JPH06349249A - 光ディスク - Google Patents

光ディスク

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Publication number
JPH06349249A
JPH06349249A JP13789593A JP13789593A JPH06349249A JP H06349249 A JPH06349249 A JP H06349249A JP 13789593 A JP13789593 A JP 13789593A JP 13789593 A JP13789593 A JP 13789593A JP H06349249 A JPH06349249 A JP H06349249A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
area
optical disc
data area
address
jump
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13789593A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Okino
芳弘 沖野
Junichi Murai
淳一 村井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP13789593A priority Critical patent/JPH06349249A/ja
Publication of JPH06349249A publication Critical patent/JPH06349249A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 光ディスクを不正コピーしたものの再生の防
止と、それをディスクの構成のみで実現することにあ
る。 【構成】 光ディスクのデータエリアに含まれるプログ
ラムの中に、再生されると困るデータ部分を消去するた
めの命令を書き込んでおく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主としてCD−ROMや
部分ROM(パーシャルROM)のような光ディスクに
関し、殊に第3者によりコピーを防止するために工夫さ
れた光ディスクに関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクは磁気ディスク等と比べて記
録密度が非常に高く、2次記録媒体としての利用に注目
を集めている。しかし、光ディスクの利用が高まるとそ
れに比例して記録されているデータやプログラムが他の
記録媒体に不正コピーされてしまう恐れも高くなり、さ
れに対する防護が必要となる。
【0003】従来において、光ディスクの不正コピー防
止技術としては、特開平3-76051号公報に記載されてい
るように光ディスクのトラック上のいずれかのセクタに
制御情報記録エリアを設けて、このエリア内にコピー禁
止の情報を書き込む方法とか、特開平4-215153号公報に
記載されているように、ROM領域の管理情報をもつデ
ィスク定義情報に基づいて、ROM領域からのデータ再
生動作に使用されるコマンドが書き換え可能領域に対し
て発行されたことを検出すると、データ再生動作を実行
せずにエラーステータスをホストコンピュータに転送す
るようにした情報記録再生装置を用いて、ROM領域に
記録されたオリジナルのデータは再生するが書換可能領
域に不正にコピーされたデータは再生できないようにし
た方法が存在する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前者の方法
は光ディスク自体にコピー禁止の情報が格納されている
ものの、再生装置側においてその情報を解読できる機能
をもっていない場合には全く効果がないという課題があ
る。また、後者の方法では、コピー防止機能を記録再生
装置側にもたせているので、その装置を使用する限りは
不正コピーしたものの再生動作は防止できるが、上記コ
ピー防止機能をもたない装置を用いれば、たやすく不正
コピーできるという不具合がある。
【0005】本発明は以上の諸点に鑑み、記録再生装置
側に特殊なコピー防止機能をもたせないでも、不正コピ
ーを確実に防止することのできる工夫された光ディスク
を提供することを主たる目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1の発明は、システムエリアとデータエリアとか
らなるユーザエリアを有し、かつこのユーザエリアの少
なくとも一部が再生専用記録域に記録されている光ディ
スクにおいて、少なくとも一部のデータエリアに、再生
専用記録域に存在する所定のユーザエリアの情報を消去
若しくは改ざんするための命令をもつプログラムが書き
込まれていることを特徴としている。
【0007】請求項2の発明は、前記所定のユーザエリ
アがシステムエリアであり、消去若しくは改ざんする命
令をもつプログラムは、再生装置がシステムエリアの情
報に基づき最初に読み出すデータエリアに格納されてい
ることを特徴としている。請求項3の発明は、前記所定
のユーザエリアが前記プログラムが書かれているデータ
エリア以外のデータエリアであり、消去若しくは改ざん
する命令をもつプログラムは再生装置がシステムエリア
の情報に基づき最初に読み出すデータエリアに格納され
ていることを特徴としている。
【0008】又、上記目的を達成するため、請求項4の
発明は、盤上にスパイラル状にトラックが設けられ、ト
ラック上のユーザエリアの特定のセクタと別の特定の物
理的番地を持つセクタの少なくともこの2点が前記盤上
において特定の物理的配置関係に置かれていることを特
徴としている。又、上記目的を達成するため、請求項5
の発明は、盤上にスパイラル状にトラックが設けられ、
トラック上にシステムエリアとデータエリアとからなる
ユーザエリアが絶対番地を用いて展開された線速度一定
型の光ディスクにおいて、ユーザエリアの一部にジャン
プ先アドレスが絶対番地で書かれたジャンプ命令をもつ
プログラムが書き込まれ、このジャンプ命令で指示する
ジャンプ元アドレスとジャンプ先アドレスの間のトラッ
ク上に存在するデータエリアの空間長が他より短くさ
れ、かつジャンプ元アドレスとジャンプ先アドレスの間
のトラック上にジャンプ先アドレスと同一のアドレスが
付されたダミーのデータエリアが設けられていることを
特徴としている。
【0009】請求項6記載の発明は、前記ダミーのデー
タエリアは、ジャンプ元アドレスとジャンプ先アドレス
の間のデータエリアの空間長が他のアドレスのデータエ
リアと同一長で記録されたとすると、光ディスク半径方
向においてジャンプ元アドレスを含む線上より時間的に
後から再生されるような位置に選ばれていることを特徴
としている。
【0010】
【作用】請求項1の発明によれば、所定のユーザエリア
の情報を消去若しくは改ざんするための命令をもつプロ
グラムが光ディスクに書き込まれている。従って、記録
再生装置はこの光ディスク内のデータ及びプログラムと
共通のOS(Operationalsystem )上で動作するもので
ある限り、光ディスクに書かれたプログラムを実行し、
所定のユーザエリアの情報の消去若しくは改ざんをしよ
うとする。消去若しくは改ざんは光読取り素子の発光量
を増大させることにより、若しくはプログラムに従って
他のデータに書き換えることをいう。
【0011】但し、この場合、光ディスクがオリジナル
のディスク(即ち、不正コピーされていないもの)であ
ると、消去若しくは改ざんしようとするユーザエリアが
再生専用記録域に書かれているものであるので、消去も
改ざんもされることはない。従って、本発明によれば、
不正コピーされた書換可能な光ディスクのみ、再生時に
所定のユーザエリアが消去、改ざんされることになる。
ここで、所定のユーザエリアとして不正コピーされると
困る領域を選んでおくことにより、有効に不正コピーの
防止が図れる。
【0012】請求項2によれば、消去、改ざんの対象と
なるエリアがシステムエリアである。システムエリアの
情報を消去、改ざんすれば、データエリアに再生可能な
データが存在していたとしても、そのデータエリアへア
クセスすることができなくなり、不正コピーの防止に対
する実効性は保障される。請求項3によれば、消去、改
ざんの対象となるエリアはデータエリアなので、不正コ
ピーしては困るデータそのものを消去、改ざんすること
ができる。
【0013】請求項5の発明によれば、オリジナルの光
ディスクはジャンプ元のアドレスとジャンプ先のアドレ
スとの間のトラック上に存在するデータエリアの空間長
は他より短くされているが、この光ディスクを不正コピ
ーした光ディスクにおいては、コピー用の記録再生装置
が均一クロックの下でデータエリアのコピーを行う特性
上、ジャンプ元アドレスとジャンプ先アドレスの間のト
ラック上のデータエリアを他と同一の空間長でコピーす
ることとなる。この結果、不正コピーした光ディスクに
おいては、ジャンプ元アドレスとジャンプ先アドレスと
の間に存在するジャンプ先アドレスと同一アドレスが付
されたダミーのデータエリアが、ディスク半径方向にお
いてジャンプ元アドレスを含む線上より時間的に遅れて
再生できる位置に存在することとなる。このため、不正
コピーされた光ディスクを再生すると、ジャンプ先アド
レスからダミーのデータエリアにジャンプしてしまい、
正規のジャンプ先のデータエリアは再生されないのであ
る。即ち、たとえ、ダミーのデータエリアを再生後、正
規のジャンプ先アドレスに読取り素子が移動したとして
も、先のジャンプ先アドレスと同一アドレスのため、再
生は行うことはない。
【0014】
【実施例】図1は本発明の光ディスクの一例として、全
域が再生専用記録域(ROM域)になったCD−ROM
であり、表面に一本のスパイラル状のトラック1が形成
されている。トラック1は図2に模式的に示すように始
端側にリードイン部2、終端側にリードアウト部3、そ
の中間にユーザエリア4が配されている。ユーザエリア
4はユーザが利用できる領域で、そこには始端寄りにシ
ステムエリア5が配され、残りはデータエリア6となっ
ている。システムエリア5は、データエリア6に格納さ
れているファイル名、そのファイルのスタート番地、サ
イズといったTOC(Table of Conten
ts)を格納している。データエリア6は多数のセクタ
6a,6b…からなっている。セクタはJISX628
1によって規格化されており、例えば同規格によって定
義された01モードのセクタであると、図2の下部に拡
大して示すように同期信号格納域61、ヘッダ域62、
ユーザデータ域63、EDC64、中間域65、Pパリ
ティ55、Qパリティ67の各領域からなる。一セクタ
当りの容量は2352バイトであり、そのうちユーザデ
ータ域63は2048バイトが割り当てられている。ユ
ーザデータ域63にはユーザの利用に供するためのデー
タやプログラムが格納されている。
【0015】ユーザデータ域63にプログラムが格納さ
れたセクタ6a,6b…のうち、記録再生装置のCPU
がシステムエリア5をアクセスした後、最初にアクセス
するセクタのユーザデータ域63のプログラムにはシス
テムエリアのTOCを消去若しくは他のファイル名に書
き換える命令が含まれている。図3はそのようなプログ
ラムの一例としてMS−DOS(マイクロソフト社の登
録商標)で表現されたプログラムを示している。図中”
DEL〈ファイル名〉”のファイル名部分にTOC又は
システムエリアの番地が記載されていれば、TOC又は
指定された番地に格納されている情報が消去される。
【0016】図4は上記構成の光ディスクを記録再生装
置で再生する場合における記録再生装置側制御部の動作
を示すフローチャートである。尚、記録再生装置として
図示はしないが、光ディスクの種類(光磁気ディスク、
相変化光ディスク等)に応じた公知の装置を使うものと
する。先ず、光ディスクが記録再生装置にセットされる
と制御部はディスクのオープンを行ない(S1)、アプ
リケーションソフトからの要求に従ってディスクにアク
セスし(S2)、システムエリア5内のファイル情報を
読む(S3)。ファイル情報から希望するファイルの格
納番地、ファイルのサイズを知得し(S4)、そこから
得た情報に従ってディスク内の所定のデータエリアにア
クセスし、希望するファイルを制御部内のバッファメモ
リに読み込む(S5)。
【0017】今、読み込んだファイルが図3に示すプロ
グラムであると(S6)、そのプログラムの実行を行な
い(S7)、一方、読み込んだファイルがデータであれ
ば(S8)、装置側のアプリケーションソフトからの指
示に従って再生動作等の処理を行なう(S9)。一方、
ステップS6で読み込んだファイルがプログラムであっ
たとすると、図5に示すサブルーチンに基づきプログラ
ムの実行を行なう。即ち、各コマンドを解読し(S7
1)、実行し(S72)、これを全てのコマンドに対し
て行なう(S73)。
【0018】この場合、読み込んだプログラムが図3に
示すような削除命令を含んだものであった場合、ステッ
プS74,75の処理によって指定されたファイル(今
の場合、システムエリアのTOC)の削除が行なわれ
る。削除動作は光ディスクの種類によって異なり、光磁
気ディスクの場合、磁化の向きを変えることにより行な
われ、相変化光ディスクの場合、レーザーダイオードの
光量を増大させることによって行なわれる。従って、適
用された光ディスクがオリジナルディスクから不正コピ
ーしたものである場合には光ディスクとして記録再生可
能な前記した光磁気ディスクとか相変化光ディスクであ
るので、上記図4、図5の処理の実行によって、ディス
ク内のシステムエリアの情報が実際に消去されてしま
う。一方、適用された光ディスクがオリジナルのCD−
ROMであった場合、それに対して通常の記録再生装置
によっては書き込むことができないので、図4、5の処
理を実行し、例えばディスクへの照射光量を増量しても
指定された部分の消去がされることはない。
【0019】ところで、TOCが消去されると、たとえ
データエリア4にはデータが存在しても、TOCからそ
のデータの格納番地を知ることができないため、最初の
プログラムの実行に続いて行なうデータの読み込み動作
が不可能になる。図4のステップS10,11,12は
この動作を示している。一方、オリジナルのCD−RO
Mの場合、実際にはTOCの消去がされていないため、
ステップS10からS13へと処理が移り、正常に再生
動作を行なうことが可能である。
【0020】尚、以上の実施例において、オリジナル光
ディスクはCD−ROMのように全体が再生専用のディ
スクを用いているが、一部のみROMとなった光ディス
クを用いてもかまわない。その場合、当該ROM領域へ
は消去命令によって消去されるべき情報(上記実施例で
はシステムエリアの情報が該当する)を格納しておくこ
とが必要である。
【0021】又、上記実施例では、消去する箇所をシス
テムエリアとしたが、再生されては困るデータが格納さ
れているデータエリアを指定するようにしてもかまわな
いことは勿論である。更に、上記実施例では消去によっ
てデータの再生をできないようにしているが、消去以外
にその部分の改ざんを行うことによっても希望するデー
タの再生を防止することができる。
【0022】次に、本発明の他の一実施例を図6以下の
図に基づき説明する。光ディスクの一般的な構成(リー
ドイン、リードアウト、ユーザエリア等の領域の配列)
は先に述べたものと同じであるが、本実施例の光ディス
クは特に図6に示すように線速度一定型(Consta
nt Linear Velosity:CLV型)の
もので、かつデータエリア11が絶対番地で目盛られた
ものが用いられる。
【0023】そして、データエリアの一部にはプログラ
ムが含まれ、かつそのプログラム中にトラックジャンプ
するためのジャンプ命令が含まれているものとする。但
し、そのようなジャンプ命令をもつプログラムの構成及
びそれがどのデータエリア11内のどの領域に格納され
ているかは図示はしていない。図7はデータエリア11
のうち主要な部分を直線状に展開して示した図である。
【0024】図7中(a)は、光ディスクに記録されて
いるクロックの間隔を示している。但し、後の説明から
わかるようにジャンプ元アドレスとジャンプ先アドレス
の間のトラック部分に記録されているクロックは図
(a)のクロックより高い周波数のものが用いられてい
る。(b)図はオリジナル光ディスクのデータエリアの
主要な部分としてジャンプ元アドレスnとジャンプ先ア
ドレスmの間及びその周辺のトラックを示している。図
からわかるように、ジャンプ元アドレスnまでのトラッ
ク部分11aと、ジャンプ先アドレスm以降のトラック
部分11bは図(a)に示したクロックと一致したクロ
ックが書き込まれているが、ジャンプ元アドレスnとジ
ャンプ先アドレスmとの間のトラック部分11cは図
(a)のクロックより高い、例えば2倍の周波数のクロ
ックが書き込まれてある。そして、この中間のトラック
部分11c内の所定位置にジャンプ先アドレスmと同一
アドレスが書き込まれている。但し、このアドレスには
偽のデータが書かれるので真のジャンプ先アドレスmと
説明の便宜上区別するため[m]で示す。
【0025】前記ジャンプ元アドレスnとジャンプ先ア
ドレスm及びアドレス[m]のディスク上における空間
的な関係は図8に示すように、アドレスnとmは1周以
上離間しており、一方アドレスnと[m]は1周以内の
範囲で離間している。アドレス[m]をアドレスnに対
してどの位置に書き込むかは次のように工夫されてい
る。即ち、オリジナルディスクの不正コピーによって、
中間トラック部分11cも他の部分11a,11bと同
一のクロックタイミングで目盛られた場合において、ア
ドレス[m]が図8の(b)に示すようにアドレスnか
らトラックジャンプできる位置、言い換えるとアドレス
nよりも外周のトラックであって、アドレスnを含むデ
ィスク中心線よりもディスク回転方向(読取方向)のト
ラック上に書き込まれている。
【0026】上記の構成の光ディスクであると、それが
オリジナルのディスクの場合、再生時にはアドレスnに
達すると図8(a)に矢印で示したようにトラックジャ
ンプしてアドレスmに飛び、再生動作を続行するが、不
正コピーのディスクの場合、ディスクコピーの特性上、
アドレスnとアドレスmの間のトラック部分11cのク
ロックを他の箇所11a,11bのクロックと異ならせ
ることができないので、図8(b)に示すようなアドレ
スの配置となり、従って、アドレスnからアドレス
[m]へトラックジャンプして再生を行なうこととな
る。そして、その後で読取位置がアドレスmに位置する
が、既に再生したアドレス[m]と同一番地であるた
め、再生装置の制御部がエラーと判断し、以後の再生は
行なわれない。
【0027】尚、この実施例において光ディスクはCD
−ROMである必要はなく、全トラックが書き換え可能
なものであってもよいことに注意すべきである。又、上
記実施例において、アドレス[m]の中のデータとし
て、リードアウト命令やTOCを消す命令を用いること
ができる。その場合はアドレス[m]にジャンプした段
階で再生動作が中止してしまうことになる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るディス
クによれば、オリジナルのものは正常に再生動作を行な
うことができるが、不正にコピーした光ディスクは主要
部が消去され、改ざんされてしまうため、或いはその部
分へジャンプすることが不可能であるため、決して再生
することができないという効果がある。
【0029】加えて、本発明では、不正コピーディスク
において再生不能を行なわせるのに、光ディスクに格納
されたプログラムを工夫、又はその命令を巧みに利用し
ているため、光ディスクのドライブ側(装置側)にコピ
ー防止のための一切の工夫を施す必要がなく、従って既
存の装置を用いても有効に不正コピーの防止を図ること
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての光ディスクの構成を
示す図である。
【図2】図1のディスクのトラックの構成を示す図であ
る。
【図3】データエリアに書かれたプログラムを示す図で
ある。
【図4】光ディスクに対する記録再生装置の動作を説明
するフローチャートである。
【図5】図4におけるプログラム実行の処理を示すサブ
ルーチンである。
【図6】本発明の他の一実施例を示す光ディスクの平面
図である。
【図7】図6の光ディスクの主要な部分を示す図であ
る。
【図8】オリジナルディスクと不正コピーディスクの構
成の違いを示す図である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 システムエリアとデータエリアとからな
    るユーザエリアを有し、かつこのユーザエリアの少なく
    とも一部が再生専用記録域である光ディスクにおいて、 少なくとも一部のデータエリアに、再生専用記録域に存
    在する所定のユーザエリアの情報を消去若しくは改ざん
    するための命令をもつプログラムが書き込まれているこ
    とを特徴とする光ディスク。
  2. 【請求項2】 前記所定のユーザエリアがシステムエリ
    アであり、消去若しくは改ざんする命令をもつプログラ
    ムは、記録再生装置がシステムエリアの情報に基づき最
    初にアクセスするデータエリアに格納されていることを
    特徴とする請求項1記載の光ディスク。
  3. 【請求項3】 前記所定のユーザエリアが前記プログラ
    ムが書かれているデータエリア以外のデータエリアであ
    り、消去若しくは改ざんする命令をもつプログラムは記
    録再生装置がシステムエリアの情報に基づき最初にアク
    セスするデータエリアに格納されていることを特徴とす
    る請求項1記載の光ディスク。
  4. 【請求項4】 盤上にスパイラル状にトラックが設けら
    れ、 トラック上のユーザエリアの特定のセクタと別の特定の
    物理的番地を持つセクタの少なくともこの2点が前記盤
    上において特定の物理的配置関係に置かれていることを
    特徴とする光ディスク。
  5. 【請求項5】 盤上にスパイラル状にトラックが設けら
    れ、 トラック上にシステムエリアとデータエリアとからなる
    ユーザエリアが絶対番地を用いて展開された線速度一定
    型の光ディスクにおいて、 ユーザエリアの一部にジャンプ先アドレスが絶対番地で
    書かれたジャンプ命令をもつプログラムが書き込まれ、
    このジャンプ命令で指示するジャンプ元アドレスとジャ
    ンプ先アドレスの間のトラック上に存在するデータエリ
    アの空間長が他より短くされ、かつジャンプ元アドレス
    とジャンプ先アドレスの間のトラック上にジャンプ先ア
    ドレスと同一のアドレスが付されたダミーのデータエリ
    アが設けられていることを特徴とする光ディスク。
  6. 【請求項6】 前記ダミーのデータエリアは、ジャンプ
    元アドレスとジャンプ先アドレスの間のデータエリアの
    空間長が他のアドレスのデータエリアと同一長で記録さ
    れたとすると、光ディスク半径方向においてジャンプ元
    アドレスを含む線上より時間的に後から再生されるよう
    な位置に選ばれていることを特徴とする請求項5記載の
    光ディスク。
JP13789593A 1993-06-08 1993-06-08 光ディスク Pending JPH06349249A (ja)

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JP13789593A JPH06349249A (ja) 1993-06-08 1993-06-08 光ディスク

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JP13789593A JPH06349249A (ja) 1993-06-08 1993-06-08 光ディスク

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JP (1) JPH06349249A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007129404A1 (ja) * 2006-05-09 2007-11-15 Pioneer Corporation 情報記録媒体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007129404A1 (ja) * 2006-05-09 2007-11-15 Pioneer Corporation 情報記録媒体

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