JPH06346524A - 建築、構築物の殺鼠、殺虫方法 - Google Patents
建築、構築物の殺鼠、殺虫方法Info
- Publication number
- JPH06346524A JPH06346524A JP16036693A JP16036693A JPH06346524A JP H06346524 A JPH06346524 A JP H06346524A JP 16036693 A JP16036693 A JP 16036693A JP 16036693 A JP16036693 A JP 16036693A JP H06346524 A JPH06346524 A JP H06346524A
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- JP
- Japan
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- insecticide
- floor
- rodenticide
- wooden
- building
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は既存の建築、構築物がネズミ、白ア
リ、ゴキブリ、ダニによる被害が増大しているので、こ
れを確実に、しかも簡単かつ容易に殺鼠、殺虫できる方
法に関するものである。 【構成】 既存の木造建築物、木造構築物の基礎10の
床下換気口11から強制的に送給する風に殺鼠剤、殺虫
剤22等の駆除剤の1種を添加して床下の鼠、白アリ等
の害虫を全面的に殺鼠、殺虫ことを特徴とする建築、構
築物の殺鼠、殺虫方法。
リ、ゴキブリ、ダニによる被害が増大しているので、こ
れを確実に、しかも簡単かつ容易に殺鼠、殺虫できる方
法に関するものである。 【構成】 既存の木造建築物、木造構築物の基礎10の
床下換気口11から強制的に送給する風に殺鼠剤、殺虫
剤22等の駆除剤の1種を添加して床下の鼠、白アリ等
の害虫を全面的に殺鼠、殺虫ことを特徴とする建築、構
築物の殺鼠、殺虫方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は既存の木造建築物、木造
構築物のネズミ、白アリ、ゴキブリ、ダニによる被害が
増大しているので、これを確実に、しかも簡単かつ容易
に殺鼠、殺虫できる方法に関するものである。
構築物のネズミ、白アリ、ゴキブリ、ダニによる被害が
増大しているので、これを確実に、しかも簡単かつ容易
に殺鼠、殺虫できる方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ネズミの駆除にバッタ、ネズミダ
ンゴを小屋裏、床下に配置するか、金網で基礎に設けら
れた換気口を覆うかの方法を採っていた。また、白アリ
の駆除には建築前に建材の柱、床下に駆虫剤を含浸した
部材を用いることによって白アリによる被害を抑制して
いた。
ンゴを小屋裏、床下に配置するか、金網で基礎に設けら
れた換気口を覆うかの方法を採っていた。また、白アリ
の駆除には建築前に建材の柱、床下に駆虫剤を含浸した
部材を用いることによって白アリによる被害を抑制して
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ネズミ
は玄関、あるいは僅かの隙間、床下の換気口等から浸入
し、内、外壁間、天井をくい荒らすと共に、一旦、住宅
内に浸入するとそれを全部殺鼠することが不可能に近
く、その被害は甚大なものとなっていた。また、白アリ
による被害は、湿気があり、温暖な浴室から起こり、旺
盛な繁殖力によって住宅をボロボロにし、3〜4年で居
住できなくなるような状態となることが多い。また、部
分的に被害を受けた際でも被害部分を全部改造等する必
要があり、100〜1000万円位の被害を被る欠点が
あった。
は玄関、あるいは僅かの隙間、床下の換気口等から浸入
し、内、外壁間、天井をくい荒らすと共に、一旦、住宅
内に浸入するとそれを全部殺鼠することが不可能に近
く、その被害は甚大なものとなっていた。また、白アリ
による被害は、湿気があり、温暖な浴室から起こり、旺
盛な繁殖力によって住宅をボロボロにし、3〜4年で居
住できなくなるような状態となることが多い。また、部
分的に被害を受けた際でも被害部分を全部改造等する必
要があり、100〜1000万円位の被害を被る欠点が
あった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような欠点
を除去するため、既存の木造建築物、木造構築物の床下
空間内に強制的に殺鼠剤、殺虫剤、熱を添加、付加して
木造建築物、木造構築物からネズミ、白アリ、カビ、結
露を排除してこれら被害を皆無とする殺鼠、殺虫を図る
方法を提案するものである。
を除去するため、既存の木造建築物、木造構築物の床下
空間内に強制的に殺鼠剤、殺虫剤、熱を添加、付加して
木造建築物、木造構築物からネズミ、白アリ、カビ、結
露を排除してこれら被害を皆無とする殺鼠、殺虫を図る
方法を提案するものである。
【0005】
【実施例】以下に図面を用いて本発明に係る建築、構築
物の殺鼠、殺虫方法の一実施例について詳細に説明す
る。図1、図2は本発明の実施に供する既存の木造建築
物、木造構築物の斜視図と構成略図であり、1は屋根、
2は小屋裏、3は小屋裏換気口、4は外壁、5は内壁、
6は天井板、7は間仕切り板、8は床、9は床下空間、
10は基礎、11は床下換気口、12は換気装置、13
は部屋、14は殺鼠剤、殺虫剤供給部で床下換気口11
に外壁4の外部から装着したものである。
物の殺鼠、殺虫方法の一実施例について詳細に説明す
る。図1、図2は本発明の実施に供する既存の木造建築
物、木造構築物の斜視図と構成略図であり、1は屋根、
2は小屋裏、3は小屋裏換気口、4は外壁、5は内壁、
6は天井板、7は間仕切り板、8は床、9は床下空間、
10は基礎、11は床下換気口、12は換気装置、13
は部屋、14は殺鼠剤、殺虫剤供給部で床下換気口11
に外壁4の外部から装着したものである。
【0006】15は放出パイプ、16はダクト、17は
エア開閉器、18は中間換気扇、19はキャップであ
る。
エア開閉器、18は中間換気扇、19はキャップであ
る。
【0007】外壁4はセメントモルタル、金属サイディ
ング材、窯業系サイディング材、金属パネル、瓦、石綿
セメント板等の1種からなり、内壁5は石膏ボード、セ
メントモルタル、その他の内装材の1種から形成したも
のである。
ング材、窯業系サイディング材、金属パネル、瓦、石綿
セメント板等の1種からなり、内壁5は石膏ボード、セ
メントモルタル、その他の内装材の1種から形成したも
のである。
【0008】放出パイプ15は図3、図4に一部抽出し
て示すようにプラスチック、金属等のパイプの中空部の
中心の隔壁15aを設け、その両サイドにスリット15
b、15cを設けたものである。特に、放出パイプ15
は床下の地面20に全面的に、かつ平均に多数本を配列
し、一端をキャップ19で閉塞し、他端をダクト16に
連結したものである。勿論、樹脂製のパイプに一定ピッ
チで孔を開けたものを放出パイプ15の代わりに使用し
ても良い。
て示すようにプラスチック、金属等のパイプの中空部の
中心の隔壁15aを設け、その両サイドにスリット15
b、15cを設けたものである。特に、放出パイプ15
は床下の地面20に全面的に、かつ平均に多数本を配列
し、一端をキャップ19で閉塞し、他端をダクト16に
連結したものである。勿論、樹脂製のパイプに一定ピッ
チで孔を開けたものを放出パイプ15の代わりに使用し
ても良い。
【0009】殺鼠材、殺虫剤供給部14は床下換気口1
1の外側に気密性を有し、かつ着脱容易に装着したもの
であり、例えば図5(a)、(b)に示すように構成す
る。すなわち、図5(a)はタンク21に充填した粉末
の殺鼠剤、殺虫剤22をリングブロア23等で中間換気
扇18に送給し、ダクト16を利用して木造建築物、木
造構築物の床下空間9に殺鼠剤、殺虫剤22等を送給す
るものである。
1の外側に気密性を有し、かつ着脱容易に装着したもの
であり、例えば図5(a)、(b)に示すように構成す
る。すなわち、図5(a)はタンク21に充填した粉末
の殺鼠剤、殺虫剤22をリングブロア23等で中間換気
扇18に送給し、ダクト16を利用して木造建築物、木
造構築物の床下空間9に殺鼠剤、殺虫剤22等を送給す
るものである。
【0010】なお、24は装着台でアングル等からな
り、タンク21を装着するものである。また、リングブ
ロア23と中間換気扇18間には換気装置12の一部を
貫通して両導出管16a、16bを連結具25で一体に
形成したものである。さらに、(b)図は煙状の殺虫剤
等22aを収納する容器22bであり、床下換気口11
に気密性を有して装着するものである。
り、タンク21を装着するものである。また、リングブ
ロア23と中間換気扇18間には換気装置12の一部を
貫通して両導出管16a、16bを連結具25で一体に
形成したものである。さらに、(b)図は煙状の殺虫剤
等22aを収納する容器22bであり、床下換気口11
に気密性を有して装着するものである。
【0011】そこで、本発明に係る殺鼠、殺虫法につい
て説明すると、いま放出パイプ15は直径d1 ≒40m
mφ、スリット15b、15cはt1 =1mm、t2 =
2mm、ダクト16はD1 =100mm、である。殺虫
剤等22aとしては発煙性のもの、例えば商品名「バル
サン」を図5(b)に示すように容器22bに配設し、
リングブロア23によりエアが矢印方向に送給され、殺
虫剤等22aが床下空間9内に均一に散布されるもので
ある。また、11aは床下換気口11の蓋であり、作動
時には蓋11aを全て閉じておくものである。
て説明すると、いま放出パイプ15は直径d1 ≒40m
mφ、スリット15b、15cはt1 =1mm、t2 =
2mm、ダクト16はD1 =100mm、である。殺虫
剤等22aとしては発煙性のもの、例えば商品名「バル
サン」を図5(b)に示すように容器22bに配設し、
リングブロア23によりエアが矢印方向に送給され、殺
虫剤等22aが床下空間9内に均一に散布されるもので
ある。また、11aは床下換気口11の蓋であり、作動
時には蓋11aを全て閉じておくものである。
【0012】
【発明の効果】上述したように本発明に係る建築、構築
物の殺鼠、殺虫方法によれば、既存の木造建築物、木
造構築物の床下換気口を介して、殺鼠剤、殺虫剤供給部
に連結した放出パイプを床下空間に挿入連結すると共
に、中間換気扇を駆動させることによって木造建築物、
木造構築物の床下空間内に殺虫剤等をくまなく供給で
き、床下空間の害虫例えば鼠、白アリ、ゴキブリ、ダ
ニ、ハエ、カビを一挙に駆除できる。害虫を駆除でき
るので、木造建築物、木造構築物の耐久性を大幅に向上
することができる。殺虫剤の代わりに温風を送給し、
床下空間の内部結露、カビ、ナミダダケの発生を阻止で
きる利点がある。殺鼠剤、殺虫剤供給部は移動が可能
であるために1台の装置で複数の既存、あるいは新築の
木造建築物、木造構築物の害虫駆除ができる。等の特
徴、効果がある。
物の殺鼠、殺虫方法によれば、既存の木造建築物、木
造構築物の床下換気口を介して、殺鼠剤、殺虫剤供給部
に連結した放出パイプを床下空間に挿入連結すると共
に、中間換気扇を駆動させることによって木造建築物、
木造構築物の床下空間内に殺虫剤等をくまなく供給で
き、床下空間の害虫例えば鼠、白アリ、ゴキブリ、ダ
ニ、ハエ、カビを一挙に駆除できる。害虫を駆除でき
るので、木造建築物、木造構築物の耐久性を大幅に向上
することができる。殺虫剤の代わりに温風を送給し、
床下空間の内部結露、カビ、ナミダダケの発生を阻止で
きる利点がある。殺鼠剤、殺虫剤供給部は移動が可能
であるために1台の装置で複数の既存、あるいは新築の
木造建築物、木造構築物の害虫駆除ができる。等の特
徴、効果がある。
【図1】本発明に係る建築、構築物の殺鼠、殺虫方法の
を実施する木造建築物、木造構築物を示す斜視図であ
る。
を実施する木造建築物、木造構築物を示す斜視図であ
る。
【図2】本発明に係る建築、構築物の殺鼠、殺虫方法の
原理を説明するための概略図である。
原理を説明するための概略図である。
【図3】放出パイプの一例を示す斜視図である。
【図4】放出パイプの一例を示す斜視図である。
【図5】殺鼠剤、殺虫剤供給部の装着状態を示す説明図
である。
である。
1 屋根 2 小屋裏 3 小屋裏換気口 4 外壁 5 内壁 6 天井板 7 間仕切り板 8 床 9 床下空間 10 基礎 11 床下換気口 11a 蓋 12 換気装置 13 部屋 14 殺鼠剤、殺虫剤供給部 15 放出パイプ 15a 隔壁 15b スリット 15c スリット 16 ダクト 16a 導出管 16b 導出管 17 エア開閉器 18 中間換気扇 19 キャップ 20 地面 21 タンク 22 殺鼠材、殺虫剤 22a 殺虫剤等 22b 容器 23 リングブロア 24 装着台 25 連結具
Claims (1)
- 【請求項1】 既存の木造建築物、木造構築物の基礎の
換気口、もしくは床下から強制的に送給する風に殺鼠
剤、殺虫剤等の駆除剤の1種を添加して床下の鼠、白ア
リ等の害虫を全面的に殺鼠、殺虫することを特徴とする
建築、構築物の殺鼠、殺虫方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16036693A JPH06346524A (ja) | 1993-06-04 | 1993-06-04 | 建築、構築物の殺鼠、殺虫方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16036693A JPH06346524A (ja) | 1993-06-04 | 1993-06-04 | 建築、構築物の殺鼠、殺虫方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06346524A true JPH06346524A (ja) | 1994-12-20 |
Family
ID=15713427
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16036693A Pending JPH06346524A (ja) | 1993-06-04 | 1993-06-04 | 建築、構築物の殺鼠、殺虫方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06346524A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008180075A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-08-07 | Japan Enviro Chemicals Ltd | 防蟻構造および防蟻方法 |
-
1993
- 1993-06-04 JP JP16036693A patent/JPH06346524A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008180075A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-08-07 | Japan Enviro Chemicals Ltd | 防蟻構造および防蟻方法 |
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