JPH06348359A - 近似関数発生装置および方法 - Google Patents

近似関数発生装置および方法

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JPH06348359A
JPH06348359A JP6098700A JP9870094A JPH06348359A JP H06348359 A JPH06348359 A JP H06348359A JP 6098700 A JP6098700 A JP 6098700A JP 9870094 A JP9870094 A JP 9870094A JP H06348359 A JPH06348359 A JP H06348359A
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JP
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function
error
pairs
linear regression
value
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Application number
JP6098700A
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English (en)
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Yannick Deville
ドビーユ ヤニック
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Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Philips Electronics NV
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F17/00Digital computing or data processing equipment or methods, specially adapted for specific functions
    • G06F17/10Complex mathematical operations
    • G06F17/18Complex mathematical operations for evaluating statistical data, e.g. average values, frequency distributions, probability functions, regression analysis
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F17/00Digital computing or data processing equipment or methods, specially adapted for specific functions
    • G06F17/10Complex mathematical operations
    • G06F17/17Function evaluation by approximation methods, e.g. inter- or extrapolation, smoothing, least mean square method

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 制限されたハードウエア手段を用い、目的に
適した従属変数の制限された値を近似関数の他の値を決
める必要なく計算し得るようにした近似関数を発生せし
め、且つ制御された最大誤差で近似し得る値を提供す
る。 【構成】 第1対の一連の3対X3 ,Y 3 ;X4
4 ;X5 ,Y5 に対する従属変数の第1の値Y3 ,Y
4 ,Y5 および独立変数の第1の値X3 ,X4 ,X5
対して現在の線形回帰関数に従って決められた従属変数
の第2の値Y′3 ,Y′4 ,Y′5 間で測定された絶対
値が等しく符号が交互の第1誤差を形成するすることに
より少なくとも1つの現在の線形回帰関数を反復して決
め、最小の誤差を有する前記一連の対全部の近似を発生
する現在の線形回帰関数の1つを選択し、且つ特定の符
号p,qにより選択された線形回帰関数を符号化する第
1手段10と;特定の符号に従って第2対XA ,Y′A
を決める第2手段17とを具える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は従属変数を独立変数に関
連せしめる値の第1の対に基づく近似関数を発生させる
とともにこの近似関数から前記変数の値の第2の対を決
める装置および方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上述した種類の装置および補間は対話式
補間による近似を用いる関数発生器が記載されている米
国特許US−A−3,789,203明細書から既知で
ある。この装置は例えばsin(x),tan(x)の
ような関数の計算を必要とするデータ処理の用途に用い
る。この装置はユーザの装置から最小記憶容量のみを必
要とする。相互補間すべき関数に属する2つの点から出
発し、かかる方法はまず第1に2点間の直線により関数
を補間し、次いで次数の増大する多項式近似により直線
および関数間の偏差に対する近似を行うようにしてい
る。次に、初期点を近似点に置換して処理すべき点間の
セグメントを減少し得るようにし、最後に前の操作を繰
返す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる方法は拡張計算
手段を必要とし、強力なコンピュータによってのみ実行
することができる。
【0004】かかる方法を用い得ない用途もある。その
理由は利用し得る手段が適切でないためである。さらに
ある用途に対しては制限された独立変数の値に対し関数
の近似値計算を満足に行うことができる。
【0005】これはニューラルネットワークの少なくと
も1つのニューロンによって供給されるニューラル電位
に適用されるs字状関数に関連させることができる。こ
れはニューロン状態間の距離を計算するための他の非線
形関数、例えば平方根関数に関連させることができる。
また、その用途には関数発生器、計算装置等のような他
の装置を含めることもできる。
【0006】近似関数に依存することなく、かかる関数
を計算するために、種々の他の手段を用いることができ
る。
【0007】既知の方法によりコンピュータをプログラ
ミングすることによって処理すべき独立変数の各値に対
し正確な数学的計算を行うことができる。同一の操作を
実行する度毎にかかる方法を必要とし、これは前記値の
数が大きい場合には長時間を要する。
【0008】また、予め計算されたテーブルをメモリに
記憶させることもできる。従って、この結果はメモリか
ら容易に読出すことができる。しかし、好適な解を有す
る独立変数の可能な値全部をカバーするためには、容量
の極めて大きなテーブルを必要とする。これがため、こ
れらの計算方法には種々の欠点がある。
【0009】また、従属変数を独立変数に関連させる値
の対によって互いに関連する2つの変数を識別する必要
がある。従って、工業的な処理を監視する際には例えば
操作R=f(T)が実施される温度Tの関数として操作
の公立Rを測定する必要がある。処理を監視するため
に、測定対のバッチをブラフにプロットする必要があ
る。これは処理を特徴付けるために、またはかかる操作
の新たな制御パラメータを取出すために行う。この点
は、例えばシンガポールで1991年11月18−21
日に開催された“IEEE インターナショナル ジョ
イント コンファレンス オン ニューラル ネットワ
ーク”第2巻にH.IshibuchiおよびH.Ta
nakaが発表した論文“ニューラルネットワークによ
るインターバルモードでの回帰解析”に記載されてい
る。これら新たなパラメータはかかる操作の基礎を表わ
し、このタイプの処理固有の測定変動は除去する必要が
ある。従って、関数f(.)の近似を決める必要がある。
【0010】従って、所定の場合には、これは近似関数
により表わすべき誤差による不所望な測定が含まれるよ
うになる。
【0011】また、他の場合には正確な値が得られる
が、その所望の使用に高精度を必要とせず、近似関数が
適宜のものとなる。
【0012】本発明の目的は制限されたハードウエア手
段を用い、目的に適した従属変数の制限された値を近似
関数の他の値を決める必要なく計算し得るようにした近
似関数を発生せしめんとするにある。
【0013】本発明の他の目的は制御された最大誤差で
近似し得る値を提供せんとするにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は従属変数を独立
変数に関連させる第1対の値に基づく近似関数を発生す
るとともにこの近似関数に従って前記変数の第2対の値
を決める近似関数発生装置において、前記第1対の一連
の3対に対する従属変数の第1の値および前記独立変数
の第1の値に対して現在の線形回帰関数に従って決めら
れた従属変数の第2の値間で測定された絶対値が等しく
符号が交互の第1誤差を形成するすることにより少なく
とも1つの現在の線形回帰関数を反復して決め、最小の
誤差を有する前記一連の対全部の近似を発生する現在の
線形回帰関数の1つを選択し、且つ特定の符号により選
択された線形回帰関数を符号化する第1手段と、前記特
定の符号に従って前記第2対を決める第2手段とを具え
ることを特徴とする。
【0015】
【作用】これがため、好適には、既知の値の異なる対に
最良に近似する線形回帰関数を決めることができる。か
くして得た近似結果は関数発生装置の多くの用途に対し
満足する妥協案を構成する。
【0016】線形回帰関数は重要なパラメータを減少す
ることによって複雑な現象を表わす簡単な関数である。
これら値の一連の対を2次元スペースの点として表わす
ことにより、線形回帰関数は回帰ラインとなる。
【0017】これがため、回帰ラインが符号により規定
された後、回帰ラインの任意の点における従属変数の近
似値は独立変数の任意の値に対する制限された手段で計
算することができる。
【0018】本発明近似関数発生方法は従属変数を独立
変数に関連させる第1対の値に基づく近似関数を発生さ
せるとともにこの近似関数に従って前記変数の第2対の
値を決めるに当たり、前記第1対の一連の3対に対する
従属変数の第1の値および前記独立変数の第1の値に対
して現在の線形回帰関数に従って決められた従属変数の
第2の値間で測定された絶対値が等しく符号が交互の第
1誤差を形成するすることにより少なくとも1つの現在
の線形回帰関数を反復して決め、最小の誤差を有する前
記一連の対全部の近似値を発生する現在の線形回帰関数
の1つを選択し、且つ特定の符号により選択された線形
回帰関数を符号化する第1の状態と、前記特定の符号に
従って前記第2対を決める第2の状態とを具えることを
特徴とする。
【0019】本発明で用いられる手段はプログラムされ
たコンピュータまたは良好な回路を具える。また、この
手段はニューロンをも用いることができる。
【0020】ニューロンを用いる本発明装置はニューラ
ルネットワークに用いることができ、且つ特にこのニュ
ーラルネットワークのサブシステムを形成することがで
きる。正しい操作に対してはニューラルネットワークは
非線形能動関数を供給されるニューラル電位に適用する
手段を含める必要がある。本発明によればニューロンを
設けた装置はこの非線形能動関数への近似を計算するこ
とができる。また、ニューラルネットワークに用いる平
方根関数への近似を計算することによってニューロン状
態間の距離を計算することができる。
【0021】最初に供給された値の一連の対の大きさが
大きい場合には、この一連の対を複数のサブセットに分
割して、複数の回帰ラインを決め、従って近似精度を向
上させるようにする。これがため、一連の対の近似関数
は各々の線形関数となり、各近似関数間の連続性は必要
としても、必要としなくてもよい。値の対の組のある対
は、特定の重み付き係数を各対に割当てることにより達
成し得る特定の影響を有する。この場合には、各対に関
連する誤差を特定の重み付き係数に割当てるようにす
る。
【0022】
【実施例】本発明は2次元表示で所定数の点、例えば
(図1の)P1 ・・・P6 を経てのみ既知の関数の近似
を行うものである。これら点の各々を独立変数xを従属
変数yに関連させる一対の値(x,y)によって規定す
る。以下、本発明では2対(または3対)の値を含む一
対(または3組)の点について説明する。これら点は横
軸Xi の増大とともに配列し、ここにiは値とともに増
大する。逆に次に示すような修正を行うこともできる。
【0023】本発明によれば対(X1 ,Y1 ),
(X2 ,Y2 )・・・の組を次式を有する回帰ラインD
によって近似する。 D:y=px+q (1) ここにxおよびyは現在の変数である。
【0024】この3対の値に対し例えば第1変形例で
は、例えば(X3 ,Y3 ),(X4 ,Y4 ),(X5
5 )を考察するとともに絶対誤差の平衡により回帰ラ
インDを決める。誤差は所定の横軸xに対し点のy値お
よびこの点に対し回帰ラインで測定された横軸間の差に
よって測定する。これら3つの点における誤差の平衡と
は、2つの他の点の横軸x間に位置する横軸xを有する
点に対し2つの他の点とは逆の誤差符号を有する絶対値
の等しい3つの誤差を有することにある。次いで、上記
組の残りの点に対し、これらをラインから分離する誤差
は、3つの選択された点に対し以前に決められた誤差よ
りも/に対し絶対値が小さく、または絶対値に等しく保
持されたままである。その理由はこれが、考察すべき点
全部の組に関連する最悪の場合の誤差、即ち、点の1つ
と回帰ラインとの間の絶対値が最大の誤差において興味
あるものであるであるからである。誤差全部が実際に小
さいかまたは等しい場合にはこれらの点がある表示され
るように回帰ラインを選択するとともに誤差がそうでな
い場合には3つの新しい対の値で操作を繰返して他の回
帰ラインを決めるようにする。
【0025】この組の点全部を表わす複数の回帰ライン
も存在する。近似関数発生方法に従って好適な回帰ライ
ンを決めて上述した最悪の誤差が最小となるようにす
る。
【0026】図1は2次元表示で6つの点P1 乃至P6
を具える場合の例を示す。説明の便宜上、最終の結果を
考察する。図1の回帰ラインDは誤差が点P3 ,P4
よびP5 に対し絶対値が等しくなるように位置させる。
点P1 ,P2 およびP6 に対しは誤差は前の点よりも絶
対値が小さくなるようにする。従って、一組の点P1
至P6 では、近似関数発生方法によって3つの特定の
点、この場合には点P3,P4 ,P5 を見いだし、これ
により最悪の誤差を最小にする最適の回帰ラインを決
め、次いでこのラインを符号化することにある。図1が
最終結果を表わす場合に2つの真っすぐなラインD1
よびD2 を、一方では点P3 ,P5 を経て、他方では点
4 を経て回帰ラインDに平行に引く場合には、上記組
の点全部はラインD1 およびD2 により囲まれる帯域内
に位置しするか、またはこれらラインに位置する。
【0027】回帰ラインを決める状態には幾つかの変形
があり、そのうちの最も有利なものを以下に示す。
【0028】近似関数発生方法の第1の状態の第1変形
図3は最適の回帰ラインを決めるために行うべき一連の
ステップを示す。点P1 ・・・PN の組(ブロック10
0)から3つの任意の点Pi ,Pj ,P k を選択し(ブ
ロック100)、ここにi<j<kとする。これら3つ
の点はこれに対し縦軸yの誤差を最小とする回帰ライン
を決めるように作用する。この決定は好適にはプログラ
ムされた手段により解析的に行う。回帰ラインDは次に
示す3つの誤差が存在するように決める(ブロック10
4)。EPD(Pi ,D),EPD(Pj ,D),EPD(P
k ,D)回帰ラインDと点の各々との間には次式が成立
する。 EPD(Pi ,D)=−EPD(Pj ,D)=EPD(Pk
D)ここに EPD(Pi ,D)=Yi −(p・Xi +q) 他の誤差についても同様の関係が成立する。
【0029】回帰ラインDは次に示す式(1)の係数p
およびqによって決まる。
【0030】
【数1】
【0031】3組の点(Pi ,Pj ,Pk )に関する誤
差は次のように表わすことができる。 ET (Pi ,Pj ,Pk )=|EPD(Pi ,D)|
【0032】従って誤差ET が計算されると、絶対値が
点Pi ,Pj ,Pk の絶対値よりも小さいか、またはこ
れに等しい誤差を前記組の他の点が発生するかどうかを
確認する。この目的のため、追加の点Pm を選択し(ブ
ロック106)、且つ点Pmにおける変数yの値と回帰
ラインDとの間の誤差EPmに対する絶対値を計算する
(ブロック106)。
【0033】この誤差EPmが誤差ET よりも小さいかま
たはこれに等しい絶対値を有する場合(ブロック11
0)には(記号Y)、追加の点Pm が受け入れられて近
似関数発生方法は後段に追加の点(ブロック106)を
有するブロック112に進む。追加の点の全部が規準|
Pm|≦ET を満足する場合には回帰ラインDが受け入
れられ、その係数を用いて最適の回帰ラインDopt を符
号化する(ブロック114)。
【0034】この誤差EPmが誤差ET よりも大きい(ブ
ロック116)場合には(記号N)、選択された3組の
点Pi ,Pj ,Pk は受け入れられず、他の3組の点
(ブロック116)がリンク101を経て点の組(10
2)から選択される。
【0035】ステップ116の終りに、可能な点全部が
試験され、3つの組が解を生じない(ブロック118)
状態が発生する。この場合にはブロック110のテスト
を次式で示すテストと置換することにより第1変形例の
プログラムフローを再開することができる。 |EPm|≦α・ET ここにαは1よりも僅かに大きな係数である。この状態
で第2の変形例を得ることができる。
【0036】前記第1の状態は次のステップ: A−前記一連の値からの3つの対を選択するステップ、 B−現在の線形回帰関数Dを計算し、且つ関連する3つ
の誤差ET =|EPD|を決めるステップ、 C−追加の対を選択するステップ、 D−前記追加の対および前記関数間の追加の誤差EPm
計算するステップ、 E−追加の対に対し|EPm|≦ET (110)の場合に
近似関数発生方法により次の追加の対でステップCを遂
行するステップ、 F−少なくとも1つの追加の対に対し|EPm|>ET
場合に近似関数発生方法により前記一連の対からの3つ
の対より成る他の群を選択してステップAを遂行するス
テップ、および G−全部の追加の対に対し|EPm|≦
T の場合に現在の線形回帰関数を符号化し、且つ線形
近似関数として記憶するステップを含むようにする。
【0037】この試験に対し増大する次数、減少する次
数または任意の次数を選定することにより3つの組を試
験する。従って、回帰ラインを決めるために保持する3
つの組をこの試験中の任意瞬時に検出することができ
る。回帰ラインを得る速度は3つの組が検出される瞬時
に依存することは明らかである。その実現はNからN4
の範囲の複雑度を呈する。ここにNは初期の点の数であ
る。従って、この複雑性は少数の点に対しては小さくな
る。この変形例によって高度の並列処理を伴うハードウ
エアを実現することができる。従って値の先端截断が高
度に免除され、正確な結果を得ることができる。
【0038】近似関数発生方法の第1の状態の第2変形
この第2変形例(図4)では、3つの組の点を順次選択
し、毎回回帰ラインを計算し、且つ巡回により、考察す
る点の組の最悪の場合の誤差に相当する最大の誤差EPD
を生ずる回帰ラインを選択する。 この第2変形例で
は、前記第1の状態は次のステップ: A−前記一連の対からの値の3つの対を選択するステッ
プ、 B−現在の線形回帰関数Dを計算し、且つ関連する3つ
の誤差ET =|EPD|を決めるステップ、 C−誤差ET と厳密には負の初期値を有する任意の誤差
opとを比較するステップ、 D−ET >Eopの場合に任意の誤差Eopを誤差ET と置
換して任意の誤差Eopを更新し、且つ任意の線形回帰関
数Dopの符号を現在の線形回帰関数Dの符号と置換して
任意の線形回帰関数Dopの符号を更新し、 E−次いで3つの他の対を選択するためにステップAに
戻り、 F−全部の一連の値の3つの対全部がチェックされた際
に任意の線形回帰関数Dopの最後の符号が線形近似関数
の符号を形成するステップとを含むようにする。
【0039】3つの組が試験される度毎にこの3つの組
の誤差ET を予め記憶した任意の誤差Eopと比較し、任
意の誤差Eopを各3つの組に対し決められた誤差ET
最大の値で更新する。ステップAを実行する前に、値E
opを小さな負の値、例えば−1に設定する必要がある。
【0040】この場合には、回帰ラインが得られる速度
は3つの組を試験する方法に依存しない。その複雑性は
3 程度である。従ってハードウエアの実現は使用する
アルゴリズムが高度に規則正しいため有利である。従っ
てデータの先端截断が高度に免除され、正確な解を得る
ことができる。
【0041】近似関数発生方法の第1の状態の第3変形
この第3変形例(図5)では、まず最初、一対の点を選
択し、これにこれら2つの点間に位置する追加の点を加
えて3つの組の点を形成する。この目的のために、第1
変形例のステップA,BおよびCを修正し、他のステッ
プはそのままとする。修正ステップは次の通りである。 A1−前記値の3組の対の1つを形成するために前記対
の独立変数間に位置する独立変数(X1 −X6 )を有す
る少なくとも1つの追加の中間対を存在させるように、
前記一連の対に属する値の2対を選択してステップAを
修正するステップ、 A2−まず最初2つの選択された対を含む補助線形関数
を決め、次いで可能な中間対の従属変数および前記補助
線形関数間の第2の誤差を決め、 ・これら第2の誤差の全部が同一の符号を有する場合に
最大絶対値を有する第2の誤差を発生する中間対を選択
し、 ・これら第2の誤差が異なる符号を有する場合に近似関
数発生方法をステップAで再開してステップAを修正す
るステップ、 B1−ステップBを選択された3組の対で実行するステ
ップ、および C1−2つの選択された対の独立変数間に独立変数が市
しない追加の対を選択してステップCを修正するステッ
プ。
【0042】誤差|EPm|が誤差ET よりも大きい場合
(ブロック110)には近似関数発生方法はリンク10
1を経てステップA1に戻り、一対の点を新たに選択す
る(ブロック102a)。
【0043】この第3変形例の展開は値の走査、従って
値自体に依存する。この変形例の複雑性はNおよびN3
間で変化し、これにより前の変形例以上の利点を得るこ
とができる。その実現のための手段は充分に並列に作動
するが、手段の実現は規則性に欠け、これは積分に不所
望である。従ってこの変形例は値の誤差の丸めが高度に
免除され、正確な解を得ることができる。
【0044】近似関数発生方法の第1の状態の第4変形
これは包絡線から回帰ラインを取出すことに関する。試
験すべき3つの組の数は点の組の2次元表示で外側の点
を囲む各上側および下側の包絡線を決めることにより減
少させることができる。このさい上側の包絡線および下
側の包絡線は、包絡線の2つの任意の隣接点をストレー
トラインで接続する際に他の点全部を上側の包絡線また
は下側の包絡線の同一の側にそれぞれ位置させるように
して規定することができる。斯様にして、これら包絡線
に属する点全部を決めるようにする。
【0045】回帰ラインの決定は包絡線の1つの隣接点
の対を考察することにあり、これら隣接点は3つの組を
形成するために包絡線に属さない中間点と組合せ、且つ
第3変形例の点の対につき説明した所と同様に行う。任
意の解が見いだせない場合には他の包絡線の点の対を考
察する。
【0046】1つの包絡線を得るためには包絡線に属す
る一対の隣接点を選択する。次いで横軸が選択された点
の横軸間の中間となるように位置する点が存在するかど
うかを決める。この点が存在しない場合には同一の包絡
線の点の他の対を選択する。ある対に対し1つ以上のこ
れら中間点が存在する場合にはこの対の2つの点を含む
ストレートラインから最も遠い中間点を選択して3つの
組を形成するとともに回帰ラインを決めるようにする。
この回帰ラインを好適な回帰ラインとして選択し得るか
どうかを決めるために、近似関数発生方法を用いて第3
変形例につき説明した所と同様の操作を施す。
【0047】この目的のために、第3変形例を図6に示
すように修正し、ステップ102aの前に、近似関数発
生方法の第1の状態は前記点の組の外側点を相互接続す
る下側包絡線および/または上側包絡線を決めるための
ステップ(100a)を含み、ステップ102aにおけ
る前記点の2対の選択を前記包絡線の1つに属する隣接
点から行うようにする。対の点の横軸間に位置する横軸
を有する少なくとも1つの中間点が存在する場合にはこ
の対の点を選択する。複数の中間点が存在する場合には
点の対を形成する2点を通るストレートラインから最も
遠い中間点により3つの組を形成する。第1の包絡線に
よる解が見いだせない場合には処理を第2の包絡線に進
めるようにする。
【0048】下側の包絡線および上側の包絡線は図7の
フローチャートに従って決める。変数xが増大するにつ
れて点のインデックスが増大するため、第1の点Po
両包絡線の一部分を形成する。下側の包絡線について
は、下側の包絡線に属する点に符号Qを付ける。従って
現在の点Qv はインデックスvを有する。
【0049】ステップ400では包絡線の第1の2点は
0 =P0 およびQ1 =P1 である。最後の現在の点Q
v はP1 に対しv=1である。処理された点の数kを計
数する。
【0050】ステップ402:第1のテストを実行して
最後の点PN-1 が処理され包絡線決定の終了を検出する
かどうかを決める。 ステップ404:逆の場合にv≧1であるかどうかをチ
ェックする。v<1の場合にはvを増大し(v=v+
1)、且つ点Pk を点Qv とする(ステップ407)。
インデックスkを増大して次の点Pを処理し(ステップ
409)且つ近似関数発生方法はステップ402に進
む。
【0051】v≧1の場合には点Qv-1 およびQv を通
るストレートラインを計算し(ステップ406)、且つ
現在の点Pk およびこのライン(Qv-1 ,Qv )間の従
属変数の誤差の符号εを決めるようにする。これは現在
の点がライン(Qv-1 ,Qv)の上側に位置するかまた
は下側に位置するかを決めるためのものである。
【0052】信号ε≦0の場合には最後の点Qv は除去
する必要があり、vはv=v−1となるように減少する
必要があり(ステップ410)、且つ近似関数発生方法
はステップ404に進める必要がある。斯様にして、次
の点によってある点を消去する必要がある場合には既に
受けたある点を除去する必要がある。
【0053】符号εが厳密に正である場合には近似関数
発生方法は次の点によりステップ407に進む。このフ
ローチャートは考察すべき誤差の符号を反転させること
により下側の包絡線および上側の包絡線を決めるこおと
にある。
【0054】使用する機構を理解するために、図2の点
1 ,P2 ,P3 ,P4 により形成される簡単な場合を
例により考察し、下側の包絡線を決めるようにする。点
P1を包絡線の第1の点とするため、Q0 =P1 とな
る。点P2 は第2の点Q1 とする。点P1 およびP2
接続するストレートラインL0 を計算する。セグメント
1 ,P2 は下側の包絡線の第1セグメントとして許容
される。次いで点P2 およびP3 を接続するストレート
ラインL1 を計算し、且つ点P4 がラインL1 の上側に
あるかどうかをチェックする。これは図2の場合ではな
い。従って、まず最初、点P3 およびラインL1 を別に
移動させる。同様に点P4 をラインL0 の下側に位置さ
せ、且つ点P2 およびラインL0 をも、これらが下側の
包絡線に属し得ないため、別に移動させ、この処理によ
り点P1 およびP4 を接続するストレートラインL2
決定し、その後次の点(図示せず)を試験する。
【0055】包絡線に基づきこの変形例を実施する複雑
性はN2 の程度であり、データ走査順序に依存する。こ
の複雑性は前の変形例の複雑性よりも小さく、従って結
果を容易に生ぜしめることができる。これがため実現の
規則性は平均であるが、この変形例は値の誤差の丸めが
高度に免除され、正確な解を得ることができる。
【0056】ある用途に対しては独立変数xの所定範囲
で近似関数の決定精度を改善するとともに重み付き係数
i を点Pi に割当てる必要がある。これは、例えば、
近似関数が独立変数xに対し僅かに変化し得る場合であ
る。従って、重み付き係数はある点に割当てることがで
きる。これらは複数の点に対して共通であり、また、こ
れらは各点に対し個別とすることができる。以下これら
重み付き係数Wi は厳密に正であるものとする。
【0057】重み付き係数が存在する場合には点Pi
よび回帰ラインD間の誤差EPDは次式のように定義する
ことができる。 EPD(Pi ,D)=Wi ・[Yi −(p・Xi +q)] ここにEPDは符号を有する値である。次いで、3つの点
Pi ,Pj ,Pk に対する回帰ラインDの決定を、式
(1)の変数pおよびqが次式で示すようになるように
修正する。 p=NUMP/DETおよびq=NUMQ/DET (2) ここにNUMP,NUMQおよびDETは次のように定
義する。
【0058】
【数2】
【0059】この3つの組に関連する誤差ET は次式の
ように表わされ、且つ計算することができる。
【0060】
【数3】
【0061】上述した近似関数発生方法の第1状態の第
1および第2変形例は上述した重み付き係数を適用する
ことにより実行することができる。これは計算装置をプ
ログラミングすることによって実行できる。
【0062】重み付き係数Wを適用することによって一
対の点を選択する場合には近似関数発生方法は次のよう
に適応させることができる。
【0063】3つの組を形成する点Pi ,Pj ,Pk
対し、ファクタF1 を規定し、これにより各座標と点P
i ,Pj ,Pk の各重み付き係数とを結合する。このフ
ァクタF1 を中心点1に割当てて次式が得られるように
する。
【0064】
【数4】
【0065】このファクタF1 によって、点に割当てら
れた重みを考慮しながら3つの組を形成するために選択
すべき中間点P1 (i<1<k)の決定に影響を及ぼ
す。点P1 を選択し、3つの点Pi ,Pj ,Pk に関連
する回帰ラインD1 及ぼすこの3つの点に関連する誤差
T1を計算する。
【0066】近似関数発生方法の現在の変形例に対し第
3変形例のステップA2のみを修正する(ブロック10
2b、図5)。このステップによって3つの組を形成す
るために用いる中間点の存在および値を決める。まず最
初、点Pi およびPk の下側に位置する回帰ラインを形
成し得るようにする。各中間点P1 に対しF1 =1およ
びEPS(Pi ,D1 )<0であるかどうかを確認する。
少なくとも1つの点がこの要求を満足する場合には点P
i およびPk 間に回帰ラインが位置せず、しかも量G
max が決まりこの量は、次の通り2量のうち最大の値で
ある。 ・中間点全体に対する量EPD(Pi ,Dp ) ・中間量に対してのみ次式(a)で示す量
【0067】
【数5】 ここにF1 <1とする。
【0068】条件F1 >1の中間点が少なくとも1つ存
在する場合には他の量Gmin を規定し、この量は条件F
1 >1の中間点に対してのみ式(a)で推測された最小
値である。条件: EPD(Pi ,D1 )≧0 Gmax ≦α・ET1min ・α≧ET1(α:係数≧1) の中間点が少なくとも1つ存在するかどうかをチェック
する。かかる点が存在する場合には3つの組を形成する
ための中間点としてかかる点を選択する。
【0069】条件F1 >1の中間点が存在しない場合に
は、条件: EPD(Pi ,D1 )≧0 Gmax ≦α・ET1(α:係数≧1) の中間点が少なくとも1つ存在するかどうかをチェック
する。かかる点が存在する場合には3つの組を形成する
ための中間点としてかかる点を選択する。
【0070】3つの点が形成されない場合には点Pi
よびPk の上側に位置する回帰ラインを形成し得るよう
にする。反転誤差EPDの符号に対しても同様の近似関数
発生方法を適用する。点P1 が選択されない場合には他
の対Pi ,Pk による処理を再び開始する。
【0071】処理すべき点の組が単一の回帰ラインによ
り表示するには大きすぎる場合には近似関数発生方法は
複数の回帰ラインを用い、これら回帰ラインの各々は前
述した方法に従って決める。
【0072】図13は近似関数を複数の回帰ラインによ
って形成する例を示す。
【0073】まず第1に、処理すべき変数に基づき、独
立変数xに従って各回帰ラインにリミットを加える必要
がある。従って内包リミットxa および外包リミットx
b を有する変数の値〔xa ,xb 〔間に回帰ラインDa
を有するようにする必要がある。同様のことが変数の値
〔xb ,xc 〔に対する回帰ラインDb 、および
〔x c ,xd 〔に対する回帰ラインDc に対しも当ては
まる。この場合にはストレートラインをリミット範囲に
決めるとともに毎回上述した方法を適用する問題を低減
する。
【0074】しかし、各ラインに対し開始時に既に固定
されたこれらリミット外で独立変数xに従って近似関数
発生方法によりリミットを決めることができる。
【0075】2つの隣接回帰ライン間の好適な境界を決
める原理を図14Aに示す。2つの好適でない回帰ライ
ンD1およびD2があるものとする。回帰ラインD1は
N1低減から出発して決め、回帰ラインD2はN1+N
2=Nの残りの点N2から出発して決め、ここにNは点
の総数とする。回帰ラインD1およびD2によってそれ
ぞれ最大誤差E1およびE2を有する近似を形成する。
誤差E2が誤差E1よりも大きく、誤差E2を減少する
必要があるものとすると、これは回帰ラインD2に属す
る点が回帰ラインD1に移送されたことを意味する。点
の数が増大する場合には合成誤差は同一値に保持される
かまたは減少する。本例では、回帰ラインD1およびD
2に属する点の数nの関数としての誤差E1およびE2
は図14Bに破線で示すように変化させることができ
る。従って、これら誤差が互いに接近している場合に
は、即ち、図14Bに破線で囲まれた区域に位置する場
合には回帰ラインD1およびD2による合成総合近似は
最適となる。これら誤差は独立変数の値の不連続特性を
考慮して等しくする必要はない。
【0076】2のストレートライン間の横軸値Xlim
決めるために: ・所定数の点に対する回帰ラインD1を決めるとともに
最大誤差E1を計算する。 ・残りの点に対する回帰ラインD2を決め、最大誤差E
2を決める。 ・誤差E1およびE2を比較するとともに、大きな誤差
を有するラインから小さな誤差を有するラインに点を移
送する。 ・2つの誤差間の比に反転が生じる場合にはリミット値
lim を決める。
【0077】複数の横軸リミットによって互いに囲まれ
た複数のラインに対しこの方法を繰返し適用する。
【0078】これらラインは個別の且つ制限された一連
の測定値から決める。しかし、回帰ラインを使用するた
めには、2つの横軸リミット間に位置する一連の値全体
に亘って延在するそのドメインを規定する必要がある。
回帰ラインを決定することにより両端部を互いに接続す
る必要のない一連のストレートラインを発生する。ある
用途に対しては従属変数yの値の変位が独立変数の隣接
値(Xlim −ε)および(Xlim +ε)に対して生じる
のを防止するのが有利であli、ここにεは極めて小さ
な値である。横軸リミットXlim が何れかのラインに排
他的に属するようにすることができる。また、ラインの
連続の決定にラインの接合操作を後続させることもでき
る。
【0079】これを図15に示す。1つの解によって回
帰ラインD1を回帰ラインD2に属する第1の点の横軸
まで有効とし、且つ斯くして決められた従属変数yの新
たな値から出発して回帰ラインD2を再計算する。同様
の方法を適用して回帰ラインD3を回帰ラインD′3に
置換する。斯様にして複数の回帰ラインにより形成され
る1組を得ることができ、これは本例では回帰ラインD
1,D′2,D′3を具える。この組は測定量およびラ
インの組間の最大誤差を減少することにより測定量に対
する近似を形成する。この減少に一層好適な変形例は最
大誤差に相当するラインのリミット点を最小誤差に相当
するラインにリミット点として課すことにある。
【0080】第1状態を実行する装置 図8は本発明近似関数発生装置の構成をブロック図で示
す。この近似関数発生装置5は従属変数Yi を独立変数
i に関連させる点の対(Xi ,Yi )を受ける。この
対(Xi ,Yi )を第1手段10に供給して測定対に対
する近似を形成する線形回帰関数を決めるとともに符号
化する。斯くして決めた特定の符号をライン9を経て第
2手段17に移送し、これにより近似関数の特定の符号
に従って第2対(XA ,Y′A )を決める。
【0081】3つの組および一連の第1対の各可能な組
合せを通る回帰ライン全部を決める第2変形例と、その
誤差ET により決まる各回帰ラインに対し残りの追加の
点が3つの組の誤差ET よりも小さいかこれに等しい追
加の誤差を生ずるかどうかをチェックする他の変形例と
の間を識別する。
【0082】図9は第2変形例に適応する装置を示す。
この装置は: ・処理すべき点の組に属する点全部を特に記憶するメモ
リ12cMEM(これらの点はその座標(x,y)、お
よび所望に応じその重みWまたはその逆の重み1/Wを
付けることにより表示する)と、 ・各選択された3つ
の組に対し各3つの組に適応する回帰ライン、即ち、回
帰ラインの符号p,qおよび3つの組に関連する誤差E
T を計算する計算ユニット13cCOMPUTとを具え
る。
【0083】さらに、制御器11cCOMPUTによっ
て操作を制御するとともに新たな3つの組をメモリ12
cの読出し/書込みによりアドレス指定し得、且つ計算
ユニット13cに新たな3つの組をロードする。保持す
べき回帰ライン、即ち、この変形例に対しては最大の3
つの組の誤差を生ずる回帰ラインの選択は計算ユニット
13cによって行う。
【0084】図10は各現在の回帰ラインに対し一連の
他の追加の点が3つの組の誤差よりも小さいか誤差を生
ずるかどうかを試験する他の変形例を示す。この目的の
ために、第1手段10は計算ユニット13cと計算手段
19cを形成する比較ユニット14cとを具える。
【0085】計算ユニット13cによって現在の3つの
組の回帰ラインの符号p,qを比較ユニット14cCO
MPARに移送し、これによって点の組の追加の点が現
在の3つの組の点により発生する誤差よりも回帰ライン
により発生する小さな誤差を生ずるかどうかを決める。
この目的のために、この比較ユニット14cによって次
式で示すテストを遂行する。 |EPm|>ET 現在の回帰ラインが受け入れられない(正のテスト)場
合には他の3つの組を選択し、且つ同様の処理を再び開
始する。テストが追加の点全部に対し負である場合には
回帰ラインを受け入れて計算ユニット13cによりその
パラメータをメモリ12cにロードする。
【0086】一対の点に基づき作動する種々の変形例に
対し計算ユニット13cは中間点を決めるとともに点の
対から3つの組を形成するようにプログラムされ、これ
ら点の対は点包絡線から取出すことができる。この場合
には形成するユニット13cも包絡線を決めるようにプ
ログラムする。次いで、比較ユニット14cによって種
々の3つの組に関する誤差を比較する。
【0087】操作を制御し、且つ(斯くして試験した3
つの組が満足されない場合には)新たな3つの組をアド
レス指定するために、近似関数発生装置は上述した所と
同様に制御器11cを具え、これにより ・メモリ12cの読出し/書込み ・新たな3つの組の計算ユニット13cへのロード ・順次試験すべき追加の点全部の比較ユニット14cへ
の移送 を制御する。
【0088】近似関数発生方法の第1の状態はニューラ
ル構体を有する比較手段14c(図12)によって実施
することができる。重み付き係数が各点Pi に関連する
最も完全な場合を考察する。重み付き係数が存在しない
場合には以下に説明するようにこれら係数に値1を付与
するだけで充分である。一例としてメモリ12c(図
9、10)は点Pi に関連する個別の係数Wi の反転値
を記憶することができる。計算ユニット13cによって
式(2)および(3)に従って所定の3つの組に対し符
号−p,−q,ET および−ET を決める。パラメータ
m ,Ym ,Wm を有し、テストすべき追加の点Pm
対し比較ユニット14cで検証すべき要求は次式で示す
通りである。 Ym −p・Xm −(ET /Wm )−q>0 ここに Ym −p・Xm +(ET /Wm )−q<0
【0089】これらのテストはニューラル編成を有する
ユニット14cによって実施することができる。実際
上、これらのテストはニューラルネットワークで容易に
達成し得る線形関数、しきい値関数および論理関数を具
える。
【0090】かかるニューラル比較ユニットを図12に
示す。このユニットは3つのニューロンN1,N2,N
3を具える。ニューロンN1およびN2はデータE1,
E2,E3,E4を受ける。ニューロンN3はニューロ
ンN1およびN2からの出力を受ける。これらニューロ
ンへの入力の各々にはニューラルネットワークで使用さ
れる既知の技術に従ってシナプティック係数Ci を付
す。この技術は例えばIEEE ASSPマガジン、1
987年4月、第4〜22頁にR.P.Lippman
nが発表した論文“An introduction to computing wit
h neural nets ”に記載されている。
【0091】上述したテストを実行するために、 ニュー
ロンN1およびN2を次に示す表Iに従ってプログラム
する。
【0092】
【表1】
【0093】ニューロンN3のシナプティック係数全部
を1に等しくする。ニューロンN1およびN2の各々に
よって次式で示されるニューラルポテンシャルsを計算
する。 s=Σi i ・Ei このポテンシャルsには能動関数Aを適用する。ニュー
ロンN1 およびN3 に対する能動関数A1 を次に示す。 A1 (s)=1 s>0の場合 A1 (s)=0 s≦0の場合 ニューロンN2 に対する能動関数A2 を次に示す。 A2 (s)=1 s<0の場合 A2 (s)=0 s≧0の場合 ニューロンN3の出力は、検証すべき要求が満足される
場合に1であり、検証すべき要求が満足されない場合に
0である。
【0094】表Iのデータ−p,−q,−ET .+ET
は図12にシナプティック検証として表わされる符号で
ある。データYm ,Xm ,1/Wm は図12の入力側に
現われるデータである。次に、追加の点全部がテストさ
れ、回帰ラインが選択されると、メモリ12cにロード
された符号p,q,Wを用いて近似関数発生方法の第2
の状態(図11)を実施する。
【0095】ここに記載したニューラル変形例の要旨は
前述した変形例で行うべき種々の異なる操作を平行して
実施し得ることである。従ってかかるニューラル変形例
は極めて容易に作動する。
【0096】回帰ラインが決定されると変数の値の第2
対(XA ,Y′A )の計算より成る第2の状態を復号化
手段17(図11)で実施する。回帰ラインの符号はメ
モリ12aにロードする。このメモリ12aは第2の状
態の実施過程で制御器11aによってアドレス指定して
アドレス指定された回帰ラインの符号を供給する。例え
ば行に編成されたメモリ12aは各回帰ラインに対しパ
ラメータp,q,xLを含み、ここにxL は各回帰ライ
ンを規定する横軸の上限である。
【0097】従って、メモリ12aはm個の記憶回帰ラ
インに相当する次のパラメータの表を含む。 xL1,p0 ,q0 ・・・・・ xLm,pm-1 ,qm-1
【0098】復号化手段17は: ・制御器11a ・メモリ12a および ・復号化ユニット13a を具える。この復号化ユニットは独立変数の要求された
値XA を受けるが、その結果Y′A は近似関数から得る
必要がある。この目的のため、制御器11a によってメ
モリ12a から符号のある行を順次供給し、且つ符号の
各行に対し復号化ユニット13a によって符号xL をチ
ェックして入力変数の値XA がこの行により符号化され
た回帰ラインによって処理し得るかどうかを決める。そ
うでない場合には復号化ユニット13a によって制御器
11a から符号の他の行を要求する。この要求が満足さ
れる場合には復号化ユニット13a によって次式で示さ
れる計算を行い、次数nのラインが所望のラインである
かどうかを決める。 YA =pn ・XA +qn
【0099】上述したように、第1手段10は符号化装
置を構成し、第2手段17は復号化装置を構成し、これ
ら2つの装置は分離する。実際上これら装置は互いに充
分に離間し、符号化手段を復号化手段から分離する。し
かし、2つの手段10および17も単一の符号化/復号
化装置を構成する。この場合にはある素子は異なる操作
を順次呈し得るようにする。これは特に次のことを意味
する。 ・単一のメモリ12によって値の対のパラメータおよび
決められた回帰ラインの符号を記憶し得るようにする。
従ってユニット12aおよび12cによりメモリ12を
形成する。 ・単一の制御器11は制御器11cおよび11aの機能
を組合せた機能を有する。 ・また、計算ユニット13cおよび復号化ユニット13
aは単一のユニット13を形成する。
【0100】また、並列構体を有する編成に従って復号
化手段17(図11)を達成することもできる。従って
1つの可能性は所望の値XA と並列に符号xL 全部を比
較することである。これによりこれら比較チェックの結
果を表わす1群の信号TL を発生する。次いで、Lの値
全部に対し並列にチェックを行って信号TL およびT
L+1 を2つ宛組合せ、所望の信号XA がインデックスL
の間隔内にあるかどうかを示すようにする。このチェッ
クをLの単一の値でチェックしてnで示す。これにより
対応する符号pn およびqn を発生させ、これら符号か
ら値Y′A を前述した所と同様に取出す。
【0101】第1手段10(符号化)を第2手段17
(復号化)とともに用いて少なくとも1つの回帰ライン
により近似関数の値を決めるようにする。これらの決定
は独立変数(各回帰ラインの作動範囲を規定する所定の
リミット内で)の任意の値に対し行うことができる。こ
の方法によって値の全てが用いられない値の表の不必要
な戦略を除去する。近似関数発生方法によれば用途に必
要な値のみを決めることができる。本発明による近似関
数発生方法の要旨は必要な値のみを計算することであ
る。ニューラルプロセッサと組合せるに当たり、本発明
近似関数発生装置を用いて非線形近似関数、例えばs字
状関数を計算する。ニューラルプロセッサによってシナ
プティック係数およびニューロン状態の積の和から得る
ニューラルポテンシャルを計算する。この技術は前記
R.P.Lippmannの論文に記載されている。各
ニューラルポテンシャルに非線形関数のみを作用を施
す。これがため、各ニューラルポテンシャルは前述した
独立変数を形成し、例えば関数th(x)の計算は所望
の有効な値に対してのみ行う。近似関数発生方法によっ
て近似値を形成するが、この近似値は計算された回帰ラ
インおよび所望に応じ重み付き係数Wの数が増大するに
つれて増大し得る精度で得ることができる。それにもか
かわらず、この精度は出発時点の対の座標の精度に依存
し保持される。
【0102】この種の方法は(数学的関数のような)既
知の関数、または明らかに未知の関数、例えば線形回帰
関数により簡素化すべき測定点により表わされる関数に
対し特に興味のあるものである。
【0103】ニューラル変形例において本発明はニュー
ラル用途に興味のあるものである。その理由はこれによ
り均質処理のみならず必要なハードウエアアーキテクチ
ュアの高度な簡易性をも提供し得るからである。
【0104】近似関数発生方法の変形例はその利点を組
合せるためにそのハードウエアで組合せることができ
る。
【0105】重みが存在する場合には次に示す2つの組
合せが興味のあるものとなる。まず最初、第1の組合せ
は3つの組の点に基づく第1の変形例を使用する。解が
見いだせない場合にはこれも3つの組の点に基づく第2
の変形例にジャンプする。この場合には次に示す利点が
ある。 ・データにかかわらず1つの解を得る。 ・正確な解を常時必要とする場合にはこの組合せによっ
て最大の速度を得ることができる。一般に、解は選択さ
れた第1の変形例によって直接得られる。これは重みの
場合に正確な解を極めて容易に提供する変形例である。
第2の変形例は極めて遅いが組合せにより常時解を得る
ものである。第2の組合せは点の対に基づく変形例であ
る。(近似し得る)解を見いだせない場合には3つの組
の点に基づく第2の変形例を用いる。この場合には次に
示す利点がある。 ・(所望に応じ近似された)データにかかわらず1つの
解を得る。 ・平均してこん組合せは前の組合せよりも迅速である。 ・他方これは一般に近似された解を得る。
【0106】重みが存在しない場合には、まず最初、興
味のある組合せは点の包絡線に基づく変形例を使用する
ことである。この変形例が解を提供しない場合には3つ
の組の点に基づく第2の変形例を用いる。この場合には
次に示す利点がある。 ・データにかかわらず1つの解を得る。 ・この組合せにより最良の平均速度を得る。
【0107】線形回帰関数が上述した近似関数発生方法
に従って決められる場合には、この関数から追従する値
Y′A だけでなくこのからの偏差から追従する値をも決
めることができる。これがため独立変数の所望の値XA
に対し、対応する導関数の値を得るために、値XA から
導出された値pを記憶手段から読出す必要があるだけで
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】回帰ラインDを有する1組の点の2次元表示を
示す説明図である。
【図2】包絡線を決めるための1組の点およびラインを
示す説明図である。
【図3】3組の点に基づき近似関数発生方法を実施する
第1例のフローチャートを示す説明図である。
【図4】3組の点に基づき近似関数発生方法を実施する
第2例のフローチャートを示す説明図である。
【図5】点の対に基づき近似関数発生方法を実施する第
3例のフローチャートを示す説明図である。
【図6】点の組の下側の包絡線または上側の包絡線に属
する点の表示を表わすフローチャートの1部分を示す説
明図である。
【図7】下側の包絡線および上側の包絡線を決めるフロ
ーチャートを示す説明図である。
【図8】本発明近似関数発生装置の構成を示す説明図で
ある。
【図9】回帰ラインを一般的に計算し、符号化する符号
化装置の構成を示す説明図である。
【図10】回帰ラインを計算し、符号化する符号化装置
の第1変形例の構成を示す説明図である。
【図11】1組の符号化回帰ラインから従属変数の値を
計算するトランスコーディング装置の構成を示す説明図
である。
【図12】図10の比較手段のニューラル変形を示す説
明図である。
【図13】複数のラインにより形成される近似関数を示
す説明図である。
【図14】(a)は2つの連続ラインの有効限度の決定
を示す説明図であり、(b)は2つの連続ラインの有効
限度の決定を示す説明図である。
【図15】連続ラインの接合に関する特性を示す説明図
である。
【符号の説明】
5 近似関数発生装置 9 接続ライン 10 第1手段 11 制御器 11a 制御器 11c 制御手段 12 メモリ 12a メモリ 12c 記憶手段 13a 復号化ユニット 13c 計算手段 14c 比較手段 17 第2手段 19c 計算手段

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 従属変数(Y1 −Y6 )を独立変数(X
    1 −X6 )に関連させる第1対(X1 ,Y1 )−
    (X6 ,Y6 )の値に基づく近似関数を発生するととも
    にこの近似関数に従って前記変数の第2対(XA ,Y′
    A )の値を決める装置(5)において、前記第1対の一
    連の3対(X3 ,Y3 )(X4 ,Y4 )(X 5 ,Y5
    に対する従属変数の第1の値(Y3 ,Y4 ,Y5 )およ
    び前記独立変数の第1の値(X3 ,X4 ,X5 )に対し
    て現在の線形回帰関数に従って決められた従属変数の第
    2の値(Y′3 ,Y′4 ,Y′5 )間で測定された絶対
    値が等しく符号が交互の第1誤差を形成するすることに
    より少なくとも1つの現在の線形回帰関数を反復して決
    め、最小の誤差を有する前記一連の対全部の近似を発生
    する現在の線形回帰関数の1つを選択し、且つ特定の符
    号(p,q)により選択された線形回帰関数を符号化す
    る第1手段(10)と;前記特定の符号に従って前記第
    2対(XA ,Y′A )を決める第2手段(17)とを具
    えることを特徴とする近似関数発生装置。
  2. 【請求項2】 前記第1手段(10)は前記第1対およ
    び前記特定の符号の値を記憶する記憶手段(12c)
    と、現在の線形回帰関数の特定の符号(p,q)および
    その各々の絶対値(ET )に等価の第1の誤差を順次計
    算するとともに少なくとも1つの現在の線形回帰関数を
    選択する計算手段(13c)(19c)と、前記記憶手
    段(12c)および前記計算手段(13c)を制御する
    手段(11c)とを具えることを特徴とする請求項1に
    記載の近似関数発生装置。
  3. 【請求項3】 前記線形回帰関数を選択するために、前
    記第1手段は前記一連の他の対(X1 ,Y1 )(X2
    2 )(X6 ,Y6 )の値に対し追加の誤差を決め、こ
    の追加の誤差と前記等価の第1の誤差(ET )とを比較
    し、且つ絶対値が前記等価の第1の誤差(ET )よりも
    小さいかまたはこれに等しい追加の誤差を発生する現在
    の線形回帰関数を選択する手段(14c)を具えること
    を特徴とする請求項1または2に記載の近似関数発生装
    置。
  4. 【請求項4】 前記線形回帰関数を選択するために、前
    記計算装置(13c)によって最大等価の第1の誤差(E
    T )を発生する現在の線形回帰関数の1つを選択するこ
    とを特徴とする請求項2に記載の近似関数発生装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の手段(17)は、少なくとも
    1つの線形回帰関数の特定の符号を記憶する記憶手段
    (12a)と、前記独立変数(XA )の値に応答して前
    記値に属する線形回帰関数を選択するとともに前記記憶
    手段から受けた特定の符号から出発して前記独立変数
    (XA )の値に関連する従属変数(Y′A)の値を計算
    する計算手段(13a)と、この手段のリクエストで前
    記線形回帰関数の特定の符号を前記計算手段にアドレス
    指定する手段(11a)とを具えることを特徴とする請
    求項1〜4の何れかの項に記載の
  6. 【請求項6】 従属変数(Y1 −Y6 )を独立変数(X
    1 −X6 )に関連させる第1対(X1 ,Y1 )−
    (X6 ,Y6 )の値に基づく近似関数を発生させる装置
    において、従属変数(Y1 −Y6 )を独立変数(X1
    6 )に関連させる第1対(X1 ,Y1 )−(X6 ,Y
    6 )の値に基づく近似関数を発生させるとともにこの近
    似関数に従って前記変数の第2対(XA ,Y′A )の値
    を決めるに当たり、前記第1対の一連の3対(X3 ,Y
    3 )(X4 , 4 )(X5 ,Y5 )に対する従属変数の
    第1の値(Y3 ,Y4 ,Y5 )および前記独立変数の第
    1の値(X3 ,X4 ,X5 )に対して現在の線形回帰関
    数に従って決められた従属変数の第2の値(Y′3
    Y′4 ,Y′5 )間で測定された絶対値が等しく符号が
    交互の第1誤差(EPD)を形成するすることにより少な
    くとも1つの現在の線形回帰関数を反復して決め、最小
    の誤差を有する前記一連の対全部の近似値を発生する現
    在の線形回帰関数の1つを選択し、且つ特定の符号によ
    り選択された線形回帰関数を符号化する第1の状態と;
    前記特定の符号に従って前記第2対(XA ,Y′A )を
    決める第2の状態とを具えることを特徴とする近似関数
    発生方法。
  7. 【請求項7】 前記第1の状態は次のステップ: A−前記一連の値からの3つの対(P3,P4,P5)
    を選択するステップ(102)、 B−現在の線形回帰
    関数Dを計算し、且つ関連する3つの誤差ET=|EPD
    |を決めるステップ(104)、 C−追加の対(P3),(P4),(P5)を選択する
    ステップ(106)、 D−前記追加の対および前記関数間の追加の誤差EPm
    計算するステップ(108)、 E−追加の対に対し|
    Pm|≦ET の場合に近似関数発生方法により次の追加
    の対でステップCを遂行するステップ(110)、 F−少なくとも1つの追加の対に対し|EPm|>ET
    場合に近似関数発生方法により前記一連の対からの3つ
    の対より成る他の群を選択してステップAを遂行するス
    テップ(110)、および G−全部の追加の対に対し
    |EPm|≦ETの場合に現在の線形回帰関数を符号化し
    (112)、且つ線形近似関数として記憶するステップ
    (114)を含むことを特徴とする請求項6に記載の近
    似関数発生方法。
  8. 【請求項8】 前記第1の状態は次のステップ: A−前記一連の対からの値の3つの対(P3,P4,P
    5)を選択するステップ(102)、 B−現在の線形回帰関数Dを計算し、且つ関連する3つ
    の誤差ET =|EPD|を決めるステップ(104)、 C−誤差ET と厳密には負の初期値を有する任意の誤差
    opとを比較するステップ(210)、 D−ET >Eopの場合に任意の誤差Eopを誤差ET と置
    換して任意の誤差Eopを更新し、且つ任意の線形回帰関
    数Dopの符号を現在の線形回帰関数(D)の符号と置換
    して任意の線形回帰関数Dopの符号を更新し(11
    4)、 E−次いで3つの他の対(102)を選択するためにス
    テップAに戻り(116)、 F−全部の一連の値の3つの対全部がチェックされた際
    に任意の線形回帰関数Dopの最後の符号が線形近似関数
    (114)の符号を形成するステップ(116)とを含
    むことを特徴とする請求項6に記載の近似関数発生方
    法。
  9. 【請求項9】 前記第1の状態は次のステップ: A1−前記値の3組の対の1つを形成するために前記対
    の独立変数間に位置する独立変数(X1 −X6 )を有す
    る少なくとも1つの追加の中間対を存在させるように、
    前記一連の対に属する値の2対を選択(102a)して
    ステップAを修正するステップ、 A2−まず最初2つの選択された対を含む補助線形関数
    を決め(102b)、 次いで可能な中間対の従属変数および前記補助線形関数
    間の第2の誤差を決め、 ・これら第2の誤差の全部が同一の符号を有する場合に
    最大絶対値を有する第2の誤差を発生する中間対を選択
    し、 ・これら第2の誤差が異なる符号を有する場合に近似関
    数発生方法をステップAで再開してステップAを修正す
    るステップ、 B1−ステップBを選択された3組の対で実行するステ
    ップ(104)、および C1−2つの選択された対の
    独立変数間に独立変数が市しない追加の対を選択してス
    テップCを修正するステップ(106)を含むことを特
    徴とする請求項8に記載の近似関数発生方法。
  10. 【請求項10】 ステップA1を実行する前に、前記値
    の対を2次元スペースの点(P1−P6)として表わ
    し、近似関数発生方法の第1の状態は前記点の組の外側
    点を相互接続する下側包絡線および/または上側包絡線
    を決めるためのステップ(100a)を含み、ステップ
    A1における前記値の2対の選択を前記包絡線の1つに
    属する隣接点から行うようにしたことを特徴とする請求
    項9に記載の近似関数発生方法。
  11. 【請求項11】 前記第1の誤差を重み付けする特定の
    重み付け係数を独立変数の値の一連の各値に関連させる
    ようにしたことを特徴とする請求項6〜10の何れかの
    項に記載の近似関数発生装方法。
  12. 【請求項12】 一連の相互連結された線形回帰関数を
    具える近似関数を生ぜしめるようにしたことを特徴とす
    る請求項6〜11の何れかの項に記載の近似関数発生方
    法。
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