JPH0634581U - 線香立て - Google Patents

線香立て

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JPH0634581U
JPH0634581U JP7784992U JP7784992U JPH0634581U JP H0634581 U JPH0634581 U JP H0634581U JP 7784992 U JP7784992 U JP 7784992U JP 7784992 U JP7784992 U JP 7784992U JP H0634581 U JPH0634581 U JP H0634581U
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JP
Japan
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holder
incense
container
reed switch
mounting portion
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JP7784992U
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映美 西尾
善彰 中村
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Sunstar Inc
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Sunstar Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】単なる芳香具にしかすぎなかった線香立てを味
わい深いものにするとともに、火災発生の危険を無くす
ことに加えて、屋内の使用時においても使用環境を汚す
ことのない線香立てを提供せんとするものである。 【構成】所定のメロデイーや音楽等を記憶させた電子回
路ユニット2と、スピーカーまたは圧電素子3と、リー
ドスイッチ5と、電池4とを用いた音響発生手段が内蔵
された容器1と、線香を立起状態で保持しうる磁石付き
ホルダー21とよりなり、前記容器適所にホルダー載置
部20を設け、該載置部に前記ホルダーを載置すること
を特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は線香立てに関し、特に使用時においてメロディーを発するとともに、 線香の転倒などによる火災発生の危険性のない線香立てに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来客室など室内に芳香を得るために線香をたてる場合、一般的に仏具として の線香立てなどが用いられていた。図6には従来技術における線香立ての断面該 略図を示す。本体容器17に該容器を起立させるための脚18が設けられ、容器 内部に線香保持手段19として灰や砂などが充填され、前記保持手段に線香9を 突き立てることにより線香を立起状態で保持するものである。また前記線香立て の他には図面において説明するまでもなく、皿状の容器内で線香を燃焼させるよ うな、より単純なデザインの線香立てがあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながらこのような従来の線香立てにおいては、以下に示す問題点が有っ た。上述の如き従来の線香立ては、単に点火された線香を燃焼させるためだけの 機能しかなく、芳香以外に何ら発することもなく、無味乾燥にして単なる芳香具 にしかすぎなかった。また線香を立起させる場合には図6の如く保持手段19に 突き立てるため、線香の埋設深さが浅い場合などには燃焼中に転倒し、点火部が 容器17外に落下して火災を招くという危険性が有ったり、使用者が線香の転倒 を防止するためにより深く突き立てようとせんとする結果、線香に必要以上の力 が加わって切損してしまうということも有った。さらに線香の保持手段19とし て灰や砂が用いられているため、風が吹いたりした場合に前記灰や砂が飛散し、 周囲を汚してしまうという問題点があった。
【0005】 即ち従来技術における線香立ては、芳香が漂うだけで無味乾燥となったり、火 災発生の危険性や使用環境を汚してしまうという欠点を有していた。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上述の問題点に鑑みてなされたものであり、単なる芳香具にしかすぎ なかった線香立てを味わい深いものにするとともに、火災発生の危険を無くすこ とに加えて、風が吹いた場合においても使用環境を汚すことのない線香立てを提 供するものである。上記課題を解決した本考案の線香立ての特徴とするところは 、所定のメロデイーや音楽等を記憶させた電子回路ユニットと、スピーカーまた は圧電素子と、リードスイッチと、電池とを用いた音響発生手段が内蔵された容 器と、線香を立起状態で保持しうる磁石付きホルダーとよりなり、前記容器適所 にホルダー載置部を設けるとともに該載置部に前記ホルダーを載置するところに あり、前記容器に非磁性材料を用いたり、前記ホルダー載置部にリードスイッチ の動作に影響を与えない程度の磁性体部を設けたり、さらには前記容器を磁性材 料の蓋体と非磁性材料の本体とより構成し、前記蓋体内側適所に突起を設け、該 突起に近接または接触させて前記リードスイッチを配置することも有効である。
【0007】
【作用】
本考案の線香立ては、容器に設けた線香ホルダー載置部に磁石付き線香ホルダ ーを載置することにより、容器に内蔵されたリードスイッチに線香ホルダーの磁 石からの磁力を与え、メロディーや音楽を発するものである。また線香を線香ホ ルダーに保持させ、さらにはホルダー載置部に設けられた磁性体によって、ホル ダーが磁気吸着されることにより、線香やホルダーの転倒と、風が吹いた時の飛 散物の発生を無くすものである。加えて磁性体の蓋体内部に突起を設けると、蓋 体上部に載置したホルダーからの磁力線が前記突起部まで導かれ、リードスイッ チがオンされる。
【0008】
【実施例】
次に本考案の実施例について説明する。本考案は例えば来訪者を迎え入れたり する際に室内の雰囲気を味わい深いものにするため、線香をたてる際にメロディ ーや音楽を奏でるとともに線香の転倒を防止するものであり、音響発生手段を収 容する容器と線香を保持するホルダーとにより構成され、ホルダーを容器上に載 置することによってホルダーに設けた磁石の磁力によって、容器内に設けた音響 発生手段のうちのリードスイッチを作動させるものである。
【0009】 音響発生手段のうち、電子回路ユニットには一般的なメロディーIC等が用い られ、電池としては必要とされる連続使用時間や本体の大きさ等の違いにより、 一般的な乾電池やボタン水銀電池等、適宜選択される。またホルダーの載置後に ホルダーを取り去るまでもなく、一定時間後にメロディーが自動的に停止するよ うに必要に応じてタイマーを設けたり1曲終了後に停止させたりすることも可能 である。音響としては来訪者に相応しい音楽や、芳香を漂わせる部屋の雰囲気に 相応しいメロディーなど使用者の好みに応じて設定すればよい。
【0010】 容器に用いられる非磁性材料としては、ステンレス、アルミニウム、銅などの 金属材料やセラミックスなどの不燃性の材料、難燃化を施したプラスチック等が 、一方磁性材料としてはニッケル、鉄などが使用可能であり、美感を起こさせた り錆防止のため必要に応じて着色やメッキその他装飾を施すことも可能である。
【0011】 以下、実施例に基づき更に詳細を説明するが、本考案はこれら実施例によって 何ら制限を受けるものではない。
【0012】 〔実施例1〕 図1に本考案の第1の実施例における線香立ての概略断面図を示す。非磁性材 料のステンレスからなり、底部に電池交換用の蓋部を設けた容器1の内部にメロ ディーICを用いた電子回路ユニット2、電池としてボタン水銀電池4、圧電素 子3を配置し、容器1の上部を陥没させてホルダー載置部20とし、容器内部の 同載置部直下にリードスイッチ5を設けた。非磁性材料であるステンレスからな り、線香9が立起状態で挿入可能なホルダー基体7に磁石8を取り付けたホルダ ー21を、ホルダー載置部20上のリードスイッチ5部分に置くことによって、 リードスイッチ5がオン状態となり、メロディーや音楽を奏でるものである。リ ードスイッチ5がオンになった後に、ホルダー21を取り除くまでもなく一定時 間後にメロディーや音楽を停止させるため、本実施例ではタイマー6を設けた。 本実施例の場合、ホルダー載置部20上のリードスイッチ部分以外にホルダーが 載置された場合においては、リードスイッチ5がオンとならないために音声を発 生させることができないが、ホルダー載置部20の面上に適当な装飾や着色を施 したり、ホルダー載置部としてリードスイッチ部分のみを陥没させたりして、リ ードスイッチ部分を容易に認識できるようにしておけばよい。
【0013】 図2にはホルダー21の別の例を示す。線香9が斜めに立起した状態にて挿入 可能としたホルダー基体7に前記同様磁石8が取り付けられており、このような ホルダーを用いることによって、音響のみならず視覚を通して美感を起こさせる ことができるため、より味わい深い線香立てとなる。
【0014】 図3にはホルダー載置部20のリードスイッチ部分に、磁性部材16としての 鉄片を取り付けた場合の断面図を示す。これによりホルダー21が前記磁性部材 16と磁気吸着されるため、より確実にホルダー21の転倒を防止することがで きる。
【0015】 一方線香の太さとしては、一般的に仏壇にそなえる細いものや室内に芳香を漂 わせるための所謂お香として知られる比較的太いものまで様々なものが有るが、 図4には種々の太さの線香が保持可能としたホルダーの実施例を示している。本 図において非磁性材料からなるホルダー容器10内に、線香保持用の凹部22を 設けた鉄等からなる磁性材料のブロック11を設け、前記凹部22と対向して線 香9を抱持しうる凹部23を設けた磁石12を、前記ブロック11に磁気吸着さ せることにより線香9を立起状態で保持するものである。本図(イ)、(ロ)は 太さの異なる線香を用いた場合の平面図であり、(ハ)は断面方向の概略構造を 示している。
【0016】 上述のホルダーは保持しうる線香の本数が1本のものであったが、複数本を保 持可能とすることもできる。
【0017】 〔実施例2〕 図5には本考案の別の実施例における線香立ての断面構造を示す。本実施例で は電子回路ユニット2、圧電素子3、電池としてボタン水銀電池4、リードスイ ッチ5、タイマー6を設置したプラスチックからなる本体15上に、磁性材料で ある鉄製の蓋体13を取り付けたものであり、前記蓋体内部の適所には蓋体13 と一体に形成した突起14を設け、この突起に近接してリードスイッチ5を設置 したものである。これにより、ホルダー載置部20上に置いたホルダー21の磁 石による磁力線が前記突起14まで導かれ、リードスイッチ5をオンさせること ができるものである。前記突起14はここでは前記蓋体13と一体に形成したも のであるが、別途磁性材料を取り付けてもかまわない。このような構成としたこ とによって、リードスイッチ5の位置を格別に標記、認識させる必要がなく、ホ ルダー21をホルダー載置部20上のいずれの場所においても、リードスイッチ 5をオンさせることができるため、より単純なデザインが可能となり、極めて美 感が高く神秘性をも併せ持った線香立てを得ることができる。また、これに加え て磁気吸着によりホルダー21の転倒をも防止することができる。
【0018】 また図2、図4に示したホルダーも本実施例に適用可能であることは言うまで もない。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、線香をたてる際にメロディーや音楽が奏 でられるため、より味わい深いものになる。また容器上にホルダーを置くだけで メロディーや音楽が奏でられるので、容器外部にスイッチを設けなくても良く、 より単純なデザインが可能で美感性と神秘性とを併せ持ったものとなるため、使 用者においては室内に漂う芳香とともに、視覚と聴覚をも併せた味わい深い雰囲 気を楽しむことができる。またホルダーに線香を立起状態で保持させ、さらには 容器内側の磁性体部とホルダーとを磁気吸着させることもできるので、点火中に 線香やホルダーが転倒することがなく、火災の心配の無い安全性の高い線香立て となる。さらに風が吹いた場合にも従来のように灰や砂が飛散することがなく、 使用環境を汚すことがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例における断面構造を表す
説明図
【図2】線香を斜めに立起させた状態で保持するホルダ
ーの一例を表す説明図
【図3】本考案の第1の実施例において転倒防止用に磁
性体部を設けた場合の一例を表す説明図
【図4】本考案において太さの異なる線香を保持しうる
ホルダーの一例を表し、(イ)は細い線香を用いた場
合、(ロ)はより太い線香を用いた場合、(ハ)は断面
構造の概略をそれぞれ表す説明図
【図5】本考案の第2の実施例における断面構造を表す
説明図
【図6】従来の線香立ての断面構造を表す説明図
【符号の説明】
1 容器 2 電子回路ユニット 3 スピーカーまたは圧電素子 4 電池 5 リードスイッチ 6 タイマー 7 ホルダー基体 8、12 磁石 9 線香 10 ホルダー容器 11 ブロック 13 蓋体 14 突起 15 本体 16 磁性体部 17 本体容器 18 脚 19 線香保持手段 20 ホルダー載置部 21 ホルダー 22、23 凹部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定のメロデイーや音楽等を記憶させた電
    子回路ユニットと、スピーカーまたは圧電素子と、リー
    ドスイッチと、電池とを用いた音響発生手段が内蔵され
    た容器と、 線香を立起状態で保持しうる磁石付きホルダーと、 よりなり、前記容器適所にホルダー載置部を設けるとと
    もに該載置部に前記ホルダーを載置することを特徴とす
    る線香立て。
  2. 【請求項2】前記容器が非磁性材料からなることを特徴
    とする請求項1記載の線香立て。
  3. 【請求項3】前記ホルダー載置部に、前記リードスイッ
    チの動作に影響を与えない程度の磁性部材を設けたこと
    を特徴とする請求項1または2記載の線香立て。
  4. 【請求項4】前記容器が磁性材料の蓋体と、非磁性材料
    の本体とよりなり、前記蓋体内側適所に突起を設け、該
    突起に近接または接触させて前記リードスイッチを配置
    したことを特徴とする請求項1記載の線香立て。
JP7784992U 1992-10-13 1992-10-13 線香立て Withdrawn JPH0634581U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002035061A (ja) * 2000-07-27 2002-02-05 Sosenji 収骨容器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002035061A (ja) * 2000-07-27 2002-02-05 Sosenji 収骨容器
JP4691235B2 (ja) * 2000-07-27 2011-06-01 宗教法人總泉寺 収骨容器

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Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19970306