JPH0634845Y2 - 消毒液散布器 - Google Patents

消毒液散布器

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JPH0634845Y2
JPH0634845Y2 JP1988166263U JP16626388U JPH0634845Y2 JP H0634845 Y2 JPH0634845 Y2 JP H0634845Y2 JP 1988166263 U JP1988166263 U JP 1988166263U JP 16626388 U JP16626388 U JP 16626388U JP H0634845 Y2 JPH0634845 Y2 JP H0634845Y2
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JP
Japan
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liquid
compressed air
valve
liquid chamber
supply element
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JP1988166263U
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JPH0286549U (ja
Inventor
正男 井桁
Original Assignee
明光産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は消毒液散布器に関し、又、温室用調湿器として
も有用なものに関する。
(従来の技術) 従来の消毒液散布器(B)としては第3図に示すものが
ある。
この散布器(B)の構成は液体供給要素(50)における
容体(51)が否密閉構造状で、その開口(52)から吸液
管(53)が液室(54)内に下げられていて、圧縮空気供
給要素(図示せず)からスプレーノズル(55)に供給さ
れる圧縮空気による吸引作用で液(56)を液室(54)か
ら吸液管(53)を経て吸引して、同ノズル(55)から液
(56)を圧縮空気で霧状に飛ばして噴霧するものであ
る。
(考案が解決しようとする問題点) ところで前記の散布器では、液を容体内からスプレーノ
ズルまで運ぶのに圧縮空気による吸引力にのみ頼ってお
り、そのため、圧縮空気の供給量は過剰ぎみとなり、多
大の圧縮空気を消費して無駄があると共にその供給要素
であるコンプレッサーも能力が高いものを求められてい
る。
特に、容体内の水位が底部近くまで下がったときには、
液体の減少にともなう水圧の低下により、一層多くの圧
縮空気量を消費しているものである。
本考案はこのような事情に鑑みてなされたもので、この
目的とするところは、無駄のない適正な圧縮消費量で始
終安定して噴霧することのできる消毒液散布器を提供す
ることにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案の消毒液散布器では、圧縮空気供給要素と液体供
給要素と該両要素に接続状のスプレーノズル要素とから
なり、前記液体供給要素は密閉状の容体内の液室に加圧
弁を取付け、この加圧弁の入気側を前記圧縮空気供給要
素と減圧弁を経て接続し、同加圧弁における液室底部近
くの出気口内に弁座を形成すると共に上流側にフロート
を該弁座に着座して出気口を閉じ可能に内臓したことを
特徴とするものである。
(作用) 圧縮空気供給要素からスプレーノズルに供給される圧縮
空気の一部が減圧弁を通って加圧弁下端の出気口より液
室内に液を攪拌しながら送気され、この送気は液面が下
がってフロートが弁座に着座して閉弁するまで接続され
て、液室内は加圧状態を維持する。
それにより、液室内における液は加圧されてスプレーノ
ズル側に押し出され、圧縮空気によるスプレーノズル側
の吸引力と併せてスプレーノズルに導かれて噴霧され
る。
そして、液室内への送気が自動停止したとき以降におけ
る残存液は、液室内が以前として加圧状態にあることに
よりスプレーノズル側に押し出され続けて、圧縮空気に
よる吸引力と併せてスプレーノズルに導かれて噴霧され
る。
(実施例) 以下図面を参照して本考案の実施の一例を詳細に説明す
る。
図中(A)は消毒液散布器で、圧縮空気供給要素(1)
に対して複数の液体供給要素(2)およびスプレーノズ
ル(3)を組合せた態様を例示している。
圧縮空気供給要素(1)はコンプレッサーで、主送気管
(4)を経てスプレーノズル(3)と接続し、又、主送
気管(4)の途中から分岐した副送気管(5)および同
管途中の減圧弁(6)を経て液体供給要素(2)とも接
続している。
液体供給要素(2)は容体(7)内の液室(8)底部の
液出口(9)から送液管(10)を伸ばしてスプレーノズ
ル(3)と接続している。
そして、容体(7)は密閉構造状に形成し、液(11)の
補給口(12)を蓋(13)で密栓可能に設けると共に液室
(8)内には加圧弁(14)を垂下状に取付け、この加圧
弁(14)上端の入気側を副送気管(5)と接続してい
る。
加圧弁(14)は液室(8)底部近くまで達している通気
管(15)における下端の出気口(16)内に弁座(17)を
弾性ゴム製のOリング等で形成しており、且つこの弁座
(17)の上位にはフロート(18)を上下動自在に内蔵し
ている。
このフロート(18)は外径を通気管(15)内径よりも小
径状にしていて、副送気管(5)側から供給される減圧
された圧縮空気がフロート(18)脇よりフロート(18)
下の液(11)を通過して出気口(16)に抜け出るように
している。又、フロート(18)は下端面部(19)を球面
状に形成しており、通気管(15)内における液面が弁座
(17)レベルまで下がった時点で、その下端面部(19)
が弁座(17)に着座して出気口(16)を閉じて、副送気
管(5)側からの圧縮空気の供給を自動停止自在にして
いる。
スプレーノズル(3)は周知のもので、圧縮空気により
液(11)を超微霧状に噴霧自在なものである。
これにより、液面高さが20cm、通気管(15)内径が16m
m、フロート(18)外径が14mm、スプレーノズル(3)
に対する供給圧が1.5kg/cm2であるとき、液室(8)に
対する供給圧が0.2kg/cm2であるとき、液室(8)内は
0.2kg/cm2に加圧されて、液(11)には次の算式による
圧力が負荷される。
0.2kg/cm2−0.02kg/cm2(液面圧) =0.18kg/cm2 すなわち、液(11)は1.8mm押し上げられる圧力を受け
てスプレーノズル(3)側に押し出される。
又、液面の降下とともに容体(6)内の圧力は上昇し、
液面が10cmの高さまで下がったときの液(11)に負荷さ
れている圧力が次の算式の通りになる。
0.2kg/cm2−0.01kg/cm2(液面圧) =0.19kg/cm2 そして、さらに液面が下がってゼロに近ずくと、加圧弁
(14)が自動閉弁して液室(8)に対する加圧が停止す
るものの、液室(8)内の残圧力2kg/cm2がそのまま残
存液(11)に負荷されて押出される。
因みに、上記条件で3lの消毒液を散布するのに消費した
エアーは3600lで、従来品よりも約20%程度少ない消費
量であった。
尚、液室(8)に対する供給圧はスプレーノズル(3)
への供給圧との関係で調整されることはいうまでもな
い。
(考案の効果) したがって本考案によれば次の利点がある。
圧縮空気消費量を節減できると共に終始一定の供給圧
で最後まで残らず安定して長距離にまで噴霧することが
でき、供給圧を小さくして実施できる。
消毒液を噴出終える直前に液室内への供給を自動停止
するため、液室内からのエアーのみの流出を防止できる
と共に無駄な消費がない。
液室内の液を、同液室内に加圧弁を通じて供給する圧
縮空気で攪拌して混合を促すことができ、特に分離・沈
澱するタイプの消毒液を十分に混合した状態で噴霧でき
る。
長距離噴霧できて、温室用調湿器としても有用であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の消毒液散布器の一実施例を示す縦断面
図。第2図は要部の部分拡大縦断面図で、加圧弁が自動
閉弁した状態を示している。第3図は従来品を一部断面
して示している。 図中 (1)は圧縮空気供給要素 (2)は液体供給要素 (3)はスプレーノズル (6)は減圧弁 (7)は容体 (8)は液室 (14)は加圧弁 (16)は出気口 (17)は弁座 (18)はフロート

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮空気供給要素と液体供給要素と該両要
    素に接続状のスプレーノズル要素とからなり、前記液体
    供給要素は密閉状の容体内の液室に加圧弁を取付け、こ
    の加圧弁の入気側を前記圧縮空気供給要素と減圧弁を経
    て接続し、同加圧弁における液室底部近くの出気口内に
    弁座を形成すると共に上流側にフロートを該弁座に着座
    して出気口を閉じ可能に内臓したことを特徴とする消毒
    液散布器。
JP1988166263U 1988-12-21 1988-12-21 消毒液散布器 Expired - Lifetime JPH0634845Y2 (ja)

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JPH0286549U JPH0286549U (ja) 1990-07-09
JPH0634845Y2 true JPH0634845Y2 (ja) 1994-09-14

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ID=31453493

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