JPH0634668U - スキー技術訓練装置 - Google Patents

スキー技術訓練装置

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Publication number
JPH0634668U
JPH0634668U JP3279892U JP3279892U JPH0634668U JP H0634668 U JPH0634668 U JP H0634668U JP 3279892 U JP3279892 U JP 3279892U JP 3279892 U JP3279892 U JP 3279892U JP H0634668 U JPH0634668 U JP H0634668U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ski
rotary shaft
base body
training
training device
Prior art date
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Pending
Application number
JP3279892U
Other languages
English (en)
Inventor
泰久 浅野
Original Assignee
新日本電気産業株式会社
有限会社機電システム
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Publication date
Application filed by 新日本電気産業株式会社, 有限会社機電システム filed Critical 新日本電気産業株式会社
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Publication of JPH0634668U publication Critical patent/JPH0634668U/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 スキー操作又はスキー競技等の技術レベルを
向上するために使用するトレーニング装置に関するもの
であって、特にそのスキー操作のトレーニングをシーズ
ンオフや雨天であっても、時間的な制約を受けることな
く自発的に任意にトレーニングすることができる。 【構成】 室内の床面等に設置されそして移動路を有す
るベース体2と、前記ベース体2の前部に設けられたフ
ロント回転軸部と、前部が前記フロント回転軸部に回転
可能に取り付けられそしてトウビンディング及びヒール
ビンディングの固定されているスキー板部4と、前記ス
キー板部4の後部とばねを介して揺動自在に接続されそ
して前記移動路9上に走行可能に設けられるスキー板移
動部を備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はスキー操作又はスキー競技等の技術レベルを向上するために使用す るトレーニング装置に関するものであって、特にそのスキー操作のトレーニング をシーズンオフや雨天であっても、時間的な制約を受けることなく自発的に任意 にトレーニングすることのできるスキー技術訓練装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般スキー又は競技スキー等におけるスキー技術、特に回転技術又はウエーデ ルン操作の向上の為には次の事項のトレーニングをすることが例えば望ましい。 (1)足首を使った足の反発力を養う。(2)腰の位置を安定させる。(3)切 り返しのタイミングを養う。(4)スラローム等に必要な筋力を付ける。以上の ようなトレーニングの内容に対しては反復の訓練を欠くことができないが、これ らの訓練のための装置に類似のものとして、従来、(1)バランス・トレーニン グ装置、(2)回転トレーニング装置が提案されている。前者装置は固定された 台上で靴が左右に転倒可能になっているものである。一方、後者装置は台車上に 足を乗せ少し離れた個所の回転軸を中心として左右に反復移動動作をするもので ある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、前者装置は練習者の身体が鉛直面内で左右に転倒動作をするものであ るが、この様な動作では水平面内の運動が伴わないのでスラローム操作のシミュ レーション動作をすることはできない。後者装置は両足を一枚の板上又は台上に 乗せるものであるから左右転倒動作がない等で上記と同様にスラローム操作の望 ましいスキー技術向上の訓練が出来ないという各欠点を有していた。
【0004】 この考案の目的は上記問題点に鑑み、足首を使う足の反発力を鍛練し腰の位置 を安定にしそして切り返しのタイミング感覚を鋭敏にすると共にスラローム等に 必要な筋力を付けることができるスキー技術訓練装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案のスキー技術訓練装置はスキー競技等の技術のレベルを向上するため に使用するスキートレーニング装置において、室内の床面等に設置されそして移 動路を有するベース体と、前記ベース体の前部に設けられたフロント回転軸部と 前部が前記フロント回転軸部に回転可能に取り付けられそしてトウビンディング 及びヒールビンディングの固定されているスキー板部と、前記スキー板部の後部 とばねを介して揺動自在に接続されそして前記移動路上に走行可能に設けられる スキー板移動部を備えることに特徴を有するものである。
【0006】
【作用】
この考案のスキー技術訓練装置の使用者はまず例えばスキー靴を着用しこのス キー靴をスキー板上に固定する。即ち、前記スキー板上のトウビンディング及び ヒールビンディングを介してこのスキー板上に取り付ける。こうしてストック支 持部等にストックを置いて例えばスラローム操作をする。上記の場合において、 前記スキー板部の後方に設けられたスキー板移動部が作用してスラローム動作が なされる。つまりスキー板のスキー靴の取り付け部分または練習者の身体の前方 及び左右の傾斜又は転倒・復元動作は前記スキー板移動部の後部ばねによってな される。スキー板部後部の移動動作はスキー板移動部が移動路部上を走行して行 われる。前記スキー板部はフロント回転軸部のフロント浮動ばねと前記後部ばね とによって支持される。上記によって総合的なスキーの回転技術操作またはスラ ローム動作が可能となった。
【0007】
【実施例】
次に本考案のスキー技術訓練装置の一実施例をその図面を参照して以下詳細に 説明する。図1はこの考案に係るスキー技術訓練装置の一実施例を示す平面図、 図2は図1のA−A線断面図、図3は図1の下側から見た側面図、図4は図3の 要部の拡大図、図5はこの考案に係るスキー技術訓練装置の使用の状態の一場面 のを示す平面図、図6は同じく使用の状態の他の場面を示す平面図である。 この考案のスキー技術訓練装置1は図1〜図3に示すように、ベース体2、フ ロント回転軸部3、スキー板部4、スキー板移動部5等を備えている。前記ベー ス体2は例えばプレート状の部材で扇形等に形成される。ベース体2の前部には 例えばストック支持部6が張り出して設けられる。前記ストック支持部6は例え ばT字状の支持アーム7の両端に固定され、そしてこの支持アーム7はその上端 の支持アーム軸8を中心として回転自在となっている。後部には例えばレール状 の移動路9を設ける。前記ベース体2から上方に立ち上がる緩衝板10に張り渡 して前記移動路9が設けられる。
【0008】 前記フロント回転軸部3は前記ベース体2の前部先端に設けられる回転軸支持 部11に設けられる。前記回転軸支持部11内に垂直にフロント回転軸12を設 け、フロント回転軸12に圧縮コイルばねによるフロント浮動ばね13を介在さ せる。フロント浮動ばね13にフロント回転軸12が通された状態となる。 スキー板部4は垂直アーム14、水平アーム15、及びスキー板16から構成 され、前記垂直アーム14の先端17は前記フロント回転軸部3のフロント回転 軸12に回転自在に取り付けられる。前記水平アーム15はその中央部が前記垂 直アーム14の後端18と回転可能に接続される。前記スキー板16のスキー板 前部19は前記水平アーム15の水平アーム端部20とそれぞれ回転できるよう に接続される。前記スキー板16の上面にはスキー靴の締付具、即ちトウビンデ ィング21及びヒールビンディング22が堅固に取り付けられる。
【0009】 前記スキー板移動部5において後部ばね23が前記スキー板16のスキー板後 部24に設けられる。この後部ばね23には圧縮コイルばねが用いられ、図4に 示すように前記スキー板後部24の下側の押さえ板25との間に設けられる。こ の後部ばね23により前記スキー板16の左右及び前後の傾斜及びその復帰が可 能となる。そして移動体26が前記後部ばね23又は押さえ板25の下方に設け られる。前記スキー板16に押さえ板25は固定しない。前記移動体26のハウ ジング27内には上部車28、29及び下部車30、31が設けられる。前記移 動路9は前記上部車28、29と下部車30、31により上下から挟まれる。以 上により前記スキー板移動部5は前記移動路9上を左右に移動可能となる。
【0010】 この考案のスキー技術訓練装置の使用操作を次ぎに説明する。使用者はまず例 えばスキー靴を着用しこのスキー靴をスキー板16上に固定する。即ち、前記ス キー板16上のトウビンディング21及びヒールビンディング22を介してこの スキー板16上に取り付ける。一方、ストック支持部等にストックの先端を当接 して、そして例えば図5及び図6に示すようにして操作者が体を左右に動かして スラローム操作をする。上記の場合において、前記スキー板部4の後方に設けら れたスキー板移動部5が作用して動作がなされる。つまりスキー板16のスキー 靴の取り付け部分または練習者の身体の前後及び左右の傾斜動作は前記スキー板 移動部5の後部ばね23によってなされる。前記スキー靴の水平面内での捻りま たは回転動作は前記押さえ板25が前記スキー板と固定しないことによって可能 としている。スキー板後部24の移動動作はスキー板移動部5が移動路9上を走 行して行われる。前記スキー板部4の前部がフロント回転軸部3のフロント浮動 ばね13と前記後部ばね23とによって支持される。上記によってスキーの回転 技術操作またはスラローム動作が合成される。
【0011】
【考案の効果】
この考案のスキー技術訓練装置は、スキー競技等の技術のレベルを向上するた めに使用するスキートレーニング装置において、室内の床面等に設置されそして 移動路を有するベース体と、前記ベース体の前部に設けられたフロント回転軸部 と、前部が前記フロント回転軸部に回転可能に取り付けられそしてトウビンディ ング及びヒールビンディングの固定されているスキー板部と、前記スキー板部の 後部とばねを介して揺動自在に接続されそして前記移動路上に走行可能に設けら れるスキー板移動部を備えるものであるから、練習者はスキー操作技術、スラロ ーム技術及びウエーデルン技術等の向上に必要な以下の諸点を鍛練することがで きる。(1)足首を使った反発力を養う。(2)腰の位置を安定させる。(3) 切り返しのタイミングを養う。(4)スラローム等に必要な筋力を付ける。(5 )膝下の伸びを把握することができる。(6)スキー靴を揃えることでスキー板 を安定的に揃えるコツを掴むことができる。(7)コブにおける回転の訓練がで きる。そしてこの考案のスキー技術訓練装置はかなり大掛かりなものではないの で、スポーツクラブ、学校、スキーロッジ、ホテル及び民宿等に広いスペースを 要することなく設置することができて、夏期練習、短期集中練習等をより自由に 実施できる等の産業上顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のスキー技術訓練装置の一実施例を示
す平面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1の下側側面図である。
【図4】図3の要部の拡大図である。
【図5】この考案のスキー技術訓練装置の使用状態の一
場面を示す平面図である。
【図6】この考案のスキー技術訓練装置の使用状態の他
の場面を示す平面図である。
【符号の説明】
1 スキー技術訓練装置 2 ベース体 3 フロント回転軸部 4 スキー板部 5 スキー板移動部 6 ストック支持部 9 移動路 11 回転軸支持部 13 フロント浮動ばね 16 スキー板 23 後部ばね 26 移動体 28、29 上部車 30、31 下部車

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スキー競技等の技術のレベルを向上する
    ために使用するスキートレーニング装置において、室内
    の床面等に設置されそして移動路を有するベース体と、
    前記ベース体の前部に設けられたフロント回転軸部と、
    前部が前記フロント回転軸部に回転可能に取り付けられ
    そしてトウビンディング及びヒールビンディングの固定
    されているスキー板部と、前記スキー板部の後部とばね
    を介して揺動自在に接続されそして前記移動路上に走行
    可能に設けられるスキー板移動部を備えることを特徴と
    するスキー技術訓練装置。
JP3279892U 1992-04-18 1992-04-18 スキー技術訓練装置 Pending JPH0634668U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3279892U JPH0634668U (ja) 1992-04-18 1992-04-18 スキー技術訓練装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3279892U JPH0634668U (ja) 1992-04-18 1992-04-18 スキー技術訓練装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0634668U true JPH0634668U (ja) 1994-05-10

Family

ID=12368869

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3279892U Pending JPH0634668U (ja) 1992-04-18 1992-04-18 スキー技術訓練装置

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JP (1) JPH0634668U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004090836A1 (ja) * 1996-09-11 2004-10-21 Junichiro Koyama シミュレータの操作入力装置及びこれを用いたシミュレータ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004090836A1 (ja) * 1996-09-11 2004-10-21 Junichiro Koyama シミュレータの操作入力装置及びこれを用いたシミュレータ

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