プレ
ート1、第1スペース2、および、第2プレート3の順
に積層形成している。
【0016】具体的には、1mm厚程度のガラス1a上面
に0.01mm厚程度の抵抗膜1bを形成した1mm厚程度
の第1プレート1の上に、0.05mm厚程度のスペーサ
2aを1mm間隔程度で平面的に配置することにより第1
スペース2を形成し、その上に、0.2mm厚程度のフィ
ルム3bの上下面に0.01mm厚程度の抵抗膜3a,3
cを形成した0.2mm厚程度の第2プレート3を配置す
ることにより形成するので、感圧静電一体形成型センサ
プレートを1.25mm厚程度と薄型化を図れる。
【0017】なお、感圧静電一体形成型センサとしての
働きは、抵抗膜1bと3aが強感圧式センサとして、抵
抗膜3cが静電式センサとしての働く。
【0018】本実施例によれば、抵抗膜コーティングを
施したガラスと抵抗膜コーティングを施したフィルムか
らなる強感圧式センサプレートのフィルムの上面に、静
電式センサとして抵抗膜をコーティングにより一体形成
するだけよく、感圧静電一体形成型センサプレートの薄
型化を図れる。
【0019】また、本実施例によれば、ペン入力におい
て、一般的な文具用ペンを用いることができるので、タ
ブレット装置の低価格化を図れる。
【0020】さらに、本実施例によれば、手を入力面に
つかない状態での指/ペン入力を行った場合、指/ペン
が入力面に弱く押しつけられている接している、あるい
は、指/ペンが入力面に強く押しつけられているという
指/ペンの2つのタッチ状態を、指/ペンによらずセン
サプレートだけで検出できる。このタッチ状態情報を利
用することにより、マウスエミュレートなど機能が実現
できるので、システム全体としての高機能化が図れる。
【0021】本発明の第二の実施例の弱感圧強感圧一体
形成型センサプレートの形成概要を、図2により説明す
る。
【0022】図2は、弱感圧強感圧一体形成型センサプ
レートの断面図を示す。
【0023】図において、1は第1プレート、2は第1
スペース、3は第2プレート、4は第2スペース、5は
第3プレートである。また、1aはガラス、1bは抵抗
膜、2aはスペーサ、3aは抵抗膜、3bはフィルム、
3cは抵抗膜、4aはスペーサ、5aは抵抗膜、5bは
フィルムである。
【0024】以下、本センサプレート形成方法を説明す
る。
【0025】本センサプレートは、下方から、第1プレ
ート1、第1スペース2、第2プレート3、第2スペー
ス4、および、第3プレート5の順に積層形成してい
る。
【0026】具体的には、1mm厚程度のガラス1a上面
に0.01mm厚程度の抵抗膜1bを形成した1mm厚程度
の第1プレート1の上に、0.05mm厚程度のスペーサ
2aを5mm間隔程度で平面的に配置することにより第1
スペース2を形成し、その上に、0.2mm厚程度のフィ
ルム3bの上下面に0.01mm厚程度の抵抗膜3a,3
cを形成した0.2mm厚程度の第2プレート3を配置す
ることにより形成し、その上に、0.05mm厚程度のス
ペーサ4aを1mm間隔程度で平面的に配置することによ
り第2スペース4を形成し、その上に、0.2mm厚程度
のフィルム5bの上下面に0.01mm厚程度の抵抗膜5
a,5cを形成した0.2mm厚程度の第3プレート5を
配置することにより形成するので、強感圧弱感圧一体形
成型センサプレートを1.5mm程度と薄型化を図れる。
【0027】なお、強感圧弱感圧一体形成型センサとし
ての働きは、抵抗膜1bと3aが強感圧式センサとし
て、抵抗膜3cと5aが弱感圧式センサとしての働く。
【0028】本実施例によれば、抵抗膜コーティングを
施したガラスと抵抗膜コーティングを施したフィルムか
らなる弱感圧式センサプレートのフィルムの上面に、強
感圧式センサとして抵抗膜をコーティングにより一体形
成し、その上に、抵抗膜コーティングを施したフィルム
を接着により一体形成するだけでよく、強感圧弱感圧一
体形成型センサプレートの薄型化を図れる。
【0029】また、本実施例によれば、ペン入力におい
て、一般的な文具用ペンを用いることができるので、タ
ブレット装置の低価格化を図れる。
【0030】さらに、本実施例によれば、手を軽く入力
面についた状態、あるいは、手を入力面につかない状態
での指/ペン入力を行った場合、指/ペンが入力面に弱
く押しつけられている接している、あるいは、指/ペン
が入力面に強く押しつけられているという指/ペンの2
つのタッチ状態を、指/ペンによらずセンサプレートだ
けで検出できる。このタッチ状態情報を利用することに
より、マウスエミュレートなど機能が実現できるので、
システム全体としての高機能化が図れる。
【0031】本実施例では、座標検出手段については説
明しなかったが、2つのセンサが同じ原理であるので、
座標検出手段に同一の構成要素を用いて座標検出するこ
とにより、座標検出手段の構成要素を低減でき、本セン
サプレートを用いたタブレット装置、さらには、このタ
ブレット装置を用いた情報処理装置の小型化が図れる。
【0032】また、本実施例では、弱感圧式センサが下
の構成を説明したが、強感圧式センサプレートが下であ
っても良い。さらに、上下とも、弱感圧式センサプレー
トであっても良い。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、指入力と手を入力面に
ついた状態でのペン入力を行えるタブレット装置の薄型
化を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例の感圧静電一体形成型セ
ンサプレートの断面図を示す。
【図2】本発明の第一の実施例の弱感圧強感圧一体形成
型センサプレートの断面図を示す。
【符号の説明】
1…第1プレート、 2…第1スペース、 3…第2プレート、 4…第2スペース、 5…第3プレート、 1a…ガラス、 1b…抵抗膜、 2a…スペーサ、 3a…抵抗膜、 3b…フィルム、 3c…抵抗膜、 4a…スペーサ、 5a…抵抗膜、 5b…フィルム。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】指入力と手を入力面についた状態でのペン
    入力を行えるタブレット装置において、ペンの圧接によ
    り位置を検出する強感圧式センサプレートの上面に、人
    体の接触により位置を検出する静電式センサを形成する
    ことを特徴とする一体形成型センサプレート。
  2. 【請求項2】指入力と手を入力面についた状態でのペン
    入力を行えるタブレット装置において、指などの弱圧接
    により位置を検出する弱感圧式センサプレートの上面を
    利用して、ペンの強圧接により位置を検出する強感圧セ
    ンサプレートを一体形成したことを特徴とする弱感圧強
    感圧一体形成型センサプレート。
JP18784492A 1992-07-15 1992-07-15 一体形成型センサプレート Pending JPH0635596A (ja)

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