JPH06347450A - 架空線劣化検査装置 - Google Patents

架空線劣化検査装置

Info

Publication number
JPH06347450A
JPH06347450A JP13602293A JP13602293A JPH06347450A JP H06347450 A JPH06347450 A JP H06347450A JP 13602293 A JP13602293 A JP 13602293A JP 13602293 A JP13602293 A JP 13602293A JP H06347450 A JPH06347450 A JP H06347450A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
overhead
acoustic
overhead wire
deterioration
sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13602293A
Other languages
English (en)
Inventor
Shingo Uchida
進午 内田
Noriyuki Niwa
宣之 丹羽
Koji Nagano
宏治 長野
Hiroshi Kubokawa
弘 窪川
Yasuhiro Kondo
康博 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Tokyo Electric Power Company Holdings Inc
Original Assignee
Tokyo Electric Power Co Inc
Hitachi Cable Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electric Power Co Inc, Hitachi Cable Ltd filed Critical Tokyo Electric Power Co Inc
Priority to JP13602293A priority Critical patent/JPH06347450A/ja
Publication of JPH06347450A publication Critical patent/JPH06347450A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Electric Cable Installation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 遠隔からの取り付けや計測が可能で、光ファ
イバ等のケーブルが不要な架空線劣化検査装置を提供す
ると共に加振の強さに応じた劣化検査を可能にする。 【構成】 絶縁棒2の上端に開閉自在なる架空線把持部
1を設けると共にこの絶縁棒2に把持部1を絶縁棒2の
下端から開閉操作する遠隔開閉手段3を設け、上記把持
部1に音響センサ21とその音響検出出力を地上の受信
器に送信する送信器23とを搭載した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、架空線の劣化を音響的
に検査する装置に係り、特に、遠隔からの取り付けや計
測が可能で、光ファイバ等のケーブルが不要な架空線劣
化検査装置であると共に加振の強さに応じた劣化検査を
可能にする架空線劣化検査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】架空線は電柱において放電クランプ等で
支持されている。架空線は電柱間では振動を許容されて
いるが、放電クランプ等の固定部においては拘束されて
いる。微風振動ギャロッピング等により架空線が振動す
ると固定部近傍の架空線の素線が振動疲労を起こし、ク
ラックが入ったり最終的には架空線の全破断に至ること
がある。このような破断を防止するために、素線にクラ
ックが入ったこと、若しくは素線が破断したことを架空
線の劣化として検出することが行われる。架空線の劣化
検出の手法のひとつにAE法がある。
【0003】図5、図6に、AE法を架空線の活線に適
用するときの装置が示されている。図5は、架空線32
の被覆材と音響インピーダンスが略一致した材質のホル
ダ51に音響センサ21(AEセンサ)を内蔵したもの
である。このホルダ51は片側にピン52により連結さ
れたヒンジ構造を有し、反対側にホルダ51を閉じるた
めの磁石53が埋め込まれている。ホルダ51の中央部
に架空線32を挟みこんで閉じることにより、架空線3
2に装着できるようになっている。このホルダ51を、
図6に示すように絶縁棒54の先端に取り付け、絶縁棒
54には絶縁のため音響センサ21から取り出された信
号を光信号に変換して伝える光ファイバ55を沿わせて
設け、絶縁棒54の基端から地上の音響解析器38に同
軸ケーブル56を接続してある。放電クランプ30の近
傍にこのホルダ51を取り付けた後、加振棒34で架空
線32を強制加振し音響センサ21で音響放射を検出し
て架空線32の劣化検出を行う。57は、E/O変換
器、58は、O/E変換器である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のAE
法による架空線劣化検査装置にあっては、ホルダを開い
て架空線にあてがいホルダを閉じるという操作が必要で
ある。架空線が活線である場合、この操作のために作業
者が活線に近付くことになる。このため作業者が電気シ
ョックを受けてしまうという事故が発生している。
【0005】また、E/O変換器、O/E変換器間を結
ぶ光ファイバが加振時に損傷し信号伝送ができなくなっ
たこともある。
【0006】さらに、加振の強さが極端に弱いと劣化部
が存在しても音響放射が発生しない場合があり、誤判定
の原因となっていた。
【0007】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、遠隔からの取り付けや計測が可能で、光ファイバ等
のケーブルが不要な架空線劣化検査装置を提供すると共
に加振の強さに応じた劣化検査を可能にすることにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、絶縁棒の上端に開閉自在なる架空線把持部
を設けると共にこの絶縁棒に把持部を絶縁棒の下端から
開閉操作する遠隔開閉手段を設け、上記把持部に音響セ
ンサとその音響検出出力を地上の受信器に送信する送信
器とを搭載したものである。
【0009】また、上記把持部に強制加振による架空線
の加速度を検知する加速度センサと加速度が所定の値を
越えた時に上記送信器を起動する加速度レベル判定回路
とを設けてもよい。
【0010】また、上記把持部に強制加振による架空線
の変位を検知する変位センサを設け、上記送信器はこの
変位検出出力も送信するようにしてもよい。
【0011】
【作用】上記構成により、遠隔開閉手段を操作して把持
部を架空線に取り付けることができる。この操作は、架
空線が活線であっても作業者が近付く必要がないので安
全である。
【0012】把持部を閉じることにより音響センサは架
空線からの音響放射をよく検知できるようになる。架空
線を加振棒で強制加振すると、音響センサが音響放射を
検知し、送信器、受信器を介して地上の音響解析器に伝
える。
【0013】強制加振の際に、把持部に加わる加速度を
加速度センサが検知し、加速度レベル判定回路が測定に
充分な強さの加振であることを判断して送信器が音響セ
ンサの検知結果を送信するようにする。加振が弱いとき
には、検知結果が音響解析器に届かないので、加振棒の
作業者により強く加振を行うよう指示することができ
る。
【0014】また、変位センサは加振による把持部の変
位を検知し、送信器、受信器を介して地上の音響解析器
に伝える。ここで、音響解析器は、予め架空線の劣化の
程度を段階的に区分し、架空線の振幅を変えたときに現
れる音響放射の振幅の大きさを上記区分毎・架空線の振
幅毎にまとめたデータベースを有しており、変位センサ
の検知した変位から求まる架空線の振幅と、音響センサ
の検知した音響放射の振幅とから架空線の劣化の程度が
どの区分に該当するかを選び出す。これにより、加振棒
での強制加振の強さをいろいろ変えて行うことで劣化の
程度を推定することができる。
【0015】
【実施例】以下本発明の一実施例を添付図面に基づいて
詳述する。
【0016】図1に示されるように、本発明の架空線劣
化検査装置27は、主に上端に把持部1を有する絶縁棒
2と、絶縁棒2に設けた把持部1の遠隔開閉手段3と、
把持部1に搭載されたセンサ群4とからなる。
【0017】把持部1は、ヘッド5とヘッド5の一側に
突き出され上下に向かい合わせて設けられた2片のホル
ダ6a、6bとを有し、上部ホルダ片6aはヘッドに固
定され、下部ホルダ片6bはヘッドに上下方向に設けた
スリット7に沿って上下移動できるように構成されてい
る。下部ホルダ片6bは上部ホルダ片6aに接するまで
動くことができる。下部ホルダ片6bの移動機構は、ヘ
ッド5内に設けたトラバーサ8であり、トラバーサ8は
下部ホルダ片6bの基端部に設けたナット9とこのナッ
ト9に螺合して回転するネジ部10からなる。トラバー
サ8は、ネジ部10の回転運動を下部ホルダ片6bの上
下運動に変換することができる。上下ホルダ片6a、6
bには、その向き合う位置に半円形の溝11を有してお
り、この溝11は架空線を収容して架空線の外周に密着
できる大きさに形成されている。
【0018】絶縁棒2は、長尺の円筒形の外筒12と、
これより長尺で外筒12に挿通された内筒13とからな
り、外筒12も内筒13も絶縁性の部材で構成されてい
る。内筒13は、外筒12に対して回転運動を許容され
ている。外筒12の上端から出ている内筒13の上端は
把持部1のヘッド5に挿入され、内筒13の頂部14に
トラバーサ8のネジ部10が固定されている。内筒13
の頂部14とヘッド5とは互いに回転・上下移動自在に
なっている。外筒12の下端から出ている内筒13の下
端には軸方向に切れ込み部15が設けられ、切れ込み部
15には棒状のハンドル16がはめ込まれている。ハン
ドル16は内筒13に直交するピン17で止められてお
り、ハンドル16を内筒13に対して直角に起こすこと
ができる。このハンドル16を起こして内筒13の周方
向に回転させると内筒13は外筒12に対して容易に回
転するようになっている。内筒13の頂部14にトラバ
ーサ8のネジ部10が固定され、把持部1は下部ホルダ
片6bのナット9を介してネジ部10に支持されている
ので、把持部1の回転を規制するものがなければ、内筒
13の回転はそのまま把持部1の回転となるが、上部ホ
ルダ片6aを架空線に掛合させて把持部1の回転を規制
しておけば、内筒13の回転は下部ホルダ片6bの上下
運動に変換される。下部ホルダ片6bの上下運動は上下
ホルダ片6a、6bの開閉運動となる。即ち、ハンドル
16、内筒13、トラバーサ8は、把持部1の遠隔開閉
手段3を構成している。ヘッド5の底部と、外筒12の
頂部には、内筒13の上下運動を規制するストッパ18
が設けられている。外筒12の下端周囲には径方向外方
に延出されたフランジ19が設けられている。
【0019】上部ホルダ片6aには、溝11の反対側か
ら溝11に向かって形成された有底の穴20が設けられ
ている。この穴20には音響信号を電気信号に変換する
音響センサ(AEセンサ)21が埋め込まれており、穴
20の開口部に嵌め込まれた締め付けボルト22により
穴20の底部に適当な力で押圧されている。ここで上部
ホルダ片6aは、架空線の被覆材(架橋ポリエチレン)
と音響インピーダンスが略一致した材質(例えばアクリ
ル)で構成されており、溝11に密着させた架空線から
の音響放射が音響センサ21に減衰することなく伝わる
ようになっている。
【0020】上部ホルダ片6aには、音響センサ21の
他に、送信器23、アンテナ24、加速度センサ25、
及び加速度レベル判定回路(送信器23若しくは加速度
センサ25に含まれる)26からなるセンサ群4が設け
られている。図1では、上下ホルダ片6a、6bはヘッ
ド5から長く延出され横長の形状を有しており、上記送
信器23以下のセンサ群4がこの長手方向に沿って並べ
られているが、この配置や上下ホルダ片6a、6bの長
さは任意に構成し得る。加速度センサ25は、強制加振
による架空線の振動に伴って把持部1が受ける加速度を
検知して電気信号に変換するものである。加速度レベル
判定回路26はこの電気信号がある値を越えた時に送信
器23の送信動作を許容するものである。この値は、音
響放射の測定に必要な強制加振の強さに応じて定められ
ている。送信器は、加速度レベル判定回路26が許容し
たとき、アンテナ24を介して音響センサ21の音響検
出出力を地上の受信器に送信することができる。送信器
23は、AE計測を行う上で、最も使用頻度の高い10
0〜300KHzの音響信号を100MHz程度の搬送
周波数で送信する。
【0021】次に実施例の作用を述べる。
【0022】本発明の架空線劣化検査装置27を用いて
架空線の劣化検査を行う方法が図2に示されている。地
面Gに起立した電柱28の上部に略水平に設けられたア
ーム29に複数個の放電クランプ30の碍子31が起立
させて設けられている。各放電クランプ30は本電柱2
8の両側にある図外の電柱から掛け渡された複数本の架
空線32をそれぞれ把持して電柱28に固定している。
碍子31の上部は放電クランプカバー33で覆われてい
る。
【0023】電柱28に設けた足場34或いは、作業台
車や梯子に登った作業者M1は、架空線劣化検査装置を
所望の架空線32に差し延べ、上部ホルダ片6aの溝1
1を架空線32に掛合させる。遠隔開閉手段3の操作、
即ちハンドル16を起こして回転させることにより、上
部ホルダ片6aが架空線32に掛合されて把持部1の回
転を規制しているので、下部ホルダ片6bが上昇し把持
部1が閉じられる。把持部1が閉じられたときには、架
空線32は上下ホルダ片6a、6bの溝11に収容さ
れ、架空線32の外周部と溝11とが密着するようにな
る。
【0024】地上の作業者M2は、架空線32上の架空
線劣化検査装置27から適当に隔てた位置に加振棒34
を取り付ける。図2に示される加振棒34にはロープ等
の索具35が取り付けられ索具の一端は地面G上に垂ら
されている。これにより後述する音響解析器等の操作を
加振作業と兼務することができる。地上の作業者M2は
索具35を間欠的に引くことにより架空線32を強制加
振する。
【0025】強制加振による架空線32の振動は加速度
センサ25に加速度をもたらし、この加速度が所定値を
越えると加速度レベル判定回路26が送信器23の送信
動作を許容する。送信器23は、アンテナ24を介して
音響センサ21の音響検出出力を地上の受信器36に送
信するようになる。
【0026】地上にはアンテナ37を備えた受信器36
と、これに接続された音響解析器38とが置かれてい
る。これら受信器36、音響解析器38は携帯式のもの
で電波の届く範囲内のどこに置いても構わない。音響解
析器38は、音響放射信号を解析して架空線32のクラ
ックの有無を検出する。
【0027】次に本発明の他の実施例を説明する。
【0028】図3の架空線劣化検査装置27は、把持部
1に図1と同様の上下ホルダ片6a、6bを有している
が、上部ホルダ片6aには音響センサ21、送信器23
の他に変位センサ39が設けられている。変位センサ3
9は、把持部1の変位の大きさに応じて電気信号を発生
するものであり、強制加振による架空線32の把持部1
の位置における変位を検知することができる。送信器2
3はこの変位検出出力も送信する。変位検出出力の使い
方は後述する。
【0029】また、図3の架空線劣化検査装置にあって
は、絶縁棒2は、長尺の円筒形の外筒12を有し、外筒
の頂部に空気シリンダ40が設けられ、空気シリンダ4
0の上部に把持部1のヘッド5が取り付けられている。
空気シリンダ40の可動シャフト41に下部ホルダ片6
bの基端部が固定されており、空気シリンダ40を操作
して可動シャフト41を伸縮させることにより下部ホル
ダ片6bを上下移動させて把持部1の開閉を行うことが
できる。空気シリンダ40の操作は、外筒12の下端に
設けた窒素ガスボンベ42等から外筒12内に設けたチ
ューブ43を介して空気シリンダ40内に圧気を送り込
むことで行われる。外筒12の下部にはフランジ44が
設けられ、作業者はフランジ44から外筒12の下端ま
での間に形成された取手部45を持って使用する。
【0030】変位を検知する場合には、変位検出出力と
音響放射出力とを組み合わせて使用する。即ち、音響解
析器38は、予め架空線32の劣化の程度を段階的に区
分し架空線32の振幅を変えたときに現れる音響放射の
振幅の大きさを区分毎・架空線32の振幅毎にまとめた
データベースを有している。図4は、データベースを説
明するために劣化の程度を2段階に区分し、架空線32
の振幅を2種類としたときの、音響放射の振幅と経過時
間との関係をグラフに表し、該当する組み合わせの欄に
記入したものである。左側の欄は素線の表面にクラック
が入った程度の劣化がある場合を示しており、右側の欄
は素線の半分までクラックが入った劣化がある場合を示
している。また、上下の欄は、それぞれ架空線の振幅2
0mm、40mmの場合を示している。図示のように、
クラックの程度によって音響放射の振幅の大きさや時間
的変化が異なり、さらに架空線の振幅によっても異なる
傾向を示すことが分かる。
【0031】音響解析器38は、変位センサ39の検知
した変位から架空線32の振幅を求め、音響センサ21
の検知した音響放射信号から音響放射の振幅を求め、こ
れらの結果を上記データベースに照らし合わせて架空線
32の劣化の程度がどの区分に該当するかを選び出す。
さらに、加振棒34での強制加振の強さをいろいろ変え
て行うことで劣化の程度を高い確度で推定することがで
きる。
【0032】
【発明の効果】本発明は次の如き優れた効果を発揮す
る。
【0033】(1)音響センサを架空線に遠隔から取り
付けることができるので、架空線が活線であっても作業
者が電気ショックを受けることなく安全に作業できる。
【0034】(2)無線で音響信号を送るようにしたの
で、音響解析器等の測定器を現場まで持ち込まなくてよ
い。
【0035】(3)測定に充分な強さの加振である時の
み測定するようにしたので、加振不十分による誤判定が
ない。
【0036】(4)変位の大きさと音響放射の大きさを
検出するようにしたので、架空線の劣化の検知だけでな
く劣化の程度まで推定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す架空線劣化検査装置の
側面図である。
【図2】本発明の架空線劣化検査装置を使用した架空線
劣化検査方法の説明図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す架空線劣化検査装置
の側面図である。
【図4】本発明の他の実施例に使用するデータベースの
説明図である。
【図5】従来例を示す架空線劣化検査装置の側面図であ
る。
【図6】従来例を示す架空線劣化検査方法の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 把持部 2 絶縁棒 3 遠隔開閉手段 21 音響センサ 23 送信器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長野 宏治 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社パワーシステム研究所内 (72)発明者 窪川 弘 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社パワーシステム研究所内 (72)発明者 近藤 康博 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社日高工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 架空線を強制加振してその架空線からの
    音響放射を検出することによりその架空線の劣化を検査
    する装置において、絶縁棒の上端に開閉自在なる架空線
    把持部を設けると共にこの絶縁棒に把持部を絶縁棒の下
    端から開閉操作する遠隔開閉手段を設け、上記把持部に
    音響センサとその音響検出出力を地上の受信器に送信す
    る送信器とを搭載したことを特徴とする架空線劣化検査
    装置。
  2. 【請求項2】 上記把持部に強制加振による架空線の加
    速度を検知する加速度センサと加速度が所定の値を越え
    た時に上記送信器を起動する加速度レベル判定回路とを
    設けたことを特徴とする請求項1記載の架空線劣化検査
    装置。
  3. 【請求項3】 上記把持部に強制加振による架空線の変
    位を検知する変位センサを設け、上記送信器はこの変位
    検出出力も送信することを特徴とする請求項1記載の架
    空線劣化検査装置。
JP13602293A 1993-06-07 1993-06-07 架空線劣化検査装置 Pending JPH06347450A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13602293A JPH06347450A (ja) 1993-06-07 1993-06-07 架空線劣化検査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13602293A JPH06347450A (ja) 1993-06-07 1993-06-07 架空線劣化検査装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06347450A true JPH06347450A (ja) 1994-12-22

Family

ID=15165361

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13602293A Pending JPH06347450A (ja) 1993-06-07 1993-06-07 架空線劣化検査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06347450A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004163173A (ja) * 2002-11-11 2004-06-10 Mitsubishi Electric Corp 構造物の状態検出方法、検出装置、及び監視システム
JP2011089807A (ja) * 2009-10-20 2011-05-06 Chugoku Electric Power Co Inc:The 浸水判定装置の取付方法
CN103545748A (zh) * 2013-09-26 2014-01-29 国家电网公司 出电场快速灭弧器
CN103683093A (zh) * 2013-11-26 2014-03-26 国家电网公司 一种电力架空导线绝缘操作杆
WO2017145850A1 (ja) * 2016-02-22 2017-08-31 日本電気株式会社 検査装置、検査方法、及び、検査プログラムが記録された記録媒体

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004163173A (ja) * 2002-11-11 2004-06-10 Mitsubishi Electric Corp 構造物の状態検出方法、検出装置、及び監視システム
JP2011089807A (ja) * 2009-10-20 2011-05-06 Chugoku Electric Power Co Inc:The 浸水判定装置の取付方法
CN103545748A (zh) * 2013-09-26 2014-01-29 国家电网公司 出电场快速灭弧器
CN103683093A (zh) * 2013-11-26 2014-03-26 国家电网公司 一种电力架空导线绝缘操作杆
WO2017145850A1 (ja) * 2016-02-22 2017-08-31 日本電気株式会社 検査装置、検査方法、及び、検査プログラムが記録された記録媒体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4059988A (en) Preliminary screening of wooden poles
US5216921A (en) Method and apparatus for detecting defects and different-hardness portions of an object with protrusions
KR102225514B1 (ko) 일체형 긴장력 측정센서가 구비된 스마트 앵커헤드 및 이를 이용한 강연선 긴장력 측정 및 진단 방법
US7677111B2 (en) Portable test lever for testing a tractive capacity and/or an acceleration behavior of a cable-operated lift
GB2254426A (en) Vibrational method of and apparatus for detecting defects in an object
JPH06347450A (ja) 架空線劣化検査装置
US7202672B2 (en) Partial discharge sensor
KR102261782B1 (ko) 진동식점검장치 및 이를 이용한 구조물 점검방법
JP2003107030A (ja) ひび割れ検知システム
CA2201229A1 (en) Nondestructive inspection method of polymer insulator and apparatus for performing the same
US8192365B2 (en) Ultrasonic probe
CN107422035A (zh) 一种碳纤维复合芯导线芯棒无损检测装置及方法
KR101684428B1 (ko) 콘크리트 매립형 다방향성 손상 감지장치 및 이를 이용한 콘크리트 구조물의 손상 감지방법
US4577496A (en) Transducer and holder therefor for ultrasonic acoustic tachometer
JPH06347451A (ja) 架空配電線の劣化監視方法
CN106323744A (zh) 一种压电电缆性能检测试验平台
WO2022157877A1 (ja) 設備位置特定システム、カバー、及び設備位置特定方法
JPH03107316A (ja) ケーブル導体の劣化検査装置
KR101751934B1 (ko) 테스트용 해머
JPH08130811A (ja) 導体の断線検出方法
CN215641029U (zh) 一种锚索/杆锚固质量检测装置
Craighead et al. Monitoring wood decay in poles by the vibroacoustic response method
JP2002250721A (ja) 建築構造物検査装置
JP2001159572A (ja) ボルト締付力検査装置
JPH06133422A (ja) 架空線の活線劣化検査装置