JPH0634755U - エアゾール組成物用の多液混合噴出装置 - Google Patents

エアゾール組成物用の多液混合噴出装置

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JPH0634755U
JPH0634755U JP7851492U JP7851492U JPH0634755U JP H0634755 U JPH0634755 U JP H0634755U JP 7851492 U JP7851492 U JP 7851492U JP 7851492 U JP7851492 U JP 7851492U JP H0634755 U JPH0634755 U JP H0634755U
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JP
Japan
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mixing chamber
main body
switch bar
tube unit
liquid
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Pending
Application number
JP7851492U
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English (en)
Inventor
茂弘 金野
清志 堀江
整二 江崎
俊雄 伊豆
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koike Chemical Co Ltd
Original Assignee
Koike Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 混合室21と混合室に連設され外部に向かっ
て開口する噴出口17とを有するハンディタイプの装置
本体11,15内に、径方向に独立して2つの連通孔3
9,39が穿設された回動可能な円柱状のスイッチバー
37が配設されている。スイッチバー37の周面にパッ
キン部55が密接され、別個のエアゾール容器に連結さ
れる2つの液流入路53を有するチューブユニット51
が着脱自在に装置本体に取り付けられている。スイッチ
バー37の回動により、液流入路53と混合室21が連
通制御される。 【効果】 液漏れを起こすことなく噴出のON/OFF
を容易かつ確実に制御することができ、チューブユニッ
トを交換するだけで装置本体は再利用できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、複数のエアゾール容器から噴射された組成物を混合して噴出する多 液混合噴出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
互いに反応性の複数の物を別途保管し、使用に際して混合することは良く行な われており、いわゆる二液タイプのものがこれに該当する。例えば、断熱材など として広く用いられているポリウレタンフォームでは、ポリオールをフロン等の 低沸点化合物と一緒にエアゾール容器に充填し、一方、イソシアネートを低沸点 化合物とともに別のエアゾール容器に充填し、両者を噴射させチューブで導いて 混合し、目的とする空隙、型などに注入してポリウレタンフォームを形成してい た。低沸点化合物は、エアゾール容器から内容物を噴出させる噴射剤として、ま た、ポリウレタンを発泡させてフォームを形成する発泡剤として作用する。
【0003】 このようなポリウレタンフォームの形成に際しては、ハンディタイプの混合噴 射装置を用い、まず、エアゾール容器を開口させるメインスイッチを開として内 容物を手元まで導いておき、ついで、混合噴射装置の手元スイッチを開/閉して 目的とする場所に過不足ない必要量のポリウレタンフォームを放出する必要があ る。
【0004】 したがって、混合噴射装置は液漏れがあってはならず、スイッチの開/閉をス ムーズに制御しうることが要求される。また、使用のたびに混合噴出装置の全体 を新規のものと交換していたのでは、コストの上昇を招くので好ましくない。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、液漏れを起こしにくく、噴出のON/OFF制御が容易、確実であ り、しかも部品の一部交換により本体の再利用が可能な混合噴出装置を提供する ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案のエアゾール組成物用の多液混合噴出装置は、 混合室と、混合室に連設され外部に向かって開口する噴出口とを有するハンデ ィタイプの装置本体と、 混合室の一端側を開閉自在に閉塞し、その径方向に独立して複数の連通孔が穿 設された回動可能な円柱状のスイッチ部材と、 円柱状のスイッチ部材の周面に密接される複数のパッキン部と、パッキン部の 密接面で開口し、別個のエアゾール容器に連結される複数の液流入路を有し、装 置本体に対して着脱自在に取り付けられたチューブユニット とを具え、 スイッチ部材の回動により、複数の連通孔を介して、複数の液流入路と装置本 体の混合室が連通または閉塞状態に制御されることを特徴とする。
【0007】
【実施例】
図1は本考案の二液混合噴出装置の実施例を示す側面図であり、図2はその縦 断面図、図3はその横断面図である(但し、レバー31をハンドル13に引き寄 せた状態を示す。)。なお、図3に示されているように、流入路53、連通孔3 9および混合室導入路23は実際には同軸上に位置していないが、図3ではこれ ら各流路に沿って断面を取っている。
【0008】 装置本体は、一体成形された本体ブロック11およびハンドル13と、装置本 体11に着脱自在に螺合されたノズル本体15とからなり、内部に形成された混 合室21内にはミキサ19が収納されている。ミキサ19はヘリカルスクリュー 状の立体構造体であり、噴射されてくるエアゾール組成物により回転し、二液を 均一に混合する。ノズル本体15の先端は噴出口17を形成している。また、混 合室21には、スイッチバー37(スイッチ部材)まで延びる独立した2本の混 合室導入路23,23が形成されている。
【0009】 スイッチバー37は、混合室導入路23を塞ぐようにして、本体ブロック11 内に回動自在に配設された円柱状体であり、混合室導入路23と流入路53とを 結びつけて導通させることができる2本の独立した連通孔39,39を有する。 また、スイッチバー37には、エアゾール組成物の漏出を防止すべく、ゴム製の 3本のO−リング41,41,41(パッキン)が巻装されている。
【0010】 スイッチバー37は両端部が平板上に加工され、この両端部にレバー31がネ ジ35で固定されている(図1、図3参照)。レバー31はバネ33によりハン ドル13からの力を受けており、常時は図1、図2の如くハンドル13から遠い 位置にある。
【0011】 本体ブロック11とは別体のチューブユニット51は、その内部に2本の流入 路53,53を有し、先端部に密接パッキン53(パッキン部)を具えている。 図4はスイッチバー37とチューブユニット51との関係を示す一部拡大図であ り、(A)が上面図を、(B)が縦断面図を示す。
【0012】 図面の煩雑さを避ける意味から図2、図3では図示を省略したが、実際には図 4に示すように、密接パッキン55は先端近傍までチューブユニット51により 外装されており、密接パッキン55のみがスイッチバー37に当接されている。 密接パッキン55の密接面は、スイッチバー37と同じ曲率半径を有する凹面で ある。 スイッチバー37は、機械的強度が大きく、耐食性に優れ、寸法精度、面精度 が得られやすいものが好ましく、具体的には真鍮等の金属材料が好ましい。
【0013】 一方、密接パッキン55は、スイッチバー37に密着してシールする可撓性を 有し、しかも、スイッチバー37の回動がスムーズにいくように非粘性、低摩擦 性を有し、加工特性、耐薬品性に優れた素材が望ましく、具体的にはテフロン( 商品名)等のフッ素系プラスチックが好ましい。
【0014】 チューブユニット51には、エアバゾール組成物の漏出を防止すべく、流入路 53,53のそれぞれの外側にO−リング57,57が巻装されている。また、 チューブユニット51の基部側には流入路53にエアゾール組成物を圧注するた めの2本のチューブ63が結合されている。
【0015】 チューブユニットは、本体ブロック11とは別体であり、本体ブロック11内 に挿入し、固定環61を本体ブロック11に対して螺進することにより、密接パ ッキン55がスイッチバー37に対して押接されて固定される。
【0016】 使用に際しては、チューブ63,63の他端側をエアゾール容器のステムに連 結、固定する。例えば、ポリウレタンフォームの形成に際しては、低沸点化合物 、ポリオールおよび必要に応じてその他添加剤を充填したエアゾール容器に一方 のチューブ63を連結し、一方、低沸点化合物、イソシアネートおよび必要に応 じてその添加剤を充填したエアゾール容器のステムにもう一方のチューブ63を 連結する。
【0017】 図1、図2、図4に示した状態で、両エアゾール容器を開とすると、エアゾー ル組成物が噴射され、チューブ63,63を経てチューブユニット51内に注入 されるが、手元スイッチであるスイッチバー37が閉状態なので、両エアゾール 組成物が混合されることはない。ついで、図3に示した如く、手を握ってレバー 31をハンドル13に引き寄せると、スイッチバー37が回動して開となり、2 つのエアゾール組成物は、それぞれ連通孔39→混合室導入路23を経て混合室 21内に圧力を受けて流れ込み、ミキサ19で十分に混合されて噴出口17から 放出されてポリウレタンフォームを形成する。
【0018】 噴出を中止する場合は、レバー31を離すると図2の状態に戻り、エアゾール 容器を開としたままで圧力が掛かった状態でも確実に噴出を止めることができる 。スイッチバー37と密接パッキン55とによるシール性能は高く、エアゾール 容器からの圧力によってもエアゾール組成物の漏れはないが、仮に漏出したとし てもゴム製のOーリング41,41,41,57,57によって、装置外部への 漏出は防止できる。
【0019】 このように、図に示した混合噴出装置は、片手でポリウレタンフォームの噴出 のON/OFFを確実に制御でき、しかも、ガンタイプであるので使い勝手も良 好である。
【0020】 エアゾール容器を使い切った場合、あるいは作業の終了後は、固定環61を緩 めて本体ブロック11からチューブユニット51を取り外して処分する。一方、 他の部分はそのまま続けて使用することができる。装置本体は、螺合を緩めてノ ズル本体15を本体ブロック11から取り外し、混合室21内およびミキサ19 を洗浄することにより再使用することができる。
【0021】
【考案の効果】
本考案のエアゾール組成物用の多液混合噴出装置によれば、連通孔を有し回動 する円柱状のスイッチ部材が配設された装置本体と、装置本体とは別体で、スイ ッチ部材の周面に開口部を密接する複数のパッキン部およびこのパッキングに液 体を導く複数の流入路を有するチューブユニットとを具備することにより、液漏 れを起こすことなく噴出のON/OFFを容易かつ確実に制御することができ、 しかも、チューブユニットを交換するだけで高価な装置本体は再利用が可能であ り、コストおよび省資源的に有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の多液混合噴出装置の実施例を示す側面
図である。
【図2】液体の流路に沿った図1の縦断面図である。
【図3】スイッチバーが開の状態で示す図2の横断面図
である。
【図4】(A)はスイッチバーと密接パッキンとの関係
を示す一部拡大平面図であり、(B)はその縦断面図で
ある。
【符号の説明】
11 本体ブロック 13 ハンドル 15 ノズル本体 17 噴出口 19 ミキサ 21 混合室 23 混合室導入路 31 レバー 33 バネ 35 ネジ 37 スイッチバー 39 連通孔 41 O−リング 51 チューブユニット 53 流入路 55 密接パッキン 57 O−リング 61 固定環 63 チューブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 江崎 整二 神奈川県横浜市磯子区汐見台1−4 1413 棟 1311号 (72)考案者 伊豆 俊雄 神奈川県横浜市栄区小菅ケ谷町1612 三井 東圧化学1−21

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 混合室と、混合室に連設され外部に向か
    って開口する噴出口とを有するハンディタイプの装置本
    体と、 混合室の一端側を開閉自在に閉塞し、その径方向に独立
    して複数の連通孔が穿設された回動可能な円柱状のスイ
    ッチ部材と、 円柱状のスイッチ部材の周面に密接される複数のパッキ
    ン部と、パッキン部の密接面で開口し、別個のエアゾー
    ル容器に連結される複数の液流入路を有し、装置本体に
    対して着脱自在に取り付けられたチューブユニットとを
    具え、 スイッチ部材の回動により、複数の連通孔を介して、複
    数の液流入路と装置本体の混合室が連通または閉塞状態
    に制御されることを特徴とするエアゾール組成物用の多
    液混合噴出装置。
JP7851492U 1992-10-16 1992-10-16 エアゾール組成物用の多液混合噴出装置 Pending JPH0634755U (ja)

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