JPH06347019A - 液化ガスボンベの残量検出方法 - Google Patents

液化ガスボンベの残量検出方法

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JPH06347019A
JPH06347019A JP5160200A JP16020093A JPH06347019A JP H06347019 A JPH06347019 A JP H06347019A JP 5160200 A JP5160200 A JP 5160200A JP 16020093 A JP16020093 A JP 16020093A JP H06347019 A JPH06347019 A JP H06347019A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
ultrasonic
gas bomb
liquefied gas
gas cylinder
Prior art date
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Pending
Application number
JP5160200A
Other languages
English (en)
Inventor
Junji Saida
順二 斉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iwatani International Corp
Original Assignee
Iwatani International Corp
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 液化ガスボンベ内の液面を、高い検出精度で
手軽に検出できる方法を提供する。 【構成】 液化ガスを貯蔵してなるガスボンベ(1)の底
部壁面に接触する状態で超音波発振器(3)とこの超音波
発振器(3)に対応する超音波受振器(4)を配置する。超
音波受振器(4)で受信した反射エコーレベルでガスボン
ベ(1)内の液面位置を検出し、ガスボンベ(1)内の残液
量が一定以下に低下した際に、警報を発する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液化石油ガス、液化窒
素、液化炭酸ガス等の液化ガスを貯蔵しているガスボン
ベでの残量検出方法に関する。
【0002】
【従来技術】一般に液化ガスは、液体の状態であるいは
気化ガスの状態でボンベから取り出して使用するが、そ
の使用中に突然ガス切れをおこすと、作業に支障を来す
ことになる。このため、従来、液残量を検出して、ガス
切れになる前に報知するようにしたものが数種提供され
ている。従来の液残量検出機構は、大別して三系統あ
り、1つは、ガスボンベの重量を測定してガス残量を測
定する方式であり、他の1つはフロートを用いて液面を
検出する方式であり、残りの1つは、気相と液相との温
度差を利用して液面位置を検出する方式である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、重量測定法
は大掛かりな装置を必要とするうえ、ボンベの風袋重量
に個体差があることから測定誤差が大きいという問題が
ある。また、フロートを用いた液面検出法では、ボンベ
内での液面振動があると正確に測定できないという問題
がある。さらに、温度差による液面検出法では、外部熱
の影響を受けやすくガス使用中でないと正確な液面を検
出できないという問題があった。本発明は、このような
点に着目して、手軽で、検出精度の高い検出方法を提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明は、液化ガスを貯蔵してなるガスボンベの
底部壁面に接触する状態で超音波発振器とこの超音波発
振器に対応する超音波受振器を配置し、超音波受振器で
受信した反射エコーレベルでガスボンベ内の液面位置を
検出し、ガスボンベ内の残液量が一定以下に低下した際
に、警報を発するように構成したことを特徴としてい
る。
【0005】
【作用】本発明では、液化ガスを貯蔵してなるガスボン
ベの底部壁面に接触する状態で超音波発振器とこの超音
波発振器に対応する超音波受振器を配置し、液相と気相
での音波の伝達速度の違いを利用して、超音波受振器で
受信した反射エコーレベルでガスボンベ内の液面位置を
検出するようにしているので、振動や外部熱等の外乱要
素に影響されることなく液面位置を正確に検出すること
ができる。また、ガスボンベ内の残液量が一定以下に低
下した際に、警報を発するように構成してあるので、ガ
ス切れが近いことをユーザーに知らせることができ、事
前に次のボンベを準備してガスの使用をスムーズに続行
させることができ、作業に支障を来すことがなくなる。
【0006】
【実施例】図面は本発明をボンベ内装型ガスコンロのガ
スボンベの残量検出に適用した場合の要部取り出し斜視
図である。図中符号(1)は液化石油ガスを貯蔵したガス
ボンベであり、このガスボンベ(1)はガスコンロのケー
シング内の一側部に横置きの姿勢で配置される。
【0007】ガスボンベ収容部に、装着したボンベ胴部
の下周面に密着する状態で超音波センサ(2)が配置して
ある。この超音波センサ(2)は発振器となる超音波振動
子(3)と受振器(4)とで構成されており、電源としての
電池(5)が装着してある。そして、超音波振動子(3)か
ら送波したパルス変調波の反射エコーを受振器(4)で受
信し、この反射エコーのレベルでボンベ内の液面位置を
検出する。
【0008】反射エコーのレベルは液量が減少するにと
もない低下することから、反射エコーのレベルが所定値
以下に低下することにより、ボンベ内の残液量が一定値
以下に減少したことを検知し、LEDやブザー等の警報
具(6)を作動させるように構成してある。
【0009】上述の実施例では、横置きボンベ内の液面
検出について説明したが、立て向きに位置させたガスボ
ンベ(1)の底壁部分に超音波センサ(2)を配置するよう
にしてもよく、また、ガスボンベ(1)の周面下部に超音
波センサ(2)を配置するようにしてもよい。また、ハン
ディータイプの持ち運びできるものにすれば、LPGボ
ンベの側面に当てるだけで、手軽に液相かガス相かを検
知でき、液面を検出することができる。
【0010】
【発明の効果】本発明では、液化ガスを貯蔵してなるガ
スボンベの底部壁面に接触する状態で超音波発振器とこ
の超音波発振器に対応する超音波受振器を配置し、液相
と気相での音波の伝達速度の違いを利用して、超音波受
振器で受信した反射エコーレベルでガスボンベ内の液面
位置を検出するようにしているので、振動や外部熱等の
外乱要素に影響されることなく液面位置を正確に検出す
ることができる。
【0011】また、ガスボンベ内の残液量が一定以下に
低下した際に、警報を発するように構成してあるので、
ガス切れが近いことをユーザーに知らせることができ、
事前に次のボンベを準備してガスの使用をスムーズに続
行させることができ、作業に支障をきたすことをすくす
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要部取り出し斜視図である。
【符号の説明】 1…ガスボンベ、3…超音波発振器、4…超音波受振
器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液化ガスを貯蔵してなるガスボンベ(1)
    の底部壁面に接触する状態で超音波発振器(3)とこの超
    音波発振器(3)に対応する超音波受振器(4)を配置し、
    超音波受振器(4)で受信した反射エコーレベルでガスボ
    ンベ(1)内の液面位置を検出し、ガスボンベ(1)内の残
    液量が一定以下に低下した際に、警報を発するように構
    成した液化ガスボンベの残量検出方法。
JP5160200A 1993-06-04 1993-06-04 液化ガスボンベの残量検出方法 Pending JPH06347019A (ja)

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